仮面ライダー555

 

1〜10話 11〜20話 21〜30話 31〜40話

原作:石ノ森章太郎                    

主題歌:ISSA ♪「JustiΦ’s(ジャスティファイズ)」

第41回
「捕獲 開始」
脚本:井上敏樹
演出:長石多可男

久々に戻って来た巧(半田健人)にジャレる啓太郎(溝呂木賢)が可愛かったぁ♪

んで、ビックリしたのは添野(石田太郎)に捜査を中止しろ!と言いに来た南雅彦(小川敦史)なる人物よーーー!
「仮面ライダーアギト」に出てた沢木哲也じゃん!
顔が印象的だから、すぐに気付いちゃうよね〜。
でも、この人が何者なのかよくわからん!
一応警察の方って事でよろしいの?
謎の実験室っぽいところで、オルフェノクを何かの溶液につけて実験してるっぽいし、サンプルが足りないだとか、すぐに手に入るだとか言いつつ、結花(加藤美佳)を捕獲しようとしてるし・・・。
そもそもあのオルフェノクが浸されてる溶液は何なんだ?
オルフェノクを始末するためのものなのか?
うーん、さっぱりわからん!
だけど、南さんの風貌が怪しいので、きっと怪しい溶液に違いない。(爆)

今回は久々に結花ちゃんにスポットが当たった回でしたが、結花と啓太郎のすれ違いは、さすがにもういいんじゃないの?って感じでしたね。(^。^;)
啓太郎に「海堂さん(唐橋充)のこと、好きなの?」と聞かれ、「はい、大好きです」と答える結花。
その言葉にショックを受け、「結花さん・・・今ふられました」ってメールするんだけどさぁ、すぐ横で結花ちゃんがそのメールを受けて返信するわけよ。
「強引に手でも握ったらどうですか?」って・・・。
んで、啓太郎が言われるままに結花の手を握ると、お約束通り「何するんですか!」と殴られるというオチ。
うーん、メールでは「結花さん」「啓太郎さん」と呼び合ってて、実際には「長田さん」「菊池さん」なんだから気付いてないと説明されればそこまでなんだけど、ここまで来てそれはさすがに通用しないかな?って感じですわ。

ラッキークローバーにも何気に人間を襲ってるオルフェノクとして目を付けられ、警察にも包囲された結花@クレインオルフェノク!
羽を広げ、一撃必殺の技を出すっぽいところで終わりでしたね〜。
結花がオルフェノクに変化して警官たちをやっつけるのを見ていた勇治(泉政行)はどんな気持ちなんでしょう?
結花にもスポットが当たった事だし、ここらでオルフェノク三人衆の大活躍(?)を見たいもんですなぁ。

第42回
「折れた翼」
脚本:井上敏樹
演出:長石多可男

結花ちゃん(加藤美佳)またもや警官をやっつけてしまいましたね〜。
勇治(泉政行)は巧(半田健人)に、警察へ出頭しオルフェノクにもいろいろいるという事をわかってもらうと話すんだけど、それを簡単にわかってもらえるとは思えないわよね。
でも、沢村刑事(岩川幸司)なら何となく理解してくれそうなんだけど・・・。

結花が出頭し、例のオルフェノク実験室みたいなところへ連れて行かれ、怪しい電流みたいなものを浴びせられて、二度とオルフェノク化しないように実験めいたことをされてたけど、何だかイマイチやってる事がわからないわ。
あれは一応警察の組織なわけ?
二度とオルフェノク化しないようにして、人間として世に送り返したいのか、それともオルフェノク溶液に浸されてる方のように、オルフェノクから人間を取り除いて、怪物を怪物として処理したいのか、どっちなんでしょう?\(?。?")ハテ?
勇治と巧は、沢村刑事に結花の代わりのオルフェノクとして自分たちが出頭するから、結花を帰してやってほしいとお願いしてたけど、その話が通る前に結花はオルフェノク溶液の中から脱出したクラブオルフェノク(声:松田悟志)が助け出してたのよね。
いやぁ、このクラブオルフェノクも「人間の心」があるオルフェノクだったのかしら?
何ともいいやつでしたわね〜。
なのに、こんないいやつをオルフェノクだというだけで、倒しちゃうなんて草加(村上幸平)はどうなんでしょ?
冒頭部分で啓太郎(溝呂木賢)が「たっくんだってオルフェノクになったんだから、俺たちだっていつか(オルフェノクに)なったりして」と呟いた事で、真理(芳賀優里亜)が自分もオルフェノク化する時が来るかもしれないと怯え始めるというのがあったけど、澤田(綾野剛)が覚醒した時期に自分たちは覚醒しなかったんだからと、完全否定!
うーん、その自信はどこから?それとも真理を安心させるための、単なるはったり?

