バンビ〜ノ!

原作:せきやてつじ 「バンビ〜ノ!
P:加藤正俊・村瀬健・浅井千瑞
主題歌:嵐 「We can make it!
TVサントラ:「バンビ~ノ!」オリジナル・サウンドトラック

第1話
「仕事って甘くない」
脚本:岡田惠和
演出:大谷太郎

結構面白かった!
松潤の博多弁はどうにもこうにもイケてなかったけど(^▽^;)、上京したんだしそこは許そう!(笑)

博多の小さなイタリアンレストランでアルバイトをしていた大学生の伴(松本潤)は、シェフの遠藤(山本圭)に勧められ、春休みに東京・六本木の一流店で働く事になった。
遠藤とは一緒にイタリアで修行した仲の鉄幹(市村正親)がオーナーシェフを務めるトラットリア・バッカナーレ。
自分の料理の味には自信を持っていた伴・・・、しかしその鼻っ柱はあっという間に折れてしまうってわけよね。

スタッフの数から違うバッカナーレ。
厨房で飛び交うのはイタリア語。
何のオーダーが入ったのかさえわからない伴。
鉄幹にパスタを担当しろと言われたものの、目の回るような忙しさにまったくついていけず、あっという間に皿洗いに降格。
何かとキツくあたる香取(佐藤隆太)には「田舎帰んな!」と言われる有様。
自信のあった味に関しても、鉄幹に「マネがうまい味」だと評価され、その自信はズタズタに・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

鉄幹をはじめ、ニコリともしない香取、知性派シェフっぽい桑原(佐々木蔵之介)、片隅で黙々とドルチェを作り続けている織田(ほっしゃん。)、美人だけどキツいあすか(香里奈)、自分より下が入ってきた事が嬉しそうな妹尾(向井理)が主な厨房のスタッフ。
ホールは何と言っても与那嶺(北村一輝)!
これぞ北村一輝!って感じの怪しい笑顔で、ここはホストクラブか?と思わせるほどの給仕ぶりでございます。<(_ _)>
他のホールスタッフも女性客にメニューの説明をする時などに、やたら顔が近い!(爆)
身のこなしがやたら柔らかくて、ちょっと恐ろしいぐらいなんだけど、それもウケる要因なのでしょう。(笑)

1日で辞めるとみんなが思っていたのに、伴は2日目も厨房に入った。
で、鉄幹に「ブロード(だし汁)は作れるか?」と聞かれ、作った事もないくせにできるって言っちゃうのよ!
もちろん、遠藤が作ってるのを見てたからやれると思い込んでたんだけど・・・。
香取に伴と一緒にブロードを作れと命じた鉄幹、しかし伴のことを快く思わない香取は伴に任せてしまう。
そして、鶏がらの下処理を怠った使えないブロードができあがるってわけだ。
怒った鉄幹が殴ったのは、伴ではなく香取!
ま、そりゃそうだよなぁ・・・オーナーシェフの言う通りにしなかったんだから。
そんな香取の怒りは伴に向けられ、外で雨の中ぼこぼこにされてしまうんですわ。
ボコボコはどうかと思うけど、ここで香取が伴のタバコを見つけキレた気持ちはわかるわ。
私もやたらスパスパとタバコを吸う伴を見て、「あんた、調理人なんやろ?」と思ってたもん!

これでも辞めない伴。
香取にブロードの作り方を教えてくださいと頭を下げましたよ。
やる気はあるらしい。

活気のある厨房の風景と、セクシーなホールスタッフたちを見てるだけでも楽しい。
そして、毎週美味しそうなイタリアンの誘惑に襲われるのですね。(゚ー゚;Aアセアセ
食欲が刺激されそうで恐いわ。(^^ゞ

第2話
「負けてたまるか」
脚本:岡田惠和
演出:大谷太郎

悔しさをバネにするって感じで、なかなか良かったです。
ちょーっと厨房のシーンが単調になりがちかな?って気はしたんだけど、自信満々でやってきた伴(松本潤)が次第に自信を失っていくあたりや、一見冷たそうなあすか(香里奈)が何気にアドバイスするあたりは良かったなぁ。

