原作：渡瀬悠宇　「絶対彼氏。」
企画：金井卓也
P：橋本芙美
主題歌：絢香　「おかえり」

001
「愛を捧げるロボット」
脚本：根津理香
演出：土方政人

思ってたより面白かった！
冒頭、クロノスヘヴン社の並切さん（佐々木蔵之介）と白鷺さん（篠井英介）のツーショットから始まった時は、「鹿男あをによし」を思い出しちゃったけど・・・。（笑）
このクロノスヘヴン社では、「愛を捧げぬくロボット」の開発が行われているようで、ゼロワン（速水もこみち）という試作品を試してくれる女性を探していたわけだ。
で、並切が目をつけたのが製菓会社の派遣社員・梨衣子（相武紗季）。
「あなたの人生変えてみませんか？」と梨衣子に近付いた並切は、理想の彼氏を無料で紹介すると言い、梨衣子の理想の条件を細かくリサーチ。
いやぁ、楽しそうじゃない？
あれだけ細かくインプットした彼氏、最後には顔の好みまで選べるんだよ！
あたくしも、試してみた〜い♪（笑）
最後に入力した条件は「ピンチの時はいつも私 を守ってくれる白馬の騎士みたいな人」というもの。
梨衣子はこれを元に恋人を紹介してもらえるんだと思い込んでいたのに、後日自宅に送り届けられた大きな箱の中身を見てビックリ！
全裸で横たわるゼロワンと操作マニュアルが・・・。Σ(ﾟДﾟ；ｴｰｯ! 
「キスで起動」と書かれていたから、とりあえずキスしてみたんだけど動かないから会社へ出勤。
どうやら立ち上がりに時間がかかるみたいね・・・このロボット。（爆）

5日間無料お試し期間の優れた家電製品だと思ってくれという並切の言葉もあって、とりあえずゼロワンとの同居が始まるんだけど・・・。
梨衣子があれだけゼロワンを拒んでいるのが、私にはわからなかったわ〜。
私だったら、ルックスもいいし優しいし、時々とんちんかんな事を言うところも可愛いし、5日間のお試し期間があるなら存分に楽しみたいけど。(´ρ`)

気になってた石関（姜暢雄）を振り向かせるためにゼロワンを使う梨衣子。
その計画は絵に描いたようにうまくいってデートにこぎつけるんだけど、ゼロワンが迎えに来ちゃって梨衣子は怒っちゃうのよね。
でも、この石関さん、本当は梨衣子の同僚・美加（上野なつひ）と付き合ってて、美加に頼まれて梨衣子とデートしてただけなんだよね。
っつーか、梨衣子ったら男も女も見る目がないのね。(^▽^;)
そんな事とは知らずに梨衣子はゼロワンを返品しちゃうんだけど、お菓子の新作発表会でトラブルが起こりピンチに陥った梨衣子のために、ゼロワンは走り出しちゃうのよ。
渋滞にはまったトラックを見つけてケーキの入ったクーラーボックスを受け取り、ゼロワン走る！走る！
・・・なんだけど、通常想定されている範囲の動きだったのか、途中で故障しちゃうんだよね。
それでも、何とか梨衣子にケーキを届けたゼロワン！
私だったら、もうここでゼロワンにメロメロだわさ！
こんなに尽くしてくれるロボット、ロボットでいいから欲しいかも♪
しかし、ゼロワンが運んできた新作のケーキはロボット並に頑丈でしたね。（爆）
ゼロワンが抱えて走り回っても、転んで地面に転がっても無傷でしたよ。
冷凍されてたんでしょうか？
ま、あえてそこはスルーですかね？（笑）

発表会は何とか成功したけど、梨衣子は石関が自分の事を悪く言ってるのを聞いちゃって傷ついちゃうんだよね。
何となく梨衣子を気にかけていた室長・創志（水嶋ヒロ）が石関を殴ろうかってところで、回復したゼロワンが入ってきて「梨衣子に何をした？」と石関にパンチ｡･ﾟ･(Д`（⊂（ﾟДﾟ　つ⌒
出力２０％とはいえ、ロボットのパンチは痛かったでしょうね・・・石関さん。(^▽^;)

恋人ロボットの名前は「ナイト」に決定！
これから、梨衣子とナイト、そして創志の恋愛模様が楽しめるのね♪
ナイトったら、やたら「Hしよう」って梨衣子に言ってたけど、ロボットなのにそれも可能なのか？(ﾟーﾟ*)
変なところに興味がわいてしまったわん！ﾃﾍﾍｯ(*ﾟｰﾟ)>

