暴れん坊ママ

企画:大辻健一郎
P:永井麗子

第1話
「なんで私がママなのよっ!!」
脚本:大石静
演出:佐藤祐市

上戸彩ちゃんは可愛いと思うけど、どうも作品にはあまり恵まれないような気がしてならないんだけど、今回はまだ見られる方かもしれないなぁ。
大泉洋とのコメディだし、予告とか見てたら上戸彩の役がうるさい感じだったから、二人してうるさいのがドタバタされたらうんざりしそう・・・と不安だったんだけど、大泉洋の方がわりと抑え目なので許容範囲ギリギリだった。(^▽^;)

あゆ(上戸彩)と哲(大泉洋)は運命的な出会いをして結婚する事に・・・。
哲はバツイチ、年齢差もあってあゆの父・吾郎(大和田伸也)の反対もあったものの何とか乗り越えゴールイン。
新婚生活が始まった途端、哲の別れた妻が引き取っていた息子・佑樹(渋谷武尊)を引き取らなくてはならなくなってしまう。
そんなところから始まる3人の物語。

突然やってきた前妻との間の子供を受け入れられないあゆ。
しかし、小さな子供相手にあんな態度はなかろう・・・って感じだったなぁ。
まぁ、最初があんな風だったから今後のあゆの変化が際立つんだろうけど・・・。

佑樹を途中入園させたさくらんぼ幼稚園ってーのが、私だったらノイローゼになりそうなぐらい大変そうな幼稚園だよ〜。
手作りバッグとか可愛いお弁当はどんな幼稚園でもあるだろうけど、あの妙に気取った園ママたちの付き合いがうんざりしちゃいそう。
あゆがあの中でやっていけるはずないよね〜。(^▽^;)
堅苦しくってイヤになっちゃうわ。
幼稚園の父母会の会長・北条翠子(ともさかりえ)が幼稚園の園長(岡江久美子)よりも力があるってーのも恐ろしい。
そんな翠子の一声で園ママたちは右にも左にも動くって感じですね。

佑樹に冷たくしてしまったあゆだけど、実家に帰って子供の頃、吾郎が作ってくれた手提げバッグを見て親の愛情やその愛情を受けた子供の喜びを知り、佑樹への接し方を改めるわけですなぁ。
がさつなところはあるけど、味方につければ頼もしいお母ちゃんになってくれそうなあゆに期待したいところですが、園ママたちは翠子の指示で一斉にあゆたちを無視し始めたみたい。
恐ろしい、園ママ付き合い。(((( ;゚д゚)))アワワワワ
適度なドタバタだといいんだけど、行き過ぎるとおなかいっぱいになりそう。
さじ加減をうまくやっていただければ、楽に見られるドラマになるかもしれませんね。

第2話
「突撃!園ママデビュー戦」
脚本:大石静
演出:佐藤祐市

幼稚園の運動会で、親子四人三脚という競技があり両親絶対参加の空気が流れる。
哲(大泉洋)は土日も仕事だから「私だけで」とあゆ(上戸彩)が言うと、「仕事は誰か代わってくれますけど、親の代わりはいないんですよ」とたしなめる園長(岡江久美子)。
いやぁ、1人でやってる美容室で仕事の代わりもなかなかいないと思うんですけど・・・。(^▽^;)

当日は「家族席係」という大役を与えられたあゆ。
不慣れなあゆのサポートに山口先生(向井理)がついてくれる事になったんだけど、山口先生を気に入っている倫子(片瀬那奈)は面白くない。
だからって、あゆと山口先生がいかにもデキてるような噂を流して、他の園ママにあゆを白い目で見させるようにするのはいかがなものかと・・・。
こういうセレブな幼稚園だったら、皆さんお上品でいじめなんかとは無縁であってほしいんだけど、結局どこへ行っても女が集ればこうなっちゃうもんなんですかね〜?
考えてると寂しくなっちゃうわ。

