交渉人
THE NEGOTIATOR

チーフP:五十嵐文郎
P:内山聖子・山川由起子
主題歌:湘南乃風 「黄金魂

第1話
「人質の命は5分!?
犯罪交渉人玲子
〜最初の事件!」
脚本:寺田敏雄
演出:松田秀知

正直なところ、よくわからなかった。
何を伝えたいのか、どんな事を見せたいのか・・・。
全体的に映像が暗いこともあって、見終わったら何だかどんよりした気分になっちゃうんだよなぁ。

少年課から捜査一課特殊犯捜査係・SITに配属になった玲子(米倉涼子)が初めて交渉人として向き合った立てこもり事件。
犯人に自殺願望があるのではないかと読んだ玲子。
しかし、その根拠をSIT5係管理官・桐沢(陣内孝則)に聞かれ「何となく」と答えたら、いきなり殴られちゃったよ。
警察内部の人間が女性に暴力とはとんでもないわ。
あと5分で人質を殺すという犯人(高杉亘)へドア越しの交渉をやってみるか?と桐沢に言われ、引き受けた玲子。
しかし、それは人質と犯人を引き離すためのおとりでしかなかった。
それにしても本当に交渉人は「今夜は冷えるわね」なんてところから話しかけるんだろうか?
何だか昔の刑事ドラマで見た、立てこもり犯に「おふくろさんも悲しんでるぞ」的な事を話しかける古臭い雰囲気だったなぁ。(笑)
玲子の話に引き付けられた犯人が人質から離れた途端、閃光弾が投げ込まれ、突入部隊が入ってきて犯人を射殺!
その後、犯人が遺書を持っていたことや拳銃がおもちゃだったことがわかり、犯人は自殺したがっていた事がわかるんだけど、遺書のメモをその場で燃やしちゃったりと、まぁ警察の酷いこと。

めちゃめちゃ男社会の警察の中で、交渉チームにも歓迎されず、それでも交渉人としての道を歩む玲子のお話だと思えばいいのかしら?
玲子が欠かさず接見している死刑囚の真里谷(城田優)も、何か重要な鍵を握っているのかな?
刑事ドラマのような、もっと違うもののような・・・。
うーん、まだつかめないわ。(^▽^;)

そして、いきなり次の事件。
今度は本物の銃を持った立てこもり事件で、犯人(姜暢雄)は交渉人に玲子を指名。
犯人に言われるまま、立てこもっている部屋に入っていく玲子。
今度は人質もたくさんいるし、拳銃は本物だし、どうなっちゃうんでしょうか?
・・・と言いつつ、あまり興味がなかったりして・・・。(^^ゞ

思ってた雰囲気と違っちゃったなぁ。
見続けていれば面白くなるのかしら?

2
「脱ぐ女刑事VS立てこもり犯!」
脚本:寺田敏雄
演出:松田秀知

宇佐木(米倉涼子)の交渉人らしい仕事ぶりは見えるようになったものの、イマイチ面白いとは思えないんだなぁ・・・。

犯人(姜暢雄)が宇佐木に「脱げ」というのも、何だかね〜。(^▽^;)
確かに服を脱いで武器を持ってない証拠を見せろと言われれば、それらしい理由ではあるけど、単に米倉嬢のサービスショットを見せたいためのような気もするし・・・。
白いシャツの下に黒いブラジャーな時点で、脱ぐ気マンマンじゃありませんこと?>宇佐木

あと、犯人に銃を向けられている女が実は共犯ってーのもバレバレだったよね。
だって、一人だけ従業員じゃないんだもん。
元々休日だった日に来客なんて、どう考えても不自然だもん。
トカレフ二丁買ってたなんて話が出る前に、視聴者はみんな気付いてたと思うよ。

宇佐木に制圧されたフリをして車を用意させ、準備が整ったら逆に宇佐木に銃を突きつけて出てくる犯人たち。
その車を宇佐木に運転させて逃亡しようとするんだけど、そんなもん発信機ついてるに決まってるでしょうに・・・。
この犯人、案外おバカだわ。(^▽^;)
先回りしてた警察に捕まってチャンチャン!だよ。

真里屋恭介(城田優)が無差別殺人犯で、宇佐木の父親が殺されているという過去があるって事は、二人は加害者と被害者の家族という関係なんだろうか?
うーん、それにしても微妙な雰囲気よね〜。

3
「都内9ヶ所に爆弾を運ぶ女!?」
脚本:寺田敏雄
演出:佐藤源太

違うチャンネルが録画されてたのに気付かず、最初の15分ほど見逃しちゃったよ。
この際、ここでリタイアしちゃおうかな?とも思ったけど、残り半分以上見れたわけなので、一応続けてみますか・・・。(^^ゞ

今回は私が見れたのは、喫茶店のテーブルの裏に仕掛けられた爆弾を爆発物処理班らしき男性が何とかしようとしているところからだったんだけど、その後の警察内での非公式の会議(?)のやり取りなんかを聞いてると、この男も何かウラがあるのかな?って気がしたりして・・・。
喫茶店に仕掛けられた爆弾は、中身が芋羊羹という偽物だったけど、他の部分は精巧に作られた爆弾だったのよね。
つまり犯人は爆弾作る技術を持ってるぞ!というのを、知らせてきたわけだ。
その上で、都内9ヶ所の電話ボックスに爆弾を仕掛けたという犯人からの伝言があって・・・。
爆弾に仕掛けられた時限装置が残り9秒から作動すること、都内9ヶ所の電話ボックス。
「9」にこだわる犯人の真意が見えないんだよなぁ。

その意味を歪んだ人間なら理解できるかも・・・と、宇佐木(米倉涼子)は恭介(城田優)に聞きにいくんだけど、「9は9、10であってはいけない。犯人は完ぺき主義者だ」とか何とか、歪んだ恭介の言う事はあたくしには理解できず・・・。( ゚Д゚)ポカーン
凡人の考え方だと「9=苦」か?なんて、つまんない考えしか浮かびませんわ。(^^ゞ

都内9ヶ所の電話ボックスに仕掛けられたという爆弾は、探してみるとどれも芋羊羹爆弾で・・・あと残り1個ってところで、妙なところからその爆弾が見つかりましたよ。
墨田さん(笹野高史)が銀座のママ(山下容莉枝)からもらった芋羊羹が、爆弾だったとは・・・。
あのママは中身を知ってて墨田に渡したんだろうか?
それとも犯人に使われただけ?
爆弾と一緒に入っていたトランシーバーで犯人(水川あさみ)と話をする宇佐木。
今回の交渉相手は女性なんですね。
でも、彼女一人だけの犯行なのかなぁ?

4
「爆発まで9秒のトリック!?」
脚本:寺田敏雄
演出:佐藤源太

トランシーバーで「容疑者」と名乗る犯人と会話する宇佐木(米倉涼子)。
起爆装置の下にもうひとつのトランシーバーが仕掛けてあり、そちらに着信があればバイブレーターの振動で爆発すると脅され、身動きできない墨田さん(笹野高史)。
交渉のやり取りで犯人から警察内部の様子は見えていないことや、目的が爆発物処理班への挑戦だということはわかったんだけど、そこまででぷっつり連絡が途絶えちゃって・・・。

まぁ、視聴者には画面に映る由希子(水川あさみ)が用意された文章を読んでいるような様子から彼女の単独犯ではないことの推測はついたし、前回から何となく怪しかった爆発物処理班の伊豆田(内倉憲二)も何か関係がありそうだとは思ってたけど、その後の展開が何とも浅かったよなぁ。

内部の状況は見えていないと思っていた犯人から「どこまで耐えられますかね?その年配の方」という「見えてます」な台詞が聞かされ、「容疑者」と呼べと指定したはずなのに、それを知らない犯人。
あきらかに最初の人物とは違ってるって事は誰でもわかる。
結局は爆発物処理班として中に入った伊豆田がもう一人の犯人で、防護服の中に仕込んだトランシーバーで宇佐木と話してたってわけなんだけど、あれだけ近くにいていくら重装備の中に隠したトランシーバーとはいえ、喋ってたら「あ!お前じゃん!」ってくらい簡単にわかるでしょうに・・・。(^▽^;)

伊豆田が犯人だと見抜いた宇佐木が爆弾のコードを適当に切ると30秒からのカウントダウンが始まり、動揺してうまく処理が出来ない爆発物処理班隊長・河相(平賀雅臣)を押しのけて伊豆田が処理。
見事8秒前で止めて拍手喝采をあびる中、宇佐木は拍手せずにパンチをお見舞いするのよね。

1年前、由希子の夫は爆発物処理班で処理に当たる最中失敗して殉職。
夫の死に納得がいかない由希子を利用して伊豆田は自分の腕を認めない河相に実力を知らしめるため今回の事を計画した。
くだらないよなぁ・・・。
9秒にこだわったのは、かつて河相が10秒前に爆発物の処理を成功させた事があると誇らしげに言っていたから、それ以上の言わば記録を作って自分という人間を認めさせたかっただけなのよね。
由希子は銀座のママ(山下容莉枝)の店にホステスとして潜り込み、そこで芋羊羹と爆弾を摩り替えたってわけだね〜。

はぁ・・・。
何だかちょっとツメが甘いような・・・。(^▽^;)

それにしても宇佐木も交渉班のメンバーには何か恨みのようなものがあるのかしら?
クローゼットの扉の裏には桐沢(陣内孝則)、木崎(筧利夫)、長谷部(鈴木浩介)、墨田の写真が一枚ずつ貼ってあったよね。
あれは何を意味してるんだろう?

5
「2千億の少年を誘拐する女!?」
脚本:寺田敏雄
演出:松田秀知

今回は15歳の少年の誘拐事件。
誘拐犯は女、誘拐された少年の父親は年収2千億の企業のトップということで、当初は営利誘拐かと考えられていたんだけど、犯人の女が誘拐された和馬(岡田将生)の担任の美術教師・岡村(井上和香)だとわかり、かけおちか?って話にもなって来るわけよ。
でも、身代金は3千万要求してくるし、宇佐木(米倉涼子)も今までの前例のどれともズレている気がすると、なかなか真相がつかめない様子。
そんな中、和馬の母親(山口美也子)が何か隠していることを見抜いた宇佐木が問い詰めると「殺される・・・岡村先生が殺される!」と言う母。
単なる営利目的の誘拐ではなさそうだと思ったし、岡村先生がそんなに悪い人でもないんじゃないかとも思ったけど、まさか和馬が岡村先生を操っていたとは思わなかったよ。(^^ゞ
しかし、和馬が岡村をこんな事件に巻き込んだ理由が、美術教師の岡村が自分の絵に文句をつけたから・・・っていうのが、何とも気位の高いお坊ちゃまらしいよね。
それで全科目の平均点が下がったって、かな〜りイっちゃってる感じだったし・・・。
自分を馬鹿にしたヤツが許せない・・・たったそれだけの理由。
まぁ、この二人はしっかり保護されたわけですが、その後の展開がちょっと興味をそそる感じだったわ。

5年前の立てこもり事件で宇佐木の父が殉職した時、木崎(筧利夫)も交渉班として現場にいたのね。
木崎だけでなく、桐沢(陣内孝則)、長谷部(鈴木浩介)、墨田(笹野高史)もいたみたい。
宇佐木は父の殉職について調べているんだろうか?
何かその事件に隠された部分があるのかもね。
だとすれば、犯人の真里谷(城田優)も重要な人物ってわけだ。
甘利(高岡蒼甫)は宇佐木というのは父の死後に名乗っている母方の名字で、旧姓は矢島だと知って嫌な笑い方をしてたけど、一体彼と宇佐木にはどんな関係があるんだろうか?
どう考えても宇佐木に何らかの復讐をしたいような雰囲気なんだけど、「矢島」という名字に行き着いて笑うということは、矢島時代に何かあったんだろうなぁ。

6
「連続殺人犯からのラブレター」
脚本:寺田敏雄
演出:田村直己

宇佐木(米倉涼子)の父親が殉職した事件で、真里谷(城田優)と同じグループにいた飯塚(大東俊介)が刺し殺された。
真里谷からのラブレターを受け取った後に殺された飯塚。
そのラブレターの内容は「無罪放免になるかもしれない。また一緒に遊ぼうね。」というもの。
飯塚の次に狙われたのは、やはりラブレターを受け取った田口(斉藤祥太)で、自ら飛び降りようとするわけよ。
交渉班が出動し、自殺を止める名手・墨田さん(笹野高史)が交渉に入るんだけど、その中で田口が墨田さんを覚えてると言い出して・・・。
やっぱり、宇佐木の父親の殉職した事件で、墨田さんも現場にいたのは間違いないらしい。
そこで宇佐木が交渉を代わって、田口を救おうとしたんだけど、誤って足を滑らせた田口が落下。
マットの端っこに落下しちゃって、助かったのかどうなのか微妙なんだけど、もし助かってたとしたら、また命を狙われるわけだよね〜。
入院してるとしたら、病院張り込んでなきゃマズイよなぁ。(^▽^;)

こうやって、当時の事件を知る人間たちが口封じされていく中で、宇佐木の妹・澪(林丹丹)が連れてきた恋人・北岡(田中圭)も真里谷のグループにいた一人のようで・・・。
彼もラブレターを受け取ってるんだろうか?
真里谷がまだ獄中にいる以上、誰かが真里谷の指示に従って昔の仲間の殺害を実行しているのか?
それとも真里谷と違う誰かが動かしているのかしら?

宇佐木の父親が背後から撃たれたという事は、警察内部の人間が誤って撃った可能性が高いよね。
宇佐木はそこをはっきりしたいんだろうけど、警察が何かを隠すとその壁を崩すのはなかなか難しいってところか・・・。

宇佐木が真里谷に面会しているのは、5年前笑いながら死ぬと言った彼に罪の重さをわからせるためのもの。
でも、通い詰める中で真里谷は何か変わったんだろうか?

7
「疑惑の銃弾!
玲子最期の事件」
脚本:寺田敏雄
演出:佐藤源太

え?来週最終回?(^▽^;)
そこに一番ビックリしちゃったよ〜。(笑)

宇佐木(米倉涼子)の父親の死体検案調書では前から撃たれた事になっている。
つまりこの事件に関して何らかの隠蔽が行われているってわけね。

怪しそうだった甘利(高岡蒼甫)も単なる宇佐木の見張りで交渉班に配属されていただけ。
・・・とすれば、甘利を見張りにつけた高林(大杉漣)が怪しいよね〜。
5年前の事件で、父親が殉職した現場にいたと見られる桐沢(陣内孝則)たちもワルではなさそう。
長谷部(鈴木浩介)は自分が趣味で保管していたという事件当時の音声を記録したものを聞かせてくれたし、そのおかげで宇佐木の父は真里谷(城田優)を守って誰かの銃弾を受けた事がわかったし・・・。
その事を桐沢に詰め寄ると、「待つんだ!今は耐えろ・・・。」と言われてるし・・・。
ってことは、交渉班は交渉班でこの一件を忘れてはいなかったって事か・・・。

で、飯塚(大東俊介)や田口(斉藤祥太)を狙った犯人は、澪(林丹丹)の恋人・北岡(田中圭)でしたわ。
真里谷のグループを抜けようとしてリンチされ、その時に頭をやられ植物状態になった彼女をつきっきりで世話してきた北岡。
その彼女が5年間の植物状態の末、亡くなった。
それで復讐ってわけか・・・。
ヘルパーの資格まで取って愛する女性の介護を続けてきた男が、今度は複数の人間を殺害しようとしてるってわけ?
事件当時未成年だった3人と一緒に澪や宇佐木まで拉致されて、その上、真里谷をつれて来いと交渉班に電話してきた北岡。

振り返ってみると、何となく盛り上がっては来たんですね。(笑)
あとは、どういう結末になるかって事ですなぁ。

最終回
「突入前1時間!!
衝撃の交渉」
脚本:寺田敏雄
演出:松田秀知

結局、何だったのかよくわからなかったぞ〜。
宇佐木(米倉涼子)の父親を撃ったのは、警察内部の誰だったんだ?
宇佐木の父親は同僚がトイレに上着と一緒に置き忘れた拳銃が盗まれ、それが真里谷(城田優)たちに拾われ殺人事件が起きたことで、警察が拳銃を紛失した事をもみ消したという事実を内部告発しようとしていたのね。
それで何者かに撃たれ口を封じられたってわけ?
その時、警官から奪われ事件に使われた拳銃をすり替えたのが片山(高橋克実)だったのか。

まぁ、すべての指示は高林(大杉漣)から出てるんだろうけど、結局宇佐木の父親を撃ったのは誰だったのかという事はうやむやになってしまったような・・・。
宇佐木はそれを知りたくて交渉班に入ったんだから、そこがはっきりしなくていいのかな?って気がするんだけど・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

北岡(田中圭)が立てこもった山荘に真里谷を送ったのも高林。
だけど、またもや甘利(高岡蒼甫)を使って、護送中に逃亡した真里谷を射殺するという筋書きを用意していたらしい。
だけど、それは案の定失敗に終わり、逆に甘利を撃った真里谷が単独で山荘へ向かうという展開に・・・。

意外だったのは真里谷が何故死刑判決まで受けていたかというところだったよ。
ゴミ置き場の冷蔵庫の中に捨てられていて、親の顔も知らずに育った真里谷が友達欲しさに友人の罪をかぶっていたって言うんでしょ?
殺人事件も北岡の彼女を暴行した事件も、全部真里谷じゃなくやったのは友人。
その罪をかぶって彼らに自由を与えた事が、真里谷にとっては友人の証だったわけだ。
でも、実際に真里谷が獄中から出てくるのを待っていてくれるような友人は一人もいなかった。
可哀想な人だったとも言えるのかもしれないけど、最後の最後でそう説明されても何だかなぁ・・・って感じで。(^^ゞ

最終的にはそんな真里谷に「私ならあなたを待てる」と宇佐木が言って、真里谷を投降させたわけだから、交渉班として彼を守った事にはなるんだろうけどね〜。

宇佐木は交渉班に戻り、5年前の事件は明るみに出て、高林は事情聴取を受けた。

・・・・・・・で?って感じが残る最終回で、すっきりはしなかったなぁ。

 

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