働きマン

原作:安野モヨコ 「働きマン
P:加藤正俊・難波利昭

第1話
「恋愛より仕事・・・なんて
カッコイイ話じゃない!!」
脚本:吉田智子
演出:南雲聖一

うーん、微妙・・・。(^▽^;)

女の人がバリバリ頑張る姿は、女性から見て共感するところがあれば応援する気持ちで見ていられるはずなんだけど、松方(菅野美穂)を見てて「頑張れー!」って気持ちにはあまりなれなかったんだよね。
どちらかというと、そんな松方の彼氏・新二(吉沢悠)の不憫さに「頑張れー!」って感じだったよ。(笑)

3ヶ月も会ってないのに、久々のデートがことごとくどちらかの仕事の都合でダメになっていくってあたりは、ちょっとしたせつなさもあって良かったんだけど、松方がスクープのためにデートをキャンセルした時、雨の中でケーキの箱持って待ってた新二の気持ちを思うと可哀想でね〜。

でもさ「働きマン」ってタイトルだけに、松方の働きマンぶりが見どころなんだと思うんだけど、不思議とそこには魅力を感じないんだよなぁ。(^^ゞ
まだまだ、これからなのかしら?
態度のデカイ新人編集者・田中(速水もこみち)は、案外イイ感じだったわ。
もこみち君ってだんだん自然に演技できるようになって来たよね。

初回の松方の働きマンぶりは、外務大臣の機密費流用問題のスクープ。
秘書の関口(夏木マリ)の告発を記事にしたんだけど、これがあっさり「秘書がやったこと」にされちゃって大臣は知らんぷり。
告発した関口が大臣の20年来の愛人だったと知った松方は、大臣へのラブレターという形で独占告白を記事にしたってわけですが、この松方の働きぶりの陰で恋人新二はすっぽかされてばかりなんだよね。
あぁ、可哀想・・・。

ただ、大きな仕事を終えて家に戻った時、すっかり眠っている新二の頬にキスをする松方は良かったなぁ。
すっぽかしてばかりでも、松方にとっては新二が一番の癒しなんだろうなぁ・・・って感じで。
そんな優しい恋人を吉沢悠も好演してると思うし・・・。

ただ、なんとなくピンボケしてるっていうか、どこらへんを視聴者に見て欲しいのかってーのが伝わりにくかったかも・・・。
もうちょっと様子見ですね。

第2話
「女の敵はオンナ!?」
脚本:吉田智子
演出:南雲聖一

初回よりずっと面白かった!
松方(菅野美穂)と同じ出版社の野球雑誌の記者・由実(釈由美子)が結婚退社の挨拶に来る。
オンナオンナした感じの由実ちゃんを見ていると、私も「合わないな」と思ってしまう側の女なんだけど、男顔負けの仕事をする松方もやはり由実ちゃんは自分とは真逆のタイプだと思っていたようで・・・。

自分の企画のためにプロ野球選手・志村(上地雄輔)へのインタビューをしたい松方。
しかし、取材嫌いの志村はなかなか応じてはくれない。
体当たりでOKを取ろうとする松方の前に、男性記者の間をいとも簡単にするする〜っと抜けて志村にインタビューする由実ちゃんの姿が・・・。
そんな由実ちゃんに志村へ企画書を渡してもらおうと頭を下げたんだけど、由実ちゃんは「渡すだけですよ」なんてお膳立てする気ゼロだし・・・。(^▽^;)

でも、松方も由実ちゃんもやり方は違っても、必死に働く女性だったんだよね。
お互いに表面だけを見て全く違うタイプだからと歩み寄ろうともしなかったんだけど、アプローチは違っても仕事に打ち込む姿は同じだったわけで・・・。
それを理解したらお互いに協力できて・・・という雰囲気はとっても良かった。
まぁ、実際には女同士、あんなに甘くないかもしれないけどね。(^^ゞ

「男のように働きたいけど女でいたい」という気持ちはわかる気がする。

仕事の愚痴を言わない新二(吉沢悠)の辛そうな姿を目の当たりにしたり、そんな新二に「頑張って」と優しく励まされたりして、自分が甘えたい時だけ新二に甘えていた事を反省する松方には共感できたし・・・。

うん、こんな雰囲気なら見続けていけそうだわ!

