グレイズ・アナトミー3

#1
「動き出す時間」
"TIME HAS COME TODAY"
脚本:SHONDA RHIMES
演出:DANIEL MINAHAN

何だか今クールは海外ドラマも楽しくて、ただでさえ最近忙しいのにどうしましょ?って感じです。(^▽^;)
でも、やっぱ見ちゃったわ!グレイズ・アナトミー3!

デニーの死で心を閉ざしたままのイジー(キャサリン・ハイグル)。
ドレス姿のまま床に寝そべった状態で動かない姿が何とも痛々しい。
そんな彼女に話しかけるために、みんなが一緒になって床に寝そべっているのは何だか温かくてよかったなぁ。
特にジョージ(T.R.ナイト)、彼の風貌がそう思わせるのかほんわかした温かさをかもし出していて良かったです。
でも、なんだかんだで結局みんな自分のことでオタオタしちゃってるのがこのドラマらしい。
メレディス(エレン・ポンピオ)なんて、デレク(パトリック・デンプシー)とHしちゃった事でオロオロしてるし・・・。
そりゃ、そうだ!パンティー忘れてるんだから・・・。
そのメレディスのパンティーを洗濯して、きちんとたたんでジッパー付の袋にしまってたアディソン(ケイト・ウォルシュ)!
メレディスにつき返すのかと思ったら、病院の掲示板に「落し物」って貼り付けてましたよね。(^▽^;)
いやぁ、恐い、恐い・・・。
でも、そのぐらいやりたくなる気持ちはわかるけど・・・。

デレクはメレディスに「君を愛してる。あせらずじっくり考えて欲しい。君は今、選べるんだから・・・。」って言ってたけど、何となくこの言い方も個人的には好きになれませんわ。

クリスティーナ(サンドラ・オー)がバーク(イザイア・ワシントン)に「あんたは死んじゃダメだよ!」と泣きじゃくるところは、ちょっと意外でウルウルしちゃった。
デニーに死なれたイジーを見て、愛する人を亡くすという事がどれだけ辛いのかを知ってしまったのね。
こうやって、時々子供みたいになるクリスティーナ、やっぱ愛すべきキャラだわ。

動けないほど落ち込んで、誰の言葉にも耳を貸さなかったイジーがやっと立ち上がってくれて良かった。
でも、まだ立ち上がれただけ。
彼女が今まで通り医者として歩んでいけるかはまだ微妙ですね。

#2
「衝動は嵐のように」
"I AM A TREE"
脚本:KRISTA VERNOFF
演出:JEFF MELMAN

クリスティーナ(サンドラ・オー)ったら、よりによってバーク(イザイア・ワシントン)の上に赤い下着で跨っているところを彼の両親に見られちゃって・・・。
もし私がクリスティーナだったら、もう消えてなくなりたいと思っちゃうわ。
バークのお母さんもあんなのが息子の彼女だと知ったら、そりゃ抵抗あるわよね〜。
バークのお父さんは何気に応援しているみたいだったけど、見たところ一番お母さんが権力者って感じだし、バーク先生自体もお母さんに頭が上がらない雰囲気だったような・・・。
うーん、これはこの先厳しくなっちゃったかも・・・。

例のパンティーの落し物をベイリー(チャンドラ・ウィルソン)に「誰の?」と問い詰められるメレディス(エレン・ポンピオ)とクリスティーナ。
バークに下着姿で跨ってたって噂はあっという間に流れ、落し物の下着もクリスティーナの物なんじゃないの?って感じで見られてるのが可哀想だったわ。
メレディスったら、さっさと「私のです!」って言ってやりなさいよ!
そこに気を利かせたのがカリー(サラ・ラミレス)、さらっとパンティーを取って自分のだってポケットにしまっちゃったよ。
実は一番気の利く女ってカリーなんだよね〜。
ジョージ(T.R.ナイト)はカリーみたいな人に好かれて良かったと思うよ。
もっと、愛してやってほしいなぁ・・・なんて思ってたら、ジョージはパンティー落としたのがカリーだと信じてヤキモチ妬いてるし・・・。
ジョージ、可愛い♪
んで、カリーにツンケンしてたジョージがカリーを訪ねると、そこにリチャード(ジェームズ・ピケンズ・ジュニア)がいて、またまたジョージったら勘違い。(笑)
でも、カリーがすぐに追いかけてきて、そんなヤキモチを嬉しいって素直に伝えてたね。
カリー、好感度UPだわ。

落ち込んだイジー(キャサリン・ハイグル)が延々とマフィンを焼き続けているのは痛々しかったけど、そのマフィンが傷ついたいろんな人の口に入って癒していくような雰囲気は良かったと思う。

一番感じの悪い主人公・メレディス。(爆)
デレク(パトリック・デンプシー)とフィン(クリス・オドネル)のどちらかを選ぶのに、デレクに決めたと言ったと思ったら、またフィンにふらふらしたりして・・・。
いっその事、両方からフラれてしまえ!とか思っちゃう私は鬼ですか?(^▽^;)

アディソン(ケイト・ウォルシュ)もあれだけ落ち込んで飲んだくれてたから同情して見てたのに、デレクが謝りに来た時、ホテルに男といるんだもん。
もう、あんたたち好きにすれば?って感じだわ。

#3
「夢と現実」
"SOMETIMES A FANTASY"
脚本:DEBORA CAHN
演出:ADAM ARKIN

イジー(キャサリン・ハイグル)は病院に復帰するため部長に会いに来たのに、病院の前で1日中立ち尽くしただけで中には入れなかったね〜。
引き返すこともできず、前に進む事もできず、でも動かなきゃという気持ちだけはあって病院を見つめているイジーを見てると辛かったなぁ。
これまた本人が乗り越えるしかない試練なんだろうか・・・。
誰か手を差し伸べても無理なのかなぁ。

アレックス(ジャスティン・チェンバース)が診てた自分をスーパーヒーローだと思ってる女の子・ミーガンは、私もてっきり里親からの虐待だと思っちゃったわ。<(_ _)>
先天性の無痛症で本当に痛みを感じない。
だから、ものすごい怪我をしたところでも、自分でホチキスで止めて処置しちゃったり、それを咎められればホチキスの針を引っこ抜いちゃったりしちゃうんだね〜。
痛みを感じないのを信じてもらいたくて、人にお腹を殴らせて、それが原因でお腹の中で出血を起こしていた。
それでも何も感じていない。
痛みには理由があるというベイリー先生(チャンドラ・ウィルソン)の言葉が、胸に響いたエピだったわ。

ジョージ(T.R.ナイト)とカリー(サラ・ラミレス)もしっくりいきませんね。
カリーって真っ直ぐな女性なんだと思うんだけど、ジョージにはその真っ直ぐさを受け止める自信がないんですかね?
逃げ腰なジョージを見てると、カリーがイラッとする気持ちも理解できるような気がするんですけど・・・。

バーク(イザイア・ワシントン)の休職願いを全く聞かされてなかったクリスティーナ(サンドラ・オー)。
ここの二人も何だかしっくりいかなくなってしまいましたね。

主役のメレディス(エレン・ポンピオ)ですが、今週はまたムカつくヒロインでしたわ!ヽ(`Д´)ノプンプン
デレク(パトリック・デンプシー)とフィン(クリス・オドネル)の二人に囲まれてベッドで寝ている妄想からしてムカムカしちゃったわ。
結局、そうやってチヤホヤされていたいんでしょうよ!
でも、現実はそんなに甘くなくってよ!
二人の男が仲良く自分の脇にいてくれるわけないじゃないですかーーー!
フィンとはランチ、デレクとはディナーのデートを計画していたら、まずはデレクがフィンとメレディスのランチデートの邪魔をして、今度は夜にデレクがメレディスを送ってきたところにフィンがアイスクリーム持って現れて・・・。
そんな二人に「私のほうを見てない!」ってキレるメレディス・・・。
勝手に怒ってなさい!
ほんと、不愉快な主役だこと・・・。(爆)

