ROOKIES -ルーキーズ-

原作:森田まさのり 「ROOKIES
企画:石丸彰彦
P:津留正明
主題歌:GreeeeN 「キセキ(初回限定盤)(DVD付)

第1回
「総売上げ1200万部!!
伝説の名作ドラマ化!!
新人教師と不良たちの
熱き闘いが今始まる」
脚本:いずみ吉紘
演出:平川雄一朗

初回2時間って力入ってるなぁと思ってましたが、見てみたら納得って感じでした!
飽きる事のない2時間で、初回からお腹いっぱい楽しませていただきました。

夢に向かって努力する人をバカにする事を許さない川藤(佐藤隆太)が赴任してきた二子玉川学園。
そこには相手のピッチャーをバットで殴って活動停止になった野球部があるわけよ。
その問題以後、「責任を取れ」と迫った三年生と二年生の間でケンカが絶えず、活動禁止の期間は過ぎたのに彼らの中に野球というものは存在しなくなっていた。
そんな中で野球への未練が一番強かったのが御子柴(小出恵介)で、そんな彼を応援すると決めた川藤は野球部の顧問を願い出て問題児たちを更正させようと考えたのよ。
こういう熱い先生役に佐藤隆太君がピッタリなんですわ。
っつーか、ヘタしたら生徒役でもOKなんじゃないか?って感じの佐藤君ですが、熱血先生役もいい感じにこなしてますよね。

強肩の安仁屋(市原隼人)、俊足の関川(中尾明慶)、人一倍野球への情熱が強い御子柴を見た川藤は、ドリームチームが作れるかも・・・とやる気マンマンなんだけど、問題児揃いの野球部がそう簡単になびくわけもなく・・・。
その上、校長(伊武雅刀)の本当の狙いは、前の学校で生徒(森山未來)を半殺しにしたという噂の川藤に野球部ともめて問題を起こさせ、部員全員を自主退学させる事だったりするわけで・・・。

そういう校長の狙いを聞いてしまった関川が、それを知っても顧問をやめず生徒を信じると言う川藤の言葉にぐっと来ちゃってるところなんか、結構良かったよなぁ。
部室の片付けをする川藤を手伝った関川を見てキレる新庄(城田優)に言い放った「お前がいつも言ってる仲間ってこういう事することかよ!そんなの大した仲間じゃねーよ!」という関川の言葉がまたいいのよ!
だけど、その言葉でさらにキレちゃった新庄は関川をボコボコにしちゃって、野球部がさらに仲間割れ。
こういう風にまとまらなくなってしまった野球部を川藤が立て直していくんだと思うと、それだけでワクワクしちゃうね〜。
最初がひどいからこそ、その後に期待もしちゃうわけで・・・。

新庄に殴りかかろうとした川藤を関川が止めたのも(TωT)ウルウルしちゃった。
「盾になってやんじゃねーのかよ!野球部、誰が守んだよ!」
教師が熱けりゃ、生徒も熱いじゃないですか〜。
「お前ら全員明日に連れて行ってやるから、俺をみろ!」って川藤の力強い言葉にもぐっとくるわけで・・・。

とりあえず御子柴と関川は、二人仲良くグランドの草むしりをしてましたね〜。
まずは一歩前進ってところでしょうが、あの面子を野球部としてまとめるのは簡単じゃなさそうですな。(^▽^;)
でも、すごく期待できる作品の予感がした初回でした!

第2回
「夢を、どこまでも信じる!」
脚本:いずみ吉紘
演出:武藤淳

いやぁ、いいわ〜♪
佐藤隆太が川藤にぴったりハマってて、あの熱さが全く嫌味じゃなくていいんだよなぁ。
「どこまでも信じる」というあのスタンスがいいよ〜。

1ヵ月後に野球部の練習試合が決まり、そこまでに責任を持って部員を集めると約束した川藤(佐藤隆太)。
もし、できなければ辞表を提出するという約束までしちゃって・・・。

野球部に戻らないがためになんだかんだ嘘をついて逃げ回る若菜(高岡蒼甫)たち。
苦し紛れに「本当はサッカーがやりたかったんだよ!」とありえない嘘までついちゃったんだけど、これを川藤は喜ぶんだよね。
若菜が夢を持ったって・・・。(笑)
そしてサッカー部の顧問に何とか若菜たちを入部させてやってくれと頭を下げるんだけど、1週間でグランドの草むしりをしたら・・・という条件を出されちゃうのよ。
またまた逃げ回る若菜たち、諦めない川藤。
いいんだよなぁ・・・川藤の笑顔!
自分がついた嘘をバカ正直に信じて、決して疑わず、たった一人で草むしりをする川藤を見ているうちに、若菜の気持ちがどんどん揺れ始めてくるのが手に取るようにわかるわけ。
もう、さっさと素直になって野球部に戻っちゃえよ!って言いたくなっちゃうわ。

サッカー部の顧問に頭を下げて入部を頼む川藤を見た若菜は、「サッカーがやりたいなんて嘘だ!」と告げて、「何で俺たちのためにそこまでするんだよ!」と言う。
すると「俺の教え子だからだよ!お前が夢をつかむとこ、見たいんだよ!」と笑顔の川藤。(泣)
野球部が集まらなかったら自分がクビになるとか、そんな事はどうでもよくて、ただ教え子の夢のためにまっしぐらなんですね・・・この先生は。

そして、ついに若菜の心を川藤が動かしてしまいました。
「雑草なんだよ、俺なんか・・・。でも、クズにだけはなりたくねー!・・・野球やらせろよ!」
「あぁ、大歓迎だ!」

