魔王

P:高橋正尚
協力プロデューサー:渡辺良介
主題歌:嵐 「truth」

韓国ドラマ「魔王」DVD:魔王 DVD-BOX 1魔王 DVD-BOX 2 

第1話
「愛を捨てた復讐鬼ー
哀しき魔王」
脚本:前川洋一
演出:加藤新

意外と面白かった!
主役二人がジャニーズって事で、そっち方面に興味の無い私はあまり期待してなかったんだけど、内容は面白いわ。

11年前、今は刑事の直人(生田斗真)が弁護士・領(大野智)弟の英雄をナイフで刺した。
英雄は死亡、直人は父・栄作(石坂浩二)の顧問弁護士・熊田(森下哲夫)が「最初にナイフを持ったのは被害者だ」と正当防衛を主張し無罪になった。
領は英雄のために、この事件に関わった人間に復讐をしていくってわけかな?

雨野真実を名乗る人物から直人の元にタロットカードが送りつけられる。
実はそのカードは熊田のところにも届いていたのね。
熊田にはナイフも一緒に・・・。
カードの意味は「過去の罪の償い」。
そして熊田が何者かに殺される。
そこへ自首したいという林(きたろう)を連れてきたのが領。
しかも、事件当夜のやり取りが録音されたボイスレコーダーという証拠の品まであったんだよね。
そして、この林にも雨野真実から大量の手紙が届いていたんだとか・・・。

領も立ち会って、熊田殺害事件の現場検証が行われるんだけど、直人が被害者役になって事件を再現していくうちに、彼は過去の事件を思い出してしまうのよ。
それが英雄が死に至った事件。
被害者の熊田が先にナイフを手にし、もみ合っているうちに熊田にナイフが刺さり死亡した。
だから、正当防衛・・・林は無罪だと主張する領。
それは、11年前とまったく同じ光景ってわけね。
まずは、直人に過去の事件を思い出させたってわけか。
こうやって、じわじわと領が直人を追い詰めていく復讐劇なのね。

私は韓国ドラマの「魔王」は見ていないので、ストーリーは全く知らないのですが、11年前の事件もそこへ至る何かがあったはずだし、そういうところが少しずつ見えてくるのが楽しみです。
大野君、なかなかやりますね〜。
ベビーフェイスな彼が復讐鬼というのはどうなんだろう?と思ったんですが、初回の雰囲気だとアリだと思いました。
サイコメトラーなしおり(小林涼子)という存在も面白い。
失くした物を探してもらえるなんて、友達に一人いると嬉しいわ。(笑)

第2話
「裏切りの罠・・・
引き裂かれた親子!!」
脚本:前川洋一
演出:加藤新

まさか、そういう展開になるとは・・・という流れでしたね。

今回、直人(生田斗真)のところへ雨野真実から届いたのは「月」のタロットカード。
しおり(小林涼子)曰く、このカードは待つことを意味するらしい。
そして、サイコメトラーしおりがカードに触れてみると、クマのぬいぐるみ、栄作のホテルのロビー、拳銃が見えたって事で、直人は父・栄作(石坂浩二)が標的になっていると思っちゃうわけよ。
私もそうじゃないかと思っちゃったわ。(^^ゞ
でも、宅配が届いていたのは直人だけじゃなかったんだよね。

栄作のホテルで働く多恵(奥貫薫)のところにも宅配が・・・。
そして、多恵は直人の友人・陽介(脇知宏)に借金を取り立てられている女性だったのよ。
陽介は取り立ての仕事を辞めて、居酒屋を持つという夢を現実のものにしようとしていたんだけど、最後の取立ての相手が多恵で・・・。

そんな中、多恵の娘・空(大野百花)が突然いなくなってしまい、多恵はてっきり取立ての厳しい陽介の仕業だと思ってしまうんだよね。
多恵からの電話で陽介は「何のことだ?」と言ってたんだけど、人間の思い込みって恐ろしいもので、多恵は陽介のところにやって来るんですわ。
拳銃を持って・・・。
そう、多恵に届いた宅配の中身は拳銃だったのよ。
そして、陽介のところにも宅配が届いてたんだけど、そこには空が誰かにもらったのと同じクマのぬいぐるみが入ってて、そのぬいぐるみを見つけた多恵は間違いない!と、これまた思い込んでしまったんだよね。
で、陽介を殺しちゃったみたいよ・・・。

いやぁ、考えて仕組んだとしても、こううまくことが運ぶものなんでしょうかね〜?
完璧すぎて恐いわ。 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

それに空を連れ去ったのは誰なんでしょうか?
てっきり領(大野智)かと思っていたんだけど、それにしては教会で泣いてた空に領が「迷子?」と話しかけても、初めて見る人って感じのリアクションでしたよね。
領にも仲間がいるって事なんですか?