第3話
「いつか勝負をかけるぞマン」
脚本:吉田智子
演出:佐久間紀佳

田中(速水もこみち)みたいな新人の教育係になっちゃったら、松方(菅野美穂)じゃなくてもストレスたまるよなぁ。
ファッション誌を希望してたからって、全くコンセプトの違う週刊誌を自分の好みで作り上げようとしてる大胆な新人。(笑)
ああいう週刊誌をハナっからバカにしてる感じの田中が、ふとした事から仕事の楽しみの入り口を見つけた流れは良かった。
また、全く別の畑で仕事している新二(吉沢悠)が一番田中の気持ちを理解しているのも、何となくリアリティがあって良かった。

グラビアアイドル・ホリメグの出生の秘密というタレコミには、私でも胡散臭さを感じたけど、田中にしてみればタレコミの電話と友人から聞いたホリメグの妹の話があまりにも合致したため、「これはスクープ!」と飛びついちゃったんだろうなぁ。
でも、そこで燃えるぐらいじゃなきゃ、ただの冷め切った新人になっちゃうもんね。
あの田中の中にも熱さがあるんだってことがわかっただけでも収穫かも!
おまけに「リスキー」なんてニックネームまでつけられちゃって・・・。(笑)

自称ホリメグの妹と吹聴している厄介な女がいたために、田中は振り回されちゃったけど、新人らしくガセネタつかまされた事で、これから注意深くもなるだろうし・・・。
松方に「目の前の仕事も出来ないヤツがデカイ口叩くな!」と怒られた事で、少しは自分の態度を改めた・・・ようではないけど(笑)、まぁ仕事に向き合う姿勢は少しはマシになるのかも。

OPをちゃんと作って、最後に働きマン音頭を持ってきたことでドラマとしてのバランスは良くなった気がする。

第4話
「憧れと涙・・・振り向きマン!!」
脚本:吉田智子
演出:佐久間紀佳

1年前から人気作家・夏目美芳(小西美帆)の握手会に通いつめ、やっと「JIDAI」で夏目に連載を書いてもらうという自分の企画を通したマユ(平山あや)。
しかし、編集長(伊武雅刀)はその担当を松方(菅野美穂)にすると言い出した。
結果、松方の企画をマユが担当し、マユの初めての企画を松方が担当する事に・・・。
初めて通った企画が、人の手にゆだねられてどんな風に形になるのか気になる気持ちはすごくわかる。
でも、それで自分がやらなきゃいけない仕事を二の次にしてしまうようではダメなんだよね。

案の定、人間国宝の先生を前にしても頭の中は夏目の企画の事ばかり・・・なマユ。
それで、先生の作品を壊してしまうという大失態をやらかしてしまうわけだ。
試作品でよかったけどね。(^▽^;)

こういうところから這い上がるのは自分自身にしか出来ない事。
松方が先輩として悩む気持ちもわかるけど、見守るしかできないのがもどかしいですなぁ。

で、松方は松方で夏目にどんな作品を書いてもらえば「JIDAI」の読者が喜ぶのかで壁にぶち当たるわけよ〜。
そこでヒントになったのは、デート中に新二(吉沢悠)が言った「中年のおじさんの方がピュアにときめいている」という言葉と、マユが言った「夏目先生の作品にはときめきがなきゃダメなんです」という一言。
で、オヤジのピュアな恋愛モノを夏目に提案し、これがウケたってわけですね〜。

まぁ、マユと松方の間はこれでOKなんだろうけど、私は新二と松方の間が気になるなぁ。
仕事が頭から離れない松方の気持ちは、同じ働く者として新二も理解できてるんだろうけど、愚痴をもらしてくれないってーのが意外と男心を傷つけてるんじゃないかと思ったりして・・・。
弱いところ、見せて欲しいって思ってるんじゃないのかな〜?