002
「超貧乏愛」
脚本：根津理香
演出：土方政人

お試し期間中に破損したから、買取で1億円・・・それが無理なら（っつーか、無理だよ！）7日以内に修理費を払えば返品が可能だと、並切（佐々木蔵之介）にふっかけられた梨衣子（相武紗季）。
もちろん返品じゃー！と思ったら、その修理費とやらが100万円だと聞いてビックリだよ！
貯金が60万で、40万工面すれば何とか修理費を払って返品できるって事で、梨衣子はキャバクラでアルバイトを始めるんだけど、そこへ創志（水嶋ヒロ）が客として来ちゃってあたふた・・・。

その間、美加（上野なつひ）がナイト（速水もこみち）に接触してましたよ。
本当に「人のものじゃないと興味がない」って女なのね〜。ヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

酔いつぶれた梨衣子を創志がおんぶして帰っているところへ、ナイトが登場！
創志の背中にいる梨衣子を抱き上げて、「梨衣子に何をした？」とすごむところは、まさに「理想の彼氏」なんじゃないの〜？
こういうところを寝てしまって見てないなんて、梨衣子ももったいないよなぁ。
創志に「彼氏なら彼氏らしくしろ！こいつ、困ってるみたいだぞ」と言われ、梨衣子の「40万」という寝言を聞いたナイトは、お金を稼ぐためにアルバイトを始める。
こういう時、ロボットっていいよね〜。
同じ時間で人の何倍も働けるし、疲れないし・・・。
・・・と思ったら、疲れないけど充電切れってーのがあるのね。（笑）
その充電切れで座り込んでいるナイトを見つけた梨衣子。
相手がロボットだと言っても、ちょっと愛しい気持ちになっちゃうよね。
自分のために頑張ってくれてるんだもん！
梨衣子が手伝って、何とか復活したナイトと二人で仕事を終わらせているのは、何だか微笑ましくてよかったわ。
ロボットといえども、情がわいちゃう瞬間だと思うなぁ。
しかも、返品すればナイトの中のデータが消去され梨衣子の事は忘れてしまうと聞かされたら、ちょっと寂しくなっちゃうよね〜。
そんな梨衣子、返品されていくナイトを見て、つい「ナイトを買います！」って言っちゃったよ！Σ(ﾟДﾟ；ｴｰｯ! 
一億円なのに!!!!!
でも、梨衣子の気持ちもわかる・・・。(ﾟーﾟ*)

創志は、梨衣子がどんどん気になっていく感じですね〜。
梨衣子の作るシュークリームがおじいちゃんの味とそっくりだったからこだわったというのも、実は味がわかる人って感じだし・・・。
ただ、梨衣子の方はまだ創志に少しも気持ちが揺れてないみたいだから、ここからナイトと創志、そして梨衣子の三角関係が面白くなっていけばいいなぁと思います。

003
「超略奪愛」
脚本：根津理香
演出：佐藤源太

70年ローンでナイト（速水もこみち）をお買い上げ〜♪な梨衣子（相武紗季）。
月々20万の返済だってよ！(^▽^;)
そのためにナイトにもバイトをさせようって話になるんだけど、70年ローンを組んで手に入れたロボットに返済するためのお金を稼がせるって、意味あるのか？（笑）
で、ナイトが決めた仕事はなんと梨衣子の会社の清掃のバイト。
これでずっと一緒にいられるね・・・って、梨衣子にしてみればヒヤヒヤもんで仕事にならないって!!

そんな中、創志（水嶋ヒロ）は祖父の味にそっくりな梨衣子のシュークリームをASAMOTOの商品として売り出すべく、珍しく仕事に必死になるんだけど、見た目が地味だとい理由で味見すらしてもらえない。
銀座店の店長・三浦（石田太郎）に頼んで、50個だけ店に置いてもらって客の反応を見ようとするんだけど、その事が兄・正志（中村俊介）に知れて三浦を解雇するという話になってしまう。
こうやって一生懸命になっている創志に、梨衣子は少しずつ惹かれていってるのかなぁ？
なんか、わかる気はするけどね・・・。

それにしても、美加（上野なつひ）って子はムカつきますなぁ！(#ﾟДﾟ) ﾌﾟﾝｽｺ！
人のモノじゃないと興味がないっていうのも厄介だけど、ナイトに手を出そうとしているのに梨衣子の前では親友ぶってて・・・。
まったくタチが悪いったらありゃしない！
しかも、ナイトが自分になびかないと知ると、梨衣子が創志と浮気してるかのようにふき込むし・・・。
ロボットだけど梨衣子が設定したから「ちょっとヤキモチ妬き」なナイトが、また可愛いんだけどね。（笑）

