原案：福田雄一
P：鹿内植・森谷雄

主題歌：Kinki Kids 「Secret Code」

#9.5
「帰ってくるのか？33分探偵
六郎小学生」
脚本：福田雄一
演出：森谷雄

33分探偵が次のドラマが始まるまでの4週間をつなぐために帰ってくる事になり、その第一弾のSPが六郎の小学生時代の話。

六郎を演じた「まえだまえだ」の弟君の可愛い事・・・。
もう、それだけで充分だったわ♪

小学生の頃から、六郎は六郎だったなぁ・・・って感じで、体育で使う大玉がなくなった事件（？）を給食時間までもたせるというストーリー。

相変わらずの「なんやかんやは、なんやかんやです！」や「何者かは何者かです！」で笑わせてもらったし、最初から言っていた通り大玉は修理に出されていただけだったんだけど、それでも給食時間までもたせたことで六郎は満足できたみたいだし、良かった！良かった！（笑）

こうして、たった4週間だけ帰ってこさせられる六郎探偵（堂本剛）の本編へと繋がっていくのね〜。
あのゆる〜い感じを、また楽しめると思うと嬉しいわ♪

#10
「人気占い師殺人をもたせる！」
脚本：福田雄一
演出：福田雄一

占い館の人気占い師・アンジェラ（森脇英理子）が殺された事件で、占い館の社長のしずえ（久保田磨希）が犯行を自供してる上に、監視カメラに姿まで映っているのに、六郎（堂本剛）が「33分もたせてやる！」で推理を始めるわけですね。（笑）

占い館で働く他の占い師を疑ってみたりするんだけど、これがまた毎度のごとく全く見当違いで・・・。(^▽^;)
さらに、犯行の方法も「何らかの祈祷で殺した」とか「足でポンプを踏んで、風船を膨らませて窒息死させた」とか、相変わらず無茶苦茶！（爆）
途中で、何故かキイナさん（by菅野美穂）になっちゃったり、お遊びも満載で楽しかったわ。

今回は情報屋（小島よしお）より旬の芸人から情報を得る事になっているらしく、今回はオードリーだったのも面白かった。
大体、理由が「旬」っていうのがね〜。（笑）

で、結局犯人はしずえ社長。
「自白して下さいますね。」という六郎の問いかけに、「もう、さっきしました。」と答える社長に笑っちゃいました。(　￣ー￣)

#11
「京都・旅館殺人をもたせる！」
脚本：福田雄一
演出：福田雄一

大田原警部（高橋克実）の部下とリカコ（水川あさみ）の見合いのため、六郎（堂本剛）が付き添って京都へ。
お見合い相手が急遽来られなくなり、代わりに迎えに来た氏家（沢村一樹）に柿木旅館の主人の殺人事件の話を聞いた六郎は、捜査の手伝いを申し出て京都でもひと働き。

何故か京都なのに茂木（戸次重幸）が登場し、返り血を浴びた板長・山崎（久ヶ沢徹）を犯人だと連行してきたのに、「あと三週もたせるから」と強引に調査開始！

仲居の直子（山村紅葉）とか、列車のトリックなんかがいかにも「京都サスペンス」な感じだったけど、さすがに新幹線や飛行機は頼み込んで動かしてもらえるものでもないのに、そんな推理をしてしまう六郎が面白いんだよね〜。

電卓に打ち込まれた数字を逆から見て、強引に「hIgE（ひげ）に殺された・・・的な。」と六郎が言ったのを、「的なって何や？」と突っ込まれ「的（まと）という字です！」と言い切ったのも大笑いしちゃったよ！

今回の情報屋はナイツ！
やはり「ヤホー」で検索したらしい。（笑）

で、なんやかんやで結局殺したのは板長。(^▽^;)
リカコのお見合いはなくなっちゃったね。 (((´･ω･`)ｶｯｸﾝ…

#12
「大阪・お笑い芸人殺人を
もたせる！」
脚本：福田雄一
演出：福田雄一

大阪のお笑いコンビ・フランケンズの岸本（板倉チヒロ）が殺された事件で、茂木（戸次重幸）が自供したと連れて来たのが、お笑いコンビ・ケロケロの佐野（内田滋）。
岸本が空気を読まないという理由だけで殺したというが、この事件をまたまた六郎（堂本剛）が33分もたせるということになり・・・。

いろんなところで笑ったけど、くだらないと思いつつ笑いをこらえられなかったのは、おならばっかしてる氏家さん（沢村一樹）。
砂浜を佐野と放屁しながら笑顔で走ってるシーンは、笑わずにはいられませんでしたわ。
おならネタって不滅だよね！（爆）

今回の情報屋ははるな愛。
六郎との妙なダンスがこれまた面白かった。

六郎の「そこはもやっとさせときましょうかね！」という台詞も爆笑しちゃったし、内容的にも今回は真犯人登場で微妙な変化をつけてきたので楽しめました。

致命傷を負わせたのは、佐野の相方・中島（尾上寛之）でした。
お笑い芸人としてのプレッシャーに負けた中島の犯行だったわけですが、そんな中島が罪を償って出てくるのを相方の佐野は待つという、最後は何だか泣ける話にもなっていたわけで・・・。

そんな中に、殺された岸本の相方・工藤（出口哲也）が出ていたのを発見！
少し前までやってたお昼のドラマ「非婚同盟」の震五郎役だった彼の顔を見て、「あ！」と指差してしまいました。（笑）
それだけのことですが・・・。(^^ゞ

#13
「演歌歌手殺人をもたせる！」
脚本：福田雄一
演出：福田雄一

作曲家・財前（岩松了）の別荘で歌手の神崎（眞島秀和）が殺された事件。
茂木（戸次重幸）が、神崎の恋人・里美（西尾まり）を連行し彼女が自白したのに、例によって六郎（堂本剛）が「33分もたせる」と宣言！（笑）

共鳴振動について「僕もふわっとしてます！ガリレオ見ただけなんで！」という六郎の台詞や、パトライトを頭につけて走る六郎の姿には笑わせてもらいました。

犯人は自白した通り、恋人の里美。
なかなかプロポーズしてくれない神崎にイラッと来ての犯行だったらしい。

特に最終回だからという気負いも感じられず、まさに「次のドラマが始まるまでをもたせる」というだけの今シリーズだったけど、それが充分許されるのも、このドラマのゆるい雰囲気あっての事だろう。

この先も、「もたせる」必要があるところでは存分にその力を発揮してほしいわ。