第3話
「暴かれる素顔
愛とひきかえの復讐」
脚本:前川洋一
演出:坪井敏雄

教会の前にいた空(大野百花)は知らないお兄ちゃんと遊園地にいたと話す。
領(大野智)としおり(小林涼子)が空を自宅に送り届けたところで、多恵(奥貫薫)が帰ってくる。

陽介(脇知宏)の死因は病死・・・。
てっきり、多恵が送られて来た拳銃で撃ったのかと思ってたから、「何?病死?」と思っちゃったよ。
でも、そう言えば直人(生田斗真)たちが駆けつけたときに「何?この匂い」なんて言ってたのが気になってはいたんだけどね・・・。

そんな中、しおりのところに宅配便が届き、女帝のカードが入っていた。
カードの意味は自然の支配者、残像を見てみるとハーモニカを踏む誰か、廊下を逃げる学生、白っぽい建物、風見鶏・・・。
これだけ残像を語られても直人が何もピンと来ないのに、ややビックリでしたわ。
自分が過去にやった事、そんなに忘れて過ごせるものなんですかね?

多恵が滞納していた家賃を領が一括で振り込んだと聞いた直人は領の事務所へ・・・。
そこには多恵がいて、領の付き添いのもと警察で多恵の取調べが行われる。
多恵に送られて来た拳銃は、実は催涙スプレーだったのね。
それで陽介は喘息の発作を起こして死んでしまったってわけだ。
でも、ここで領は多恵の正当防衛を主張、それが認められるわけ。
多恵にとっては良かったんだろうけど、それでも彼女は自分が人を殺してしまった事にはかわらないと・・・、自分に人殺しをさせた人間が憎いと領に話すんだよね。
領はこの言葉をどんな気持ちで聞いてたかなぁ?

さて、直人たちの中学時代の同級生で山野(清水優)という人物が出てきましたね。
中学時代、いじめの標的だったようです。
そして、今でも当時の同級生との接触は苦手みたい。
この山野君がどうも空ちゃんを遊園地に連れて行ったおにいちゃんみたいなんだけど、・・・ってことは領と山野が繋がってるってこと?
それによく考えてみれば、山野君がいじめられていたのに、何故領の弟が刺されてしまったんだろう?って思っちゃうんだよね。
いじめをやめさせようとして、間に入ったとかそういうことなのかなぁ?
ま、おいおいわかるでしょう。(笑)

しおりは自分に女帝のカードが送られて来た意味を、死者の代弁者になってほしいんじゃないかと直人に告げる。
そしてしおりがナビゲートして、残像に心あたりのある場所へむかうと、そこは直人の出身中学。
自分が過去に起こした事件への復讐だと気付き、崩れ落ちる直人。
お!領の弟君が刺された時、しおりもその現場にいたような雰囲気ですね。
何だか少しずついろんなところが繋がってきて、わくわくしちゃいますわ。

第4話
「狙われた魔王
地獄の門は開かれた」
脚本:西田征史
演出:坪井敏雄

領(大野智)に芹沢(石坂浩二)の顧問弁護士を辞めてほしいと言いに来た記者の池畑(六平直政)。
彼が11年前の事件の記事を書いたらしい。
で、記事を書いた記者って事は、それなりに事件について調べているわけで、そんな池畑が直人(生田斗真)が刑事になっていると知って顔色を変えてましたよ。
そりゃ〜ね〜、まだこの話の断片しか理解できてない私だって、過去に正当防衛が認められたとはいえ、同級生を死に至らしめた直人が刑事って・・・と思っちゃうもの。

11年前の事件というのも、少しずつはっきりしてきましたね。
いじめられていたのは山野(清水優)で、我慢が出来なくなった山野はナイフを用意していじめっ子たちを刺そうとしていた。
そのナイフを預かったのが領の弟・英雄。
直人が英雄に「そのナイフで何をするつもりだった?」と聞き、最終的には英雄は持っていたナイフで刺されてしまった。
そこに至るまでのやり取りがまだあるんだろうけど、ここだけ見てると直人は刑事になるような人間じゃないんだけどなぁ・・・と思ってしまうよ。