会社の旅行で温泉へ行くときも、バスの荷物入れにちゅんと座って現地までやって来たナイトにきゅんとしちゃったわよ。
「だってボクは梨衣子のモノだから・・・。」って、ちょっと意味が違うところもキュートなナイト！
だけど、この温泉旅行でとんでもない事が起こっちゃったね〜。
創志がシュークリームの一件でトラブってると聞いた梨衣子は一人会社へ戻る。
その間に近付いてきた美加がナイトにキス！
キスで起動するナイトは、どうやら美加のキスで初期化されてしまったらしく、美加に「はじめまして、恋人」って言っちゃってるよ。(^▽^;)
どうする？梨衣子。
そうだな〜、残りのローンを美加に押付けちゃうってーのはどうだい？（爆）
あれだけ鬱陶しがってたナイトのことを、これをきっかけに梨衣子が美加に渡したくないと思うのかな？
しかし、あんなんでナイトがロボットだって美加にバレないんだろうか？

004
「超キス愛」
脚本：文島礼
演出：佐藤源太

美加（上野なつひ）のキスで初期化再起動機能が働き、美加を恋人だと認識してしまったナイト（速水もこみち）。
並切（佐々木蔵之介）曰く、もう一度梨衣子（相武紗季）がキスすれば、また恋人に戻るらしいが、梨衣子にその気はなく・・・。
しかし、第三者である美加にナイトがロボットだとバレた場合の違約金が5千万と聞いても「1億も1億5千万も変わらない」と太っ腹な梨衣子には笑っちゃったよ。
しかし、ついこの間まで「梨衣子、梨衣子」だったナイトが、キスしたぐらいで初期化されちゃって「美加、美加」になっちゃってるのは、恋人ロボットとしては問題だよね。
世の中、キス魔はいっぱいいるしさ〜。（笑）

創志（水嶋ヒロ）はシュークリームを勝手に店頭に置いた事で一週間の謹慎処分を受けるんだけど、その間も何とかシュークリームを置いてもらえる店を開拓しようと、営業活動に励む。
そんな創志の姿に打たれた梨衣子は、創志の営業活動を手伝うわけよ。
あらら・・・ナイトが初期化されちゃったら、もうどうでもいいのかしら？と思ったら、そうじゃないところがやっぱり楽しい♪
金曜日までに梨衣子がナイトを再起動させなかったら、ナイトは強制終了させられてしまうという話になり・・・。(´Д⊂ｸﾞｽﾝ

ところが、ここで美加がナイトに本気になってしまうという新たな展開が起きちゃうわけ。
人のモノにしか興味がなかったり、適当に何人もの男と付き合っていた美加だけど、ナイトの一途さに心を打たれてしまうのよね。
それでナイトにあるレストランで待っててと約束するんだけど、その店で火災発生！
ナイトの行動を監視していた並切さんが、どんなに説得しても美加を待つと言って動こうとしないナイト。
そこで並切さんの取った行動には笑っちゃったね〜。
「どなたか彼とキスしてくれる女性はいませんか？」って・・・。（爆）
並切さんは大真面目なんだろうけど、言われた人たちはこんな緊急事態に何でキス？って思っちゃうよなぁ。（笑）

テレビ電話モードで並切さんから報告を受けた梨衣子は、創志との待ち合わせに向かってたのに、ナイトの緊急事態という事で店に駆けつける。
20分以上、高温にさらされるとナイトはスクラップになるしかない。
そう聞いたら、梨衣子もぐらっと来ちゃうよね。
ひょんな事から梨衣子の元にやって来た”家電製品”のナイトだけど、一緒に暮らしてきたわずかな期間の中でも、心に残る出来事は多々あったわけで・・・。
そして、迫り来る炎の中でキスして初期化に成功・・・したはずなんだけど、初期化したはずのナイトが「梨衣子」と名前を呼んで覚えていたのにはビックリ！
これは、どういう事なんじゃ？

煙に巻かれて倒れた梨衣子を抱くナイト、気がついてナイトが無事だった事を喜ぶ梨衣子。
そんな二人の光景を美加が見てしまったのを見て、うちの夫が一言。
「この人（美加）、可哀想・・・。せっかく本当の恋を見つけたのに・・・。」
そして、うちの娘も一言。
「室長（創志）、可哀想。梨衣子ちゃん、待ってたのに・・・。」
うむ、二人とも思い入れのあるところが違うようですが、それぞれ楽しめるという事もわかりましたわ。（笑）

