新春ドラマスペシャル
佐賀のがばいばあちゃん

原作:島田洋七 「佐賀のがばいばあちゃん
P:志牟田徹・小椋久雄・江森浩子

脚本:旺季志ずか
演出:河野圭太

「のだめカンタービレ」最終回に引き続き、あたくしの地元がロケに使われた作品第二弾!(笑)
「のだめ」の時も「地元」と書いたばかりに、あたくしの実家が大川だと誤解を招いてしまいましたが(^▽^;)、「がばいばあちゃん」のロケ地はほとんど佐賀の武雄というところでして、これまた「地元」なんて書くと誤解させてしまいそうなのですが、大きな意味で「佐賀」って事で・・・。(^^ゞ

このドラマの制作にあたり、いくら田舎といえども佐賀市内には当時の面影を残す場所が見当たらないという事で、ロケ地に選ばれたのが佐賀県武雄市。
役所には「佐賀のがばいばあちゃん課」という課まで作られて、武雄市長さんから総動員で協力されたんだとか・・・。

広島に住んでいた少年が、親の事情で佐賀のばあちゃんちに預けられた8年間を描いた島田洋七原作のドラマ化。
昭広(平田亮平)の預けられ方がビックリだった!
母・秀子(石田ゆり子)を訪ねてきた秀子の妹・喜佐子(原沙知絵)の見送りに行ったところで、母親に背中を押されて汽車に乗せられて・・・。(^▽^;)
そのまま喜佐子と一緒に佐賀のばあちゃん・おさの(泉ピン子)の家へ・・・。
んで、いきなり明日からこうやって飯を炊くんだよとかまどの使い方を教えられる昭広。
今時の子には耐えられませんな・・・、っつーか、私でも無理だったりして。(^^ゞ

めちゃめちゃ貧乏なおさのとの生活。
上流の市場がくず野菜を川に捨てる・・・それが流れてくるのを拾っておかずにする。
ただ歩いているのはもったいないと腰から大きな磁石をぶら下げ、鉄くずを拾い金に替える。
遠足の水筒は湯たんぽ。(^▽^;)
お弁当は日の丸弁当!
だけど、湯たんぽの水筒には人よりたくさんのお茶が入っていて、それをみんなに分けてあげた事で友達もたくさん出来たり・・・。
お弁当は担任の北村先生(小日向文世)が、お腹をこわしたから取り替えてくれと嘘をついて豪勢なお弁当を食べさせてくれたり・・・。
壊れたお豆腐目当てで行った昭広に、わざと豆腐を壊して半額で売ってくれるお豆腐やさん(平田満)とか・・・。
何だか、あったかい♪

そして、ばあちゃんが実に愉快!
貧乏には二種類ある。明るい貧乏と暗い貧乏。うちは明るか貧乏やっけんよかよ!(笑)
剣道をやりたいと昭広が言えば、「走りんしゃい!道具はいらんし、地面はタダ!」
1と2ばかりの通信簿だって、ばあちゃんにかかれば「足したら5になる!」(爆)
これにはうちの娘が、「こういうばあちゃんに育てられたい」と言っておりました。<(_ _)>

中学に入った昭広(森田直幸)が野球部でキャプテンに選ばれた時、大切にしまっておいた1万円を握り締め「一番高かスパイクば下さい!」と買いに行くばあちゃんに涙。
お金の使いどころはわかってるんですね。
野球で推薦を受けられる昭広は、進学先を広島か佐賀かで迷うんだけど、どうしてもばあちゃんを一人置いていけず佐賀に残る事を先生(甲本雅裕)に告げる。
でも、それを先生に聞いたばあちゃんは「人は夢ば持たんばいかん!広島に行け!」というわけよ。
ばあちゃんとの別れのシーンも良かった。
貧乏なばあちゃんが最後に差し出したお金。
「特急券ば買いなさい!」
そのお金を返して「ゆっくり離れて行くばい・・・ばあちゃんと」と昭広。。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン 
何だろう?
言葉が慣れ親しんだ言葉だからなのか、余計に感動してしまったかもしれない。
みなさん、結構佐賀弁がお上手でしたわ。
方言指導も頑張られたのね。
「はよ行け!」と言いながら昭広を見ることも出来ずただただ釜を磨くばあちゃんが、去っていった孫に聞こえないつもりで「行くな!」と言うところ・・・じ〜んとしちゃいました。
あと、泣いたのは・・・マラソン大会に秀子がやってきたところかな・・・。

みーんないい人で、みーんな温かくて、なかなか良かったと思うんだけど、何となく「ばあちゃん名言集」のようになってたようで、そこらへんはちょっと気になったかな?

ちなみに「がばいばあちゃん」というのは、正しい佐賀弁ではありません。
「がばい」は「がばい大きか」「がばいキレイか」など、形容詞について「すごく」という意味で使われますが、このタイトルのように「すごいばあちゃん」を「がばい」をつけて表現するならば「がばいすごかばあちゃん」になると思います。
ま、地元の新聞などでも結構言われているそうですが、私もどうしてもそれだけは引っかかるので書いちゃいました。テヘヘッ(*゚ー゚)>

 

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