あゆは確かに口が悪いし、がさつな女の子なんだけど、突然目の前に現れた哲の子供・佑樹(渋谷武尊)のママになろうと、一生懸命キャラ弁作ったり、ママたちの輪に何とか馴染もうとして頑張ってる姿はちょっと応援したくなる。
作っても作っても毎回キャラ弁を残してきた佑樹、その理由が「もったいなかったから・・・」というのはちょっと泣けたなぁ。
それに家での食事や運動会が終わった後に、哲とあゆと三人で食べてたお弁当は美味しそうに食べてたもんね。
きっと家族で食べるの時は楽しく食べられるんじゃないかと思ったわ。
少しずつ、喋るようになってきた佑樹・・・何となく家族っぽくなってきて、まるで最終回間際?みたいな感じだったけど、そこへ強烈なスパイスとして現れたのがあゆの父・吾郎(大和田伸也)。
哲に子供がいたなんて知らなかったわけだし、こりゃ大きくモメそうですな。(笑)

第3話
「オヤジ襲来!!退園の危機」
脚本:大石静
演出:石川淳一

しつけにうるさいのは結構ですが、もう少し佑樹(渋谷武尊)に気を使ってあげてほしいですわ>吾郎さん(大和田伸也)。
あんな小さな子が、朝ウンチをして家を出られるかどうかは、大きな問題ですのよ!
何もその時間に毎日新聞持ってトイレを占有しなくても・・・。
それで、幼稚園でもらしちゃったのは可哀想。(´Д⊂グスン

山口先生(向井理)も、お尻拭いてあげるのにもうちょっと隠れた場所とかなかったのかしら?
あんなところで尻むき出しにされて拭いてもらってる佑樹が可哀想だったよ。
当然、園児たちが覗きに来てはやし立てちゃうしさぁ・・・。

それで翠子(ともさかりえ)の息子・蓮君(谷端奏人)に佑樹が投げた本が当たって怪我をさせてしまうわけよ。
でもね〜、あゆちゃん(上戸彩)は頑張ってると思うよ。
彼女のやり方がすべて正しいってわけじゃないけど、佑樹の事は守るって姿勢が子供にとっては大きな安心感だったりするんだよね〜。
佑樹だって蓮君を狙って投げたわけじゃないだろうけど、目の上という危険なところを怪我させた事は謝らなきゃならない事。

そこへ行き着くまでの経緯が、佑樹の身の回りにいる大人たちの素直な「ごめんなさい」で子供に伝わっていくところがすごく良かった。
あゆは「もうママなんかごめんだ・・・なんて言ってごめんね」と謝り、哲(大泉洋)も謝り、吾郎もトイレを占拠していたことを「すまなかった」と謝った。

そして、佑樹も幼稚園で蓮君に「すまなかった!」と吾郎風に謝ったのが可愛かったわ。(笑)
蓮君ともあっさり仲直り、これが本来の子供たちの姿ですなぁ。
親がいろいろしゃしゃり出ると、余計ややこしくなる事もあるわけで・・・。

しかし、翠子は何でまたあゆをお茶会に誘ったんでしょうね。
きっと何か企んでるんだろうなぁ・・・恐ろしいわ。 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

第4話
「見た!!園ママ社会のウソ」
脚本:大石静
演出:石川淳一

女のひがみって恐ろしいなぁ・・・って感じでしたね。
八重(山口紗弥加)が雑誌に載ったって事で、幼稚園ママの間でもチヤホヤされちゃって・・・。
話題の中心が自分じゃないのはお気に召さない翠子(ともさかりえ)は、そんな八重が鼻について仕方ないご様子。
八重もちょっと浮かれすぎだったから、周りで面白くない顔してる翠子たちの気持ちも多少はわかるんだけど、セレブなママたちがたくさんいるさくらんぼ幼稚園の中でひがんだりスネたりって似合わないわよね。(笑)

そんな中、八重が夜パートに出ているのを翠子が見てしまって・・・。
っつーか、パートに行っちゃ悪いのかよ!って感じですが、セレブ幼稚園ではあるまじき事なんでしょうかね。
雑誌の中でコメントしてた「主人は大学教授」というのも八重の見栄で、実は大学の講師だってことが発覚したり・・・。
それを知りつつ表には出さず、腹の中で笑ってるって感じの翠子たちがまた恐ろしい存在なんですわ。

幼稚園のハイキングなんてイベントの時に、翠子が八重のウソをチクリ!
そこで八重の娘・さくらと佑樹(渋谷武尊)が行方不明になっちゃって、あゆ(上戸彩)が必死になって捜すのよ〜。
佑樹の名前を何度も呼ぶあゆは、本当にママって感じですごく良かった。
それに見つかった時、「あゆーーーっ」って駆けてきた佑樹もね・・・もう(TωT)ウルウルしちゃったもん!
ただね、佑樹とさくらちゃん一緒にいたんだし、さくらちゃんの事も気にかけてあげて欲しかったなぁ・・・と、ちょっと残念には思ったけど。
もちろん、遅れてやってきた八重がさくらちゃんを抱きしめ、そこに哲(大泉洋)やさくらちゃんパパも駆けつけ、それぞれの家族がひしっと抱き合う場面は素敵だったんだけどね。

