医龍2 Team Medical Dragon

原作:乃木坂太郎 「医龍 Team Medical Dragon
P:長部聡介・三竿玲子

   

KARTE:01
「復活!!チームドラゴン!!
母の命か胎児の命か・・・
余命2ヶ月の心臓病患者は
妊娠7ヶ月!!
絶対子供は諦めない!!
運命の緊急手術」
脚本:林宏司
演出:水田成英

初回拡大版2時間18分ってだけでも、どんだけ〜っ!!って感じなのに、また中身の濃さにどんだけ〜っ!!だったわ。(笑)
加藤先生(稲森いずみ)は今シリーズには出ないのね。
UCLAに行ってるって事になってるみたいだけど、やっぱ加藤先生にも出て欲しかったなぁ。

そういう残念な点はあるものの、それをマイナスには感じさせないだけの迫力があった初回。
患者数が激減している明真の建て直しのために呼び戻されたのが野口(岸部一徳)。
しかも教授より立場が上のポストになってるし・・・。(^▽^;)
で、同じく明真を救うためにチームドラゴン復活ってことで、朝田(坂口憲二)が戻ってくるんだけど、その朝田に救われたのが病院の近くでひき逃げされた一美(内田有紀)。
医療ジャーナリストだと言ってたし、チームドラゴンの味方っぽくて信用してたんだけど、意外とクセモノみたいですね。

福岡にいた藤吉(佐々木蔵之介)が朝田にオペを依頼したのが、拡張型心筋症で妊娠7ヶ月の妊婦・ゆかり(りょう)。
オペのためには子供を諦めなきゃいけないんだけど、結婚して14年、不妊治療の末やっと出来た赤ちゃんを諦められないゆかり。
うわ〜、同じ女としてすごく気持ちがわかるわ〜。
死ぬとしても、一瞬でも子供を抱きたいというゆかりの想い・・・画面の前で私も頷いてしまいました。
ま、朝田先生が何とかしてくれるじゃろう・・・と思ってたけどね。(笑)

で、その朝田先生、妊娠36週までもたせた上で帝王切開で出産させ、その後バチスタを行うというプランを立ち上げましたよ。
野口教授のOKが出なかったのを、一美が北洋とのコネでオペを承諾させて・・・。
朝田もライブデモンストレーションを引き受けて、これで何とかなる!と思ったらゆかりの容態が急変。
なんと、ライブデモンストレーションとゆかりのオペがかぶっちゃうことに・・・。
執刀医はどちらも朝田、どうすんの?と思ったら、2時間はかかるライブデモンストレーションのオペを45分で終わらせて、その後北洋に駆けつけゆかりのオペに入るって言うじゃありませんか?
難しい事はわかりませんが、前作を見ていれば「朝田なら出来る!」と絶大なる信頼をおいてみてしまうのが視聴者よね〜。(笑)
45分でオペ途中じゃん!ってところで、バトンタッチするのが霧島(北村一輝)だったり、ゆかりのオペで帝王切開後バチスタに入ろうとしたら、生まれた赤ちゃんにHLHSという心臓疾患が見つかったり、そのため朝田はバチスタを伊集院(小池徹平)に任せ、自分は赤ちゃんのオペに入ったりと、もうめまぐるしい展開に。
霧島のオペ、伊集院のオペ、朝田のオペが同時進行で行われている状況には、思わず手に汗かいちゃったわよ。(^▽^;)
朝田なんか鬼頭(夏木マリ)に電話で指示を受けながらのオペだし・・・。
まぁ、それでも成功させちゃうところが朝田龍太郎なんだけどね。
しかも、指示を受けながらオペしつつ、新しい術式を考えてるあたりが只者ではない!