#4
「自分が自分であるために」
"WHAT I AM"
脚本:ALLAN HEINBERG
演出:DAN LERNER

デレク(パトリック・デンプシー)とフィン(クリス・オドネル)の二人のどちらを選ぶかで悩むメレディス(エレン・ポンピオ)は吐き気に襲われる。
え?妊娠?・・・と思ったら、なんと虫垂炎だとさ。
全く、人騒がせな・・・。
で、モルヒネもらってちょっとラリった状態になっちゃったメレディス、デレクとフィンとジョージ(T.R.ナイト)に囲まれて「私のボーイフレンドが揃った♪」って、ご機嫌だわね。(^▽^;)

アディソン(ケイト・ウォルシュ)も大変だわ。
マーク(エリック・ダーン)が同じ病院にやって来ちゃうし、ラリったメレディスからは「何でデレクが運命の人だってわかったの?」と聞かれたり・・・。
でも、アディソンはそんなメレディスの言葉から、彼女が本当に悩んで傷ついている事を察してしまうのね。
アディソン、好きだなぁ・・・。
それで、デレクに「二度と彼女(メレディス)を傷つけないで」って言っちゃうんだけど、そう言われたデレクはオペが終わったメレディスに「フィンはいいヤツだ。傷つけないやつと一緒にいるべきだ」と告げて去ってしまうのよ。
メレディスにしてみれば、オペ前とオペ後で態度変わりすぎだよね。(^▽^;)
その上、デレクにメレディスを譲られた形のフィンは、そのメレディスに遠ざけられてしまう有様。
何だよ!どうしたいんだよ!

バーク(イザイア・ワシントン)が手の震えをなかなかクリスティーナ(サンドラ・オー)にわかってもらえない苦しみも痛々しかったわ。
最終的にはそれでもクリスティーナが手を貸すから、誰にも言わなくていいわってな話になってたけど、それで本当にオペに戻れるんだろうか?>バーク

今度はカリー(サラ・ラミレス)とマークが一線を越えちゃいそう。(^▽^;)
イジー(キャサリン・ハイグル)はデニーのお父さんと話して、いろんな疑いを解いてもらって・・・870万ドルもらっちゃうの?

#5
「罪悪感という魔物」
"OH, THE GUILT"
脚本:ZOANNE CLACK and
TONY PHELAN & JOAN RATER
演出:JEFF MELMAN

死亡症例検討会が開かれ、その対象となる患者がデニー。
ベイリー(チャンドラ・ウィルソン)が矢面に立たされるんだけど、そこで判断ミスをした原因が子育てとかホルモンバランスの乱れとか、いかにも「女だから」みたいな言い方されるのが可哀想。

可哀想と言えばバーク(イザイア・ワシントン)も。
彼の中ではオペが出来るほどの完全復帰ではないのに、周りは誰もそうは思ってくれない。
そして、自分も言い出せない。
クリスティーナ(サンドラ・オー)は自分が支えれば何とかなると思ってるみたいだけど、それがバークの重荷にならないか心配だわ。

アディソン(ケイト・ウォルシュ)と正式に離婚したデレク(パトリック・デンプシー)。
それでもデレクにフィン(クリス・オドネル)と別れた事を言えないメレディス(エレン・ポンピオ)。
もう、メレディスとデレクはどうにでもして!って感じ。
むしろアディソンとデレクとか、アディソンとマーク(エリック・デーン)とかマークとカリー(サラ・ラミレス)とかが気になるわ。
言えないと言いつつも、結局フィンと別れた事を告げてたけど、だからってデレクがすぐに振り向くわけでもなさそうで・・・。

イジー(キャサリン・ハイグル)は小切手を銀行に持っていかず、復帰の道を選んだらしい。
いい選択だとは思うけど、復帰の道は思っているよりもずっと厳しいんだろうな。

ジョージ(T.R.ナイト)とカリーは、もうヨリを戻せないんだろうか?
カリーの中の罪悪感は消えないだろうしね。

#6
「身を捧げる覚悟」
"LET THE ANGELS COMMIT"
脚本:STACY MCKEE
演出:JESSICA YU

クリスティーナ(サンドラ・オー)はバーク(イザイア・ワシントン)のフォローをするのに必死。
彼女がそこまでして天才外科医・バークを守りたいのはわかるけど、オペのスケジュール管理に人選、そして実際のオペで出来る限りのフォローをするために予習と、これじゃあいつか倒れてしまいそう。(゚ー゚;Aアセアセ
バークのためになるかと言えば、ちょっと微妙な気もするし・・・。
難しいオペに立ち会えて、いろいろ手を出すことが出来るという点からすれば、クリスティーナのためにはなっているのかもしれないけど。(苦笑)
ベイリー(チャンドラ・ウィルソン)が立ち会ったことのないオペをバークがやるというので、ベイリーは自分でアシスタントの欄に名前を書き入れたんだけど、それもクリスティーナが消しちゃって・・・。
そうなると責められるのはバークなわけで・・・。
「何で私を入れてもらえないんですか?」なんて言われてるバークが可哀想だけど、これもクリスティーナにしてみれば必死で彼を守っているってことになるのかな?
彼女がまいってしまわないか心配だわ。
でも、何となく最後にベイリー先生はクリスティーナの行動がおかしい事に気付いたみたいだったよね?
ベイリーのことだから、厳しいけど的確な判断でアドバイスをくれそうなんだけどなぁ。

デレク(パトリック・デンプシー)の姉・ナンシーが彼のトレーラーハウスにいるところを見て、もう女を連れ込んでると勘違いしたメレディス(エレン・ポンピオ)。
なかなか厳しいお姉さんだったよね。(笑)
でも、デレクには嫌がられているナンシーが、マーク(エリック・デーン)やアディソン(ケイト・ウォルシュ)とは仲良さそうに抱き合っているのが可笑しかった。
産婦人科医のナンシーはアディソンが担当した子宮が二つある女性に興味津々。
でも、この妊婦さん二つの子宮で育っている赤ちゃんの父親がそれぞれ違ったみたいで、なかなか大変だったわね。
最終的にはパートナーが気の迷いの一夜を許してくれて良かったけど・・・。

イジー(キャサリン・ハイグル)の復帰は予想通り簡単ではなく、ベイリーから出された条件は見学のみ。
患者とはコミュニケーションを取らず、何も言わず、そして毎回別の先生の下について見学させてもらうこと。
で、最初の先生がメレディスだっていうのよ。
さすがにそれはキツイよなぁ。
しかも、メレディスより患者の心を見抜く力はイジーの方が上だし・・・。
特にイジー自身が傷ついている今、そういう患者の気持ちを見逃さない何かがあるんだよね~。
口出しするなと言われても、口出ししたおかげで心を病んだ患者を見逃さなくて良かったじゃん!
頑張れ!イジー!

#7
「再出発」
"WEHRE THE BOYS ARE"
脚本:
演出:

なぜか録画ミス!
リピート放送も確保できず、レビューすることができませんでした。
ごめんなさい。<(_ _)>

#8
「心の痣」
"STARING AT THE SUN"
脚本:GABRIELLE STANTON
& HARRY WERKSMAN
演出:JEFF MELMAN

前回見逃しちゃったので、話がうまく繋がるのか心配。

そんな今回、いきなりメレディス(エレン・ポンピオ)とデレク(パトエリック・デンプシー)のイチャイチャお風呂から始まってしまって、見ているこっちが恥ずかしくなっちゃったわよ。(゚ー゚*)
すっかり仲良しなわけ?