空(大野百花)を遊園地に連れ出した人物がわかったと、山野の顔を空に確認させるが、空は違うと言う。
でも、それはあらかじめ山野が空にそう言う様に教えていたからなんだよね。

麻里(吉瀬美智子)との密会写真を送りつけられた葛西(田中圭)。
どんどん直人の友人たちに魔王の手が迫ってますね。

今回、亡くなった英雄の兄が友雄という名前だとわかったけど、その友雄はすでに死んだ事になってるらしい。
・・・とすると、領は本当の自分が死んだ事にして、成瀬領という人物に成りすまし復讐の日を待っていたということになるんだろうか?
そんな時に現れたのが、領が「姉さん」と声をかけた車椅子の女性・真紀子(優香)。
図書館のイタリア文学のコーナーにあったダンテの神曲の本の間からは、直人宛の封筒が・・・。

何だか早く知りたいような、知るのが恐いような感じでわくわくしちゃってます。

第5話
「殺人予告・・・!?
魔王に届く赤い封筒」
脚本:西田征史
演出:片山剛

多忙な時期と重なり、録画予約をしておいたのですが、まさか野球延長に泣かされるとは・・・。(´Д⊂グスン
最近、野球の延長なんてないからすっかり油断していたよ。
ってなわけで、前半30分しか見ることができませんでした。Σr(‘Д‘n)

直人(生田斗真)宛の封筒の中身は、「LIVE=EVIL」(生きることは悪いこと)というメッセージとタロットカード。
カードの意味は「避けられない変化」。

領(大野智)は本当は亡くなった英雄の兄・友雄なわけで、領というのはどうも友人の名前らしい。
しかも、本物の領の姉・真紀子(優香)が目が見えないことにつけこんで、領のふりをしているみたい・・・。

領が山野(清水優)を動かしているのは確かだという事がわかった。

空(大野百花)は保育園で母親が人殺しだといじめられ、泣きながら一人でしおり(小林涼子)を訪ねてきた。

AMANO MAKOTOはアナグラムなのではないか?

さぁて、このぐらいしか前半ではわからなかったんだが、ドラマの後半が欠落してるってイタイよなぁ・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

っつーことで、とりあえず公式サイトなどで、出来る限りフォローして次回に臨みたいと思います。<(_ _)>

第6話
「教えてやるよ・・・
真犯人の正体を!!」
脚本:西田征史
演出:加藤新 

先週、後半を見られなかったんだけど、何となくはついていけたぞ!(^^)v

どうやら本物の領がバイト先か何かで事故死して、その時、友雄が領を名乗り今に至るらしい。
その事に気付いた池畑(六平直政)が領(大野智)に5千万渡せとゆすって来たってわけね。

領は池畑が自分宛に送ってきた封筒を使って、栄作(石坂浩二)と大隈(嶋田久作)との密会現場の写真が送られて来たと警察に話すわけ。
直人(生田斗真)は犯人が栄作を誘導し、池畑を殺させると栄作に注意を促すんだけど、「私の人生はお前の尻拭いのためにあるんじゃない!」という厳しい一言を浴びせられてしまうのよね。

で、そろそろ直人もこの事件に領が関わっていることを疑問に思い始めるんだけど、まだその真相には気付かず・・・。
領の「調べてください。どうして私がこの事件に巻き込まれているのかを。」というのは、ある意味挑戦的な言葉でもあるんだけどね〜。

さて、池畑は領の姉・真紀子(優香)のところへ領の取材だと言って現れるんですよ。
これで王手だ!と池畑は思っていたことでしょう。
しかし、領の計算は思っていたよりもずっと緻密なものだったようで・・・。
栄作に雇われていると思っていた大隈・・・実は領にも雇われていたんですね。
それで最終的には殺されてしまう池畑。
頭から血を流し、最後の力を振り絞ってボイスレコーダーを渡した相手は・・・領ですよ!
意味ないじゃん!(゚ー゚;Aアセアセ

しかし、どうやら池畑はCDーRを誰かに宅配便で送った様子。
送った先が誰なのか気になりますね〜。
領もそこまでは読めなかったか?

