第二章
「娘の嘘と父の後悔」
脚本:永田優子
演出:池添博
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悠樹(石黒英雄)とあかり(南沢奈央)が交際宣言をして、落ち着かない龍之介(舘ひろし)。
貴和子(余貴美子)を使って二人の馴れ初めを聞き出すんだけど、実は自分が調子こいて悠樹に言っちゃったことが、結果として彼の背中を押してあかりに告白させたと分かり複雑な気持ちに・・・。(笑)
今更言わなきゃ良かったと思っても、どうしようもないんだよね〜。
なかなかデートに誘ってもらえないことを気にしていたあかり。
ある日、美羽(平山あや)がセッティングして二人の最初のデートが決定!
そんな事を龍之介が知ったら、そりゃ仕事どころじゃないでしょう。
堂島(八嶋智人)に二人のデートを尾行させ、途中経過を報告させるんだけど、あまりに清い交際をしている二人を目の当たりにした堂島が、つい出来心で大胆に接触する他のカップルの写真を送り付けたもんだから、龍之介の心配は増すばかり。
しかも、堂島に電話したら「今、ホテルに入りました。」なんて言われちゃって、そりゃ放っておけないでしょ!
急いで駆けつけ、あかりを連れ戻しちゃいましたよ。(゚ー゚;Aアセアセ
でもね〜、学生さんがホテルにナニをしに行くとしたら、もっとチープな感じのホテルなんじゃないの?
龍之介、良いホテルしか使ったことがないからわからなかったのかしら?
それで、あかりは朋香(林丹丹)に頼んで二人で美術館に行くと言って、家を出ることに成功!
こうして悠樹とのデートをやり直そうとするんだけど、その頃、美術館が火事になったというニュースが流れ、またまた不安になる龍之介。
そりゃ、そうだよね。
今度は娘の命の危険か?って話なんだもん!
そんな事とは知らないあかりは、父親に嘘をついて家を出てきたことを悠樹に咎められ自宅へ戻ってくるんだけど、「どれだけ心配したかわかってるのか?」と龍之介に手をあげられてしまうんだよね。
父親がたった一人の娘を心配する気持ちはよくわかるし、そんな父親をちょっとウザったいと思う娘の気持ちもわかる。
だからこそ、笑えてジーンときて・・・いいんだよなぁ。
翌日、美術館が火事になった事を知ったあかりは、龍之介の言葉の意味を知るわけで・・・。
小さい頃、水族館でトイレに行くと嘘をついてイルカのぬいぐるみを見に行って叱られて以来、龍之介に嘘はつかないと約束し、それを守ってきたあかり。
その時に買ってもらったイルカのぬいぐるみに「ごめんなさい」というメッセージをつけて、龍之介に謝ったあたりは良かった。
龍之介もこういう事されちゃうと、許しちゃうよね。
それにしても、あかりがお弁当を二個作っていたからって、片方が自分のものだと思うのはどうよ?>龍之介
普通に考えて悠樹の分でしょ?(笑)
でもなぁ・・・せめて冷蔵庫を開けてみたら、パパの分も入ってたとかだったら良かったのになぁ・・・と親目線で見ちゃったわ。(^^ゞ
次回は学校の演劇祭で「ロミオとジュリエット」と悠樹とあかりで・・・というところに、またまた心配性の龍之介がひと騒動起こすみたいですね。
おろおろするパパを見ていると、1時間ニマ〜っとしちゃう私。(゚ー゚*)
舘さんのパパぶり、可愛くて好きです♪
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第三章
「燃え上る禁断の恋」
脚本:永田優子
演出:本橋圭太
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演劇祭で悠樹(石黒英雄)とあかり(南沢奈央)が「ロミオとジュリエット」を演じるのを知った龍之介(舘ひろし)は心配で仕方がない。
で、そうだ!自分で脚本を書けばいいんだ!と思いついたらしく、ラブシーンを削るために原作無視の脚本を執筆。
まぁ、迷惑だこと・・・。(笑)
娘の一大事(と、勝手に龍之介が思い込んでるだけだが)となれば、何でもアリなんだね〜。
