パズル

P:船津浩一
主題歌:倖田來未 「Moon Crying」

Piece1
「強欲教師と旧家の暗号!
死を呼ぶ遺言!!」
脚本:蒔田光治
演出:片山修

石原さとみちゃんがあんまり得意ではないので、どうじゃろか?と思って見始めたんだけど、美沙子(石原さとみ)のキャラが面白かったので気にならずに見られたわ♪
初回の感想は「トリック」っぽいけど、「な〜んだ、トリックじゃん!」って否定的な意見じゃなくて、「トリックっぽくって面白いね」と肯定的な意見側だったかな?

エリート男子校に英語教師として赴任した美沙子。
おとなしく清楚な雰囲気は彼女の外面で、実はかなり横柄な女性。
そんな美沙子がエリート男子校生3人・今村(山本裕典)・神崎(木村了)・塚本(永山絢斗)をこきつかいながら、いろんな謎を解いていくというストーリー。
謎といっても、そこにはお宝やお金の匂いがするわけで、そういうところに目がない美沙子のキャラもなかなか愉快!

今回は今村が桜葉女学院のゆうこ(岩田さゆり)たちに利用され、青柳龍左衛門(井川比佐志)が誰にも解けない暗号を残して亡くなった。
その暗号を解ける子孫の中で一番賢い者に、家宝の純金のツボを譲ると言う。
その暗号とは「I were no way. You can no walk. She kill really.」なんだけど、これを「岩の上 洋館の奥 仕切りあり」ってあっさり読んじゃう美沙子に笑っちゃったわ。
英語教師だったら、普通は「I were」を「岩」とは読まないだろうしなぁ。(^▽^;)

その解読した暗号をヒントに美沙子たちが見つけ出したのが岩の上に建つ洋館の絵。
しかし、その奥に仕切りなどない。
屋根裏部屋にいるという洋子という女性を探して屋根裏を捜索していた塚本が何者かに襲われ、側に青柳家の長女・時恵(荻野目慶子)の死体があった。
屋根裏にいると言われていた洋子は十年前にすでに他界しているという。
その屋根裏部屋で探していた仕切りを見つけた美沙子たちは、そこで第二の暗号を見つけるわけよ。
解読した結果、どこかの上に宝が隠されているってわけなんだけど、最終的には最初に暗号が入っていた4枚の封筒を開き、あぶり出しで地図が出てくる仕組み。
そして、その地図が示す洞窟の中には、さらに数字の暗号。
美沙子を尾行してきた青柳家の長男・龍太郎(西郷輝彦)が時恵を殺した犯人で、ここでも美沙子から家宝を奪おうとしていたんだよね。
でも、洞窟が崩れ出して龍太郎は逃げ出すわけよ。
そんな中、数字の暗号を崩れ落ちそうな洞窟の中で書きとめている美沙子のたくましさには笑ったわ!
命失うかもしれないのに、どこぞの家の家宝のツボにそれだけ執着しているところが可笑しい!

これまでどんな暗号もさらっと解いてきた美沙子が、数字の簡単な暗号は解けず今村たちがさくっと解いたのも面白かった。
結局、家宝のツボは5年前借金のかたに売ってしまったそうな・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
本当の宝はお前たちの心の中にある・・・というのが、龍左衛門おじいさまが子孫に残したかった事らしいよ。
しかし、おじいさまがこんな暗号を残しちゃったから、長男が長女を殺したりしちゃったんだと思うと、青柳家はこれでよかったんでしょうかね?(^^ゞ

Piece2
「浮遊する岩
百年の祟り謎の巫女」
脚本:蒔田光治
演出:宮下健作

獄門神社に三人の生贄を贈らなきゃいけないという話をゆうこ(岩田さゆり)から聞いた今村(山本裕典)。
祟りの原因を解き明かせば100万円と牛1頭がもらえると聞き、そうなると目の色変えるのは美沙子(石原さとみ)なわけで・・・。

しかし、獄門神社で美沙子たちが出会った面子、なかなか濃かったですね〜。(笑)
岩の下で下敷きになって死んだ玉田(城咲仁)。
社の中で逆さづりになって死んだ大沢(大鶴義丹)。
落ち武者の格好をして美沙子を襲った、巫女の貴美子(若村麻由美)と占い師の星子(池津祥子)。
何となく見ただけで、誰が死んでいく役か誰が殺す側かがわかってしまったりもするんだけど(^▽^;)、まぁそれでも面白いからOKだよね。