第7話
「偽りの姉弟・・・
優しい嘘が死を招く」
脚本:西田征史
演出:坪井敏雄

いやぁ、大野君のこらえた泣き芝居にやられちゃいました。(´Д⊂グスン

池畑(六平直政)の死が事故として処理されようとしている中、それで終わらせたくない直人(生田斗真)は栄作(石坂浩二)に署への同行を求めようとする。
しかし、そこに現れた領(大野智)にしかるべき手続きをとってからにして欲しいと言われ、引き下がる直人。

そして問題になるのは、あのCD−Rの送り先ですが、やはり真紀子(優香)でしたね。
警察がその送り状を見つけたことで、直人が真紀子のところへ向かう事になるわけです。
領の計算の中にこういう出来事は組み込まれてなかっただろうから、真紀子のところに直人が現れた時には驚いた事でしょう。
しかも、そこで池畑が真紀子宛にCDを送っていたと知れば、万事休すですよね!
デッキの中のCDが再生された瞬間、目をつぶる領。
しかし、流れてきたのは音楽・・・。
真紀子がCDをすり替えていたんですよ。
なかなかの早業ですな。(笑)
仕方なく音楽CDを持ち帰る直人。

ここからの偽りの姉弟の涙の会話が良かったわ〜。
真紀子はずっと前から本物の領ではないと気付いていたらしい。
だけど、偽りの領がお見舞いに来てくれて、花を持ってきてくれて、話をしてくれる。
それがいつしか彼女の支えであり希望になってたんですよ。
それはたった一人で復讐という闇に飲み込まれている領も同じだったのかもしれないね。
真紀子の優しい笑顔に癒されていたのは間違いないでしょう。
騙し、騙されていたわけだけど、お互い大事な姉であり弟だった。
それでも「あなたを信じている」という真紀子に領の気持ちもぐらついたのではなかろうか?

そして、自分の誕生日を祝うために事務所で待っていてくれたしおり(小林涼子)、プレゼントの絵を贈ってくれた空(大野百花)の優しさに触れ、人の愛というものを感じるようになったのでは・・・。
復讐の鬼と化していた領の心を愛がこじ開けようとしているのかもしれません。

宗田(忍成修吾)が麻里(吉瀬美智子)と葛西(田中圭)の関係を知ってしまったように、典良(劇団ひとり)のところにもツーショット写真が届けられていて彼の知るところとなっていたのね。
ここらへんもどうなっていくのやら・・・。

そして直人は池畑の言葉を思い出していましたね。
「死んだやつが相手じゃ捕まえられねーよな・・・。」
この言葉から友雄が生きているのでは?と考え始めたようで・・・。

うーん、今週も面白かった。
はやく続きが見たいのだーーー!

第8話
「許されぬ愛の終わり・・・
復讐、再び」
脚本:西田征史
演出:片山剛

真中友雄が生きているということに、直人(生田斗真)としおり(小林涼子)がそれぞれ気付いてしまいましたね。
なかなか面白いです。

山野(清水優)が勝手に直人にカードを送った。
それは「仲間同士の争い」を意味するカード。
このカードが宗田(忍成修吾)と葛西(田中圭)のところにも届き、どちら宛に届いたカードかわからない中で二人が運命の歯車に飲み込まれていくんですわ。
麻里(吉瀬美智子)との不倫で宗田に脅されている葛西は、典良(劇団ひとり)に宗田の就職口を頼もうとしたんだけど断られて追い込まれちゃうのよね。
そこへ典良にドバイのプロジェクトを任せるという話が舞い込み、スキャンダルは大敵って事で宗田を消すって話が持ち上がるわけ。
ところが身の危険を感じた宗田は直人にカードが届いた事を話し、警備をつけてもらうようにして自分を守ろうと手を打ったわけよ。
警察に守られてる宗田、宗田を殺さなきゃいけない葛西、そして典良の本心は何を狙っているのか?
ヒジョーに不気味な感じがする典良が気になって仕方ありませんわ。(^▽^;)

直人は過去の補導歴から死んだ友雄と一緒に補導された人物がいないか調査を開始。
そして浮かび上がってきたのが成瀬領(大野智)という名前。
そうそう、直人の読みは当たってるんですよ。
でも、二人が入れ代わったという証拠は今のところないわけで・・・。

しおりは花火大会の後、領に「会うのは最後」だと告げられてショックを受けてましたね。
領が返してくれた傘に触れた時、友雄の残像を見て領が真中友雄だということに気付いたようですが・・・。
愛が復讐を止めるという方向に動くのかしら?