あたくしは、ナイトには梨衣子の側でちょろちょろしてて欲しかったので、梨衣子の元へ戻ってくれて嬉しかったですけどね・・・。

005
「超嫉妬愛」
脚本：根津理香
演出：土方政人

初期化されて美加（上野なつひ）との恋人期間のことは、すっかり忘れてしまったナイト（速水もこみち）。
だけど、梨衣子（相武紗季）の事は覚えてるって事で、並切（佐々木蔵之介）はパーツを取り替えたりしてみるんだけど、やっぱりナイトは時折変なのよね。
嫉妬プログラムというだけでは片付けられないほど、梨衣子が創志（水嶋ヒロ）と仲良さそうだと妬いてるし・・・。

そんな中、創志は東京スイーツ展に梨衣子のシュークリームを出展すると決める。
でも、見た目が派手なケーキに囲まれて、梨衣子のシュークリームは全く売れないわけよ。
しかも売れなかっただけでなく、掲示板に「マズイ」だの「派遣が作ってる」だのと悪意のある書き込みが・・・。
一体誰よ？と思ったら、美加ちゃんでしたね〜。(ﾟｰﾟ;Aｱｾｱｾ
まったく・・・先週、少しは同情した方々もいたというのに、あれだけ悪意のある書き込みをするとは、許せん！
これが原因で梨衣子の派遣契約が打ち切られそうになるんだけど、それを「自分が責任を取る」とかばったのが創志。
責任を取るっていうから、ASAMOTOを辞めるのかと思ったら室長から室長補佐に降格だってさ。
そんな創志に梨衣子は徐々に惹かれていってるみたいだね〜。
気持ちはわかるよ・・・シュークリームに対する情熱や、これと決めたら突き進む行動力、そして実は優しい。
惚れて当たり前だ！
こんな時、嫉妬する恋人ロボットって邪魔かもね。Σ(ﾟーﾟ；*)

さてさて、掲示板の書き込みをしたのが美加だと知ったナイトは、キーボードを打つ美加の手を握り、書き込みを止めました。
ナイトの事を本気で好きになりかけただけあって、美加もショックだとは思うけど、梨衣子の前ではニコニコしておいて、陰でこういう事してるというのが何とも陰険ですな。
その美加の頭上からでっかい看板が落ちてきて、美加ピーンチ！ってところをナイトが救ったわけですが、その時損傷した右手首から煙が出ているのを美加は見ちゃったね。
普通、人間が怪我しても煙は出ないしなぁ・・・。(ﾟｰﾟ;Aｱｾｱｾ
美加がそんなナイトをどう思ったのか心配だわ。

ナイトはバイトしたお金で梨衣子が欲しがっていた本をプレゼントするため待っていたのに、梨衣子は創志が降格処分になったのが自分のせいだと知って創志のところへ行ってしまうのよね。(´Д⊂ｸﾞｽﾝ
梨衣子には自分よりも大切なものがあるみたいだと察したナイト。
プログラムされたものではない、人間らしい感情がナイトに芽生えたらしいですわ。
どうする？並切さん！
恋人ロボットの量産化にストップかけなくていいんだろうか？
まだまだ、わからない部分がナイトにはありそうだよね。

006
「廃棄処分」
脚本：根津理香
演出：北川学

梨衣子（相武紗季）の両親が突然やって来て、裸にエプロン（パンツははいてるけど）のナイト（速水もこみち）と遭遇したら、そりゃビックリするわ！（笑）
しかも、梨衣子の両親だとわかったらエプロン外してパンツ一丁でご挨拶するナイト。（爆）
いくらイケメンでも娘の部屋にこんな男がいたら、親は許せないだろうな。(^▽^;)

さて、今週の意地悪美加ちゃん（上野なつひ）ですが、ナイトに梨衣子は創志（水嶋ヒロ）が好きなんだとふき込んでましたね。
嫉妬プログラムなのか、形成されつつあるナイトの感情なのか、それを聞いたナイトは創志に自分の方が梨衣子を大切に思っていると告げるんだけど、それに対して創志が「俺は何とも思ってないって！」と言ってるのを梨衣子が聞いちゃうわけよ。
梨衣子、ちょっと残念そうだったよね。
創志に少しずつ惹かれてるんだなぁ・・・。

さてさて、そんな梨衣子は父・芳春（岩松了）とケンカして会社にやって来るんだけど、そこで創志にパティシエになりたかったという夢を語るんですわ。
一方で、梨衣子を探してふじ子（真矢みき）の店を訪れたナイトは、ふじ子に「梨衣子を愛するように家族を愛せば仲直りできる」と言われ、家族でのピクニックを思いつく。
いやぁ、ケンカしてる最中にピクニックってなかなかの拷問なんですが・・・。(ﾟｰﾟ;Aｱｾｱｾ
ボートに乗ったり、記念撮影をしたりしても、結局またケンカしてしまう芳春と梨衣子。
せっかくの家族写真も破れて風に乗って飛んでいってしまったし・・・。

梨衣子がパティシエになりたかったというのを聞いた創志は、芳春が作ったニンジンを使ってお菓子を作り、国際コンクールに出そうと梨衣子に話をする。
そんな中、ナイトは一晩中、飛んでいった写真のかけらを探し回ってたんだよね。
何だか健気で可愛いわ♪
創志と梨衣子が二人っきりでお菓子の試作をしている時に、梨衣子とお父さんを仲直りさせるために必死なんだもん！

芳春と牧子（高橋ひとみ）が帰るまでに写真をつなぎ合わせて持ってきてくれたナイト。
梨衣子の両親も、こんな姿を見たらちょっと感動だよね。
でも、まさかロボットだとは思ってないだろうけど・・・。(^▽^;)
芳春が帰り際に「ニンジンをきび砂糖で煮るとさらに美味しい」というヒントをくれたおかげで、難航していたお菓子作りにも光が差したみたい。
ニンジンの登場の仕方とか、お菓子作りのヒントをくれる芳春とか、なかなか都合の良い話になってた気もするけど、まぁ、それはそれでいっか・・・。（笑）

問題はナイトが無意識のうちに人間になろうとしているって事で、クロノスへヴン社では回収命令が出されちゃったよ。
修理できなければ、廃棄処分！
こうして並切さん（佐々木蔵之介）にナイトが回収されている頃、梨衣子は会社で創志に抱きしめられてたよ。━━━━ヽ(〃▽〃  )ﾉ━━━━!! 
あらら〜、どうなっちゃうのかしら？(^▽^;)

007
「届いた愛」
脚本：二瓶遵平
演出：佐藤源太

ブルノ杯国際スイーツコンクールに梨衣子（相武紗季）の作品を出品したい創志（水嶋ヒロ）。
しかし、兄の正志（中村俊介）は別のパティシエを用意していた。
それが、創志の元カノ・夏美（酒井彩名）。
二人のパティシエに競わせて、どちらが出品するかは社長（山本圭）の判断に委ねる事に・・・。

相手はすでに実力のあるパティシエで、尚且つ創志の元カノ。
梨衣子も大変だよなぁ。
でも、毎日、毎日創志とひとつの目標に向かって力を合わせていくのが、梨衣子には嬉しかったりして・・・。
そんな横でナイト（速水もこみち）が梨衣子のために何かしたいと頑張っている姿も微笑ましかった。
何でボディービルな応援なのか、何でチアリーダーみたいにポンポン持っての応援なのかは謎だけど（笑）、そんなとんちんかんなところがナイトの可愛さだよね〜♪
夜食も作って応援していたのに、梨衣子は貧血で倒れて病院へ。
そこで「どうして気付いてあげられなかったんだろう？」と思うところが、人間らしい感情だったりするんだよな。
プログラムだけで動いていたロボットが、どんどん人間らしさを見に付けていく。
これが良いことなのか、悪いことなのか・・・。

しかし、病院のベンチで充電していたナイトが通りかかったナースに心配されるところは可笑しかったなぁ。
脈なし、呼吸無しで聴診器当てたら機械の音がするってナース大慌てだよ！
ロボットだからそれでいいんだけど、何も知らないナースは焦っただろうね。(^▽^;)
しかし、そんなナイトに違和感を覚え始めたのがふじ子さん（真矢みき）。
ナイトの耳にあるバーコードに気付き、機械音がすると慌てるナースの声を聞き、充電しているナイトも目撃。
しかも、ナイト本人から「充電できました」だの「ロボットですから」だの、決定的な事実を聞いちゃってるんだよね。
そう言われても、「あぁロボットなんだ」と信じられないものだとは思うけど、ふじ子さんにロボットだとバレちゃったら違約金発生するんじゃないの？
こりゃ、大変だーーー！

梨衣子はやっと試作品を完成させて、創志に届けに会社へやって来るんだけど、そこで夏美が「今でも創志が好き」と言っているのを聞いて、コンクールへの参加を辞退すると言ってしまうわけよ。
その上、夏美に梨衣子の情報を流していたのが美加（上野なつひ）だと知った梨衣子はショックを受けてしまうんだよね。
っつーか、美加もどこまでやるかね〜。┐(ﾟ〜ﾟ)┌
創志にはきれいな元カノ、親友だと思っていた美加には裏切られたところで、ナイトにお出迎えされた梨衣子は試作品のケーキを捨ててと渡して去ってしまう。
このケーキをナイトが創志のところに届けるのかな？と思ったんだけど、ナイトは公園で遊んでいる園児たちに食べさせていたんだね。
その子供たちから「ケーキ美味しかったよ」と笑顔で言われた梨衣子は、ナイトの優しさに打たれるんですわ。
家に帰るといつもの笑顔で梨衣子の好きなオムライスを作って待っててくれるナイト。
いつもいつも優しかったのに、梨衣子はその優しさに気付かずにいたんだよね。
でも、自分の心が弱った時にこの優しさがしみてきたようで、梨衣子は初めて自分からナイトの胸に顔をうずめるんですわ。
いやぁ、いい感じ〜♪だったけど、それをまた創志が見ちゃったからややこしい事になりそう。(^▽^;)