クラブオルフェノクが救出してくれた結花の側にいた勇治、この二人が警察に取り囲まれ、今度は勇治が「長田さんに何をしたーーー?」とホースオルフェノクに変化!
このあたりはカッコよかったです。
ホースはこうでなくちゃね!(^_-)-☆パチッ
人間の心を失わずにいたかった勇治だけど、人間の心の中にも「怒り」はあるのよね。
仲間を傷付けられたことに対する人間としての怒りで、オルフェノクに変化してしまうとしたら、何だかやりきれないほどせつないものがありますなぁ。(涙)

第43回
「赤い風船」
脚本:井上敏樹
演出:石田秀範

いやいやいやいや・・・これは子供向け番組じゃ、ぜーーーーーったいにないっすね。(笑)
今回は結花(加藤美佳)と啓太郎(溝呂木賢)っすよ!
今までオチ担当のような扱いを受けてきた啓太郎、ある意味「和み系」だった啓太郎がまるで主役になったかのような感じでしたね。
でも、あたくし笑ったりできませんでした。
むしろ(ToT)ウルウルいたしました。
良かったです!

勇治(泉政行)が結花を菊池クリーニングにおいてくれと頼みに来て・・・。
ここまでお互いのメール相手に気付かなかったのは、さすがに引っ張りすぎた感じはありますが、やっとこんな身近な相手がメールの相手だったとまず気付いたのが結花。
落ち込んでメールした時に、すぐ側にいる啓太郎の携帯にメールが着信し、そのメールの内容を声にして読まれた時、結花は相手が啓太郎だったという事に気付いてしまうのよね。
それで菊池クリーニングを出て行ってしまうんだけど、最後に「赤い風船が見えます」とメールしたのを啓太郎が受け取ったのが、そこにいる結花を見つけた時で・・・。
啓太郎もそのメールの内容、そして結花の目の前の木に引っかかっている赤い風船を見て、メールの相手が結花だと気付くわけだ!
そこに冴子(和香)が現れ、啓太郎は結花を守ろうと自分で立ち向かって行くのよ。
いつもはオルフェノクを見つけたら「たっくん、オルフェノクが!」って電話するだけだったのに、今回自分で立ち向かっていく啓太郎を見て、すでに(ToT)ウルウルしてしまったわ。
しかも、そんな啓太郎を見て、彼の目の前でオルフェノクに変化し、「啓太郎さん、逃げて!」と戦う結花。(涙)
大人の皆様には、これがどんなに悲しい光景が伝わりましたよね?
結花がオルフェノクに変化したのを見て、驚きながらもその場を離れられない啓太郎。
そして結花オルフェノクが羽を広げて、いつもの必殺技を出し、冴子は退散するんだけど・・・。
そこで啓太郎に「今のが私の本当の姿。だから来ないで。」と背を向けた結花に、黙って近付き力強く後ろから抱きしめた啓太郎。(ずぎゅーーーーーーん!)
あたくし、啓太郎で泣くとは今の今まで思ってもみませんでした。
啓太郎の夢は世界中の人を幸せにすること。
それは人間だとかオルフェノクだとかいう枠を越えるんですね。
啓太郎の夢、叶う事を信じたいです。(泣)
愛がオルフェノクを救うとすれば、ある意味、啓太郎こそこのドラマの主人公なわけですが、このドラマもそろそろ終盤だし悲しい結果にならないでほしいなぁ・・・と、強く思う視聴者一人。(ぽつん)