御子柴(小出恵介)、関川(中尾明慶)に続き若菜が野球部へ・・・と思ったら、桧山(川村陽介)・岡田(佐藤健)・湯舟(五十嵐隼士)まで戻って来ちゃったよ。(笑)
一気に6人か〜。
でも、そう簡単にはいかないみたいで、予告では「野球部狩り」なんてものが始まるみたいでしたね。

安仁屋(市原隼人)が川藤のかつての教え子・張本(森山未來)に会いに行ってもめちゃう場面もなかなか良かったなぁ。
張本が今では川藤を信頼していて、働きながら定時制に通って教師を目指しているというのが、また泣かせるエピなわけで・・・。
張本に夢ができた事を本気で喜んでいる川藤、照れくさそうにしている張本を見て、安仁屋の気持ちもぐらついたんだろうね。
しかし、まだまだ安仁屋と新庄(城田優)は難しそう。
川藤の奮闘ぶりに期待して、次回も楽しみにしています。

第3回
「守り抜きたいもの」
脚本:いずみ吉紘
演出:平川雄一朗

今回は野球部狩りが始まって・・・という話だと思って見始めたら、何だかそれらしいシーンがあまりなかったので、「え?うっかり1話見逃したんだろうか?(゚ー゚;Aアセアセ」と思っちゃったよ。
ものすごいスピードで飛ばしちゃったよね。ビックリ!

まだ野球部全員が戻ってきたわけじゃないけど、仲間の絆みたいなものは感じられていいですね〜。
野球部狩りにキレた安仁屋(市原隼人)を殴り飛ばしてでも、新庄(城田優)が一人で三年に乗り込むところ。
そんな新庄の元へ「お前、あとで1発殴らせろ!」と言って、安仁屋が駆けつけるところ。
さらにバットを持って駆けつけようとする野球部の面々に、川藤(佐藤隆太)が「大事なものを守りたいなら部活に行くと言え!それからバットは置いていけ!」と行かせてやるところ。
どれをとっても泣けるよね〜。(TωT)ウルウル

騒ぎを校長(伊武雅刀)が知って全員退学だと言っても、少しもひるむことなく「今までいろんなものを失ってきたからこそ、大切なものを守りたかったんです。」と反論する川藤が素敵!
自分の中でしっかりした信念を持っている人じゃないと、こうやって堂々と言えないよなぁ・・・と感動しちゃったよ。

今回は安仁屋が野球部へ戻るまで・・・。
中学の時に彼が出会った川上というフォークボールを投げるピッチャーに太刀打ちできず、三連続三振で負けた安仁屋。
川上は甲子園へ行ったが、その甲子園では全く通用せず・・・。
それを知っている安仁屋は甲子園の厳しさを知っているからこそ、野球のルールも把握してないような川藤が簡単に甲子園を目指せ!なんて言うのが許せないのね。
でも川藤は「ど素人が甲子園目指して何が悪い!」と熱くなり、安仁屋に勝負を挑む。
バケツ一杯のボールを川藤が投げて、安仁屋が三回空振りしたら野球部へ戻る。
ラスト三球でわざと空振りをする安仁屋に、「お前の意地にかけて打ち返してみろ!」と言い放つ川藤。
そして最後の一球を安仁屋は打ち返してしまうわけだ。
空振りすれば野球部へ戻る事ができた、しかし、彼の意地がそれを許さなかった。
その光景を見ていた新庄が、「結局、意地を捨てられなかったな。」と一言つぶやいたのも印象的だった。

安仁屋は川藤を監督と認めて野球部へ戻った。
試合までにルールを完璧に覚える事が条件だけどね。(^▽^;)
新庄も野球にかける情熱は人一倍って感じだけど、彼が戻ってくるにはまだ早いよなぁ。

それにしても校長は何を勝手に試合を断ってるんでしょうか?(#゚Д゚) プンスコ!
せっかく野球部がやる気出してきてるのに・・・。

第4回
「どん底からの出発」
脚本:いずみ吉紘
演出:山本剛義

ポジション決めでピッチャーは安仁屋(市原隼人)に決定!
キャプテンは御子柴(小出恵介)・・・また一番弱々しいのがキャプテンになったもんだわ。(^▽^;)
でも、一番全体を見ているのは御子柴だもんね・・・。
「ケンカとタバコは禁止にしない?」というキャプテンの弱々しい提案を、ちゃんとみんなが聞き入れてくれてホッとしたよ。
そんな中、キャッチャーには経験のない若菜(高岡蒼甫)が選ばれたんだけど、避けてばかりで球を受ける事ができない。
そりゃそうだよね・・・安仁屋の速球だけでなく、前でバッターが振るバットだって恐ろしいもんね〜。
でも、そんな若菜を桧山(川村陽介)が「出来ない事をすぐ投げ出す」っておちょくっちゃったもんだから、練習場から去っていってしまうわけよ。

まだ野球部に戻っていない新庄(城田優)は、またもやケンカ。
そこに駆けつけた川藤(佐藤隆太)が「俺の教え子は死んでも守る」と言って、ケンカ相手を殴っちゃったところなんか、実に川藤らしくて泣きそうだったよ。
しかも、新庄がどうしても守りたかったのは、野球部のみんなと撮ったプリクラだしさ。(涙)
「人に好かれたかったら人を好きになれ!優しくされたいなら優しくしろ!信じて欲しいならまず人を信じろ!」という川藤の言葉は、新庄の固く閉ざされた心さえもこじ開けようとしたみたいだなぁ。