あすかは本当はパスタ担当を狙っている。
だから、香取(佐藤隆太)のアシスタントとはいえ、伴がパスタ担当なのが面白くないわけよね。
そんな伴が自分が一番使えないヤツだと思い知り、しょぼくれている。
態度は相変わらずキツイけど、香取が何をしてほしいのか香取の身になって考えろとアドバイスするあすか。
っつーか、冷静に考えればアシスタントなんだから、言われなくてもそういう仕事をするべきだと気付かなきゃいけないと思うんだけど・・・。(^▽^;)

あすかのアドバイスをもらってからは、伴はいきいきしてましたね〜。
すべてがうまくいってたのに、オーダーチェンジが入ってからリズムを狂わされてしまった伴。
こういうところが、まだまだですな。(^^ゞ
香取の動きにばかり気を取られていた伴は、渡り蟹を切ってて自分の手まで・・・。アイタタタ
あの手を切るシーン、「はい!今から手を切っちゃいますよ!」って感じだったので、痛くて見てられなかったわよ。(゚ー゚;Aアセアセ
「病院へ行け」と鉄幹(市村正親)が言っても、「イヤだ!まだやれる!」と強がる伴。
でも、説得され病院へ・・・。
あすかも腱鞘炎で通院した事があるという医者の話。
自分がいないと困るからと、痛み止めをうってすぐに仕事場へ戻った。
今の自分はあすかのようにいないと困る存在ではない。
自分のいる意味がわからなくなる伴。

六本木の交差点で「バカヤロー」と叫んだのが与那嶺(北村一輝)なのか、桑原(佐々木蔵之介)なのかはよくわかりませんが、どっちにしても伴の先輩たちも乗り越えてきた道って事よね〜。
「悔しか!このまま負けたままじゃ悔しか!負けるか!逃げてたまるか!」
こういう負けん気って、時に大事だと思った。
一度吹っ切れたら、今度は厨房に立てることが嬉しくてたまらないって感じの伴の表情が良かった。

雅司(向井理)曰く、伴はまだバッカナーレが本当に忙しい日を体験していないらしい。
それは今までの倍以上の忙しさ。
今でもあっぷあっぷ状態な伴が、その忙しさについていけるのかしら?

第3話
「涙・・・最後の一日」
脚本:岡田惠和
演出:佐久間紀佳

嵐のような週末の忙しさ。
ホールの優雅な雰囲気が嘘みたい・・・厨房は目も回るような忙しさ。
バテバテの伴(松本潤)に桑原(佐々木蔵之介)が「無駄な動きが多いから疲れるんだ」とアドバイス。
一人残って優先順位を見極め、無駄なく動くシイメージトレーニング。
指摘された事をすぐに改善しようと努力する姿はいいよね〜。

努力の甲斐あって、翌日はまずまずの動きを見せた伴。
でも、それって本当に動けただけなんだよね。
食材を準備し、下ごしらえをし、皿を出し、汚れた食器の後片付け。
料理らしいことはさせてもらえないまま、博多へ帰る日が近付いてくる。
残りあと1日、お給料ももらったのに、何故か満足感は得られず・・・。

伴がもう少し働かせて欲しいと鉄幹(市村正親)に頼む気持ちわかるわ〜。
もっと学びたいし、もっと鍛えてもらいたい。
今、ここで博多へ帰りたくないってーのが本音だと思うよ。
でも鉄幹の答えは「NO」。
きっと今はダメでも、いつか今の気持ちを忘れずにい続けたら、その時は鉄幹も受け入れてくれるんじゃないかしら?
バンビのために作ってくれたペスカトーレ・・・作らせてはもらえなかったけど、シェフが自分のために作ってくれた味は忘れないだろうし、きっと後々伴の中で活きてくると思うなぁ。

最後にまかないを作らせてもらって、伴のバッカナーレでの仕事は終わった。
呼び名が「バンビ」から「伴」に戻った瞬間が寂しかったね〜。
でも、伴が最後に作ったまかないは相当美味しかったみたいで・・・。
香取(佐藤隆太)が一口食べた後に、背を向けてもう一度食べ始めるんだけど、もしかして泣いてる?って感じがしちゃったなぁ。
織田(ほっしゃん。)がおかわりしてるのも良かったし・・・。

博多に戻った伴だけど、気持ちはバッカナーレに残したままのようです。
これが原因で恵理(吹石一恵)との仲がこじれるのかしら?