南(小川敦史)と村上(村井克行)が繋がってるのが気になるなぁ。
スマートブレインが南たちの研究に資金提供をしてるようだけど、なぜオルフェノクを取り除く研究にスマートブレインが協力しているのかが謎。
オルフェノクを取り除くとか言いながら、南が本当にそんな研究をしてるのかもいまだ信じられず・・・。
勇治の心が揺れているのも心配。
今まではオルフェノクにも人間の心を失わないものがいるとか、オルフェノクと人間の共存を信じていた勇治が、何となくその考えが揺らいでいて・・・。
巧(半田健人)と一緒に戦っていた時、沢村刑事(岩川幸司)が撃たれたよね?
それで「助けてくれ!」って言ってるのを見て、私は沢村がホースオルフェノクに「助けて」って頼んでるんだと思って、イマイチわからなかったんだけど、だんな曰く「あれは沢村がホースオルフェノクに殺さないでくれって意味の助けてなんじゃないか?」とのこと。
ふ〜ん、そういう意味ならホースオルフェノクから人間の姿に戻って近付いていったのも、何となくわかるけど・・・。
ここらへんは来週はっきりするのかな?
なんせ、こういう内面の動き、子供にはわからないだろうなぁ。(^^;
いいんだよ、大人のための番組なんだから・・・。(苦笑)

第44回
「最後のメール」
脚本:井上敏樹
演出:石田秀範

前回、啓太郎(溝呂木賢)が結花(加藤美佳)をがっしり後ろから抱きしめたところで終わったわけですが、今回もそのシーンで切ってのOP入り。
ニクイです!
抱きしめられたまま結花が「ダメ」と言えば、「ダメじゃない」と返す啓太郎。
すいません・・・これって本当に子供番組ですか?(^。^;)
めちゃめちゃ大人のお楽しみじゃん!(爆)
日曜の朝っぱらから、こんなにせつなくさせちゃいけません。
なんてったって、あたくしトーストかじりながら見てたのに、しばしポカ〜ンとしてしまったんですから・・・。
「啓太郎さんに迷惑がかかる」「かけてよ・・・迷惑」
もーーーーーー!なんですか!これは!
完全なるラブストーリーではないですか!
はっきり言いましょう!好きです!こういうの・・・。(爆)
今度は結花を前から優しく抱きしめた啓太郎の柔らかい表情が素敵・・・それに対して冴子(和香)があのキツイ目で見つめる顔が怖すぎます。(^^;

しばしの幸せ・・・クリーニング屋で啓太郎と結花がイチャつくのが微笑ましくて良かった。
そして今まで啓太郎が引き受けてた「オチ」の役割を、今回真理ちゃん(芳賀優里亜)がやってたよね。(笑)
階段でべたっとコケる真理ちゃんに笑わせて頂きました。m(_ _)m

勇治(泉政行)が人間を助けるために戦うのが、ちょっと嫌になったと言い出したのは意外だったなぁ。
彼がほんのちょっとでもそういう意識を持つとは思ってなかったんで・・・。
人間とオルフェノクの間には深い溝があるなんて、勇治が言い出すなんて今でも信じられない。
警察に取り囲まれた事、結花が怖い思いをさせられた事で、人間に対する不信感を抱いたんだろうけど、それをもう一度戻すことはできるのかしら?
そのためには巧に頑張ってほしいところだけど、南(小川敦史)が言った「我々の組織はオルフェノクと人間の平和的共存を願っている」という、チャンチャラ可笑しい嘘を信じちゃってはダメよ。(^^;
もう一度、勇治や結花と話し合いの場を持ちたいという南の言葉を伝えに行って、しっかり警察の人間に包囲されてるし・・・。
残念ながらこれで勇治はまた巧を疑ってしまうのではないかしら?
罠にハメたってね。
この戦闘で傷を負った結花ちゃん・・・もうこのあたりから悲しい予感が。(涙)
なんたって、今回のサブタイトルが「最後のメール」ですもの。悲しすぎます。(・・,)グスン