顔に傷を作って学校へ来た若菜を見て、野球部は禁止したはずのケンカをしたんじゃないかと思って若菜を責める。
いやぁ、私も「ケンカかよ!」と最初は思っちゃったよ。(^^ゞ
でも、若菜はキャッチャーとして試合に出るために、一人で猛特訓してたんだよね。
そんな事とは知らない御子柴は「やる気がないなら野球やめてくれよ!」とまで言っちゃうわけだ。
これもキャプテンとしての焦りだったり、空回りだったりが出ていて、シーンとしてなかなか良かった。
そんな御子柴を「お前がそんな事言ってんじゃねーよ!」と殴る安仁屋もカッコよかったし・・・。
ただ、こうやってバラバラになっていっちゃダメなんだよね〜。(´Д⊂グスン

ムードメーカーの若菜とキャプテンの御子柴が来ない練習。
他の部員たちも、練習に来ない二人の存在の大きさを感じただろうよ。

若菜の秘密練習を桧山が見つけて、その練習に協力しているところを安仁屋が覗いてて、そこに川藤に連れられた御子柴がやって来る・・・なんてあたりは、かなり泣けたなぁ。(TωT)ウルウル
タイヤに向かって桧山が振るバットのメーカーを、タイヤの穴から覗いた若菜が目を見開いて読むという荒っぽい練習も、実に彼ららしかったし・・・。
川藤のいつの間にかノックできるまでに秘密練習してたみたいだしね。

練習試合の前に相手校に挨拶に行って、初めて試合がキャンセルされたことを知った川藤。
それで用賀第一の一年生との試合を何とか取り付けたんだけど、その1年には御子柴の中学時代の後輩(浅利陽介)がいるんだよね。
中学時代、球拾いばかりしていた御子柴をバカにする後輩。
気分が悪いぞー!
ぜひぜひ、こてんぱんにやっつけちゃってもらいたいもんだわ!
でも、そう簡単にはいかないよね。(^▽^;)

新庄の分も試合用のユニフォームが作ってあったのは嬉しい。
そして、それを新庄に手渡しに行ったのが、あれだけ痛めつけられた関川(中尾明慶)だったのも良かった。
さて、新庄はどのタイミングで戻ってくるんだろうか?
川藤に教えられた通り、「人を好きになって、人を信じて」戻って来てくれたらいいなぁ。

第5回
「負けたら解散・・・
その時、最後の男!」
脚本:いずみ吉紘
演出:平川雄一朗

いよいよ用賀第一との練習試合。
安仁屋(市原隼人)の速球で、いきなり三者連続三振だし、いい感じじゃん!と思ったら、全力投球してる安仁屋のスタミナ問題や、速球を受ける若菜(高岡蒼甫)の手の問題が最初から見え隠れしてて、その分、流れに違和感がなかったですね。

スタミナのなさそうな安仁屋をまずつぶそうという用賀第一の計画に、まんまとハマっていく二子学。
疲れの見える安仁屋を温存するために、五十音順でピッチャー交代なんて川藤(佐藤隆太)じゃなきゃ考え付かないような作戦だったわ。(笑)

校長に「勝って野球部を守る」と約束した安仁屋は、本気で甲子園を目指していた。
その甲子園だって一人で見られる夢じゃない。
「野球部を守るのも、夢見るのも全員一緒だ。」と言う若菜・・・素晴らしい!(涙)
それにしても、用賀の副監督(田口浩正)は嫌なヤツだったね。
まぁ、川藤と対照的だからこそ面白かったんだけど、自分のところの部員をボロカスに言うところは、やっぱり気分よくはなかったかなぁ。
でも、いるよね・・・ああいう指導者って・・・それもたくさん。(^▽^;)
口が悪くても、そこの愛があれば伝わるんだろうけど、あの副監督には愛はなかったよなぁ。
それに比べると川藤は愛にあふれてるもんね。
甲子園に行くという二子学の部員の夢を馬鹿にした用賀の副監督に向かって、「人の夢をバカにするな!」と殴りかかった川藤。(;゚д゚)ァ....
まったく・・・生徒の暴力を必死で止めてた先生が、教え子の夢をバカにされたらキレちゃってるし・・・。(苦笑)
でも、これが川藤の魅力なんだよなぁ。
こういうのを見ていたら、用賀の生徒たちも自分たちのスポーツマンシップで闘おうと思ったんだろうね。
怪我をした生徒が自らピッチャー交代を申し出て、生徒の中で全部指示を出しちゃってたよ。

反省して、試合を正座して見ている川藤も可愛いし〜♪

実は教頭(浅野和之)が甲子園出場を果たしていたというのも意外で面白かった。
教頭は野球部の良き理解者になってくれるかもしれないね。
ただ、校長(伊武雅刀)が厄介だからなぁ・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

さて、逆転をかけた最終回の二子学の攻撃。
ところが安仁屋の球を受け続けてきた若菜の左手には、もう握力が残ってなかったわけ。
誰にも言わず、片手で打とうとする若菜をみんなが止めて、そこで若菜の手の状態を知ることになるんだけど、交代要員のいない二子学・・・。
若菜が片手で打つしかないのか?って時に、わかってたけど現れた新庄(城田優)で(TωT)ウルウルよ〜。
自分の居場所はないと思ってた新庄が、野球部の部室で自分のネームプレートが入ったロッカーを見つけ、その中で帽子やグローブ、そして大切にしてたプリクラを発見。
野球部の部員の想い、川藤の想いを知った新庄は、ちゃんと居場所を見つけてグランドへ現れたってわけよ。
いやぁ、わかってるけど泣けるってこういう場面だよね。
「代打だよ!おいしいとこ持っていきやがって!」とバットを差し出す若菜。
「こうなるってわかってた。」と安仁屋。
もう、身震いしちゃうぐらい良かったよ〜。

いつか川藤が新庄に言った「握れば拳(こぶし)、開けば掌(たなごころ)。いつかお前が自分で拳を開いてくれる日が来ると信じてる。」という言葉が、ここでこんなに活きて来るとは知らなかったよ。(´Д⊂グスン
川藤に拳を開いて見せた新庄が打席に入った。
これで野球部全員揃ったし、川藤との絆も強くなった。
さて、新庄、ここで打てるのか?
打ってくれーーーー!
ってな大切なところなのに、次回は6月7日までお預けだとーーーー!!!
ま、待てねーーーーー!

