CHANGE

P:後藤博幸
主題歌:マドンナ 「マイルズ・アウェイ」

1
「小学校教師が日本を変える!?
政治の素人が
最年少総理大臣に!!」
脚本:福田靖
演出:澤田鎌作

さんざんお待たせしてくれちゃって始まった今回の月9!
春クールなのに5月12日スタートって、どうなのよ?って感じでしたが、初回はそこそこ面白かったです。

長野で小学校教師として働いていた啓太(木村拓哉)。
政治家の父と秘書をしていた兄が事故死した事で、議席を失うわけにいかない政友党は後任候補を探す。
そして目を付けられたのが次男の啓太。
全く政治に興味のない啓太を選挙に引きずり出したのが、神林(寺尾聰)の秘書・理香(深津絵里)。
啓太が選挙に興味がないなら、弱ってる母親・貴江(富士純子)を出しちゃうぞ・・・って感じで理香が動いたのを知って、啓太は「立候補して落選したら諦めてくれますか?」と一言。
これで理香は「してやったり!」だよね。(笑)
しかも、貴江さんったら啓太が立候補するとわかったら、急に元気を取り戻しちゃってるし・・・。(爆)

そして強烈な個性でこの選挙に絡んできたのが、選挙プランナーの韮沢(阿部寛)。
いいわ〜、阿部ちゃん。(笑)
キャラ名人だよね。

理香が実は政治家を目指してるみたいで、韮沢も過去に自分が出馬して選挙に負けた経験がある。
そんな二人が全く政治に興味のない啓太をサポートして、選挙戦へ立ち向かうというのも、なかなか興味深い構図かもしれない。

投票日直前に対立候補が啓太の亡くなった父親の昔の不正疑惑を持ち出して、何だか嫌なムードに・・・。
ところが啓太は街頭演説でその事について否定せず、「僕は世の中に必要な悪があるなんて、子供たちに教えたくはありません!」と、いかにも小学校教師だった人って感じの一言を発するわけだ。
そして潔く父親の不正を息子として謝罪。
これだけだったら、時間もないしどうにもならなかったんだろうけど、韮崎がこのビデオをテレビ局に送ってニュースで流れた事で、有権者の心に何かが届いたらしい。

でも、いざ開票ってことになったら、俄然対立候補の方が優勢だし、途中で相手候補に当確が出るし・・・で、「あら?負けたの?」と思ったら、開票が終わったら実は啓太が僅差で勝ってたというオチ。
何だか一度負けたかも・・・と思ったのに、勝っちゃってたって盛り上がるようで盛り上がらないんですけど・・・。(^▽^;)

思いがけず当選しちゃって、これから政治家としての道を歩むことになった啓太。
ここから総理大臣になるまで、どんな道のりなんでしょうね。

そうそう、キムタクさんの福岡弁、なかなかイケてましたわよ。
意外に上手だったので、そこに一番驚いちゃいましたわ。(笑)

2
「国会王子の初体験」
脚本:福田靖
演出:澤田鎌作

セクハラ疑惑で辞任に追い込まれる鵜飼総理(伊東四朗)もどうなのよ?だけど、その次の総理に啓太(木村拓哉)を据えようとする神林(寺尾聰)もどうなのよ。
たとえ国会王子ともてはやされている新人議員だとしても、たとえ3ヶ月ぐらい誰が総理になっても国家は揺るがないにしても、いくら何でもそれはどうなのよ?ですわ。
たった今、議員として生まれましたピヨピヨ・・・みたいな啓太を総裁選に出して勝てると思ってるところが甘いよなぁ・・・。
でも、ドラマ上、勝っちゃうんだろうけど・・・。(^▽^;)

理香(深津絵里)は複雑だよね。
早く神林の秘書に戻りたかったのに、その神林に啓太の秘書をやるように命じられて・・・。
しかも、啓太は議員を目指してたわけでも何でもないから、とにかく何も知らないし・・・。
「何で私が・・・?」って感じだろうね。

啓太が議員宿舎に入らず、亡き父親が使っていた東京の家を住まいとした事で、韮沢(阿部寛)やひかる(加藤ローサ)が押しかけて来て同居するハメになるのは面白い展開で、今後が期待できそうだけど・・・。