傷を負った結花を追い詰める冴子。
しかし、もうオルフェノクに変化することすら出来ない結花ちゃん。
私は信じるわよ。結花ちゃんは傷を負ってオルフェノクの力を失ったんじゃなく、啓太郎の愛の強さでその力を失くしたと・・・。
変化すらできない結花を容赦なく襲う冴子。
そしてサブタイトル通り「最後のメール」ですよ。(ToT)ウルウル
残った力を振り絞って、啓太郎へメールを打つ結花。
「どうか啓太郎さんの夢が叶いますように。世界中のみんなが幸せになりますように。」
このメール、ちゃんと送信されたのかしら。
ちゃんと啓太郎に届いたのかしら。
せっかく優しい啓太郎の愛に触れる事が出来たのに、何もかもがこれからだったのに、青空の下で啓太郎の夢を思いながら死んでいかなきゃならない結花が可哀想だった。
静かに羽が舞っていくラストは、美しい風景とは相反して涙・涙になりました。
その頃、啓太郎は結花との普通のデートにわくわくしながら、待ち合わせ場所で待ってたのにね。
結花がいなくなった事を啓太郎が知る時の事を思うと、それだけで涙が出ます。

そして直也(唐橋充)が施設から連れ出した照夫君(渡辺彼野人)も何かありそう。
影が伸びて、直也の影より大きくなってたけど、まさか照夫君もオルフェノクなんでしょうか?

第45回
「王の目覚め」
脚本:井上敏樹
演出:田崎竜太

ちょっと、ちょっと勇治(泉政行)どうなっちゃってるのよ?(^。^;)
結花(加藤美佳)の死を知って、その場で気を失った勇治を花形(中康治)が連れて去ったんだけど、それから南(小川敦史)のオルフェノク研究所を襲ったりしてさ・・・。
人間を信用できなくなった気持ちはわかるけど、あの勇治がこんな事を・・・と思うと、やはり寂しいわ。
そうそう、結花ちゃんが死んじゃった事を勇治が知った瞬間の、あの哀しみと怒りを表すシーンだけど、画面揺らすのはあんまり好きじゃなかったなぁ。
勇治の拳が怒りで震えるのはわかるけど、画面まで揺らしちゃ意味がないような気がして、ちょっと気になりました。m(_ _)m

南の新しい発見って何だったんでしょう?
そのデータみたいなものを送られて、PC前で驚いてる村上(村井克行)がいたけど、何だか「リング」で見たようなDNAっぽい映像や、細胞っぽい映像は何?
勇治にやられて死んでいく直前の南が、「オルフェノクは決して人間に勝てない。」って言ってたけど、それがあのデータと関係あるのよね?
うーん、やはりここでも「人間の愛がオルフェノクの力を失わせる」という事だと信じたいわ。(^^;ゞ

あとは照夫君(渡辺彼野人)よ〜。
やっぱりオルフェノクみたいだけど、これが強いのよね!
簡単に他のオルフェノクをやっつけてたし、しかも戦うことなく両手を前に出してさら〜っと振り下ろすだけなんだもん。(^^;
どんな能力の持ち主なんでしょうか?
ある意味、最強のオルフェノクだったりして・・・。
そんな照夫君のオルフェノクより、私は照夫と直也(唐橋充)に車が突っ込んでくるシーンの方が怖かったよ。
だって、マジでギリギリで突っ込んでくる車をかわしてる映像が、ヒヤヒヤもんでさ〜。(^^;
妙なところで「すっげー!」って思っちゃいました。(^^;ゞ

そして、最後になりましたが啓太郎(溝呂木賢)。
巧(半田健人)が結花との待ち合わせ場所で待ち続けている啓太郎を迎えに行ったところで、すでに(ToT)ウルウルしちゃったよ。
そして「やっぱ俺、ふられちゃったみたい」と、わざと明るく振舞う啓太郎も・・・。
そんな啓太郎に心の中で、「ごめん、俺、彼女の事助けてやれなかった」と謝る巧も・・・。
全部、涙・涙の場面だったけど、やっぱそれだけ明るく振舞ってた啓太郎が、結花の最後のメールを読み返して、突然泣き出すところで号泣!
啓太郎は結花が死んだことを知らないんだよね?
ただ、ふられたと思ってるんだよね?
それでこんなに泣いてるのに、もしもうこの世に結花がいないと知ったら、啓太郎はどうなってしまうんだろう?
凄く心配。
それを支えてあげられるのは、巧や真理(芳賀優里亜)の存在なんだろうけど。

予告では勇治がスマートブレインの社長になってなかった?
いやぁ、どんな展開なんだろう?
さっぱり読めなくなってきちゃった。
とりあえず、悲しいエピはあんまり続いてほしくないけど、終盤だしまだ出てくるのかしら?