ジョージ(T.R.ナイト)のお父さんが入院してきて、身内だからと父の担当には入れてもらえないジョージ。
そこでカリー(サラ・ラミレス)が自分の家族と仲良く話しているのを見て「もう、僕とは別れたんだから」と言うジョージを冷たいなぁと思ってたの。
でも、見ていくうちに気づいたわ。
ジョージはカリーがマーク(エリック・デーン)と寝た事を知ったから、そんな風に冷たい態度を取っていたのね。
そして、そのジョージ・・・バーク(イザイア・ワシントン)の手の不調にも気づいているらしい。
お父さんは検査の結果、食道ガンが胃まで転移し、その上、心臓の弁置換術が必要な事がわかる。
オペをするのはバークの予定だけど、ジョージとしてはバークの手が今まで通りではない事を知ってしまった上で、任せるのは不安なんだよね。
気持ちはわかる。

だけどジョージがオペするわけにもいかないし、どうなっちゃうんだろ?
カリーとの事も気になるなぁ。
お父さんがオペを控えた今、そっちを気にしていられない気持ちはわかるけど、カリーにしてみればちゃんと話をしたいだろうに・・・。
それにしても、マーク!何かと厄介な男だよね。(^▽^;)

#9
「告発の行方」
"FROM A WHISPER TO A SCREAM"
脚本:KIP KOENIG
演出:JULIE ANN ROBINSON

冒頭、いきなり血だらけの手術着を来て呆然と歩いているクリスティーナ(サンドラ・オー)から始まってドキッとしちゃったよ。

ジョージ(T.R.ナイト)がバーク(イザイア・ワシントン)の手の事に気づいていることを知りうろたえるクリスティーナ。
バークは大丈夫だとクリスティーナに言い聞かせていたけど、その後クリスティーナが見たのはハーン先生。
ジョージが依頼して呼び寄せていたのね。
身内のオペをバークに任せられないジョージの気持ち、何としても天才外科医・プレストン・バークを守りたいクリスティーナの気持ち。
うーん、両方の気持ちがわかるけど、クリスティーナがやってる事がずっと通用するとは思えないし、クリスティーナにとってもバークにとっても重荷になると思うし、どこかで周りに知ってもらったほうがいいような気もする。
そのきっかけがジョージだとしたら、それもいいんじゃないかな?って思ったりして・・・。

リチャード(ジェームズ・ピケンズ・ジュニア)に呼び出されたバーク。
どんな話がされたのか気になるクリスティーナ。
話の内容は、ハーン先生を心臓外科のチーフにしたいというもの。
これでバークの出世がなくなったのかと思ったら、実は違って、部長は自分が引退した後の外科部長にバークを考えているらしいのよ。
ほしかったポジションが手に入る、しかし素直に喜べないバーク。
ここで二人の気持ちがどんどん離れていっちゃうのよね。
バークはクリスティーナに無理強いされたと言い、クリスティーナはバークの側で必死に支えてきたんだと言い・・・。
どちらも相手の気持ちを考えてやってきた事なんだろうけど、その思いはすれ違ったまんまだったような・・・。

バークは本当のことを話してしまいたいのに、オペで助けを求められれば、やはり断れないし・・・。
クリスティーナはそんなバークをサポートしたいのに、すでにバークはクリスティーナを受け入れなくなってしまっていて・・・。
そんな中、二人の患者のオペを掛け持ちする事になったバークを前にクリスティーナの焦りは限界に達してしまったのね。
なのに、バークがヘルプに呼んだのはベイリー(チャンドラ・ウィルソン)。
これがバークからの答えなんですね。
もうクリスティーナの助けは借りない。

打ちひしがれたクリスティーナが向かったのはリチャードのところ。
バークは自分で部長に話すつもりだったのに、一足先にクリスティーナがバークの手のことを話してしまったらしい。
こうなってしまったら、もうこの二人の仲は元には戻れないのかな?
お互いプライドが高い二人だったから、こうなってしまったような気もするし・・・。
他に行くあてもなくて、結局二人で暮らしている部屋へ戻ったクリスティーナの前で、バークが自分の部屋のドアを閉めたのが印象的だった。
彼はもうクリスティーナに心を閉ざしちゃったのね。
何だか寂しいな・・・。

#10
「寄り添える相手」
"DON'T STAND SO CLOSE TO ME"
脚本:CAROL PAIZ
演出:SEITH MANN

バーク(イザイア・ワシントン)とクリスティーナ(サンドラ・オー)にはお咎めなし!
ベイリー(チャンドラ・ウィルソン)は、それが超気に入らない様子。
リチャード(ジェームズ・ピケンズ・ジュニア)はバークにデレク(パトリック・デンプシー)と協力して、早く手の震えを治せって言ってたけど、自分の引退のためにって理由がちょっといただけないような・・・。(^▽^;)
バークは自分の手がこうなったのはデレクのオペのせいなんじゃないかと思ってるみたいだし、それを察知したデレクは自分の腕に自信をなくしてるし・・・。

そんな中で、今回はいろんなオペがありました。
臀部結合の成人した双子・ワイズマン兄弟の分離手術。
恋人エレナと二人きりになれない状態にジェイクが分離手術を望んだみたいだけど、そのエレナ・・・実はジェイクだけでなくもう一人のピートのことも好きだったみたいで・・・。
結局は分離手術が成功しても、ジェイクとピートはベッドを横に並べて手なんか握り締めちゃってるわけで、今までずっと二人で寄り添って生きてきた人生をいきなり切り離すなんて事は難しいのかも・・・。

ジョージ(T.R.ナイト)の父・ハロルドのオペを見学するジョージ。
だけど、実の父親のオペはさすがに直視できなくて・・・。
そんな時、入ってきたバークがオペの進行具合を口頭で伝えてくれるのよね。
何だかバークとジョージって、通じ合うものがあるんだよなぁ。
バークもそのオペを見ていて、完璧なオペをしていてもそれぞれの患者の体の反応は予測できないって事を客観的に見る事になって、デレクのオペを避けようとしていた気持ちに変化が現れるのよね。
デレクはデレクで、双子の分離手術という難しいオペをやり遂げたことで自信を取り戻せたと思うし、もう一度バークのオペに踏み切れるかも。

メレディス(エレン・ポンピオ)は腹違いの妹・モリーの帝王切開に立ち会うことに・・・。
彼女の中では家族とは認められない存在のモリー、その出産に立ち会うって複雑な心境なんだろうな。
しかも、生まれた赤ちゃんは腸閉塞でいきなりオペが必要な状態。
アディソン(ケイト・ウォルシュ)に言われて、1時間ごとに経過を家族に報告しにいかなきゃならないというのも、メレディスにとっては辛い仕事だったのかも・・・。
モリーも、その母親・スーザンもとってもいい人そうなんだけど、やっぱりメレディスにとっては他人としか思えないのね。
そんな彼女が家族として抱きしめる相手は母のエリス。
どんなに取り乱していようとも、エリスがメレディスにとっての真の家族ってわけなんだね〜。
うーん、家族って難しい・・・。

#11
「父との6日間 Part1」
"SIX DAYS PART1"
脚本:KRISTA VERNOFF
演出:GREG YAITANES

父・ハロルドの弁置換術は成功したが、次のオペが心配なジョージ(T.R.ナイト)は、イジー(キャサリン・ハイグル)が冷蔵庫に無造作に貼ったままの870万ドルの小切手を銀行に預けろと八つ当たり。
そのハロルドだけど、もしガンの転移があったら普通はオペをしても回復する見込みがないのでそのまま胸を閉じるんだけど、もしそうなっていたとしても腫瘍を取ってほしいとリチャード(
ジェームズ・ピケンズ・ジュニア)とベイリー(チャンドラ・ウィルソン)に頼むんだよね。
しかも家族には知らせずにやってほしいと・・・。
ハロルドの必死の訴えに頷くしかなかったリチャード。
オペが始まってみると、すでに転移があった。
だけど、患者本人の希望だから腫瘍は取り除かなくてはならない。
回復するかもわからないけど、それが本人の望みだから・・・。
術後、家族が驚かないように「前のオペの後より大変なことになってると思う。傷跡も大きいはずだから・・・。」と前もって説明していたジョージが、誰よりも父親の傷跡を直視できずにいたのが印象的だった。
メレディス(エレン・ポンピオ)に手を握ってもらって、必死で耐えてるジョージ。
その後も、入院中のバーク(イザイア・ワシントン)にハロルドの事を相談したりして、一番気をつけなきゃいけないのは腎不全と言われれば、尿がたまるバッグに張り付いておしっこが出たかどうか確認しようとしてるし・・・。
で、出たとなれば大喜び!
大喜びついでにカリー(サラ・ラミレス)にキスしちゃってるし・・・。
そうやって仲良くしてると、いいカップルに見えてくるのにね。(笑)

クリスティーナ(サンドラ・オー)とバークの「根性ゲーム」も周りにしてみたら迷惑だよね。
クリスティーナもバークの手のことが気になってるんだから、本人に直接聞けばいいのに、いろんな人に頼んで調子を探ろうとしてるし・・・。
バークはバークで、誰が聞きに来てもクリスティーナに頼まれたって事を見抜いて教えないし・・・。
何だか子供のけんかみたいでちょっと笑えるんですけど・・・。

そして気になるカップルがまた誕生なのかしら?
アディソン(ケイト・ウォルシュ)とアレックス(ジャスティン・チェンバース)が今にもキス・・・ってところまでいってましたね。
どうなっちゃうんだろ?

どうなっちゃうんだろ?と言えば、病気で背骨が曲がりトイレに行くにも体を90度に曲げた状態でしか歩けない少女。
カリーが提案してデレク(パトリック・デンプシー)を眼力で落としたオペの内容があまりにも試験的すぎるという理由で、保険が出ないらしい。
そうなると費用的にオペには踏み切れない患者家族。
どうやらここにイジーの小切手が使われるんじゃないか・・・って感じでしたね。
何か有意義なことに使わなきゃ!ってイジーが言ってたけど、特定の患者さんに寄付したりして問題にはならないんだろうか?
それがちょっと心配。

#12
「父との6日間 PartU」
"SIX DAYS PART2"
脚本:KRISTA VERNOFF
演出:GREG YAITANES

イジー(キャサリン・ハイグル)は患者に匿名で30万ドルを寄付した。
オペの費用として・・・。
それを「また患者に肩入れしている」とベイリー(チャンドラ・ウィルソン)に責められるんだけど、イジーの気持ちもわかるんだよね。
デニーが遺したお金の使い道って、こういう事じゃないと使えないと思うし・・・。
もともとイジーが患者に肩入れするのは嫌いじゃないから、「それでいいよ」と言ってあげたいぐらいだったわ。
ベイリーだって、結構肩入れしてたものね。
ジョージ(T.R.ナイト)のお父さんのチューブを交換する必要が出てきた時、失敗すればそのまま命を失ってしまうという難しい状況で、なかなか普通の患者と同じように対処することができない。
自分が子供を生むとき、ジョージに助けてもらった事があるから、今度は自分がジョージの家族を助けたい。
でも、何をするにもリスクは高い。
そんな中で、ベイリーは立派にチューブを交換しました。
やったね!ベイリー!

しかし、ジョージは母の話から転移が認められたのにオペした事を知り、リチャード(ジェームズ・ピケンズ・ジュニア)とベイリーを責めるわけだ。
それが父の願いだと知っても、ジョージはやって欲しくなかったわけね。
お父さんに少しでも長く生きて欲しかったから・・・。
それはハロルドの息子としてのジョージの素直な気持ち。

そんな中で、ハロルドが臓器不全に・・・。
余命数日と告げられた家族は最後の選択をジョージにゆだねる。
いつもジョージをからかっていた兄弟たちも、ここでは医者としてのジョージの話を聞こうとしている。
ただの息子ではなく、医者としてのジョージの言葉を待ってるわけだよね。
「あんなの父さんらしくない。もう意識は戻らないんだ。」
そのジョージの言葉で、ハロルドの口からチューブが外された。
唇にキスをするママ、ハロルドの手を握る兄弟たち。
そうやって見守られた中で旅立っていく父親。
悲しい別れの瞬間なんだけど、家族に囲まれて死を迎えたハロルドはきっと幸せだったんじゃないか・・・そう思えるシーンでした。
しかし、次回はジョージがセックスマシーンに変貌しちゃうらしい。(^▽^;)
何故、そんなことに?
うーん、気になる。

アディソン(ケイト・ウォルシュ)がマーク(エリック・デーン)の子供を8ヶ月前に中絶していたというのはショックだった。
「デレク(パトリック・デンプシー)の子だったら産みたかった。」というアディソン。
こういうのって神様のいたずらだよなぁ。
出産予定日だった日を迎え、アディソンの心は落ち着かない。
そんなアディソンが求めたのは、アレックス(ジャスティン・チェンバース)だよ〜。
個人的にアレックスってあんまり好きじゃないんだけど、アディソンと一緒にいるアレックスは何だかとっても魅力的に思えるから不思議。
実はお似合いなのかしら?(゚ー゚*)

#13
「大いなる期待」
"GREAT EXPECTATIONS"
脚本:ERIC BUCHMAN
演出:MICAHEL GROSSMAN

リチャード(ジェームズ・ピケンズ・ジュニア)が引退するという噂で、バーク(イザイア・ワシントン)には後継の打診があったと聞いたデレク(パトリック・デンプシー)はショックを受ける。
リチャード引退の噂は、バーク、デレクだけでなく、アディソン(ケイト・ウォルシュ)、そしてシアトルを離れようとしていたマーク(エリック・デーン)の耳にも入り、4人は我こそが後継者に・・・と色めき立つ。
マークまでリチャードの後釜を狙ってるってところにビックリしちゃったわ。
その時、一人別のことでリチャードを追いかけていたのがベイリー(チャンドラ・ウィルソン)。
無料クリニック設立に向けて協力者を求めていたんだけど、デレクたちはリチャード引退でそれどころじゃないし、資金面での協力者も得られない。
そんなベイリーをリチャードは「いずれ部長になる人間」として見ていたようで、ベイリーも驚いてましたね。
でも、私はベイリーが一番ふさわしいかな?って気がしてたので、ちょっと嬉しかったです。
デレクたちアテンディングのサインももらえたし、資金面の心配はイジー(キャサリン・ハイグル)がデニーが遺したお金を寄付すると申し出て、一気に無料クリニックの話が現実味をおびてきたのも嬉しい。
デニーの名前がつけられたクリニックになるわけで、イジーもこれでやっと踏ん切りがつくんじゃないかしら?

さて、お父さんを亡くしたジョージ(T.R.ナイト)がセックスマシーン化しちゃったのにはカリー(サラ・ラミレス)もビックリ!
最初はジョージの悲しい気持ちをくんで、カリーも付き合ってたんだろうけど、さすがに限界って感じで逃げてるのがちょっと笑っちゃったわ。
でも、そんなジョージ、カリーにプロポーズしてたね。
このタイミングでプロポーズってカリーにしてみたらどうなんだろ?

一方でずーっと会話のなかったバークとクリスティーナ(サンドラ・オー)にも進展が・・・。
なんとクリスティーナの方が折れて口をきき、バークに勝ちを譲ってもシニッシュラインに一緒に立っていたいと告げるのよ。
これって、ある意味クリスティーナからの告白のようでもあるけど、それに対してバークが男らしく「結婚しよう」と言ったのがカッコよかった!

二つのカップルのプロポーズ、結果はどうなるんだろう?

#14
「ささやかな願い」
"WISHIN' AND HOPIN'"
脚本:TONY PHELAN
       & JOAN RATER
演出:JULIEANN ROBINSON

ベイリー(チャンドラ・ウィルソン)とイジー(キャサリン・ハイグル)念願の「デニー・デュケット記念クリニック」がいよいよOPEN。
でも、なかなか患者さんが来なくて、ERから患者をさらって来ようとしてるのが可笑しかったわ。
結局、この日の患者は生理用品の使い方を聞きに来た少女と付き添いの父親だけだったけど、初潮が始まる前から性交渉を持っている少女に性病や望まない妊娠の恐ろしさを伝えることが出来ただけでも、ベイリーはクリニックの意味を感じたみたいでしたね。
この少女以外にベッドを占領したのは、何故か病院のスタッフたち。
ジョージ(T.R.ナイト)をはじめとするスタッフたちが、血液が毒性を帯びた患者やその血液に接触し、震えや吐き気などでバタバタと倒れ始めちゃったのよ。
これにはビックリ!
大体、毒性を帯びた血液って何じゃ?な世界だし、その患者と接しただけで人がバタバタ倒れるほどの毒って・・・でしょ?
そうとは知らずに患者のオペに入ってたチームは、オペ室の中で患者の腹部を開いたまま全員倒れてるし・・・。
ジョージが気付いたおかげで何とかみんな助かったけど、患者を見捨てるわけにもいかないし、大変なオペだったわ。
患者さんも助かってよかったよ。