第6回
「今夜第2章スタート
奇跡の初勝利なるか!?
そして涙の別離・・・」
脚本:いずみ吉紘
演出:武藤淳

長かった・・・。
待ち遠しかった・・・。
でも、またキミたちに会えた喜び・・・。(大げさ)

はい、そんな感じでやっと第6回。
新庄(城田優)が打席に入って打てるのか?ってところで前回は終わってたんですが、新庄はみんなの期待に応えて打ちましたよ。(泣)
そして俊足の関川(中尾明慶)が必死に走ったんだけど、わずかホームに届かずアウト。
さぞや残念がってるんだろうなぁ・・・ゲームが終わってもみんな深々と頭を下げたままだし・・・と思ったら、こいつら笑ってますぜ!
みんな揃って野球できて、本当に嬉しかったんだね。

そうそう、なんと村山校長(伊武雅刀)も教頭(浅野和之)とともに甲子園に出場した野球部の一員、しかも当時のキャプテンだったんですね。
自分たちの誇りを汚されぬように、自らの手で野球部を葬ろうとしていた村山。
しかし、今回の練習試合を見て彼の気持ちは変わったようです。
用賀の副監督(田口浩正)が川藤(佐藤隆太)に殴られたことに抗議して、川藤を辞めさせろ!と言ってくるんだけど、そこで「では辞職という形でよろしいですか?」なんて言うもんだから、川藤が辞職に追い込まれたんだと思ったら、校長自ら辞職するってさ!
そりゃ、用賀の方も校長辞任となったら、それ以上何も言えないもんね〜。
野球部の生徒たちに「この間はいい試合見せてもらったよ。心に残るいい試合だった。ありがとう。」と礼を言うところなんて、ぐっと来ちゃったよ。
学校を去っていく村山の背中に教頭が「キャプテーン!」と声をかけて、村山が振り向かずに右手を挙げて返事をするところ、そこに昔のユニフォームを来たキャプテンの姿が重なって・・・というシーンは泣けたなぁ。

さて、そんなこんなで後任にやって来た藤村校長(大杉漣)は、不良が相当お嫌いらしい。(^▽^;)
うーん、やりにくいな。(^▽^;)

野球部に次の練習試合の相手を探すって事で、川藤ったらソフトボール部にお願いしちゃうんですわ。
そんな川藤もどうよ?なんだけど、女子ソフト部との練習試合と聞いて喜んでる部員もどうよ?って話だわね。┐(´д`)┌ ヤレヤレ
でも、このソフト部女子が厄介でしたわね。
野球部の部員が拾ったタバコの空き箱、それはソフト部女子が捨てたものだったんだけど、手にしてたのが若菜(高岡蒼甫)って事で一発で疑われ廃部問題にまで発展しそうになるんだわ!
そんな中、川藤だけは部員を信じるんだよね。
昔は吸ってたけど、今はみんなやめたんだと・・・。
とことん部員を信じようとする川藤の姿、そして若菜が言った「俺たちはバカだけど信じてくれる者を裏切らない。」という言葉に、またまたぐっと来ちゃったよ!
身体検査でも何でもしてもらおうというところで、本当に吸ってた女子二人がやって来て「ごめんなさい。」で一件落着。
校長には謝って欲しかったわね。疑ってすまなかった・・・って。
でも、疑いが晴れればそんな事どうでもいいのか・・・。
さっぱりした奴らだぜ!

野球部に戻ってきたのが一番遅かったから、練習に遅れを取っている新庄が自ら千本ノックを願い出るところなんかもかっこよかったなぁ。
野球部がまとまってきていい感じ。

しかし、そんなに甘くなかったね〜。
レギュラー入りしたくてバッティングセンターで一人練習してた桧山(川村陽介)が他校の生徒に絡まれて、思わず手を出しそうになるんだけどそこで川藤の事を思い出し、ぐっと我慢してやられるがままに・・・。
そこへ現れたのが江夏(上地雄輔)。
どうやら江夏が相手のピッチャーをバットで殴って野球部を活動停止に追い込んだ張本人らしい。
しかも、転校した目黒川高校でまだ野球を続けているとか・・・。
桧山はボコボコにされても手を出さず・・・。
桧山の携帯を使って江夏に呼び出された安仁屋が駆けつけると、そこには血だらけの桧山が。
江夏に挑発に乗ってほしくないけど、このまま黙っていられるもんでもない。
川藤も知らせを受けて走ってる・・・。
何とか安仁屋が手を出す前に駆けつけて欲しいよ。(TωT)ウルウル