第46回
「新社長誕生」
脚本:井上敏樹
演出:田崎竜太

照夫君(渡辺彼野人)がオルフェノクの王だったんだね。
いやぁ強いとは思ったけど、まさかあんなちびっ子が王なんて・・・。
しかし、まだ完全には覚醒してないらしく、照夫君自身も自分の変化には気付いてないのかな?
無邪気に野球を楽しんでるシーンなんかは、そういうものを背負った子供としてみると、ちょっと切なくなってしまったね。(・・,)グスン
先週照夫君に襲われたオルフェノクのお兄ちゃんは、スマートブレインに遺体が運ばれ、全身が化石化している事が判明。
これは村上(村井克行)もビックリだったみたいだけど、この力をどうしても手に入れようとしてるのが怖いんだよね。
花形(中康次)が勇治(泉政行)を新社長としてスマートブレインに連れてきた事で、村上は呆気なく社長の椅子を明け渡すことに・・・。
花形が何を思って勇治を社長にしたのか・・・。
勇治もすんなり社長の椅子に座ったのは何故か・・・。
そして村上は王の力を手に入れることが出来るのか・・・。
などなど、気になることはいっぱいなんですが、このドラマも残り少ないようで、ちゃんと様々な説明がついて最終回を迎えられるのか、少し心配でもあり・・・。(^^;ゞ

三原(原田篤)も以前と比べたら少しは戦えるデルタになったと思ってたんだけど、村上の前にはファイズと一緒に戦っても、勝ち目なしって感じだったね。
しかし、あんなに強い村上を相手にして、こういうところで巧(半田健人)も赤いファイズになればいいものを、どうして普通のファイズで戦っちゃうんでしょうか?
せっかくの力、存分に発揮してもらいたいんだけど・・・。
しかし、「逃げなきゃ!」って場面で車の鍵を落としちゃう啓太郎(溝呂木賢)のドジっぷりも相変わらずですな。(^^;
鍵探すより、走ってでも逃げろよ!と思っちゃいました。(^^;ゞ

最終的には村上@ローズオルフェノクとカイザの一騎打ちのようになってたけど、これはどちらが勝つんでしょうね?
そしてスマートブレインの社長室で、かつての村上と同じポーズで椅子に座ってる勇治が気になったわ。
村上と同じポーズを取るってことに、大きな意味があるのかな?

第47回
「王の出現」
脚本:井上敏樹
演出:長石多可男

うーん、仮面ライダー系でどのシリーズでも思うことなんだけど、最終回が近付くとだんだん話がぐだぐだになって来るような気がするのよね。(^^;
んで、せっかく面白かった555も、ちょっとそのぐだぐだな感じが漂ってきて、今回はあんまり盛り上がれなかったわ。(^^;ゞ
村上(村井克行)もオルフェノクの王に命を奪われて、呆気なく消えちゃったわね。
オルフェノクの王とやらは、オルフェノクを餌にして成長するらしい。
村上も死ぬ間際、王が自分の命を狙ってるのを確信して、ちょっと満足そうだったけど、それは自分の命が絶えても、王の一部になれるからなのかしら?
そして、気になるのが草加(村上幸平)の頭痛。
あれは草加がオルフェノクとして覚醒する予兆だったりするのかな?
あれほどオルフェノクを嫌ってた草加自身が、オルフェノクとして覚醒したりすると、そこにはせつなさや苦しみが生まれるだろうし、話としてはまたまた大人好みのいい展開なんだけど、残りの話数も少ない中、そこまで話は広げられないかな?と深読みしたりして・・・。

