プロポーズ大作戦

P:瀧山麻土香・三竿玲子
主題歌:桑田佳祐 「明日晴れるかな (初回限定盤)
TVサントラ:フジテレビ系 月曜9時ドラマ「プロポーズ大作戦」オリジナル・サウンドトラック


「甲子園行けたら結婚できる!?」
脚本:金子茂樹
演出:成田岳

健(山下智久)が幼なじみの礼(長澤まさみ)の事を世界で一番好きな人だと気付く頃、彼女は別の男・哲也(藤木直人)と結婚するのだったってな場面から始まったドラマ。
礼の結婚式に出席した健は披露宴で新郎新婦のスライドショーを見ながら、あの頃に戻ってやり直したいと願う。
そんな時、健の前に現れたのが”妖精”と名乗る男(三上博史)。
「過去に戻って、悔いのないようにやり直せ」と健を写真の頃にタイムスリップさせる妖精。
「ハレルヤ〜チャンス!ぬお〜っ!」で時間が戻るらしい。(笑)

戻ったのは2001年の7月、戻ったのは甲子園を目指す東京都予選大会が行われている野球場。
代打で出た健は当時のピッチャーの配球を思い出しヒットを放つ。
3塁へ向かって走りながら、また思い出すわけよ。
次のバッターが三振するってことをね。(^▽^;)
で、無謀にもホームへ突っ込み・・・結果はアウト!
この試合で負けるという結果は変わらなかったものの、一生懸命走った健の姿を見たマネージャーの礼は「悔いなくマネージャーを引退できる」と笑顔で写真撮影に臨んだ。
そこで現代へ戻った健。
スライドショーの写真の礼が悔しそうな顔から笑顔に変わってて、自分が過去を変えたことを実感するわけよね。

こうやって毎週、スライドショーの中の一枚の写真にタイムスリップして過去を悔いのないようにやり直すらしい。
そんな事できたらいいよなぁ。(笑)
同じ写真には二度は飛べないってーのがルールみたいね。
きっと礼と哲也が結婚するという現在は揺るがないのだろうと思うけど、健が笑顔で礼を祝福できるようにはなるんじゃないかしら?

思ったより楽しめました♪
過去へ行っては戻ってくるという事の繰り返しになりそうなので、途中でダレなければいいなぁと思います。

2
「コーヒー牛乳で結婚できる!?」
脚本:金子茂樹
演出:成田岳

二度目のタイムスリップは学園祭の後片付け。
エリ(榮倉奈々)がミス立修に選ばれるかどうかで、賭けをしていた健(山下智久)と礼(長澤まさみ)。
勝ったのは礼で、「コーヒー牛乳でいいよ」って話になり、健は売店に走るんだけどコーヒー牛乳を買うお金すらもってなかったわけで・・・。(^▽^;)
そこからは、必死にコーヒー牛乳を追い求める健の姿でしたね。
学校を抜け出してまで買いに行ったのに、お店ではたった1本のコーヒー牛乳を奪われるし、銭湯ではコーヒー牛乳だけでいいのに風呂にまで入るハメになっちゃうし・・・。
そうやってやっとGETしたコーヒー牛乳を、結局は担任の伊藤(松重豊)に取り上げられて飲まれちゃうし・・・。(´ヘ`;)

でも、礼が不機嫌だったのはコーヒー牛乳のせいなんかじゃなかったね。
この日が健の誕生日で、礼はプレゼントを用意していたのに、そのヒントに健があまりにも気付かないことに怒ってたわけだ。
CDケースの中に隠されたヒントで、図書館へ走った健。
礼のヒント通りの本の場所を探すと、そこにはランディ・バースのフィギュアが!
いやぁ、こういう大事なところをやり直せたらいいなぁって思っちゃったよ。
コーヒー牛乳の引換券を渡したりして、あきらかに少しずつ過去の二人の時間が変わってるって感じがしてきましたね。