いくら新人で議員として無能だとしても、先輩議員との食事会より猫屋敷に住む村上さん(泉谷しげる)の陳情を優先するのは、ちょっと違和感。
議員として何もわからないけど、せめて今は村上さんの話を聞いてあげたいと口にして言われても、何だか説得力ないし・・・。
村上さんが話すだけ話したらすっきりしたと、あっさり帰ってしまうのも啓太が食事会に遅刻する理由を作ったに過ぎないって感じで、浅〜い印象。

深津っちゃんの立て板に水な台詞回しと、相変わらず濃いキャラの阿部ちゃんは面白い。
そして、今回登場した韮沢さん曰く「アイツは信用できる」な生方(石黒賢)は、本当に信用できるのか?ってなところが気になりますわ。

3
「今夜、総理誕生!!」
脚本:福田靖
演出:平野眞

相変わらず韮沢(阿部寛)が面白い!
「総裁選を俺にやらせてくれ!」と啓太(木村拓哉)に言った後の、「総裁選だけはやった事がないんだ!」って、「ポイントはそこかよ!」ってな台詞に笑っちゃったよ。(笑)
やる気マンマンだし・・・。(爆)

理香(深津絵里)からも「あなたは自分の幸運をわかってない。そのチャンスいらないなら私にください。」と言われ、「総理になったら子供たちに希望ある未来を用意できるのかな?」という気持ちになり、覚悟を決めた啓太。
しかしテレビCMは、かなり恥ずかしい仕上がりでしたね。(^▽^;)

生方(石黒賢)が助っ人を引き連れてサポートに来てくれたり、毎晩勉強会開いたりで、公開討論会で他の候補者に負けない討論が出来るように準備はするものの、なかなか百戦錬磨のプロの議員の間では口を挟む事も出来ない啓太。
しかし、裕福そうな議員先生方の「昼食に1000円、海外旅行だって1年に1度」ってな間違った庶民感覚には、きっちり突っ込んでましたね。(笑)
確かに毎日1000円もランチにかけてたら大変ですよ。
難しい言葉で意見を交わす議員先生の討論を聞いて、「みなさんはわかりますか?」ってテレビの前の国民に問いかけたのも、庶民の賛同を得るには良かったと思うし、もちろんそんな計算をして呼びかけたんじゃないってところが魅力なんだけどね。

街頭演説では徹底して自分はみなさんと同じ目線なんだという事を強調した啓太。
集まっていた聴衆からの拍手喝采。
こうなると、啓太を押す議員が多くなるってわけか・・・。
圧倒的多数で啓太が政友党の総裁に決定!
朝倉総理誕生!
ヽ(´ー`)ノバンザーイってわけですね・・・神林先生(寺尾聰)。
神林は啓太を総理大臣にしてサポート役に就くことで、実質的な総理の座を狙っていたらしい。
なかなかしたたかな先生ですな。
とんとん拍子に総理の椅子までたどり着いちゃった啓太ですが、これから政治のど素人がどんな風に総理としてやっていくのか興味津々ですわ。

4
「いじめられる総理」
脚本:福田靖
演出:平野眞

組閣についても手回しの良い神林(寺尾聰)の言いなりになってしまう啓太(木村拓哉)が、署名する資料にきちんと目を通し、自分が納得した上でしか署名できないという気持ちを曲げないで貫き通したところには好感が持てた。
実際にあんな風に、署名ひとつに時間をかけていたら政治は回っていかないのかもしれないけど、一般庶民から見れば「こうであってほしいなぁ」みたいな理想がそこにあるようで、ドラマとしてはOKだったんじゃないかしら?

総理がお飾りなら、主席秘書官の理香(深津絵里)もお飾りって感じで、神林と他の官僚たちが中心となって動かしていこうとする中、署名を求められた水クラゲの増殖とダムの建設の因果関係を認めず、控訴するという書類に引っかかった啓太。
気になると、とことん調べる啓太に最初は理香も呆れ顔なんだけど、膨大な資料を山積みにされてもひるまず、寝る間を惜しんで韮沢(阿部寛)やひかる(加藤ローサ)に手伝ってもらいながら、目を通していく姿を見ていて印象が変わっていくんだよね。

そういう意味ではSPの大倉孝二も総理に対する見方を変えていく人物として、いい味出してたなぁ。

そしてこの人が啓太に対する見方を変えるとは・・・だったのが、小野田幹事長(中村敦夫)だよ。
神林から啓太を止めて欲しいと頼まれて説得に向かうんだけど、市議会出身の小野田は啓太の熱意に打たれて、啓太が探している水クラゲとダムの因果関係を認めた唯一の専門家・久野(森本レオ)の名前を教えてくれるんだよね。
そして「神林先生は間違ったなぁ」と一言。
啓太が決して人形なんかじゃなく、意思を持ってやっていく人物だと接してみて感じたんだろうね。