あとは花形(中康次)が勇治(泉政行)に渡した6本のベルトよね。
王を守るために作られたベルトらしいけど、王を守るという事は王を倒す事も出来るとか意味深な事を花形が言ってたよね?
結局のところ、花形は何をどうしたいんだろうか?
残された時間が少ないとも言ってたし、指先は灰になりつつあるようだけど・・・。
6本のベルトのうち1本は、勇治から直也(唐橋充)へ渡された。
てっきり人間を守るためにベルトを使うんだと思い込んでる直也。
照夫(渡辺彼野人)を助けて、照夫を見守っているうちに、直也の中でも人間を守りたいという気持ちが大きくなったんでしょう。
その気持ちがわかるだけに、素直にベルトを受け取った直也を思うとせつなくもなるんですが・・・。
ただ、どうしても勇治が人間との共存を諦めたり、心底人間を憎んだりできるようになるとは思えず、そういう意味では彼がスマートブレインの社長になっても、どこかで「勇治は悪人にはなれない」と思い込んで見ている私。
草加みたいな人物がスマートブレインの社長の椅子に座っちゃったら、何をするかわからないから心配で見入ってしまいそうなんだけどね。(^。^;)
しかし来週の展開、相当気になりますなぁ・・・なんてったってサブタイトル「雅人、散華」ですよ。

第48回
「雅人、散華」
脚本:井上敏樹
演出:長石多可男

雅人(村上幸平)はカイザに変身して、これまで戦い続けてきたわけだけど、その力にも限界があったようで、これ以上変身を続ければ自分の肉体が滅びる事になると花形(中康次)に告げられる。
オルフェノクが人間の進化形だとか、急激な進化が肉体を滅ぼすだとか、今さらながらに知ったような気がするわ。(^^;
しかし、花形の最期って妙にあっさりしてて拍子抜けしちゃったわ。
手が灰化してるから、最期が近いことはわかってたけど、真理(芳賀優里亜)に会いに行こうとしているところを雅人に止められ、そこで雅人と戦ったわけでもなく、「お前は生きろ」の言葉を残して灰になっちゃうんだもん。
ちょーーーっと、最終回へ向けて駆け足になっちゃったかな?

そしてサブタイトル通り、今回雅人は散っていくわけですが、この最期が何とも哀しかった。
雅人という人物はやはり好きにはなれなかったんだけど、彼は自分の肉体が滅びるかもしれないと知りつつも、戦う事を諦めなかったわけで、そういう生き様には雅人の信念みたいなものを感じたんだよね。
「生きる」だけではなく「生きて戦う」という強い思い・・・。
しかし、その思いも肉体の滅びる時を延ばすことは出来ず、オルフェノクと戦ってる最中に灰化が始まり、ついにベルトがはずれてしまう。
そしてそのベルトを拾った勇治(泉政行)がカイザに変身し、雅人の息の根を止めるわけ。(・・,)グスン
つまり、雅人はカイザとして戦ってきたのに、そのカイザに殺されてしまったんだよね。
しかも、いとも簡単に・・・。
結花(加藤美佳)の最期もショックだったけど、雅人の最期もかなりショッキングでした。
そして勇治ファンの私にとっては、あの勇治君がこんなにも非情な事をやってしまってるのが悲しい。
最終回まで、あと2回・・・。
どうやって終わるつもりなんでしょうか?(^^;

 第49回
「滅びゆく種」
脚本:井上敏樹
演出:田崎竜太

いやぁ、今回の映像はカッコよかったです。
冒頭で巧(半田健人)と三原(原田篤)が、海辺で雅人(村上幸平)を探すシーンで、もうぐぐっと釘付けでした。
映像で完璧に惹き込まれましたわ。(*^。^*)
雅人が灰になった傍らに、幼い頃の真理(芳賀優里亜)の写真が落ちていたのも、何ともせつなかったですね。
雅人はいつも嫌味ばかり言ってて、好きにはなれない人物だったけど、真理を想う気持ちだけは素直だったのが、今になって思い出される感じだわ。

巧は雅人を倒したのが勇治(泉政行)だと知って、ショックを隠せない雰囲気だったよね。
勇治が・・というよりも、自分と同じオルフェノクが、反発し合っていてもライダーとして戦い続けた仲間の雅人を倒したという現実がショックだったのかも・・・。
なんせ巧の中にはオルフェノクの部分、人間の部分、そしてファイズの部分が共存してるわけで、どの立場に立って考えても複雑なんだよね。