悠樹は「気に入らないところがあるんだったら言ってください!」と言うんだけど、これに「そういう正々堂々としたところが本当に気に入らないんだよ!」と大人気ない龍之介。(^▽^;)
ついにあかりも怒って龍之介が書いた台本をつき返し、元通りの台本でお芝居をする事に・・・。
で、あかりはヘソを曲げるとおばあちゃん(野際陽子)の家に行くのがパターンなのね。
そこで龍之介が亡き母に送った手紙を見つけたあかりは、自分の両親も最初から親に認められた交際ではなかった事を知るわけよ。
龍之介が書いた手紙には「僕たちはロミオとジュリエットではありません。ゆっくり両親を説得していきましょう。」と書かれていて、それが父が言った「みんなに祝福されてこそ純愛だ」という言葉に秘められた想いだと気付くわけよ。
結局、あかりはラストをロミオとジュリエットが生きていくというものに変えて演じた。
だけど、悠樹にキスするあかりを見ながら、ゆーっくり倒れていく龍之介には笑っちゃったね。
悠樹君が嫌いなんじゃなくて、何となく自分の役どころを取られた気がして寂しかったなんてお父さんに打ち明けられたら、あかりもジーンときちゃうでしょうよ。
それにしても、悠樹のお父さんが龍之介の天敵・佐々木泰三(鹿賀丈史)だったとは・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
まさに「ロミオとジュリエット」なわけか。
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第四章
「夏の熱海に娘の涙」
脚本:永田優子
演出:本橋圭太
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剣道部の合宿で、あかり(南沢奈央)が悠樹(石黒英雄)と熱海に三泊すると知って、龍之介(舘ひろし)は落ち着かない。
そこで、自分の本が映画化されるにつき、ロケ地を熱海にすると言い出し取材を口実に見張りに行くことに・・・。
はぁ・・・どこまで心配性なんだか・・・。(
´ー`)フゥー...
あかりと悠樹君の雲行きは何だか怪しいですね〜。
悠樹に付きまとうマネージャーの存在が、あかりと悠樹君をぎくしゃくさせてしまうんですよ。
さらにはそのマネージャーが悠樹君にキスしちゃったりするし、その事をあかりに話すし・・・。
悠樹にはあかりにキスした事を話したけど何も言わなかったと、まるであかりが関心がないかのように話しちゃうし・・・。
こういう厄介なヤツが出てくるからこそ、若い二人の恋愛物語が面白くなるのはわかってるんだけど、本当に厄介なヤツで眉間にシワがよっちゃったわ。(^^ゞ
そんな事から、二人はお互いに自分の事を好きじゃないの?なんて言い合いになっちゃって、どんどん状況は悪くなるばかり。
こういう時はどんどん悪い方に進んじゃうんだよね〜。
お互いに相手が信じられなくなりかけてるし・・・。
それにしても、悠樹君!
もう少し、はっきりした態度を取って欲しいもんだわ。
マネージャーはここぞとばかりに悠樹君にアタック!
「あんな子やめて、私とつきあってよ!」と抱きつくなんて、どんな大人になるんだか恐ろしいですわ。((((
;゚д゚)))アワワワワ
そんな光景をこっそり見てしまった龍之介。
悠樹君が何となく堕ちそうになってるところを止めに入ったのが、龍之介ではなく彼の主治医の先生(佐藤二朗)だったのには笑っちゃったわ。
どこにでも現われるよね〜。(笑)
悠樹に「今、迷ったろ?君が迷えばあかりが傷つく。」という龍之介。
悠樹は「あなたたちのせいで、僕がどれだけ迷惑してるか・・・。」と口走ってしまった。
「あなたたち」というのは、龍之介と悠樹の父・泰三(鹿賀丈史)。
父親同士が天敵だってことで、悠樹は悩んでいたみたいなんだけど、そんなの関係ないじゃん!
親は親、自分たちは自分たち・・・って、やっぱ思えないのかな?(´Д⊂グスン
あかりはちゃんと自分の気持ちを伝えに来たのに、悠樹は「今は君と付き合えない」だって!
それはないんじゃないの?
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