しかし、上地君、不良の役になったら結構恐い顔するのね〜。
「できる子だったのね」と一人で感心しちゃったわ。

第7回
「許されざる敗北」
脚本:いずみ吉紘
演出:中前勇児

「お前がやめてくれたおかげで、今にも甲子園に手が届きそうなんだよ」という桧山(川村陽介)の言葉に、バットを振りかざした江夏(上地雄輔)。
そこへ川藤(佐藤隆太)が駆けつけ、試合でケリをつけようと言い出すんだよね。
江夏を見た時、川藤はニコガクの野球部員を初めて見た時のことを思い出したんだって。
江夏はあの頃の亡霊、その亡霊に打ち勝とうってわけだね。
いやぁ、テンションあがりますなぁ。
それに池辺教頭(浅野和之)が部長になってくれたのも大きいよね。
川藤だって部員を引っ張っていく力はある。
だけど、野球に関しては素人。
そこで、池辺マニュアルまで作成して技術面を指導してくれる教頭がいれば、鬼に金棒じゃない?
これで目黒川高校なんてぶっつぶせーーー!と思ったら、相手はベスト16に入るような高校なんだと・・・。
スター選手がたくさんいるんだと・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
っつーか、スター選手がほぼ不良って、どういう学校よ!
いや、ニコガクの事を考えたら、よその事はどうのこうの言えないんだが・・・。(^^ゞ

目黒川に偵察に行った川藤は、相手の監督から当日のメンバーを教えてもらっちゃうわけよ。
その面子を見た岡田(佐藤健)と湯舟(五十嵐隼士)は試合をやめようと言い出すのでした。
中学時代からスター選手だったようなメンバーばかりだったのね。
「ビビんな」という安仁屋(市原隼人)に「じゃあ、お前は江夏に勝てんのかよ!」と岡田が言っちゃったもんだから、安仁屋もキレちゃって・・・。
でも、ここで安仁屋が言った「自分ひとりでやるんじゃない!おめーらと一緒に甲子園行きてーんだよ!」って言葉には、(TωT)ウルウルしちゃったな。
安仁屋は川藤が教えてくれたように「人の輪」、すなわちチームワークで勝とうとしてるんだよね。
ほんとに、この子ったらいつの間にそんなええ子になったんや・・・。(´Д⊂グスン
こんな野球部員のやり取りに口出しせず、黙って見守ってる川藤も良かった。
見守るべき時は見守り、口を出すべき時は出し、手を差し伸べて欲しいときにはいつでも差し出す。
いい先生だよね。

岡田と湯舟はその場を去ってしまい、練習にも参加しなかったんだけど、そんな様子を見た川藤は部員のユニフォームを洗濯するわけですよ。
「頑張ってるあいつらに大サービス」と、目黒川の監督が偵察に来ている前でユニフォームを干す川藤。
そして、名前の書かれたユニフォームひとつひとつを見ながら、それぞれの部員にどんな良いところがあるのか語るんですが、平塚(桐谷健太)のところで言葉に詰まるのがお約束すぎて可笑しかったわ。(笑)
結局「スーパーポジティブ」でごまかしてるし・・・。(爆)
目黒川の監督に「どういう指導をしてるのか?」と聞かれ、「応援してるだけです」と答える川藤。
「いつか甲子園という夢の舞台に行くまで、ずっと応援する」という川藤の言葉を聞いて、岡田も湯舟も練習に戻ってきましたね。

そして試合当日、いきなり関川(中尾明慶)にデッドボールで、「江夏めーーーー!(#゚Д゚) プンスコ!」って始まり方だったんだけど、関川が盗塁決めてくれて、御子柴(小出恵介)も池辺マニュアルで学んだ通りにバントを決めるし、ニコガクいい感じ♪
だけど、若菜(高岡蒼甫)の次が安仁屋だと知った江夏は、若菜を敬遠。
安仁屋を打ち取ることで、ニコガクを絶望のふちに叩き込むという作戦に出た江夏。
結果、安仁屋は三球三振だったけど、ノーアウトで三塁まで行ったというのがニコガクにとっては自信になったようで、みんなやる気マンマンな表情をみせているのがたのもしい!
努力は実る・・・こんな事に気付けただけでも素晴らしい!

さて、目黒川との試合は、この先どうなるんだ?と思ったら、またまた放送がとんじゃうみたいです。(つд⊂)エーン
次回は6月28日!
待ってろよーーー!江夏!

第8回
「はるかなる夢・・・
明日への勝利」
脚本:いずみ吉紘
演出:平川雄一朗

バッターが江夏(上地雄輔)って事で、ピッチャーの安仁屋(市原隼人)は自分が江夏に勝つことしか頭にないのね。
初球はカーブだと若菜(高岡蒼甫)が指示を出していたにもかかわらず、ストレートで勝負しちゃうし・・・。
そんな安仁屋を見ていた川藤(佐藤隆太)が、平塚(桐谷健太)をピッチャー交代に送り「冗談だ」とまた引き返させる。
それを見ていた新庄(城田優)が「お前一人でやってると思うな。」と、野球はチームプレーである事を再認識させるあたりは良かったなぁ。
これで結束を強めたニコガク野球部、それに対して、目黒川には最初から結束力なんてないわけで、そのうちどんどん仲間割れし始めるのよ。
普通、相手のチームが勝手にぼろぼろに崩れだしてくれたら、「チャンスだ!」ってなもんでしょうに、川藤ったらそんな目黒川にキレちゃうんだよね。(笑)
「こんなくだらん試合して恥ずかしくないか?」
「自分たちの夢を、野球を、バカにするな!以上!プレイ!」って、笑っちゃうよ〜。(^O^)
自分のチームだけでなく、相手チームまでやる気にさせちゃう川藤が、また魅力的だったりするんだけどね。(^^ゞ

