四つの嘘

原作:大石静 「四つの嘘
P:内山聖子・中川慎子・高橋萬彦
主題歌:谷村奈南 「If I'm not the one」

1
「41歳
〜隣の女には負けられない!!」
脚本:大石静
演出:松田秀知

結構、こういうの好きかも・・・。(笑)

高校時代の同級生だった4人の女性が、今では41歳になり、それぞれの人生を歩んでいる。
ある日、突然飛び込んできた海外での船舶事故のニュースで、亡くなった邦人の名前が「河野圭史(仲村トオル)」と聞いて、一人慌て始めるのが満希子(寺島しのぶ)。
亡くなった河野は高校時代、満希子の親友だった美波(羽田美智子)の彼氏だったのに、「魔性の女」と呼ばれていた詩文(永作博美)に奪われ、そのまま二人は結婚、一人娘の冬子(松山愛里)をもうけるがその後離婚してしまい、16年間音沙汰なしだった。

しかし、高校生の時にすでに「魔性の女」とか呼ばれている詩文ってどうなのよ?
しかも、「魔性」の娘・冬子も「魔性」な雰囲気漂わせてるし、何だか只者じゃない母子よね。
只者じゃないといえば、河野が死んだと知った後の詩文の行動にもビックリしたわ。
いきなり香典持って元姑・良子(野際陽子)を訪ね、冬子には河野の遺産を相続する権利があるなんて話を真顔で切り出すのよ。
で、大学卒業まで4年半分の養育費を請求。
恐ろしいわ〜。
何を言われても顔色ひとつ変えないし、当然の事を言いに来ましたって感じで、そりゃ良子も腹が立つでしょうよ・・・って思っちゃったわ。
帰り際に何を渡すのかと思ったら「口座番号です」って、まだ言うか?って感じよね。(^▽^;)

そんな詩文の娘・冬子が怪我をして運ばれた病院で医師として働いていたのがネリ(高島礼子)。
で、久々の再会で食事でも・・・って事になった二人の前に満希子が現れ、3人で突然の同窓会状態。

ところが、決して高校時代に仲が良かったとは言えない3人は、話すほどに言い合いになり、ひどい状態に・・・。
そこへ店内のテレビから流れたニュースで、河野が死んだ事故で美波も死亡していたことがわかるわけ。
詩文が美波から奪った河野が、異国の地で美波と一緒に死んだ。
さて、ここからどんなストーリーが展開していくのでしょう?

何となく「魔性の女」がピッタリな寺島しのぶさんが、一番地味な感じの婿養子をもらった主婦役で、羽田美智子さんは初回で死んじゃった役だけど、ナレーションでナビゲートする立場なのも面白い。
高島礼子は彼女らしいきびきびした女医の役だけど、ネリあてに「貴女は殺人者」という手紙が送られていることから、何か抱えてそうで気になるし・・・。
大きな娘がいながら、年下のボクサー・英児(勝地涼)と付き合ってる奔放な女性を演じる永作ちゃんも、ベビーフェイスなのに性格が可愛くないところが興味深いわ。(笑)
とりあえず、次にどんな流れになるのか楽しみです。

2
「41歳・・・命をかけた不倫の恋」
脚本:大石静
演出:松田秀知

ネリ(高島礼子)は誰かに尾行されているような気がして、研修医の福山君(長谷川博己)に自宅まで送ってもらうんだけど、部屋の中までチェックしてから福山君を帰すという念の入れようは、ネリが相当怯えているのを物語っていましたね。
一体、誰に怯えてるんでしょう?

