Around40
〜注文の多い女たち〜

P:瀬戸口克陽・高成麻畝子
主題歌:竹内まりや 「幸せのものさし

#1
「かわいそうなの、私?」
脚本:橋部敦子
演出:吉田健

40歳前後の世代「Around40(アラフォー)」ですか・・・。
めちゃめちゃ、その世代なんですが・・・σ(°ン °) ワタシデス
まぁ、厳密に言えば「Over40」なんだけど(^^ゞ、友達の中には聡子(天海祐希)のように独身で仕事ガンガンやってる人もいれば、大半は結婚して子供を育てている真っ最中だったりするわけで、そういう面では身近に感じられる内容ではありました。
自分を照らし合わせれば、結婚して子供がいて家庭という狭い世間の中で生きているという点では瑞恵(松下由樹)に一番近いんだろうけど、中学受験なんか関係なく来ちゃったしなぁ・・・。(^^ゞ
でも、40目前での同窓会の風景って、何となく想像できる気がしましたわ。
学生だった頃はみんな同じ立場だったのに、卒業して就職していろんな事があってAround40にもなれば、見た目だけでなく社会の中でのポジションがいろいろ変わってる。
結婚してれば幸せなのか?
仕事を持っていれば幸せなのか?
幸せの尺度は人それぞれのはずなのに、同窓会という場に何かしらの安心感を求めようとしちゃってるんだよね。
自分より幸せそうな人を見て落ち込み、人に羨ましがられてホッとし・・・。
女一人で生きていく事の大変さ、家庭という狭い社会で生きているうちに世間から取り残されていくかのような感情を覚える焦り・・・。
だけど、割とタッチは軽いのであっさり見られそうな気がします。

39歳で独身の精神科医・聡子と同級生で専業主婦の瑞恵、そして二人の後輩で「結婚しない宣言」をしていた奈央(大塚寧々)。
聡子は独身を貫き通すと宣言していた奈央と独身生活を謳歌していたんだけど、結婚はしないはずだった奈央が仕事がうまくいかなくなった事をきっかけに結婚すると言い出して・・・。
いやぁ、こういうのって聡子の立場だったらガックリ来ちゃいそうな気がするよ。(^▽^;)
っつーか、この日を恐れていたって感じかなぁ。

そんな時に聡子の職場に臨床心理士として現れたのが岡村(藤木直人)。
やたら「エコ」にこだわる岡村に、たまたまホームで号泣しているところを見られていた聡子。
「幸せそうには見えなかった」なんて言われちゃってましたね。(゚ー゚;Aアセアセ
そんな岡村と聡子の間に恋が芽生えたりするんでしょうか?

女三人が同窓会の前にお茶をする場面で、ロイヤルミルクティーを頼んで席を立った瑞恵を見て「何で主婦って、こういうところで必ずロイヤルミルクティーなんだろう?」って奈央の台詞がありましたが、そういうもんですかね〜?
あたくし、ミルクティー嫌いなものですから、一度も頼んだ事ないし周りもコーヒーしか頼まないんですが・・・。(^^ゞ
でも、ああいうこじゃれたところでメニュー見て「高っ!」って言っちゃう瑞恵の気持ちはよくわかりましたわ。(^▽^;)

#2
「39歳のプライドと偏見」
脚本:渡部敦子
演出:吉田健

お見合いパーティーは合わないし、50歳で妻と死別した男性と会ってみたけど、精神科医だとわかった途端再婚への心の準備ができてないとか相談されちゃっうし、聡子(天海祐希)も大変だよなぁ。(^▽^;)

一方で社会参加を考える瑞恵(松下由樹)も大変だよ。
っつーか、瑞恵もダンナや息子があんんあ風じゃなかったら、家庭をきっちり守っていく事にそれなりの幸せを感じていられるんだと思うんだよね。
だけど、食事を作っても誰も食べてくれないどころか、何か言えば「チッ!」と舌打ちする父子!
あれはダンナが悪いね〜。
だから息子も似ちゃったんだよ!ヽ(`Д´)ノプンプン
そんな瑞恵は社会参加と言っても、どうやって一歩を踏み出すべきか悩んでいる様子で、「心の相談室」なる場所に行ってみようかと出かけてみると、そこには岡村(藤木直人)がいたりして、ここでまた新たなつながりが生まれるわけよね〜。
聡子と岡村は患者さんに対する治療の進め方でも、エコに関することでも意見が合わない様子だけど、主婦の瑞恵と岡村だったら、エコの方では気が合うかもしれないよね。
そうなってくると、それはそれで楽しそう。

