LIAR GAME

原作:甲斐谷忍 「LIAR GAME 1 (1)」「LIAR GAME 2 (2)」「LIAR GAME 3 (3)
P:志牟田徹
主題歌:
TVサントラ:「LIAR GAME サウンドトラック

T
脚本:古家和尚
演出:松山博昭

結構面白かった!
登場人物少ないし、話は全くややこしいところがない。
1億円が送りつけられ、手紙に書かれた「ゲームに参加する場合のみ開封してください」の文章を見逃したばかりに、自動的に参加することになってしまった大学生・直(戸田恵梨香)。
対戦相手から持ち金を奪うゲームで、期限は30日。
最後に持ち金の多かった方が勝ち・・と、いたってシンプルなゲームながら、勝てば最大1億円の儲け、負ければ最大1億円を返済しなくてはならないという厳しいルール。

直の1回戦の相手は、なんと中学の時の藤沢先生(北村総一朗)。
知人、しかも先生だった人が相手という事で気を許し、藤沢の「ライアーゲームは詐欺」という言葉を鵜呑みにし、簡単に自分の1億円を預けてしまった直。
ところが帰宅すると今現在直が1億円の負けだという経過報告のカードが・・・。
いやぁ、これは焦りますなぁ。(^▽^;)
藤沢に借金がある様子もわかり、騙されていた事にやっと気付く直。
で、警察に行くと「詐欺の事は詐欺師に聞け」なんて、信じられないアドバイスをもらうんですわ。(笑)
ありえないけど、それはホレ・・・漫画だったりドラマだったりするわけで、笑ってスルーよね。(笑)

ここで登場するのが出所したばかりの天才詐欺師・秋山(松田翔太)。
最初は直の話なんて聞く気がなかったみたいだけど、そこはホレ・・・仲間になってくれるわけで・・・。(笑)
藤沢に金を取り返すと宣言し、24時間監視する事で精神的に追い詰め、ただただ相手の行動を観察する。
銀行の貸金庫にお金を入れたはずの藤沢が家から一歩も出ないのは、家にお金を隠しているからだと読んだ秋山。
火事だと思わせて押入れの中にある金庫にお金があることまではつきとめたものの、さてここからどうやって金庫の中の2億を手に入れるんでしょうか。

45分という短いドラマで、登場人物も少なく、話もシンプルでわかりやすい。
土曜日の23時台という時間帯でも眠くならずに見られて良かったわ。
あとはこのゲームがどんな風に進んでいくのか、そこが楽しみですね。

U
脚本:古家和尚
演出:松山博昭

秋山(松田翔太)の余裕の態度に焦りを隠せなくなる藤沢(北村総一朗)。
ゲーム終了直後に藤沢家に現れたマネー回収人ってーのが怪しいと思ったよ!
ゲーム終了が5時だというのに、全く焦ってない秋山を見ても、終了時間自体怪しいんじゃないかと思ったし・・・。
思った通りだったか・・・。
ゲーム終了時刻は本当は6時、マネー回収人は秋山が用意した偽者。
秋山と直(戸田恵梨香)の監視で金庫に張り付いてしまった藤沢は、郵便物のチェックを怠るようになっていた。
その隙をついて、秋山が事務局からのゲーム終了予告の手紙を抜き取り、終了時刻を1時間早めた偽の手紙を入れておいたってわけか。
さすが詐欺師!
最後の最後にまんまと騙されたのは藤沢だったんだね〜。
でも、直も何も知らずにいたわけだから、彼女も秋山に騙されたようなもんか・・・。

賞金1億円は秋山と半分こ。
でも、お人よしの直は自分の取り分の5千万をそっくりそのまま藤沢に渡してしまう。
それを知った秋山も自分の取り分は直の半分だから、直が1円も受け取らないなら自分も受け取れないと藤沢に渡せと直に差し出す。
この二人、全くお金に執着はないのね〜。
あんな大金を手にしたら、人生変わっちゃいそうだから、なかったことにするのが一番かもしれないけどね。(^▽^;)