教室の黒板に書いた「大事な人がすぐ隣りの席にいた」という、ある意味、健から礼への告白の文字。
本当なら、ここで翌朝一番に教室に来た礼が見つけて(〃▽〃)キャー♪となるはずなんだけど、運命のいたずらってこういうことを言うんでしょうね。
教育実習でやってきた哲也(藤木直人)が消しちゃったよ。(゚ー゚;Aアセアセ
いかにも健と礼の仲を引き裂いた人物(引き裂こうと思ったわけじゃないだろうけど)って感じの登場で、この先どうなるのかがこれまた楽しみになっちゃったわ。

3
「席がえしたら結婚できますか」
脚本:金子茂樹
演出:成田岳

妖精さん(三上博史)、今回はクレソンを食べたのね〜。
「たまには野菜も取らないと・・・。」って、健康に気を使ってるのかしら?>妖精さん

多田さん(藤木直人)、いくら教育実習で来た先生だとはいえ、黒板に向かってただひたすらに数式を書き殴っていくんじゃ、生徒と仲良くはなれないよなぁ。(^▽^;)
エリ(榮倉奈々)のくだらない質問にも、数式で説明して答えようとするんだもん。
そりゃ、盛り上がらないわ。
日直だった礼(長澤まさみ)は、その数式を勝手に消して「みんなが知りたかったのはこんな事じゃない。これじゃ生徒との距離が縮まらない。」ときっぱり言い切った。

そんな多田が生徒たちに受け入れられるようになったのは、健(山下智久)が見つけた座席表がきっかけだった。
多田が書いた生徒の似顔絵と、その生徒の特徴や性格を書き記した座席表。
それを礼に見せたことがきっかけで、過去の運命だと多田は生徒たちに受け入れられていく。
阻止するためには・・・座席表を隠すしかない!

で、実習最後の日、クラスのみんなは多田に花束を渡す事すら「NO」な状態。
そんな時、健は多田から「伝えたい事があったのに、何もできなかった。」と悔やむ気持ちを聞かされるわけよ。
健はタイムスリップして、過去のやり直したい出来事をやり直している。
だから、多田に「自分みたいに後悔しないように、卒業までの学生生活を送ってほしい」と言われたら、後々後悔しそうなことはできないもんね〜。
席がえで礼の隣りの席を狙うのも、多田が書いた座席表を隠すのも、未来で絶対後悔しそうなことだもん!

授業中にもう一度多田に花を送ろうと用紙を回す健。
その用紙というのが、例の座席表の裏を使ってあるんだわ。
みんなが「YES」に一票入れていくのが、出来すぎだけど良かったわ。(笑)
そして、記念の花束を渡すのが礼の役目・・・。
そっか〜、そうやってじりじりとくっついていくわけね。

礼が健のことをケンゾーという理由がわかった。
小学校の頃、転校してきたばかりの礼が消しゴムがなくて困ってた。
そこに健が自分の消しゴムを割って渡したんだけど、消しゴムのふちに「岩瀬健三年○組」と書かれていて、ちぎり加減で「岩瀬健三」の文字が書かれた部分が礼に渡ったってわけよ。
それでケンゾーね〜。
誰もそう呼ばないのに、たった一人の人が自分を特別な呼び方で呼ぶのって何気に嬉しかったりして・・・。

次は卒業式ですか?
あっという間に高校生活終了なのね。
健は後悔無くやり直せたかな?

4
「第2ボタンで結婚できますか」
脚本:金子茂樹
演出:加藤裕将

ボタンの話にかけて、ボタンエビのお寿司が今回の妖精さん(三上博史)のご希望でしたか・・・。(笑)

高校の卒業式、好きな男子の第2ボタンが欲しいなんて「あった、あった」と懐かしく感じてしまったわ。
中学の時の健(山下智久)の第2ボタンは礼(長澤まさみ)がもらってたのか〜。
で、高校の第2ボタンも「慈悲の心で」もらってあげようなんて言ってたのに、すでに2年の未沙(星井七瀬)にもらわれた後。
タイムスリップして何とか第2ボタンを礼に渡したかったのに、早々に未沙にもらわれちゃって・・・一緒じゃん!(^▽^;)
ツル(濱田岳)命名「Do get there(土下座)」作戦で取り返そうとしたものの、何と未沙が1時間で何個第2ボタンを集められるか賭けてたと聞いて、怒ったツルが「男の純情、踏みにじんなー!」とせっかく返してもらった第2ボタンを窓から ・⌒ヾ(*´_`)ポイ。
まぁ、取り戻したところで、一度は他の誰かの手に渡った第2ボタンなんてね〜。(´ヘ`;)