川藤の言葉あり〜の、目黒川内部でのケンカあり〜ので、何だかやる気になっちゃった目黒川高校野球部。
川藤はそんな目黒川との後半戦にかけようととニコガク野球部に声をかけるわけよ。
確かに相手が勝手に崩れているような時につけこんで勝っても、それじゃ価値がないのかもね。

しかし、本気になった目黒川は安仁屋がカーブを投げる前のクセを見抜き、どんどんカーブを攻略していくわけよ。
そんなこんなで最終回の表、ニコガクの最後の攻撃、点差は7点。
さすがに7点はキツイだろうって感じでやる気をなくしている面々の中で、一人諦めていなかったのが新庄だよ!
「こんなところで諦めてたまるか!俺たちはまだ何もかも途中なんだぞ!このままじゃ終われねー!俺たちはこんなもんじゃねーだろー?」
くーーー、泣けますね〜。
最後まで野球部に戻るのをためらっていた新庄が、こういう時に一番諦めない存在であるという事にぐっと来ちゃったよ。
そう言って、まず自分が打ってみせるところ、泥だらけになってまず1点を取るために滑り込むところに(TωT)ウルウルしちゃいましたわ。
そういう姿が他のメンバーにも「諦めない」という気持ちを奮い立たせるのね。
桧山(川村陽介)がスリーバント失敗で悔しがる姿、岡田(佐藤健)のデッドボールで出塁するところ、勝ちたいというただそれだけの気持ちに動かされている野球部の熱い想いがひしひしと伝わってきて、何だかもうこっちまで手に汗握る感じだったわよ。

どんどん追いついて、ツーアウト満塁でバッターはこの日全く当たりを見せない桧山。
みんなの期待を胸に、桧山だってやる気マンマンだったのに、無常にもここで川藤が代打を告げるわけ。
最終兵器・平塚に・・・。(爆)
桧山は「俺が役立たずだからか・・・」と言い、他の部員も桧山に打たせてやりたい気持ちでいっぱいだったんだけど、これが勝つための選択、これがチームプレーだという事に納得し、桧山はバットを平塚に託すんだよね。
「頼む、俺たちの底力見せてやってくれ!」って・・・。(涙)

その平塚が全く打てそうじゃなかったのに、塔子ちゃん(村川絵梨)の「平塚く〜ん、打って〜!」という声に反応し、江夏が投げた危険球をホームランにしちゃうところが、また平塚らしくて笑っちゃうんだよね〜。
なんと逆転満塁ホームランだよ!(^^)v

最終回の守りにつく時に、その平塚が安仁屋のカーブを投げる前のクセをしっかり指摘するところも、最終兵器ならではで良かったなぁ。
しかし、この最終兵器、使いこなすのはかなり難しいけどね。(^▽^;)
江夏を打ち取って、ニコガクは勝利を決めた!
江夏は公式戦では、目黒川と当たるまで負けるな!と言ってましたね。
いいエールだと思います。
個々の実力はある目黒川だから、彼らがチームワークを身につければ恐い敵になることは間違いないわけで、ぜひ再びこの二校がぶつかり合うところを見てみたいもんですわ。

さて、勝って浮かれているばかりではなく、御子柴(小出恵介)は三年の先輩に謝ろうと言い出しました。
安仁屋たちのせいだけではないにしても、やはり全く原因がそこにないわけではないし・・・。
野球の世界に戻った事で、こういうけじめの大切さも学んだんでしょうね。
三年生に殴られても殴られても、頭を下げ続ける安仁屋たち。
以前の彼らからは想像もできない態度だったけど、こういうところも成長したんだな・・・と思うと感無量でしたわ。
三年生もわかってくれたようで、最後は「お前たち、ぜってーに辞めんなよ!」と言ってくれました。
自分たちが野球を辞めた事を後悔しているからこそ、出た一言。
そんな三年生の想いも背負って、彼らは甲子園を目指すわけですね〜。
あぁ、何だか毎回(TωT)ウルウルしちゃってるわ〜。

第9回
「汚された誇り」
脚本:いずみ吉紘
演出:平川雄一朗

すぐにキレることで有名な野球部のあるニコガクに来れば、東京制覇が出来ると転校してきた上坂(遠藤要)という1年生。
何を考えて転校してんだよ!って感じだわさ。
そんな理由で転校されたんじゃ、親はたまらん!っちゅーの!(怒)
ところが、いざ転校してきてみたら、威勢の良かった先輩たちは甲子園を目指す高校球児になってたってわけで、上坂たち1年が暴れまくるわけよ。
まったく迷惑な話ですわ。┐(´д`)┌ ヤレヤレ

野球部の部員なんか、本当にいい子たちになりましたよね。
夏の全国大会予選の抽選会を前にして、川藤(佐藤隆太)と部員たちが揃って神社参拝ですよ。
しかも、お賽銭は一人54円(こうしえん)。
可愛いじゃないですか〜。(´∀`*)ウフフ
そうやって気をよくして登校してみると、自分たちの練習場がめちゃくちゃにされてるんですよ。
もちろん、上坂たち1年生の仕業なんだけど、こうやってケンカっぱやい先輩たちを挑発しようとしてるんだよね。
その挑発に乗らずに、ばら撒かれたゴミを片付け始める安仁屋(市原隼人)を見て、しみじみ「成長したなぁ」と思っちゃったわよ。

一方、抽選会に向かった御子柴(小出恵介)と塔子(村川絵梨)。
会場ではニコガクの出場に対し、冷たい言葉の渦。
そんな事があったなんて他の部員には少しも見せないところが、キャプテンらしいよね。
一生懸命、他の部員を盛り上げて・・・。

上坂たちの挑発はおさまらず、次は部室がめちゃくちゃに荒らされた。
これも我慢したなんて、涙もんだよ!(TωT)ウルウル
甲子園という夢があるからこそ、踏みとどまれるんだよね。
そんな中で、御子柴は一人悩んでいるわけよ。
どんなに努力してもあの事件がつきまとう、いつになったら解放されるのか?と・・・。
そこで川藤が言った「それでも諦めないヤツが最後に勝つんだ!」という一言も良かったわ〜。
御子柴がくじけそうになってる時に、こうやって川藤が支えてくれたり、何よりも他の部員たちが「俺たちは大丈夫だ」って現れた事が嬉しいんだよね。
本音を言えば「お前らが一番心配なんだよ!」って感じだけどさ。テヘヘッ(*゚ー゚)>
こういうところでもチームプレーって感じで、決して一人じゃないと思わせてくれる仲間の頼もしさを感じましたわ。

上坂たちは次に一人でピッチング練習をしていた今岡(尾上寛之)を襲いました。
・・・ったく、どこまでやるんでしょうかね〜。(;´Д`)
それでも今岡は「デッドボールくらったと思えばいい。」と堪えるんだよね。
すべては「試合に出たいんだよ!」というたった一言の台詞で伝わりますわ。
すでに彼らにとって、甲子園という夢がどんなに大きなものかって事が・・・。
今岡も「高校に入って、今が一番楽しい」なんて泣かせるじゃないですか。。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
こんなに純粋な夢を持つ人間の邪魔をする上坂・・・許せん!

どれだけやっても挑発に乗らない野球部に苛立った上坂たちは、ついに教室に殴りこみをかけるんだけど、御子柴が立ちはだかって他の部員を必死に逃がすのよ。
平塚(桐谷健太)も必死で逃げたのに、誰も追ってこなかったっていうのは笑えたけどね。(´▽`*)アハハ
しかし、東京制覇したかった1年生たち・・・上坂以外は実に大したことなかったなぁ。(゚ー゚;Aアセアセ
野球部が一発だけ反撃したら、それでKOじゃん!
最後には空手二段の上坂と川藤の一騎打ち。
警棒で殴りかかる上坂に「夢に凶器はいらない!」と、素手の勝負を挑んだ川藤。
こんな上坂にも「お前の夢を応援する」という姿勢の川藤に、また(TωT)ウルウルだったよ。
一応、暴力をふるったわけで謹慎処分をくらったんだけど、予選会の前に処分もとけて、いざ一回戦へ!
相手は用賀第一!
いよいよ甲子園への道だぞーーーってところで、またまた1週お休みかよ!
あ〜、また待ち遠しい日々だよなぁ。(^▽^;)

予告では安仁屋が二度と野球が出来なくなるとか何とか言ってませんでした?
それって、どういうことよ?
すごく気になるぅ!!!!

最終章 前編
「最期の夏・・・そして」
脚本:いずみ吉紘
演出:山本剛義

東京地区予選の1回戦で用賀第一に勝ったニコガクは快調に勝ち進んでいく。
そんな中、川藤(佐藤隆太)がヤクザ監督だという記事が出ちゃうのよ。
用賀の副監督だったっけ?田口浩正の仕業だよ。
高野連から呼び出しを受けた川藤は、自分が謹慎してベンチに入らない事で出場停止を免れようとしていたのよね。
でも、まさにそんな最中に安仁屋(市原隼人)たちが暴力沙汰を起こしたと連れてこられるわけですわ。
もちろん、彼らは何もしてないんですよ。
ただ、目黒川の試合を見に行っただけだったのに、そこでガラの悪い奴らに絡まれちゃって、それでも絶対に手は出さずに耐えたんだよね。
ただ、手を出せなかったばかりに関川(中尾明慶)は大事な足を、若菜(高岡蒼甫)が右手を、安仁屋はわき腹を負傷してしまうわけよ。
絶対に手出しはしてないと言い切る安仁屋たちを信じる川藤と、その両者に通じ合うまっすぐなものに私は(TωT)ウルウルしちゃいましたわ。

とりあえず勝てば問題にはしないらしい。
しかし、負けた場合審査会にかけられ、一年間の出場停止は免れないだろうと・・・。
負けられないという追い込まれた状況、いつもベンチで支えてくれる川藤がいないという状況、そして負傷者だらけの部員たち。
この調子で、目黒川と対戦して勝てるんだろうか?
安仁屋なんて医者に一生野球が出来なくなるかもしれないって言われてたのに、それを黙って試合に臨もうとしているわけで・・・。
若菜は控えに回り、キャッチャーは御子柴(小出恵介)。
安仁屋が9番バッターというオーダーで、不安だらけの野球部員。
でも勝たなきゃ・・・勝って、川藤を甲子園のベンチに座らせるんだという思いはみんなが持ってるんだよね。
学校が応援を控えろと指示を出しても、生徒たちはニコガクの野球部を応援するためにスタンドに集まった。
川藤も祈っている。
ここが踏ん張りどころだね。

今回登場したスポーツ紙のライター・吉田(渡部篤郎)と川藤の居酒屋でのシーンは良かったなぁ。
さすがの川藤もちょっと落ち込み気味だったんだけど、吉田の競馬に負け続ける馬の話で「あきらめない」という事をもう一度思い出させてもらったみたいで・・・。

さぁ、いよいよ最終回は2時間の豪華版!
安仁屋は投げられるのか?
ニコガクは勝つことができるのか?
そして夢の甲子園へ行けるのか?
最終回が楽しみです!

