エジソンの母

原案:山口雅俊
P:加藤章一
主題歌:Superfly 「愛をこめて花束を

第1話
「1+1=2じゃない!
学校中がグルグル回る」
脚本:大森美香
演出:武藤淳

子供の「どうして?」連発にイライラした事がある親だったら、ちょっとキツイかもしれないな。(^▽^;)

小学校教師・規子(伊東美咲)のクラスに転校生の賢人(清水優哉)がやって来るんだけど、この子がちょっと変わった子で・・・。
「1+1=2」という足し算にも「どうして?」と疑問を抱き、自分が納得できなければ、ずっと規子を質問攻め。
こうやって何にでも「どうして?」という気持ちを持って、それを自分で納得するまで突き詰めていけば、学校の勉強では教わらないような勉強の仕方ができるかもしれないけど、実際問題、学校でこれをやられちゃったら教師も周りの生徒も迷惑しちゃうのが普通だろうな。

だから他の父兄が乗り込んでくるのも、まぁ当然と言えば当然かと思われ・・・。

人体模型に電気を通して生き返らせようとするなんて、普通じゃ思いつかないことも平気でやっちゃうし、危険といえば危険だよなぁ。
でも、そんな賢人が加賀美先生(松下由樹)に叱られているのを見て、わが子をかばった母親・あおい(坂井真紀)に対して「あなたのお子さん、おかしいですよ。脳が腐ってます。」ってーのは教師の発言とは思えないな。
私だったらわが子にあんな言われ方したら、もっと酷い言葉で怒鳴り返してるかもしれない。
あおいが「腐ってるなんて言葉で切り捨てたりせず、この子の中にあるキラキラした好奇心を見守って欲しい。」と柔らかく返したのは親としては立派だったと思うわ。
とても真似できないけど・・・。
ついでに言うと、いくらわが子でもあれだけ「どうして?」「どうして?」と聞かれたら、やっぱりキーッってなっちゃうと思うし・・・。

「1+1=2」というのは単なる決まりごと、だけどその決まりごとがあるから先に進むのが楽しくなるという説明で、どうやら納得がいったらしい賢人君。
すんなり理解してくれる生徒ではないけど、彼は彼なりの学び方でならいろんな事を吸収できるんだろうね。

それにしても次はいきなり鳥になって飛ぶんですか?
それは、また危険な・・・。(^▽^;)

第2話
「絶対ダメ!空を飛ぶ実験」
脚本:大森美香
演出:武藤淳

超大陸パンゲア?
ウェゲナーの大陸移動説?
ちんぷんかんぷんだったんですが、賢人(清水優哉)ったら、地図帳破って凄いことに気付いちゃったんですね。
こういうのを見てると、子供が自分で学ぼうとしている事って大事だなぁと思うんだけど、一方では物を大事にする事も教えなきゃならないし、教育の現場で賢人みたいな子供を扱うのは確かに難しいですね。(^▽^;)

さて、今回はどうしても空を飛びたい賢人君が、またまた恐ろしい実験をやっちゃってましたね。
熱気球とガス気球が飛ぶ仕組みを調べて、ガスを吸えば飛べるんじゃないかと思っちゃうところが、子供なりの素直な発想かもしれないけど、大人から見れば何とも恐ろしい。
自分の家で子供たちが集まってガスを吸ってたら・・・と思うと、私だって青柳さん(杉田かおる)みたいに大声出しちゃうわ!

それだけやっても懲りなくて、やってみなきゃわからないと3階の教室から飛び降りてみたり・・・。
ヒヤヒヤし通しですな。(゚ー゚;Aアセアセ
それで「飛べなかった」と知るのは、あまりにも危険だ。
もしも、そんな実験で子供が死んだら、親はどんなに悲しむか・・・。
死んでからでは「飛べなかった」と知ることも悔やむこともできないって事も、しっかりわかってほしいものです。

空が飛べたらお仕事しているママを空から見てみたいという賢人の願いは可愛かったし、「ママは僕のために働いているから、ありがと・・・って思いながらじっと見るのだ」なんて言うあたりは(TωT)ウルウルしちゃう感じなんだけど、やっぱり危ないことは危ないんだよね。
「心配してくれる人を困らせてはいけません」という加賀美先生(松下由樹)の言葉で泣き出したところを見ると、ママを思う気持ちは人一倍強いんだろうけどね。

校長先生(田中要次)の「何かを知りたいという情熱も必要です」という言葉や、博之(谷原章介)の「奴らのルールなんか無視しろ!いっぱい失敗しろ!」って言葉が、賢人を支えていくのでしょうね。
それにしても、ほんとに死んでしまったらどうしようもないので、ガスとか飛び降りとかは、二度とやっちゃいけませんよ!>賢人君

第3話
「狼と元カレ乱入!
授業参観成立せず」
脚本:大森美香
演出:平野俊一

規子(伊東美咲)に新たな出会いでしょうか?
研修で知り合った他の小学校の先生佐々木(安田顕)に授業参観で扱う道徳の教材に「はしのうえのおおかみ」を提案された規子。
お面を作って子供たちにわかりやすく道徳を教えようと頑張ってましたね。
先生たちの苦労もちょっと垣間見えたような感じでよかったんですが、あの賢人(清水優哉)がいる限り、授業参観が無事に終わるわけはないわけで・・・。(^▽^;)

賢人が自宅で図鑑を見て、オオカミがウサギを食べているとか、自然の摂理を学んでいたから、「はしのうえのおおかみ」の題材はヤバそうだな・・・と思ったら、やっぱり・・・でしたね。
一本橋の上でやって来た相手を脅して自分が渡っていたオオカミ、しかしある日自分より大きなクマと橋の上で会い、そのクマが自分の体をひょいと抱えて反対側へ運んでくれた事から、親切はしてもされても気持ちが良いということを知る。
そこで次にオオカミがウサギさんと会った時にはどうしたでしょう?というところで、賢人が「ウサギさんを食べました」と答えちゃってクラス騒然!
賢人は自分が学んだ自然の摂理についてみんなに教えてあげたかったのね。
でも、これは自然の摂理を学ぶ授業じゃなくて、道徳を学ぶ授業だったんだわ。
そんな事、子供相手に通じるわけもなく・・・、ましてや学ぶということについて、この場合はこうで別の場合はこういう答えになりますなんて言えるわけもなく・・・。
一人大喜びだったのが、授業参観に遅れそうなあおい(坂井真紀)を送ったついでにやって来た規子の元カレ・博之(谷原章介)でしたね。
でも、子供たちが話している内容を聞いていたら、意義のある話し合いにはなっていたような気がするんですけど・・・。(笑)
博之はあおいにかなり惹かれている様子だし、規子と佐々木が今後どうなるのかも気になるなぁ。

いろいろトラブルを引き起こす賢人だけど、転んで泣いている女の子に声をかける優しいところはあるみたいで、そういうのを見ているとまっすぐに育った子なんだなぁと思いますね。
ただ、やっぱり現実問題、ああいう子がいたらそのクラスは大変だろうなぁ・・・と思います。(^^ゞ

第4話
「どうしてウチは貧乏?
年収より大切なものを
子供たちが学ぶ」
脚本:大森美香
演出:平野俊一

社会科見学で鉛筆工場の見学をしてるのに、工場の人への質問がどんどん人間の平等についてという難しいテーマになっていってるのが面白い。
大人が一番答えにくいタイプの質問だよね。
真摯に答えようとしてくれている鉛筆工場の方々には、頭の下がる思いでしたわ。

「どうしてお金持ちと貧乏がいるの?」
「どうして人間は平等じゃないの?」
いやぁ、難しい質問ですよ。
賢人(清水優哉)は母・あおい(坂井真紀)が「貧乏ヒマなし!」なんて言ってたのを聞いて、余計に疑問に思っちゃったんでしょうね。

そんな賢人のことを「いつかすごい発明をするんじゃないかと信じている。親ぐらい信じてやらないと・・・。」というあおいは、やはり私には真似できないけど立派な親なんでしょうね。
理想はあんな親だけど、実際ああなるのは難しいな。(^^ゞ

「平等」について調べる賢人に、「平等権はあるが、世界は平等ではない」ときっぱり教える博之(谷原章介)も、アリですね。
最終的には鉛筆工場でお話をしてくれてた宮田さんが学校までやって来て、好きな女の子と結婚することになった。
「どちらかと言えば貧乏だけど、僕は幸せです。」という言葉は、何よりも子供たちの心に響いたでしょうね。
賢人がものすごく目を輝かせて拍手してる表情が良かったです!

次回は加賀美先生(松下由樹)のご主人の話のようですが、このご主人がどうも「天才」と呼ばれる人物みたいですね。
天才を抱える家族の難しい一面が見られるのかな?

第5話
「子供の絵を良い絵と悪い絵に分けるフシギ先生」
脚本:大森美香
演出:波多野貴之

出てきましたね、加賀美先生(松下由樹)のダンナさん・博(大杉漣)。
「ポアンカレ予想」とやらに取り付かれた天才数学者らしいけど、凡人には理解できない行動を取る天才で、加賀美先生もそりゃ大変だろうと・・・。
でも、加賀美先生はそんな博に困った顔をしながらも、決して嫌ってはいないような雰囲気が垣間見えたような・・・。
一般的には理解されにくい天才というものを、実は一番理解しているのが加賀美先生だったりして。

そんな天才の卵かもしれない賢人少年(清水優哉)ですが、教育委員会からやめさせてくれというメールが届いたりで彼の今後も不安ですな。
ただ、博之(谷原章介)が賢人少年の父親になりたいと思い始めている事で、これまたどんな風に展開するのやら楽しみだったりするんだけど。
博之の「父親になりたい」という感情の中には、少なからずあおい(坂井真紀)への想いもあるんだろうし、天才とちょっと天然な母親と博之という組み合わせをちょっと見てみたい気もするなぁ。(笑)

今回は子供の絵を「良い絵、悪い絵」に分ける松平先生(片桐はいり)が登場しましたが、私が教師の立場だったら「良い絵、悪い絵」なんて本を書かれた先生に生徒の絵を見てもらいたいとは思わないわ!
玲実(村中暖奈)の絵が悪い絵と言われて青柳さん(杉田かおる)が臨時保護者会で言いたい放題する気持ちはちょっとわかる。
どういうところを直せばもっといい絵になると言われるんじゃなくて、最初から「悪い絵」という枠に入れられちゃうのが親としては我慢できないだろうなぁ。
どんなに下手な絵だったとしても、どこか褒めてくれたらいいのに・・・と思うのは甘いんだろうか?(^^ゞ
そこで規子(伊東美咲)が言った「絵は自由でいいと思う」という発言や、自分には絵を評価する自信がない・・・というような発言も、規子の素直な気持ちだと思って、私は好感が持てたんだけど、青柳さんには「自信がないって何よ!」と厳しく言われてたし、加賀美先生にも「嘘でもいいから堂々としてなさい」と注意されてたよね〜。
確かに今は、すぐに親や生徒が先生をナメてかかっちゃう時代だけど、それは先生の責任だけではないと思うんだよなぁ。

それにしてもあおいは博にマジックで落書き(本人にとっては落書きじゃないけど)された上着を平気で着て歩くのね。(^▽^;)
私には出来ないわ〜。(^^ゞ

第6話
「地球が滅亡するので
宿題できませーん」
脚本:大森美香
演出:武藤淳

地球が死んでしまうと知って大慌ての賢人(清水優哉)。
太陽が死んでしまったら、地球も滅亡してしまう・・・こりゃ大変だ!というので、大学生やお巡りさん、いろんな人に地球を救う方法を聞いてみるんだけど、答えは出ない。
だから宿題どころじゃない!!ってところが、可笑しかったわ。
いやぁ、これがわが子だったら叱ってるんだろうけど、ドラマとして気楽な気持ちで見ていると、「そりゃ地球の滅亡がかかってるのに、宿題なんてやってる場合じゃないよなぁ。」と思っちゃうから不思議よね。(笑)

賢人の「地球が死んじゃう」発言がクラス中で大きな噂になり、またまた問題になっちゃうわけよ。
それで、規子(伊東美咲)はあおい(坂井真紀)に会いに行き、「賢人君の好奇心は邪魔です。」とはっきり言うんだけど、あおいは「でも、地球の将来を守るのは子供たちなんです。」ときっぱり!
そりゃ、そうかもしれないけど、50億年先の事を考えるのに私たちも子供たちも孫たちもないような・・・。(^▽^;)