河野(仲村トオル)の母・良子(野際陽子)は詩文(永作博美)を訪ね、息子が亡くなった後に冬子(松山愛里)の扶養の義務はないということを弁護士に聞いたと主張しに来るんだけど、詩文は顔色一つ変えないどころか、以前言った金額より多い金額を請求するんだよね。
その上、何も知らない元姑さんに「好きな女と死んだんだから、幸せだったはずだ」なんて言っちゃってさぁ。
ほんと、可愛げのない女だわ。(^▽^;)

満希子(寺島しのぶ)は亡くなった美波(羽田美智子)にお別れをしようと、一人でバンクーバーへ。
しかし、到着したときにはすでに美波はお骨になっていて、最期の対面はできなかったんだよね。
美波の夫・戸倉(二階堂智)の勧めでホテルをキャンセルして、美波の部屋に泊まることになったんだけど、家族でもないのに亡くなった人の部屋に泊まるってちょっと勇気いるかも・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
そこで、美波の部屋や洋服なんかを片っ端から写真に撮ってるのが遠慮がなくて満希子らしいと思っちゃったよ。(苦笑)
戸倉は美波の中にいつも別の男性を感じていたと話し、遺品のバッグの中にあったという手帳を持って帰って欲しいと満希子に頼むんだよね。

で、その手帳が海を渡り日本へやって来たってわけだ。
しかし、手帳に書かれた内容が高校生みたいで笑っちゃったなぁ。
彼氏とのことを手帳に書き記すなんて・・・、しかも不倫なのに・・・、いい大人がやってる事が可笑しかった。
満希子が詩文にまずその手帳を見せるというのも、意図的だったのかどうなのか・・・。
手帳にあった「DD」や「DML」の記述の意味を、詩文がいとも簡単に「ダーリンとデート」「ダーリンとメイクラブ」と解読しちゃうのも面白かった。
ハートマークはやった回数とかね・・・。
実に生々しい手帳だよね。(笑)
こういうのが遺品として残っちゃったら、死んでも死に切れないわ。(゚ー゚;Aアセアセ

英児(勝地涼)のボクシングの試合をリングサイドで見ていた詩文。
英児も試合中だというのに、ちらちら詩文の事を気にしすぎなんだよね。
優勢だったのに、1発食らってダウンしちゃったよ。(;´Д`)
で、そんな試合の後に詩文とHしようとして痙攣を起こしちゃった英児。
そんな英児が運ばれたのがネリの病院で、掛け違えたボタンの詩文を見てネリは何もかも察した様子だったね。

途中、何となくネリは女が好きなんじゃ?と匂わせるような場面があったけど、だとすると相手は詩文なのかな?
まだいろんな事がわからない分、妄想が広がって楽しいわ〜。

3
「魔性の女と年下の男」
脚本:大石静
演出:藤田明二

英児(勝地涼)の意識は戻ったが、ボクシングの試合に自分が勝ったと思っていたり、ネリ(高島礼子)を詩文(永作博美)と混同しちゃったり、意識はまだ混乱している様子。
そうやって混乱した意識のせいで、ネリにキスしちゃった英児。
「こうしてほしいんだろう?」とか「急行が来たから叫べよ」とか(台詞うろ覚え)荒々しく上に乗って来る英児を見ていると、「あぁ、詩文はこの男とこういうHしてるんだなぁ」って思っちゃうよね。(^▽^;)
何だか、人のセックス覗き見してるみたいでイヤだわ。(゚ー゚;Aアセアセ
詩文も彼の着替えを届けに来たら「誰?」なんて冷たく言われてショックだっただろうなぁ。
でも、英児がもうボクシングを続けられないとわかると、ボクサーじゃない英児はいらないって感じだったよね。
彼が減量している間、自分も禁欲して、我慢する分我慢して解放されたように結ばれるのが好きだとか・・・。
生きてるって感じがするんだとか・・・。
うーん、やっぱ魔性の女なんですかね?