卒業式も終わったんだけど、何となくやり残したことがあるという感覚はわかる気がするなぁ。
健が最後にやり残したことはホームランを打つこと。
で、今回はそのホームランを見事に決めて、そこで「全員整列」の掛け声でわらわらと出てくる野球部員たち。(どこに隠れてたんだ?)
ここからがめちゃめちゃ良かったー!
マネージャーの卒業式。
メガホンに紙で作った花を詰めた花束も可愛かったし、健が白紙の卒業証書を手に読み上げたマネージャーへのメッセージも感動的だった。
「学生服より礼が手入れしてくれたユニフォームが学生生活の証。」
この言葉で先は読めちゃうんだけど、それでも(TωT)ウルウルしちゃったよ〜。
白紙だと思ってた卒業証書の裏には、部員たちからのメッセージがぎっしり書いてあるし・・・。
いやぁ、こういう部のマネージャーやれたなんて一生の思い出だよね。
礼に健のユニフォームの第2ボタンが渡ったところなんて、きゅん♪としちゃったもん。
学生服よりそっちがいいに決まってんじゃん!
記念撮影しようとして、横にいる礼に「礼のことが、す・・・」と言いかけたところでシャッターが切られ、今回のタイムスリップ終了!

妖精さんの「フリでさんざん盛り上がったのに、オチも聞けなかった漫才みたいだったな!」って一言には笑っちゃったよ。

次は大学時代に突入。
だんだん時間がなくなる感じがして焦っちゃうね。
でも、過去の写真の中の礼が、どんどん笑顔になっていくのって何だか素敵だわ。

5
「明日やろうは
馬鹿野郎ですか」
脚本:金子茂樹
演出:加藤裕将

今回はファーストキスの思い出へタイムスリップ!
礼(長澤まさみ)にふざけてチューしようとしてビンタされた後の写真。
ちゃんとキスしたくてタイムスリップしたのに、過去に戻った途端にツル(濱田岳)とチューしてる健(山下智久)。 (;´Д`)ゲロゲロ
台無しだよ!(爆)

高校生から大学生になったみんな。
礼のじいちゃん・太志(夏八木勲)が広島から出てきて、健の服を着て大学にまで登場!
いやぁ、夏八木さん若いわ!
あの服を着て、それなりに見れちゃうんだもんなぁ。
あたしゃ映画・眉山でシブい夏八木さんを観て来たばかりだったんで、今度はテンションの高いじいちゃんでギャップにビックリでしたわよ。(^▽^;)

大工のじいちゃんと多田(藤木直人)が建築の話でいつの間にか意気投合!
「明日やろうは馬鹿野郎だ!」が口癖のじいちゃん。
孫に会いたかったらやって来て、大学に行ってみたかったら行ってみて、「愛してる」と言いたいから言うようなおじいちゃん。
そんなじいちゃんに触れて、健も「明日やろうは馬鹿野郎だ」って気付くわけですよ〜。

じいちゃんが礼と撮ったプリクラ(証明写真だけど(^▽^;))を渡す前に一人で帰っちゃって、礼は正月に帰った時に渡すからいいと言うんだけど、未来から来た健にはもうじいちゃんと礼が会うことはないというのを知ってるわけ。
この年の暮れにじいちゃんは亡くなるんですよ。
礼に後悔させたくない健。
それは自分がたくさん後悔してるからなんだよね。
「会いたいと思ったら会いに行け!美味しいと思ったら伝えてやれよ!俺みたいに後悔すんぞ!」と、じいちゃんを追いかけた健と礼。
幼い頃に呼んでいた「じいじ」という呼び方でじいちゃんを呼び止めプリクラを渡した礼。
健に促されて「玉子焼き、美味しかったよ。」の一言。
何だか(TωT)ウルウルしちゃいました。
後悔があるのも人生かもしれないけど、ほんのちょっと変えられたらきっと今がもっと幸せになる・・・そんな気がしちゃったなぁ。

