赤鼻のセンセイ

P:大倉寛子・秋元孝之

主題歌:原由子 「夢をアリガトウ(初回限定盤)

1
「病院にKY教師登場!?」
脚本:土田英生
演出:佐久間紀佳

家電の店頭販売員をクビになった参太朗(大泉洋)が、恩師・耕造(神山繁)に紹介状を渡され病院の院内学級の担任になるところから始まる話。
教員免許を持っているというだけで、経験もないのにいきなり院内学級で中学の担任になっちゃうんだもんなぁ・・・。
そりゃ、生徒も大変でしょうよ。(^▽^;)

初回は喘息で長期入院している八重樫(神木隆之介)のエピ。
志望校から受験を断られた八重樫に対して、「高校なんてどうでもいい」と言ってしまった参太朗。
彼なりに励ますつもりだったんだろうけど、中学の三年間を病院で過ごした八重樫にとって高校進学はひとつの大事な希望だったんだと、同僚の絹(小林聡美)に聞かされ反省。

八重樫に笑顔を・・・と思った参太朗は、八重樫がめちゃくちゃに描いた絵を「花火」だと思い、さらに喘息の子は花火の煙で発作を起こす事があるから花火ができないし、花火大会も避ける子が多いと聞き、「これだ!」と思っちゃったようで・・・。

病院の中庭で花火を見せてやろうとしたんだけど、八重樫が下りてきて花火に近付き発作を起こす。
それで、次は花火職人さんに頼んで何とか打ち上げ花火をあげてもらうことにしたんだけど、参太朗のお願いは簡単に断ってた職人さんが、「シルクちゃんの頼みなら」ってことで引き受けてくれたらしい。
しかし、一発だけかと思ったら、結構打ち上げていたような・・・。(^▽^;)
つい、お値段を考えてしまったよ。(^^ゞ
シルクちゃん=絹先生なんだろうけど、それほど地域の人に信頼されてる先生って事なのかしら?
それにしても、あの花火は職人さんのサービス!?
だとしたら、気前良すぎ!(笑)

長い期間を病院内で過ごし、学生時代の思い出が何もないままかもしれない子供達に、これから参太朗が少しずつ思い出を作ってあげるような話になるんでしょうか?
あまり大泉洋の大泉洋らしいところが全開になっちゃうと、多少引くかも・・・。
絹先生は表面上はクールだけど、中身は熱い先生なのかな?

しかし、神木君やら須賀健太君やら、小さい頃から見ていた子役さんが成長していくのを見ると、すっかりその子の親戚気分ですわ。
「あら・・・大きくなって・・・。」と目を細めてしまうよね〜。

2
「闘病中学生勇気の初恋」
脚本:土田英生
演出:佐久間紀佳

和田(須賀健太)が恋をした。
相手は外科病棟に入院中の理沙(金沢美穂)。
それを知った参太朗(大泉洋)が理沙を院内学級へ誘ったものの、理沙の前で和田に恥をかかせることになってしまって・・・。

うーん、どうも大泉洋くささが前面に出すぎていてダメな気がする。
絹(小林聡美)が大道芸人の劇場の娘だった・・・なんて素性はわかってきたんだけど、その絹=シルクちゃんが昔やっていた「ズッコズッコダンス」とかで本人をからかうあたりもウザい感じがするし・・・。

もうすぐ退院を迎え、「あっち」へ戻る理沙に恋心を抱いたところでどうなるものでもないと、最初から諦めていた和田。
自分は白血病でずっと「こっち」の世界にいると思っていたから・・・。
理沙の退院の時間と自分の診察の時間が重なり、このまま会わずに終わらせようとしていた和田。
それを何とかしようと参太朗をはじめ、シルクちゃんや八重樫(神木隆之介)がサポートするのは良かったんだけど、タクシーをトラックの荷台いっぱいのカラーボールを路上に撒いて足止めするとか、ちょっとやり過ぎでは・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

とりあえず、ずっと「こっち」の世界だと諦めていた和田が、理沙にいつか外で会うために諦めないと告げたあたりは良かった。

だけど、何だろうなぁ・・・。
やっぱ、大泉洋くささがもう少し抜けないと厳しいかも。(^^ゞ

院内学級存続の危機もありそうだし、もう少し様子を見てみようかしら?