第4話
「博多編・・・未来へ」
脚本:岡田惠和
演出:佐久間紀佳

博多に戻った伴(松本潤)・・・いつも気になるのが時間。
そう、頭の中ではバッカナーレの厨房の時間が気になってるのよね。
どうしても、もう一度バッカナーレで働きたい、一人前の料理人になりたい。
そんな思いを恵理(吹石一恵)に打ち明けた伴。
大学もきっぱり辞めて、東京へ行きたい。
恵理が寂しくないようにと、「東京について来い!東京で就職すればいい!」と言ったんだけど、恵理にはそれが理解できない。
「私は行かない。それでも行くと?伴ちゃんは・・・。」と恵理が聞いた後、伴が「行く」と答えるまでの時間の長いこと・・・。
ミリオネアのみのもんたばりの「タメ」だったわよ!(長)

んで、一晩寝て朝起きたら恵理がいないわけよ。
どこに行ったんだ?と思ったら、一人で東京に行ってバッカナーレ探してるじゃないのさ!
ものすごい行動力でビックリ!(^▽^;)
伴の気持ちをそこまで動かした店がどんなところか、自分の目で確かめたかったんでしょうね。
どんなところで働いて、どうしてそこまで東京に行きたい、バッカナーレで働きたいと思ったのか?
予約もない一人客の恵理を温かく迎えてくれる美幸(内田有紀)、優しくサービスしてくれる与那嶺(北村一輝)、そして厨房を見せて欲しいというわがままな頼みもきいてくれる素敵なお店・バッカナーレ!(笑)
しかし、いきなりお客さんが「厨房を見たい」とやって来て、そこで涙なんか流されたら・・・ちょっと気持ち悪いかも。(^^ゞ

伴の母・聡子(余貴美子)も、ええお母ちゃんだったわ。
大学を辞めたいという伴、普通ならガミガミ言いたいところだけど、息子が大学を辞めてまで打ち込みたいものを大切にしてやりたいという親心だね〜。
入学金と3年分の学費は働いて返すという約束で退学を決めた伴。
そして、東京から戻ってきた恵理も送り出してくれた。

こうして東京へ戻った伴。
しかし、美幸から渡されたのはホールの制服。
どうやらホールの仕事から勉強させられるらしい。
料理人になりたくて、バッカナーレに戻ってきたのに、厨房への道はまだまだ遠いらしい。(^▽^;)

第5話
「働くということ」
脚本:岡田惠和
演出:大谷太郎

博多を捨ててやって来た伴(松本潤)に料理人になるためには、まずホールからやれと鉄幹(市村正親)。
これは伴にとっては想定外だったかな?
与那嶺さん(北村一輝)に「スマ〜イル!」と言われても、顔は引きつってしまうし・・・。(^▽^;)
どうしても厨房が気になるし、ホールの仕事じゃやる気は出ないし・・・。
そういうのって、お客様にも伝わっちゃうのね。
常連客の野上様(戸田恵子)は見逃さなかったわよ・・・やる気のない伴を。
「私の視界に入らないでくれるかなぁ。その仏頂面見てるとお料理がまずくなるから・・・。」
これはキツイ!
でも、本当のことだよね。
もちろんお客は美味しい料理を期待してバッカナーレに来てるんだろうけど、そこには店の雰囲気というものも関係してくるわけで・・・。

「厨房行きてーーーーぇ」・・・くさる気持ち、集中力を欠いた伴は他のホールスタッフとぶつかり、グラスを割ってしまう。
一気に店の中の空気が変わっていくのが伝わってきたね。
そこで与那嶺さんが機転を利かせて照明を消し、五十嵐様のお誕生日を祝ってホールを盛り上げるわけだ。
もう一度照明がついた時には、床に散乱していたグラスはマジックのように跡形もなく片付けられていて・・・。
素晴らしいホールスタッフのフォロー。

そして仕事の後、伴の歓迎会が開かれる。
怒られると思っていたのに、歓迎会だなんて・・・。
しかも与那嶺さんだけじゃなく、全員が「気にすんな」と笑顔。
いやぁ、普段からこうでなきゃ務まらないのかもしれませんね〜。
殴ってくれと頭を下げる伴に、それは甘えてると返す与那嶺さん。
伴にもホールの仕事を好きになってほしい・・・与那嶺さんは心の底からそう思ってるんだろうなぁ。
でも、なかなかその思いは伝わらないのよね。

桑原(佐々木蔵之介)に「博多を捨ててきたのに、パンを切るだけ・・・自分には向いてない」とボヤく伴。
これも甘えだよね。
自分の辛い気持ちを聞いてほしい、桑原さんにはわかってほしい。
それを聞いた桑原は「厨房に戻って来てほしくない!」と一喝。
「目の前の事に一生懸命になれないヤツに、夢を語る資格なんてない!」
そうそう!
ホールの仕事を満足にやってもいないうちから、何ぐだぐだ言ってんの?だよ。

ヘコむ伴を何気に厨房スタッフが気にかけてるのが良かった。
気にはかけるけど、手は出さない。
あえて伴が自分で道を探し出すのを待っている。
みんな伴を待ってるんだよね。

気持ちを切り替えた伴、ホールの仕事にも身が入ってきて良かったけど、あの野上様をクリアしなきゃ一人前のカメリエーレにはなれないぞ!

第6話
「愛って何だろう」
脚本:岡田惠和
演出:佐久間紀佳

やる気は出たものの、ぜんぜんホールの仕事に慣れず失敗続きの伴(松本潤)。
・・・って、失敗しすぎじゃない?(^▽^;)
お皿やグラスを割った損害が127,850円って、クビだと言われても仕方ないくらいだと思うんだけど・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
そんな伴に「仕事のできる人ができない人を養ってる」と言う美幸(内田有紀)・・・きっつぅぅぅ!

そんな時、こちらも「きっつぅぅぅ」な野上様(戸田恵子)ご来店!
与那嶺(北村一輝)に「大事なのは愛だよ!」と担当を命じられた伴は緊張しまくり・・・。
で、またお小言を頂いちゃうわけだ。(^^ゞ

ホールの仕事がうまく出来ないのに、相談するのは厨房の仲間であるあすか(香里奈)や雅司(向井理)なんだなぁ。
やっぱ、ホールのスタッフには相談しにくいもんなのかしら?
技術に自信が持てれば大丈夫というアドバイスをもらって、またまた自主練の伴。
そんな伴の特訓に付き合ってくれるあすかと雅司。
いつの間にか打ち解けてるし・・・。(笑)

そしてまた野上様ご来店。
伴は自ら担当を願い出て、自主練の成果もあってそこそこ給仕はできたつもりだったんだけど、途中で野上様から「担当かえて!」の一言。
「何だかまるでロボットに給仕されてるみたい。」だの「まずそう」だの言いたい放題。
っつーか、あたしゃ野上様に一言申し上げたいわ!
お仲間と来ているレストランで、背筋をピンと伸ばしてただまっすぐ前を見つめての仏頂面!
それでお仲間は楽しいのかしら?
いくら伴の給仕が満足できないからって、一緒に来たお仲間の事も考えて差し上げたらいかがでしょうか?

すっかり凹んだ伴。
博多の店で伴の料理を運んでいた恵理(吹石一恵)の事を思い出してるのよ。
「早く伴ちゃんの料理を食べてもらいたい。」「美味しいという言葉を聞くのが仕事であり幸せ。」
そんな恵理を思い出しているなら、何でホールの仕事が何たるかに気付きなさいよ!>伴

そして、また野上様ご来店。
通いすぎだよ、野上様。(^▽^;)
パスタの説明をするのに、作り方を順序立てて話すというのは料理人を目指す伴ならではだったかも。
だけど、あんなダラダラした説明を聞いていられるほど、私は優しくないかもしれないわ。(鬼)
「美味しそう、それいただくわ!」
そう野上様に言わせたことで、すっかり伴は有頂天。
そう、伴は勝負に勝ったかのように思っちゃってたのよ。
それを見逃さなかった与那嶺さん。
「それは自分の気持ちのためにやったこと。お客様に自分の気持ちを押し付けるのは失礼。だって、それは愛じゃないだろ?」
うーん、与那嶺さんはいつも優しく見守ってくれてると思ってたんだけど、愛ってやつには厳しいらしい。

伴、また凹んじゃうのかなぁ?
なかなか厨房には戻れませんね。(^▽^;)

第7話
「恋のパスタ対決」
脚本:岡田恵和
演出:大谷太郎

与那嶺さん(北村一輝)は、ただウインクしてるだけじゃないのねん♪
ちゃんとお客様の様子を見て、給仕のタイミングとか考えてるんだもん!
伴(松本潤)の担当のテーブルまで気を配って・・・さすがじゃ!与那嶺さん!
時間のなさそうなお客様を見て、「あのテーブルのパスタを早めに」と伴に指示する与那嶺さん。
厨房へ行ったものの、厨房の忙しさがわかるだけに伝えられない伴。
そんな伴を見て桑原さん(佐々木蔵之介)が「厨房はお客様の顔が見えないんだ。それを伝えるのがお前の仕事だろ!」と一言。
桑原さんも周りをよく見てるよなぁ・・・さすがじゃ!
少しはホールの仕事もできるようになったのに、野上様(戸田恵子)には「つまらない」と言われ悩む伴。