カッコよかったシーンがもうひとつ。
流星塾のあった場所で巧たちが集まっているところへ、北崎(藤田玲)・琢磨(山崎潤)・冴子(和香)が現れるシーン。
ここも最高にカッコよかった〜♪
そしてあんなに強かった北崎とファイズとデルタが協力して倒しかけたんだけど、最終的に北崎の命を奪ったのは・・・オルフェノクの王。
北崎の体をむしゃむしゃ食べるのは、何だか「食物連鎖?」「弱肉強食?」って感じだったけど、それを見た琢磨がビビッてしまうのも理解できる。
いつも自分をいじめてた北崎が呆気なく食われちゃってるんだもんね〜。

巧がオルフェノクの王=照夫(渡辺彼野人)だと気付いてしまったけど、倒すに倒せず・・・。
うーん、どうしても見た目が子供だし、手を出せないよなぁ。
直也(唐橋充)が「死んでもオルフェノクの王を倒してみせる」と言ってたのも、彼が必死に守っている照夫ちゃんが王だとは知らないから言える発言で、本当の事を知ったら・・・と思うと複雑だわ。
巧も灰化現象が始まったようで、生き残れるのか心配よ〜。
あとは最終回を残すのみとなりましたが、どう考えてもあと30分で決着がつく話じゃないんだよなぁ。(不安)
もやもやしたまま終わって欲しくないんだけど、どんな結末が待っているのか、ちゃんと見届けなくてはね。
話はやはりぐだぐだしてきたなぁ・・・って感じだけど、映像は抜群にカッコよかったです!
最終回もヒーローものらしく、カッコよくシメて下さいまし。m(_ _)m

 最終回
「俺の夢」
脚本:井上敏樹
演出:田崎竜太

予想した通り、最終回へ向って駆け足で進んでしまった感じは否めません。
すっきりしたとも思えません。
だけど、1年間ずっと楽しみに出来た作品で、最後まで楽しみな気持ちを持ち続けられたという点では、かなり評価したいです。

巧(半田健人)がスマートブレインの病院に収容されたと聞いて、真理(芳賀優里亜)たちが駆けつけるところ・・・なんでアイロン持ってるんだろう?と思ったよね?(笑)
あれって武器だったんですね。(爆)
笑っちゃったよ〜。

今回の戦闘シーンは、ライダーになったかと思えばベルトがはずれて、勇治(泉政行)と巧なんてライダーになったりオルフェノクになったりと、忙しい戦いでしたわね。
オルフェノクであり、人間である、彼らの葛藤のようにも思えたけど・・・。
巧が勇治にとどめをさせた状況で、思い留まったのはやはり勇治の中にある人間の心を信じたかったからなんでしょう。
「俺は人間を守る」って言ってたものね〜。

そして王の覚醒。
正直言うと、王が覚醒してからもう1話ぐらいあってもよかったかもしれない。
やっと覚醒したと思ったら、強いはずなのにすぐやられちゃった感じがして、どうもね〜。(^。^;)
でも、王と戦うために巧・勇治・三原(原田篤)の3人が同時に変身するシーンのカッコいいこと!
あのシーンにやられた方は多かった事でしょう。
最後はホースオルフェノク姿の勇治が、後ろから王を羽交い絞めにし、ファイズがホーそるフェノクごと王を倒すという結末。
勇治の最期の姿はオルフェノクでありながら、心は人間だったという事ですね。
何だか泣かせるなぁ。

そして、語られた巧の夢。
「世界中の洗濯物が真っ白になるように、みんなが幸せになりますように。」
空にかざした手はボケてたけど、あれは巧の灰化が進んでいる事を示してたんでしょうか?
たぶん、最後は視聴者に託す気持ちで終わられたんでしょうが、私の解釈は自分の死期を感じている巧が、残された日々を人間として生きる、そしてみんなの幸せを守ると決意したんだと思いました。

人間として生きる道を選んだ琢磨(山崎潤)も、彼らしい選択で良かった。
しかも人間として工事現場で働いてても、やっぱり上の人にいじめられてるし・・・。(苦笑)
でも、琢磨君はあの生き方を選んで正解だと思ったな。

子供より大人が入れ込むドラマでしたが、毎週日曜の朝が楽しみでした。
出演者、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

 

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