一番気持ちよかったのは、園長(岡江久美子)が翠子にビシッと一言言ってやったこと!
「一園児の母親としての立場をあまりにも逸脱されるのはいかがなものでしょうか?」
いやぁ、これはスカッとしたね〜。

それから1ヶ月が経ち、佑樹は挨拶もおしゃべりもどんどん出来るようになって、あゆとも本物の親子みたいになった頃に・・・現れたのは本当のママ(紺野まひる)。
せっかく仲良くなったのに、佑樹を連れ戻しに来たんでしょうか?
あゆが傷つきそうでイヤだなぁ・・・。

第5話
「衝撃!本当のママの秘密」
脚本:大石静
演出:佐藤祐市

ドバイから哲(大泉洋)の前妻・景子(紺野まひる)がやって来た。
どうやら哲が景子から借金をしていたらしく、その借用書を作ってくれと言いに来たらしいんだけど、何だか哲って男としてどうなの?って感じだよね。
佑樹(渋谷武尊)という子供がいることも黙ってたし、今回の借金のことだってあゆ(上戸彩)にバレなきゃ隠し通すつもりだったんでしょ?
心配かけたくなかったみたいな事を言ってたけど、それって言い訳にしか聞こえないんですけど・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

でもね、やっぱあゆちゃんは頑張ってると思うわ。
あの若さで前妻がやって来ても笑顔で接してるし(たとえ、作り笑顔だとしてもね)、佑樹に会いたいと言われれば「いいっすよ」と承諾して・・・。
もちろん、そこで「ダメ」という権利はあゆにはないんだろうけど、せっかく佑樹と仲良くなって来たところで本物のママの登場なんて、いい気はしないものね〜。

それにしても幼稚園で佑樹が描いたママの絵は何だったんだろう?
顔がないというのは、本物のママとあゆのどちらを描いていいのかわからないって意味なんだろうか?
どんな理由にせよ、あの絵を見たらあゆはショックを受けて当然。
そんな中、翠子(ともさかりえ)たちが退園を迫りに来たもんだから、つい「佑樹はドバイに行くからご心配なく」みたいな事を言っちゃうわけだ。
そうなったら、自分が一番寂しいくせにね・・・。

さすがに今回は哲が動きましたね。
景子のところへ行って話をした中で、佑樹がママよりもパパを選んだんだという事が元妻の口から語られて・・・。
その翌日、哲はあゆと佑樹をドライブへ誘ったんだけど、そこでの哲と佑樹の男同士の会話が良かった。
本物のママとパパは離婚したこと、パパはあゆちゃんが大好きだって事を伝え「佑樹はどうだ?」と聞くと「大好き」って答えるんですよ。
もう、きゃ〜わい〜ぃの♪
これを聞いたあゆが涙ぐむ気持ちはわかりますよね〜。

そんなわけで、ドバイの幼稚園へ転園することもなく、佑樹はそのままさくらんぼ幼稚園に通うわけですが、あゆはママ社会で無事に済むのでしょうか?

そうそう、北条(東幹久)が哲に貸そうとして金井(日村勇紀)が預かった300万はどうなったんでしょう?
金井が使い込んでなければいいんだけど・・・。(^▽^;)

第6話
「初恋!!マル秘ヒヒーン作戦!?」
脚本:大石静
演出:石川淳一

翠子(ともさかりえ)たちに拉致される形で、連行されちゃったあゆ(上戸彩)。
何のお話かと思ったら、やっぱり転園のことでしたね。
幼稚園をかわれと言われても、あっけらかんとした態度で聞き入れなかったあゆ。

そんな中、さくらんぼ幼稚園のおゆうぎ会。
「白雪姫」の王子様役のところに佑樹(渋谷武尊)の名前を見つけたあゆは、嬉しくてその事を佑樹に話してしまう。
大好きな莉子ちゃん(小出幸果)が白雪姫役ってことで俄然張り切る佑樹。