ゲームが終わったと思ったら大間違い!
二回戦のご案内だとさ・・・。( ´ー`)フゥー...
棄権するには1回戦の賞金の半額を返還する事、参加か棄権かの連絡をしない場合は1億払ってもらうという勝手な事務局。
そりゃ、参加するしか道はないっしょ?
一緒に断ってくれるという警官(渡辺いっけい)の言葉を信じて、彼の車で事務局へ向かった直。
しかし、この警官は直を二回戦の会場に送り届けるための人材でしかなかった。
そして、いつの間にかこんなところにも現れた秋山!(笑)
配られたネームプレートに埋め込まれたピンクダイヤ(1億円相当)を取り合う負け抜けゲーム!
賞金は自分のネームプレート代1億を返還しても、総額で21億円!
そして負ければ1億円回収。
多数決の逆の少数決って、どんな雰囲気なんだろう?
勝つためには人と同じ意見は絶対ダメってことよね?
どんどん金額が大きくなるようで、最終回あたりはどんな事になるのかと思うと恐ろしい。(^▽^;)
でも、なかなかドラマとしては面白いです。

V
脚本:古家和尚
演出:大木綾子

なるほど・・・秋山(松田翔太)は直(戸田恵梨香)を心配して駆けつけた時に、棄権するつもりで持ってきた1億円を騙し取られたタカダミチコ(田口寛子)に出会い、彼女の代理でライアーゲームに参加したって事なのね。
代理もアリなんだ・・・。(笑)

少数決のリハーサル問題、「あなたは女ですか?」。
当たり前に考えれば、女性の参加者の方が少ないから女性の勝ちになっちゃうんだけど、そこは「少数決」!
まともに答える必要なんて全くないわけよ!
裏をかいて男性が「YES」と投票しても、それはOKだし、それで少数派に入れれば勝ち残れるってシステムなのよね。
しかも、投票までに6時間という猶予があるだけに、余計に悩んじゃう。
誰がどっちに投票するかを読んで、どちらに入れれば勝てるかを見極めるって神経磨り減っちゃうわ。(^▽^;)

で、秋山が考えた必勝法は8人のチームで臨む4000万稼いで確実にゲームを抜け出す方法。
だけど、そこにはタカダミチコから1億奪った「X」の存在が懸念材料としてあるわけで・・・。
2回戦の最初の出題で秋山も直も、そして「X」ではないかと睨んでいるイシダリエ(岩佐真悠子)も勝ち残った。
喜ぶ直に秋山は「最悪のシナリオで動いている可能性がある」と珍しく心配そうな顔。

うーん、1回戦のように1対1の勝負ではない分、ちょっと複雑になってきちゃったなぁ。
本当に1億奪ったのはリエなんだろうか?
そこが問題よね〜。(^▽^;)

W
脚本:古家和尚
演出:大木綾子

「SかMかといえばSである」という質問を受け、秋山(松田翔太)に「SとMって何ですか?」と聞く直(戸田恵梨香)が可愛い。(笑)
普通なら、「何、かわいこぶってんだよ!」と言いたくなるところだけど、直ならアリかも・・・と思わせるキャラだもんなぁ。
秋山が「オフェンスとディフェンスみたいなもんだ!攻めと守り!」と答えたのは、なかなかいい例えだったのではないでしょうか?(笑)

直は「YES」に投票するはずだったのに、「NO」の秋山と入れ替わる約束をした。
結果、秋山の言う最悪のシナリオなのか4対6に分かれ、多数側だった直は負けて会場を去る事に。
あとは秋山頼みなんだけど、不思議と秋山が負けるなんて事はこれっぽっちも想像しないから、ゆったりした気持ちで見ていられるのよ〜。(^_^)

最後の四人に残ったのは秋山、ツカハラ(鈴木浩介)、エトウ(和田聰宏)、そして1億奪ったXではないかと疑われているリエ(岩佐真悠子)。
質問に対する投票では、秋山が「NO」、ツカハラが「YES」に分かれる作戦で、エトウとリエが「NO」に投票。
ここでツカハラが勝利を確信し、本当はフクナガという名前でツカハラの代理参加であること、自分がXであること、21億すべて独り占めにするために8人のチームを3つ作り、そのすべてに自分が属せば、必ず少数派に残れる作戦だった事を暴露!
でもさ、そうやって自分が裏切ってるんだから、最後の最後まで気を抜いちゃダメだよね〜。(゚ー゚;Aアセアセ
秋山が投票用紙をあえて小さくたたんで最後に開かせるように仕向けた意味を、もっとよく考えなきゃ!
すべて見抜いていた秋山が「YES」に投票してて、2対2でこのゲームは無効。

