ハチワンダイバー

原作:柴田ヨクサル 「ハチワンダイバー
P:東康之
主題歌:新垣結衣 「Make my day」

1
脚本:古家和尚
演出:水田成英

あたくし、このドラマの事前調査が全く出来てなくて、「ハチワンダイバー」って名前が、どこから来てるのかも知らずに見ちゃったんです。
そしたら、将棋を扱うドラマだと知ってビックリよ!
だって、将棋のルールなんか知らないし・・・と思って見始めたんですが、ルールなんか知らなくても十分楽しめましたわ♪

プロの棋士を目指して夢破れた健太郎(溝端淳平)は、賭け将棋を生業とする「真剣師」として日々を送っていた。
ある日、「アキバの受け師」を訪ねれば、上には上がいるって事がわかるといわれた健太郎、行ってみると「アキバの受け師」は女性。
しかし、その女性に真剣師として初めて負けてしまうわけだ。

で、もう一度将棋を勉強し直そうとしたものの、あまりに部屋が散らかっていてお掃除サービスを頼んだら、何故か現れたのはメイド姿の女の子。
健太郎が頼んだのは、メイドのお掃除サービスだったのね。(笑)
しかも、やって来たメイドさんは実はあのアキバの受け師ことそよ(仲里依紗)だったのよ。
それで健太郎は急遽、メイドのそよに将棋の勝負を挑むも、またもや負けて全財産を奪われる。
全財産を失った健太郎は将棋奨励会の退会駒を質に入れ、それで得た1万5千円を持って、再びアキバの受け師に挑もうとするんだけど、その前に立ちはだかったのが、かつて健太郎に負かされた真剣師・角田(伊達みきお)の兄貴分・飛鷹(富澤たけし)。
サンドウィッチマン、意外に頑張ってたよね〜。
伊達さんの演技はある意味想像できたけど、富澤さんが思ったより芝居しててビックリしちゃったわ。
その飛鷹に「お前の将棋は浅い」と言われ、恩師・鈴木八段(小日向文世)にも過去にそう言われたのを思い出す健太郎。
「81マスの盤に深く潜らなきゃプロにはなれない」と鈴木八段に言われたのを思い出した健太郎は、飛鷹に攻められ追い込まれた時に将棋盤に深く潜り必殺技を見つけ勝利!
そこで「名前は?」と聞かれ、咄嗟に「ハチワンダイバー」と名乗ったところで、ドラマのタイトルが結びつくってわけか・・・。

うん、なかなか楽しかったです。
里花(安田美沙子)と健太郎の間に、どんな関係が出てくるのかも楽しみ。

2
脚本:古家和尚
演出:水田成英

飛鷹(富澤たけし)に勝った健太郎(溝端淳平)は、メイドを呼んで将棋をさそうとするが、駒を質に入れた事に気付き、外へ将棋をさしに行く。
メイドのみるくの時と、アキバの受け師の時では全く表情が違うそよ(仲里依紗)の感じもいいわ〜♪
私、何気にこのドラマ好きかも♪

なかなかダイブが出来ず、もう一度あの感覚を取り戻したい健太郎は桂(デビット伊東)と真剣をさすも、時間切れで負け。
角田(伊達みきお)に桂への支払いの10万を借りた健太郎は、真剣師としての稼ぎ方を教えてもらう。
わざと負けることも必要な真剣師の正しい稼ぎ方。
自分の将棋に嘘をつくなと教えられたのに、今の自分はそんな教えを捨てて、プライドも捨てて・・・。
そんな健太郎が真剣師として稼いだ金で、質に入れた駒と取り戻しに行ったら、一足早くそよが駒を手に入れていて・・・。
返して欲しかったら、私の代わりに真剣をさして・・・と言うわけだ。

で、その相手がマムシ(姜暢雄)。
いやぁ、マムシと呼ばれるだけあって、何とも気味悪い相手でしたなぁ。
しかも1000万の勝負とその場で聞かされたら、身震いしまっせ!
蛇の胴体に飲み込まれているような将棋って想像できませんが、何となく映像で将棋盤の上を蛇がウニョウニョしてるような場面が流れると、「こんな雰囲気か」と納得させられちゃいましたわ。(笑)
追い詰められた健太郎が、「もう一度、81マスの底へ行きたい」と心から願った時、ダイブ成功!
桂馬を囮にして押さえ込みを中から食い破りマムシに勝ったそうですが、その意味は全くわからず・・・。(爆)
でも、わからなくても楽しかったです!
「勝った!良かった!」と思ったところで、警察に踏み込まれて手錠をかけられてしまった健太郎。
そう、真剣は立派な賭博なんですよね・・・。
証拠不十分で釈放された健太郎のところへやって来たそよが、「本物の真剣は本来お金を賭けて戦うものじゃない。命の次に大切なものを賭けて戦うもの。」と言ってましたが、それは退会駒に込められた健太郎の将棋への想いみたいなものだったりするのかな・・・。