第9話
「真犯人は俺だ
知りすぎた男の悲劇」
脚本:西田征史
演出:加藤新

殺されそうになった宗田(忍成修吾)を葛西(田中圭)は殺せなかった。
死にそうな思いをした宗田に、二度と目の前に現れるな・・・と言っておけば、それで大丈夫だと思ったんでしょうね。
でも、そんな宗田の息の根を止めたのは典良(劇団ひとり)でしたね。((;゚Д゚)ガクガクブルブル
青酸カリの入ったタバコを吸わせて宗田を殺し、現場には葛西のネーム入りのペンをおとして行く。
緻密な計算ですな。(;´Д`)

雨野真実=成瀬領(大野智)だと分かった直人(生田斗真)は領を呼び出し殴りつける。
「私が真中友雄であり雨野真実です。そう言えば満足ですか?」
「私が真犯人だと仰るなら確実な証拠を持ってきて下さい。」と、どこまでも挑戦的な領。
でも、何だかゾクゾクしますなぁ。(笑)

宗田の殺害現場から見つかったネーム入りのペンが元となり、葛西が警察へ連行される。
その弁護をする事になったと現れたのが領。
真実を話せば救われる・・・しかし麻里(吉瀬美智子)と会っていた事は話せない。
アリバイを証明できるのは麻里だけ・・。
葛西は麻里を守ろうとするだろうし、こうなると自分で罪をかぶってでも・・・と思うんでしょうね。

しおり(小林涼子)に「もうやめて下さい、友雄さん」と言われても、「あの頃の僕はもういないんです。もう止められないんだ。」と言う領。
しおりは何とか領を止めようと直人に協力する事に・・・。
そこで麻里と葛西の関係がわかるんだけど、葛西の麻里を守ろうという気持ちは強く・・・。

山野(清水優)が宗田の殺害現場から出てくる典良の姿を写真に収めていたのが気になりますね。
山野はあの写真を領に頼まれて撮ったんでしょうか?それとも勝手に?
なんせ、あの写真がいつか典良の首を絞めるのは間違いないですな。

第10話
「一族の崩壊・・・
死のラストカード!!」
脚本:西田征史
演出:坪井敏雄

葛西(田中圭)と麻里(吉瀬美智子)の不倫という事実を知った直人(生田斗真)に、しおり(小林涼子)は「もう十分苦しんだから、これ以上傷つく必要はない」と声をかけ「真実から逃げないで」と直人の背中を押す。

麻里も葛西が「あの人(麻里)を守れなかったら俺は生きている意味がない」とまで言い切るのを聞いちゃったら、心が揺れるよね〜。
遊びで付き合ってたわけじゃなく、ある程度は葛西の事を好きでいたんだろうし・・・、ただそこで典良(劇団ひとり)との生活を捨てられはしないというのが、今までの麻里だったんだろうけど、葛西の想いを知って彼女の気持ちも固まるわけだ。
葛西のアリバイを証言した麻里。
だけど、典良は麻里とは絶対に別れないと言うし・・・。

葛西との接見の後に領(大野智)と会った直人は、彼に謝罪するのよね。
11年前からずっと謝りたかったと・・・。
直人は事件後に真中の家を訪ねたが、すでに引き払われた後だった。
」すべて自分の責任だから、あなたの言うとおりにします。あなたは俺をどうしたいんですか?」という直人に、領は「答えはもうすぐそこまで来てます」というだけ。
そんな直人に届けられた赤い封筒には、典良が宗田(忍成修吾)の殺害現場から出てくる様子が撮られた写真。
そしてしおりに現場に落ちていた葛西のペンをサイコメトリーしてもらうと、典良が宗田にタバコを差し出す様子が・・・。
自分の身内が自分の友人を殺しているという現実を突きつけられたわけで、直人にとっては辛い現実だよね。
そして、典良逮捕の令状を取る直人。

栄作(石坂浩二)の遺言を作るために呼ばれた領は、真中友雄として栄作に発した言葉を口にして、自分が友雄であることに気付かせる。
それでも「あれは正当防衛にするしかなかった」という栄作。
「現に英雄は死んだんです」と訴えると、栄作は「すまなかった」と頭を下げるわけよ。
直人にも謝罪され、栄作にも頭を下げられ、それでも領の復讐は止められないのか?って思っちゃうよね。
謝ったから、死んだ弟が生き返るわけではないけど、こうなって来ると領の良心ってやつも少し傷むんじゃないかしら?

しおりに「勇気を出して暗いトンネルから出て来て下さい。」と言われても、「戻る事はできない」という領。
英雄が死んだ時から、名前も過去も捨て成瀬領として生きてきた男の「僕には愛なんて必要ない」という一言は重かったなぁ。

そして直人には二つの同じカードが届く。
今までは一枚が直人に、そして一枚はターゲットに送られていたカード。
それが二枚同封されていたということは、ターゲットが直人だという事を示しているらしい。

いよいよ最終回かーーー。
領の最終目的が分かるわけですね。
最後には必要ないと思っていた愛の力で領の復讐が止められるといいんだけど・・・。

最終話
「最後の対決
死が絆を引き裂く!!」
脚本:西田征史
演出:加藤新

最終話は次々と人がお亡くなりに・・・。(-∧-;) ナムナム

まず、典良(劇団ひとり)・・・。
これは直人(生田斗真)に「何で、兄ちゃん一人にしたんだよ!」と言いたくなるような状況でしたね。
警察に連行された典良が「父さんの事を頼む」「タバコ買ってきてくれないか?」「直人、すまない・・」と言った時点で、兄の覚悟に気付くべきでしょう!
何を素直にタバコ買いに行っとるんじゃい!って思っちゃったわよ。
案の定、典良は宗田(忍成修吾)を殺すときに使った青酸カリ入りのタバコに火をつけ自殺。

そして栄作(石坂浩二)は典良の死がショックだったのでしょう、元々心臓も悪そうだったからね・・・、昔のアルバムを開いている最中にお亡くなりに・・・。

こうやって家族を失った直人。
何となく何かを決意したような表情が恐かったわ。

領(大野智)が保釈金を用意したおかげで釈放された葛西(田中圭)。
しかし、山野(清水優)はそれが許せなかった。
でも、葛西を殺しに行くとナイフを出した山野を止めようとした領が、そのナイフで傷を負ってしまうのよ。
葛西の部屋で帰りを待つという麻里(吉瀬美智子)のために指輪を買って帰ろうとした葛西を山野が刺し殺してしまうんだよね。
山野の持ったナイフで刺された葛西と、包丁を持って葛西のために料理を作って待つ麻里のカットを見てると「うわ〜っ」って感じでしたわ。
人の幸せを奪う刃物と人に幸せを与えようとしている刃物が、こうも違うか・・・って感じでね。
そして刺した山野も警官に射殺されお亡くなりに・・・。Ω\ζ°)チーン

その頃、しおり(小林涼子)は領が店に預けに来たという手紙を読んでいました。
「あなたと一緒に未来を生きていけたらと何度も夢見た。でも後戻りはできない。あと一人、どうしても死ななきゃいけない人間がいる。」
最初は、あと一人死ななきゃいけない人間というのが直人のことかと思っていたんだけど、話が進んでいくとこれは領自身のことだったんだなぁ・・・と思えてきました。

無断で銃を持ち出した直人は、領に銃口を向けるがなかなか引き金は引けず・・・。
迷う直人に「復讐のチャンスは今しかないんだ。早く殺せ!」と煽る領。
11年前、罪を逃れた直人に自分を殺させ、今度こそ罪を償わせる・・・それが領の計画だったようです。
最初は弟の命を奪ったのに、罪を逃れた直人への復讐だった。
でも、11年間の想いが現実となり、復讐劇が進むごとに領はその重みや苦しみに耐えられなくなっていた。
中西(三宅裕司)が言っていたけど「真中友雄が直人の苦しみを一番理解しているはずだ。」という言葉が、ここで思い出されるわけで・・・。
直人もまた、自分が領をそこまで苦しめた事がわかっているから、撃つ事はできないんだよね。
で、もみ合っているうちに発砲音・・・。
銃弾を受けてしまったのは直人の方でした。
最後に「精一杯、自分のために生きてください。友雄さん・・・許してください、俺の事も、あなた自身も・・・」と言って息を引き取った直人。
そして山野に刺された傷を隠していた領も、直人に寄りかかるようにして絶命してるわけですわ。

それにしても最後に見せたしおりがハーモニカを触って「はっ!」という表情を見せたのはどんな意味があったんだろう?
あの表情の意味を考えていたら、眠れなくなりそうだったよ。(;´Д`)

とりあえず大野君が思った以上に「できる子」で、おばちゃんは感動しちゃいました。
これからも幅広いドラマで活躍してくれると嬉しいな。

 

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