最初から玉田と大沢を殺す目的だった貴美子と星子。
二人は友人で、過去にもう一人の友人が玉田に乱暴されるという事件があったのね。
その時、通りがかった大沢に助けを求めたのに、ひるんだ大沢は無視して去ってしまって・・・。
その後、乱暴された友人は自殺。
貴美子と星子は友人の恨みを晴らすために玉田と大沢に復讐する事を決意したってわけだ。
しかし、女二人で計画したにしては大掛かりな復讐だよなぁ。(゚ー゚;Aアセアセ

大沢が社の中に逆さづりになって殺されたトリックは、大きな滑車を使ったものでしたが、それはいたるところに形跡が残されていて、美沙子が簡単に解き明かしてしまいました。
んで、岩のトリックを教えるからと貴美子たちに言われ、囲いの中におびき寄せられた美沙子と今村たち。
あのね・・・、普通に考えてそこに入ったら火をつけられると思うでしょ?
そこに「案の定」って感じで入ってしまうところが、また可笑しいといえば可笑しいんだけどね。(^^ゞ

今村たちは火の中から飛び出して無事脱出、しかし逃げられなかった美沙子は一人火に囲まれて・・・。
どうするのか?と思ったら、今村ががけの上にある岩が張りぼてである事に気付き、そこからしたたる水を見て、張りぼての中に水が入っている事を見抜き、その岩を落として中の水で消火!
うーん、てこの原理を使って落とすほどの重量の水に、美沙子の首の骨が耐えられたのかどうか不安なところですが、実に頑丈に出来た骨格だったのかぜんぜん大丈夫だったみたいですね。(笑)

まぁ、祟りの原因というか、謎は解き明かしたわけですが、財政難のため100万円も牛も嘘!神主の土産の温泉饅頭のみGETだった美沙子。
それでも宝の地図を読み解いて、神社の宝にたどり着いたんだけど、これがまたぬか漬けでガッカリ。
まぁ、美沙子とエリート生徒たちのやり取りも面白いので、これは継続してみていけそうです。

Piece3
「殺人クイズ屋敷!
血文字の暗号」
脚本:蒔田光治
演出:片山修

「日本一の名探偵を探せ!」という推理クイズ大会に参加した美沙子(石原さとみ)と今村(山本裕典)たち。
予選を勝ち抜いた参加者に与えられた決勝戦の場所は古いお屋敷。
三年前、強盗に惨殺された一家が犯人を指し示すヒントを残したらしい屋敷で、そのヒントを見つけて欲しいという主催者の長谷川春夫(矢島健一)。
長谷川の妹がこの家に嫁いで殺されたそうな・・・。
犯人が盗んだと思われる金塊が屋敷の中に隠されている可能性があると聞いて、俄然張り切る美沙子。(笑)

警察が調べたものの、見つけられなかったヒントをクイズの参加者が次々と見つけていくのは、いかがなものなんでしょ?(笑)
「赤」に「縦の棒」が家具の枠に重なって「黒田」と読めるというのは、かなり強引だったけど、後ろ手で書いた「\7111」を逆さまに読むと「ハル夫」と読めるというのは、なかなか面白かった。
小説家・黒田(美保純)と長谷川の死体が見つかって、彼らが3年前の強盗である事がわかり、クイズの参加者の誰かが殺したのでは?というところまでいったところで、殺された一家の関係者がいて復讐していると推理していくんだけど、亡くなった佐智子の恋人・橋本(市川亀治郎)へ結びついていくわけね〜。

美沙子たちが閉じこめられた部屋から秘密の抜け道を通って脱出したところに橋本がいて、そこから犯人が橋本だとわからせるまでの部分はかなり浅い感じがしたけど、このドラマはそれでいいのかもしれないな。(笑)
佐智子が手入れしていた花壇に花言葉が「永遠の愛」だというブルーダイヤモンドで作られた「KENJI」の文字には、思わず「げっ!」と言っちゃったよ。(^▽^;)
いくら、その時期になれば花が咲くといっても、3年間誰も世話してなかった花壇じゃないの?
あんなにキレイに「KENJI」って文字作ってるかなぁ?

美沙子が楽しみにしてた金塊は扉の中だけに、まさに分厚い扉の内部に隠されていたんだけど、持ち出すことは出来ず・・・残念。
まぁ、こんな調子で続いていくんだろうな。

今回初めてこのドラマを見た夫の感想・・・「トリックと名探偵コナンを足して2で割ったような感じ」だとさ。
なるほど、そうかも・・・。(笑)

Piece4
「廃校の幽霊
謎の焼死体と暗号!」
脚本:蒔田光治
演出:宮下健作

「hesitate」を「屁、していと?」はさすがにどうなの?(笑)

高校生フィルムフェスティバルで優勝した作品を10万で買いたいという男性・張(斉藤洋介)が現れ、その男が殺害されるという事件が起こる。
美沙子(石原さとみ)は、フィルムの中に張にとって都合の悪いものが映っていたんじゃないかと推測し、そのフィルムの撮影がされた現場を調べに行く事に・・・。

撮影場所の廃校で映画のロケが行われていて、そこにいた女優・若葉(木の実ナナ)がゴルフ好きってーのと、エキストラのマイケル(ニコラス・ペタス)が実は日本語が話せて漢字も読めるというのが今回の鍵でしたね。
まぁ、どうでもいいような鍵なんですが・・・。(笑)

マイケルが殺された場所に残されていたダイイングメッセージ「hot」。
これが「hot」じゃなくて漢数字の「九○七」だったそうな・・・。
うむ、苦しいけど読めなくはないか。(^^ゞ
そして「907」とは、若葉の車のナンバーだったのよ!
美術スタッフの小山(藤本静)が殺された凶器とみられる竿つきのマイク。
これはゴルフ好きの若葉が最初の方でゴルフのスイングしている場面があっただけに、すぐにピンと来ちゃったね。

犯人は若葉。
最初に殺された張が窃盗団の一人で、盗んだ宝石を独り占めしようとして殺された。
フィルムにはお宝のありかが映っていたから欲しかった。
ところが窃盗団が盗んだという宝石そのものが偽物で、彼らは偽物のために殺し合いをしてしまったという、何とも言いがたいオチでしたね〜。

面白いんだけど、何となく飽きてくるのも早そうな予感。(^▽^;)

Piece5
「イケメン争奪!
旧家の花嫁選び」
脚本:遠藤彩見
演出:片山修

お見合いパーティーで知り合った権藤正一郎(笹本高史)の財宝目当てで、花嫁選びの儀式に参加した美沙子(石原さとみ)。
一方で今村(山本裕典)たち3人は、美沙子が結婚すれば教師を辞めるかもしれないと期待を抱き、お宝を見つけるための暗号の解読に協力する。

そんな権藤家の花嫁選びの儀式だけど、美沙子の他に千賀子(越智静香)と怜(渋谷琴乃)という花嫁候補がいて、最後まで残った一人が正一郎の花嫁に選ばれるらしいのよ。
で、次々と花嫁候補を試す関門があるわけですが、その度ごとに一人ずつ死体で見つかる花嫁候補。
それにしても、越智静香と渋谷琴乃・・・なかなか懐かしいお二人さんでしたが、老けましたね〜。(^▽^;)
そんなところに目がいっちゃいましたわ。(^^ゞ

そして、分家の栄子さん(川俣しのぶ)、恐ろしすぎ。((;゚Д゚)ガクガクブルブル
画面に映ってるだけで恐かったです。

正一郎の母・布由(草村礼子)が夜更けに小屋の中に入っていくのを見た美沙子たちは、その小屋を調べる。
すると、そこにあったのは一才で亡くなった正一郎の位牌。
ってことは、あの正一郎は誰?って疑問を抱いたまま、最後の関門に挑む美沙子。
そこでは正一郎の姉・弥生(山本陽子)が宝箱を持っておかえりなさいと美沙子に微笑むんだけど、その宝箱の取っ手に刃物が仕掛けてあって、箱を開こうとすれば刃に塗られた毒で死ぬ・・・というものだったのよ。
それをしっかり見破った美沙子。
この花嫁選びの儀式は金目当ての嫁を排除するためだと言っていたが、実は正一郎の事を愛していた弥生が、愛ゆえにやった事だったのね。
本物の正一郎は一才で亡くなっていた、その後、正一郎の代わりに養子としてやって来たのが今の正一郎。
血が繋がっていない正一郎に恋心を抱いた弥生、しかし権藤家のために姉と弟であり続けなければならなかった。
なるほどね〜。
しかし、そんな事で花嫁候補が殺されたんじゃたまりませんわね。
まぁ、本気で花嫁になるつもりだった女性がいたかどうかは微妙ですが・・・。

で、今回の宝は「子宝」って事で、またしてもお宝GETとはならなかった美沙子。
最後までこの調子なんでしょうね。(笑)

Piece6
「死者からの手紙!
血染めの人形」
脚本:蒔田光治
演出:片山修

無人島に建てられたリゾートホテルのお披露目パーティーに参加した美沙子(石原さとみ)たち。
豪華商品が当たるクイズにつられて参加したものの、行ってみればなかなかヤバそうなホテル。
30年前に一度経営に失敗してオーナーが首つり自殺をしたとか、10年前には宝石を奪って島に逃げ込んだ強盗犯がいて、いまだに見つかっていないとか・・・。
でも、その話を聞いた美沙子は見つかっていない強盗犯が持っている宝石をGETしたいと燃えちゃうわけよね。(^▽^;)
どんな教師やねん!って話だけど・・・。(^^ゞ

で、パーティーの参加者が次々と殺されていくわけ。
まず小説家の北方(峰岸徹)、次に現オーナーの黒川(団時朗)が何者かに殺され・・・。

殺された黒川は娘を強盗事件で亡くした父親だったのね。
で、今村(山本裕典)が見つけた白骨化した死体は、逃げ込んだ強盗犯の死体。
強盗犯を見つけるために山狩りをした際、誰かが犯人を殺し宝石をネコババした。
それが北方、金山(阿南健治)、山崎(半海一晃)の3人で、奪った宝石を山分けしたってわけだ。
北方は殺されたフリをしていただけだったのね・・・。

刃物を持った大人三人を相手に、そこらへんに落ちていた木を木刀代わりにして立ち向かう今村たち3人はなかなかカッコよかったぞ!
でも、結局崖を上って一人だけ助かろうとした美沙子が落ちてきて、犯人たちを押しつぶして気絶させたというのは笑えたけどね・・・。
まぁ、軽く見るにはいいですわ。(笑)

Piece7
「呪いの暗号
聞くと必ず死ぬ落語」
脚本:蒔田光治
演出:高橋伸之

うーん、少々飽きてきてしまった。
途中で何度も睡魔に襲われて、結局最後まできっちり見ることができなかったよ。(゚ー゚;Aアセアセ
でも、最初からもう一度見直す気力もなく・・・って感じで、ごめんなさい。<(_ _)>

今回は今昔亭三之助(風間杜夫)の落語の寄席に参加した美沙子(石原さとみ)たち。
話に秘められたヒントを解き明かせば、屋敷の中にある宝が見つけられるかもしれない・・・って事で、いつものごとくウキウキなんだけど、それは聞くと必ず死ぬ落語だと言われたら、ちょっとビビりますよね〜。
それを証拠付けるかのように、落語の最中に兄弟子の二之助(でんでん)が死んじゃったし・・・。
お饅頭を食べてて苦しみだして、一之助(清水紘治)が差し出した水を飲んで死んだ二之助。
絶対に饅頭じゃなくて水が怪しいとは思ったけど、このドラマのパターンからいけば犯人は三之助じゃないとおかしいわけで・・・。(^^ゞ。
次には四之助(中村良太)が殺され、今村(山本裕典)と神崎(木村了)も行方不明。
大変なのに、宝探しのついでに今村たちを探そうとしている美沙子はちょっと面白かったですわ。
今村と神崎はぐるぐる巻きにされた状態で見つかったけど、最終的には一之助も殺されてしまい・・・。

次々と落語家たちが殺されていった理由は、三之助の復讐だったんですね。
宝を手に入れるために師匠を自殺に見せかけて殺した兄弟弟子たちへの復讐。
しかも、三之助はいつもより塩辛い饅頭を用意した事と、自分の湯飲みの中に毒を入れただけで、実際には手を下してはいない。
落語の名人芸で饅頭を食べたいと思わせ、お茶を飲みたいと思わせ、それを聞いていた兄弟弟子たちがその通りに行動したからといって、それが罪に問われるのでしょうか?
三之助本人は「私の落語は名人芸の領域には達してない」と否定していたわけだし、この先どう裁かれるのかそっちの方が興味あるけどなぁ。

Piece8
「殺人招待状
強欲教師VS美人秘書」
脚本:林壮太郎
演出:宮下健作

さすがに飽きてきちゃった・・・。(^▽^;)
見ていても何度も睡魔に襲われて、その度に録画を巻き戻しては、また寝て・・・みたいな感じで。
そこまでして見なくてもいいじゃん!とも思うんだけど、8話まで来たんだから最終回まで見届けたいという気持ちもあるし・・・。

作家・墨田(西田健)の秘書・椿(中山忍)を助けた事で、「和歌様探偵の事件簿」という小説の完成披露パーティーに誘われた今村(山本裕典)たち。
そうなると、当然美沙子(石原さとみ)も行くわけで・・・。
ごく身内な方々が誘われたパーティーに、高校生と教師という飛び入り参加がいかにも不自然なんだけど、誰もそんな事気にしてないのねん。(^▽^;)
パーティーのゲームで最新作の出版権を決めるなんて、これまたありえないお話なんだけど、今回の和歌に隠されたヒントを見つけて謎を解いていくところは結構面白かったかな?

「夕暮れの山の御瀧の水も枯れ愛しきものの恨み忘れじ」で、夕暮れ=サンセット、水も枯れ=瀧からサンズイを取って「龍」、恨み忘れじ=裏見忘れじ・・・。
つまり3セットの龍の置物の裏を見ろって事なんだけど、普通解けないって!(爆)

なんせ犯人は椿でした。(早っ!)
椿の恋人はデビューをチラつかされて、墨田のゴーストライターをしていたんだけど、結局デビューできないと知って自殺。
椿が彼のために復讐をしたって話でした。
しかも、椿の彼が書いた50作目の作品のストーリー通りに犯行を行ったんだそうな・・・。
彼氏さんは何を考えながら50作目を執筆してたんでしょうか・・・。
先を読んでいたとしたら、恐ろしい話ですわね。

しかし、この「和歌様探偵の事件簿」、ドラマ化されてるそうでクライマックスのシーンが流れましたが、なかなか興味深いドラマでしたよ。(笑)
ドラマの最後に犯人に向かって和歌を詠むなんて、意外と面白いかも・・・。
ぜひ、「和歌様探偵の事件簿」を1話でいいから見せてもらいたいわ。

Piece9
「鬼が棲む!
人喰う呪いの村祭り」
脚本:蒔田光治
演出:木村政和

鬼喰村で20年に一度開かれる祭りで、替え歌をヒントにした宝探しタリーが行われる、賞品としてみかん山ひとつ・・・って事で、案の定、今回も美沙子(石原さとみ)が食いつくわけですが・・・。
数え歌は本当は三番まであり、それで財宝の在り処がわかるようになっているとか、三番まで歌ったものは必ず殺されるとか、まぁよくあるパターンなんですが・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
青年団と対立している村の長老派の存在で、ラリーは中止になるんだけど、結局商品のみかん山ってーのが、みかんの樹が生えてる山ひとつではなく、こんもり盛ったみかんの山ひとつだったのは、くだらなくて笑ってしまった。

青年団の小野寺(八十田勇一)が殺され、次に久保田(石塚義之)の死体が見つかり、最後には美沙子と会う約束をした市川(林泰文)も死体で見つかる。
本物とすりかえられた偽物の勾玉、その両方からキンモクセイの香りがすることに気付いた美沙子。
それは京子(高橋かおり)がいつも胸元に入れているキンモクセイの匂い袋の移り香だったってわけよ。
自分の匂いには気付きにくいから、京子もうっかりしたんですかね〜。

で、何で京子が三人の青年団を殺したかというと、20年前に数え歌の宝探しをしていた男の子が亡くなったという事件があったんだけど、祭りの準備をしていた京子が納屋でその子の日記を見つけ、そこに書かれていたいじめの事実を知ってしまったというのよ。
いじめていたのが今回殺された青年団の三人だったってわけだ。
三人からいじめられて、神社の階段から足を滑らせて亡くなった男の子。
でも、京子に殺された市川のポケットからは、自分が犯人だと書いた手紙が出てきたんだよね。
市川は京子が犯人だと知ってかばおうとしていたのに、そうとは知らず殺してしまった。

うーん、面白いようで面白くない。
・・・というか、完璧に飽きてきた。
来週、やっと最終回か〜。
結構長かったような気がする・・・。(^^ゞ

Final Peace
「最後の謎
海賊の秘宝と暗号!」
脚本:大野敏哉
演出:片山修

海賊が宝を隠したという無人島での宝探し、見つけたものにはその1割がもらえるという事で、最終回も張り切っちゃう美沙子(石原さとみ)。
ニコラス・ケイジならぬニコラス刑事(Christopher)なんて、くだらないネーミングに笑ったり、意外とおバカな冒険家の江田島(橋本さとし)のキャラには楽しませてもらったものの、やはり最後まで「トリックっぽいけどトリックほどの面白さはない」って感じが否めず、結局は行きがかり上最終回まで見ちゃった的な印象でした。

ニコラス刑事が実は刑事を装った窃盗犯だったとか、江田島が自分が仕掛けた罠に捕まってたりだとか、この二人には笑わせてもらったんだけど、肝心の本筋は大して面白くもなく・・・。
トレジャーハンターのエリカ(佐田真由美)が今回のツアーを主催した島の主・島袋(大和田伸也)の娘だったとか、いろいろ盛りだくさんではあったんだろうけど・・・。
どうも、いまひとつ乗り切れないドラマでした。
いつも「いい子」のイメージがあって好きになれなかった石原さとみちゃんが、今回は面白いキャラで好感は持てたんだけどね〜。

というわけで、大した感想もないのが申し訳ない。<(_ _)>

 

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