3
「嘘つき娘の母への想い」
脚本:根本ノンジ
演出:吉野洋

小児糖尿病で入院してきた千佳(八木優希)が院内学級にやって来た。
参太朗(大泉洋)は八重樫(神木隆之介)を生徒会長に任命し、千佳の歓迎会をやろうと張り切る。

千佳の母親(芳本美代子)がしっかりしていると言うほど、千佳は一人で何でもできる子だったんだけど、実は忙しい母親となかなか一緒にいられない寂しさを我慢していて・・・。
それがこっそりお菓子を食べてしまうという行動に・・・。
しかも、そのお菓子を買ってあげたのが参太朗。(^▽^;)
もちろん、千佳が「お母さんが好きだから」と嘘をついたから買ってあげたんだけど、それにしても千佳が小児糖尿病だと知っていたのに、お菓子を手にさせてしまうとはあまりにも注意が足りないよ。

そのお菓子を千佳が食べた事で、参太朗は母親に「自分が悪かった」と電話をしてしまった。
それを知った千佳が慌てて母親に連絡を取ろうとして、公衆電話の前で倒れこんでしまうんだよね。

ここまで子供に気を使わせる親もどうよ?と思うけど、駆けつけた時に母親が千佳に言った言葉がね〜。
「お母さんに迷惑かけないって約束して!何でも自分でやるって約束して!」ってひどくない?(´Д⊂グスン
離婚して母と娘二人きりの生活で、母親が必死で働いているのもわかるけど、その言い草はないよなぁ。
・・・と思ったら絹(小林聡美)が「子供に甘えないで下さい。」と言ってくれてスッキリしたよ。
言われて当然だよ!

千佳が書いた絵日記を見た八重樫は、その内容を実現させると参太朗に歓迎会を開くことを再度提案。
それはとっても感動的な事だったんだけど、その内容があまりに大がかり過ぎてうそ臭く見えてしまったのが残念。
あれだけのバルーンだって金額にしたらいくらよ?って感じなんだけど、そこは絹の実家ってことで無償で提供してくれたんだろうか?

千佳ちゃん役の八木優希ちゃんが可愛かったから何となく見れちゃったけど、内容的には思ったよりも下降気味。
小林聡美さんが出てるのに、何だかもったいない感じだよなぁ。

4
「屈折少女の心にエール」
脚本:佐藤久美子
脚本協力:根本ノンジ
      山岡真介
演出:佐久間紀佳

慢性の腎臓病で入院しているタナッチ(高良光莉)のエピだったんだけど、これも得に訴えかけるものはなく・・・。

元気に学校へ行っていた頃はソフトボール部で、次に控えた大会ではレギュラーの座も勝ち取っていたタナッチ。
しかし、その大会目前にして発病し入院。

以来、院内学級でもやる気を見せず、日々漫画を読んでやり過ごす日々。

そんなタナッチを元気付けようと参太朗(大泉洋)が考えたのは、ソフトボール部の部員たちを呼んできて、タナッチにエールを送ってもらうこと。

どう考えても逆効果だと思うんだけど・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

案の定、転院したいと言い出したタナッチに、今度はソフトボール対決を申し出た参太朗。

このソフト対決もさ〜、院長(上川隆也)に七瀬先生(香椎由宇)、そしてナースまで付き添って、院内学級の先生も全員参加でやるんだよ。
何だか興ざめじゃないですか?
みんな、タナッチに付きっ切りかよ?みたいな・・・。