しかし最後でビックリしちゃったなぁ・・・。
一美が外資系投資会社の人間だったとは・・・。
チームドラゴンの復活を仕組んだのも全部一美の仕業だったのね。
いやぁ、恐ろしい。
ひき逃げはただの偶然なんだよね?(^▽^;)
そこまで命かけてやってたら、もっと恐ろしいけど・・・。

そんなこんなで、2時間18分、あくびのひとつも出ずに見てしまいましたわ。
この調子で突っ走っていただきたい。

KARTE:02
「捨てられる患者」
脚本:林宏司
演出:水田成英

北洋から優秀な医師を引き抜き、明真からは切り捨てた医者を北洋送り込む。
つまり、北洋は明真の姥捨て山。
そうやって明真に優秀な人材を集め、心臓移植認定施設を目指し高度医療中心の病院へと発展させる。
その頃には北洋はとっくにつぶれてるという計算なわけか・・・。

そのためには朝田(坂口憲二)は抵抗勢力になるかもしれないという一美(内田有紀)の一言で、野口(岸部一徳)が朝田・伊集院(小池徹平)・藤吉(佐々木蔵之介)を北洋へ追い出しちゃったよ。
荒瀬(阿部サダヲ)とミキ(水川あさみ)は明真に残して、チームドラゴンをバラバラにする作戦。
朝田の代わりに一美は朝田以上の人材を用意すると言ってたけど、それは予告の雰囲気だと鬼頭先生(夏木マリ)なのかしら?
あぁ、こんな時に加藤ちゃん(稲森いずみ)が出てきたら面白いのになぁ。

クレーマー扱いされてた西沢さん(牟田悌三)という患者さん、実は病気が隠されていたのよね。
ちゃんと診てあげた藤吉先生も素敵だわ。

さて、その西沢さんのオペを北洋でやらなきゃならなくなったみたいだけど、朝田・伊集院・藤吉の他には明真から飛ばされた外山(高橋一生)・小高(大塚寧々)、北洋に居残りとなった松平(佐藤二朗)・野村(中村朝日)あたりが新たなチームの面子みたいだね。
今のところどうしようもない面々みたいだけど、徐々に実力を発揮してくれるんでしょう。
朝田ちゃんのオペ、早くじっくり見たいわ〜。

KARTE:03
「その手術は失敗する」
脚本:林宏司
演出:水田成英

西沢さんの緊急オペ。
ガーゼオーマ・・・前回のオペで体内に置き忘れられたガーゼが心臓に癒着して腫瘍のようになってるんだと・・・。
恐ろしい話だよ。
しかも、誰がガーゼを置き忘れたかというと、野口(岸部一徳)なんだってさ〜。
自分の忘れ物、自分で取り出せよ!って感じだけど、ここは危なっかしい野口なんかより朝田ちゃん(坂口憲二)にやってもらった方が安心かも。
カルテも改ざんしちゃって、自分は西沢さんのオペに関わってない事にしちゃおうって思ってるんだろうけど、きっとどこかで明るみに出ると信じてるわ。

しかし、今回北洋でチームを組むと思われる面々も、素材はいいんだろうけどなかなかですなぁ。
外山(高橋一生)はデカイ口たたくだけあって、なかなかの凄腕みたいだけど、西沢さんの麻酔の効きが浅かったために、ガーゼオーマの剥離中に患者の体が動き、その瞬間にメスで傷つけ出血。
確かにオドオドした麻酔医のせいかもしれないけど、露骨に当り散らす態度はいかがなものかと・・・。
こういう人をチームの輪の中で調和させるのって難しそうだけど、そこは朝田の腕の見せ所なのかしら?
オドオド麻酔医の代わりに呼ばれてきた小高(大塚寧々)は、まるでやる気なしって感じだったけど、朝田のオペの腕前を見て少しやる気になったみたいね。
荒瀬(阿部サダヲ)が小高の事を知ってるみたいだし、きっと彼女も凄腕の麻酔医なんでしょう。

あぁ、早く北洋でのチームが完成しないかなぁ?
そこへ荒瀬とミキ(水川あさみ)も参加してのオペとかあれば最高なんだけど。

明真では鬼頭(夏木マリ)を迎えて建て直しを図るつもりらしいけど、最後には鬼頭も北洋へ行きたくなるほどの病院になってたりして・・・。
一美(内田有紀)の狙いが、まだはっきりしないんだけど、もしかしたら北洋の方を立て直すつもりもあったりするのかな?

KARTE:04
「絶対殺せない患者」
脚本:林宏司
演出:葉山浩樹

小高(大塚寧々)って何者なんでしょうか?
胸の痛みを訴える美羽(黒川智花)の胸に手を当てただけで、「マルファン症候群よ、診てあげて」と朝田(坂口憲二)に伝えるんだけど、腕利きの麻酔医という以上に何かありそうな感じですね。

さて、その美羽が議員の恩田(竜雷太)が愛人に生ませた子供だってことがわかるわけ。
恩田が一美(内田有紀)が明真の認可をスムーズに進めるために使いたかったコネ。
その娘が北洋なんかでオペされちゃ困るってわけよね〜。
で、強引に明真に転院させるんだけど、術前検査で美羽が輸血の出来ないタイプだって事が判明するのよ。
手段としては自己血を確保して、必要な量をためられたらオペに踏み切る事は出来るけど、その間時間がかかるし急変したら輸血する血がないって事になっちゃうんだってさ。
それを知った野口(岸部一徳)の「チャンスだと思ったら、とんでもないババ引いちゃったよ。恩田の娘じゃなかったら、追い出してたよ。」ってなボヤキを美羽が聞いちゃうわけ。
恩田先生も仰ってたけど、野口の「質」に一番問題があるんじゃないの?
そんな事を誰が聞くかもわからないところで、ぼやいちゃうなんてね〜。

これを聞いた美羽はこっそり明真を抜け出し、歩いて北洋病院までやって来ちゃうんですよ。
朝田にオペしてもらうために・・・。
ところが無理したために、北洋についた時点で倒れちゃって大動脈かい離を起こしてしまって・・・。
オペをするにも輸血ができない。
この状況で「どうする?朝田」なわけですが、来週どうなるのかと思うと待ちきれませんね〜。
朝田龍太郎ならきっと何とかしてくれそうなんだけど、そうなると恩田先生は明真のコネとしては使えなくなりそうですなぁ。

KARTE:05
「決行!!運命の無輸血手術」
脚本:林宏司
演出:葉山浩樹

輸血ができない美羽(黒川智花)のオペを、循環停止で40分以内にやると言う朝田(坂口憲二)。
私にはそれがどんな状態なのか想像もつきませんが、毎回朝田先生がやるオペは無謀とも言えるオペなわけで、今回も周りの「どんだけ〜っ!」ってな表情で、それを推測するに十分でしたわ。(笑)

恐ろしいスピードでオペをこなしていく朝田だけど、開いてみてビックリ!
あちこちボロボロになってるんですわ。
で、想定していたよりも、いろんな工程が増えていって・・・それでも諦めず着々とオペを進行させる朝田先生。
輸血用の血液は伊集院(小池徹平)がショッピングセンターの中で、輸血できる血液の持ち主さんを探し回るんだけど、これが全く見つけられず・・・。
一方で血液センターにあった輸血可能な400CCのみの血液も、事故渋滞に巻き込まれ北洋までなかなか届かず・・・と、イライラするような展開。
まぁ、これでなきゃハラハラドキドキできませんものね。(゚ー゚;Aアセアセ

いよいよ血液が足りないって時に、朝田は美羽の血液を希釈して循環させるという方法を取るんですよ。
いやぁ、何がどう凄いのかわかりませんが(笑)、もうひたすら納得するしかございません。<(_ _)>
そんな中、ビビるME・野村(中村靖日)を朝田が「俺たちはチームだ!」と説得し、そこに不可欠な優秀な麻酔医・小高(大塚寧々)を一美(内田有紀)が説得し、北洋でのチームが少しずつ出来上がっていく様子はなかなか良かったです。

しかし、希釈した血液がもつ時間も限られていて、それまでにオペが終わるか輸血用の血液が間に合わなくては美羽の命が・・・ってところで、伊集院は渋滞に巻き込まれた血液センターの車からバイクで血液を受け取り、必死で北洋へ走るわけですよ。
それがギリギリ間に合ったのか?ってところで、オペ室の様子が映ると朝田をはじめスタッフの動きが止まってて・・・。
いやぁ、ヒヤッとしたわ〜。(゚ー゚;Aアセアセ
ダメだったのかと一瞬思っちゃったもん!
でも、オペが終了してたんですね〜。
心底、ホッとしましたよ。

これで恩田先生(竜雷太)のコネを明真が使う計画は丸つぶれかと思ったら、野口(岸部一徳)ったら「うちの木原(池田鉄洋)がオペしました」なんて言っちゃうわけよ。
明真のバックアップさせるためにそんなウソをつくなんて・・・。
一美もそういう事にしとかなきゃ、美羽が隠し子である事をバラすと脅しちゃって・・・。
いやぁ、恐ろしい事ですわ。
もしも、こんな事が公になって木原ちゃんにオペしてほしいって患者さんがわんさか現れたらどうすんのさ?
木原ちゃんじゃ、絶対無理だし・・・。(^▽^;)

KARTE:06
「もう1人の天才外科医・・・」
脚本:林宏司
演出:水田成英

朝田(坂口憲二)に対抗心むき出しの外山(高橋一生)。
エリート一家の末っ子で、家族の中ではその存在を認められずにひねくれてしまったようですね。
それであの態度か・・・。ちょっと納得。
朝田にオペの予定がある中、朝田にオペしてもらいたいという患者の受け入れ要請を勝手に引き受けた外山。
ちょうど朝田が受け持っていたオペと同じ大動脈弁置換術のオペだとわかり、勝手に勝負を挑んでるわけだ。
時間が勝負でもないだろうに、朝田より30分も早く終わらせたって事ですっかりいい気の外山。
そんなにスムーズに終わるわけないのにね〜。

台風で病院が停電という中で、外山がオペした五代さん(草村礼子)が心停止。
ICUで再開胸してみると、外山の手術ミスが原因だったとわかるわけよ。
朝田に勝つことばかりを意識して、手技が雑になってしまった外山。
こういうプライドの高い人ほど、自分のミスだとわかった時点でボロボロに崩れてしまうらしく、外山もうろたえるばかり。
そこに入ってきた朝田が「お前には責任がある。最後までそこから逃げるな!」と一喝するんだけど、これがもうカッコイイのなんのって・・・。(゚ー゚*)
補助電源が落ちても懐中電灯で照らしてくれる仲間がいる。
みんなが手を貸してくれる。
ここで外山はチームの偉大さを知るわけですなぁ。
オペが終わったと思ったら、あらたなオペが必要だとわかったりで、相変わらず「これでもか!これでもか!」な展開ですが、五代さんが助かって本当に良かったわ。
自分のミスを認めて、ちゃんと謝罪もしてたし・・・。
あの外山にしては立派でしたね。

さあ、これで外山もチーム入り。
次はスーパードクターと呼ばれていたこともある松平(佐藤二朗)の番ですか?
小高(大塚寧々)の闇って何なんでしょうね?
荒瀬(阿部サダヲ)は知ってるみたいだけど、早く小高にもチーム入りしてもらいたいわ。

KARTE:07
「復活!!スーパードクター」
脚本:林宏司
演出:葉山浩樹

明真から北洋に回されてきた患者・紀枝(高橋ひとみ)は、かつて松平(佐藤二朗)が救った加奈(川島海荷)の母親。
紀枝は食道がんでオペが必要。
しかし、松平は明真でやっていたのと同じ投薬治療を続けようと言うわけよ。
アルコール漬けでメスなんか握れる自信ないよね。
でも、松平って一時は西南病院で消化器外科のエースだったんだってさ!
医療ミスで追い出されたという噂は嘘で、論文を改ざんし教授の逆鱗に触れ助かる見込みのない患者のオペを専門でやらされ、いつの間にかメスが握れなくなったんだと・・・。

そんな中、紀枝が大量吐血。
すぐさまオペが必要になるんだけど、松平は逃げたまま。
朝田(坂口憲二)ができるのはオペの途中まで。
それ以降は消化器外科の松平じゃなきゃできないオペで、朝田は「戻ってくる!あいつが医者ならな・・・。」とニクイ言葉でオペを始めるんだよ〜。
そこで麻酔の何とかって設備がないって事がわかり、小高(大塚寧々)なら・・・ってところで、オペ室に現れたのは荒瀬(阿部サダヲ)。
いいのか?北洋のオペ手伝って?(^▽^;)
でも、やっぱ荒瀬が「お立ちだ〜い!」って言って入ってくると、何だか安心しちゃうよね。
荒瀬も朝田たちと組んでやりたいだろうし・・・。

やきもきさせて、松平もオペに参加!
さぁ、これでスーパードクターがチームに参加した・・・と喜んだ矢先、肝臓にもガンが見つかったとかで・・・本当にもう「どんだけ〜っ!」な展開へ。
それでもやり遂げちゃうからスーパードクターだよね!
でもさ、松平さん「食道再建、肝腫瘍摘出術終了」って台詞、ちょっと噛んでなかった?(^▽^;)

荒瀬が北洋にオペを手伝いに来たのは、加奈に借りがあったから・・・。
赤ちゃんが生まれる荒瀬に加奈が人形を渡してたのね。
ここで、すごく不安になっちゃった私。
まさか、荒瀬に生まれた赤ちゃんがオペが必要なんて展開にならないでしょうね?(゚ー゚;Aアセアセ
ありそうで怖いんですけど・・・。

野口(岸部一徳)は一美(内田有紀)を裏切るつもりみたいだね。
北洋は北洋で明真をつぶすと宣戦布告!
これで一美が完璧に北洋側につけば、なかなか面白いことになりそうだわ。

KARTE:08
「絶対に許せない麻酔医!!」
脚本:林宏司
演出:水田成英

以前、小高(大塚寧々)がデートをすっぽかされた相手「ともき」が、彼女の子供だろうって事はわかってたけど、結構泣けちゃったわ。
てっきり小高が智樹(本郷奏多)のオペで失敗した麻酔医だと思ってたらそうではなく、小高はその頃、麻酔医として多忙で子育てより仕事を優先していた・・・ように夫だった黒田(野村宏伸)には映ってたのね。
誕生日に小高の帰りを待っていた幼い智樹は、喘息の重積発作で倒れ、黒田が帰宅するまで一人でいたってわけ。
その時のオペの麻酔医が未熟で、智樹は車椅子での生活を余儀なくされたってわけなのね。
黒田としては、あの時母親がちゃんと側についていれば・・・と、それを恨んじゃったんだろうけど、お互い仕事を持っている身なのに母親だけを責めるのはいかがなものかと・・・。

そして、今度は冠動脈瘤の手術でやってきた智樹。
北洋に小高がいると知った黒田は、オペから小高を外すことが条件だといってきて、小高も言うとおりにするつもりだったんだけど・・・。
やっぱ息子のことは気になるし、オペを見学してたら麻酔医は頼りないし・・・(゚ー゚;Aアセアセで、こうなったらやっぱ「私が智樹を助ける」と入って行っちゃうわよね〜。
「憎まれてもいい、それは智樹が生きているって事だから・・・。」と言い切ってオペ室に入っていった小高には母親の強さと息子を絶対に助けるという強い信念を感じました。

オペは成功。
朝田(坂口憲二)が「小高がいなかったら、このオペは成功しませんでした。小高のおかげです。」と黒田に言ってくれたのも良かったわ。

ずっとチョコレートを食べ続けていた小高、あれは幼い頃の智樹と「お父さんには内緒だよ!」って夜にチョコを食べた思い出だったのね。
病室の智樹を訪ねた小高が、久しぶりに面と向かった智樹におろおろして喋れない様子が同じ母親として見ていて泣けちゃったよ。
そして、智樹が「売店で売ってた」と差し出したチョコレートで、さらに涙。
二人でチョコを口にして「内緒だよ」と人差し指を唇に当てる仕草で、またまた涙。
いやぁ、ジーンとしましたわ。
これで小高もチーム入り。
しかし、意外なところで伊集院(小池徹平)が悩み出しましたね。
外山(高橋一生)の技術の高さを目の当たりにして、自分を見失いつつあるようです。
壁にぶち当たった伊集院が、どうやって抜け出すのかも見どころですね。

そして野口(岸部一徳)、胸をおさえて倒れちゃいましたよ〜。
まさか、野口自身が心臓移植が必要な患者になっちゃったりしないでしょうね?(゚ー゚;Aアセアセ
北洋の善田院長(志賀廣太郎)は野口に見放された一美(内田有紀)にパートナーにならないかと持ちかけてるし、なかなか面白いことになりそうな予感。

KARTE:09
「余命2ヶ月!!奇跡の手術」
脚本:林宏司
演出:星野和成

野口(岸部一徳)が狭心症の発作で倒れ、サイトビジットを前に健康状態に不安が・・・。
どうしてもサイトビジットまでは倒れられない、そんな野口が自分を救える医者は一人しかいないと向かったのは北洋。
善田(志賀廣太郎)に「助けてください」とすがった時は、やっぱ野口みたいな男でも死を目前にしたら誰かに命乞いをするのね〜なんて思って見てたけど・・・、後でやっぱり野口は野口だな・・・ってガッカリしちゃうんだけどね。(苦笑)

野口は不安定狭心症で朝田(坂口憲二)のオペを希望し、朝田もそれを受け入れた。
朝田は患者が誰だから・・・とか、そんな事でオペするような医者じゃないもんね〜。
だけど、一美(内田有紀)は別だったよ。
北洋のオーナーとして一美が出した条件は、北洋に入院した雄太(田中碧海)のオペを明真で朝田のチームでオペさせること。
雄太のオペに成功したら、チームはそのまま明真に残るというもの。
そして、野口が別会社と進めている融資契約をイーグルパートナーズに戻すというもの。
どうしても朝田にオペをしてもらって、サイトビジットには元気な姿でその場にいなければならない野口は、一美の出した条件に頷くしかなかったんだけど・・・。

どんな難しいオペでもやり遂げる朝田のチームは、野口のオペも完璧にやり遂げた。
自分の力量のなさに悩んでいた伊集院(小池徹平)も松平(佐藤二朗)のアドバイスで「天才を支える普通の人」でいる事の重要性にも気づいたみたいで、立ち直ってくれて良かった。

さぁ、サイトビジットまでに復帰できた野口。
一美の条件を聞き入れるのかと思いきや「喉元過ぎれば何とやら・・・僕は喉が短いみたい」って( ̄ー ̄)ニヤリ。
うわ〜、さすが野口!卑怯だわ!
イーグルパートナーズと交わすはずの融資契約も、もう一度ゴールドバーグに戻してるし・・・。
自分が助かれば、助けてくれた人たちへの感謝の気持ちも情も一切ないってわけ?

移植認定施設となった明真に朝田のチームが帰ってきた。
雄太のオペを行うために・・・。
荒瀬(阿部サダヲ)やミキ(水川あさみ)も加わって、大きなチームとして動き出すのかな?

KARTE:10
「総力戦!!運命の心臓移植」
脚本:林宏司
演出:葉山浩樹

明真のチーム鬼頭(夏木マリ)は心臓移植を待つVIPの患者、一方チーム朝田(坂口憲二)はドナーがなかなか現れない9歳の雄太の心臓移植。
どちらもドナーが現れるのを待っているんだけど、そんな中で朝田は伊集院(小池徹平)に先にドナーが現れるであろう鬼頭のチームで移植を経験し、雄太のオペに備えろと指示。
伊集院もそれが今の自分に課せられた仕事だとわかって、くさらずちゃんと従ってるのがいいよね。

それにしても雄太君、本当にせつない。
サンタさんへお願いするプレゼントが「水」って・・・。(つд∩) ウエーン
水分を極端に制限されてるから、水をたくさん飲みたいって・・・そんな事聞かされたら(TωT)ウルウルしちゃうよ〜。
次のワールドカップ見れるかな?とか、外山(高橋一生)が「おれ、ガキは苦手」って言う意味が、子供の患者が苦しんでいるのを見ると、この世に神様はいないのか?って思うから・・・ってーのも意外といいヤツで(TωT)ウルウルしたし・・・。

そんな雄太が肝硬変になってしまい、心臓移植どころの話ではなくなってしまうんだよね。
それで、まず母親(長野里美)との生体肝移植で肝機能を回復し、心臓移植を待つことにするんだけど、その頃、チーム鬼頭のVIP患者にはドナーが見つかって・・・。
移植される心臓を取りに行ったのが伊集院。
チーム鬼頭は伊集院の持ち帰る心臓を待ってスタンバイ中。
チーム朝田では、松平(佐藤二朗)が生体肝移植を始めたところ。
そこで鬼頭の患者が輸血によるアレルギーを起こし、心臓移植ができない状態になってしまうのよ。
じゃあ、せっかくの心臓はどこへ?と思ったら、次の順番が雄太に回ってきたって言うじゃない?
だけど、すでに生体肝移植は始まっている。
朝田は生体肝移植と心臓移植を同時にやると言い出した!
うーん、このドラマ、いつもオペが始まってから「どんだけ〜」な展開になるよね。(笑)
肝機能に疾患を抱えているのに心臓移植をすれば医師免許剥奪される。
それでも患者のためならかまわないという朝田。
カッコいい〜ね〜♪
生体肝移植と心臓移植が同時に9歳の子供に行われる。
しかも移植する心臓は大人のドナーのもの。
こんな事を北洋のチームに成功させられちゃったら困るのは野口(岸部一徳)。
そっちも何とかしなきゃ!ってところで、さらに追い討ち・・・。
何と、心臓を運んでいる伊集院の行く手をふさぐ事故現場。
そんな事じゃないかとは思ってたけど、やっぱりそこまでやるのね。(笑)
チーム朝田なら絶対に大丈夫だという安心感はあるけど、まずは伊集院がどうやって心臓を届けるかだなぁ。
そして、厄介な野口をどうするかだよね。(^▽^;)