奈央(大塚寧々)が聡子にバツイチの大島(寺脇康文)という男性を紹介したんだけど、そりゃ結婚相談所がプッシュしてくる50過ぎの男性とは比べ物にならないぐらい条件良かったんじゃない?
おまけに結婚を前提に付き合って欲しいと大島の方から言われちゃって、普通だったら「ラッキー♪」ってなもんなのに、その後の「女性は仕事だけしていても幸せにはなれない」という大島の言葉が聡子には許せなかったみたいで・・・。
こういうところが、仕事を生きがいにやって来た聡子のプライドだったりするんだろうね。
「仕事だけしてちゃ悪いかよ!」ってな・・・。
「今までの自分の人生を否定するような人と、これからどうやって幸せになれって言うんですか?」で、大島との話はなくなっちゃったようですね。
残念といえば残念だけど、聡子にとっては曲げられない部分だったんでしょう。

そうやって聡子の結婚相手探しまでやってあげてる新婚の奈央だけど、どうも彼女の結婚が続いていく気がしないのは私だけでしょうか?(^▽^;)

#3
「思いこみ女VS非常識男」
脚本:橋部敦子
演出:川嶋龍太郎

先週のラストの岡村(藤木直人)の「付き合ってもらえませんか?」は公園のゴミ拾いだったのね。(笑)
まぁ、そんな事じゃないかとは思ったけど・・・。

瑞恵(松下由樹)が相談室で岡村と出会ったことで、急に気持ちが上向きになっているのは何となくわかる気がした。
結局、家族にも自分の話を聞いてもらえない中で、何が嬉しいかというと自分が話したことを真剣に聞いてくれる相手がいるという事だったりするんだよね。
そういう意味で、すぐに岡村に惹かれちゃった瑞恵に理解できる部分はあるんだけど、あんまりそっちに傾きすぎるとヤバイかもね・・・。(^▽^;)

今回は突然声が出なくなった少年(武井証)が聡子(天海祐希)の診察室を訪れた事で、この少年に対する岡村のアプローチが問題になったりするわけですが、岡村って人物とそれに対する聡子の距離を描く上で大事だったかもしれないけど、何となくその部分だけがクローズアップされちゃった気がして、長ったらしく感じちゃいました。
岡村が患者との距離を近く取るのは、良い部分も悪い部分もあるんでしょうが、患者をしっかり見つめているという点で聡子は評価したようですね。
岡村が辞めさせられそうになったのを止めたのも聡子だし・・・。
そういう職場の仲間としての信頼の中に、少しは恋愛感情も混ざっているのかしら?
混ざってると思っちゃったのは瑞恵みたいだけどね。(笑)
瑞恵がときめいている相手が岡村だとわかった聡子が、チクリと棘を刺すと瑞恵は「ヤキモチ?」とやり返してるし・・・。
こういう女のチクリな部分がこのドラマの面白さだったりするんじゃないかと思うので、こういう部分を上手に使って欲しいなぁと思いますわ。

奈央(大塚寧々)は何もかも手に入れる欲張りな女の生き方というものを自分をモデルにして売り込もうと考えているみたいだけど、どうやら子供が出来にくい体質だという事がわかったようですね。
子供がもてないかもしれないという事で落ち込んでいるのか、自分が手に入れられないものが出来たということで落ち込んでいるのかが知りたいわ。

聡子の元カレらしき人物(加藤雅也)も登場!
しかし、えらく老けた役作りでしたなぁ。(^▽^;)

#4
「気の合う男VS昔の男」
脚本:橋部敦子
演出:坪井敏雄

お笑いライブで偶然岡村(藤木直人)に会って意気投合した聡子(天海祐希)。
何だか盛り上がっちゃってお笑いライブの定例会をしようってことになり、もしかしていい雰囲気?ってところで現れたのが、聡子の元カレ・金杉(加藤雅也)。
戦場カメラマンの金杉は5年前に急に姿を消して、今回ふっと戻って来て聡子の前に姿を現したのね。
でも、そんな金杉に聡子の心は揺れるわけよ。
で、金杉に海へ行こうと誘われた日が、岡村にチケットをもらったお笑いライブの日と重なって・・・そりゃ、当然金杉の方を優先しちゃうよね〜。(笑)
ここで岡村が面白くなさそうな態度を取るのが、ちょっと違和感というか、そこまでの仲だっけ?って感じもするんだけど、岡村さんの中では盛り上がっちゃってたのかなぁ?

でも、金杉に何か心の傷がある事を先に見抜いたのは岡村さんの方だったね。
きっと戦場で何かあって、それが心の病になったんだろうけど、聡子が精神科の医師って事で、恋人として接するのか、医師として接するのかで、これから動きが出てきそう。
そこへ岡村がどう絡むか・・・ってとこだよね。

ビックリしたのは瑞恵(松下由樹)だよ!
岡村に「なりたい自分になってみよう」と言われ、瑞恵が決断したのは「6年後の離婚」だよ。
今すぐじゃなくて「6年後」ってところに、「息子が成人したら」という条件がついているのが、いかにも専業主婦らしくてちょっとおかしかったわ。(笑)
6年後の離婚に向けて、自立できる準備をするって言ってるけど、まず手始めが「腹筋100回」ってーのも何の現実味もなくて笑っちゃったよ。
「だって、腹筋はただで出来るでしょ?」ってとこも、ものすごく主婦的感覚だし・・・。
それでも自分を変えてみようと思ったことには意義があるのかな?
自分が食事の支度もせずに突然外出したら夫も息子も困るだろうと思ってやってみても、案外何てことなく普通にピザとって野球見ながらエンジョイしてる光景を見ちゃうと、ますます「私のいる意味って・・・」と考え込んじゃうよね。
だから瑞恵の気持ちはわかる部分も多いんだけど、「これからの6年間を見守ってくださいね」と言われた岡村の気持ちは?と思うと、冷や汗もんだろうなぁ・・・。(苦笑)

奈央(大塚寧々)は子供がもてないかもしれない事を新庄(丸山智己)に言えずにいますね〜。
それにしても、奈央は子供を「ステイタス」として考え、新庄は「ビジネス」の一環として考えているのが、どうもなぁ・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
やたら奈央の事をライバル視している吉瀬美智子さん演じる後輩が、今度は先に妊娠しちゃうんじゃないか?と思うんだけど、どうじゃろか?(^^ゞ

さて、聡子は金杉に「結婚しよう」と言われてましたね。
40手前で「結婚」の文字・・・ぐらつかないわけがないだろうけど、金杉の病気をちゃんと診てあげなくていいんだろうか?

#5
「39歳、人生最後の恋」
脚本:橋部敦子
演出:吉田健

金杉(加藤雅也)に結婚を申し込まれた聡子(天海祐希)。
自分の提案が通り、編集長に抜擢された奈央(大塚寧々)。
やる気はあるのに、なかなか就職が決まらない瑞恵(松下由樹)。

それぞれの動きは、いろんな女の人生があるんだよ・・・って感じでいいと思うんだけど、どうもどれもこれも浅い感じがするのが惜しいんだよなぁ。(^▽^;)

金杉が心に傷を負っているのに気付いた岡村(藤木直人)が、何とかカウンセリングを受けさせようと、公園のベンチでオーガニックコーヒーを飲みながらのおしゃべりに金杉を誘うあたりは、岡村らしいアプローチで良かったと思うし、たぶん聡子相手にだったら言えなかったであろうアフガンでのことを、岡村に打ち明けたあたりも悪くはなかった。
だけど、アフガンで自分の帽子を取りに行った通訳の少年が、目の前で地雷を踏んで亡くなったという出来事を、岡村に打ち明けられたからといって、そう簡単にカメラに触る気になるんだろうか?
久々に金杉がシャッターをきったのが、聡子の写真だったというのは良かったんだけど、結局金杉は写真をやめられないとまたアフガンへ行くみたいだし、聡子は5年前の自分にケリをつけて前に進む決意をしたし・・・で結婚話はなくなっちゃったよ。(早)

まぁ、これで聡子と岡村の距離がまた少し縮まったのかな?って気はするけど、そこらへんも何だか微妙で・・・。(^▽^;)

相変わらず子供をビジネスとしか捉えてない奈央の夫・新庄(丸山智己)も気がかりだわ。
奈央は自分の不妊治療の事を連載して、不妊治療のイメージを変えてみせるとやる気マンマンだけど、それも思っているほど甘くないと思うし、新庄が本当に協力するとはどうしても思えないんだなぁ・・・。

瑞恵が就職先を探してて、電話で「ワープロ2級持ってます」って言ってるのには、さすがに苦笑いだったなぁ。
時が止まっちゃってるよね・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

#6
「格差恋愛の建前と本音」
脚本:橋部敦子
演出:川嶋龍太郎

精神科の医師と臨床心理士、経済的にも格差があり、社会的にも格差がある、そして年齢の格差も・・・。(^▽^;)
そんな聡子(天海祐希)と岡村(藤木直人)の恋愛模様。
格差的に「上」な聡子は岡村に気を使い、「下」な岡村は聡子に合わせようと必死なんだけど、あれだけエコにこだわってた岡村さんが高級レストランに聡子を誘うなんていうのは、どうなのかな?って思っちゃった。
好きになったら自分のポリシーより相手に合わせるような人でもないでしょうに・・・。
だけど、そうやってお互いに世間の目を気にしていた二人が、神林(橋爪淳)の引きこもりの息子のカウンセリングを通して、人の目を気にするより心の声に耳を傾ける方が大切という道を選んだのには納得かな・・・。

聡子の方から「付き合ってくれませんか?」と言って、岡村が「付き合ってあげてもいいですよ。」と答えたのは、いい感じだった。
だけど、その後職場の人たちにいつかは二人の関係がバレるんだろうか?という会話の中で、聡子が「別にいいんじゃない?結婚するわけじゃないし・・・。」と言って、岡村が「えっ?」ってな反応だったのは、またここに「差」が発覚って感じでしたね。
岡村さんは結婚も視野に入れて付き合おうとしてたんだ〜。
聡子にはさらさらそんな気はなかったって事?

社会復帰した瑞恵のエピが、やはり専業主婦の私には一番身近だったなぁ。
私も以前は事務職だったし、事務の仕事だったら出来るんじゃないかってどこかで思ってました。
しかし、何なの?コピーのソーター機能ってやつは・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
夫に聞いてみたら、やはり知ってましたわ。
っつーか、今はあれって普通なの?Σr(‘Д‘n)
時代の流れに取り残された主婦が、ここにも一人・・・。ポツン・・・。
でも、舌打ちする会社の社員が態度悪すぎじゃないですか?
まぁ、ドラマ的に大げさに描いてるんだろうけど、気分は良くないわよね。(#゚Д゚) プンスコ!
会社をクビになった瑞恵は岡村に相談、そして自分の武器はおしゃべりをする事だと気付き、新しい職場を探すようですが・・・。
おしゃべりを武器ってどんな職場かな?

奈央(大塚寧々)の夫・新庄(丸山智己)は、やはり不妊治療には協力的じゃなかったね。
でも、何となく新庄の男としての気持ちもわからなくはないかな?って気がした。
女が子供を持ちたくて必死になる気持ちって、やはり男性には理解してもらいにくいのかもしれない。
理解もできないのに、「今夜は絶対帰ってきて」だの朝帰りしたところを「シャワー浴びてきて」だの言われても重いだけだろうなぁ・・・なんて考えちゃったわ。
奈央の想いが通じてないというのもせつないんだけどね。
だから、奈央・・・まーくん(筒井道隆)にすればいいのに・・・って今更言っても・・・かしら?(^▽^;)

岡村の部屋の合鍵を持って現れた女性は片桐はいりさんでしたね。
でも、片桐さんって最初の方で聡子が結婚相談所に行ってた時の相談員じゃなかったっけ?
あの人とは別人って事なのかしら?

#7
「4人目のアラフォー」
脚本:橋部敦子
演出:坪井敏雄

先週、やたら気になってしまった片桐はいりさんの登場ですが、やはり結婚相談所にいた人で、尚且つ岡村さん(藤木直人)の一番上の姉・和子(片桐はいり)だったのね。
いやぁ、この人の登場でちょっと面白くなっちゃったわ。

瑞恵(松下由樹)に岡村と付き合っている事を話そうと、まーくん(筒井道隆)の店に呼び出した聡子(天海祐希)。
遅れてやって来た岡村さんを和子が尾行してきたから、何だかその場の空気がおかしくなっちゃって・・・。
聡子が結婚相談所に通っていた事も和子と知り合いって事でバレちゃうし、岡村と付き合ってる事も自分たちで話す前にバレちゃったし・・・。
その度ごとに「あら・・・」「へ〜」って感じの、周囲のみんなの顔が何となくリアルで面白かった。
事情を知ってる和子だけに、出産のタイムリミットが迫ってるから聡子に岡村が利用されてるとか言えば、岡村さんはさらっと「結婚する気、ないから」と言っちゃうし・・・。
そう言われたら言われたで、少なからずショックを受ける聡子。