第5話
「仕事に誇りを持てますか?」
脚本:吉田智子
演出:南雲聖一

菅原(津田寛治)の張り込みに付き合わされた松方(菅野美穂)。
ターゲットはハリウッドスターの新堂(松田賢二)と歌手の安寿(比嘉バービィ)の不倫カップル。
松方の納豆巻をジャケットにつけられて、公園の水で流しに行ってる間に、ターゲットが張り込み現場に到着!
車内に1人残っていた松方が、菅原のカメラで夢中でシャッターをきり現場をおさえたんだけど、菅原は1人ずつでしか写せなかった写真を見て「一枚ですべてを語る写真じゃないと意味がない」と納得いなかい様子。
最初はこういう菅原を見て、松方にスクープ写真撮られちゃったことをひがんでんのかな?と思ったんだけど、彼は彼なりにゴシップネタの写真だとしてもポリシー持って仕事してたんだよね。

本当は汚職などのスクープを狙いたい、でもゴシップだとしても誰かがやらなきゃいけない仕事。
そういうゴシップに飛びつく読者がいる限り、本を売るには必要な仕事なんだよね。

せっかくのスクープなのに、スポーツ新聞に一日早く同じネタを抜かれた週刊JIDAI。
このままでは記事がボツになるという時に、粘ってツーショット写真を撮りに行く菅原の気持ち、松方も同じものを感じていたんでしょう。
二人で張り込んで、締め切りギリギリでツーショット写真を撮ることに成功!
撮られた新堂に「お前ら恥ずかしくないのか?」と言われて、「これが私達の仕事ですから」と言い切った松方はちょっとカッコよかった。

でも、そんな松方・・・仕事に没頭してると新二(吉沢悠)との仲が微妙になりそうなんだけど。(^▽^;)
仕事も恋も充実させるのって、やっぱ難しいのかしらね〜?

第6話
「ついに・・・恋と仕事の危機!!」
脚本:松田裕子
演出:佐久間紀佳

新二(吉沢悠)が本社に戻れると聞き、翌日お祝いをするために入稿を急ぎ、がむしゃらに働いて風邪を引く松方(菅野美穂)。
新二の「橋を作る」という夢が叶うと喜んでいたものの、配属先は営業。
落ち込む新二にとって、没頭する仕事がある松方がちょっと羨ましいような、少しねたましいような複雑な気持ちだったかもしれない。

無理をしすぎて倒れた松方を家まで送った田中(速水もこみち)が新二に連絡。
朝まで付き添った新二に、やはり弱いところを見せない松方。
彼氏だから甘えればいいのにね〜。
長年付き合ってる彼氏だったら甘えられると思うんだけど、松方の性格なのかなぁ?

松方は松方で、いつも「自分がやらなきゃ!」と思ってた仕事を、今回倒れた事で他の人がカバーしてくれるという事がわかって、時には人に甘えるのもアリなんだって事がわかったかもしれない。
だけど、すでに時遅し・・・な気がしないでもない。(^▽^;)

新二は現場監督の仕事を離れることになって、やっとこの仕事にもやりがいはあったという事に気付かされたみたいですね。
それが営業で頑張る励みになればいいんだけど・・・。

今回はいまひとつ面白くなかったなぁ。
せっかく最近少し面白くなりかけていたのに残念。

第7話
「別れ・・・それでも仕事はある」
脚本:吉田智子
演出:南雲聖一

部屋に空き巣が入った事で、不安になって新二(吉沢悠)に電話した松方(菅野美穂)。
新二は接待の途中だったんだけど、気になって仕事より松方を優先しちゃうわけだ。
そんな新二の前で、仕事で使ってるPCがなくなったと大騒ぎする松方を見たら、やっぱ「仕事なのかよ」って思っちゃうだろうなぁ。
今回は新二の方の気持ちに共感しちゃったわ。
仕事投げ出して駆けつけたのに、お前は仕事優先かよ!みたいな・・・。

んで、後日お詫びに食事作るからと松方から誘っておいたくせに、急な仕事が入ったら、やっぱりそっちを優先しちゃうし・・・。
もちろん、仕事は大事だけど、新二が松方優先してるのに比べて、松方はあまりにも仕事優先にし過ぎちゃってる気がしてね〜。
新二の優しさに甘えてるのかもしれないけど、甘えるなら甘えるでもっと上手に甘えればいいのに・・・。

「ヒロと一緒にいるとホッとするっていうより辛いんだよね」って言った新二の気持ちにすごく納得!
「俺たち別れよう」と言われた後の「わかった」という一言にも女の可愛さがない!
「会う時間が短いから愚痴を言わないようにした」とか「甘えないようにした」という松方なりの生き方は、男からみればどうなんだろ?
会う時間が限られてるから甘えてもらいたいし、愚痴みたいなものでもいいから本音をぶつける時間がほしかったんじゃないの?と思ってしまう。

