コールセンターの恋人

原案:山口雅俊
チーフP:黒田徹也
P:奈良井正巳・樽井勝弘・壁谷梯之

主題歌:Sonar Pocket 「アリガトウ

1st call
「TV通販の光と影・・・
涙の高枝バサミ」
脚本:中園ミホ
演出:片山修

深夜の通販番組って、つい見ちゃうことないですか?
そんな通販番組につき物なのがクレームだと思うんだけど、このドラマでは商品企画担当だった渉(小泉孝太郎)が、人事権をも持つといわれている通販番組のカリスマナビゲーター・南極アイス(名取裕子)に「地の果て」のコールセンターに飛ばされた事から始まる物語。

渉が異動になったのは、コールセンターの中でも「お客様相談窓口」と言われる所謂クレーム処理の部署で、ここにはクレーム処理のあらゆるプロが揃っているわけよ。
クレーム処理の女王・アオキョーこと青山響子(ミムラ)。
人生相談の達人・川辺(若林豪)。
主婦クレームの達人・ゆみえ(中島ひろ子)。
ほめ殺しの千夏(山崎野々華)。
そして宇野(安田顕)。

最初はお客様相談窓口の仕事を馬鹿にしていた渉が、徐々にこの仕事の素晴らしさに気付いていく・・・というような内容でしょうか?

初回で扱われた商品は高枝バサミ。
南極アイスの「何でも切れる」の一言を、こんなに真に受けるものか?というところは多少オーバーだったけど、いろんな購入者がいる中ではあり得る話しなのかも・・・とも思ったりしながら見ておりました。

それに、単に紹介された商品が欲しくて電話してくる人ばかりじゃないってところも・・・。
夜中に生放送でやってる通販番組見てて、よく申し込みの電話をしたお客様とスタジオのナビゲーターが直接会話をするシーンとかあるけど、なかなかの深い時間にも関わらず結構なお年の方が「もしもし〜」ってお話になってるんだよね。
もしかしたら、あの中にも寂しくて、誰かと繋がりたくて電話をしているような人がいたりするのかな?とか思いながら見ちゃったわ。

初回のストーリーは隣りに建った銀行の看板で日差しが遮られたのを境に、人生が悪い方向へ転がりだしてしまった柳(小倉久寛)という男が、やり直すために高枝バサミを購入し看板を切ろうとした。
家を出て行った妻も同じ商品を購入したが、当然看板は切れず夫婦それぞれがクレームをつけていたのが分かり、融資を断られた銀行の支店長宅に閉じこもっていた柳が、外へ出てきたって・・・まぁここはベタな内容。

南極アイスと響子の間には何かありそうだし、響子という人が謎の多い人物みたいなので、そこらへんは面白そう。
ただ、通販ネタをどれだけうまく取り入れられるかだよなぁ。
思ったよりは楽しめそうだけど、今のところギリギリかな?(^▽^;)

2nd call
「大人気!ワケありタラコに
マル秘ワケあり」
脚本:中園ミホ
演出:片山修

注文が殺到するワケありタラコ。
ついに商品が追いつかなくなって、わざわざ乱雑に詰めたタラコを「ワケありタラコ」として売っていたんですが、そうやってわざと傷をつけて売るやり方に現場の水産会社の皆さんは胸を痛めていた・・・というお話。

こういうのを見ちゃうと、巷で流行ってる「ワケあり商品」ってやつが、すべて信用ならなくなってしまいますね。
最後にアオキョー(ミムラ)が電話を受けていた相手の言った、「ワケありじゃなきゃ意味がない」という言葉には笑っちゃったけど、確かにそういう人もいるのかも・・・。
とりあえず「ワケあり」って言葉に、つられないようにしなくっちゃ!(笑)

しかし、アオキョーさんの持ち物は水筒にしても炊飯器にしても、レトロですなぁ。

3rd call
「母失踪!
助け呼ぶ電話の声」
脚本:太口幸子
演出:田村直己

ゲストは倍賞美津子さんで良かったんだけど、話の内容にあまり魅力を感じなかった。

夏はいろんな面で忙しいし、このドラマを無理して見る必要もなさそうだ。

・・・ってなわけで、ここでリタイアいたします。

バイバイキーーーン!!

 

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