LAST KARTE
「運命の4時間!!最後の手術」
脚本:林宏司
演出:水田成英

最終回は今まで以上に「これでもか!これでもか!」な展開でしたね。
雄太の生体肝移植と心臓移植の同時オペで、朝田(坂口憲二)と外山(高橋一生)は二人がかりで心臓の癒着をはがさなくちゃならなくて、オペの限界の時間・4時間で移植までできるのか?って、ただでさえ焦ってる状態なのに、大切な心臓を運んでいる伊集院(小池徹平)の乗った車が立ち往生。
「絶対に届ける」と山の中を力走する伊集院、そこに一美(内田有紀)が手配したヘリが現れて無事伊集院と心臓をピックアップ。
どこからヘリが来たんだよ!って感じの映像に、ちょっと笑ってしまいましたわ。(笑)

その頃、肝移植は終了、癒着を剥がしていた朝田は急に手を止めてしまうんだけど、外山も何でここでやめちゃうのかさっぱりわからないで慌ててるじゃん!
自分だけわかってないで、説明してやればいいのに・・・。
癒着の剥離を途中でやめたのは、ピギーバックという術式をとるため。
心臓に心臓をおんぶさせるんだとさ・・・。
そんなもん、突然説明されても理解できませんっつーの!
一生懸命、説明係の藤吉(佐々木蔵之介)が解説してくれてるんだけど、さらーっと流されても何の知識もない私は「へ?」ってな感じですわよ・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

これで何とか成功したかと思いきや、またまたトラブル発生でもう一度心臓を止めて朝田のゴッドハンドで悪い箇所を見つけ、冷凍凝固したんだとさ。
なんせ、朝田はすごい!って事ですな。(簡単な結論)

一美の生い立ちは、なかなか興味深かったです。
父親が医者で大学病院を飛び出し、無医村で診療を行っていたんだけど無理がたたって倒れてしまった。
生きるには心臓移植しかない中で、借金を抱え、母が死に、父も亡くなった。
そんな両親の人生を馬鹿らしいと思っていたんだけど、父親がよく言っていた「そこに患者がいるから救うんだ」という言葉を朝田が口にしたことで、父は医者として間違ってなかったという事を実感したんでしょうね。

野口(岸部一徳)は何だったんでしょうか?
パーティーで肝・心同時移植の成功を告げ、みんなの賞賛をあびるはずだったのに、善田(志賀廣太郎)に悪事をバラされちゃって・・・。
しかし、野口のパーティーだったのに、会場のスクリーンにあんな記事を映すように仕込むなんて、どうやったらできたんでしょうね?(^▽^;)
ゴールドバーグ社の債権を一美が買って、明真のオーナーは一美になっちゃったわけですね。
それで野口は明真にはいられなくなって、アメリカで血だらけになってましたが、あれは何だったんでしょうか?
それほど落ちぶれちゃったって事なのかな?

北洋に戻る人あり、明真に残る人あり・・・だったけど、何かあればチーム朝田はいつでも集まるぞ!ってな雰囲気で終わっていきました。
朝田はアメリカで白衣の人と会って終わり・・・でしたが、あれは加藤(稲森いずみ)だったんですかね?
もしかすると
、まだ続編とかSPとか考えてるかもしれませんね。
加藤ちゃんが出てくれるなら、ちょっと見たいけどなぁ・・・。

 

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