まぁ、そこまで仕事を優先してきたのだから、これからもそれでいいじゃない?・・・と、ちょっと突き放したくなるような感じだったなぁ。

第8話
「どん底・・・失恋って大変だ!!」
脚本:吉田智子
演出:佐久間紀佳

失恋の痛手から立ち直れない松方(菅野美穂)。
うん、それでこそ人間味あるっていうか、お仕事サイボーグじゃない感じが出てていいじゃない?
企画が1本も通らず、通称「ヒマネタ」な「冬の樹木」の取材へ行かされてしまった松方は、そこでゴミの不法投棄の穴場スポットでゴミを回収している男性(笹野高史)と出会う。
いいネタだったのに、肝心のカメラをバス待ちしてたベンチに置き忘れるという失態をやらかし、ついに仕事からもはずされてしまう松方。
なんだかんだと言っても、こういう時に大事なのは一旦止まる事だよね。
立ち止まって考えて、また次の一歩を踏出す。
そのぐらいの余裕がないと、なにをやってもダメな感じがしちゃうもん!

で、一日休んで松方が向かったのがどこかと思えば、昨日取材に来た山だよ!(爆)
松方の代わりに取材に来ていた田中(速水もこみち)と出会って、「休みをもらっても行くとこもすることもなかった」と言った松方の台詞には現実味があった。
そんなもんだろうなぁ・・・。
日々、仕事に追われてきて、そして仕事を生きがいにしてきて、ぷつんとその糸が切れた時、何をすべきかわからない。
ちょっとせつないね・・・。。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん

そこで二人が見たものは、ゴミを捨てる男たちと、それを止める例の男性の姿。
ゴミの撤去を手伝った松方たちを男性が連れて行ってくれたのは、山の奥で可憐に咲く冬桜。
東京にもまだこんな場所がある。
守らなくてはならない場所がある。
そんな記事にまとめた松方に、編集長(沢村一樹)は「ヒマネタではなく、次号の特集で行く」とGOサイン!
とりあえず働きマン松方は復活。
そして、吹っ切れていない恋愛も、「新二と別れたくない。新二が好きです・・・今でも。」と言いたかった本当の気持ちを伝え、それでも「戻れない」と言われたことで踏ん切りがついたらしい。
そうなると、恋も次へ進みだすのかな?

第9話
「仕事に愛情を持てますか?」
脚本:松田裕子
演出:南雲聖一

松方(菅野美穂)が担当していた連載小説「54」が書籍化されることになり、営業担当でやって来たのが同期の千葉(渡部建)。
アンジャッシュの渡部君でどうなのか?と思ったら、案外普通にこなしてましたね。
泣くシーンはさすがにイマイチな感じだったけど、あとはあまり違和感なく見ることが出来ました。

編集が作家と一緒に作り上げた作品という思い入れに反発する千葉には、そうなっただけの過去があったんですね。
過去に好きな先輩編集者のために、頑張って本を売り込んだ。
結果、その本は売れたんだけど、好きだった先輩は「ライターと二人で頑張った成果」と言い、営業で頑張ってきた千葉の努力は報われなかった。
それ以来、思い入れや愛情を持たずに仕事をしてきた千葉。
それが、同期の松方にまでも「私と作家さんで作ってきた本」と言われ、うんざりしちゃったんだろうなぁ。

その話を聞いた松方は、「54」のコピーを作り、自分の足で書店を回って「54」がどんなにすばらしい作品かということを売り込むんだけど、それは千葉のテリトリーに土足で入り込むような感じがして、私はあまり好きにはなれなかった。
結果としては、松方がそこまで必死になるところを見て、千葉も「54」をあらためて読み、本当に良い作品だと認め、書店が売りたいと思っている気持ちを販売戦略会議で発表し、初版部数を予定していた倍に引き伸ばした。
あっという間に増刷も決定でめでたし、めでたし。

でも、一番良かったのは、千葉が作家の夏目先生(小西美帆)に「売って下さってありがとう」と感謝されたこと。
自分の仕事を認めてもらえたことで、彼は報われたわけだ。
思い入れや愛情を持つことも悪くないと思えただろうし、仕事に向き合う姿勢が変わるかもしれない。
松方にしても営業の努力を垣間見ることが出来たわけで、それは良かったかな?