そして、今回はメレディス(エレン・ポンピオ)の母・エリスが一時的に正常な状態に戻るというエピがありました。
認知症の母親が正常な状態に戻った上で、娘の凡人さを罵倒するというのは何とも悲しい場面ではあったけど、それ以上に悲しかったのは母と娘が歩み寄ろうとした時に、ほんのちょっとの差でそれが叶わなかった事だわ。
エリスはリチャード(ジェームズ・ピケンズ・ジュニア)の胸で泣きながら、もしも普通の幸せを手にしていたら・・・と優しい表情で語っていたし、きっとメレディスがこの時現れたら壊れたままの母娘の仲を取り戻せただろうに、メレディスが素直な気持ちを伝えに来た時には、エリスは認知症の状態に戻った後で・・・。
神様って意地悪だな・・・と思った瞬間でした。

そうそう、結婚カップルが次々登場ですね。
ジョージとカリー(サラ・ラミレス)はベガスで結婚して来ちゃったし、バーク(イザイア・ワシントン)とクリスティーナ(サンドラ・オー)も結婚する気になったみたい。
しかし、アディソン(ケイト・ウォルシュ)がマーク(エリック・デーン)とまた関係を持ってしまってたのが気がかりだわ。
寂しさがそうさせるのかしらね〜。

#15
「消えゆく私」
"WALK ON WATER"
脚本:SHONDA RHIMES
演出:ROB CORN

リチャード(ジェームズ・ピケンズ・ジュニア)が白髪を黒く染めてきたのを見て、みんなが笑ってるんだけど失礼だよね〜。
離婚の後、ブロンドにしたアディソン(ケイト・ウォルシュ)だけが、リチャードの気持ちをわかってくれたけど・・・。

今回はトリアージの訓練を受けている最中に、緊急事態発生でどんな現場でどんな状態なのかもわからず出動させられるメレディス(エレン・ポンピオ)たち。
到着して車を降りてみると、そこはフェリーの事故現場で大勢の負傷者があふれ返っているわけよ。
トリアージの訓練中に連れ出されて、いきなり実践だもん。
しばし呆然としてしまう気持ちもわかるわ。
そんな中でも、みんな立派に働いてたよね〜。
メレディスは負傷者の処置をしながら、自分について離れない迷子の女の子の面倒まで見てたし、アレックス(ジャスティン・チェンバース)は柱の下敷きになっている妊婦を救ったし、ジョージ(T.R.ナイト)は息子とはぐれた腹部損傷の女性を病院へ搬送。
そんな中、しばらく見学のみで実践から離れていたイジー(キャサリン・ハイグル)が、車の下敷きになっている男性の処置に当たってしまい、戸惑ってる姿が痛々しかった。
こういう現場ではスタッフの格好していれば、誰もが助けてくれると思って自分の事を見る。
だけど、実際にはここ最近まともに患者を診た事などない。
自信のなさと自分がやらなきゃという気持ちで押しつぶされそうになっているのはイジーの方なのに、周りで見守る負傷者の友人たちは「助けてくれ」と言うばかり。
この負傷者、どんどん状態が悪くなっていってたんだけど、イジーに助けることができるんだろうか?
もしも、このまま助からなかったりしたら、せっかく病院に復帰したイジーがまた折れてしまいそうで不安だなぁ。

一方、病院に残ったクリスティーナ(サンドラ・オー)は、バーク(イザイア・ワシントン)と婚約したことを、まずメレディスに話したかったのに、話せぬまま彼女は事故現場へ行ってしまい、その間、知るはずもないリチャードから「おめでとう」と言われたことでバークと衝突。
うーん、すぐ衝突しちゃうのが当たり前のようにも思えてきた二人だけど、事故現場で必死で働いてるメレディスたちの事を思うと、こっちはのん気でいいな・・・とすら思えてきてしまうわ。

さぁ、そんなメレディスが海から自力で這い上がった男性の処置をしていて、暴れる男性に突き飛ばされた形で海へ転落。
その光景を見ていたのは、迷子の女の子だけ・・・。
事故現場にはデレク(パトリック・デンプシー)もいたけど、女の子以外は誰もメレディスが海に落ちたことに気付いてない。
危うし!メレディス!
今回の冒頭で、悩むメレディスがバスタブに沈んでお湯の中から外を見るという光景が映し出されていましたが、それがこのラストを感じさせるものだったとは・・・。
いやぁ、ビックリだよ!

#16
「生と死」
"DROWNING ON DRY LAND"
脚本:SHONDA RHIMES
演出:ROB CORN

いやぁ、今回は見ごたえあったわ〜。
それぞれにそれぞれのドラマがあって、そしてそれが全体的にまとまってもいて・・・。
フェリーの事故という大きなアクシデントがあった事もあるけど、それ以上に人間ドラマを感じた回でした。

イジー(キャサリン・ハイグル)は負傷者の処置に期待する彼の友人たちを前にして自分が実践から離れていたことを言い訳にこれ以上望まないでほしいというような逃げ腰になっちゃうのよね。
でも、友人たちは「止血をしてくれたじゃないか」とイジーをすがるような目で見ているわけよ。
そうなると逃げてもいられないわけで、イジーはリチャード(ジェームズ・ピケンズ・ジュニア)に携帯で指示を仰ぐんだけど、その指示はバーホールというドリルで頭に穴を開ける処置法。
しかも医療用のドリルなんてあるわけないから、工事用のドリルでやるしかない!
これを見事やり遂げたイジー!
もちろん自分の自信も回復しただろうけど、謹慎処分も解けてよかったね〜。

ジョージ(T.R.ナイト)はクリスという息子の消息がわかるまでオペを受けないという女性に、「クリスが見つかった」と嘘をつくが、これをベイリー(チャンドラ・ウィルソン)に咎められるのよね。
ジョージの気持ちもよくわかるんだけど、ベイリーが言うようにオペが成功しても嘘だったと知ったら彼女の悲しみはどれだけのものになるか・・・という言葉にも説得力があったなぁ。
それで必死にクリスを探すジョージ。
なんとカリー(サラ・ラミレス)がオペしてた子供が、クリスだったよ。
遺体安置所まで探してたのに、奥さんがオペしてたなんてね〜。
とにかく見つかってよかった!
これで悲しい結果だったりしたら、オペを受けた女性にかける言葉が見つからなかっただろう。

地味だけど、すごく印象的な働きをしてたのがアレックス(ジャスティン・チェンバース)。
心配して病院に押しかけた負傷者の家族に正確な情報を与える術がなくて、考えたアレックスは負傷者の顔をポラロイドで撮影し、ホワイトボードに貼りだして家族に確認してもらうという手段をとったのよ。
これは大成功だった。
でも、最終的には遺体安置所にある遺体の写真も貼りださなきゃならない事を自ら知ることになるのよね。
亡くなった家族の写真を引き取って、涙にくれる家族を見ている心境は辛かったと思う。
でも、こういう仕事を投げ出さずにやり遂げたアレックスが、ちょっと素敵に見えちゃったわ。

そしてメレディス(エレン・ポンピオ)よ〜。
海に沈んだメレディスをデレク(パトリック・デンプシー)が引き上げたんだけど、すでにメレディスに血の気はなく・・・。
それでも必死に心臓マッサージを続けるデレク、そして病院に搬送されてからもメレディスから離れないデレクを見ていたら、彼が本当に彼女を愛しているんだな・・・って事が伝わってきた。
どうやらメレディスは三途の川付近をさまよってる様子で、亡くなったデニーや爆発事故で亡くなった警官なんかと出会っちゃったみたいだけど、そこからこの世に戻るにはメレディスの中に「生きたい」という強い信念がないといけないんだろうなぁ。
それはデレクへの想いなのか、医療の現場への想いなのか、エリスを一人にできないという想いなのか・・・。
興味をそそりますなぁ。

#17
「別れのとき」
"SOME KIND OF MIRACLE"
脚本:SHONDA RHIMES AND
MARTI NOXON
演出:ADAM ARKIN

死後の世界なんてわからないけど、日本風に言えば三途の川を渡るか渡らないかの瀬戸際がこんな感じなのかなぁ・・・って思って見ちゃったわ。
日本だとわりとそういう世界って幻想的な雰囲気で描いたりするものだけど、アメリカだからなのか現世とあまり変わらぬ光景が広がってるのも興味深かったです。

メレディス(エレン・ポンピオ)は蘇生術を続けられているものの心拍は戻らず、そんな中でメレディスの魂が死後の世界に足を踏み入れようとしてるんだよね。
その頃、現世ではベイリー(チャンドラ・ウィルソン)が「諦めちゃダメ!」とメレディスに必死に呼びかけていて、メレディスも戻りたいという気持ちを持ってすでに亡くなったデニーたちと話しているのよ。

で、印象的だったのは娘が生死の境をさまよっているときに、同じように危篤状態になった母親のエリスの魂がメレディスを現世へ戻すところ。
「ここにいちゃいけない。早く行きなさい。」というエリスがメレディスを抱きしめ、「あなたは決して凡人なんかじゃない」と送り出すところは涙しちゃったなぁ。
現世では打ち解けられないままの親子関係だった二人が、死後の世界の入り口で本当の親子になり、母は娘にこれ以上ない愛情を注いで送り出してあげたわけよね〜。
メレディスを救ったのはエリスだったってことか・・・。
まぁ、信じる信じないは人それぞれだろうけど、こういう事があってもおかしくないな・・・って雰囲気でした。

誰もが諦めようとしていたメレディスの処置を「まだやめないで!」と言ったクリスティーナ(サンドラ・オー)にも、メレディスを「相方」と呼ぶだけの何かがあったんでしょうね。
目を覚ましたメレディスに真っ先に「バーク(イザイア・ワシントン)と結婚する。このことを伝えたかったのはあんただけ。」と言うクリスティーナも良かった。
彼女の素直な気持ちが伝わってきたなぁ。

エリスは亡くなって、メレディスは生き残った。
これが今後のメレディスにどんな影響を及ぼすのか、気になりますね。

#18
「傷は人生のロードマップ」
"SCARS AND SOUVENIRS"
脚本:DEBORA CAHN
演出:JAMES FRAWLEY

アレックス(ジャスティン・チェンバース)がジョージ(T.R.ナイト)が出て行った部屋に引っ越してきたと知って動揺するイジー(キャサリン・ハイグル)。
何だかね〜、最近のイジーって好きになれなかったんだけど、今回で徹底的にダメになっちゃったわ。(^▽^;)
アレックスが引っ越してきた時も、ジョージの結婚が破綻したら帰る場所がないと反対してみたり・・・。
まるで、ジョージの結婚が破綻するのを待ってるみたいだもんね〜。
私は結構カリー(サラ・ラミレス)の事を気に入ってるので、カリーとジョージの結婚を頭っから否定するかのようなイジーの態度がイヤなのよ〜。

そんなカリーが実は大富豪の娘だったという事が発覚しましたね。
ジョージとカリーが滞在しているホテルが超豪華なホテルだったらしく、カリーは親戚がやってるから安くしてもらってる・・・みたいな事でごまかしてたみたいだけど、ついにジョージに問い詰められて本当のことを話してしまいました。
金持ちだという事を隠して結婚したのには、カリーにだってそれなりの理由があったんだよね。
今までにも家族が金持ちというだけで人が離れて行った事があって、そうなりたくなくて黙っていた。
それだけジョージが好きだったって事なんだろうけど、ジョージにしてみればそれを隠されていたのが面白くない。
でも、好きな人にさえ隠していた事を、ジョージもイジーなんかの耳に入れちゃダメでしょう。
イジーのことだもん!絶対、カリーに嫌味言うに決まってるし・・・。
案の定、イジーがカリーに「金持ちだから?」と一言言ったことで、カリーは激怒!
あ〜、私は断然カリー支持だなぁ。
ホテルを出てきたジョージがイジーと一緒に酔っ払って、カリーが情緒不安定なんて話してるのが気分悪かった。
そして、どうやら関係しちゃったみたいだし・・・。
何だか最低なんですけど・・・。

部長候補として外部からやって来たマーロー先生がクリスティーナ(サンドラ・オー)と過去に深い仲だったらしい。
3年も二人が付き合っていたと聞いて、バーク(イザイア・ワシントン)は苛立つんだけど、まぁ、あんなハグ見せられたら無理もないかなぁ。
マーローが来た事で、部長候補の医者たちはアピール合戦みたいになってるんだけど、そのアピールに使われる患者さんがいると思うと、それも何だか複雑だよね。
でも、これが現実だったりするのかな・・・。

メレディス(エレン・ポンピオ)は苦手な父との食事会が耐えられず、デレク(パトリック・デンプシー)はアレックスを同席させたりするんだけど、停電した事で父の再婚相手とゆっくり話し合う事が出来て、お互い仲良くなれたみたい。
きっと、彼女が父と娘の橋渡しになってくれるんじゃないかしら?
いつまでも、ぎこちない父娘じゃ天国のエリスも心配しちゃうでしょう。
いつか、心から「愛してる」といえる存在にお互いなれたらいいのになぁ。

#19
「計画外のできごと」
"MY FAVORITE MISTAKE"
脚本:CHRIS VAN DUSEN
演出:TAMRA DAVIS

ジョージ(T.R.ナイト)、イジー(キャサリン・ハイグル)と関係を持ってしまったのに、翌朝何も覚えてないとはいけませんわ。(^▽^;)
二日酔いでフラフラなのに、カリー(サラ・ラミレス)の父親がやってくる事になって、ジョージは大変!
さらに、カリーの下にジョージとイジーがつかなきゃならないなんて、状況をわかっている視聴者はヒヤヒヤもんだわさ!(^^ゞ

カリーの父親と会っている最中に、突然昨夜のイジーとの事を思い出しちゃったジョージ!
ちょうど、父親がカリーのために新居を用意するなんて話をしていたところで、罪悪感を感じたジョージはお金を出すという父親の話をきっぱり断ったのよ。
ところが、それが好感触だったらしく、カリーのお父さんはどうやらジョージを受け入れた様子。
結婚早々、娘以外の女性を抱いた婿だなんて、これっぽっちも思ってないお父さんが不憫だわ〜。
カリーも「父に逆らった人は初めて」と、ジョージを頼もしく思ったみたいだけど、それは大間違いなんだよなぁ。(゚ー゚;Aアセアセ
しかし、これって本当の事を話して済む問題でもないし、今後どうなっていくのか心配だわ。
イジーがジョージに抱かれた事で、精神的に満たされちゃったようなところも気になるし・・・。

マーローが十年計画を準備していると知って、デレク(パトリック・デンプシー)たち次期部長の座を狙う者たちが慌てる中、マーク(エリック・デーン)はちょっとずるいやり方してなかった?
マーローの長期計画に対して、「今すぐ計画」って・・・それはベイリー(チャンドラ・ウィルソン)の案じゃないのさ〜。
こういうとこ、実にちゃっかりしてるよね〜。(苦笑)

バーク(イザイア・ワシントン)との結婚を取りやめ、元の関係に戻ろうと考えていたクリスティーナ(サンドラ・オー)は、糖尿病で足を切断しなくてはならなくなった患者と接した事で、考えが変わったのね。
治療を後回しにしたために、足を切るしか方法がなかった患者さん。
クリスティーナも、現実を受け止めるしかないと方向転換。
地味な結婚式をバークに提案してましたね〜。
バークは十分嬉しそうだったなぁ。

それにしても、やっぱり気になるのはオマリー夫妻とイジーだわ。
アディソン(ケイト・ウォルシュ)に相談したイジーは「忘れるの!」と言われてたけど、どうも自分を正当化したい様子なんだよね〜。
あぁ、やっぱりカリーが可哀想な気がするよ。(´Д⊂グスン

#20
「過去との再会」
"TIME AFTER TIME"
脚本:STACY MCKEE
演出:CHRISTOPHER MISIANO

イジー(キャサリン・ハイグル)が産んだ娘・ハンナの里親がやって来て、ハンナが白血病で移植が必要だと告げる。
手放した娘のドナーになって欲しいと頼まれても、ハンナに気持ちの準備が出来てないからと会うのを拒否され、それでもベイリー(チャンドラ・ウィルソン)に励まされて骨髄採取を受けるイジー。
何だかベイリーって本当に魅力的なんだよね。
厳しい人なんだけど、ここぞという時に優しくて・・・。

イジーの様子がおかしいことに気付いたジョージ(T.R.ナイト)は、メレディス(エレン・ポンピオ)にイジーの居場所を聞き出し、処置室に向かうとイジーの骨髄採取の最中で結局ベイリーに代わってイジーに付き添うジョージ。
まぁ、友人として付き添ったとも言えるんだけど、やっぱ一度あんな関係になって、それを引きずったままの状態で付き添うというのは、何だかスッキリしないんだよなぁ。
カリー(サラ・ラミレス)とのコーヒーの約束もすっぽかしちゃうなんて、ジョージもダメじゃん!
結婚したのに、カリーをもっと大切にしてあげて!って言いたくなっちゃうよ。
理由はわからないけど、二人が一緒にいて自分とのコーヒーの約束も忘れられたらしいと知ったカリーの気持ちを察してごらんなさいよ。
涙が出るってもんでしょう・・・。(´Д⊂グスン

アレックス(ジャスティン・チェンバース)が担当していた顔を整形した身元不明の妊婦。
術後の写真を公表した事で両親と名乗る夫婦が出てきて一件落着かと思ったら、どうやらこの夫婦と妊婦は家族ではなかったようで・・・。
本当の家族はどこにいるんでしょうね〜。

クリスティーナ(サンドラ・オー)にしつこく付きまとってたマーロウは、バーク(イザイア・ワシントン)との結婚で浮かれる可愛い女を演じる彼女に見切りをつけ、シアトルグレースを去っていきましたが、何となくクリスティーナはスッキリしない様子。
本当にバークと結婚するのか、まだ心配だなぁ。(^▽^;)

そしてメレディス・・・。
義理の母・スーザンの過保護ぶりに戸惑ってましたね。
確かにエリスとは全く違った母親像だし、家族に自分の世話を焼かれた事なんかないわけだから、どうしていいかわからないよね〜。
でも、「やり過ぎ」とか「母親ぶらないで」というのは、さすがに言いすぎだったような・・・。
スーザンがそれでもやって来るぐらい過保護でよかったのかも・・・。
高圧的な母親しか知らず、過保護に慣れていないとメレディスが言った事で再び分かり合えたみたいだけど、少しぐらい鬱陶しいのが親の存在だったりするわけで、そういうスーザンとメレディスの間の壁が少しずつ低くなっていくのかも・・・と思うと、ちょっと楽しみ。

一方で心配なのがデレク(パトリック・デンプシー)とメレディスの関係。
次期部長候補の事で再三リチャード(ジェームズ・ピケンズJr.)と話し合ってたけど、リチャードは自分の時がそうだったようにデレクが部長になるとメレディスを悲しませる結果に繋がるのでは・・・と心配しているのね。
亡くなったエリスにメレディスを守ると誓っただけに・・・。
デレクは自分が部長の座を狙うための障害が、愛するメレディスである事を知り悩んでいる様子。
ここはひとつ「愛」を選んで欲しいとこだけど、部長の椅子もなかなか諦められないのかな。

#21
「かけちがう望み」
"DESIRE"
脚本:MARK WILDING
演出:TOM VERICA

二つのものに挟まれた中で、どちらかを選択しようとすると結局二つとも失ってしまうようなエピが詰まってましたね。

シアトル・グレースの理事長・ラリーが、不倫関係にある秘書のセレステと旅行に出かけ、睾丸が腫れて入院。
性病か何かかと思ったら、アマゾンに生息する小型のナマズが尿道から入っちゃったんだってさ。
想像しただけで恐ろしい。(((( ;゚д゚)))アワワワワ
血や尿のにおいを感じて、遡ってくるナマズらしいよ。
入った瞬間痛くなかったんだろうか?(゚ー゚;Aアセアセ
オペでナマズちゃんは取り除く事が出来たけど、不倫関係を清算することを決めたセレステは去っていき、気付かぬふりをしながら夫の不倫を知っていた妻のナンシーも別れを告げてしまったのよ。
ナンシーがジョージ(T.R.ナイト)に言った「妻は気付くものよ」って言葉が、違った意味でジョージの心に突き刺さったでしょうね。
カリー(サラ・ラミレス)も妻としてイジー(キャサリン・ハイグル)との事に気付いているのだろうか?と・・・。
そりゃ、愛してる男の事だもの・・・妻が気付かないわけないでしょうよ!>ジョージ
だからこそ、カリーはイジーに直接想いをぶつけたんですよ!
「ジョージに必要とされたい。夫を返して!」ってね。
せつない妻の叫びじゃないですか・・・。(´Д⊂グスン
ジョージは別の病院へ移って、イジーとの関係を清算しようと考えてるみたいだけど、その場合カリーは?
カリーも一緒に異動するんだろうか?

アディソン(ケイト・ウォルシュ)とマーク(エリック・デーン)は禁欲レース中だったんだけど、そんな中でアディソンの心はどんどんアレックス(ジャスティン・チェンバース)に傾いていっちゃって・・・。
身元不明の妊婦・エヴァの世話を焼くアレックスを見て、ジェラシー感じちゃってるのよね。
Σ(゚д゚)オイオイ、仕事場に恋愛感情持ち込まないでくれよ!と思っちゃうけど、どんどん持ち込んじゃうのがこのドラマですから・・・。(笑)
それで当直室で関係しちゃうんですよ。
病院って、いろんなところにベッドがあるから、こういう時は便利よね。(違)
アディソンとアレックスの事を知ったマークは「他の女と寝た」と嘘をつき身を引くんだけど、これでアディソンが心置きなくアレックスに向かおうとしたら、「彼女じゃないんだから」と拒まれてしまうわけよ。
アディソンも若くはないからさ〜、こういうのってドーンと落ち込みそうよね。

メレディス(エレン・ポンピオ)とデレク(パトリック・デンプシー)の関係も微妙になっちゃいましたね。
出世の障害になるのがメレディスだと知って、デレクは距離を置こうとするんだけど、こういう時に限ってメレディスがコミュニケーションを取ろうとしてくる。
デレクにとっては鬱陶しいかもしれない。
でも、出世のために遠ざけられるとしたらメレディスも可哀想な気がしますわ。

#22
「夢を求めて Part1」
"THE OTHER SIDE OF THIS LIFE PART1"
脚本:SHONDA RHIMES
演出:MICHAEL GROSSMAN

休暇を取ったアディソン(ケイト・ウォルシュ)が、「幸せと自由を手に入れるために」と向かった先はロス。
大学時代の友人で生殖医療の専門医・ナオミを訪ねたアディソンは、体外受精でシングルマザーになりたいという希望を伝えるのよ。
しかし、ナオミがいるクリニック・・・なかなか個性的なドクター揃いだったわね。(笑)
アディソン、ここの方がいいんじゃないの?

シングルマザーになるために、いろいろな検査を受けたアディソン。
しかし、そこで残念な結果が出ちゃったのよ。
彼女に生殖能力がないという結果が出てしまったんだよね〜。
男はきっぱり諦めて、子供にかけようと思った時には手遅れ。
女として悲しまずにはいられない結果だけれど、アディソンが次の夢を見つけてくれる事を祈るわ。
こんな時、側に支えてくれる男もいないというのも悲しいよね。
でも、マーク(エリック・デーン)は本気でアディソンを心配してるし、案外マークで正解だったんじゃないの?と、今更ながらに思ってみたりして・・・。
世の中、うまくいかないなぁ・・・って思っちゃったわ。

そう言えば、クリスティーナ(サンドラ・オー)も、思ったような控えめな結婚式にならずうまくいかない感じでしたね。(^▽^;)
バーク(イザイア・ワシントン)の母親と自分の母親がタッグを組んじゃって、やれドレスだ、やれブライズ・メイドだとどんどん計画を進めちゃうんだもん!
いつかクリスティーナが爆発しそうで恐いんですけど・・・。
っつーか、カリー(サラ・ラミレス)にブライズ・メイドって、ほんとケンカ売ってるようなもんですな。(爆)

メレディス(エレン・ポンピオ)はデレク(パトリック・デンプシー)に「今、私のこと諦めないでほしい」と伝えてましたが、デレクは複雑そうな顔でしたね〜。
そんな中で、スーザンがしゃっくりが止まらないとクリニックにやって来て、その処置の間、メレディスとザッチャーの二人がゆっくり親子の会話を持ったりして、それはそれで興味深かったです。

