ドラマスペシャル
HERO

企画:石原隆・和田行
P:鈴木吉弘・牧野正

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「今夜復活!!
美しい海の町の怪事件に
伝説の検事が挑む」
脚本:福田靖
演出:澤田鎌作

長かった・・・。

滝田(中井貴一)が久利生(木村拓哉)の前で、殺人を犯した経緯を淡々と語るあたりから、ラストで久利生が城西支部に戻るまでは良かったんだけど、特に前半の何ともいえないもたついた感じがいただけなかった。
せっかく終盤は良かったのに、結局印象として残ったのは「長かった」というもの。
何とも惜しい仕上がりになってしまった。

あれから5年、石垣からいろんな場所を転々として、山口の虹ヶ浦という事件も起こらないようなのどかな町にやって来た久利生が殺人事件を担当。
いつもの久利生の納得するまで諦めない仕事ぶりで、周りのやる気のない検察官たちを最終的には久利生ペースに巻き込んでいくという流れは、相変わらずの久利生でよかった。

「あるよ!」のマスター(田中要次)が山口の居酒屋にいて驚かされたりしたものの、久利生の「お久しぶりです」という言葉に首をひねってるところを見ると、他人の空似というヤツなんだろうか?

鴨井産業の専務・滝田が殺人を犯してまで守りたかったのは、不倫を捏造された社長(利重剛)でもなく、実は虹ヶ浦の町、そして美しい海だったというのが滝田らしかった。
中井貴一とあのある意味不変的な髪型のかもし出す誠実そうなイメージが、煙草をポイ捨てを許せず殺してしまった滝田のキャラにハマってたと思う。
そして、煙草をポイ捨てされた海が恩を感じている先代の社長が守った海であり、亡き妻が遺骨をまいて欲しいと頼んだほど愛した海だったというのも良かった。

虹ヶ浦の海を埋め立てようとした花岡という議員が、鴨井社長をハメて不倫現場の写真を撮らせ、それをネタにゆすったらしい構図は見えた。
不倫相手として写真に写っていた女性(吉野公佳)が花岡の事務所から出てくるのを久利生が見たわけだし・・・。

・・・で、久利生が城西支部に戻ったところで終わった今回のSP。
何か続きがあるのでしょうか?

最後まで見て、自分が求めていたものが何だったのかはっきりした。
城西支部の面々を求めてたんだわ!
雨宮(松たか子)をはじめとする城西支部の面々が出てきたところで、やっと「キタ━(゚∀゚)━! 」と思ったのに、「えー!そこで終わりかよ!」みたいな・・・。(^▽^;)

もうちょっとコンパクトにまとまっていたら、もっと良かったんだけどなぁ・・・。
なんせ、長ったらしかった・・・。テヘヘッ(*゚ー゚)>

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