じいちゃんの「愛してるぞー!ばあさんの次にな・・・。」の一言も良かった。
これで礼も後悔はないだろうし、じいちゃんも孫との幸せな思い出が最後に残ったわけだし・・・。
プリクラと一緒に礼が渡した家の図面も良かったです。
多田さんが言ってた、家の図面は大工さんへのラブレターって言葉が、ここで活きて来ましたね。
じいちゃんは孫から素敵なラブレターをもらって、ツーショットのプリクラも手にする事が出来て幸せだったんだろうなぁ。

さて、問題のファーストキス。
実は礼とは小学校の運動会の二人三脚で転んだ時にキスしちゃってたそうな・・・。
でも、それを覚えてない健は、自分だけ覚えてないのは不公平だと、ちゃんと気持ちを込めたキスをしたんです♪
あ〜、きゅんきゅんするぅ♪
このキスシーン、何だか良かったわ♪
過去にはふざけてキスしようとしてビンタされた健、結局、気持ちを込めたキスでもビンタはされたけど(しかも二発も)、礼は嬉しそうだったよね。

あ〜ん、何だかいいわ〜♪
妖精さん(三上博史)も言ってたけど、タイムスリップする前より確実に礼の中で健の存在が大きくなってる気はします。
でも、私はやっぱり現在の状況は変わらない気がする。
後悔なく礼を多田さんに託すことができる・・・そんな風に健の気持ちが変わっていくのがいいんじゃないかな?

6
「10代最終日
何を卒業しますか」
脚本:金子茂樹
演出:成田岳

今回を見て、やはり現代の健(山下智久)と礼(長澤まさみ)の関係は変わらないんだろうな・・・って気がした。

妖精さん(三上博史)、二度目のハンバーグで「ハレルヤ・チャンス!」・・・礼の10代最後の日へ・・・。
礼はこの日、多田(藤木直人)の薦めでコンペへ作品を提出するため研究室に。
そして健は礼の20歳の誕生日にプレゼントを渡そうと日払いのバイトをするんだけど、風邪を引いて家で寝ていた。

礼、ずっと健の事が好きだったのね。
中3の時から渡せずにいる健への告白の手紙。
10代をこんな気持ちのまま終わったら、20代だって何も変わらない。
そう思った礼はコンペの作品提出よりも、健のところへ行く事を選んだのよ。
風邪薬を持って行ったのに、健はいなくて・・・。
っつーか、鍵かけずに出て行ってんのかよ!>健
うーん、なかなか無用心。(^▽^;)

その頃、健は礼が作品を郵送するために現れるはずの郵便局の前で待ってたのよ。
あ〜ぁ、完璧なすれ違い。
過去を変えようとやって来たのに、過去を違う行動をとっても、結局は礼に気持ちを伝えられない。
こういうのが運命ってもんなのかもしれないなぁ・・・と、しみじみ感じてしまったわ。

諦めて健が家に戻ると、礼が来た形跡が・・・。
急いで研究室に駆けつけたのに、そこまでして健が出来た事は礼と多田の記念撮影にガラス越しに写り込むことだけ・・・。
礼も健も、それぞれお互いの事が好きなのに、過去とは違う道をたどっても結ばれない。
お互いを思うあまりすれ違うってーのは、何ともせつないですね。

多田さんが礼にしてくれた雲をつかまえる話は、私もじ〜んとしちゃったよ。
雲をつかまえたくて親にせがんで富士山に登ったけど、雲をつかまえることはできなかった。
中3の時から大事に持っていた手紙を10代最後の日に勇気を出して渡そうとしても、結局健に会うことすら出来なかった礼。
あのタイミングで聞くつかまえられなかった雲の話は心にしみたと思うなぁ。
このあたりから、礼の多田への見方が変わっていったんだろうか?