ここにもソフト部員が応援に来ていて、タナッチを応援。
その応援を受けて参太朗の投げた球をかっ飛ばしたタナッチ。
しかし、それをソフトボール初心者の絹(小林聡美)がキャッチしてアウト!
対決には負けたけど、久々にバットが球をとらえた手ごたえを感じたタナッチは、気持ち良さそうでしたね。

ってなわけで、タナッチが初めて院内学級で教科書を開きましたとさ。
めでたし、めでたし・・・。

うーん、ずーっとこの調子なんでしょうか?
主要な子供たちのエピは終わったし、今後はどう話が進んでいくんだろう?
それにしても、盛り上がらないなぁ・・・。

5
「愛してるから嘘をつく」
脚本:高梨一起
脚本協力:根本ノンジ
      山岡真介
演出:吉野洋

和田(須賀健太)の病状が思わしくない。
早急に強い抗がん剤を使う必要があると七瀬(香椎由宇)から説明を受けた父・邦春(山崎一)は、参太朗(大泉洋)に「もし、息子の命が長くないとしたら、笑っていてほしいから、嘘でもいいから楽しく過ごさせてやりたい」と打ち明ける。

そんな中、課外授業が行われることになり、参太朗は和田が描いた絵を見て、課外授業の行き先を彼の思い出の場所にしようと計画する。
和田が入院する前に友達と遊んでいた秘密基地のある場所からは、一面のひまわりがまるで黄色い海のように見えたらしい。

でも、そういう和田への優しさを見せる参太朗を、八重樫(神木隆之介)はしっかり見ていたんですね。
和田の病状が悪いんじゃないかと気付いてましたよ。(´Д⊂グスン
ずーっと入院していて、いろんな友達やその周りの大人たちを見てきたからこそ、気付いてしまうんでしょうなぁ。
それも辛いなぁ。

楽しみにしていた課外授業当日、和田は体調不良のため参加できず・・・。
自分の代わりに黄色い海を見てきてくれと言われ、渋々八重樫たちは出発したんですが、和田の思い出の場所には工場が建ち、ひまわりの一本もなかったのは寂しかったよなぁ。
せめて、和田から聞いたタイムカプセルを持っていってあげようと、八重樫は必死に土を掘るんだけど、無理したせいで発作を起こしてしまって・・・。
だけど、そんな八重樫の気持ちをくみ取り、後の作業を引き継いだのが参太朗ですよ!
珍しくちゃんとしてましたやん!(笑)

病院に戻った八重樫は何も知らない和田に「すごかっただろ?」と言われ、「うん、すごかった」と嘘をついてしまうんだよね。
でも、誰でもそう言ったんじゃない?
本当の事を言ったら、和田がどんなに悲しむかと思うと嘘ついちゃうよね。
でも、そこで絹(小林聡美)が本当の事を言っちゃうんですよ。
私は何て非情な先生だ!と思っちゃいましたね〜。
でも、厳しいようでそこには愛があったわけですよ。
「嘘だと思うなら自分の目で確かめなさい。」
その一言には、病気に負けず元気になって、あの場所に行ってみろ!という絹の愛情が込められていたんだよなぁ。
でも、私が和田だったら、最初に本当の事を聞いた時点で相当落ち込みそうなんですが・・・(^^ゞ

タイムカプセルを掘り起こしてきた参太朗が戻り、和田にそれを渡します。
入院すると知って友達が埋めてくれたタイムカプセル。
「20歳の和田君へ」から始まり、なんと「150歳の和田君へ」まで・・・。(^▽^;)
さすがに100歳ぐらいでいいんじゃないか?と思ったけど、そこが子供らしくていいのかもね。
中身を今見ずに、その年に達したときに見るまで取っておくというのも、和田の気力の表れのようで良かったですわ。

うん、今回はまぁまぁ良かったんじゃないの?
この調子で進んでくれれば、最終回まで頑張れるかも・・・。

 

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