今回はホールの先輩たちに相談してて、そんなところにちょっと安心した私。
だって、伴ったらなかなかホールの皆様の中にとけ込んでいかないんだもん・・・。(^▽^;)
先輩たちに「お客さんの事を見てない」「大事なのは相手の気持ちになること」だと言われても、この時の伴にはまだピンと来ないのよね〜。

そんな時、伴はあすか(香里奈)が恋人・羽山(池内博之)に金をたかられているところを目撃してしまう。
この羽山・・・元バッカナーレの厨房にいて相当な腕の持ち主だったらしいが、別の店に移り客に悪態をついて解雇されて以来、ブラブラしてるそうな・・・。
羽山に挑発されて桑原は料理対決を申し出た!
冷静な桑原さんでも料理に関してはカチンとも来るし、熱い人なんだなぁ・・・って感じだったわ。
しかも、自分で言い出した料理対決なのに、「俺も青いなぁ」ってちょっと反省してるし。(笑)

で、与那嶺さんの提案で、この料理対決で羽山の相手をするのが伴に決まっちゃうのよ。
メニューは羽山が考案してバッカナーレの定番メニューになった「スカンピとからすみのスパゲティ」!
そんなん不利ですやん!
でも、ここで伴はちゃんと食べる人のことを考えて作るわけよ。
審査をするのはホールの若手スタッフたち、仕事終わりで疲れたところで食べるスパゲティ。
塩を控えめに、パスタの茹で時間は長めにして柔らかく仕上げる。
結果、優しい味の伴の料理は「いつまでも食べていたい味」と好評。
桑原曰く「勝ち負けをつけるとしたら、伴の負け」、しかし食べる人のことを考えて作った伴に与那嶺さんは「それが愛だよ!」と笑顔。
伴も大切な事を自分で見につける事が出来たし、羽山ももう一度料理人としてやり直す気になったし、野上様は伴を褒めてくれたし・・・いう事なしですな!

美幸(内田有紀)に朝っぱらから電話でたたき起こされ厨房へやって来た伴。
しかし伴が呼ばれた理由は、ドルチェの織田(ほっしゃん。)が腕を負傷したからだった。
え〜!次は厨房でもドルチェですか?
織田さんって言葉で伝えてくれないから、教わるのは大変そうだわ〜。(^▽^;)

第8話
「デザートの魔法」
脚本:岡田恵和
演出:佐久間紀香

織田(ほっしゃん。)が自転車で怪我をして全治10日。
それで美幸(内田有紀)に頼まれ、織田の手伝いをするはずだった伴(松本潤)。
動かせる人材が伴しかいなかったという説明も、本人にとっては複雑だよね。(^▽^;)

ところが、織田は伴に何もさせてくれない。
相変わらず、ほとんど口もきいてくれないし・・・。
何もさせてもらえないってーのも苦痛だよなぁ。

そんな中、美幸が織田をスカウトした頃の話を聞いた伴。
あるデザートのコンテストで美幸は織田の作ったドルチェに目をつけ、鉄幹(市村正親)に会わせる。
織田のデザートを口にした鉄幹は、その腕前を見抜き「バッカナーレのドルチェは100%任せる。」と言い、織田を口説き落とした。
あたしゃ〜この「100%」ってところに織田がこだわって、他の人には決して手を出させないと決めたのかと思ってたけど、そうじゃなかったのね?

何度作っても捨てられる伴のメレンゲ。
しかし、偶然見つけた織田のレシピメモで、伴はメレンゲの作り方を学ぶわけだ。
卒業制作のつもりで伴が作ったティラミスを、織田さんは「本日のオススメ」に入れてほしいと美幸たちに言いに行ったり・・・。
こうして「ティラミスバンビ〜ノ風」の出来上がり!
自分が作ったドルチェを、笑顔でお客様のところへ運ぶ事ができ、美味しそうに食べているお客さんを見ることができる!
この経験、きっとホールの仕事でも活きると思うなぁ。

なかなか人とは打ち解けないタイプの織田さんが、ホールの仕事に戻った伴に「グラッチェ!」と言い、その一言であの織田さんが満面の笑みを見せる。
このシーンでの織田さんの笑顔はよかったわ!