次の写真は多田が礼に告白をした日だとか・・・。
いよいよ、そこまで来ましたか・・・。

7
「恋と花火はいつ散りますか?」
脚本:金子茂樹
演出:加藤裕将

妖精さん(三上博史)、今回はゆで卵をいただいてました。
あのぉ・・・これって披露宴会場ですよね?
披露宴会場のお食事に殻つきのゆで卵があるって、どういう会場なんでしょうか?(^▽^;)
ハンバーグ、エビフライ、ゆで卵・・・どうも金はかかってないらしい。(^^ゞ

大学3年の夏休みにタイムスリップした健(山下智久)。
多田さん(藤木直人)が礼(長澤まさみ)に告白する事はわかっている。
自分の殻を破り、多田より先に気持ちを伝えなければと焦る健。
水風船で遊んでいた時に、「空き缶に一発で当たったら俺と付き合うの決定な!」と礼に言い見事に当てたのに、礼ったら「そういうミラクルは本当の告白の時にとっとかなきゃダメでしょ!」だってさ。( ・ω・)ノ――――――――――――――@ ショボボボボーーーン
やっぱ、何かすれ違ってるよ。
お互いの事を好きな二人なのに、一人が押せば一人が引くし、会ってもいい時に会えないし・・・。

研究室に花火を取りに行く礼を健が追いかけようとした時、エリ(榮倉奈々)が元カレに電話で呼び出されて、何となくそのままに・・・。
で、もう一度礼が花火を取りにいく。
このままだと、多田さんが礼に告白をしてしまうのはわかってるのに、健はツル(濱田岳)のために「エリを追いかけなきゃ後悔する」と言うわけよ。
自分を重ねちゃったのもあるだろうし、親友としてツルに幸せになってもらいたい気持ちもあっただろうし、気持ちはわかるけど自分の方を急がなきゃ!(^▽^;)

でもね、健が一言ツルに行ってあげたおかげでエリを引き止めることが出来たのは良かったなぁ。
「俺の憧れなんだから、都合のいい女になるんじゃねーよ!もう行くな!」ってツルかっこよかったし〜ぃ♪

多田さんが礼に告白する一歩手前で間に合った健。
未来の事をわかってるというのも、こういう時複雑だよね。
自分が多田さんの邪魔をした事、本人が一番よくわかってるんだもん!
やっぱ、その時の多田さんの表情とか気にして見ちゃうだろうし、見ればまた気になるし・・・。

多田さんが告白するチャンスを一度はつぶしたものの、健は告白するタイミングやシチュエーションにこだわるあまり、最終的に自分のチャンスまで逃してしまったね。
王様ゲームをやった事がないという多田さんがゲームに参加、そして見事王様を引き当てた。
しかしゲームの趣旨がわかっていない多田さんは、「王様は吉田礼さんの事が好きです!」とありえないタイミングで告白!(笑)
いやぁ、これが何だか多田さんらしくて笑っちゃったなぁ。
しかも「ライクじゃなくてラブの方です。」って、真顔で言ってるところも可笑しかったわ。

現代でツルとエリが付き合ってるって事は、過去が変われば未来を変えることができるって証明されたことになるんだよね。
なのに、これだけタイムスリップしても自分と礼の今の状況を変えられない健。
さすがに妖精さんもイラついてたよね。(^▽^;)
「小さなタイミングにこだわってるから大きな幸せを逃すんだ!」
もうタイムスリップは諦めると宣言した健。
しかし現在の幹雄(平岡祐太)にタイムスリップしていたことがバレてた。
「この後、戻ってこなかったんだよな。また、戻ってくれば力貸してやれたのにな。」と言われたら、やっぱタイムスリップしちゃうしかないかも・・・。
これまた、ちょっと思いつかなかった展開になってきたのかも・・・。
最終回までまだ間があるし(笑)、まだまだ健にはあがいてほしいものですわ。

8
「年越しに流す涙は
本物ですか」
脚本:金子茂樹
演出:成田岳

妖精さん(三上博史)、健(山下智久)が幹雄(平岡祐太)に「妙なおっさん」と自分のことを説明しているのを聞いてカチンときてます?(笑)
多田(藤木直人)と礼(長澤まさみ)は付き合ってる、忘れる努力をするのが懸命だ・・・と健にアドバイスする妖精さんは、今回キャビアとビールという披露宴らしいメニューでハレルヤチャンス!を与えてくださいました。