何となく、イジー(キャサリン・ハイグル)とジョージ(T.R.ナイト)の関係もきっぱり切れてないし、カリーと結婚したばかりなのにどうするのよ?>ジョージって感じだなぁ。(゚ー゚;Aアセアセ
個人的にはカリーの方が好きなんで、そっちを応援したいんだけどね。(^^ゞ

#23
「夢を求めて Part2」
"THE OTHER SIDE OF THIS LIFE PART2"
脚本:SHONDA RHIMES
演出:MICHAEL GROSSMAN

驚きの展開だったわ。
父親・ザッチャーとメレディス(エレン・ポンピオ)の間を、うまく取り持ってくれていたスーザンが、こんなにも呆気なく亡くなってしまうなんて・・・。
最初はしゃっくりが止まらないってクリニックにやって来て、抗生物質を注射して治ったかと思ったけど、それも一瞬で・・・。
そのうち心臓に雑音が聞こえるなんて事になって、オペに・・・。
そして、そのまま帰ってこなかったスーザン。
誰も予期していなかった事だから戸惑うのは当然だけど、ザッチャーはその感情をメレディスにぶつけてしまうのよね。
メレディスだって、一生懸命やっていたのに、父親に突然叩かれて・・・。
せっかく少しずつ埋まりかけていた父と娘の間の溝が、スーザンの死をきっかけにまた深いものになりそうでイヤだなぁ。
デレク(パトリック・デンプシー)も、そんなメレディスを励まそうとして家まで行ったんだろうけど、イジー(キャサリン・ハイグル)やアレックス(ジャスティン・チェンバース)と一緒にいるメレディスを見るだけ見て、帰っちゃうし・・・。
何だか、ここへ来ていろんなことがうまくいかない感じですね。

イジーとジョージ(T.R.ナイト)も、相変わらず引きずったままだし・・・。
マーシー・ウエストへ行かないでほしいなんてイジーが懇願したもんだから、エレベーターの中で二人はキスしちゃってるし・・・。
ドアが開いたらカリー(サラ・ラミレス)がいて、今回は特に気付いた風なところはなかったけど、予告を見ると来週は完璧に二人がおかしいって思っちゃうみたいだし・・・。

アディソン(ケイト・ウォルシュ)は、吹っ切れて帰ってくるのかな?
オーシャンサイド・ウェルネス・グループのピート(ティム・デイリー)とキスした時は、またこの男にハマっちゃうの?と心配したけど、どうも女として生きていけるという自信を取り戻したみたいで・・・。
これでシアトルグレースに戻ってくるのかな?

#24
「崩れゆく歯車」
"TESTING 1-2-3"
脚本:ALLAN HEINBERG
演出:CHRISTOPHER MISIANO

大事な試験の日、メレディス(エレン・ポンピオ)はスーザンの葬儀もあって、それどころじゃないし、クリスティーナ(サンドラ・オー)はバーク(イザイア・ワシントン)との結婚式前日だし、ジョージ(T.R.ナイト)はマーシー・ウェストの採用通知を受け取ったりで、何だか気持ちが落ち着かない人ばかりだよね。
もちろん、一番落ち着かないのはメレディスなんだけど・・・。
ザッチャーがわざわざ病院にまでやって来て、「葬式に出るな!」とメレディスに言い放つんだもん!
さすがに可哀想だったわよ。
そりゃ、その後の試験に身が入るわけもなく、白紙で答案を提出。
無理もないよなぁ。
ジョージがリチャード(ジェームズ・ピケンズJr.)にメレディスの追試を願い出てくれて、何とか試験は受けられたけど、その事を全く知らされてなかったデレク(パトリック・デンプシー)の様子も気になっちゃった。
一度出来た溝はなかなか埋められないのかも・・・。

ロスから戻ってきたアディソン(ケイト・ウォルシュ)の前に、ゲイのカップルが里親になるために子供を生んでくれる妊婦を連れてきたり、リチャードの別居中の妻・アデルが52歳で妊娠したとやって来たり・・・。
自分は子供が望めないと知らされたばかりのアディソンにとって、ゲイのカップルに子供がもてたり、高齢のアデルが妊娠したりするのは、仕事とはいえ「嫌味かよ!」ってな気分だっただろうね。
でも、どちらの妊婦もかなり問題アリだったようで・・・。
ゲイカップルの待望の赤ちゃんを妊娠しているリーナは胸やけを訴えて倒れてしまうし、病院の中でリチャードと鉢合わせしトイレに逃げ込んだアデルも、トイレの中で出血して倒れちゃったし・・・。

アレックス(ジャスティン・チェンバース)がずっと気にしてた身元不明の女性・通称「エヴァ」は、どうやら記憶を取り戻したらしく自分の名前を「レベッカ」だと告白しましたね。
アレックスとレベッカの何とも言えない微妙な関係が、このことでどう変わっていくんだろうか?

そして、ジョージはマーシー・ウェストへ移るのか?
今シーズンの最終回はクリスティーナの結婚式みたいですね。
予告ではまゆげをそり落としたクリスティーナが恐かったぞ〜。(苦笑)

#25
「誓いの言葉」
"DIDN'T WE ALMOST
HAVE IT ALL"
脚本:TONY PHELAN
         & JOAN RATER
演出:ROB CORN

シーズン・ファイナルだったわけですが、怒涛の展開に驚いちゃったわ。

バーク(イザイア・ワシントン)とクリスティーナ(サンドラ・オー)の結婚式当日、いろんな事が起こったわけですが、一番ビックリしたのは結婚せずに終わっちゃったバークとクリスティーナでしょう。
クリスティーナなんかバークのお母さんに眉まで剃り落とされちゃって、それでもメスを握って切開することで外科医としての自信を取り戻し、ドレスを着て結婚式に臨んだのに、まさにドアを開けば式が始まるというところでバークから自分がこういうのを望んでいない事がわかったと、愛しているから自由にしたいと告げられるわけですよ。
これって、愛なんですかね?
部屋に帰ったら、バークは出て行った後ですよ。
「私は自由」と泣きながらメレディス(エレン・ポンピオ)に抱きしめられるクリスティーナを見ていたら、せつなくて、せつなくて・・・。

せつないと言えば、リチャード(ジェームズ・ピケンズJr.)と妻・アデルのエピもせつなかったわ。
なんと52歳のアデルが妊娠したお腹の子の父親ってリチャードだったのね。
でも、その子供は残念な事に失ってしまって、それと引き換えに・・・と言えばいいのか、アデルはリチャードの優しさを知ったわけでしょ?
リチャードもアデルが無事だった事に、心からホッとしていたみたいだし、この夫婦これからはうまくいくのかもしれないけど、そのために払った代償は大きいよなぁ・・・と思っちゃったわ。

アレックス(ジャスティン・チェンバース)と身元不明の妊婦だったレベッカの別れもせつなかった。
レベッカが退院できると知らされても、あれだけアレックスに「ここに残るべきだという理由をちょうだい。」と想いを伝えていたのに、アレックスはレベッカを待っている夫や生まれたばかりの赤ん坊の事を思い、自分の気持ちを隠したまま結婚式に行っちゃうのよね。
自分の気持ちに素直になって戻った時にはレベッカの姿はなし・・・。
うーん、アレックスもすれ違ってばかりの人生だよなぁ。

そして、問題だった試験ですが、なんとジョージ(T.R.ナイト)は落ちちゃったのね。
カリー(サラ・ラミレス)には子供を作りたいと言われ、イジー(キャサリン・ハイグル)には「あなたに恋してる」と告げられ、でも、そんな事で悩む以前の問題になっちゃったよ〜。(´Д⊂グスン
もう一度インターンをやるか、やめてしまうかしかないとベイリー(チャンドラ・ウィルソン)に言われ、どうやら辞める事を決意したみたいだけど・・・。
妻のカリーはチーフレジデントに選ばれたところなのに、今後夫婦関係はどうなっちゃうんだろう?

そしてメレディスの異母妹・レクシー・グレイ(カイラー・リー)がインターンとしてシアトル・グレースにやって来ましたね。
ジョーの店でデレク(パトリック・デンプシー)が出会った女性が、まさにこのレクシーじゃないですか!
やはりメレディスと似た雰囲気にデレクはビビッと来たんだろうか?
彼女の登場がシーズン4をかき回しそうな雰囲気だわ。

 

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