最終章 後編
「最終章終幕
〜さらば愛しの恩師・・・」
脚本:いずみ吉紘
演出:平川雄一朗

川藤(佐藤隆太)がベンチにいない目黒川との一戦。
新庄(城田優)が先頭打者ホームランを打つも、関川(中尾明慶)は捻挫がひびいて思ったように走れず、チームに不安がよぎる。
そんな中、川藤の真似をしてチームを盛り上げようとするキャプテン・御子柴(小出恵介)が良かった。
本当は彼が一番心細かっただろうに、そこはキャプテン・・・笑顔で「大丈夫だ」と盛り上げてましたよね。(TωT)ウルウル
野球場の入り口でラジオ放送だけを頼りに、戦っている野球部員の事を想っている川藤の姿にも涙しちゃったよ。

いろんな涙もんの場面がたくさんあった目黒川戦。
御子柴にわき腹の痛みを気付かれた安仁屋(市原隼人)が言った「俺は自分で使いもんになんねーと思ったら、そん時は自分で下がる。」にも涙。

安仁屋を診た医者の知り合いという小山(平泉成)というお医者さんが、「試合などもってのほかだ」と入り口にいる川藤に告げると、この試合に彼らの運命がかかってると必死に訴え、「安仁屋に痛み止めを!」と食い下がる川藤に涙。
そこで自分のポリシーは曲げないと言っていた小山先生が、「とことん今を生きろ」と痛み止めを打ってくれたことに涙。

小山先生から「全力投球は決め球の時だけ、フルスイングは一度だけ」と注意されているのを聞いてしまった塔子(村川絵梨)、さらにそれを御子柴が知って安仁屋に頼りすぎてはいけないとキャプテンの決断をするところにも涙。

そしてピッチャーは今岡(尾上寛之)に交代し、安仁屋を少しでも休ませようとするニコガク野球部。
川藤がいなくても、近くに先生はいると感じて頑張ろうとする高校球児(・・・には到底見えないが)の姿に涙。

そして、私が一番泣けたのは桧山(川村陽介)と若菜(高岡蒼甫)のところだよ!
運命の8回、得点差は3点、打順は岡田(佐藤健)から・・・。
出塁した岡田に御子柴が続き、次の桧山で満塁になって安仁屋がホームランを打てば・・・ってところなんだけど、桧山はこの日全く当たってない。
そこで、若菜が骨折した後の二人のやり取りがインサートされるわけよ。
骨折して悔しがってた若菜は桧山に全力投球させ、そのボールを打ち返すことに成功。
スタメンで出られなくても、1回ぐらいなら打てるという自信を持った若菜に、桧山も当日ここぞという時には打て!と声をかけていたのよね。
もし、その日全く活躍してないヤツがいたら、お前が出ろ!文句を言うヤツがいたら、俺が黙らせる!ってね・・・。
ところが、この目黒川戦で活躍してないヤツは桧山本人だったのよ。(TωT)ウルウル
ここでバットを若菜に渡すのは桧山自身も悔しかったはず。
だけど、若菜なら打ってくれる・・・そう信じてチームのために下がり、若菜の一打に賭ける桧山。
いやぁ、ここは号泣しちゃったなぁ。ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!
その若菜が流血しながらも打ってくれたのも良かった。
でも、期待の安仁屋のたった1回のフルスイングがファールだった時は、私も頭を抱えてしまったわ。(´Д⊂グスン
もう限界を超えた状態でのスイングは、何とか当たったものの得点には結びつかずチェンジ。

そして、最終回の表。
安仁屋は自らピッチャーに戻るのよ。
こんなにボロボロになっても、彼は勝ちを諦めてはいないんだよね。
野球場の入り口では心配そうにラジオに聞き入っている川藤が、目黒川のOBに絡まれて・・・、それを助けに来たのがあの上坂(遠藤要)だよ。
「突っ立ってねーで、早く行けよ!お前に出来る事は何だ?」って、上坂カッコいいじゃね〜か!!!
川藤もベンチへ向かうんだけど、高野連の皆様に見つかっちゃって・・・。
「あいつらの夢だけは!」と必死で叫ぶ川藤を見てて、また涙だよ・・・。

グランドの上では、さすがの御子柴も弱気になり「こんな時、先生がいたら何て言うんだろう」なんて肩を落としちゃってるんだよね。
そんな時、ベンチに川藤がやって来て「何やってんだ、お前ら!元気がないぞ!たったの3点差だ!あと1回ある!絶対に何とかなる!大丈夫だ!」と大きな声をかけてくれるわけだ。
川藤の存在の大きさを感じさせるシーンでしたね。
そして、この人の「大丈夫だ!」という言葉と笑顔があれば、何よりも強くなれると思わせてくれた瞬間でした。

最後は9回裏2アウト満塁でバッター御子柴。
いきなり2ストライクと追い込まれたものの、川藤の顔を見て落ち着きを取り戻した御子柴が、まさかの満塁ホームランを打って逆転勝利!

ところが川藤はこのベンチに入るために職責をかけていた。
目黒川戦には勝ったものの、次の試合には川藤の姿はなくニコガクはコールド負け。
審査会ではニコガク野球部の活動は許され、川藤は2ヶ月の謹慎で良かったのに律儀に採用試験を受け直しニコガクへ戻ってきた。

さぁ、秋にはSP、来春には映画化だそうですよ!
調子に乗っちゃっていいんじゃないでしょうか!
だって、またニコガク野球部に会いたいもん♪

とても良いドラマに出会えた事を感謝します。

GO!ニコガク!GO!

 

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