第9話
「料理人への扉!!」
脚本:岡田惠和
演出:大谷太郎

バッカナーレで夏の新作パスタのコンペが行われる事になり、伴(松本潤)もやる気マンマン!
仕事が終われば家に走って帰り、新作パスタを試作する伴。

そんな中、パスタのことばかり考えている伴は、オーダーを厨房に伝える際、お客様の要望を伝え忘れて・・・。
ここで先輩たちが伴を笑顔でフォローしてくれるのが良かったなぁ。
どんな時も「大丈夫?」と声をかけてくれる。
伴の失敗だって責めたりはせず、自分たちを頼っていいんだよ!とここでも笑顔つき!
さすが、与那嶺さん(北村一輝)が育てたホールスタッフたちですわ。
みんなの中に「愛」を感じたよ〜。

新作パスタに夢中で、ホールの仕事にも身が入らず・・・そんな伴はコンペ参加を取りやめるそうな。(^▽^;)
「自分のメニューをお客さんに出す感動は、胸張って厨房に行ってからにする」と決めた。
未練がないわけじゃなかったみたいね〜。
でも自分のミスを嫌な顔ひとつせずフォローしてくれる先輩たちや、コンペに参加していてもホールの仕事は手を抜かないこずえ(小松彩夏)を見れば、まずやらなきゃいけない事が見えてきたんでしょう。

コンペで選ばれたのは香取(佐藤隆太)とこずえのパスタ。
しかも、こずえは念願の厨房スタッフにもなれたのよ〜。
まさに伴が夢に描いてる道を、こずえが先に歩き出したわけで・・・。
こずえのパスタが選ばれ、翌日からは厨房に・・・って話が出た時、最初は伴がものすごく残念そうな顔をしているように見えたんで心配だったんだけど、最終的にはこずえに心からの「おめでとう」を言えて良かったわ。

そして、次の春・・・。
伴の髪型が変わってる〜♪
鉄幹(市村正親)から念願の厨房に行くように言われた伴。
うーん、ホールの仕事もこなせるようになった頃だけに、何だか少しもったいないような・・・。
っつーか、ホールの制服の伴、結構好きだったんだよね。(゚ー゚*)

そうだ!予告で恵理(吹石一恵)が出てましたね。
最近、とんとご無沙汰だったんで、彼女の存在を忘れつつありましたわ。(゚ー゚;Aアセアセ

第10話
「料理が作れる!」
脚本:岡田惠和
演出:佐久間紀佳

伴(松本潤)が厨房に入ると同時に、厨房スタッフの配置換えが行われる。
伴はパスタ担当になったあすか(香里奈)の下でパスタアシスタントとして働く事に・・・。
今週の桑原さん(佐々木蔵之介)は冗談言いまくりでしたね。(笑)
配置換えの発表の時も真顔で、「伴・・・ドルチェ!!」と言って驚かせ、これまた真顔で「冗談だ!」と本人は軽いジョークのつもりだったらしい。(笑)
そんな真顔じゃ冗談に聞こえないっつーの!

新体制になったものの、何となくみんなぎこちなくてうまく行かない。
そんな時には酒飲みながら話そうや!って事で香取(佐藤隆太)率いる若手5人で居酒屋へ。
いやぁ、香取がトップなのはわかるけど、あの香取がみんなの中心にいるという状況が飲み込めなかったわ。(笑)
そして、ここで伴がポモドーロだけならパスタを任せてもらえる事になるんだけど、念願のパスタを作らせてもらえると喜びを隠さずに表現する伴には拍手したい気持ちになっちゃったよ。

こうやって仕事をひとつひとつ見につけて行っている最中、伴は高校時代の先輩・清水(姜暢雄)と偶然再会!
話す中で、「仕事ばっかでいいの?」と言われ、ここから伴は悩みだすわけだ。
確かに仕事ばっかもどうかとは思うよ。
だけど、伴の働きぶりを見ていると、好きな料理をして働く喜びを感じるんだよね。
清水は仕事の中に喜びを見出す事はできなかったんだろうなぁ。
伴が落ち込む理由なんか何もないのに、何となく考え込んじゃって・・・。