その上、恋人ロボットの２号機が登場するみたいですね。
ゼロツーでしょうか？
人間とロボットの間に挟まれるだけでも大変なのに、もう一人、いやもう一体ロボットが出現？
ロボットＶＳロボットって構図も出てきそうで、面白そうだけどややこしそう。（笑）

008
「新型の愛」
脚本：根津理香
演出：土方政人

ゼロワンの量産は先送りになり、新型ゼロツーロボットと比較して、出来の良い方を量産型ロボットとして残すことに・・・。
そうやって梨衣子（相武紗季）の元へ送り込まれたゼロツーのトシキ（阿部力）。
大家さんは、身近にどんどんいい男が集まってきて嬉しいだろうね。（笑）

パティシエの道を諦めようとする梨衣子にトシキは一度離れてみるといいですよとアドバイス。
それに対して、ナイト（速水もこみち）はプラネタリウムのチケットを渡し、流れ星に梨衣子が本物のパティシエになれるように願うと約束するんだよね。
空気を読んだ会話をするトシキに対して、全く空気を読めないナイト。
でも、やっぱりナイトの方が愛嬌があって好きだわ♪

それに空気が読めるからって、やる事がちょっと意地悪じゃありません？＞トシキ
ナイトを会社の資料室に「君みたいな旧型ロボットは用無しなんだよ！」と閉じ込めて、その間に梨衣子を星を見に連れ出そうとしてるんだもん！
ドアを壊す事はダメだとプログラムされているから壊せないと思ったんだろうけど、今のナイトにはロボット以上の感情が生まれてるんだぞー！
梨衣子のためなら、ダメって言われてもドア壊しちゃうよね〜。

トシキと梨衣子に追いついたナイト。
ここでロボット同士の対決が始まっちゃうわけよ。
なかなか派手なケンカ（？）だったわ。（笑）
そんな中で、ナイトからもらったプラネタリウムのチケットが飛んでいって、それを追いかけた梨衣子が車にはねられそうになるわけ。
当然、トシキもナイトも梨衣子を守るべく走り出すんだけど、高性能なトシキは梨衣子を助ける確率は高いが自分が機能停止に陥ってしまうと計算し、何と足を止めてしまうわけだ！
ひどい・・・こんなところで見放すような恋人ロボットだったらいらんわい！
その点、ナイトはそんな計算しませんからね〜。
ただ、ひたすら梨衣子を守るために走って、自分が傷つく事など考えず梨衣子の身を守るんですよ。
うーん、やっぱりカッコいいよね〜♪

駆けつけていた並切さん（佐々木蔵之介）に「今なら新型と交換もできますが」と言われても、梨衣子はきっぱり断ってナイトを選んだ。
はい、当然です！
新型トシキ君が、並切さんの「黙らせろ」の一言でリモコンで停止させられちゃってるのがロボットの悲しい定めって感じで、ちょっとせつなかったですが・・・。

さて、ふじ子さん（真矢みき）は完全にナイトがロボットだって事を知ってしまいましたね。
梨衣子が口止めしたから他言はしないんでしょうが、知ってる人としてナイトに少しずつ惹かれていく梨衣子を心配してる様子。
そして、創志（水嶋ヒロ）は会社に辞表を提出。
どうやらコンクールには各社1点しか出品できないという条件をクリアするために、会社を辞めて梨衣子ともう一度コンクールを目指すような雰囲気。
やっぱ、最終的には地味でもシュークリームで勝負する事になるんですかね？
ニンジンのクリーム使ったシュークリームとか・・・。

009
「恋しくて」
脚本：根津理香
演出：北川学

創志（水嶋ヒロ）は梨衣子（相武紗季）とフリーでコンクールに出るため、会社を辞め、ふじ子（真矢みき）の店で住み込みで雇ってもらったのね。
しかし、ふじ子さんの店ってそんなにバイト雇えるのか？(^▽^;)
変なところが不安になっちゃったよ。(ﾟｰﾟ;Aｱｾｱｾ

さて、今回は何だかちょっと途中がダレた印象だったんですが・・・。
美加（上野なつひ）が会社を辞めるところも、わりとあっさりだったし、梨衣子・ナイト（速水もこみち）、創志、夏美（酒井彩名）での遊園地デートとか、個人的にはかったるい感じだったんですけどね〜。
コンクールの一次予選は夏美も梨衣子も通過して、それは確かにおめでとうなんだけど、日本予選の前日に遊園地で遊んでていいのか？とか思っちゃったし・・・。

夏美は日本予選に勝ったら、一緒にパリに行こうと創志を誘ってたんだけど、いざ本当に日本予選を突破してみると、創志の心が梨衣子にある事に気付かされちゃって自ら身を引いたって感じでしたね。
酒井彩名ちゃんがこんないい人キャラなんて、ちょっと珍しいかも。(^^ゞ
大体、いじめっ子キャラだもんなぁ。（苦笑）

さて、意外と鍵を握ってるふじ子さんですが、今回はナイトのバッテリー交換の場面とかしっかり見ちゃってましたね。
並切（佐々木蔵之介）を呼び出して、ナイトが梨衣子を本気で愛しているように見えるのが辛いと話し、「人の気持ちを弄ばないで！」と怒鳴ってました。
それもそのはず、ナイトは単なる恋人ロボットの域を出ちゃってますものね〜。
コンクールの日本予選突破ならなかった梨衣子に創志は「お前が好きだ」と告白し、梨衣子も「私もずっと好きでした」と答える場面を見てしまったナイト。
胸に手を当ててせつない表情のナイトに、うちの娘は(TωT)ｳﾙｳﾙしておりましたよ。
いや、あたくしもきゅん♪としちゃったんですが・・・あのナイトの表情には。
ロボットなのに、胸が痛むとは・・・もう一人の人間でしかありませんね。

010
「渡さない」
脚本：根津理香
演出：佐藤源太

ふじ子（真矢みき）に創志（水嶋ヒロ）から告白された事を話す梨衣子（相武紗季）。
どことなく喜べずにいる梨衣子を見て、「ナイト（速水もこみち）はダメよ！」と釘をさすふじ子さん。
なかなか鋭いですな。

並切（佐々木蔵之介）がデータを改ざんしていた事がバレたクロノスヘヴン社では、ナイトを回収しICチップを初期化するという話になり、j携帯も取り上げられた並切は資料室に閉じ込められナイトや梨衣子と接触できなくなってしまう。
そんな時に、例のコンクールで本選に欠員が出て、梨衣子と創志がパリへいけることに・・・。
欠員が出たら補充するのか？(^▽^;)
まぁ、裏で正志（中村俊介）がルシアンに梨衣子のパリ行きを頼んだという経緯もあったみたいだけど・・・。
パリに行けば最低3年は修行しなきゃならない。
そう聞かされて、梨衣子は真っ先にナイトのことを考えちゃうのよね。
しかも、3日後には出発って悩む暇もないじゃん！

そんな梨衣子のためを思って、パリに送り出そうとするナイトがせつなくて泣けるんだよ。(TωT)ｳﾙｳﾙ
ナイトの中で確実に育った人の感情は、たびたびナイトを発熱させるんだけど、そうやって熱を出した時に梨衣子に看病してもらってるところとか、本当に人間みたいだもんね。

梨衣子はパリ行きを決意し、発熱が続くナイトを修理する事に・・・。
修理に出される前のナイトが、梨衣子を「愛してる」って抱きしめるところなんて、きゅんきゅん♪きちゃったわよ。
そんなナイトの姿を見ていた田中（加治将樹）は、並切のデータの改ざんを上へ報告した事が間違ってたんじゃないかと思ったようで、資料室の並切にナイトが初期化されようとしていることを報告。
それを聞いた並切さんは梨衣子にナイトが感情を持っていることを告げるんだよね。
修理と言ってナイトが回収されたけど、それも騙されたんだと・・・。
慌てて出て行く梨衣子、そこに彼女を迎えに来た創志が・・・。
でも、パリには行けないと創志を振り切って、梨衣子は走り去っちゃうんですわ。
゜（ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡ｳｧｧｧﾝ ・・・創志も可哀想。
ナイトの感情が消されないように、並切は必死に止めようとしたんだけど、一足遅かったようで初期化のボタンが押されてしまったみたいでしたね。
でも、プログラムに関係の無いところで芽生えた感情だから、初期化されてもその部分だけは消えてないと思いたいわ。

いやぁ、この雰囲気だと最終回もせつなさいっぱいなんじゃないでしょうか？
絢香が歌う主題歌の「おか〜えり〜♪」って部分を聞いていると、最終的には「おかえり」な展開になるのかな？と読んでみたり・・・。(^^ゞ
とりあえず、今回はきゅんきゅんでしたね〜。
大家さんは、相変わらず笑わせてくれるけど・・・。（笑）

011 THE LOVE FOREVER
「キセキ」
脚本：根津理香
演出・土方政人

最終回まで「きゅんきゅんポイント」や「(TωT)ｳﾙｳﾙポイント」が満載で、おばちゃんを「乙女♪」な気分にさせてくれたドラマでした。

ナイト（速水もこみち）は初期化のボタンを押されたが、初期化できず・・・。
駆けつけた梨衣子（相武紗季）が「ナイトは絶対に渡しません。何があっても私が守ってあげる。」と言ったところなんて(TωT)ｳﾙｳﾙしちゃったよ。
あれだけナイトを処分すると言ってた部長（篠井英介）も最終的には並切さん（佐々木蔵之介）の判断に任せると言ってくれたし・・・。
初期化できなかったのは、梨衣子への愛がプログラムに打ち勝ったからだと並切さん。
その話を聞いてしまった創志（水嶋ヒロ）もせつないね〜。

梨衣子はパリには行かないと再度決断し、創志にもちゃんと断る。
全部、ナイトのためなんだよね〜。
まだ発熱が続くナイトを自分のベッドで休ませて、自らキスをする梨衣子。
「ただのおやすみのキスだよ」と照れてたけど、人間とロボットのキスできゅんきゅんしちゃってる私もどうなのよ？と思いつつ、思いっきり素敵な光景に浸っておりましたわ。(ﾟーﾟ*)
キスの前にナイトが言った「俺、梨衣子のこと絶対に忘れたくなかったから」って一言も、おばちゃんはきゅん♪ですよ！
そして、この梨衣子のキスでナイトの機体温度も正常に落ち着くわけですわ。

おぉ！これで安心か？と思ったら、メインIC機能稼働率とやらが、どんどん低下していっている様子に、あたくし涙目でしたわよ。(TωT)ｳﾙｳﾙ
自分の限界を感じたナイトは、梨衣子にパリ行きを勧めるのよね。
だけど、梨衣子はナイトの側にいると言うわけで・・・。
終わりが近い事を察知したナイトが、ちゃんといろんな準備をしてその時を迎えようとしていたのが、まるで人間みたいで泣けました。
創志への手紙をふじ子（真矢みき）に預けたり、いろんな人にお別れの挨拶とも取れる言葉を交わしていたり、梨衣子が寝静まってから並切さんを呼び出して自分の機能低下を伝えたり・・・。
梨衣子からプレゼントされたマフラーを愛しそうに触りながら、「俺は梨衣子を愛せて幸せでした。」と言ったところで、ついに機能稼働率０％に・・・。（涙）

翌朝、並切さんがやって来て梨衣子にナイトが機能停止した事を告げ、焼け焦げたICチップを「ナイトの愛の証」だと渡すわけよ。
そこに残されたいたのはナイトからの最後のメッセージ。
「自信を持って前に進んで！パリへ行って！」、そして最後の最後は梨衣子の笑顔が記憶されているんだよね。
何だかね、変な話なんだけど、ちょっと羨ましかったりしたんだよね。
人間だと、その命が終わった後にこうやって愛の証が、その人の目線で映像として残される事ってまずないわけで・・・、こういうものを渡してもらえた梨衣子がすごく羨ましくなっちゃったよ。
梨衣子と一緒になってズビズビ泣いちゃったけど、ナイトが梨衣子をプログラムを超越するほど愛した事はひしひしと伝わったわけで・・・。
「ゼロワンのためにも、井沢さんは笑顔で生きてってください。」という並切さんの言葉にも納得だよね。
並切さんのゼロワンに対する愛も感じられた一言でしたわ。

創志への手紙には「もし、梨衣子が泣いたら側にいてあげてください。創志さんなら梨衣子と一緒に歩いていけます。」と書かれていた。
くそー、ロボットのくせにどれだけの気遣いが出来るんじゃい！

三週間後、梨衣子は創志と一緒にパリへ向かった。
そしてナイトの体は処分されず、クロノスヘヴン社で保管されるようですわ。
立派な恋人ロボットの初号機ですものね。

全体的にとても好きなドラマでした。
もこみち君が、ちょっとスロスターターなのか、最初より中盤ぐらいから急にロボットっぽくなり出したのが「あれ？」って感じだったけど、ロボットなのにせつない表情を見せるあたりはなかなか良かったし・・・。
見終わった後に気持ちがほんわかした雰囲気になるというのは、いい事ですわ！
絢香のエンディングテーマもハマってて、トータルで良い作品だったと思います。