啓太は国の責任を認め、控訴を断念。
韮沢が総理大臣補佐官に任命された事で、またまた楽しくなりそう。

早くも神林先生の思惑通りにはいかなそうになってきましたね。

5
「総理休日の大事件」
脚本:福田靖
演出:澤田鎌作

総理の予定が急遽1日オフになり喜ぶ啓太(木村拓哉)。
だけど、休日だからって一歩外出しようと思えば事前に警備計画が必要だったりして大変なのね〜。
DVD借りにも出られないなんて不便だわ。(^▽^;)
それでも、ずーっと狙ってたビバリーヒルズドーナツだけは行きたい啓太。
そんな総理のささやかな願いを聞き遂げてあげる理香(深津絵里)もいい人だよね〜。
「並んで買いたい」って、ほんとわがままだよ・・・啓太。

さて、そんな休日に突然韮沢(阿部寛)の娘(上原美佐)がストリートミュージシャンの彼氏と結婚したいからママを説得してと現れたり、アメリカの通商代表・ビンガム(ニコラス・ペタス)が直接総理と話がしたいと現れたり・・・。
何だかもうドタバタなんですけど・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

韮沢の娘が書斎に立てこもっちゃって誰も説得できない中、彼氏(忍成修吾)がやって来て声をかけたら、あっさり出てくるし・・・。
そんな騒動の間、アメリカのお偉いさんは正座で待ち続けてるわけだし・・・。

これだけドタバタさせて何が言いたかったのかというと、日米構造協議の中身など啓太が知るはずもないと誰もが思っていた中で、実は啓太が勉強している事を理香は知ってたってことなんですなぁ。
神林(寺尾聰)に呼び出された理香が、「総理はちゃんと勉強していらっしゃいます。ちゃんとご自分のお答えを仰ってると思います。」と自信を持って告げていて、実際ビンガムに啓太がきっぱり「僕は内閣総理大臣です。日本の国民を守る義務があります。」と一歩も引かなかったところは、啓太の陰の努力が垣間見える良い場面ではあったと思うんだけど・・・。
ちょーっと前半のドタバタが長いというか、しつこいというか・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

最終的には「とことん話し合いましょう」と言ってビンガムを納得させ、側で一部始終を見ていた事務秘書官の郡司(平泉成)の啓太に対する見方さえも変えさせてしまったようですね。

さぁ、とりあえず一件落着でやっと念願のドーナツ屋に・・・と思ったら、竜巻発生で被害が出て、啓太は被災地へ。
そこへ理香が「総理、これを」とヘルメットを持って来るんだけど、その中にはビバリーヒルズドーナツが!
「割り込みました」って、そりゃいかんだろ!
総理とか、総理の主席秘書官とか関係なく、一人の人として割り込みはいかんだろ?
せめて、ビバリーヒルズドーナツで待機してたSPが見るに見かねて並んでたとかいう方が、バカバカしいけどまだ良かったわ。

6
「恋愛スキャンダル」
脚本:福田靖
演出:平野眞

小児科医師不足の解消をするための補正予算案の修正に理香(深津絵里)と啓太(木村拓哉)の恋愛スキャンダルが絡んでみたり、そして今回は事務秘書官の百坂さん(西村雅彦)が総理を認め始めるという流れに・・・。

理香の財務省時代の同僚・松井(高橋由美子)の息子が肺炎で病院をたらい回しにされた事から、啓太が小児科不足の解消へ乗り出すんだけど、そういう身近なところにあった問題をきっかけに、予算案の修正までやろうとするのは確かに夢があるんだけど、現実問題として考えるとどうなんだろうなぁ?
まぁ、ドラマだから・・・と割り切ってみるべきなんだろうけど、あまりにリアリティがなさすぎて、一歩引いたところから眺めてる感覚だったわ。(^^ゞ

百坂が寝ずに頑張る啓太を見て、心を動かされていく経緯もわりとあっさりしてたし、すでに郡司(平泉成)は啓太を認めてるわけで、西(矢島健一)と秋山(鈴木浩介)も認め始めているから、仲間作りはお上手なのね。(笑)
予算案の変更についての閣議決定では、百坂に教えてもらった通り反対する議員を「あなたを罷免します」の一言をちらつかせ、強引に通しちゃったし・・・。
その後の国会では欠席者多数で否決されるかも・・・という窮地を、小野田先生(中村敦夫)が啓太に賛同する議員を35人集めてくれたり・・・。
めちゃめちゃ恵まれてるよね。
なかなか、こうはいかんだろう・・・(^▽^;)という目でしか見れないのが辛いわ。
汚れた大人でごめんなさい。<(_ _)>

小野田が35人集めてくれてもまだ足りなくて、啓太は野党の野呂(高橋英樹)に協力を求めるんだよね。
同じ目的を持っているのに、党や派閥の違いで協力できないのはおかしいと・・・。
確かにそうかもしれないけど、そうしても「理想論」にしか思えないんだよなぁ。

まぁ、そんな野呂代表も啓太が記者会見で理香と撮られた写真を、一枚一枚どういう場面を撮られたものだと説明し、責任は公人である自分が取ると言い切ったところや、一緒に働いてくれる仲間を思う姿を見て、初当選した当時の気持ちを思い出したようで、協力してくれることに・・・。
どうやら議員先生たちに初心を思い出させる能力は優れているらしい・・・啓太。

そんな中、絶対に啓太になびかないのは神林(寺尾聰)なんだよね。
理香を呼び出し、「朝倉総理の時代は終わった。総辞職してもらう。」だとさ。
神林の思惑とはどんどん違う方向へ進んでいる中、これもそう簡単にはいかない気がするんだけど・・・。
理香は間違いなく板ばさみになるよね。
縦社会の中で、神林に背くことはできないだろうし、総理には情がわいてるだろうし・・・。
辛い立場になりそうだね〜。

7
「15分拡大SP・衝撃の結末!!
消えた総理」
脚本:福田靖
演出:平野眞

こんなところで15分拡大だし、急にシリアスな展開だし、どうしちゃったのよ?って感じでちょっと戸惑ってしまいましたわ。(^^ゞ

啓太(木村拓哉)を辞職に追い込みたい神林(寺尾聰)は、理香(深津絵里)に総理秘書官を下りろと命令する。
理香も悩むよなぁ。
もちろん、最初は神林についていこうと思っていたんだろうけど、啓太の奮闘ぶりを一番間近で見ていて理解しているのは理香自身だもんね〜。
それでも「補正予算案が可決されたら総理秘書官を辞めさせてください。」と啓太に告げた理香。
だけど、自分の後任を選ぶ際にはうるさいまでの口出しをし、結局どんな人材にも納得しないんだよね。
本当は啓太の側で働きたいのに、神林の手前、それもできないという理香の苦しい胸のうちが見て取れるんだけど・・・。
まぁ、私が理香の立場だったとして、一番ぐさっと来そうだったのはひかる(加藤ローサ)に言われた一言だなぁ。
「あの人を政治の世界に引きずりこんだのは誰ですか?田舎で星を眺めて暮らしたかった総理の人生を変えたのは美山さんですよ!」
確かにそうだもんね〜。

いろいろ考えた末、啓太は理香に総理ではなく朝倉啓太として側にいてほしいと頼みました。
「美山さんと一緒に仕事がしたいです。僕の秘書官を続けてください。」
そこまで言われたら、ぐらっと来ちゃうよね〜♪
なのに、まだ「考えさせてください」と去っていく理香。
考えるまでもないだろうがーーーー!
神林先生を裏切る事が出来ない理香の気持ちはわかるけど、その神林は人を裏切りまくりなんじゃないのかい?
官房長官の立場を利用して、官房機密費とやらの15億で小野田(中村敦夫)グループの議員を買収し、解散に追い込もうとしてるようなヤツなのに・・・。

案の定、金になびく輩はいたようで小野田グループは解散に追い込まれた。
神林の筋書き通りってわけだね。
それを知った啓太が神林の部屋に乗り込むんだけど、そこには理香がいて・・・。
この状態だと、まるで理香と神林はグルみたいですやん!
そう思わせたいがためか、神林も啓太に向かって「もう用済みだ」と言い放った後に「後は僕と美山君に任せて・・・」と出て行っちゃうのよ。
信じていた理香に裏切られた気分になった啓太に追い打ちをかけるように、入院していた松井りょうすけ君(広田亮平)の死が伝えられる。
一緒に働く仲間に裏切られ、小児科医療対策に力を入れる原動力となったりょうすけ君を失い、失意にくれる啓太。
一気に大きな出来事が重なって、もう泣くしかない・・・って感じの啓太はさすがに可哀想だった。

で、啓太は消えたらしい。
総理が失踪?
そりゃ、前代未聞だわ!(^▽^;)
どこへ消えたのか知らないけど、パワー充電して戻って来て神林をぎゃふんと言わせてくれなきゃスッキリできないわよ!

8
「別れ。そして逆襲」
脚本:福田靖
演出:澤田鎌作

姿を消した総理大臣・啓太(木村拓哉)は、ヒッチハイクしてるうちに関門海峡越えちゃって、福岡の実家に帰ってたんだとさ。(笑)
啓太の母・貴江(富士純子)から連絡を受けた理香(深津絵里)は、あっという間に福岡の実家に現れるし・・・。
で、どうやって理香が啓太を連れ戻すのかしら?と思っていたら、ニュースで神林(寺尾聰)のインタビューを見ていた啓太自身が、「今から車とばせば、朝には着きますよね?」と一言。
啓太が東京に戻る気になってくれたのは良かったんだけど、相変わらず理香は啓太の秘書官に戻るつもりはないようで・・・。
「私はあの方(神林)に育てて頂いたんです。」なんて台詞が理香の口から出た時には、ちょっとガッカリしちゃったよ。
まぁ、そういう恩というのも大切なんだろうけどさ・・・。
それにしても、理香の代わりにひかる(加藤ローサ)が首席秘書官というのは、あまりにも無謀だったけど・・・。(^▽^;)

神林はすでに自分が実権を握ったかのような手ごたえを感じてたみたいだけど、啓太が神林を罷免するんじゃないか・・・ってな噂が流れ始め、国民の圧倒的支持を受けている啓太と神林の間で、議員たちが揺れ始めるわけよ。
そんな中で、揺れちゃったのが近藤さん(風間杜夫)。
啓太が自分と同じようににんにく注射を打って頑張っている。
そして、ただ交通遺児から手紙をもらったというだけで、北海道まで駆けつけようというその律儀さに打たれちゃったみたい。
なかなか、仲間作りが上手な人ですね。(゚ー゚*)
ただ、神林先生だけは手ごわそうだけど・・・。

結局、啓太は神林の罷免など考えていなかった。
「僕と先生がこれからも一緒にやって行くにはどうしたらいいでしょう?」
それが啓太が言いたかったこと。
協力して国民のためにやって行こうって伝えたかったのよね。
それを聞いて「わかりました。これからも総理をサポートさせていただきます。」と笑顔を見せる神林を見て、「んにゃ、こいつがそんな簡単に協力するわけがない!」と思ったのは私だけではないはず!

案の定、記者会見で「総理に罷免された」と大嘘をつく神林。
これには理香も幻滅したようで、やっと神林の側を離れる決意をしてくれました。
そして啓太のところへ行き、あつかましいお願いですが・・・ともう一度一緒に働かせてくれるように頼もうとするんだけど、理香の言葉をさえぎって啓太の方が「もう一度一緒に働いてくれませんか?」と言うわけよ。
こういうところは、すごく優しいよね〜。
ただ、この後の理香の「1分だけわがままをきいてもらえませんか?」で、啓太の胸で泣くというところは、突然ラブストーリーに持っていかれちゃった気がして、ちょっと引いちゃったわ。(^^ゞ

ものすごく冷静に考えると理香って、全く興味の無い政治の世界に啓太を引きずりこんで、「じゃあ、私はここで」と神林のところへ戻り、勝手に幻滅して啓太のところへ舞い戻るという、何とも勝手な女なんだよね。(^▽^;)
それでもムカつかないのは、演じているのが深津っちゃんだからかしら?(^^ゞ

まぁ、なんだかんだでみんなも理香を温かく迎え、「チーム朝倉」の誕生ですわ!
しかし、神林はいざという時に大同商事の問題を引っ張り出すんでしょうね。
大同商事関連のCD-ROMも持ってたし、すごい証拠でも握ってるんでしょうか?

9
「衝撃!!総理倒れる」
脚本:福田靖
演出:平野眞

啓太(木村拓哉)の支持率は急降下。
官房長官には韮沢(阿部寛)が任命され、「ニラッチ」という愛称で呼んでくれなんて悪ノリまで見せちゃうんだけど・・・。
啓太の健康診断の結果で、リンパ球の数値が低いという過労の兆候が見られ、理香(深津絵里)は注意するように指導されるんだよね。
だから、少しの時間でも啓太を休ませようと必死なのに、どこぞの村のキャベツが火山灰をかぶって出荷できないとなれば、そこで飛んでいって「食べれるよ!」ってなアピールをしちゃうし、まぁ、それじゃ倒れるのも無理はないかな?って感じでしたね。

極めつけは、神林(寺尾聰)の爆弾、大同商事問題ですよ!
18年前の大同商事疑惑で金をもらっていながら逃げ切った政治家のリストが週刊誌の記事になり、大問題に・・・。
対象となった現役議員8人を呼び出し、真偽のほどを確かめる啓太。
しかし、8人は潔白を主張し、啓太はそれを信じると言うんですよ。
で、一度は沈静化するのかな〜と思ったところへ、実は小野田(中村敦夫)も金をもらってた一人なんだという記事が出て、またまた大問題に・・・。
しかも、小野田は事実だと認め、潔白を主張した8人も嘘をついていると啓太に告げるんですわ。
こうなった以上仕方ないってことで、啓太は小野田を解任。
国民の皆さんを政治で失望させるような事をしたくないと、責任を取る=辞任することを決意した啓太。

何だか啓太と理香の間にラブラブモードが漂ってましたね。
個人的にはそういうラブラブモードなつながりより、仕事上の強い結びつきでよかったような気がするのですが・・・。
まぁ、月9だしね・・・こういうのも入れなきゃいけないのかな?(^▽^;)

で、神林から大同商事疑惑について国民への説明を求められた啓太は、国民に謝罪し責任を取ると言ったところで、ばったり倒れちゃいましたよ。
「責任を取る」っていう言葉だけだと、いろんな解釈ができるので、このタイミングで倒れて正解かもしれないなぁ・・・なんて思っちゃったけど。(^^ゞ
それにしても、倒れた総理のネクタイぐらい緩めてあげたらどうなんでしょうか?

いよいよ最終回ですね。
神林先生は最後まで悪い人のままなのか?
最後に急にいい人になっちゃったりするのか・・・。
そこらへんが気になりますわ。

FINAL
「最終回拡大90分SP
さようなら、朝倉総理
涙のラストメッセージ
22分間の全国生中継」
脚本:福田靖
演出:澤田鎌作

倒れた啓太(木村拓哉)は一時的に意識不明・・・やっと目覚めたと思ったら「腹、減った〜」だし・・・。
まぁ、そんなもんだろうと思ったけどね。(^▽^;)

啓太が入院している間に神林(寺尾聰)が辞任するつもりだって事をマスコミに喋っちゃって・・・。
神林先生、どんどん啓太を追い詰めていきますね。

退院した啓太があと1週間で辞めると決め、その1週間で出来る事を探すあたりはちょっと良かった。
少子化対策とかいろいろやりたい事はあったんだけど、結局は1週間じゃ無理って事で、最終的に決まったのが「官邸連絡会議でのお茶撤廃」。(笑)
だけど、ただ誰も飲んでいないからお茶を出すのをやめて無駄をなくそうってだけの提案がなかなか通らないところに、風通しの悪さみたいなものも感じたし、古くからの慣習に縛られている世界を再認識させられた気がしたわ。
内閣府の事務次官(大和田伸也)に啓太がマイ水筒を持参している事を話し、水筒のお茶が案外イケるというのをわからせたのはちょっと強引だったけど、小さなことからコツコツと・・・ってな庶民感覚を持ち合わせた総理らしいエピだったのは良かった。

ただ、最終回の見せ場だった22分のメッセージというのがさすがに長くて、どうしても途中で眠気が襲って来ちゃったのよね〜。
制作者的には22分、ワンカット、すげーだろ!みたいなシーンなんだろうけど、視聴者的には総理のお話に合わせて回想シーンでも入れてくれた方が飽きずに見られたわけで・・・。(^▽^;)
結局、どんな内容をお話になられたのか把握できないまま、巻き戻す気にもなれず「ま、いっか」で流しちゃったよ。(^^ゞ

最終的には解散総選挙。
理香(深津絵里)にも「ずっと側にいてほしい」と気持ちを伝え、そっち方面もうまくいった感じではあったけど、まぁこんなもんかな?ぐらいの印象。

とりあえず、やっと終わってくれたので(笑)、織田ちゃんの月9がやって来るのが楽しみですわ♪

 

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