さて、これからそよは健太郎を三人の真剣師たちと戦わせるようです。
まず、二こ神(大杉漣)。
ホームレスの小屋のようなところに住む、仙人のような二こ神。
どんな対決になるのか楽しみだなぁ。

3
脚本:古家和尚
演出:松山博昭

一人目の相手・二こ神(大杉漣)との真剣勝負に挑む健太郎(溝端淳平)。
二こ神曰く、金ではなく意地やプライドをかけて戦うのが真剣なんだとか・・・。
命の次に大切なものをかけて戦うという二こ神は、自分が勝ったらそよ(仲里依紗)のおっぱいを揉むと宣言!
つ、つまり、二こ神様にとって命の次に大切なものは、そよのおっぱいって事なんですか?(゚ー゚;Aアセアセ
「俺にとっておっぱいとはロマンだ!」と言い切る二こ神に、「なら、僕もおっぱいで!」と言う健太郎。
勝手にかけられてるそよのおっぱい・・・。(爆)

雁木という古い戦法を使う二こ神と戦う中で、実は彼がかつて雁木を使ってプロを破ったアマチュア棋士の神野神太郎だと気付いた健太郎。
「神野神太郎」で、名前の中に「神」がふたつ入るから「二こ神」と名乗っているらしい。
そして、鈴木八段(小日向文世)に指導してもらっている時に、雁木は負けない将棋だという事を教わった事も思い出すんだよね。
負けない将棋に追い詰められた健太郎は、今回もダイブして勝つ方法を見つけたようで・・・。
負けないと安心しきっていた二こ神が逆に追い詰められていく様子は、なかなか面白かったです。

で、健太郎の勝利。
「俺の負けだ!そよちゃんのおっぱいはお前が揉め!」と言い、健太郎が「揉めません!」と言うと「お前も真剣師なら揉め!」と殴りつけたりしてたくせに、健太郎が揉む気配を見せると「揉んじゃいかん!お前が揉むと将棋が弱くなる!」という、ワケのわからん理由で制止する二こ神さん。
「その代わりに俺の雁木戦法を伝授する。」と言ったのを、「そんなのいりません。」とばっさり斬っちゃう健太郎も面白かったわ。(笑)

さて、二人目の真剣師は文字山ジロー(劇団ひとり)という漫画家。
彼はどんな将棋をさすんでしょうね。

4
脚本:古家和尚
演出:松山博昭

二人目の真剣師・文字山ジロー(劇団ひとり)に「君の人生をかけろ!」と言われた健太郎(溝端淳平)。
ジローが勝ったら、健太郎はジローのアシスタントになって漫画家を目指さなくてはならない。
そして、健太郎が勝てばジローの漫画「なるぞう君」の主人公を健太郎の落書き「ハチワンくん」に変更する。
一人目の二こ神(大杉漣)の時はそよ(仲里依紗)のおっぱいだし、今度は人生かけろと言いつつ、そんなに重みが感じられないところに笑っちゃうなぁ。( ^▽^)
「穴熊」という戦法を使うジローは、駒たちの声とやらをいちいち自分の声で表現する迷惑な相手。(^▽^;)
集中力欠くからやめてくれ!って言いたくなっちゃうけど、あんなのもアリなのかしら?
ダイブした後の健太郎は強いぞ!と思ったら、漫画家であるジローはその展開も想定内だったらしい。
何でも彼のストーリーは「起承転転転結」なんだそうな・・・。
どんどん押さえ込まれていく健太郎。

そこで二度目のダイブをするも、読みきる前に息が続かず・・・って感じでグロッキー状態。
で、読めない将棋なら相手に読んでもらえ!って方法に出るんだよね。
うーん、ここらへんになると将棋がわかっていたら、もっと楽しめるんだろうなぁ・・・とちょっと残念に思っちゃったよ。
打ち込まれた飛車と取れるのか、取れないのか?とか、さっぱりわからないもんなぁ。(^^ゞ