良子(野際陽子)が冬子(松山愛里)を養子にしたいと言い出した時、その場で断ってた詩文。
「あっちの家でお小遣いいっぱいもらって、ママとおじいちゃんを養ってあげようと思ってたんだけどな」なんて言う冬子に、「親をなめるんじゃないの!」とビンタ。
いやぁ、詩文の娘らしい意見だと私は思ったんだけど、そこで突然「親をなめるな」と言われても・・・。(^▽^;)
っつーか、そういうなら親らしいことしてやれ!って感じなんですけど・・・。
いつも食事がカップ麺じゃ〜ね〜・・・と、姑みたいな事を言ってみる。(笑)

そんな中、英児が退院。
部屋で詩文が待っていても思い出せない英児。
でも、彼女からマウスピースを受け取った事で、混乱していた記憶が戻ったらしく詩文を追いかけて行ったんだけど、そこでまだ医者にも告げられていないボクサー生命が絶たれたという事実を詩文に聞かされるわけよ。
こうやって現実を突きつけてやるのが、詩文の優しさなんでしょうかね〜?
あんまり優しさも愛情も感じなかったけどさ・・・。

で、真実を確かめるためにネリのところへ行った英児はネリにキス。
女性ホルモンの低下を心配してホルモン補充療法を検討していたネリですが、こうやってしばしばキスしてくれる男が側いたら、ホルモンも増加するかもしれませんね。
っつーか、この二人のキスを誰かがのぞき見ていましたよね〜。
この人物が、いつもネリが怯えている得体の知れない誰かなんでしょうか?

そして、満希子(寺島しのぶ)にも年下の男が?
息子の家庭教師・大森(崎本大海)と何か起こりそうな雰囲気だったよね?
自分も不倫をして、亡くなった美波(羽田美智子)の気持ちをわかるようになったりするのかしら?

4
「女41歳おひとりさまの真実」
脚本:大石静
演出:藤田明二

なかなか話が進んでいかないなぁ。(;´Д`)

詩文(永作博美)の娘・冬子(松山愛里)の魔性ぶりもなかなかのもんですな。
良子(野際陽子)を「おばあちゃま」と呼んで手玉に取ってるよ。
そんな冬子を詩文がいくら戒めたところで、魔性の母ゆえ説得力なし!
でも、結局は冬子を良子に預け、認知症の父(品川徹)もどこかの施設へ預けるつもりで動いていて、詩文は自分の身ひとつで仕事を見つけてやって行こうと思っているみたい。
それにしては切羽詰った感は全くなく、まぁそれがこの人のキャラなんだろうけど、満希子(寺島しのぶ)やネリ(高島礼子)に言われていたように、最終的には「魔性」を武器にしてしまうんじゃないかって感じだったね〜。

さて、そんな魔性の女・詩文の彼・英児(勝地涼)の世話を焼くのがネリ。
どうも気になってる様子じゃありませんか?
外来に来なかったからって、ドクターがわざわざ訪ねてくることなんてあんまりないと思うし、料理作って届けるというのもね〜。
ボクサーじゃない英児は英児じゃない・・・と詩文に捨てられた彼を、ネリが拾うんだろうか?
そうなってくると、面白い事になると思うけど・・・。

そして満希子よ〜。
息子の家庭教師・大森(崎本大海)が来るからって、爪にまで気を配っちゃって・・・。
家でマニキュア塗るだけじゃなく、ネイルサロンにまで行っちゃうところがすごいよね〜。
しかし、大森先生も何考えてんだかよくわからないわ。
熟女マニアなの?(笑)
満希子の娘・ゆかり(夏未エレナ)に興味持たれてるのに関心なしって感じで、好きなタイプは「危険な人」なんだそうな・・・。
え?それで満希子?
結婚してる奥さんだと危険な香りがしていいのかしら?
しかし、あんな若者に肩なんか抱かれて嬉しいものかしらね〜?(笑)
私だったら、何だか笑っちゃいそうなんですけど・・・。

来週はいろいろ話が進みそう。
それにしてもネリを見張ってる人物は誰なんだろう?