2004年の大晦日にタイムスリップした健は、幹雄の協力を得ようとするんだけど、この時点での幹雄にはすんなり受け入れられる事じゃないんだよね。
でも、何とか協力してもらい礼と二人きりの時間を持てた。
だけど、だけど・・・礼の口から出た言葉は「多田先生と付き合う事に決めた。」という決定事項! Σ(゚Д゚)ガーン
しかも「実はケンゾーのこと好きだったんだ。」という今更聞いても嬉しくもないオマケつき。
「こんな幼なじみだけど、これからもよろしくお願いします。」って言われた健の気持ちを思うと、せつなくなっちゃうよ〜。

健の部屋での年越し、ラブラブな多田と礼を目の当たりにして健は妖精さんが言ったように忘れる努力をしようと思ったのね。
初日の出を見に行こうという誘いを一人断り、いつも一緒にいた仲間から離れていく健。
だけど、道行く人が持っていた「Don't Knock NY」のかばんを見て、みんなで「宝くじが3億当たったらどうする?」と話してた事を思い出しちゃうのよ。
エリ(榮倉奈々)が雑誌に載ってる商品を全部買い占めたいと言って見せた紙面にあった「DKNY」 の文字を、「Don't Knock NY」と読んで笑われた健。
で、礼が3億当たったら「Don't Knock NY」のかばんがほしいと大笑いしてたのよね。
忘れようと思って礼から離れたくせに、礼のことばかり考えてる健。
で、ゲームの景品でもらえるとわかれば、かばんがもらえるまでお金をつぎ込んでるし・・・。
よかったね・・・今日はお財布にお金たんまりあったんだ。(笑)

一方で健のいない寂しさを噛みしめる礼たち。
ここで多田さんが語った内容は、なかなか良かったわ。
無駄とか面倒の一言で片付けられる事はいっぱいあるけど、記憶や思い出はそういうところで生まれるんだと・・・。
たまに年上なんだな・・・って事を言われると、心にずしーんときちゃうんだよ・・・多田さん。
で、みんなは健のところへ戻る事にするわけだ。

ゲームでやっと「Don't Knock NY」のかばんを手に入れることができたのに、自分が礼を忘れられないとわかって涙する健がせつなかった。
そんなに都合よく忘れられるのなら、もはやそれは恋ではなかったんだと思うし、苦しい想いがあるからこそ恋なのでしょう。

部屋に帰ってきた時、そこに礼や仲間たちがいたというのは嬉しかっただろうなぁ。
礼のことだけでなく、いつもバカやってる仲間たちとの思い出は忘れられないものだろうしね。
28200円もつっこんだ「Don't Knock NY」のかばんを礼にプレゼントした健。
誰も、健がどんな想いでこのかばんを手に入れたのかなんて気付いてないけど、これは健だけが胸にしまっておけばいいことかもしれないね。
トイレに隠れていた多田さんの「驚かせるつもりはなかったんです」って一言に爆笑!
じゃあ、何でそんなところに隠れてたのよ!!(爆)

礼への想いは忘れようとしても忘れられるものではない。
健は忘れるんじゃなくて、自分の中で線を引くことを選んだのかもしれないですね。

妖精さん曰く、スライドショーも次が最後の一枚、多田さんのプロポーズを礼が受けた日らしい。
写真の中にうっすら健の姿が映ってたなぁ。
どういう状況で写り込んでいたんだろうか?

9
「最後の一瞬に
何を賭けますか」
脚本:金子茂樹
演出:初山恭洋

スライドショーの最後の一枚、礼(長澤まさみ)が多田さん(藤木直人)のプロポーズを受けた日の写真に写りこんでいた健(山下智久)。
妖精さん(三上博史)には「お前にチャンスを与えた事を後悔させないでくれ!」と言われ、最後のメニューは豪勢に・・・とチキンの丸焼きでハレルヤチャンス!

入社したての頃にタイムスリップした健は、多田がプロポーズする前に礼に会いに行きたいんだけど、営業のノルマを達成するまで行くことが出来ない。
で、頑張って営業している間に多田さんのプロポーズは終わっちゃってたのね。(^▽^;)
礼の返事はまだだったけど・・・。

「プロポーズを受けようと思う」という礼に「やめろよ!」と健。
うーん、男らしさ爆発じゃないですかーーー!
「知らないことはたくさんあるけど、大切なのはその人とこれから向き合いたいと思えるかという事」と話す礼に、「そんなんで結婚って・・・バカだろ?」と健。
その台詞で失敗したくせに、やり直しても同じことしかいえないって・・・もう健のバカ!!

「こんなにずっと一緒にいるのに、ケンゾーは何もわかってない!」と歩き出す礼を後ろから抱きしめ、「行かないでほしい!俺と結婚しろよ!」とこれまた男らしくはあったんだけど、これも礼に「本当に何もわかってないよ!」と言わせただけ。
結果は変わりませんでしたね。

でも、健が初任給はたいて指輪を買っていたのには泣けてしまったなぁ。
礼の指にはまらないとイヤだからと一番大きいサイズを頼んだ・・・その指輪は健の指にもブカブカだったというのが何だかせつなくてね〜。
どうして、こうなんですかね?
結局、指輪は「Don't Knock NY」の看板の突起にはめて立ち去った健。
ひえ〜、そんなに高いものじゃなかったかもしれないけど、そこに置きざりにするのはあまりにもったいない!(主婦感覚)
確かに行き場のない指輪だし、そんな指の太い女性とこれから巡り会う可能性も低いでしょうが、看板にあげちゃうんですか?
えーーー!

礼は多田さんのプロポーズを受けました。
ってことは、もう終了?と思ったら、幹雄(平岡祐太)がスライドショーの写真を一枚追加してましたわよ!
そんなワザ、ありか?(爆)
っつーか、今更タイムスリップしてどうにかなるものでもなさそうなんだけどなぁ。(^▽^;)

10
「ラスト・ハレルヤチャンス」
脚本:金子茂樹
演出:成田岳

うーん、ラス前なのに完璧に間延びしちゃった感じだったなぁ。

「やり残した事がないなら探せ!奇跡の扉を開ける鍵は、お前の心の中にしかないんだよ!」と妖精さん(三上博史)に言われ、ラスト・ハレルヤチャンス!
そうそう、今回の妖精さんの食べたものは、バーガーショーグンのハンバーガー。
「マズイ」と我慢できずに言っちゃった妖精さんがツボでした。(笑)

タイムスリップしたのは結婚を控えた礼(長澤まさみ)のドレス選びに付き合ってるところ。
そして、新居で使うであろう電化製品の品定め。
幸せそうな礼の笑顔を見ている健(山下智久)がせつないんだよなぁ。

でもね、今回私が一番イイ!と思ったのは、エリ(榮倉奈々)にチューされた後のツル(濱田岳)の表情だったの。
まさかエリにチューされると思ってなくて、突然の出来事にビックリしちゃって、嬉しくてたまらないんだけど周りに人がいっぱいいるから平静を保とうとしてるツルの顔が何とも可愛くてね〜。
よかったね・・・ツル!と、それはもう親戚のおばちゃんみたいな心持でございましたわよ。(笑)

礼たちには内緒で、礼の家族から結婚式用のビデオメッセージを撮りに行った健たち。
ここでの礼の父・貴礼(森本レオ)のメッセージにはちょっと(TωT)ウルウルしちゃいました。
多田さん(藤木直人)に嫉妬していたかもしれないという正直な父親の気持ち、そしてそう語った後の「どうか娘を幸せにしてやって下さい。」という言葉にぐっと来ちゃったよ。
一瞬映った母・礼奈(宮崎美子)の涙を拭うところも良かったし・・・。

多田さんと礼の会話は、まさにこのドラマのメッセージなんじゃないかな?って感じだった。
「過去があったからこそ今がある。」「これから先の方がずっと大切。」
こう聞かされると、やっぱ健と礼は結ばれないような気がする。
いつかこの結婚が過去としてとらえられた時、健にはずっと大切な「今」が感じられるようになっているんじゃないかな?と・・・。

幼い頃、礼に怪我をさせた・・・その責任を取ると言った健に、「よろしくお願いします」と嬉しそうに言った礼。
あの約束を守らなきゃ・・・とばかりに、多田さんの新人賞の授賞式から礼を連れ出した健。
もう「ケンゾー」とは呼ばなくなった礼が、予告では「ケンゾー」って呼んでたよね?
最終回でもう一度ぐっと来させてほしいなぁ。

ショーグンの店長(菊池健一郎)がお店のインテリアにと買ってきたのが、DKNYの看板・・・しかも礼に渡せなかった指輪付だよ!
えーーー、それはミラクルだろう?(笑)

11
「涙の告白は
奇跡を呼びますか」
脚本:金子茂樹
演出:成田岳

えーーーーー!
多田さん(藤木直人)はどうなっちゃったのーーー!が、最終回を見た私の感想でございます。<(_ _)>

礼(長澤まさみ)を連れ出した健(山下智久)が向かったのは小学校。
転校してきた時に初めて座った席、「この席じゃなかったらぜんぜん違う今があったかもしれないね。」と言う礼。
そんな礼に「人生やり直したい事とかないの?」と健が聞くと、「健と幼なじみだった事で辛かったこともあったけど、それがなかったら今の私が笑ってないと思うと後悔することなんてひとつもない」と言い切る礼。
過去をすべて受け入れている潔さに、健は勝負するのは今じゃないと思うわけです。

で、再度戻ったのが結婚式のスライドショーの前。
妖精さん(三上博史)も見納めかと思うと、その登場に拍手しちゃったぐらいです。
「大事なのは過去を嘆く今ではなく、今を変えようとする未来への意思だ!」と、健を勇気付けてくれちゃって・・・。
ほんと、妖精さんにはお世話になりましたわ。(笑)
「求めよ、さらば与えられん!尋ねよ、さらば見出さん!扉を叩け、さらば開かれん!さぁ、胸を張って行け!」
うーん、妖精さんの言葉にも重みを感じちゃうよ。

スピーチに向かった健は、素直に礼を好きだったことを話すんだよね。
あたくし、式に出席してる人の気持ちになって、一人焦っちゃったわよ。(゚ー゚;Aアセアセ
っつーか、「多田さんには申し訳ないけど、礼が断ってくれればいいと思った」なんて言われたら会場どん引きでしょ?(^▽^;)
一応、「幸せにならなかったら、マジで許さないからな!」と祝福したような締めくくりではあったけど、それで去っていかれたらやっぱ会場冷え切っちゃうわけで・・・。(^▽^;)

スライドショーを見て、礼の中に変化が現れるんだよね。
いつも健が側にいた事をあらためて噛みしめる、そして、さっきの健のスピーチ。
そんな礼の様子を見た多田さんは、お色直しに向かう時に「賭けをしよう」と言う訳です。
手の中にボタンがあれば悩んでいる事をはっきりさせてくる、ボタンがなければ諦める。
そして、礼が選んだ手の中にはボタンが・・・。
っつーか、両手にボタンはあったんだよね。
ここで行かせてやる多田さんの優しさが良かったなぁ。
でもね、こんな多田さんだからこそ、私ははっきりさせて礼に戻って来てほしかったんだよね。

礼が追いかけた時、健はタクシーに乗って出て行ったところ。
「ケンゾー!」と久しぶりに呼んだのに、健は気付いてくれなかった。
結局、この二人はすれ違う運命なのか?と思ったら、妖精さん登場!
お!礼の前に現れるとは・・・。
これは、ここから礼のタイムスリップを匂わせて終わりにするのか?とか想像したんだけど、もうタイムスリップはしないらしい。(笑)
奇跡の扉を開いたのは健ではなく礼だったってわけですね。
エリ(榮倉奈々)が見つけたDKNYの看板にあった指輪には、「REI×KENZO」と彫ってあって、その指輪をエリから受け取った礼も健の想いには気付いていたはず。
でも、結婚式だって決まってるし、今更どうにも出来ないと思っていた。
そのどうにも出来ない事をどうにかするには、奇跡の扉を自分で開くしかないんだよね。

奇跡の扉の向こうには、ガス欠になったタクシーを押すケンゾーがいたらしい。(笑)
最後は「ケンゾー」と呼ばれて振り返った健の笑顔!
あの終わり方だと二人は奇跡を起こして結ばれたんだと想いたい。
そうなると、多田さんが・・・。(涙)
もしかすると、今頃妖精さんが多田さんの前に現れてたりしてね。(爆)

 

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO