ファースト・キス

P:若松央樹・鹿内植
主題歌:小田和正 「こころ


「妹は悪魔だった!!」
脚本:井上由美子
演出:武内英樹

アメリカで心臓病の治療中の美緒(井上真央)は成功率50%の手術を前に、旅行に行きたいと願い出る。
向かったのは日本、両親の離婚で10年間会っていない兄・和樹(伊藤英明)を訪ねて・・・。

心臓病の女の子というと、儚げで弱弱しくて・・・というイメージになりがちなんだけど、美緒の場合は嘘つきでわがままでどこが病気?ってぐらい元気なイメージ。
でも、走り回れない分よく喋る・・・なんて言われたら、そのわがままの裏側にある美緒の寂しさみたいなものも見えてきたりして・・・。

和樹は和樹でカメラマンを目指していたのに、夢破れてアシスタントでさえクビになっている現状。

兄が妹を思う気持ち、妹が兄を思う気持ちは初回でもよく伝わったと思う。
「これからどうするつもりか決めていない。」という和樹に「やろうと思えばどんな事でもできるのに・・・」と怒る美緒の気持ちには、もちろん病気を抱えた辛さもあるし、兄に夢を諦めないで欲しいという気持ちもあるわけだよね。
そんな妹に「病気のヤツだけが辛いんじゃない!」なんて言葉を言えるのも、身内しかいないと思うし・・・。
美緒に対して「病気に甘えてる」ときっぱり言い切った和樹は、美緒に恋人を見つけることを目標にしたと宣言。
自分の命の期限がそんなに長くはないと思っている美緒は、いつか終わってしまう恋愛に踏み込む勇気がない。
そんな妹に終わりがあっても、儚くても、恋愛にはすごいものがあるという事を教えたい和樹。
初回のラストできっちりテーマが見えたのも、なかなか良かったんじゃないかしら?

しかし、和樹って小さい頃はTシャツからでっぷりしたお腹がのぞくほどのおデブさんだったのに、縦に縦にと成長されたんですね。(笑)
妹が泣いてるからって唇にチューしちゃうお兄ちゃんはいかがなものかと思いますが・・・。(^▽^;)
あのお兄ちゃんが成長して、こうなっちゃったのねって感じは伝わって来て良かったかもしれません。(笑)

2
「爆弾娘に合コンを」
脚本:井上由美子
演出:武内英樹

美緒(井上真央)に恋愛をさせたくて和樹(伊藤英明)が思いついたのが合コン!
しかも「史上最強の合コン」!(笑)
一流(劇団ひとり)や勝(阿部サダヲ)の他に、イケメンの男子と華やかな女子をあつめて合コンするんだけど、会場は一流の家なのね。(^▽^;)
あたくしの時代、合コン会場はどこかの店が主流だったんですが、今時は自宅合コンもありなんでしょうか?
頼みもしないのに合コンなんかセッティングされちゃって、面倒に思った美緒は一人抜け出し・・・。
それに気付いた和樹は、心配してまた高木先生(松雪泰子)に電話しちゃうのよね。
「妹がいなくなりました」って・・・。(^▽^;)
高木先生も大変だわ・・・こう気軽に電話されては。(^^ゞ

で、美緒のために合コンをセッティングした事を和樹は高木先生に話すんだけど、「当たり前の生活の中で自然に恋におちるならいいけど、無理矢理合コンというのはいかがでしょ?」みたいに言われちゃうのよね。
ま、それが普通の意見だと思うよ。
でも、和樹の「恋愛なんて元々不自然なもの。」という言い分を聞くと、そっちにも頷いちゃう部分はあったりして・・・。
恋愛なんてくだらないと思っている美緒に自然に恋愛しろといっても、そりゃ無理ってもんだよね。
多少不自然でも、そういう場を強引に作ってしまおうと思った和樹の気持ちも、少しだけわかるような気がした。

一流の家での合コン、盛り上がってましたね〜。
でも、あたくしは近隣の皆様のご迷惑にならないのかとか、そんな事ばかり考えてしまいましたわ。テヘヘッ(*゚ー゚)>
だって、あんな大勢で「DJオズマ」でしょ?
一流の「TMレボリューション」はちょっとウケたけどね。(笑)

美緒も戻って来て記念撮影・・・と思ったら、和樹の「これがラストショット」の一言で美緒の機嫌がまた悪くなり・・・。
番場先生(竹中直人)からもらったカメラを返さなきゃいけなくなり、その前に撮る和樹のカメラ人生最後の一枚になるはずだった写真。
そんなの美緒が許すわけないじゃんね〜。
お兄ちゃんがカメラの道を諦める事が、美緒にとって一番許せない事なんだから・・・。

和樹はもう一度番場先生の弟子にしてもらおうと頭を下げに行ったけど、そう簡単には許してもらえそうじゃなかったなぁ。
美緒の事が気になる秋生(平岡祐太)、秋生は気になるけど恋愛なんか・・・と思っている美緒。
そして、何かと美緒のことで高木を頼る和樹、なんだかんだ言いつつ面倒見ている高木先生。
この二組がどうなるのかは楽しみ。

だけど、ちょーっと初回より退屈だった。
何となく話の筋がボケちゃってる印象。
キャストはみんな頑張ってると思うんだけどなぁ・・・。

3
「妹の恋のはじまり」
脚本:井上由美子
演出:川村泰祐

番場(竹中直人)に、「俺の脳髄を刺激するような写真を撮って来い」と言われた和樹(伊藤英明)。
その課題は「初恋」。
で、美緒(井上真央)の初恋を聞き出すんだけど、これが小学校の時に一ヶ月ほど一緒に入院した翼君(柏原収史)だと言うのよね〜。
はるか昔の入院患者なんて捜せないよ・・・と思ったら、和樹に頼み込まれた秋生(平岡祐太)が翼に了解とって住所を和樹に知らせちゃって・・・。
「患者さんに了解とったんで大丈夫です」って言ってたけど、それでいいのか?
いいわけ、ないだろ?(^▽^;)

一流(劇団ひとり)の家に居候するにあたり、料理係を任された美緒がやたらカツサンドにこだわってるのは何でかな?と思ったら、翼君との約束があったのね〜。
お互い退院したら、カツサンドを持ってサッカー見に来てくれ・・・みたいな約束だったらしいけど(うろ覚え)、その約束をいまだに覚えてたって事は、相当好きだったのかな?

なんせ、和樹が頼み込んで、すでに結婚していた翼が独身と偽って会いに来た。
この二人をモデルに「初恋」がテーマの写真を撮ろうとした和樹だけど、翼君が美緒の肩を抱こうとした時、彼の左手に結婚指輪があるのに美緒が気づいてしまって・・・。
「写真は一瞬だから嘘がつけないんじゃなかったの?」って感じで、またご機嫌ななめな美緒。

翼君に渡すつもりだったカツサンドは、秋生の手に渡りましたね。
美緒が秋生に惹かれ始めている感じは、「初恋」のソレに近いと思うんだけど・・・。
きっと、いつかは和樹がいい写真を撮るんだろうね。
美緒をモデルに・・・。
それがどんな経緯なのかは楽しみなんだけど、何だか徐々に自分の中で退屈な空気が・・・。(^▽^;)

今回一番ウケたのは、勝(阿部サダヲ)が着てたオパーイTシャツ。(笑)
すごい趣味だなぁ・・・と笑っちゃったよ。

4
「妹が今日失恋する」
脚本:井上由美子
演出:高木健太郎

番場(竹中直人)のスタジオでエキストラのバイトをする美緒(井上真央)。
彼女がアルバイトに憧れる気持ちはわかる気がしたなぁ。
でも、言葉が通じず撮影現場に入ってきてしまった外国人に誰も説明できず、美緒が出て行った場面では、普通に英語で引き取ってもらえた・・・って方が良かった気がする。
相手が話してた言葉がフランス語だからって、日本語で身振り手振りで説明するより、どう考えても英語で話したほうが伝わるだろうし・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

バイト中に具合の悪くなった美緒は、和樹(伊藤英明)に悟られないように現場に現れた結城先生(平岡祐太)とデートだと言って、その場を離れる。
その後のやり取りで結城先生が美緒に高木先生(松雪泰子)を尊敬してるって言ったことで、美緒は彼の好きな人が高木先生だと思ってしまったのよね。
本当は結城先生のことが好きなくせに、素直にはなれない美緒。
それで、病院までドライブした後、そこにいた高木先生と和樹の前で「結城先生は高木先生の事が好きなんだって!」とひやかしちゃうわけだ。
やる事が幼いんだけど、何となく美緒ならこう言っちゃうんだろうな・・・ってーのは理解できるかも。
そんな幼い美緒を高木先生がビシッと叱ってくれたのは良かった。

その高木先生、病院からの帰りに橋の上みたいなところで花を供えてましたが、そこに悲しい思い出があるのでしょうか?
美緒がはじめてのアルバイト代で誰かにおごりたかった・・・その相手が和樹というのは良かったです。
口ではなんだかんだ言ってても、美緒は最初から和樹におごりたかったんじゃないかと思えたし・・・。
撮影のエキストラぐらいでフランス料理が食べられるとは思わなかったけど(笑)、それもまぁお金が足りなかったというオチになったわけで・・・。(^^ゞ

なんとなく見てるけど、もう少し盛り上がってくれると嬉しいなぁ。

5
「妹よ!告白なるか」
脚本:井上由美子
演出:川村泰祐

うーん・・・うーん・・・うーん・・・。
どうも、楽しめなくなってきてしまった。
じぇんじぇんダメってわけではないんだけど、なんちゅーか気分が乗らない感じ。

ここは思い切ってリタイアしちゃおうと思います。

夏休みって、どうしても落ち着いてドラマと向き合えないんだよね。(^^ゞ

ってなわけで、月9とはここでさよならです!
バイバイキーーーーン!

 

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