仮面ライダー555


11〜20話 21〜30話 31〜40話 41〜50話

原作:石ノ森章太郎

主題歌:ISSA ♪「JustiΦ’s(ジャスティファイズ)」

第1回
「旅の始まり・前編」
脚本:井上敏樹
演出:田崎竜太

仮面ライダークウガで特撮ヒーローものにハマり、それ以降「アギト」「龍騎」と毎回レビューを書こうと思っては挫折。
今回は初回をきっちりおさえる事が出来たので、とりあえず書いてみようと思う。
・・・が、なんせこのシリーズ長い!(苦笑)
だいたい50話程度予定されている。
それを続けられるかは疑問。(^^;

初回の感触としては、難解そうな感じがした。
難解であると言えば「クウガ」はかなり難解だった。
だから子供より大人がハマったのだろうけど、私は嫌いじゃない。
勇治(泉政行)という男が交通事故で二年間も眠り続けている。
両親は事故の車に同乗していて死亡、その後二年間眠っている間、最初は見舞いに来ていた彼女も次第に来なくなり、一人ぼっちでご臨終・・・と思いきや、死んだと思われた勇治が看護婦の手を掴み生き返る。
退院した勇治を待っていたのは孤独。
家は処分され、彼女も従兄の一彰と・・・。
そして聞こえてくる叔父と一彰の会話。
「おとなしく死んでくれたらよかったのに・・・。」
一度死んで再生した勇治には、奇妙な力があるようだ。

そして肝心のライダーになるのは乾巧(半田健人)。
真理(芳賀優里亜)が持っていた謎のベルトを装着させられ、仮面ライダーに変身しちゃってたけど、今回の変身ってば実に手間がかかる。(^^;
まず変身ベルトを腰に装着し、携帯電話のようなツールを取り出し「555」と入力、「ENTER」で送信。
その電話のようなツールをベルトに縦方向に差込み、そのまま90度横へ倒してがっちりとベルトに合体させ、ようやく「へんし〜ん!」となるわけだ。(笑)
これを敵と戦う前にやれってーのか?
その前に確実に倒されてしまうであろう。(予言)
最初に真理がベルトを装着し「変身!」とやってたから、「お!今回は女ライダーか!」とちょっと意気込んだんだけど、実は変身できなかったというオチ。
そして一部では「今回のライダーはキムタク似」などと騒がれている主役の半田君がきっちり変身して見せてくれた。

まだ初回だからな〜、面白いとも何とも言えないが、今回は頑張って書いてみようかな。
それにしても冷汁を食べる真理ちゃんの左手が気になった。
茶碗を持つ左手はしっかりと下から支えるように持つべし!(爆)
・・・と、最近登場人物の箸使いや包丁さばきなどが物凄く気になる管理人。
すでに姑の域に達しているかも・・・。(^^;ゞ

第2回
「旅の始まり・後編」
脚本:井上敏樹
演出:田崎竜太

w(゚o゚)w オオー!
ISSAの主題歌、良いではないか!
初回では確か主題歌は流れなかったよね?
あれ〜?と思ってたんだけど、やっと聴けたわね♪
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、これなら立派に影山ヒロノブの後を継げるでしょう。(違うってば!)

真理(芳賀優里亜)と巧(半田健人)のバッグは、一体何回入れ違ったんでしょう?
いい加減におし!って感じでしたわね。(笑)
あれだけお互いに間違ってしまうなら、巧のバッグの持ち手にでも彼の赤いパンツをくくりつけておけばいいのに・・・。(目印)
せっかく巧のバッグが発見されたと警察から連絡があっても、すぐに取り違えてしまうし、ちょっとした隙にベルトの入った真理のバッグを盗まれるし、そのベルトをあっさり質屋で発見するし・・・。
ちょっとここらへんは大雑把ですね〜。
ってゆーか、あまりに何度もバッグを間違うのは「しつこい!」って感じ。

