太陽と海の教室

P:村瀬健
主題歌:UZ 「君の瞳に恋してる

1
「初回90分スペシャル
地球一熱い教師が
海からやってキター!!」
脚本:坂元裕二
演出:若松節朗

海の中から溺れた子供二人を抱いて現れた朔太郎(織田裕二)を見て、常日頃からちょっと心配な織田ちゃんの頭頂部にヒヤヒヤもんだった私。(^▽^;)

まぁ、こんな突拍子も無い登場の仕方をした朔太郎が、湘南学館という進学校の3年1組担任としてやってくるわけです。
最初の授業がにらめっこ。
進学校の3年生の教室でいきなりにらめっこなんて、そりゃみんな引きますわ。(゚ー゚;Aアセアセ
だけど、他校の生徒・末吉(中村倫也)にいじめられている洋貴(岡田将生)は最後まで目をそらさない。
水泳の対抗戦でわざと負けろと脅されていた洋貴は、その事が同じ学校の水泳部員にバレて裏切り者扱いされ、メンバーから外されそうになる。
そんな洋貴を外さないというのが朔太郎。
「あがけばあがいた分だけ胸に残る。何も考えずにスタート台に立って、力いっぱい泳いで来い!」とかっこよく洋貴に告げた朔太郎だけど、末吉に「何でもやるから洋貴を自由に泳がせてやってくれないか」と頭下げちゃってるんだよね。
何だかカッコいいんだかかっこわるいんだかわからないけど、自分の生徒のためになら何だってやるってところが、この先生の持ち味なのかしら?

しかし、何でもやるという朔太郎に辛い三番勝負をやらせたくせに、結局凛久(北乃きい)の下着姿を写真に撮らせろとか、末吉も徹底的にイヤなヤツだったね〜。
さすがにそれは朔太郎が凛久を連れて帰ってセーフだったけど・・・。

そんな凛久から洋貴の夢はお父さん(松重豊)の造船所を継ぐ事だったと聞いた朔太郎。
でも、その前に造船所が下請けの工場にされちゃって・・・。
そんな話をしながら「私たちの未来なんか最初から決まってる」と言う凛久の言葉を聞いて、朔太郎は胸が痛んだ様子でしたね。

いきなりチェーンソー持って洋貴のお父ちゃんの工場にやって来た時は、何をする気だ?と焦りましたが、父ちゃんと洋貴にプライドを取り戻してもらうため、朔太郎は屋上に上り下請け工場の名前の入った看板を切り落とし、その下にあった造船所の看板を復活させたってわけです。
何があっても守らなきゃならないものは誇り・・・だと。
凛久からの写メで父がプライドを取り戻したのを知った洋貴は全力で泳ぎ、そして勝った。

まぁ、生徒それぞれのエピがどの程度面白くなるかはわかりませんが、実力のある若手が揃っているのは楽しみですね。
そして、生徒を守るために帰ってきたという朔太郎、どこかの戦地みたいな場所の写真、3年生全員の卒業資格が危うくなるような何か・・・というのが気になりますね。

2
「VS恋を金で売る生徒
好きなら胸張って馬鹿になれ!!」
脚本:坂元裕二
演出:若松節朗

濱田岳って、こういうキャラうまいよね。(笑)

7マタしてた灯里(吉高由里子)が淫行高校生だという張り紙が学校の掲示板に・・・。
っつーか、7マタ・・・いや実際には6マタだっけ?、どっちでもいいけど、そんだけやってりゃ問題が起きないわけないっしょ?(^▽^;)
「自分を売って欲しいものを買ってもらっただけ」と開き直る灯里は、両親がともに証券会社勤務で忙しく、運動会や遠足のお弁当すら作ってもらった事がないという、愛に恵まれない女の子らしい。
これを聞いた全国の証券会社で共働きな御両親が「うちはそんな事ないわよ!」と怒りはしないかと心配したりして・・・。(^^ゞ
それで、ハチ(濱田岳)が灯里の分までお弁当を作ってあげたら、うさぎ型のりんごに涙してたんだとさ。
ハチったら、またそんな灯里に惚れちゃったんだろうなぁ。(゚ー゚*)
愛がわかってないという灯里に「だったらお前がやれ!ただでやれ!」と言う朔太郎(織田裕二)。

ハチは灯里への愛を手紙にしたためてみるんだけど、読んでももらえず破り捨てられて・・・。
その上、「キスしてあげようか?」とやっぱり愛がわかってない様子の灯里に裏切られた気持ちでいっぱいになるハチ。

そんな中、6マタの一人(要潤)が灯里を部屋に閉じ込め、彼女はハチに助けを求めて電話をするわけよ。
ところが、裏切られたと思ってるハチは電話に出ようとしない。
そんなハチに朔太郎は「本気で好きになるって事は、馬鹿になるって事だ」と言い、裏切られても裏切られても相手を想い、胸を張って馬鹿になれ!と声をかける。

で、ハチは灯里を助けに行き、他の仲間と朔太郎もそれに続くんだけど、部屋に鍵がかかってて入れない中、朔太郎は屋上からレンジャー部隊のようにロープで降下してきて、窓ガラスを割って部屋の中へ突入するのよ。
初回ではチェーンソーで看板切り落としてたし、今回は窓ガラスを豪快に破壊!
もしかして、毎週こうやって何かを破壊していくんだろうか?
それが腐った教育制度の破壊なんてところに繋がってるの?(大げさ?)

灯里の事を心配して、ドアの向こうから必死で叫ぶハチたちの声を「いくらだ?」と灯里に問う朔太郎。
「人の心は売り物じゃない!心に応えられるのは心だけだ!」
ここまでやらなきゃ、そんな事もわかってもらえないのか?と思うと、ちょっと情けない気持ちにもなるけど、どうやら灯里も気付いたらしいよ。(^^ゞ

これで灯里がハチの事を気にかけてくれるようになるんだったら嬉しかったんだけど、彼女の気持ちは実は洋貴(岡田将生)にあったのね〜。
それを知っても「気付いてあげられなくてごめんね」なんて言うハチ。
いいヤツだーーーーー!

さぁて、ラストで英二(山本裕典)がベビー用品を買い物してるのを若葉(北川景子)が見ちゃいましたね。
まさか彼の子供って事はないだろうから、親がどこかに消えちゃったとかそういうことかしら?

3
「死ぬな!お兄ちゃん
まさかの船上大手術」
脚本:坂元裕二
演出:谷村政樹

英二(山本裕典)は母親が島の病院で入院しているため、幼い兄弟3人の面倒を見ていたのね。
それじゃ勉強どころじゃないって事で、理事長(小日向文世)の考えで妹・弟たちが親戚に預けられることになるんだけど、その寸前でやっぱり離れられないって事で英二が兄弟を連れてフェリーで島へ向かおうとするのよ。
そんな英二たちを理事長はじめ教師たちが追いかけ捕まえようとするのを見て、「あぁ、暇な学校だなぁ」と眺めてしまったわ。(^▽^;)
理事長たちが追いかけたことを知った朔太郎(織田裕二)は「逃げ場を作ってやらなきゃダメなんだ」と、これまた追いかけるわけよ。
で、追われたことを知った英二は船の立ち入り禁止の場所に入っちゃって、そこで大怪我しちゃうんだけど、そのシチュエーションもどうなのよ?って感じだったわ。
ちょいとぶつかったら、いろんな物が倒れてくるなんて、ヤワな船じゃありませんこと?(^▽^;)

朔太郎はエリート商社マンから教師に転職した経歴の持ち主らしい。
しかも、内戦の激しい場所での転職。
まぁ、そんなところで頑張ってたんだったら百戦錬磨かもしれないけど、だからって医師免許も持ってないのに、釣り針で縫合ってどうなのよ!

大怪我した英二を救うのに、スパナ、スパナって探してて、それを見つけた若葉(北川景子)が一生懸命、スパナでネジを回してたけど、それを見ていたうちの夫が「そっちに回すとネジ締まるんだけど・・・逆ネジじゃなければね」と冷めた一言を発してました。
逆ネジだったことにしておきましょう。(苦笑)

そして、北川景子と言えば、びっくりするような演技を見てしまいましたわ。
朔太郎がバイクで英二を追いかけに行くところで、去っていくバイクに向かって「もう!o(`ω´*)o」と一言言うんですが、このときの膝を使った軽い屈伸での「もう!」に「何時代の芝居だよ!」と突っ込んでしまいましたわ。(゚ー゚;Aアセアセ

英二もとても苦しそうにハァハしていたにも関わらず、麻酔もなしで釣り針で縫合されたら、急に落着いちゃってるし・・・。
そんなに楽になったんでしょうか?
うーん、朔太郎、恐るべし!(爆)

ってなわけで、何だかよくわからないエピでした。<(_ _)>

4
「崖の上のショパン」
脚本:坂元裕二
演出:谷村政樹 

ピアノで東京芸大の推薦を受けようという雅行(中村優一)が、ビーチバレー大会に自ら出場を希望。
その裏には、学校の期待を受けピアノの練習に追いまくられる中で、何のために弾くのかわからなくなって逃げ出したくなったという雅行なりの理由があったらしい。
だから、バレーで手を負傷でもすれば逃げ道になると思ったんだろうね。

雅行の気持ちは理解できた。
ただ、そんな雅行のために朔太郎(織田裕二)がとった行動というのが、どうも理解できないのだ!
何故、グランドピアノを崖の上に運ぶ?
何故、潮風の吹きさらす場所にピアノを運ぶ?
そこで弾いたからって、「自分一人のためだけに弾いてみな!」って事になるのか?
確かにオープンエアーでの演奏は気持ちいいかもしれないけど、そこまでピアノを続けてきた雅行だったら、これがピアノにとっていい環境ではない事ぐらいわかるだろうし、正直微妙なんじゃないの?(^▽^;)
これでもう一度やる気を起こしたんだから朔太郎様様なんだろうけど、何だか納得できなかったよ。

洋貴(岡田将生)と凛久(北乃きい)の幼い頃のビデオだって、ちょっと出来すぎじゃない?
机の上に置きっぱなしにしたビデオで、ばっちりのアングルで二人の初めてのチューが録画されてるんだよ!
私が凛久の親だったら、このテープ見つけた時点で消去だよ!消去!
ま、この二人は小学校からの腐れ縁が恋愛に発展するんだろうけど、羽菜(谷村美月)と大和(冨浦智嗣)が恋に落ちたらしい。
真面目な二人が恋に落ちると、そっち方面に一直線に走り出しそうだね。

5
「優等生の反乱・・・
明かされた秘密」
脚本:坂元裕二
演出:若松節朗

羽菜(谷村美月)と大和(冨浦智嗣)はお互いに「好き」という気持ちを伝え合った。
しかし、その後も大和は受験に向かってマイペース。
このあたりが羽菜が思っていたものとは違ったらしい。

全校集会で成績優秀な羽菜にスピーチをさせようと柴草(八嶋智人)が原稿まで用意してたのに、羽菜はそれを無視して突然「私たち、どうして勉強しなきゃいけないんでしょうか?」と問いかける。
勉強が何なのかわからなくて勉強できないと素直な気持ちを吐き出す羽菜に朔太郎(織田裕二)だけが拍手をするのよね。

で、羽菜は今一番したいことをすると決めるんだけど、そんな彼女を「受験から逃げた」と批難する大和。
せっかく両想いになったばかりなのに、ここでモメるのは哀しいよね。
でも、大和には大和の言い分があったらしい。
彼にはこの先10年の羽菜とのプランがあった。
受験に合格して大学生になり、就職してお金を貯めてマンションを買って結婚・・・。
すごい堅実な人生設計だけど、人生ってそう思ったとおりには進んでいかないのだよ・・・大和君。(^^ゞ
そういうプランを描いていたからこそ、計画の入り口でルートを外れた羽菜が許せなかったのね。
でも、それはあくまでも大和のプランでしょ?
二人のプランは二人で描かなきゃ・・・と思ってしまったよ。

二人の出会いは同じスペル間違いで98点だった英語のテストについて話したことから・・・。
羽菜にもらったお守りに入っていたのは、まさにその出会いの答案で、大和はそれを見て気持ちが変わるんだよね。
勉強した思い出の中に二人の思い出もある・・・。
なるほど、それはそうだよなぁ。

その後、模擬試験を朔太郎が生徒と一緒になって受けて最下位だったという流れから「実は学校の先生は勉強ができない。大人になるとできなくなる。受験勉強は役に立たない。」と並べた上で、「でも勉強は宝探しの旅なんじゃないか?」と言ったあたりは良かったんじゃないかな?
確かに学生の頃って「こんなの大人になって必要か?」と思いながら、いろんな勉強をしてきたけど、それは宝探しをしてたんだと思うと少し納得できたりもするもんなぁ・・・。
まぁ、宝が見つかったかどうかは別だけど・・・。(^^ゞ

で、この学校が抱える問題とは「未履修問題」らしい。
それは朔太郎がどうにかできる問題ではなさそうなんだけど・・・。(^▽^;)

6
「友達のSOSが
聞こえますか?」
脚本:坂元裕二
演出:村谷嘉則 

いつも変な行動をとっている真由(前田敦子)が、「地球が滅亡する」と言って教室を飛び出す。
こんな時でもまったく慌てない朔太郎(織田裕二)。
どんだけ、修羅場見てきたんだよ!って感じですね。

幼い頃に施設にいた真由は、今の両親に引き取られここまで育った。
引き取った両親は真由の事を我が子として一生懸命育ててきたみたいだけど、真由の方は自分の本当の両親は別の星にいるとか、どこか現実逃避したようなところが見受けられるんだよね。
今の両親に虐待でもされているのかと思ったら、まったくそんな事はなく、むしろ両親の方が「自分たちの力不足です」なんて反省しちゃってる始末。
でも、真由の奇怪な行動は彼女が出してるSOSだったんだよね。
それにいち早く気付いた朔太郎は「自分の本当の誕生日も知らない」という真由のために、地面に描いたバースデーケーキで彼女の誕生日をお祝い。
うーん、予告であたかも真由が死ぬんじゃないかと見せかけていたんだけど、やはり違ったのね。

「自殺入門」なんて本のレシートも真由のものではなく、雪乃(大政絢)のものだったんだ〜!
で、その雪乃がハチ(成田岳)に「一緒に死んで」と頼んでるよ!
えーーーー!こんな事でハチが死んじゃったらイヤだぞ!

校長(戸田恵子)が教育委員会に告発した未履修問題も、理事長(小日向文世)が裏で手を回して「問題なし」って事になったらしい。
理事長、どんだけ力あるんだよ!(^▽^;)

なんとなく、しっちゃかめっちゃかな感じがしないでもないけど、凛久(北乃きい)が日輪祭の実行委員に選ばれたって事は、最後の盛り上がりは日輪祭なのかなぁ?

7
「友達の死・・・
ごめんなさい、先生」
脚本:坂元裕二
演出:永山耕三

何だかうんざりしちゃいましたね。(^▽^;)
いや、あたくしは織田ちゃんのファンですよ!(^^ゞ
でも、それとこれとは話が違うぞ!って感じなわけで・・・。

雪乃(大政絢)は親友だと思っていた女の子に彼氏を横取りされ、「ずっとアンタの事がキライだった」と言われたショックで自殺を考えたらしい。
だからって、ハチ(濱田岳)に「一緒に死んで」と頼むのもどうかと思うし、元々そのぐらいで自殺なんか考えてほしくないわけで・・・。

朔太郎(織田裕二)は二学期から担任を外されてしまい、掲示板の自殺予告とも取れる書き込みを調べたいのに、ホームルームで話すことも許されず、結局家庭訪問という手を取るわけよ。
でもさぁ、この家庭訪問、学校側からも保護者側からも問題になるのは当然なわけで・・・。(^▽^;)

雪乃を裏切らないという約束をしてしまったハチはも辛そうだったなぁ。
灯里(吉高由里子)の事が大好きだけど、自分が雪乃を一人にすれば彼女は死んでしまうかもしれないから離れられない。
そのうち、どうしても雪乃と一緒にいるところを灯里に見られてしまうわけで、苦しんだ結果「次原さんと付き合うことにした。もう灯里のこと、好きじゃないから・・・。」と、心にもないことを言ってしまうハメに・・・。
これを聞いていた洋貴(岡田将生)が「灯里に謝れ」とハチに食って掛かり、男二人がもめている中で実は灯里が好きなのは洋貴なんだとハチが言ってしまい、何だか仲良しグループがわやわやに・・・。
これだけぐちゃぐちゃになったのに、雪乃ったら「元カレから電話があったから」とご機嫌で、ハチなんか用済み状態!
どうしてくれんのさ!(#゚Д゚) プンスコ!と思ったら、元カレの電話というのも元親友がかけさせたもので、またまた傷つきハチに「私と一緒に死んで」と再び言い出す雪乃。
ごめん、マジでウザいよ!
ハチの身にもなれ!っちゅーの!
さすがにハチも「勝手にしてよ」と突き放してたけど、マズかったかな?と電話を切った後に後悔するわけで・・・。
そこに朔太郎からの電話が入り、ハチは助けを求めるわけね。

マンションから飛び降りようとしている雪乃、「こんな世界とさよならして星になる」ってメルヘンチックだね〜。(;´Д`)
そんなにイヤなら、まずイヤな元親友や元カレとさよならして、新しい世界を見つければいいじゃないのさ!
自分が思っているより、世界はずっと広いってーのに・・・。

やっと雪乃の自殺を朔太郎が止めかけたのに、そこへやって来た柴草(八嶋智人)が声をかけたから、また雪乃が逃げちゃって・・・。
それで、追いかけた朔太郎もろとも階段から転落!?
で、結局誰がご臨終になるんでしょうか?
「死ぬのは誰だ?」に興味を持つドラマじゃないと思うんだけどなぁ。(;´Д`)

8
「友達の死・・・
最後に見た君の笑顔」
脚本:坂元裕二
演出:谷村政樹

なんだか・・・なんだか・・・、すっごく後味悪かったよね。

朔太郎(織田裕二)が怪我をしたものの、何とか雪乃(大政絢)の自殺は止められたし、それが原因で静岡の両親の元へ行く事にはなったけど、ハチ(濱田岳)は灯里(吉高由里子)たちとも仲直りできていい雰囲気だったのに・・・。(´Д⊂グスン

ハチが何か思い出になることをしたいと言い出して、凛久(北乃きい)は日輪祭を思いつくわけよ。
それでわずかな仲間だけだけど、高校生活の思い出作りに・・・と日輪祭に向けて頑張り出すんだよね。

今回、ハチと灯里のやり取りには結構きゅん♪とさせられたし、忘れ去られた甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれて良かったと思うんだけど、その分やっぱり「何でそういう展開になるのよ!」と思っちゃうし、いろんな事に腹が立っちゃったわ。ヽ(`Д´)ノプンプン

キライって言われて泣いたという灯里に「何で?」と聞くハチ。
「いや、あり得ない事が頭に浮かんだから。」って可愛いよね〜♪
そこで灯里が食べてたアイスの棒に「アタリ」の文字が出て、それをハチに見せて「あたりだよ!ハチのことが好きだからだよ。」って言うとこなんか、すごく可愛かった。
嬉しくて灯里を抱きしめてしまうハチや、珍しく素直に「ハチの彼女にして下さい。」という灯里は、本当に本当にキュートだったのに・・・。

なんで、また現れるかな・・・雪乃!(怒)

いつの間にか舞い戻ってきてハチに電話、「今ね、私ナイフ持ってあなたの後ろにいるの」ってホラーかよ! (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
っつーか、真昼間に人目につきそうな場所でしっかりナイフを見えるように構えているのってシチュエーション的におかしいだろう?
で、どうやら取り乱した雪乃がハチを乗せて港からボートを暴走させ、海上でボートが故障、暴れていた雪乃も頭を打って意識を失っているらしく、ハチが救助を要請、その後、朔太郎に電話を入れたらしい。
なんで、ここをちゃんと見せなかったんだろう?
高校生二人がボートを操縦し海上へ出たのもびっくりだし、いつの間にか雪乃だけ気を失ってるというのも不自然だし、何だかよくわからんわ!
朔太郎は電話でハチに「ライフジャケットを着ろ」と指示したんだけど、ボートにはあいにく1着しか装備されておらず、ハチはそのライフジャケットを気を失った雪乃の着せてあげるんですわ。
こうなったら、雪乃が助かってハチが・・・ってわかるけどさぁ。
ハチが泳げないって説明もされてたから、ライフジャケットなしで助からないのもわかるけどさぁ。
でも、な〜んか適当にハチを殺しちゃったみたいで、すごく残念。

雪乃は助かり、心配停止状態で見つかったハチはその後死亡が確認された。
海辺でハチが戻ってくるのを待ってる灯里を思うと、せつなかったよね・・・。

ハチの死を雪乃がどう受け止め、どう変わっていくか・・・ってところなんでしょうが、個人的にはやっぱり雪乃を許せないよ〜。
予告で灯里が雪乃にカッターを突きつけてたけど、灯里の気持ちの方がわかるもん!
どんなに雪乃が悔いたところで、ハチは戻ってこないんだし・・・。
あぁ・・・月9でこんなにどんよりさせられるとは・・・。

9
「さよなら」
脚本:坂元裕二
演出:永山耕三

朔太郎(織田裕二)にハチ(濱田岳)が死んだ事を告げられても受け入れられない灯里(吉高由里子)。
そして、ハチの死を受け入れられないのは、灯里以外の生徒たちも一緒なんだよね。
葬儀にはマスコミが押しかけるから、クラス代表しか行っちゃいけないとか、理事長(小日向文世)は、こんな時でも血も涙もない感じだし・・・。

一方、助かっちゃった雪乃(大政絢)のところへ行った朔太郎はハチの葬儀に出て、自分がしたことを知るべきだと告げるんだよね。
当然だと思いましたよ!
そんな事になって、雪乃だって傷ついているとは思うけど、自分がしてしまった事の重みや大きさをきっちり知ってほしいですわ!(#゚Д゚) プンスコ!

こうして雪乃は朔太郎に付き添われてハチの家へ・・・。
帰ってくるべき主のいない部屋って寂しいもんですね。(´Д⊂グスン
読みかけの本とか、親はたまらないと思いますよ。
「一緒に死んで」なんてバカな事を言ってたことを、雪乃には心から反省してもらわないと・・・。

しかし、そんな雪乃を学校に戻すとは、そりゃまた随分荒療治な気がするんですけど・・・。(;´Д`)
そんな話を雪乃の母と朔太郎たちが学校でしている間、雪乃は教室で待たされているわけ。
そこへ現れたのが灯里!
で、カッターナイフを雪乃に突きつけ、「死ぬなら勝手にすればいいじゃない。何で人を巻き込むの?ハチを返して!」と詰め寄るわけよ。
ここは灯里の気持ちにすごく共感しちゃったわ。
許せないよね〜、雪乃のこと・・・。
「ごめんなさい」って謝られても、おさまらんわい!!!
せめて一発殴ってやれ!と思っちゃったもん!(^^ゞ
それすら、ハチは望まないってか?
朔太郎の言うように、ハチはそんな事を望むような人間じゃないけど、だからって許すことは簡単にできないだろうなぁ。

みんながハチが撮影したビデオを見ている場面は反則だね!
なんだかんだケチつけつつも、やっぱホロリとしてしまうわけで・・・。
特にビデオの中のハチの問いかけに灯里が答えるところなんか、結構ぐっと来ちゃったよ。(´Д⊂グスン

理事長が未履修問題で留守だからと、柴草(八嶋智人)が生徒たちをハチの葬儀に連れ出してくれたりと、なかなか融通がきくように生って来たんだけど、この場面でのBGMがサウンド・オブ・サイレンスって、何となく違和感だったのは私だけ?(^▽^;)
どうやらこの学校の履修問題をマスコミに流したのは柴草先生らしい。

・・・というわけで、最終回は15分拡大で未履修問題に決着をつけ、日輪祭を成功させてめでたし、めでたし・・・って事になるのでしょうか?

最終話
「最終回75分SP
涙のラストメッセージ」
脚本:坂元裕二
演出:若松節朗

ダメだ・・・こりゃ・・・。┐(゚〜゚)┌

補習で未履修分を補おうと考える朔太郎(織田裕二)。
しかし理事長(小日向文世)は卒業後のレポート提出で何とかなると生徒に説明。
受験を控えた生徒たちは、今更補習に時間をとられるよりレポート提出で済むなら・・・と理事長の意見に賛成する子が多数で・・・。

そんな中、柴草(八嶋智人)など朔太郎の意見に共感し、協力し始める教師も出てくるんだよね。
だけど、すぐに理事長の横槍が入り、朔太郎に辞表の提出を求められたりして・・・。
それでも負けない朔太郎は、たった一人でグランドを走ったりして、まずは自分がやってみせる事で生徒たちを引っ張ろうとするんですなぁ。
そして、いつの間にか生徒たちは補習を選ぶ・・・というわけですわ。

( ´ー`)フゥー...。

ハチ(濱田岳)の死の意味は?
こういう結末なら、別にハチを死なせなくても良かったんじゃないの?
ハチ・・・無駄死にじゃん!

・・・と、そればかりが頭の中を渦巻く最終回でした。

あ〜、何となく最初から予想はしてたけど、残念な結果に終わってしまったドラマだったわ。 (((´・ω・`)カックン…

 

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