ゲーム再開、質問者は秋山。
「人生で一番大切なのは金だ」という質問をしたかと思うと、6時間待たなくてもいいと「NO」に投票した秋山。
「YES」を少数派にするためには、必ず誰かが犠牲にならなくてはならないが、きっと他の3人は誰も犠牲になったりはできないというのが秋山の読み。
さて、これにどう投票するのか?
頭のいるゲームですなぁ。(^▽^;)

X
脚本:古家和尚
演出:松山博昭

秋山(松田翔太)が先に投票を済ませちゃってどうやって勝つのかと思ったら、なるほどリエ(岩佐真悠子)と組んでたとはね〜。
エトウ(和田聰宏)はフクナガ(鈴木浩介)と組もうと持ちかけるんだけど、負けないが勝ちもないというエトウの作戦に乗り気ではない。
そこにリエが現れて3人で組もうと言い出すわけよ。
でも、3人で組むには条件があって、その条件だとフクナガは125万しかもらえないわけ。
このあたりは公式サイトで読んだ方がわかりやすいわね。(笑)
当然ブーたれるフクナガ・・・、投票の期限が迫り、とりあえず今回は引き分けに持ち込もうという話になり、エトウとフクナガがYES、リエがNOに入れるって事で、リエが3人分の票を入れるわけ。
ところが実際はリエはYESに投票していた。
秋山の一人勝ち・・・これが最初から仕組まれた事だったとは驚きだよ。

しかもゲーム以外でのマネーの奪い合いは無効って事で、フクナガが奪った1億円も返金しろだってさ!
そんなの、今頃言われてもね〜。(゚ー゚;Aアセアセ

ゲームには勝ったものの、自分のチームとリエのチームに約束の金を払うと3回戦を棄権できる金額は残らず、秋山は3回戦に参加するしかなくなってしまった。
まあ、秋山だから勝ち続けていけるんじゃないの?と思っちゃうんだけど、この先どんなゲームなのかと思うと恐ろしいよね。

そんな中、直(戸田恵梨香)の前に現れた谷村(渡辺いっけい)が秋山の過去を話して聞かせるわけよ。
心理学を専攻する普通の大学生だったのに、母親がマルチ商法に引っかかり、莫大な違約金を抱え保険金で支払うために自殺。
・・・って、自殺で保険金って出るんだっけ?(^▽^;)
それで秋山は詐欺師になり、母を騙したマルチ商法の会社を騙し返し潰した。
直が秋山を巻き込んだのに、助けなくていいのか?・・・と、ライアーゲームの敗者復活戦のエントリーを勧める谷村。
おいおいおい・・・こんなゲームに敗者復活戦があるのかよ!
でも1億の借金とか抱えちゃった人にしてみれば、取り戻すチャンスかもしれないもんなぁ。
そうなると、ある意味、敗者復活戦の方が激しいのかもしれない。
9人の参加者の中にはフクナガやエトウの顔も・・・。
あぁ、またこいつらが一緒なんて・・・。

それにしても、エトウ役の和田君。
「東京湾景」の時より、雰囲気が良くなりましたね〜。
あたしゃ、あの作品で彼は終わっていくんじゃないかと心配してたんですが、頑張ってくれてるようで良かったです。

Y
脚本:古家和尚
演出:松山博昭

秋山(松田翔太)がゲームをおりるために必要なお金を手に入れるため、直(戸田恵梨香)は敗者復活戦へ。
その敗者復活戦はリストラゲーム!
1時間ごと10回、3回戦へ進ませてあげたい自分以外の人の名前を書き、投票数が最下位だった一人が敗者となり、1億円の負債を背負う。
そんなゲームで最初は裏切り者のフクナガ(鈴木浩介)がリストラで決まりだろうと思われたんだけど、彼が仕掛けたアピールタイムで直には借金がない事が知れ渡ると、一気に直に冷たい視線が・・・。

そんなフクナガに勝ち残れる作戦として、お互いに投票しあう事を提案された直は、またバカ正直に言われたまま作戦にノッちゃうわけだ。(^▽^;)
そして・・・案の定裏切られると・・・。ノ(´д`*) 

自分に投票されるはずのフクナガの票がない!
投票数ゼロのまま、どんどん投票の回数だけは進んでいく。
フクナガに「約束は?」と訊ねる直、ところがフクナガは悪びれもせず「約束したよ!でも守るわけないじゃーーーん!」と高笑い!
うーん、あのフクナガを信用する直も直なんじゃないかと・・・。(^^ゞ

フクナガは自分が直を裏切るという策略を、他のメンバー一人当たり500万、Mチケットで売りつけていた。
エトウ(和田聰宏)は直をかわいそうだとは思いつつも、フクナガと交わした契約があって何もできない状態。
ここから直が巻き返す手段ってあるんですかね?
秋山が側にいてくれないと、直一人では何もできそうにないんだけど・・・。(´ヘ`;)

そういえば、谷村(渡辺いっけい)が秋山に「3年前の礼はさせてもらう」と言ってたのは何なんでしょう?
ってことは、谷村は秋山がつぶしたマルチの会社の関係者?
死んだマルチの代表はダミーだったとも言ってたよなぁ。
その件とこのライアーゲームにどんな関係があるのかも気になるわ。

Z
脚本:古家和尚
演出:佐々木詳太

四回目の投票も直(戸田恵梨香)の票はゼロ。
五回目も当然」0票。
直一人でライアーゲームに参加する時点で間違ってたね。(^▽^;)

ここでフクナガ(鈴木浩介)が直に逆転のチャンスをやると言い出した。
1対1のゲームをして直が勝てばフクナガの票を30票もらえる、しかし直が負ければフクナガにMチケットで3000万支払う。
カード2枚を使った単純なゲームだけど、あのフクナガが持ちかけた話を信用するバカがどこにいるのよーーー!・・・と思ったら、信用して受けちゃってるよ。>直
結果は当然、直の負けで3000万を失ってしまうわけ。
まぁ、何もしなければ票を得る事はできなかっただろうし、そのチャンスに賭けた気持ちはわからなくはないけどね〜。
あのフクナガじゃん!(何度も言ってる・・・)
信用できないってーーー!

泣き崩れた直の前に現れたのは、なんと秋山(松田翔太)。
事務局から連絡を受けてやってきたらしいけど、そういう連絡ってアリなんだろうか?(´ヘ`;)
秋山曰く、フクナガの持ちかけたゲームは確率50%に見えるけど、最初から直が不利なゲームだったそうな・・・。
ってゆーか、このゲーム、直が不利だって事は見ている私もわかったけどね。(笑)

「やられたらやり返せ!」
フクナガのイカサマを見抜いたことは伏せておいて、直はもう一度ゲームを持ちかける。
10票と5000万を賭けたゲーム。
カードに傷をつけるという単純なイカサマで、フクナガに勝った直はさらに水面下で動き始める。
オカノ(泉政行)に7000万で10票売ってほしいと取引を持ちかけ、他のプレイヤーには内緒にするという条件つきでMチケットを使った契約をする。
それでもフクナガからもらった10票とあわせて20票しかないじゃん!と思ったら、何とオカノ以外の他のプレイヤーとも同じ契約を交わしていて、一気に80票だよ!
ライアーゲームだから、騙そうが文句は言えないんだよね。

しかし、この敗者復活戦が「私物の持込可」だから、秋山は直の私物とみなされルール上の問題はないって、かなり強引な気がするんですがね。(^^ゞ
直、いい私物持ってて良かったね〜。
しかも、この私物、事務局が連絡してやってきたわけだし、結局は事務局の筋書き通りにゲームが進んでいるだけに過ぎないような気がするんだけど。

次は直が票を売る番だと秋山。
直が優位に立ってるってわけだね〜。
秋山無しじゃ何もできないけどね。(^▽^;)

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脚本:古家和尚
演出:大木綾子

「勝ち残りたいヤツは票を買いに来い!」という秋山(松田翔太)は、このままでは最下位になってしまうオオノ(坂本真)とキダ(大高洋夫)に、たった2票を7000万で売る。
1000万で買おうと思ってきた二人にとっては、7000万なんてビックリだよね〜。
でも1000万で買うより、7000万で買った方が相殺されて得だよ・・・と言われれば、そうかな?と思っちゃうし・・・。

次はフクナガ(鈴木浩介)に2票を8000万で売り、その次からは票を買いに来た人に1億で売りつける秋山。
何だか桁が大きすぎて、その額がどの程度のものなんだか実感がわかないよ〜。

負け抜けしようとしていたツチヤ(森下能幸)の行動も、秋山はすべてお見通し!
秋山はすべての金を手に入れ、直(戸田恵梨香)に三回戦を棄権させようと考えていた。
しかし、それは他のプレイヤーが全員借金を抱える事でもある。
落ち込む直に、事務局のエリー(吉瀬美智子)は心の赴くままゲームに参加するように告げる。
その言葉で何かを思いついた直は、票の売買を秋山から引継ぐ。

最後の投票で最下位が確定したのは、なんとエトウ(和田聰宏)!
一番、直に好意的だった人物だけに「何で?」と思っちゃったけど、これも直の話を聞いたら納得しちゃったよ。
直がエトウを最下位に選んだのは、一番救済したい人物だったからなのね。
二回戦の後、みんなが直に冷たくする中でエトウだけが話しかけてくれて・・・。
直曰く、ライアーゲームでみんなが争わず協力し合えば、誰も借金を背負わない・・・みんなが幸せになれるそうな・・・。
なるほど!言われてみればそうだよね。
でも、ゲームと言われたからには、本能的に勝ち負け決着つけなきゃ!って気になっちゃうし、そんな中で争わずに済ませようとはなかなか思えないかもなぁ。(^▽^;)
それって、やっぱ直の性格だから思いついたことなのかも・・・。

直は手にした10億のうち2億でエトウを救済し、残りの8億を8人のプレイヤーに1億ずつ分配。
そのため直は3回戦へ進むしかなくなり、秋山は「何考えてんだよ!」ってな渋い表情。

3回戦では鈴木一真君が登場するらしい。
どんな戦いぶりになるのか楽しみだけど、誰も直の「みんなが幸せになる方法」を取り入れようとは思わさそう。(^▽^;)

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脚本:古家和尚
演出:松山博昭

三回戦に向かうプレイヤーたちの前に、事務局側の女性が第四会場で一人多かったので・・・とか何とか言ってヨコヤ(鈴木一真)という男を一緒に参加させてほしいと連れて来た。

三回戦は密輸ゲームという団体戦。
火の国、水の国に分かれ、敵国にある自分の財産を検査官の目を欺いて持ち出すゲーム。
一人当たり敵国に置かれた財産が4億、自国に1億で合計5億も持ってるのよ。
つまりリスクもそれだけ高いってことね。(^▽^;)
1度に密輸できる金額は1億円まで。

直(戸田恵梨香)と秋山(松田翔太)は水の国、新しく参加したヨコヤは火の国。
必勝法を思いついたという直は、密輸しなければいいと言い切って最初の密輸人となりゲームに挑むが、空っぽのトランクに1億入っているような演技があまりにも下手であっさり見破られ・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
一方、火の国側は大胆にも1億の密輸を繰り返すことに成功。
ここで秋山の登場!
あ〜、何だか秋山が出てくるだけで安心するようになっちゃったわよ。(笑)
「ダウト1億」をコールし、見事密輸を阻止した秋山。
でも、これは密輸を阻止することが狙いではなく、火の国側に「ダウト」のコールだって出来るってところを見せるのが目的だったのね。
ここから形勢逆転!

何でもいいけど逃げちゃったツチダ(森下能幸)は大丈夫なの?
っつーか、逃げられるわけないよね〜。(^▽^;)

水の国側有利な流れになったところで、いよいよヨコヤが登場!
透視能力があるというヨコヤは、直が密輸しようとした5千1万円もフクナガ(鈴木浩介)の5千2万円もあっさり見抜いて金額きっちりのダウトコール!
え〜、何か裏があると思うんだけど、さっぱりわからん!(爆)

それにしても、このヨコヤって何者?
途中から参加してくるのも何だか変だし、モニターでゲームを監視してた谷村(渡辺いっけい)が「さすがだなぁ、ヨコヤさん」みたいな事を言ってたし・・・。
まるでヨコヤも事務局側?みたいな印象を受けたんだけど・・・。
二つの国のチーム分けだって、秋山とヨコヤさえ分かれれば、あとはどんな分かれ方でもよかったんじゃないの?とも思うし・・・。

密輸を見破る方法を思いついたという水の国側の「ちびキノコ」ことオオノ(坂本真)。
しかし、誰も思いつかなかった方法を見つけたことで、オオノは自分が支配者だと高笑い!
あ〜ぁ、個人戦のような団体戦だけにこうやって仲間割れっぽくなっちゃうと困るよね〜。
ま、あの「キノコ」なフクナガの天下もあっという間だっただけに、「ちびキノコ」なオオノの天下も長続きはしないと思うけど・・・。(笑)

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脚本:古家和尚
演出:大木綾子

オオノ(坂本真)が支配するかと思われた水の国だけど、「オオノ様」と服従したのはヒロミ(中込佐知子)と変わり身の早いフクナガ(鈴木浩介)のみ。(^▽^;)
秋山(松田翔太)は「遠慮しとく」と従わないし、みんなで協力する事を願っていた直(戸田恵梨香)もそのままの姿勢を貫く。

絶対的な確率で火の国の密輸を阻止してきたオオノが、突然お腹が痛いと検査官役をパス。
そこで秋山は「ヨコヤ(鈴木一真)の透視を考えていて、オオノの必勝法がわかった」とニヤリ。
そして、オオノが次にどんな指示を出すかまで言い当てちゃうのよ〜。
「秋山様〜ぁ!」だわ。(笑)

「9999万密輸しろ」とヒロミに指示を出したオオノ、密輸に向かうヒロミに「人を騙すテクニックが書いてある」とメモを渡した秋山。
でも、その紙には「1万円多く密輸しろ」と書かれていたわけよ。
ヨコヤとオオノが繋がってると見抜いた秋山のナイスアシストで、ヒロミは見事1億の密輸に成功!

さて、これで対等に勝負できるのか?と思ったら、ヨコヤは秋山を揺さぶってくるわけ。
実はヨコヤが例のマルチを運営していて、秋山につぶされた罰としてこのゲームに参加させられたんだとさ。
それで、ヨコヤは直をエサに秋山をゲームに引きずり込んだ。
母が死ぬ原因を作ったマルチを運営していた相手なんて、秋山が一番憎い相手だもんね〜。
怒りが収まらない秋山が、どんどん壊れていくようで恐ろしかった。
一人で密輸人も検査官もやっちゃって、どんどん判断ミスしてるようで・・・。
あの秋山も、冷静さを欠くとこうなっちゃうんだなぁ・・・と、寂しささえ感じながら見てたもん。(´Д⊂グスン

でも、やっぱ秋山だよ〜。
これもすべて計算だったとは、あたくしもしっかり騙されましたわ。テヘヘッ(*゚ー゚)>
判断ミスで暴れているように見せかけて、そんな最中にしっかり火の国のヨコヤ以外の3人と手を組んでたそうですわ。
他の3人に大金を儲けさせ、この先のゲームを抜けられるだけの金額を稼がせておいて、ヨコヤをつぶす協力をさせる。
事務局に返却しなければならない5億に満たない金額しか持たないヨコヤを、どんどん追い込んでいく秋山。

やっぱ秋山はこうでなきゃな〜。
味方だと心強いけど、決して敵には回したくないタイプですね。(^▽^;)

さぁ、いよいよ次回は最終回、3時間SP。
うーん、このドラマを3時間ぶっ通しって結構頭使いそうな気がするんだけど、大丈夫かしら?(^^ゞ

final
脚本:古家和尚
脚本協力:吉高寿男
演出:松山博昭

最終回で登場したライアーゲームの主催者・「あのお方」ことハセガワ(北大路欣也)。
3時間スペシャルって事で、2時間ほどはダイジェストだな・・・と思って気を抜いてたんですが、途中でちらほら裏エピみたいなものが挿入されているので、意外と気を抜けませんでしたわ。(^▽^;)
でもやっぱ3時間は長かったな〜。
初めて見る人には親切な最終回とも言えるんだけど・・・。(^^ゞ

病院で直(戸田恵梨香)を見かけたハセガワは、その無垢な姿が信じられずライアーゲームに参加させた。
秋山(松田翔太)を引っ張り込んだのは、ヨコヤ(鈴木一真)が谷村(渡辺いっけい)を使ってやったこと。
フクナガ(鈴木浩介)がツカハラユウに頼まれてゲームに参加したのも、実は裏で事務局が計画的にやったことだし、2回戦の後、1億の負債を抱えたエトウ(和田聰宏)をフクナガがさらに騙そうとしていたことなんかがわかって、「ふ〜ん、そうだったのか」って思いながら見ちゃったよ。
エリー(吉瀬久美子)がハセガワの娘だったというのもビックリだよ〜。
親子でどんな仕事してんだよ〜。(笑)

そして、やっと前回の続き・・・。
復讐から何も生まれないと思う直は、3回戦を引き分けで終わらせたいと考えていた。
密輸人として検査ルームに入った直はヨコヤを検査官に指名し、秋山やヨコヤを救いたい、そのためにも秋山に謝ってほしいと言うんですわ。
ったく・・・無垢すぎますから・・・。(^▽^;)
素直に謝ったヨコヤは自分のカードを直に差し出し、直のカードを渡してもらえれば自分が引き分けになるための調整をすると言い出す。
めちゃめちゃ、怪しいですやん!普通、信じないでしょ?
なのに、直ったら信じちゃうんですよ〜。
案の定、騙されちゃったよ。 (((´・ω・`)カックン…
ヨコヤはツチダ(森下能幸)のカードを手に入れ、自分の獲得金をすべてツチダのカードに移してたってわけ。
つまり、直に渡した自分のカードには何も入ってないわけよ。
ヨコヤはさらに、直のカードと引きかえに秋山から火の国の3人のカードを手に入れたんだけど、秋山も考えていて3人のカードを再発行し、古い方つまり使えなくなった方のカードをヨコヤに渡してたそうな・・・。
そこへツチダがゲームに復帰、ヨコヤが持つツチダのカードは使えなくなり打つ手がなくなったかと思ったら、な〜んとヨコヤは最終兵器・フクナガを持ってたのよ〜。
最初っから手を組んでたんだとさ。
直の引き分け作戦にせっかくみんなが賛同してくれたというのに、裏切り者がいて計画はパーかと思いきや、最後の最後でこのフクナガの中にも直の平和主義が芽生えていたようで・・・。(笑)
ヨコヤを裏切ったんですわ!
きのこ、バンザーイ!

最後のゲームでヨコヤを救うかどうかを秋山に任せた直。
「私は秋山さんを信じてますから」
意外とプレッシャーかけるお嬢ちゃんですな。(笑)
「トランクの中は1億、オレはお前を信じない。俺の言葉を信じるかどうかはお前が決めろ!」と秋山。
そんな秋山の言葉をヨコヤは最終的に信じたんですわ。
人に嘘をつき、裏切る事で勝ち残るゲームの最後で、人を信じて救われるというのを学んだのね〜。

ゲームは引き分け、4回戦へ・・・。
ってことで、「続きは劇場で!」なんて事になるのか?と思ったら、そうではなかったようで・・・。(^^ゞ
死を前にしたハセガワは人生の最後に、どんな状況においても無垢で純粋なままの直を見て救われたそうな。
エリーも人を信じてみたかった、そして父であるハセガワを救いたかったという気持ちで直を見守っていたらしい。

直たちに4回戦の通知は来ないけど、どこかで事務局からの手紙を受け取っている人物はいる・・・そんな感じの終わり方でした。
「土ドラ」を定着させるには十分な出来だったかもしれませんね。
しかし、次の「土ドラ」は強烈なイジメがあるらしいし、見るのに耐えられるかちょっと心配。

 

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