それに比べると勇治(泉政行)の方は、ノッケからせつないです。
自分がどうなってしまったのかわからない勇治は、ビルの屋上から投身自殺。
しかし目が覚めてみると、怪我もせずに生きている自分の姿。
立派な部屋のベッドで横たわる勇治の傍らには、未来人みたいな姉ちゃん。
姉ちゃんは勇治がオルフェノクとして覚醒した事、オルフェノクは簡単に死ねない事を告げ、勇治がオルフェノクの力に対応できるようになるまでヘルプすると言う。
そんな勇治を呼び出した千恵(勝村美香)は、一彰(阿部進之介)を失い勇治に「これからはずっと側にいてね」と甘える。
ふふふ・・・色仕掛けですなぁ、ろくな女じゃございません。
案の定、自分が警察に尾行されている事を知ると、「あの男が犯人です。」と勇治を犯人に仕立て上げようとするんですもの・・・性悪女としか言い様がありません。
結局、千恵は勇治が変身したホースオルフェノク(「馬の人」はこういう名前らしいです)に殺されてしまうのよ。
うーーーん、自分が愛した女の命を自分で奪うなんて、オルフェノクとは何ぞや?

「馬の人」が「ホースオルフェノク」ならば、「象の人」な「エレファントオルフェノク」が真理を襲い、またもや巧が変身するんだけど、やっぱ変身にかかる時間長いーーー!(爆)
しかも今回はエレファントオルフェノクを倒すために、凄いキックをしようとするんだけど、そのためには足に何かのパーツを装着しなきゃならん!
その上、装着しただけじゃダメでベルトにはめられた携帯で「Enter」を押さなくちゃいけないなんて・・・これは咄嗟の攻撃には向かないんじゃないの?(^。^;)
まぁ、「仮面ライダー龍騎」でも「ファイナルベント」とかやってる時間あったわけだし、これもアリなんすかね〜。(^^;ゞ

第3回
「おれの名前・前編」
脚本:井上敏樹
演出:長石多可男

新しい登場人物が登場したね。
オルフェノク組には結花(加藤美佳)。
家族にも友人にも虐げられて、生きている事に失望し、自殺を遂げた結花。
そしてオルフェノクとして覚醒するみたい。
なかなか落ち着いた顔立ちで、どことなく寂しげな雰囲気が引きつけられます。
そして、その結花とはメル友だったらしい啓太郎(溝呂木賢)。
こちらは熊本で巧(半田健人)の無理な割り込みによって事故を起こし、真理(芳賀優里亜)に助けられるという出会い方なんだけど、オックスオルフェノクに襲われた真理と、それを助けるためにライダーに変身する巧を見てしまうのよね。
あはは・・・突然変身する人を見てしまったら、驚くよね〜。(笑)
しかし、この啓太郎って男、クリーニング屋のお客に頼まれたからって、3枚5100円のステーキ肉を買って、しかもその代金を自分で払ってしまうお人よし・・・いやいやおバカさんゆえ、今後もおとぼけキャラとして活躍する事になるのでしょう。
水戸黄門で言えば「うっかり八兵衛」的存在か?

それにしても巧の赤いパンツは相当重要なアイテムらしく、毎回使われてますな。(笑)
いつの間にか「真理!」「巧!」と呼び合う仲になってるのも、ドラマじゃの〜ぉって感じですが・・・。(^。^;)

何度見ても変身に要する時間が長いし、いちいちパーツを装着しては「Enter」を押さなきゃならんわで面倒くさい。
これまた時代劇のお約束みたいな感じで、巧が変身する間にいくらでもやっつけられそうなのに、オルフェノクは襲ってこないんですわ。(^^;ゞ

今回気になったのは、スマートブレインの社長から勇治(泉政行)に託されたメッセージ。
「王の眠りは深い」・・・この意味はなんだろう?
そして知か35メートルで発見された学校らしき建物。壁には1995年のカレンダー。
これは学校が何かの原因で地下に潜ってしまったって事なんだろうか?
では、そこにいた人たちはどこへ?
ってゆーか、これって「漂流教室」?(爆)

第4回
「おれの名前・後編」
脚本:井上敏樹
演出:長石多可男

啓太郎(溝呂木賢)って人の性格がよくわかりませんね〜。
人助けをする事を生き甲斐にしているわりには、言葉にトゲがあったりするし・・・。
巧(半田健人)の前で「汚いものが近くにあるとくしゃみが出るんだ」って、どうなんでしょう?
そんな嫌味も言いつつ、しっかり巧と真理(芳賀優里亜)が寝ている間に、ベルトを盗んでフェリーで東京に戻ろうとしてるし。
どんな性格なんだか、人間性がさっぱりわかりません。
ベルトを狙ってきたオルフェノクに遭遇し、初めての変身を試みる啓太郎。
ところが啓太郎は選ばれし者ではなかった。
あろうことか、ベルトをオルフェノクに奪われるんだけど、奪ったオルフェノクが簡単に変身してみせるのよ。
今までにこんな展開あったかしら?
そこへ巧と真理が駆けつけベルトを取り戻そうとするんだけど、ファイズになったオルフェノクにただの人間が立ち向かえるはずもなく・・・と思ったら、スマートブレインのマークがついた真理のバイクが一人でに変身を始めちゃうじゃないのさ!(笑)
何?バイクに意思とかあるわけ?
しかもこのバイクメカ、結構強いし・・・。( ;^^)ヘ..
これならファイズに変身して戦わなくても、バイクに戦わせればいいんじゃないの?(苦笑)
バイク君が見事にベルトを取り戻してくれて、三人はフェリーで東京へ。
これでやっと舞台が一箇所になるわけね。

うーん、やっぱこのドラマは勇治(泉政行)と結花(加藤美佳)のオルフェノク側に感情移入しちゃいます。
死にたいほどの苦しみを背負っているのに、勝手に死ぬ事も出来ずオルフェノクとして生きていかなくてはならない二人。
家族からも「出て行け」と言われ、ついにバスケ部の仲間も襲ってしまった美佳。
そんな彼女の前に「君の仲間だ」と言って現れた勇治。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、こっちの方がせつなげで素敵♪

第5回
「3人と3人・前編」
脚本:井上敏樹
演出:石田秀範

うーん、やっぱりオルフェノク側のストーリーが引きつけられる。
背景にせつないものを背負ってるのが、何とも日本人の心を揺さぶりますなぁ。
勇治(泉政行)と結花(加藤美佳)は、スマートブレイン社でスマートレディ(栗原瞳)からオルフェノクの先輩・戸田(影丸茂樹)を紹介される。
戸田って今後重要な人物(オルフェノク)かと思ってたら、あっさり死んじゃったのね。(^_^; アハハ…
結局、オルフェノクとは何ぞやという事を知らせるための存在だったのかも。
死を経験してオルフェノクになったのを「オリジナル」と呼ぶとか、オルフェノクは人間をオルフェノクにして仲間を増やす事が出来るとか、人間VSオルフェノクの戦いだとか・・・。
オルフェノクを増やす事は出来ても、全部が全部オルフェノクとして覚醒できるわけじゃないのね。
あの砂みたいにさらさら〜っと消えていく人たちは、オルフェノクとして適応できなかったって事らしいですわ。
なるほど〜、オルフェノクと言えども「選ばれし者」って事なのね。

スマートブレイン社と言えば、真理(芳賀優里亜)の父親がこの会社の社長なんだってさ!
しかも本当の父親じゃないらしいし・・・。
本当の父親は亡くなったとか言ってなかった?ってことは、スマートブレイン社の社長に殺されたんじゃないかしら?
きっとスマートブレイン社の社長はオルフェノクよね。(深読み?)
で、本当の父親を殺して、真理を引き取ったとか・・・。

そして、そのスマートブレイン社の中ですれ違う啓太郎(溝呂木賢)と結花。
そうだよね、二人は単なるメル友でお互いの顔も知らないわけだから、すれ違っても気付くわけはないんだよなぁ。
この二人もお互い自分の本当の姿を隠しつつ、でも相手を信頼してる微妙な関係。
啓太郎は結花がオルフェノクだといずれ知る時が来るんだよね。
「すべての人を幸せにしたい」啓太郎だから、オルフェノクにも幸せを・・・とか考え始めるんだろうか?(^。^;)

今回、何よりビックリしたのはベルトが手元にないと変身出来ないという、前代未聞の仮面ライダーの定義よ!(爆)
今までのライダーって、体内に変身ベルトが内蔵(?)されてて、必要になると勝手に出てきたり光ったりしてたんだけど、今回はベルトが普通に脱着式だもんね。(笑)
うっかり忘れて出かけた時にオルフェノクと遭遇したら変身すら出来ないなんて・・・。
結構、笑えてしまった・・・。

巧(半田健人)は「自分に自信がない。人に裏切られるんじゃなくて、自分が人を裏切るのが怖い。」と真理に打ち明けてたけど、彼がそこまで思うのには何かトラウマでもあるのでしょうか?
それにしても、個人的には「ファイズ」より「オルフェノク」重視なもんで、ついついこの主役の巧君を疎かにしてしまうのが困りモノです。(^^;ゞ

第6回
「3人と3人・後編」
脚本:井上敏樹
演出:石田秀範

勇治(泉政行)と結花(加藤美佳)の前に現れた新しいオルフェノク・直也(唐橋充)。
彼の場合、妙に楽観的というかオルフェノクである事を楽しもうとさえしてるんだよね。
彼の出現が今まで悲観的だった勇治や結花にどう影響を与えるのか・・・。

さて、その勇治。
オルフェノクについてスマートブレインの社長から話を聞こうと社長室へ乗り込む。
そこで勇治が見たものって何だったんだろう?
もしや社長って実体がないのかも・・・。
社長室を開けて愕然として帰ってたし、それを見てスマートレディ(栗原瞳)が「かわいい♪」って言ってたのも気になる。
同じくスマートブレイン社に社長である父親に会いに来た真理(芳賀優里亜)と巧(半田健人)。
社内に入るためにIDカードが欲しくて、勇治を付回し彼の車の中にあったIDカードを盗もうとして管理人に見つかる。
そこでの真理の猿芝居が笑っちゃったよ。「もう三日も何も食べてなくて、お兄ちゃん(巧のこと)借金あって、仕事もしないし、口も悪くて・・・」って。(笑)
ねえねえ、その猿芝居が異常にウマイってどうよ?>芳賀優里亜ちゃん

その頃、急に出て行った直也を追っていた結花が、偶然そこにいた啓太郎(溝呂木賢)とぶつかって携帯を落とす。
きゃー、これで啓太郎の手に結花の携帯が・・・。
早くも二人が繋がるのね・・・と思ったら、まだまだじらしてくれるわけね。(^。^;)
啓太郎がここで結花にメールを送れば、手元にある結花の携帯が鳴り出して「あれ?」ってな事になるはずなのに、再び啓太郎と結花が出会ってしまって結花の携帯は彼女の元に戻ってしまうのよ〜。
いや〜ん、ちゃっかり騙されちゃったわ。(思うツボ)

んで、直也だけどオルフェノクになって、触れただけで相手の事がわかる特殊能力が身についたみたいね。
バイトの面接でその工場主に触れただけで、不整脈から食べたものまで当ててたし・・・その上「血の匂いがする」とまで。
その工場主って保険金目当てで奥さんを殺しちゃったみたいね。
保険金で工場を立て直したのに、直也が「血の匂い」とか言い出すから何か知ってるものと思って、彼を襲撃。
ところがオルフェノクになった事を喜んでる直也が、この工場主を標的にするわけだ。
そこへ通りかかった巧と啓太郎。
啓太郎は以前「汚いものが近くにあるとくしゃみが出る」と言ってたけど、どうも彼はオルフェノク探知機なんじゃないかしら?
結花とすれ違った時も、工場主を襲う直也の近くでもくしゃみが出てたし・・・。

今回は外出中にも関わらず、ちゃんとベルトを携帯していた巧(笑)、かなり手間取ってはいたけど変身完了!(Complete!)
直也が変化したスネークオルフェノクとファイズが戦うシーンで、勇治が「よせ!傷つけるな!」とホースオルフェノクに変身して駆け寄ってたけど、あれはやはり直也に対して「他のものを傷付けるな!」って叫びだったんでしょうか。
サブタイトル通り、これで主要な面子がライダー側3人とオルフェノク側3人になったわけですが、これから話がどう展開していくのか楽しみです。

第7回
「夢の守り人・前編」
脚本:井上敏樹
演出:田崎竜太

先週気になってた勇治(泉政行)の「よせ!傷付けるな!」は「俺の仲間を傷付けるな!」だったのね。
やっぱオルフェノクを守りたいわけか・・・。

しかし直也(唐橋充)って、芝居がかなりコテコテでんな〜。(笑)
舞台っぽいって言えばいいのかしら?あれはそういうキャラ設定なの?
音楽大学でギターを学び、将来有望だったみたいだけど、不慮の事故で指をダメにして夢を諦めるしかなかったのね。
そんな直也が中退した音大へ行き、タイコ叩いて大暴れするんだけど、そこで自分以外にもオルフェノクがいる事に気付くわけ。
啓太郎(溝呂木賢)のお客の息子・和彦(山本一輝)が同じ音大に通ってたし、これは絶対に和彦がオルフェノクだと思っちゃったんだけど、ちがったのね〜。(^^;ゞ
道理で和彦と会っても、啓太郎がくしゃみしないわけよね。(彼のくしゃみはオルフェノクセンサーだから)
ってことは、オルフェノクは誰?
あの教授(小倉一郎)か?
教授だとしたら、人間の時の見た目、めっちゃ「へなちょこ」なんだけどぉ。(^。^;)

んで、そのオルフェノクが現れ、巧(半田健人)が闘うんだけど、またベルトが手元にないし〜ぃ。(^_^; アハハ…
外でそんな戦いが繰り広げられているとは知らず、直也は和彦のギターに聞き惚れてるし〜ぃ。( ;^^)ヘ..
戦闘中にオルフェノクは消えてるし・・・。
今回、あんまり出番のなかった真理(芳賀優里亜)が、また別のオルフェノクに狙われてるみたい。
w(゚o゚)w オオー!やたらオルフェノク出現率が増えてきたような・・・。
巧にはベルトを常に装着しといてもらわねばね。('-'*)フフ

第8回
「夢の守り人・後編」
脚本:井上敏樹
演出:田崎竜太

(ToT)ウルウル・・・あたくし今回は純粋に感動してしまいました。
子供にこのせつなさが届くのでしょうか?
いいです!大人の楽しみにいたしましょう。(笑)

夢を持つという事、夢を持つ者の気持ちが理解できない巧(半田健人)。
そして勇治(泉政行)もまた、夢を持ってはいない。
そんな二人の周囲に夢を追い続ける真理(芳賀優里亜)や、夢に挫折しその呪縛から抜け出せずにいる直也(唐橋充)がいる事で、夢と無縁の二人の気持ちが少しずつ動いていくというストーリー。
良い!(断言)
自分に夢がなくても、仲間の夢を守ろうとする気持ち、必死に夢を追い続けるということ、そして夢を諦める決断をするということ・・・これが全部今回の1話にはあった。
濃い!
まだ序盤だというのに、こんなに濃くていいのか?(^。^;)

直也の事故は誰かが仕組んだものだった。それを知っても「人間を好きだ」と言えるか?と勇治を問い詰める直也。
そして直也と同様に類稀なる才能を妬まれ、教授(小倉一郎)にその才能を潰されようとしている和彦(山本一輝)。
「君に足りないのはあとひとつだけ。それさえ達成すれば今の海堂君と一緒になる。」という教授の言葉で何かを察知した結花(加藤美佳)。
結花から全貌を聞いた勇治が、直也のため、和彦の才能を守るために教授のオルフェノクと闘うわけよね〜。(うっとり)

そして一方ではベルトを狙って真理を狙うオルフェノクから、夢を追いかける彼女を守ろうと闘う巧。
「俺には夢はない!でもな、夢を守る事はできる!」(変身)
うぅ・・・良い!(感涙)
今やってる月9も「夢は強く願えば必ず叶う」とか夢がテーマだったりするけど、あんな腐れドラマよりこっちの方がよっぽど夢の大切さ、仲間の大切さを訴えてるじゃないのさ!

結花に頼まれて弾く直也のギターの音色をバックに、静かに流れる二つの戦闘シーン。
良かったわ〜。
「ゴッドファーザーPart3」でも、クライマックスではオペラが流れる中、あっちこっちでファミリーを守るために殺戮が繰り広げられるんだけど、それに似たものを感じてしまいました。
そして直也のギターの音色のせつなさが、夢を持つもののせつなさをも表現しているかのようで、あたくし本当に今回は感動♪

「自分の代わりに弾いてくれる奴(和彦のこと)ができたから・・・」と、ベランダからギターを投げ捨て、自分の夢に決別した直也。
いいけどぉ・・・ベランダからギター投げ捨てってーのは、やっぱ通行人がいたら危ないのでぇ・・・やめた方が良かったかと思われ・・。(^^;ゞ
真理も美容師への夢に一歩近付き、それを陰で見守る巧の姿がまたよかった。
んで、来週は真理の父親が登場?あれ?村井克行さん?えらい、若いパパやなぁ。(^。^;)

第9回
「社長登場」
脚本:井上敏樹
演出:長石多可男

真理(芳賀優里亜)のお父さんが現れると思ってたんだけど、お父さんは行方不明で新社長・村上(村井克行)が真理を呼び出したのね。
巧(半田健人)と一緒にスマートブレイン社を訪れた真理は、そこでドレスに着替えさせられ、何が始まるのかと思いきや・・・食事かよ!(爆)
メイドらしき女性までついて、大げさなお食事のわりに最初に出てきたスープがどう見ても市販のカップスープっぽい。(笑)
んで、一生懸命スープを「ふーふー」してる巧に気付いた村上が、メイドに向かって「君、ふーふーして差し上げなさい。」って命令するんだけど、他人に「ふーふー」してもらったスープは飲みたくないっすよ!(^^;ゞ

あの変身ベルトはファイズギアって言うんですね。
もっと多くの人を救うために、ファイズギアを会社に返却してほしいと申し出る村上。
その言葉に従ってしまう真理と巧。

ベルトを渡してしまったから、オルフェノクと遭遇しても変身できないじゃん!
・・・と思ったら、目の前にファイズが登場!
だ、誰が変身してるの?と思ったら、なんと直也(唐橋充)じゃないのさーーー!
結局、村上はオルフェノクなんでしょ?それで真理たちをうまいこと言いくるめて、ファイズギアを手に入れ、それを使って直也が変身したって事?
っつーか、結構誰でもファイズになれちゃうのねん。(^。^;)
啓太郎(溝呂木賢)はダメだったけど(笑)・・・。
選ばれし者だけがヒーローになれるんじゃなくて、ファイズギアを正しく使えた者が最終的に人々を救う事ができるって事なのかも。
じゃあ「人間として人間を守りたい」って言ってる勇治(泉政行)に、ぜひともファイズギアを使わせてあげたいわ〜♪
彼は誰よりも人を思いやる気持ちを持ってるのに、何故にオルフェノクなんだろう?
自分でもその葛藤と闘ってるんだろうね。

それから啓太郎と結花(加藤美佳)、今回はクリーニング屋でばっちり客と店主として会ったのに、やはりお互いをあのメル友だとは気付く事ができませんなぁ。
はぁ、じれったい!
それにしても啓太郎にはオルフェノクセンサーが内蔵されてるんじゃなかったのか?
(単なる思い込み?)
結花に会ってもくしゃみをしなかったのは何故だろう?

第10回
「謎のライダー」
脚本:井上敏樹
演出:長石多可男

ファイズのベルトを受取った直也(唐橋充)は、落ちこぼれのオルフェノクを始末する事を任されたと勇治(泉政行)や結花(加藤美佳)に話す。
落ちこぼれのオルフェノクとは「人間を襲わないオルフェノク」や「人間を守ろうとするオルフェノク」だという直也。
一方、ベルトを手放した巧(半田健人)は元気がない。
いつもの「ふーふー」もしないで、熱い味噌汁を口に運ぶ巧。(笑)
それでも「熱い」って顔をするのが可笑しいし、見ていた啓太郎(溝呂木賢)と真理(芳賀優里亜)が「やっぱ熱いんだ」って話してるのも・・・。(笑)

直也は「人間を守ろうとするオルフェノク」である勇治を呼び出し、始末しようとするんだけど、最後の一撃が出せないんだよね。
直也は必死に自分を悪役に仕立て上げようとしてるみたいだけど、どうしても最後に彼自身の中の正義感が顔を覗かせるというか、なんせ根っからの悪人にはなれないって事でしょう。
なんだかんだ言いつつ、勇治や結花を仲間として見ているみたいだし・・・。
そんな直也に一撃を食らわせたのはホースオルフェノクの方で、その一撃を受けたファイズ@直也はベルトがはずれ、倒れこんでしまう。
そのベルトを拾ったのが啓太郎。
「これは君には渡せない!タックンの方がまだマシだ!」って、啓太郎はいつもベルトの運び屋みたいになってるよね〜。(苦笑)
そこにお約束でオルフェノクが現れ、啓太郎は巧にベルトを渡し「やっぱ、ファイズはタックンじゃないと・・・。」と言い、そう言われた巧も「あぁ・・・かもな」と、ベルトを装着しファイズに変身!

あぁ、やっぱりこのドラマにおけるオルフェノク3人組って重要だわ!
人間の心を失いたくない勇治、おとなしそうなんだけど意外と人を襲ってる結花(苦笑)、悪ぶってながらも悪に染まりきれない直也。
それぞれのせつなさが、毎回いいですね〜。

それにしてもラストでもう一人現れたライダーは誰でしょう?

 

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO