P：重松圭一・豊福陽子
主題歌：槙原敬之　「GREEN DAYS」

１
「生まれたての命」
脚本：金子ありさ
演出：三宅喜重

農大生の3ヶ月の牧場実習。
「北海道」「牧場」と想像すると、雄大な景色とゆったりと流れる時間・・・みたいなものを考えちゃうんだけど、実際はハードワーク。
朝4時起床ってだけでも、現代の若者にはキツイんじゃないかしら？
いや、私だってキツイ。(^▽^;)

多少はやる気のあるヤツも、全くなさそうなヤツもいて、それぞれのキャラクターはなかなか面白いんだけど、亮太（中田敦彦）はちょっとカタイなぁ。(^▽^;)
頑張れ、あっちゃん！

高志（玉山鉄二）は、普段から汗をかかない、テンション低い、体温も低いという男なんだけど、そんな高志は自分の出身地で実習に参加しなくてはならない。
やる気なし・・・って感じで、初日から遅刻。
で、実習先が実家ってーのも本人にとっては厳しいよね。
何かあって実家を出たみたいだし、汗をかいて毎日仕事している父親・弘志（大杉漣）との間に大きな壁があるみたいだし・・・。
せっかくの歓迎会の席で、「俺はもうこの町には帰りません。」って宣言しちゃってるし・・・。

初回の見せ場は、何と言っても牛のお産！
富貴子（市毛良枝）が倒れて、牧場関係者がみんな病院へ出払っちゃってる中で、和美（戸田恵梨香）が牛の異変に気付き、みんなを呼んでくるんだけど獣医学科の美帆子（香里奈）は授業に出てないから知らないと言うし、一番予習してそうな統平（小出恵介）も牛に触れられないし・・・。
彩華（相武紗季）が教科書持ってたところで、どうしようもないし・・・。
そこへ牛の苦しそうな鳴き声に気付き駆けつけたのが高志。
手際よく指示を出し、ロープを子牛の脚に巻きつけて引っ張り出しましたね〜。
いやぁ、命が誕生する瞬間に素直に感動してしまいました。
しかし、あの撮影は大変だったんじゃないかしら？

汗をかかないと言ってた高志が、いい汗かいちゃってたのが印象的。
でも、何も知らない弘志に「出てけ！」って言われてましたね〜。
物語は、まだまだこれから・・・。
マッキーの主題歌がすごく心地よい♪
しばらく見続けてみようかな？って感じです。

2
「動き出した夏の恋」
脚本：金子ありさ
演出：三宅喜重

高志（玉山鉄二）は大学を辞めようと思うんだけど、実は奨学金で入った大学だから辞めるとなるとその費用を返さなきゃならないって事がわかるわけ。

一方で牛の出産に立ち会った統平（小出恵介）たちは子牛に名前をつけて、自分たちで世話をしようとやる気を出してたのに、高志の「ペットじゃない。経済動物だ。」の一言でガッカリしちゃうんですわ。
でも、高志がそういう事を言ったのは、かつての自分が愛情を持って育てていた子牛に死なれたからなんだよね。
牧場では一頭いなくなれば一頭補充する・・・ただそれだけ。
名前なんかつけて愛情を持って接していれば、それだけ辛くなる。
割り切ってなきゃ、こんな仕事はできないって事を伝えたかったんでしょうけど、高志のようにぶっきらぼうに言われちゃ、なかなか真意は伝わりませんよね。(^▽^;)

そんな高志だけど、やはり牛の出産の一件でみんなには一目おかれたようで、何かというと頼りにされちゃうんだよなぁ。
子牛の具合が悪い時も、統平が「ただの消化不良」と診断しているにも関わらず、和美（戸田恵梨香）は高志の意見を求めてるし・・・。
結局、高志に聞いても「ただの消化不良」で結果は同じだったんだけど、高志が言ったというだけで「良かったぁ」と安心してるし・・・。
そりゃ、統平は面白くないでしょうよ。

東京へ帰るつもりで寮を出た高志に和美がいなくなったという連絡が入る。
で、和美はどこにいたかというと、子牛が心配で牧場に泊り込んでいたのよね。
そこまでする理由を高志が尋ねると「牧場が夢だった」と答える和美。
父の会社の倒産、借金、両親の離婚、そして家族はバラバラに・・・。
そんな身の上を語った和美には、家族で最後に行った牧場が楽しかった最後の思い出の場所として残ってたのね。
牧場を作って、家族みんなで一緒に住みたい。
高志の家が羨ましい。

人が憧れるような家で育ったくせに、自分はその家を捨てようとしている。
高志はその事に気付いたんでしょうか？
牧場に泊り込んだ和美にかけてあった毛布は弘志（大杉漣）のお気に入りでしたよね？
「子牛の事は自分たちでやれ」と突き放しておきながら、ちゃんと見守っていた弘志。
厳しいだけじゃないって事、少し客観的に見ることが出来たのかもしれないですね。

子牛に名前なんて・・・と言っていた高志が、子牛の名前候補の中から和美がつけた「グリーン」という名前を選び、ひと夏を牧場で過ごすと決めた。
統平は面白くないと思うけどね。(^▽^;)

3
「失恋より辛いとき」
脚本：金子ありさ
演出：本橋圭太

そろそろ脱落者が出る頃・・・と克也（田中圭）が言ってたけど、まさかそれが統平（小出恵介）だとは・・・。
やる気のない美帆子（香里奈）が一番怪しいと思ってたんだけど、意外なところから脱落者が出ちゃったね。

高志（玉山鉄二）が実習に参加したことで、何かと話題の中心になるのは高志。
酪農家の長男がこの実習に参加するか否かで、かなり反応が違うのね〜。
成績優秀な統平にとっては、酪農家の息子として育ったというだけで授業にもろくに出ていなかった高志にかなわないなんて思いたくないわけだ。
その上、統平にはスーパーエリートの兄がいて、いつもかなわないと思っていた。
だからこそ、この実習ではリーダーシップを発揮したかったのよね。

弘志（大杉漣）に自分の意見をぶつける高志を見て、統平がつい弘志に賛同しちゃって・・・。
でも、あれってどこかで自分には出来ない事をやってる高志に対する嫉妬みたいなものもあったのかな？と思ったりして・・・。
で、高志に放牧中の牛を柵に入れてみろと言われた統平はむきになってしまって・・・。
でも、ちゃんと牛を牛舎に戻せたのを見て「やるじゃん！」と思ったら、一頭いないと・・・。
しかも、それがグリーンを生んだ母牛だっていうじゃない？
グリーンのお母さんはどこぞで倒れて骨折したらしく、お乳も出ない。
そうなると淘汰されるかもしれない。
統平にしてみれば、自分のせいで牛一頭が淘汰されるという責任を感じてしまうわけだよね。
それが、みんなでとり上げたグリーンの母牛ともなれば、より落ち込むわけで・・・。

和美（戸田恵梨香）に統平から「実習をやめる」という電話が来た時には、すでに統平は東京に戻っていた。
ま、このまま脱落ではないと思うけど、どうやって北海道へ戻るのか楽しみですわ。

そうそう、亮太（中田敦彦）が夜中に発見した光って何なんでしょう？
宇宙人の絵描いてたけど・・・。(^▽^;)

4
「恋と花火と友情と」
脚本：金子ありさ
演出：本橋圭太

あーーーーー、このドラマ見てると睡魔に襲われるぅ。
気付くとマッキーのお歌って事が度々・・・。(^^ゞ

統平（小出恵介）が東京へ戻った後、班長を任された高志（玉山鉄二）は慣れない班長の仕事についていけない。
なんか、わかるぅ。
統平なら出来そうだけど、こういうマメじゃなきゃいけない仕事って高志にはむいてなさそう。（笑）

で、今回は東京へ戻った統平をどうやって連れ戻すかって事だったんですが、和美（戸田恵梨香）が高志の代理だといって電話しても本人にはつながらず、そんな中で統平は留学がどうのこうのと言い出したりで・・・。
あたくしあまり統平には同情とかできなかったんですが・・・。(^▽^;)
お金持ちだといいなぁ、選択肢がいっぱいあって・・・って感じで冷めた目で見ちゃってました。
本人は本人で悩みもたくさんあるんでしょうが、何だかあまり共感できないわ。

富貴子（市毛良枝）が倒れ、その富貴子が望んでいたのは研修しているみんなの成長を見ることだったり、そんな話を聞かされた高志が統平ともっと仲良くしておけばよかったと反省していたりして、それを東京まで伝えに行くのが克也（田中圭）。
大学について統平の学部を探して、その辺の生徒に聞こうとしても誰も足を止めてくれず・・・ってシーンがありましたが、都会の人でもそんなに不親切じゃないと思われ・・・。(^▽^;)
結局、富貴子さんの想いが統平を動かしたんですかね？
なんせ、戻ってきましたわ。（笑）

あのマッキーの歌がなかったら、もうリタイアしてるかもしれません。(^^ゞ
あまりにゆったりしてて、どうしても眠くなっちゃうのが難点。（　´Ｏ)η ﾌｧ〜

5
「消えた婚約指輪」
脚本：金子ありさ
演出：三宅喜重

町の恒例行事「ひつじ祭り」が財政難で中止。
それでは寂しいと町の有志が自分たちの力でこじんまりと祭りを開く事になり、高志（玉山鉄二）たち実習生も出し物を披露する事に。
決まったのはカウベル演奏、しかし何かとみんなの輪に入らない美帆子（香里奈）はここでも1人外れてしまう。

そんな中、彩華（相武紗季）が美帆子の婚約指輪をほんの出来心で指にはめてしまう。
案の定、取れなくなってるし〜。(^▽^;)
洗面所に行って、石鹸つけて外そうとしてる時も嫌な予感がしてたんだけど、やっぱり・・・排水溝に流しちゃってるし。 Σ(ﾟДﾟ)ｶﾞｰﾝ
正直に謝ると、「いいけど別に・・・」とあっさりした美帆子。
別に望んだ結婚じゃないんだもんね。
何も感じなくて当然なんだよね。
それでも気にした彩華はカウベルの楽譜を美帆子用に用意したりして、何かと気にかけるんだけど、これってどうなの？
何となく「指輪失くした罪滅ぼし？」って感じで、あたくしとしてはあまり良い印象じゃなかったんですが・・・。(^^ゞ

「帰る、帰る」と言っていた娘を連れて帰るために現れた美帆子のママ（栗田よう子）も、なかなか大変なママでしたね〜。
「パウダールームはどこ？」なんて、そんなこじゃれたものがあるような場所に見えるか？ってーの！

で、ひつじ祭り当日、カウベル演奏に横柄な態度で参加しない美帆子を叱ったのが富貴子（市毛良枝）で、なんと平手打ちまでしちゃったよ。
当然、美帆子のママは連れて帰ると激怒！
しかし、このドラマ何かというと富貴子さんだなぁ。(^▽^;)
いいのか？それで？(ﾟｰﾟ;Aｱｾｱｾ

でも、美帆子はそこまで自分を思ってくれる富貴子さんの優しさに気付いたわけね〜。
んで、富貴子さんを訪ねると実習生みんなの分の手袋を編んでくれてたりするわけで・・・。
「色も柄も好みじゃない！いらない！」と言いつつ、涙ポロポロ流して泣く美帆子を見てたら(TωT)ｳﾙｳﾙしちゃったよ。
そんな美帆子を抱きしめる富貴子さん、そして美帆子の口から出た「ごめんなさい」という一言でじ〜んとしてしまった。
今回はちょっといい感じだったなぁ。

これでやっと実習生5人がまとまった感じ。
なのに、統平（小出恵介）が世話していた怪我をした牛が急変ですか？
淘汰、淘汰とやたら言ってたけど、あの牛さんにとって悲しい結末が待っているのだろうか？

6
「お願い殺さないで」

録画失敗しました。<(_ _)>

このドラマも何となく見ていたぐらいなので、ここでの録画失敗はある意味いい機会なのかもしれません。(^^ゞ
来週はまた帰省の時期でリアルタイムでは見られないし、そうなるとここでリタイアするのがいいのかも。

ってことで、気が向いたら続きを見るかもしれないけど、もうレビューはしないって事にさせていただきます。

それでは、バイバイキーーーーン！