翼の折れた天使たち

原作:Yoshi 「翼の折れた天使たち 星
企画・P:清水一幸
P:森安彩
主題歌:中島美嘉 ♪Resistance

翼の折れた天使たち(第一弾)のレビューはこちら

Yoshi原作 翼の折れた天使たち DVD-BOX

第1夜
「衝動」
脚本:半澤律子
演出:木下高男 

うちの中学生の娘も所謂「ケータイ小説」なるものを読んでますが、どれもこれも大げさなだけで浅い話なんですわ。
だから親の本音としては、こういうものをあまり読んで欲しくないのですが・・・。

話のネタに見てみました。
「翼の折れた天使たち」は昨年放送された第一弾も見た事ですしね・・・。(^^ゞ

もう、ベッタベタ・・・。(^▽^;)
アクセルホッパーのネタぐらい、オチが見える。(爆)

コンビニの深夜アルバイトをしているユリ(石原さとみ)。
仕事が終われば真っ先にビルの屋上へ向かい、そこから飛び降りようとする毎日。
どうやら死にたい衝動に駆られているらしい。

そんなある日、コンビニの外で割れた瓶を振り回し暴れている少年たちがいた。
瓶を持った少年の前にふらりと出て行き、抵抗もせず怪我を負うユリ。
その光景を見ていたコンビニの客・裕紀(佐藤隆太)は、ユリが気になるようになる。

うーん、まずこんな暗いヒロインはイヤだ。(苦笑)
母親・美津子(高橋ひとみ)に幼い頃からかまってもらえなかった。
自分が生まれて父親が逃げ、母は不幸になったと思っているユリ。
だから、自分が可愛くない。愛してもらえない。
あー、そうかい!(爆)
だから、コンビニでバイトしてて、おばあさんがお弁当買いに来ても知らん振りするような大人になっちまったのかい?
っつーか、夜中の二時に弁当を買いに来るおばあさん、夜型なのか?早起きなのか?(笑)

裕紀がユリの電話番号を聞いていったにも関わらず、その後コンビニにも現れず電話もないという時点で、大半の人はオチが読めたはず。
裕紀は白血病で、コンビニの近くの病院に入院していた患者だったってわけよ。
で、ユリが本当に飛び降りそうになった日、裕紀が駆けつけ間一髪ユリは助かるんだけど、その後裕紀が倒れちゃって・・・。

その後、裕紀の母・芳江(丘みつ子)が出てきて、裕紀のノートをユリに見せるんですが、そこにはユリの事がいっぱい書き記してあってね〜。
はぁ・・・ここで泣けばいいんですか?
裕紀の病室からユリが毎日飛び降りようとしていたビルの屋上が見えるという設定だったんですが、あの病室から飛び降りようとしているユリを見つけ白血病患者の裕紀が走ったって事でしょ?
そりゃ、無理でっせー。

生きる事を投げていた裕紀が、ユリに「神様に胸張って生きてるって言えるの?」みたいな事を言われて変わったらしいのですが、あのユリに言われて心が動かされるとは思えなかったりして・・・。

なんせ、裕紀は死んで、その死をきっかけにユリは変わったようです。
ただ、ユリと美津子の関係が変わったのかはわかりません。<(_ _)>

第2夜
「サクラ」
脚本:川嶋澄乃
演出:木下高男

出会いカフェで何人もの男を騙してプレゼントを巻き上げ、質屋で換金して金儲けしている遥(戸田恵梨香)。
そんなある日、遥は偶然出会った光輝(忍成修吾)という男性にひと目惚れした。
つい、また嘘をついてしまう。
親は年商50億の会社の社長だとか、自分は女子大の学生だとか・・・。
光輝もエリートサラリーマンだというから、合わせてしまったんだろうけど、どんどん光輝を好きになるうちにこの嘘が重くなっていく。

「来年、アメリカに行く。一緒に行かない?」と誘われた遥は、嘘をついていた事を正直に話し許してもらおうとするんだけど・・・。
世の中、そんなに甘くない!って話。
光輝は出会いカフェでカモにしていた和田(甲本雅裕)に雇われた男だった。
平気で嘘をついて騙される方が悪いと思ってきた遥が、同じ事をやられて初めて騙される苦しみを知ったってわけですか・・・。

私、光輝が騙してるんだろうな・・・とは思ってたんですが、まさか和田さんに雇われていたとは思いませんでしたわ。(^^ゞ
アメリカ行きの話が出た時点で、遥がOKしたら先にお金が必要だとか何とか言って、お金を巻き上げるのかな?と思ってたんですが、そういう詐欺師の物語ではなかったようで・・・。(笑)

そこまではいいとして、帰宅した遥が父・真治(大杉漣)に「全部お父さんのせい!」と当り散らすのは納得いきませんわ。
遥の大学進学が決まった矢先、自分の工場で作った製品の失敗を正直に報告して職を失った真治。
そんな父親を見ていて、バカ正直に生きて人生で負けるより、嘘をついても勝つ人生を送りたいと思った遥。
「人生勝ち負けじゃない!自分らしく生きられればいい。」という真治。
最大の貢献をしたのは犬のコロでしょうか?(笑)
幼い頃に捨てられていた犬を飼いたいと父親を困らせた思い出。
その犬を今も大事に世話している父。
なんだかんだで、最後はコロが可愛かったから許せちゃった感じです。(爆)

第3夜
「時」
脚本:高山直也
演出:岩田和行

体育大学の水泳部に所属する香奈(加藤ローサ)の話。
兄も姉も優秀な選手・・・、父親(橋爪淳)は香奈にも期待をかけ、サプリメントを定期的に送ってくる。
しかし、肝心のタイムが伸びず、悩む香奈は度々ドラッグストアで万引きを繰り返していた。

ある日、万引き現場を見た大輔(木村了)に止められ、香奈は大輔をホテルに引っ張っていき「抱いて」と迫る。
「抱いて」というわりには小鳥のようなチューでしたなぁ。(笑)
あ!「只野」とか見過ぎなんですかね?σ(゚∀゚ オレ!! 
で、自分から誘ったくせに「一度セックスしたぐらいでいい気にならないで!」ですよ。
もう、どうしたらいいんですかね?この女は・・・。

で「一度セックスしたぐらい」で妊娠、選手の座を守るために中絶、しかしコーチ(小市慢太郎)が自分を選ぶつもりはないのを知り、自暴自棄になった香奈は酒を煽る。
それを見ていた悪いお兄ちゃん(千原ジュニア)がどんどん飲ませ、半ば強姦って感じで襲われる香奈。
すごい!これぞ携帯小説!(爆)

街角でパントマイムしている人にさんざんイラついてた香奈が、その人が立っていた場所から見える風景がきれいだという事に気付き、焦っていた自分を振り返る。
寄り道しよう・・そう決めた香奈はスイミング教室のインストラクターに。

うーん、タイムが伸び悩む香奈にコーチが「後輩の面倒を見ろ」って言った時、素直に従ってれば・・・とも思うんだけど。
スイミングのインストラクターになるのも、後輩の面倒を見るのも、その時の自分を客観的に眺めるという点では同じだったような・・・。
そこに行き着くまでに万引きしたり、妊娠したり、中絶したり、襲われたりしなきゃならなかったと思うと、香奈が払った代償は高かったんじゃないでしょうか?

さぁ、あと1話!(笑)
ここまで来たら、最終話も見なきゃね!

第4夜
「商品」
脚本:金杉弘子
演出:岩田和行

ブスといじめられて育った佐藤佳美(香里奈)は4年前に整形手術で過去の自分と決別し、今は会員制のクラブのbP美咲として生きていた。

クラブの常連、前川(佐野史郎)によって今の地位を手に入れた美咲。
しかし、クラブに新宿で1だったというユカ(岩佐真悠子)が入店してから、美咲はユカの若さや美貌、そして野心に怯えるようになる。

っつーか、岩佐真悠子ちゃんのあのメイクはいくらなんでもやり過ぎでしょ?(^▽^;)
高級な会員制クラブで働くホステスさんのメイクとは思えませんでしたけど・・・。
香里奈ちゃんは、相変わらず演技力に難アリだし。

美咲から美容整形外科から出てくるのを見たからって、ホステスたちが「美咲さん、整形よ!」と陰口をたたくのもどうかと思うし・・・。
だって、お水の世界で整形ってそう珍しくもないんじゃないの?
美を保つためにプチ整形やヒアルロン注射だって、ざらだろうし・・・。

ペットショップで美咲と知り合った沢田(載寧龍二)が、美咲を訪ねてクラブにやって来る場面があったけど、会員制のクラブなのに簡単に入ってるの妙だし・・・。
変なとこだらけの話だったわ。

実は沢田は美咲の小学校時代、つまり佳美の同級生だったわけで、佳美が10年前にタネをまいた学校の花壇を見せに連れて行くのよ。
あの当時、ただの土しかなかった場所が、花の咲き乱れる花壇になってて、それを見た美咲は「ただ、幸せになりたかっただけ」という当時の気持ちを思い出し、再出発するというラスト。

そういえば、ペットショップで美咲が買おうとしてたワンコ、可愛かったなぁ♪
てっきり、沢田君が飼ってたというオチを予想してたんだけど、普通にお客に買われたのかしら?
沢田君があのワンコを連れて、佳美と一緒に散歩してるところが見たかったよ〜。

 

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