でも、健太郎が読みをジローに託した事で、今度はジローが苦しくなったみたいですね。
でも、勝負の行方は来週へ持ち越しみたい・・・。
三人目の真剣師が京本政樹だって事はわかっちゃったけどね。(笑)

みさき(木下優樹菜)がちょっと気になりますね〜。
「組織に対抗しようなんて甘い」とか何とか言ってましたけど、そよが健太郎を真剣師と戦わせているのは、何かの組織に対抗するためなんでしょうか?
その組織とみさきの関係も気になりますよね。
それに里花(安田美沙子)も健太郎の何かを知ってるみたいで気になるなぁ。

5
脚本:古家和尚
演出:水田成英

文字山ジロー(劇団ひとり)に勝って震えが止まらない健太郎(溝端淳平)は、メイドのみるく(仲里依紗)を呼び出した。
震えが止まらないという健太郎を、むぎゅっと豊満なおっぱいで受け止めるみるく。(笑)
すごいなぁ・・・あれ本物の胸?
っつーか、殿方の憧れのひとつだろうね・・・豊満な胸でぎゅっとされるのって。(笑)
それで震えが止まるってーのも面白い。
胸の感触にうっとりして震えが止まるのか、母性に包まれて止まるのか・・・。

さて、三人目の真剣師・斬野シト(京本政樹)との勝負では、シトが勝ったらみるくがシトのものになると言われて焦る健太郎。
将棋が全くわからないので、「新石田流7四歩」とか言われても、それって何なんだ?ってな感じなんですが、なんせたった7手で一局を制する7四歩らしいですわ。
シトの将棋に師匠・鈴木八段(小日向文世)の将棋が重なっていくんだよね。
この7四歩・・・どうやっても先手が勝つようになっちゃうらしい。
そして、先手はシト。Σr(‘Д‘n)
追い詰められてダイブしたものの、潜って先を読むことができない。
苦し紛れに打ち込むだけ。
一局の将棋に人生をかけてきた鈴木が編み出した将棋と戦うものの、結局は負けてしまうんだよね。

こうしてあっさりみるくはシトのものに・・・。
ってことは、もうみるくを呼び出したり出来ないんですかね・・・健太郎は。

みさき(木下優樹菜)が健太郎とシトの真剣の画像を送ってる相手は誰なんでしょうね?
その相手がラスボスみたいなことになるのかな?

あと、健太郎のお隣さん、里花(安田美沙子)が実は小学校の同級生だった事がわかりました。
何かそれ以上のことがありそうなんだけど・・・。

とりあえずシトのものになっちゃったみるくを取り戻したいところだね。

約束通り健太郎の書いた落書きのハチワン君を登場させて「なるぞうくん」を最終回にしたジロー。
まさか本当にそこまでやるとは・・・。
なるぞうくんキャラがすごく可愛かっただけに、ちょっと残念な気がしちゃったわ。

6
脚本:古家和尚
演出:八木一介

斬野(京本政樹)に負けた健太郎(溝端淳平)の前に二こ神(大杉漣)が現れた。
「お前、おっぱいもんだだろ?」と言われて、心当たりがないわけではない健太郎。(笑)
それを二こ神さんに説明すると、「おっぱいとおっぱいの間にぎゅーってか!」と慌てふためいているのが可笑しい。(笑)
二こ神さん曰く、おっぱいとおっぱいの間にぎゅーってされたせいで、健太郎の将棋の力は半分になったらしい。(ホンマか?)
それを元に戻してやるから弟子になれという二こ神さん。

そんな時、二こ神のところにやって来たのが、かつてアマチュアの二こ神に敗れたプロ棋士の海豚(池田鉄洋)。
そして、二こ神に勝負を挑むわけよね。
アマチュアにプロ棋士が負けたという事で、海豚のプライドは相当傷つけられたらしく、二こ神相手に「真剣師風情がプロにたてつくな!」と、そりゃ〜すごい気迫で立ち向かった海豚さん。
しかし、結果は二こ神の勝利、そして健太郎は二こ神の弟子になることに・・・。

家を出る前にメイドのみるく(仲里依紗)を呼び出した健太郎。
ありゃりゃ、みるくのメイド服が真っ白だよ!
これが斬野のものになった証なんだろうか?
っつーか、斬野のものになっても呼び出しは可能なのね。(笑)

二こ神の元での修行が終わり、巣立ちを許可された健太郎は斬野との再戦へ向かう。
そこには「すでにみるくさんは僕のものになった」と、ガラスケースの中に入れられたみるくの姿が・・・。
え?どういうことよ?

今回は二こ神が今のような暮らしをするに至った理由がわかりましたね。
アマチュア時代、真剣集団「鬼」に接触されて真剣勝負をつい受けてしまい、「命」を賭けた戦いに負け、殺される寸前に隙を見て逃げた。
世捨て人になっても、将棋だけはやめられず今のような暮らしぶりになっちゃったわけね。
その「鬼」って集団とみさき(木下優樹菜)が言ってる組織っていうのが、一緒なのかな?
しかも健太郎の事を「お姫様が見込んだ男」って言ってたし・・。
そのお姫様って誰?
健太郎のアパートに現れた女子高生と関係があるのかしら?

7
脚本:古家和尚
演出:水田成英

斬野(京本政樹)の本職は人形師だったのか〜。
何となく雰囲気アリで、ちょっと笑っちゃったわ。
ガラスケースの中のみるく(仲里依紗)も人形だったのね。

斬野との再戦にそよへの告白を賭けるという健太郎(溝端淳平)。
それを賭けると宣言する事が、つまり告白なんだと斬野に突っ込まれ、焦る健太郎とガラにもなく照れてるそよが可愛かったわ♪
それですっかり集中力欠いちゃってるし・・・。(^▽^;)
これじゃいけないと思って「さっきの事は忘れてください。」とそよに頼むと、「でも簡単には忘れられません」と言われ、健太郎鼻血ブー!(爆)
そよさん・・・そんな事言う人だったのか・・・。(゚ー゚*)
将棋を続けながら、どんどん告白していっちゃってるのも笑ったけど、「僕が勝ち続けている間だけは、僕を嫌わないで下さい。」という健太郎の言葉にそよが頷き「それなら無敵だ!」と健太郎が自信をみなぎらせるところは、ちょっとかっこよかったりして・・・。

で、本当に無敵だった健太郎は斬野を破っちゃったのよ。
愛の力って言うのかしらね〜、こういうの・・・。(笑)

健太郎のアパートに現れた謎の女子高生は、健太郎の妹・歩美(大政絢)でした。
しかし、いくら兄を恨んでいるとはいえ、この子の兄に対する口の利き方ったらなってませんわね!(#゚Д゚) プンスコ!
しかも、いきなり兄に向かってとび蹴りですよ!
ビックリしちゃったわよ。
健太郎の父はアマチュアの棋士だったようですが、鬼将会という集団にやられ寝たきりの生活を送っているようで、そんな時に兄の健太郎が東京で好き勝手やっていたのが歩美には許せなかったみたい。
彼女もプロの棋士を目指していたのに、結局その夢を諦めるしかなかったのは兄のせいだと思っているようで・・・。
憎き鬼将会をつぶすため、彼女は自ら近付いたみたいですが・・・。
そよもまた鬼将会をつぶすため、健太郎に強くなって欲しかった。

里花(安田美沙子)がみさき(木下優樹菜)たちに連れ去られ、どうも彼女を人質に健太郎たちが鬼将会に呼び出される形になるのかな?

8
脚本:古家和尚
演出:松山博昭

みさき(木下優樹菜)に連れられて、健太郎(溝端淳平)たちは芸術家・春日兄弟の前に・・・。
そこには里花(安田美沙子)が猿轡をされていて、周りを春日兄弟の弟で華道家の智也(忍成修吾)が花を生けているという、妙な光景が・・・。
鬼将会との戦いは命を賭けるって事で、妹の歩美(大政絢)が2時間後に死ぬという毒を飲まされ、春日兄弟も同じ毒を飲んで対局に臨むんだけど、堂考えても狂ってるよね。(゚ー゚;Aアセアセ

まず、そよ(仲里依紗)が智也と勝負するんだけど、力将棋の智也に対してダイヤモンド美濃という鉄壁の守りを見せる「受け師」のそよ。
ところが、受け師のそよが「力には力でねじ伏せる」と守りを捨てたところから、一気に攻め立て最後は将棋の腕力とやらで勝っちゃったよ!
実にあっさりと・・・。(笑)

弟が破れ、次は陶芸家の兄・京介(袴田吉彦)と健太郎の番。
しかし、妹が毒を飲まされていることで健太郎に焦りが生じ、その上、京介の言葉のプレッシャーもあって、冷静さを欠く健太郎。
歩美はどんどん苦しみ出すし、解毒剤を手に入れるために勝たなくちゃいけないんだけど、妹が気になって集中できない。
そんな健太郎に「戦って!勝って!」と声をかけるそよ。
残り時間3分を切ってのダイブで、無事勝利し解毒剤を飲ませることが出来たんだけど、春日兄弟は本当にどこかで死んでしまったんだろうか?

そこまで必死な思いで戦って、歩美を助けたというのに、みさきに連れて行かれた鬼将会の本部とやらで待ち構えている相手というのが、なんと歩美なんだよ!
「さぁ始めようか?だって私、鬼将会だもん!」って、さっき助けてやったのに酷くないかい?
っつーか、さっきの毒は本物だったのか?と疑ってしまうよ。

鬼将会の夢はプロ棋士を倒す事って事で、健太郎の師匠である鈴木八段(小日向文世)のところにも鬼将会からの手紙が届いてるみたいだし、鈴木八段の耳にも健太郎が鬼将会と立ち向かっている事が入ったようで・・・。
最後は師匠と健太郎が力を合わせて鬼将会を叩きつぶす・・・なんていう話になっちゃったりするんだろうか?

それにしても、歩美相手に健太郎が冷静に戦えるとは思えないんだよなぁ。
そよが力になってくれるといいんだけど・・・。

9
脚本:古家和尚
演出:水田成英

健太郎(溝端淳平)に夢を奪われたという歩美(大政絢)。
健太郎より将棋の才能があることを父親が見抜き、二人とも奨励会へ行かす事は無理だからと、歩美にはピアノを習わせ将棋から遠ざけたと歩美は行ってたけど、本当にそうなんだろうか?
ピアノをどんなに頑張っても将棋への夢は捨てきれず、自分の夢に突き進む兄・健太郎が羨ましかったし、恨みもしたってわけね。
そんな歩美と健太郎の対局は、負けた方が将棋を捨てるという条件で行われた。
その一局で健太郎はわざと負けようとしたんだけど、歩美の必死な思いにはちゃんと向き合わなくてはならないとそよ(仲里依紗)が代わりに勝負をしようとするわけよ。
そんなそよの姿勢を見て、健太郎はもう一度歩美と向き合ったんだよね。
「もう逃げない!お前の気持ち、全部受け止めてやるから・・・。」と、ダイブなしで勝っちゃったよ。
歩美も「良かった、私より強くて・・・ホッとした。私はこの強さに憧れて将棋を始めた。だから、どうしても決着をつけたかった。」と兄を認めて、これで兄妹のわだかまりも消えたかな〜という感じだったのに、鬼将会の掟だからと歩美はどこかに連れて行かれちゃったよ。
二人は命を賭けたつもりはなくても、鬼将会が絡んだ勝負では負けた者は生きていることを許されないんだろうか?

そうなると、鬼将会の大将に会うのを急がなきゃね!
なんせ、凄腕のお手伝いさんが「大将がお呼びです」とそよを呼びに来てたしね〜。

で、次に現れたのが健太郎の奨励会での同期でプロ棋士になった粕谷(つるの剛士)。
こいつが大将か?と思ったら、鬼将会の用心棒的存在だとさ。
まったく、大将に行き着くまでは長い道のりなのね〜。( ´ー`)フゥー...
粕谷に負けたから、健太郎はプロ棋士になれなかったらしい。
そんな粕谷だから、さぞや強いんだろうな・・・と思ったら、1分切れ負けの勝負であっさり健太郎が勝っちゃったよ。(^▽^;)
それだけ健太郎が強くなったということなのか・・・。

そして、いよいよラスボス、鬼将会の大将が現れました。
車椅子に酸素ボンベ、そして点滴をした状態の怪しい老人。
これが鬼将会の大将・桐嶋清十郎(石橋蓮司)だそうな・・・。
見るからに怪しい人物なんだけど、もっと驚いたのは桐嶋がそよの父親だって事だよ!
えーーー!
もしかして、これは壮大な父娘喧嘩だったのか?(笑)

10
脚本:古家和尚
演出:松山博昭

おぉ!何だかビックリするような展開に・・・。(^▽^;)

命を賭けて、清十郎(石橋蓮司)との勝負に挑んだ健太郎(溝端淳平)。
清十郎の「千里眼・・・きたきたきたきた、丸見えだー!」には笑わせてもらったよ。(笑)

18年前の真剣勝負「関が原の戦い」でプロ棋士相手に1億円をかけて戦い勝ったのが当時奨励会にいた清十郎。
その時の相手が鈴木八段(小日向文世)だったそうな・・・。
プロの鈴木を負かしたものの、清十郎は賭博で逮捕されプロにはなれなかった。
なるほど、そういう経緯があったのね。

千里眼で相手の手の内を先の先まで読んでしまう清十郎に健太郎は歯が立たず、一度は負けてしまうんだけど負けた途端命乞いをする健太郎に「殺す価値もない」と吐き捨てる清十郎。
そよ(仲里依紗)が「ここからは私一人で戦う」と言うのを聞いた健太郎は、「もう逃げない」と誓い再びそよと一緒に清十郎に立ち向かう事を決意。
そして、今度勝ったらそよに謝ってくれと言って、清十郎VS健太郎&そよという勝負が始まるわけよ。
一度に二人を相手に戦う清十郎。
途中で何故か健太郎が「お嬢さんを下さい」「お願いします」「お父さん」と、まるで結婚の承諾をもらいに来たかのような台詞を発してるのは面白かった。
で、結果は清十郎の負け。

そこへ飛鷹(富澤たけし)たちが鬼将会の本部にあるビデオテープを届けるんだけど、それはそよの亡くなった母・凪(戸田菜穂)のメッセージが入ってるビデオテープだったんだよね。
そよが1歳の時に重い病気を患い、娘を救うために清十郎は関が原の戦いを受けた。
父・清十郎はそよのために伝説の大勝負をし、プロ棋士への夢を断たれ、鬼将会を作っていたのよ。
すべてを知ったことで、父への誤解が解け、これでわかりあえた・・・と思った瞬間に清十郎が息絶えた。

で、何故かそよが鬼将会を継ぐと言い出しちゃったよ!(^▽^;)
ってことは、健太郎VSそよって事になるのかな?

最終回
脚本:古家和尚
演出:水田成英

亡き清十郎(石橋蓮司)の退会駒を鬼将会大将の証として受け取ったそよ(仲里依紗)と健太郎(溝端淳平)が対決。
千里眼を身に着けたそよにあっさり負けてしまう健太郎。
とほほ・・・。(涙)

そんな健太郎の前に鈴木八段(小日向文世)が現れ、81マスの底に潜るだけでは届かない場所、無の境地へ到達しなければ勝てないと助言する。
すべてを解き放て!・・・と。

そして、そよとの再戦。
時間無制限の勝負で、そよが勝てばもう会わない、健太郎が勝てばずっと一緒にいる。
またまたそよの千里眼で追い込まれる健太郎、しかしそこに里花(安田美沙子)が健太郎の退会駒を持って現れ、「それ見て思い出せ!諦めへん自分を!」と告げると、そこから健太郎が今まで戦ってきた真剣師たちの将棋が彼の中に乗り移ってくるわけよ。
乗り移るというか、健太郎がそれだけ戦ってきた相手の腕を吸収してきた証拠だね。
二こ神(大杉漣)、文字山(劇団ひとり)、斬野(京本政樹)・・・彼らと戦い、彼らを破ってきたという自信が健太郎を強くする。
そして、鈴木に言われた通り自分を解き放った瞬間「明鏡止水」へ・・・。
これで勝ち。

そよと二人で逃げようとして捕まりそうになったところを、お手伝いのミカドさんが「お行きなさい」と逃がしてくれて・・・。
うまく逃げ切った健太郎とそよが見つめ合って、もしかしていい雰囲気?ってところで鈴木八段が登場するKYぶりにちょっと笑っちゃったなぁ。
健太郎にはプロを目指すチャンスが与えられ、3ヵ月後にプロ棋士編入試験とやらを受けに行く健太郎・・・その背後を通り過ぎるそよ・・・というところで終了でした。

うーん、最後はいまひとつよくわからん感じでしたが、将棋のドラマをまさか最後まで見ることが出来るとは思ってなかったので、結構楽しませてもらえたのかも・・・。
溝端君は演技もそこそこうまいので、これからも注目していきたい俳優さんですね。

 

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