5
「衝撃の夜〜火花散らして」
脚本:大石静
演出:松田秀知

ネリ(高島礼子)、英児(勝地涼)の裸体に見とれてたもんなぁ。(笑)
相当、気になる存在らしい。
マンションの14階にある自宅に空き巣が入った事で恐くなったネリが頼ったのが英児。
こうなってくると、二人の関係が患者と主治医の域を超えてくるわけで、最終的に「あぁなっちゃった」のも頷ける。

「あぁなっちゃった」とは関係を持っちゃったって事なんだけど、まさにその現場に詩文(永作博美)が現れるところがショッキングだった。
詩文は冬子(松山愛里)が良子(野際陽子)のところへ行ってしまい、父(品川徹)を施設に預けた事で一人ぼっちになっちゃったんだよね。
そんな時、バイト先のラブホテルで英児がボクサーに復帰するという新聞記事が詩文の心を揺らしたわけよ。
たぶん、詩文は英児に抱かれたかったんでしょう。
でも、英児のアパートではネリが彼に抱かれている真っ最中だったってわけね。
衝撃的だわさ。
しかも抱かれながらのネリと詩文の目が合ってるところが、何とも言えないわけで・・・。

魔性の女・詩文の周りには歯科医の澤田(石黒賢)が登場。
澤田と詩文がどうなっていくのかも楽しみですね。

そうそう!満希子(寺島しのぶ)は大森(崎本大海)に美術展に誘われたり、いかにも「僕はあなたを女として見ています」的な態度を取られて舞い上がっちゃってますね〜。
でも、ああ見えて大森が満希子を手玉にとってる感じなのが不安だわ。
彼女、最後に泣くハメになりそうな気がしてならないんだけど・・・。
それに満希子のダンナさん(渡辺いっけい)も浮気してそうな気がしませんか?
いつか詩文が言ってたもんね・・・満希子のダンナみたいなタイプこそ女がいる・・・みたいなことを。
魔性の女の勘はバカにできなかったりして・・・。(笑)

6
「家庭内スキャンダル!!」
脚本:大石静
演出:土方政人

満希子(寺島しのぶ)が詩文(永作博美)に相談を持ちかけるとはね〜。(笑)
やっぱ、禁断の恋は魔性の女に聞くべし!と思ったんだろうか?
ただ、満希子は魔性の女を甘く見すぎていたかもしれませんね。
だって、相談したい事があると言われて、いつぞや電車の中の満希子と大森(崎本大海)を目撃していた詩文は興味津々で、アポなしで自宅に押しかけて来ちゃうし、そこには家庭教師として大森もいたわけで、話さずともすべて詩文には理解できちゃうわけよね。
そうやって満希子の弱みを握った詩文は恐いものなし!
なんと、西尾仏具店で雇ってくれないか?なんて言い出しちゃったわよ。
この女に相談した事を満希子も後悔したことでしょうね。
おまけに大森と詩文が一緒に帰ると言い出せば、満希子が落着かないのも当然で、「駅まで送ってくる」と一目散に駆け出しちゃって・・・。(^▽^;)
でも、気持ちはわかるわ〜。
詩文だったら、駅までの道のりで大森を落としちゃいそうだもん。

それにしても、やっぱり大森は妙に年上の女に手馴れてませんか?
満希子をどう誘えばドキドキするかって事もお見通しな感じだし、それを楽しんでる感じだし・・・。
たぶん、今はまだ満希子が家庭を壊さないという気持ちが強いから大森はアタックしてる感じだけど、何かあって満希子が家庭を捨ててもいいような選択をしたら急にそっぽを向くんじゃないかと思ったりして・・・。(^^ゞ
しかし、大森と満希子・・・流れで入ったラブホテルが詩文のバイト先なんて運悪いわ〜。(^▽^;)
結局、満希子が逃げ出したから体の関係はなかったけど、こうなると次に会う時は相当覚悟がいるよね。

満希子の夫・武(渡辺いっけい)はやっぱり浮気してましたね。
いつか詩文が言ってた通りじゃん!
ってことは、今回詩文が大森に言った「あなた嘘つきでしょう」も当たってるんじゃないの?
武の浮気相手は君子(星野真里)で、キミちゃん宛のメールを間違って満希子に送信した事で浮気発覚!
満希子が包丁を忍ばせて武を尾行、詩文とも合流して君子のアパートへ入った武を「家事だー!」と叫んで外へ連れ出すという作戦には笑っちゃったな。
詩文ってこういう時周りの迷惑なんか一切考えないのね。
さて、西尾家はこれからどうなっていくのか?