田中(速水もこみち)や菅原(津田寛治)が、どんどん松方を理解しているようで編集部のチームワークはいい感じになってますね。

第10話
「父の思い・・・
私はきっと頑張れる!!」
脚本:吉田智子
演出:佐久間紀佳

相変わらず忙しい松方(菅野美穂)の元へ、父・征治(小野武彦)から東京へ来ることを知らせるハガキが届く。
あはは・・・何でハガキ?(笑)
私も松方同様に「メールか電話にして」って思っちゃうよ。
親子とはいえ、長い間会っていない父と娘・・・何となくぎこちない感じがよく出ていて「わかるなぁ」って感じでした。

征治に松方が携わっている週刊誌がくだらないと言われた事に腹を立てる気持ち。
いつも仕事にプライドを持って向き合っている松方だから、その仕事をけなされたら怒るよなぁ。
公務員の父親に向かって「私はお父さんみたいになりたくないの」と言っちゃったのは余計な一言だったと思うけど、そういうのを遠慮なく言っちゃうところが親子でもあるわけで・・・。

ほんの二日ほどの滞在だったけど、一緒にいる間に父は娘の仕事を理解し、娘は父の愛情を知り・・・って感じで、どれだけ離れていても親子の繋がりって切れないもんなんだな・・・ってあたりは良かったなぁ。

松方が夜中に呼び出されて駆けつけたトンネルの崩落事故のエピは、本当に考えさせられるよね〜。
目の前で悲惨な事故が起きているのに、必死で携帯で写真やら動画やらを撮ってる人たち。
報道が向けるカメラとは、やはりどこか違うわけで、そんな光景に違和感を感じた松方は、週刊誌の記者としての目があるなぁ・・・と思いました。

征治が松方のために作って置いといてくれた麻婆豆腐。
せっかく「チンして食べて」って手紙まであったのに、何で冷たいまま食べるかな?(゚ー゚;Aアセアセ
それより、外から帰ったら手を洗いなさい!とか母親目線でガミガミ言いそうになっちゃった。(笑)

おっと、こんなところで新二(吉沢悠)から電話?
何の用なんだろう?

最終話
「29歳の誕生日・・・
恋か仕事か決断の時!!」
脚本:吉田智子
演出:南雲聖一

新二(吉沢悠)の電話は出たところで切れちゃったのか・・・。
うーん、思わせぶりだなぁ。

さて最終回の松方(菅野美穂)は、憧れの週刊誌・SPEAKのデスク・佐川(羽場裕一)にヘッドハンティングされたり、新二の福岡転勤を告げられたりで、いろんな方面に気持ちが揺れてましたね。
入社7年目、29歳・・・30歳を目前に仕事はこのままでいいのか?、結婚も考えなきゃ!と、いろいろ悩む頃なんだろうなぁ。
そこへ新しい仕事の話、もしかしたら元に戻れる?ってな感じの元カレとの再会があれば、大きく揺らいでしまうのは無理もないかも・・・。

しかし、どんな時にも運命っていうのはあるようで、今回も小学校教師の痴漢冤罪事件がなかったら、松方の人生はどっちに転んでいたかわかりませんでしたね。

悩んだ末、SPEAKの面接を受けることにした松方。
しかし、面接直前に編集部からの電話で、痴漢の被害者の女性がお見合いパーティーに参加していた男性から200万騙し取ってた事がわかり、松方は今、自分がやるべき仕事がJIDAIにある事に気付くわけで・・・。
憧れていたSPEAKでのデスクのポジションより、痴漢の冤罪をかけられたまま職を失ってしまいそうな小学校教師を自分の記事で救うことを選んだ松方。
実に彼女らしい選択だった気がします。

結果、小学校教師と生徒たちから感謝され、新二とは「また、いつか」といい形で別れることができて、これからは「JIDAIをSPEAKぐらい大きな雑誌にする」という目標を立てて仕事に打ち込むことができるようで、めでたし、めでたし・・・。(^-^)//""ぱちぱち

できれば新二とは少し距離を置いた後、もう一度恋人に戻ってくれると嬉しいなぁ。
やっぱ、松方を一番支えてたのは新二だったしね・・・。

 

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