でも、博多の先輩が傷つけた伴を救うのが恵理(吹石一恵)で良かった。
恵理もまた仕事に悩み、伴から元気をもらおうと東京での研修の合間にバッカナーレを訪れた。
ここは、ほんと与那嶺さんナイス!って感じだった。
愛のある二人を、愛に厳しい与那嶺さんがナイスアシストって感じでね〜。
恵理には「博多から来て厨房で頑張ってる男の子の作るパスタはいかがでしょう?」と勧めてるし、伴には恵理が来たとわかるように遠回しに遠回しに伝えてるし。(笑)

久々に会えた二人の間に、全く距離が感じられなかったのも良かったね。
社会人の先輩として恵理を励ます事で、伴も自分が見失いそうになっていた仕事への情熱を取り戻す。
うん、なかなか良かったんじゃないでしょうか?
あとは清水先輩の仕事ぶりだけが気になりますが・・・。(笑)

そうそう、鉄幹(市村正親)が遠藤(山本圭)に電話して、「もう一度バンビ〜ノに・・・」って言ってましたね。
バンビを見て、自分も若かりし頃の情熱を取り戻したくなったのかしら?

最終話
「涙の別れ・・・
さよならバッカナーレ」
脚本:岡田惠和
演出:大谷太郎

伴(松本潤)は、鉄幹(市村正親)からイタリアでの話を聞き、どんどんイタリアに憧れるようになる。

そんな中、突然バッカナーレを出て行った鉄幹。
なんと、遠藤(山本圭)と一緒に、どこへ行くとも告げず・・・。
「ゼロから何かを始めたい」って、めちゃめちゃ「気の向くまま」ですやん!(爆)
二人とも、自分がオーナーを務める店があるというのに、ずいぶん気楽な旅立ちですなぁ。(^▽^;)

バッカナーレは美幸(内田有紀)、桑原(佐々木蔵之介)、与那嶺(北村一輝)が中心でバッカナーレ新体制へ。
そこで伴がバッカナーレを守っていかなきゃと思うんだけど、そんな考えを粉々にしてくれたのが香取(佐藤隆太)なんだよね。
別の店に移るという香取は、店のためではなく自分のために働いていると伴の前で言い切った。
いつか自分の店を持つために、いろんな店で修行して、そこから自分の味を作っていきたいという香取の主張は、何となくわかる気がしたなぁ。

っつーかね、香取はそれでいいっしょ!
ある程度、バッカナーレで修行もしたわけだし、それだけの腕もあるんだろうし・・・。
ただ、そんな香取に触発されて、伴まで外の世界に目を向けるのは、あたしゃ早いんじゃないかと思うんだけどなぁ。(^^ゞ
新体制作りの中で、不安になる美幸を与那嶺が「上の人間が作ったものをぶっ壊すのが、下の人間の礼儀ってもんでしょう」と励ましているのを聞いたからって、伴はもうちょっと足元を固めてから次へのステップ踏んでほしかった。

イタリアにツテがあるわけでもなく、ただ手当たり次第に受け入れ先を探すための手紙を書きまくって、何とかなっちゃうところがすごいなぁ。(笑)

香取が店を去る日、断ったという「恒例の儀式」は伴がバッカナーレを去る日にわかりました。
それはバッカナーレのフルコース!
しかも、従業員勢揃いの中、たった一人テーブルに座って食べるという、とってもこっ恥ずかしい儀式。(^▽^;)
香取が断ったのもわかるよ。
私だって、お断りじゃーーー!(笑)
みんなが立って見守ってる中、自分だけがフルコースいただくんですよ。
急いで食べた方がいいのか、ゆっくり味わったらいいのか、さっぱりわからんわい!
メインが終わって「最高に美味しかったです!」とシメようとしたら、織田さん(ほっしゃん。)が「おい!ドルチェ!」と立ってるのは笑えたけどね。

こうして伴はイタリアへ旅立った。
また、イタリアの店でバンビ〜ノ!として始めるために・・・。
鉄幹と遠藤も、完璧にアウェイの中、お客が1人も来ない毎日でも楽しそうに料理してましたね。
そんな状態で悲観的にならずに済むってところがドラマだなぁ・・・と思っちゃうけど、ま、それはそれでいいか!(^^ゞ
イタリアで伴が受け入れてもらった店のスタッフが、まるでバッカナーレのスタッフみたいで可笑しかった。
特に与那嶺さんポジションの人・・・与那嶺さんすぎますから!(笑)

 

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