でも、岡村さんにも心の傷があったようで、和子の登場で聡子がそれに気付く事になるんだよね。
家族に恵まれなかったらしい岡村さん。
それを聞いた聡子は、姪の誕生会だからと実家に誘うんだよね。
温かい家庭に触れさせてあげようと思ったんだろうけど、どうやら岡村さんにはそれが辛かったようで・・・。
いつもは患者さんの心を解き放ってあげるのが上手な岡村さんだけど、自分の心も家族という一部分に関しては固く閉ざしたままで、なかなか他人を受け入れないみたいね。
岡村さんを助けてあげるのが精神科医としての聡子なのか、それとも恋人としての聡子なのか・・・この先、ちょっと楽しみですな。

奈央(大塚寧々)も可哀想だ。
編集長に任命されたのが新庄(丸山智己)の妻という肩書きがあるという、たったそれだけの事だったなんて・・・。
まるでお飾りの編集長、しかも早く子供を作る事だけに専念してって、そんな言い方ないんじゃないの?って思っちゃったわ。
「何でみんな当たり前に子供が生めるのに私だけ?」って奈央の気持ちは、すごくよくわかる。
私もそう思ってた時期が結構長かったから・・・。
子供を産んだ人を素直に祝福できないというひねくれた感情も、すごくわかるんだよなぁ。
だけど、一番辛いのは夫が協力してくれないことと、それ以上に理解してくれない事だよね。
新庄の「マイナスオーラに包まれてる人とは一緒にいたくない!」って言い草はどうなのよ!(#゚Д゚) プンスコ!
誰がそんな気持ちにさせてるんだよ!って思っちゃったわ。

瑞恵のおしゃべりを武器ってーのは、営業のお仕事でしたね。
携帯のグルメサイトに登録してくれるお店の開拓みたいでしたけど、偶然入った定食屋さんのご主人に、普通に「おしゃべり」した内容がお店にとっての良いアドバイスになったみたいで・・・。
ご主人は気をよくして契約を結んでくれたし、瑞恵もすごく喜んでいたけど、実は営業というよりは主婦の目線を活かして、店舗をより良く変えていくプランナーみたいなお仕事が出来そうなんじゃない?>瑞恵
それより、まーくんの店も気になるよ〜。
いつもお客が聡子たちだけじゃない?(^▽^;)
あれで大丈夫なのかなぁ?って不安になるんだけど、瑞恵の意見でも聞いてみたらどうじゃろか?>まーくん

さて、毎回聡子の家で食事をしてコーヒーを飲んだら、当たり前のように「じゃあ」と帰ってしまう岡村さんに、ちょっぴり寂しさを感じつつも行動に移せなかった聡子。
今回は自分の気持ちのままに追いかけましたね〜。
岡村さんが帰った後、コーヒーカップを洗ってから思い立って走り出したのに、岡村さんったらまるで聡子が追いかけてくるのがわかっていたかのように自転車引いてゆっくり歩いてくれちゃってるし・・・。(笑)
ダッシュで岡村さんに追いついた聡子は息を切らせながら「岡村さんと一緒にいたいの」と言いました。(゚ー゚*)
さぁ、この言葉の意味を岡村さんはどう受け止めるのやら・・・。

#8
「彼が結婚しない理由」
脚本:橋部敦子
演出:吉田健

「一緒にいたいの」と追いかけてきた聡子(天海祐希)に、「可愛いですね」と返す岡村さん(藤木直人)のシーンは、ちょっといい感じだったなぁ♪

そんな岡村さんは、いつも父親の顔色を伺ってばかりで、家庭というものに居心地の良さを感じた事はなかったのね。
しかも和子(片桐はいり)がうつ病になった事をきっかけに心理士の道を志したんだけど、それも父には受け入れてもらえず・・・。
それ以来、疎遠になってしまったらしい。
しかも、姉の和子が岡村さんの人生を狂わせたと思いこんでいるのも気にしている。

そんな話を聞いて聡子は和子に岡村が病院で少年と接している姿を見せ、安心させてあげるんだよね。
和子が安心すれば、岡村さんの中にも変なわだかまりがなくなって、拒んでいた父親からの手紙を読む気になったようで・・・。
でも、そこには以前の父親からは想像できないような震えた文字が並んでいたのよね〜。
自分が父親から遠ざかっている間に、父が年老いていた事をあらためて気付かされた岡村さんは、田舎に帰ってくると聡子に告げた。
帰ってお父さんとも和解できるといいね〜。

まーくん(筒井道隆)は奈央(大塚寧々)の心が壊れそうで見ていられないと新庄(丸山智己)を訪ねた。
太っていた子供時代の奈央の話をしたら、新庄ったら「コンプレックスのかたまりだから、奈央は一生自分にしがみつく」とか言うのよ。(#゚Д゚) プンスコ!
自分の奥さんの事をそんな風に言うなんて信じられないんですけど・・・。
しかも「一度高級なものを身に着けると安物は見に付けられなくなる」って、そりゃまーくんに殴られて当然でしょ!
自分を高級だという男もいかがなもんでしょ?
ほんと、腹が立つわ〜。

腹が立つといえば、瑞恵(松下由樹)の旦那(神保悟志)もひどくない?
瑞恵の紹介で保険が1件取れたんだから「ありがとう」って言ってもいいじゃない?
初任給もらってきた瑞恵に「おめでとう」って言ってあげてもいいじゃない?
なのに、お母さんにお花を贈るのを忘れた事をあそこまで責めなくても・・・。
そんなに大事なお母さんなら、自分で花選んで贈りなさいよ!だわ!
夫婦がいつもケンカしてるから、息子が相当なストレス抱えてるみたいで心配だわ。
親だったら、そういうところに気を使ってほしいもんだわよ。

そんな瑞恵と奈央が二人とも家出して聡子のところに転がり込んで来ましたね。
こういう時、転がり込める独身の友達ってありがたいかも・・・。(笑)
でも、転がり込まれる方は迷惑だよね。(^▽^;)

#9
「誕生日にプロポーズ!?」
脚本:橋部敦子
演出:坪井敏雄

瑞恵(松下由樹)と奈緒(大塚寧々)が聡子(天海祐希)の部屋に転がり込んできたんだけど、何だか女三人のこういう状況に、ちょっと変だけど憧れ感じちゃったりしたかも。(^^ゞ
嫌な事があって家を出てきた二人だけど、女三人でいる様子はどこか楽しそうで・・・。(笑)

病院では聡子と岡村さん(藤木直人)が付き合ってると噂になっちゃったのね。
まぁ、無理もないけど・・・。(苦笑)
聡子が急に頼まれた講演会の事で頭がいっぱいだし、岡村さんは自分のせいで聡子が「若い男に現を抜かしたから・・・」と言われちゃ困ると何かと遠慮気味。
で、何となく空気が悪くなっていくんだけど、そんな二人の目を覚まさせたのは瑞恵の家族の問題だったりするわけで・・・。

何と洋介(木村遼希)が自分でガラスに腕を突っ込んで怪我して、聡子の病院に救急車で運ばれてくるわけよ。
それで瑞恵の方が彰夫(神保悟志)より後で駆けつける事になるんだけど、いきなり「何やってたんだよ!」って怒鳴るのはどうよ?
このダンナ、じぇんじぇんわかってない!
それで瑞恵も「家を空けるなんて間違ってた。仕事を始めたのも間違ってた。」なんて反省するわけよ。
母親だもん、自分を責めるわよね〜。
でも、そこで彰夫ったら「大した理由もないのに、仕事なんか始めたからだ!」と瑞恵を追い込むわけだ。
しかし、これには反論した瑞恵。
「今が主婦で終わらない最後のチャンスだと思ったから働いた。私にだって私の人生があるのよ!」
よく言ったよ。(^-^)//""ぱちぱち
そこに入ってきた洋介の「もうケンカしないで」という言葉、両親ともに噛みしめただろうなぁ。
「いつか離婚して出て行くんじゃないかと不安だった」と泣く洋介を見たら、反省しきりだと思うよ。
子供をこんな気持ちにさせてたなんて、しかもそれに気付かずに自分たちの事ばかり考えてケンカの日々だったなんて・・・ね。

こんな瑞恵夫婦の会話を聞いていた聡子と岡村は、言葉で言わなきゃ伝わらない事もあると実感するわけね。
そこで岡村さんが「今は講演会の事を一番に考えてください。でも講演が終わったらデートしてください。その時は僕の事を一番に考えてください。」って言ったのが、超かわいかったわん♪
年下の男からこんな事言われたら、私だったらデレデレになっちゃうよ♪

岡村さんのサポートもあって、講演会は無事終了。
40歳の誕生日だったこの日に岡村が聡子に贈ったのは木の指輪。
正直、ビミョー。(^▽^;)
代金の7%が森林を守る会に寄付されるという代物と聞いて、納得しちゃったけどね。(^^ゞ
「緒方先生とは長く付き合っていきたいですから」と言った岡村の言葉に対して、「今のはプロポーズ?」と聞きたかった聡子。
でも、それをさえぎるようにかかってきた電話は、聡子の父・友康(林隆三)が倒れた事を知らせるものでした。

奈緒は新庄(丸山智己)の妻をやめたいと思うと宣言しちゃってたけど、予告ではどうやら妊娠したらしい。
その場合、奈緒はどうするんだろう?
案外、シングルマザーの道を選びそうな気もするなぁ。
そして、瑞恵の一家はこれで安心だろうと思ったら、予告では彰夫の方から離婚を切り出されていたし、聡子もお父さんが・・・。
何だか次回は大変な事になりそうですね。

#10
「事実婚のウソと真実」
脚本:橋部敦子
演出:川嶋龍太郎

最初は聡子(天海祐希)の父・友康(林隆三)が倒れた原因がくも膜下出血だったし、昏睡状態とか言ってたんで心配だったけど、1話の間で意識を取り戻し、退院できるまでになって良かったわ。(笑)
友康が入院した事で、晴子(加賀まり子)との事実婚がわかったんだけど、その理由は晴子が先々の聡子や達也(AKIRA)の事を考えての事だったのね。
入籍すれば、友康が死んだ時、晴子にも財産相続の権利がある。
友康の実子の気持ちを考えて、後妻だという立場から事実婚を選んだ晴子さん。
結婚に対する考え方が、大人なんだよね。
「何より大切なのは入籍って形じゃなくて、一緒に生きていくってこと」という晴子の言葉は、今の聡子にも共感できるものだったんじゃないかしら?

そんな晴子さんに友康が公正証書を準備していたのも良かった。
遺産相続でもめることなく、晴子さんにも財産の一部が渡るようにちゃんと準備してるのがね。
聡子や達也や晴子さんを見ていると、とても仲の良い家族だしそんな事でもめそうにないと思いがちだけど、財産というものを目の前にしたら悲しいかな人間って変わっちゃうところもあるし、一家の長の仕事としてそういうことをちゃんとしておくというのは立派だと思う。
みんなの説得で晴子さんも了解してくれたし、そんな家族のやり取りを見ていた岡村さん(藤木直人)にもいい影響があったようで、みんなの前で聡子にプロポーズしてましたね。
っつーか、やっぱ樹の指輪を渡した時点でプロポーズしたつもりだったらしいけど、いまひとつ伝わらない感じがまた岡村さんらしくていいわ♪
聡子もプロポーズを受けて、よし!と思ったらどうも勤めている病院が倒産するらしい。(゚ー゚;Aアセアセ
しかも、岡村さんには北海道へ行く話?
そうする?聡子?って感じですね。

奈央(大塚寧々)は新庄(丸山智己)にキッズプランニングのパーティーが終われば離婚に応じると言われ、それを信じて夫婦を続けていたんだけど、それも新庄が自分のイメージを守るための事だったと知って、どんどん離婚へ傾いていくわけね。
そしてそのパーティー当日、出席者を前にスピーチする中で「私は新庄高文の妻をやめたいと思います。」と宣言しちゃったよ。
離婚も決めて、会社も辞めた・・・そんな時に妊娠発覚!
何でこのタイミング?って感じだよなぁ。(゚ー゚;Aアセアセ
どうするつもりだろう?

さて、一番共感しちゃう瑞恵(松下由樹)ですが、家族はうまくいきそうだったよね。
仕事も正社員になる話があったりして、結婚記念日だからって彰夫(神保悟志)と二人で食事に出かけたりして・・・。
でも、そこで彰夫に離婚を切り出された瑞恵。
どうやらリストラされたらしく、瑞恵の正社員の話を聞いて「少し安心した」なんて言ってましたが・・・。
きっと、自分が家族を養っていけないから離婚・・・って事なんですかね?
でも、今のこの家族なら乗り越えられない危機じゃないと思うよ。
瑞恵だって、きっとそう思うでしょう。
この際、一度専業主夫になってみてはいかがでしょう?
以前の瑞恵の気持ちが少しはわかるかもよ。(笑)

最終回
「40歳、幸せの決断」
脚本:橋部敦子
演出:吉田健

いろいろあったけど、それぞれが自分の人生に納得して次へ進んだって感じで、幸せな未来を感じさせるラストでしたね。

1ヵ月後に病院が閉鎖になるって事で、いろいろと大変な中、岡村(藤木直人)には北海道で傷ついた子供たちと過ごす施設での仕事の話が舞い込むわけですよ。
まさに岡村さんの理想の職場だよね。
そこへ一緒に行かないかと聡子(天海祐希)を誘い、彼女も行くという決断をしたんだけど、そこへ持ち上がったのが病院再建の話。
しかも、聡子を院長に・・・という事で、こりゃ正直揺れますわよね〜。
大変だという事はわかっているけど、今まで診て来た患者さんたちの不安そうな様子に触れ、院長というポストを用意して病院側が自分に期待してくれているというのは、やっぱり考えちゃうと思うもの。
岡村さんは岡村さんで、病院側にYESの返事をしない聡子を説得してくれなんて頼まれてるし・・・。

最後の最後まで岡村さんと一緒に北海道へ行くつもりだった聡子だけど、お別れパーティーの席で婚姻届を用意され、サインするようにせかされるとそこで手が止まっちゃったのよね。
「北海道へは行けない」と・・・。
聡子が病院に残りたいという気持ちは、岡村さんもわかっていたけど一緒に行って欲しかったから黙っていた。
お互いが、それぞれの場所で頑張ろうという決断をした二人。
後悔しないための選択としては正しかったんじゃないかと思います。
どちらも納得した上で出した結論なら、それでいいじゃん!って思えるし・・・。

瑞恵(松下由樹)の夫・彰夫(神保悟志)はリストラされていました。
自分が職を失った頃に、妻が仕事を見つけいきいきとしているのを見て嫉妬していた。
何となく彰夫の気持ちもわからなくはないですね。
家族を養えなくなった彰夫は離婚を切り出すんだけど、瑞恵は「もう一度取り戻して、あなたのプライド」と離婚はしないと告げるのよ。
そして夫を信じて息子と二人で待っていたんだよね。
こうやって信じて待つという時間は、本人にとっては長く苦しい時間だと思うんだけど、瑞恵もよく頑張ったなぁ・・・と涙しながら見ちゃったわ。
彰夫が「ただいま」と戻ってきた時は、嬉しかっただろうなぁ。

奈央(大塚寧々)は子供のために新庄(丸山智己)のところへ戻るか悩んでいた。
だけど、最終的に選んだのはシングルマザーの道。
新庄に妊娠を告げ、親権が欲しいと話したのね。
案外あっさり承諾されちゃって、それはそれでちょっと寂しい気もしたけど、面倒な事にならなかったのは良かったかな?
そうそう、マー君(筒井道隆)という呼び名の由来は「マカロニグラタン」だったみたいね。
私は「まぁまぁ」の「マー君」かと思っていたのに、違ったわ。(^^ゞ

1年後、聡子は院長として頑張っていた。
竹内まりやさんまで出演してくれて、最終回を飾ってくれてましたね。
奈央はマー君の店を手伝いながら、ライターの仕事も続けているようで、子供は二人で育てている雰囲気でしたね。
でも、何だか幸せそうだったので、こういうスタイルもありかな?と思わせてくれました。
瑞恵のところは・・・彰夫さんの変貌ぶりにちょっと笑っちゃったわ。
家事なんて男のすることじゃない!みたいな人だったのに、率先してやるようになっちゃったのね。
でも、いい傾向で何よりですし、幸せそうな一家になったのが嬉しいわ。

聡子は北海道の岡村さんを訪ねる。
呼び方は「恵太朗さん」と「聡子先生」に変わってましたね。
住んでいる所は離れていても、二人の距離は少し近くなっている感じがして良かったです。
聡子も瑞恵も奈央も、みんな未来が明るいぞ!って雰囲気で終わったのは、さっぱりしてて良かった。
竹内まりやの主題歌もハマってて、さわやかな印象のドラマでした。

 

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