そして詩文に交際を申し込んできたのが歯医者の澤田(石黒賢)。
あっという間に魔性の女に落ちたっぽいですが、個人的にはあまり永作ちゃんに「魔性」を感じないので、ピンと来ませんでしたわ。
どちらかと言えば、大塚寧々あたりだと魔性を感じるんですがね〜。(^^ゞ

ネリ(高島礼子)は英児(勝地涼)とのセックスが効いたのか(笑)、はたまたホルモン療法の効果か、エストロゲンが急上昇!
ただ、英児は海外へ行ってでもボクシングを続けたいと思っているようで、そんな彼に「行かないで」とすがったネリ。
でも、そんなネリをやっぱり誰かがつけ回しているんだよね〜。
先のとがった靴が見えたけど、あれがヒントなの?

7
「危険な女ともだち」
脚本:大石静
演出:松田秀知

武(渡辺いっけい)の浮気相手・君子(星野真里)は謝罪を求める満希子(寺島しのぶ)に対して「悪いことをしたとは思ってない」と強気。
金銭的に武に世話になってるわけでもないし、武を奪うつもりもない、ただ時々こうして会えたらいいみたいな事をさらっと言われたら、そりゃ妻の立場の満希子は怒りますよね。
さばけた女性なのかな・・・と思っていたら、会話の中で美波(羽田美智子)の名前が出てきて、「誰?」と聞いても一言で簡単に説明できないため武が答えなかったんだけど、これにキレて包丁をふりかざすところには笑っちゃったよ。
妻の存在は気にならないけど、自分の知らない他の女の名前には敏感なのかしら?(笑)

そんな夫の浮気で落ち込んでいる満希子のところへ、大森(崎本大海)からのメールですよ!
もうすぐ誕生日だから会いたいって・・・。(゚ー゚*)
こういう状況だし、大森に優しくされてすべて忘れたいって気にもなるわよね〜。
で、お誕生日のプレゼント探しをしていたら、偶然、メイド服姿で歩く娘のゆかり(夏未エレナ)を目撃!
萌え系メイドとして働くゆかりの姿をしっかり見ちゃったのよね。
こりゃ娘の一大事って事で、浮気の事も忘れて武に伝えようとするんだけど焦ってばかりでうまく伝わらず、そこへ娘が帰ってきて怒ってみたものの「何が悪いの?」って態度をされて傷つき・・・。
専業主婦として家族のために一生懸命やって来たのに、家族はそれぞれ好き勝手な事をして自分のことしか考えてない・・・と虚しくなる満希子。
あぁ、専業主婦がこう思っちゃったら、もう続けられないわよね。
それで店のお金を200万持ち出して、大森に高価な時計をバーンと買っちゃったのよ!(^▽^;)
それを渡そうと大森にメールしたのに、その時大森は詩文(永作博美)と会ってるし・・・。
大森に腕絡めちゃったりして、詩文は何考えてるんだろう?
いい方に考えれば、満希子がこれ以上深みにはまらないように詩文が見定めてくれているとも思えないことはないけど・・・。

その詩文が気になって仕方ない様子の澤田先生(石黒賢)。
「穏やかな暮らしもいいんじゃないか」なんて、詩文との結婚を匂わせたりしているけど、彼女はそういう暮らしを求めている女性じゃないと思うんだよね〜。(^^ゞ
ただ、英児(勝地涼)が詩文を訪ねて「一緒にパナマに行こう」と誘った時、最終的にボクサーの英児より今は英児の命を大切に思っているのがわかって、そこはちょっと良かった。
死ぬかもしれなくてもボクサーを続けることより、愛した男に生きていて欲しいと願っている。
それは自分のためなのか、ネリ(高島礼子)のためなのか・・・。

ネリをつけ回していたのが研修医の福山(長谷川博己)だった事もはっきりしましたね。
最初はネリに認めてもらえなくて恨んでいたみたいだけど、それがいつの間にか愛に変わっちゃったの?
今は愛しちゃってる感じだよね。(^▽^;)

それにしても次回予告がすごく気になります。
大森先生はやっぱり嘘つきで悪い人なのかしら?
お友達らしい人たちが出てきたのが気になるわ〜。(゚ー゚;Aアセアセ

8
「そして嘘は暴かれ始める」
脚本:大石静
演出:藤田明二

やっぱ、とんでもないヤツだったよね・・・大森先生(崎本大海)。
詩文(永作博美)は天性の魔性のカンで見抜いていたんだな・・・。
大森に「本当と嘘の見分けもつかないような人を傷つけないで」と言っていたにも関わらず、大森は満希子(寺島しのぶ)を騙した。
「先のことはわからないけど、いけるところまでいこう」なんて言って満希子をその気にさせといて、仲間とやってるベンチャービジネスの危機で700万必要だなんて、こっちから見てると「罠!罠!」って叫びたくなっちゃうほどなんだけど、恋愛の真っ只中にいる満希子にはそんな簡単な罠も見えなくなっちゃうんでしょうかね〜。
いい大人だし、こんな手口に引っかかるなんて・・・と思っちゃうんだけど、これが「恋は盲目」ってヤツなのかしら?(^▽^;)
700万をキャッシュで渡し、「一緒に暮らそう」という大森の話を真に受けて・・・ほんと、満希子ったらおバカさんだよ!

唯一良かったのは、満希子がおしゃべりだった事だよね。(笑)
こういう事があったのを、すぐに詩文やネリ(高島礼子)に話したから、詩文が動いてくれたわけで・・・。
話を聞いておかしいと思った詩文は大森に会いに行き、700万の返却を求めたんだけど、満希子が追いかけてきて詩文の事を「この人は人のモノが盗みたいだけなのよ!」と罵ってしまうわけ。
「私から大森先生を取らないで!」って、満希子ったら何にもわかってないし・・・。┐(゚〜゚)┌
で、前回予告で見たように、大森に抱かれる満希子をベンチャーのお仲間が覗き込んで見てましたね〜。
ぞーっとするような光景だったわ。
一度は引き返した詩文、だけどもう一度大森の部屋に舞い戻って戦おうとしてくれたのは嬉しかった。
しかし、たぶんこのままじゃ詩文も巻き添えくらっちゃう感じなのかな?
でも、百戦錬磨の詩文ならあんな兄ちゃんたち何とかしてくれるんじゃないかと思ってみたりして・・・。

そうそう、英児(勝地涼)はネリに「先生は先生らしく生きてください」という手紙を残してパナマに行っちゃいましたね。
結局、英児が求めているのは詩文なんだよなぁ。
だけど、その詩文には澤田(石黒賢)が落着いた生活を与えようとしてるし・・・。
詩文は最終的にどの道を選択するんだろうか?
誰にも縛られない生き方が、彼女らしかったりするのかも・・・。

ネリを追い回していた福山(長谷川博己)は、結局あれだけなの?
「好きだって言えてホッとしてます」って、気持ちよく去って行ってたけど・・・変な人だよね。(^▽^;)

最終回
「アラフォー最後の同窓会」
脚本:大石静
演出:藤田明二

終わっちゃいましたね〜。
最後は何だかよくわからない感じもしましたが、私もこの登場人物たちと似たような年齢なので結構楽しむ事ができました。

さて、大森(崎本大海)の部屋へ戻った詩文は警察に通報してから戻っていたのね。
なんと、隣の部屋も借りていたとは、大学生のくせに生意気な!(#゚Д゚) プンスコ!
そのお隣の部屋のドアの前に転がっていた満希子(寺島しのぶ)のボタンを見つけて、「ここかよ!」とドアをノックした詩文。
大森に招き入れられてみると、ビデオカメラなど持った大森の友人がいて「一緒にパーティーを楽しみましょう」ってな事を言うわけだ!
「お金が欲しい大学生と男が欲しい主婦のギブアンドテイク」だとか、本当に生意気で腹立たしい大学生だこと!
詩文が「セックス、なめんな!」と怒鳴った気持ちもわかりますわ。
っつーか、大人の女で魔性の女の詩文に大人のセックスがどんなもんか教えてもらって、あいつら4人を腑抜けにしてほしいとすら思ってしまいましたもの。(^^ゞ
警察が駆けつけて大森たちは逃げ出し、詩文も満希子も何とか危機は脱したものの、おバカな満希子ったら「警察に話したらバレるから言わないで!」と詩文に頼むのよ。
・・・ったく、自分が巻いた種でしょうが!・・・と言いたいところだけど、詩文って実は優しいのね〜。
満希子には「隠すなら徹底的に隠すのよ!」と言って、警察には自分の爪の間に入った大森の皮膚をDNA鑑定してほしいと言うわけ。
満希子の事が家族にバレないようにしたとしても、大森は許せないと思ったのね。
当然だよ!

澤田(石黒賢)との穏やかな生活をしてみようと思っていた矢先、向こうからフラれちゃう詩文も可哀想だった。
でも、彼女のあっけらかんとした態度を見ていると、悲壮感はないんだよね。
しかし、澤田先生ったら自分からプロポーズしたくせに「あなたには穏やかな生活は似合わない。そういう人と結婚生活をやっていく自信がなくて・・・。」ってどうよ?(;´Д`)
まぁ、「どうよ?」と思ってたところに突然現れた良子(野際陽子)が、「あなたの目は節穴ですか?」と割り込んできたのは面白くもあり、ちょっとホロッとさせる場面でもあったかな?
本当は詩文の結婚を祝うために冬子(
松山愛里)やおじいちゃん(品川徹)を連れて来てたのに、目の前で詩文がフラれるところを見て黙っていられなかったのね。
でも、詩文という人は他人に誤解されやすいタイプの女性だけど、実は意外とちゃんとしてるってところを姑さんである良子がわかってくれたのは、ちょっとよかったかも・・・。

大森たちが逮捕されて、西尾仏具店から消えた700万が娘のゆかり(夏未エレナ)の仕業ではないかと疑う武(渡辺いっけい)に、「700万は詩文に貸した」と嘘をつく満希子・・・。(;´Д`)
どこまで詩文に迷惑をかけるつもりなんだろうか?(゚ー゚;Aアセアセ
しかし、この嘘はひどいよね。┐(゚〜゚)┌
ひどいと言えば、結局君子(星野真里)との縁を切らなかった武もひどい。
いつか、また満希子が泣く事にならなければいいんだけど・・・。

英児(勝地涼)はパナマで二連勝して引退を表明。
その記事を詩文とネリ(高島礼子)が別々の所で、それぞれの思いで見ているのが印象的だった。
しかーし、開業を決めたネリさんったらあの福山君(
長谷川博己)と付き合っちゃってるの?
よくわからんわ〜。

最後はそんな三人がバンクーバーへ・・・って感じで、何となく終わっていったんだけど、きっとこの先もこの三人には傍から見れば面白い人生が待っていそうな気がする。

一番理解できなかった詩文が、最終的には一番理解できる女性になっていたのが不思議でした。

 

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