学校では校長先生(田中要次)が「50億年も生きられないから、そんな先のことを心配するより、そうならないためのエコなどを考えるべきだ」と一言。
まぁ、これで何とか地球を救え大作戦はおさまったようですが、子供に説明するのって難しいなぁ・・・と実感しましたよ。
言ってることがどうでもいいことではないだけに、適当にごまかす事も出来ないしね〜。(^^ゞ

いろんな事で悩んでいた規子も、研修で子供たちと離れてみたことで、毎日にぎやかな子供たちに囲まれていた事が素敵に思えてくるのよね。
これは子育てしてる親も同じだと思う。
ずーっとべったり一緒にいると、時々煩わしかったりするんだけど、ちょっと離れてみると無性に恋しくなっちゃったりして・・・。
規子は子供たちのことが大好きだったんだよね。
そして、子供たちも規子が大好きだった!

雨の中、太陽を呼んでた子供たち。
その声が届いたのか、雨が上がり太陽が顔を見せた時に、規子が学校に帰ってきて・・・。
規子=子供たちの太陽って感じの印象的なシーンでしたね〜。

さて、次は教育委員会登場ですか。
これまた大変そう。(^▽^;)

「規子=面白くない」と考えていた博之(谷原章介)に、あおいが「面白いじゃないですか。気付かなかったんですか?」と言ったところは面白かった。
規子が面白くないんじゃなくて、規子の面白さに自分が気付いてなかったんだとしたら・・・博之のことだから、もう一度規子を研究したくなったりしてね。(笑)

第7話
「永遠にパクパク鳴れ!
幸せの防犯ベル」
脚本:大森美香
演出:平野俊一

文部フェスティバルで「赤ずきんちゃん」の劇をやりたい生徒たち。
しかし、内容が残酷だと以前保護者からクレームが来たとして規子(伊東美咲)は決めかねていた。
で、赤ずきんちゃんが残酷にならない方法を考えたよ〜と、賢人(清水優哉)を中心としたクラスのみんなで新しい赤ずきんちゃんのお話を考えたんだよね。
クラスがひとつになって、キラキラした目で「赤ずきんちゃん、やりたいよ」って見つめられたら、規子も首を縦に振るしかないよなぁ。(笑)
それにしても、こういう時の子供の目って、どうしてあんなにキレイなんだろうね。
賢人が考えた台本には「人喰いワニのジレンマ」なるものが含まれていたらしいけど、そういうのをいつの間にか台本に織り込んでしまう賢人って、やっぱ天才だよね。
私なんて、「人喰いワニのジレンマ」を説明されても、「で、どういうこと?」って感じだったもん。(^^ゞ

狼さんがおばあさんを食べていいのか、いけないのかわからなくなって、口をパクパクし続けている姿を見て、劇の途中だというのに「ひらめいた!」賢人少年。
変質者の出現に怯えていた玲実(村中暖奈)のために、電磁石を使った防犯ベルを開発した賢人少年。
あおい(坂井真紀)に「みんなの気持ちを考えて、みんなの役に立つの。ずっと、一緒にいられるように・・・。」と言われて、まさに人の役に立つ事を考えて作った発明品だったのに、青柳さん(杉田かおる)には「いらない!」と吐き捨てられてしまって・・・。(´Д⊂グスン
そんな防犯ベルを規子がほしいと言い出したのが良かった。
エジソンの母がわが子の脳が腐っていると言われても守り通したように、あおいも賢人を守っている。
そして学校で少年を守れるのはお前だと博之(谷原章介)に言われたこと、規子の胸にも響いてたんだろうな。
大きくて邪魔な防犯ベルを仕方なく自転車の荷台にくくりつけて持ち帰っている時に、規子が不審者に遭遇し、防犯ベルが役に立ったというのも読めたけどいいオチだった。

しかし、教育委員会の方はまだ片付いてないし、次はどんな問題が出てくるのやら・・・。
それにしても、賢人少年は回を重ねるごとに可愛くなっていきますね。
あの喋り方にもやられちゃうわ♪

第8話
「怪物ママのプチ誘拐事件」
脚本:大森美香
演出:波多野貴文

青柳さん(杉田かおる)ったら、賢人(清水優哉)に関する報告書を作って、教育委員会の織田(森口瑤子)に提出するとは準備万端ですな。(^▽^;)
でも、教育委員会は賢人にギフテッド教育とやらの留学を勧めて来ましたよ。
いやぁ、意外な展開にビックリでしたわ。
織田はあおい(坂井真紀)に「我慢して、我慢しての教育が賢人君のためになっているの?」と聞いてましたが、確かに留学となれば費用の問題もあるし、「あぁ、そうですか」とすんなり受け入れられるものでもないような・・・。
その一方で、全く責任のない視聴者としては、もし賢人が留学して彼の好奇心をどんどん伸ばしていくような教育を受けたらどうなるのか、ちょっと見てみたい気もしちゃったんだよなぁ。(^^ゞ
博之(谷原章介)が「その気があるなら、3人でアメリカに行きませんか?」とあおいを誘ってたけど、それを聞いちゃった規子(伊東美咲)の気持ちはどうだったんだろうね〜。

今回は天才と呼ばれている加賀美先生(松下由樹)のダンナさん・博(大杉漣)と賢人少年の出会いがあったりして、なかなか興味深かったわ。
縄跳びがもつれてしまう原因をつきとめたい賢人少年を見て、宇宙の形と結びつけて考える博。
そして、みんなが縄跳びしてる光景を見て、やはりいろんな宇宙の形があると天才らしき発言をする賢人少年。

静電気の授業から電気が求め合う力を学び、電池で人が死ぬ事もあれば、電気ショックで人が助かる事もあると、電気の恐い点、良い点をちゃんと理解している賢人。
自作のテレポーテーションマシーンが失敗に終わり悩んでいた時に、青柳さんにプチ誘拐されて知らぬ間に自分が瞬間移動していたことを喜ぶ賢人には笑っちゃったよ。
我を見失って誘拐なんてしそうになった青柳さんが我に返ったのは静電気のバチッ!!がきっかけだったりするし、強引ながらも「そう来たか!」って感じで楽しめました。(笑)

第9話
「歯にも格差がある!
ポークカレーもね」
脚本:大森美香
演出:大森美香

加賀美先生(松下由樹)が保護者にも教育委員会にも負けず、賢人(清水優哉)を教育しようと言い出したのには、ちょっと驚いた。
でも、家に天才を抱える加賀美先生も、賢人みたいな天才の卵に出会って、自分の夫を見つめ直すことにも繋がったのかもしれないなぁ。
天才がある難問にぶち当たった時、これが解けたらピクニックに行こうと言ってたとか話していたから、最終回には夫・博(大杉漣)の難問が解けて家族でピクニックに行く光景が見られたら嬉しいんだけど、そう簡単に解ける問題でもなさそうだよね。(^▽^;)

今回は保護者も参加してもカレーパーティー。
自分の興味のある事向かって行っちゃう賢人は、今回も火に釘付けで危ないからと風邪引きのクラスメイトと一緒に隔離されちゃいましたね。
そこで歯がグラグラするという友達のために、おばあちゃんの知恵的な昔の方法で歯を抜いてあげようとした賢人。
歯に糸を巻きつけ、エイと引っ張って見事に歯は抜けたんだけど、ちょうどそこに出来上がったカレーが運ばれてきて、運んできた青柳さん(杉田かおる)が「歯入りカレーよ!」と大騒ぎ!
確かに誰かの歯が入ってるカレーなんて、気持ちのよいものじゃないけれど、あの子の歯は衛生的じゃなくて、うちの子の歯だったら衛生的なんてワケのわからん理由をまくしたてる青柳さんは困ったもんだよなぁ。
たまらず加賀美先生も反論してたけど、そこで賢人を追放する署名を集めてますだとか、規子(伊東美咲)に対して「どうせ腰かけのくせに・・・」とか、青柳さんも言いたい放題の度が過ぎますわよ!
そんなヒートアップした青柳さんの頭から、抜けた歯が見つかったのには笑っちゃったよね。
カレーは無事って事で、美味しく試食することができて良かったよ〜♪

織田(森口瑤子)も度が過ぎちゃった一人でしたね。
あおいに賢人の留学を勧めに来て、規子の事を「あんなバカ教師に預けてちゃ、バカの烙印を押されるだけ」なんて、ひどい言い方だわ。
そんな織田のお尻を叩いたあおい(坂井真紀)。
(´▽`*)アハハ ・・・なかなか大人相手にお尻を叩く人もいませんが、あおいだと思うとアリな感じでしたね。
「規子先生が日本の教育の代表って言うなら、私は日本の教育を信じます!」と言ったあおい、そしてそれを聞いていた規子と博之(谷原章介)。
規子にしてみれば嬉しかっただろうなぁ。

賢人のお誕生日に博之がくれた豪華なケーキより、離れているパパがくれた一冊の本に喜ぶところを見ていると、どれだけ賢人にとってパパが大事なのかもわかったような気がする。

最近出てきていた秘密基地。
いつか何か起こりそうだと思っていたら、やっぱり火事になっちゃうのね。
どんな最終回になるのかなぁ?

最終話
「エジソン追放!
涙と怒りの全校集会」
脚本:大森美香
演出:武藤淳

秘密基地が火事になったんだけど、燃えてる真っ最中に「火はすごいよ〜。」なんてキラキラした目で見ている賢人(清水優哉)には、さすがに困ったもんだと思っちゃったね。(゚ー゚;Aアセアセ
自分の生徒を現場で見つけた規子(伊東美咲)が事情を聞くと、みんな賢人がやったと言うもんだから、規子も賢人を「どうして、どうしてこんなに危険な事ばかりするのよ!」と責めちゃって・・・。
事の大きさを知るにつれて落ち込まずにはいられなくなった賢人少年を博之(谷原章介)が励まそうとしていた時、賢人が「タイムマシンがあったら昨日に戻って昨日の僕にライターやローソクを持っていったらダメって言うよ。」と言ってたのには泣けちゃった。
賢人少年もちゃんと反省はしてるんだけどね〜。

あおい(坂井真紀)も今学期で賢人を転校させると申し出た。
規子はまだ賢人にしてあげられる事があるんじゃないかと考えるんだけど、それをどう行動に移すべきかはわからないし・・・。
青柳さん(杉田かおる)たちの反発も、ものすごかったしね。

落ち込んでいた賢人に、天才の博(大杉蓮)が「ただ知りたいから研究する」と言ったことや、「君の好奇心を支えてくれる人を幸せにせねばならない。どんな天才も決して一人ぼっちでは生きていけないんだから。」と言ったのは、賢人少年の気持ちを少し前向きにしてくれたかもしれないね。
自分の発明は、いつも人を幸せにするための発明だったはずなんだいs、あおいにもそう言われてきてたもの。
そこで賢人が学校に残したのは、校旗を掲揚するためのマシーン。
自分と仲良くしてくれたみんなが幸せになるように、賢人なりに考えた贈り物だったんだよなぁ。

賢人が学校を去ることを、クラスのみんなが「どうして、どうして賢人だけ転校するの?」と疑問に思った事を素直にぶつけてきて、規子も今までの彼女からは考えられないほど熱く語っていましたが、そこに賢人少年がやって来て「僕、受け入れ拒否されたよ」と一言。(笑)
青柳さんたちが賢人追放の署名活動をした事で、賢人の評判が広まったらしく近隣の小学校が次々受け入れ拒否したそうな・・・。
青柳さん、裏目に出ましたね。(爆)
「おかえりなさい」「ただいま」と、またこの小学校に受け入れられることになった賢人少年。
体育館の外で泣いていたあおいの涙にもらい泣きした後、規子に対して言った「よろしくお願いします」に「よろしくはそっちじゃないだろう?」と一人でつっこんでる博之に笑っちゃったよ。

博と加賀美先生(松下由樹)の家族の念願のピクニックもできたし、めでたし、めでたしでしたね。
子供の好奇心を守り育てることって、実際問題かなり難しいんだなぁ・・・とも思いましたが、こうやって見ていると子供を育てる事は大人が成長する事とも関係してるって事を実感いたしました。
主題歌もマッチしてて、なかなか良かったです。

 

 

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