でも、いざ役が発表されてみると佑樹は王子様ではなく白馬の役。
そりゃ、がっかりしちゃうわ〜。
でも、あゆが一番に佑樹に「王子様だよ」って伝えたかった気持ちもわかるから、あゆを責める気持ちにもなれないんだけどね。

金井(日村勇紀)が北条(東幹久)から預かっていた300万が出てきたから、どんな話になるんだろう?と思ってたら、ただあっさり返されただけで面白くなかったなぁ。
北条が「キープしとくからな!」って言ってたって事は、まだ300万が話しの中に出てくることがあるのかもしれないけど・・・。

白馬役になってやる気を失った佑樹は、翠子の家での練習に誘われても一言も発せず・・・。
王子様役になった蓮君(谷端奏人)と莉子ちゃんのラブラブぶりを見て、頭を抱えて妬いてる佑樹が可愛くて可愛くて・・・♪
そんなスネスネの佑樹に元気を与えたのが、哲(大泉洋)の「莉子ちゃんはお馬さんが大好きらしいぞ」の一言。
これで食欲がわくという子供らしい佑樹の笑顔が可愛い♪

せっかくやる気を出したのに、当日あゆが作ってくれた馬の衣装を「かっこわるい」と他の園児たちにけなされて、またまた意気消沈の佑樹。
えー、私だったらあゆみたいな馬の衣装作れないよ〜。
すごいいい出来だったじゃん!
白いタイツは厚手のものにしてあげてね!って思ったぐらいだわ。(笑)

本番で「ヒヒーン」のセリフを言わず、これでどうオチがつくのかと思ったら、蓮君が振り上げた手が大道具の木に当たり、その木が莉子ちゃん目掛けて倒れてきた。
それを背中で受け止め、ヒヒーンと鳴く白馬の佑樹。
いやぁ、アドリブがきくとは驚きじゃ!(爆)
主役の蓮君を食っちゃいましたね。
これでまたまた翠子さん、ご立腹なのではないかしら?(^▽^;)

莉子ちゃんから同じ小学校に行きたいと言われた佑樹。
良かったね・・・と思ったら、佑樹は「お受験する」と言い出したよ。
これは予想外の展開だ!
何の準備もしてなかったあゆと哲、どうするんでしょ?

第7話
「息子は天才!?お受験参戦」
脚本:大石静
演出:佐藤祐市

佑樹(渋谷武尊)、塾の体験入学に行ってみたら意外とデキる子で・・・。
こうなるとあゆ(上戸彩)のやる気も増すってもんよね〜。
でも、佑樹が優秀でも親が改めないと親子面接で落とされると塾の先生に言われ・・・。
その上、園長(岡江久美子)のところにまで佑樹を褒めるような電話があったと聞かされたら、後は自分と哲(大泉洋)の問題!

そこで、まず塾主催の模擬面接に行ってみる事に・・・。
でもさぁ、いくら模擬面接と言われても、スーツも着ないで行く人がありますか?(^▽^;)
いくらなんでも・・・だわさ〜。

結局、受験する、しないであゆと哲の仲がぎくしゃくし始め、あゆは佑樹の受験を成功させることが自分がママとして胸を張れる最初の一歩であるかのように勘違いしちゃって・・・。
そんなあゆの意地が最終的には佑樹とまでも衝突してしまうハメに・・・。

でも、あゆの一生懸命さとか、佑樹のママとして頑張りたいって気持ちはひしひしと伝わってくるので、いつの間にか応援しちゃってるんだけどね。(^^ゞ

あゆが自分が行き過ぎていた事に気がつき自分を責めた時、励ましてくれたのが哲。
こういうところで愛情感じちゃうよなぁ。
そして、佑樹に頭を下げて謝るあゆの素直さが、また可愛くてよかった。

これで家族団結してお受験か?と思ったら、佑樹が「や〜めた!」と言い出しちゃったよ。(^▽^;)
莉子ちゃん(小出幸果)に他のボーイフレンドが出来たから、お受験はしないんだってさ!(笑)
こんな理由が通用するのが子供らしいですなぁ。

第8話
「大迷惑!!空気読めない男」
脚本:大石静
演出:北川学

しつこくやってくる北条(東幹久)に哲(大泉洋)がキレちゃって、「お前が子供の頃からキライだった」と言ってしまいました。(^▽^;)
この一言が北条を立ち直れないぐらい落ち込ませてしまったのね。
しかし、仕事も手につかないくらいになってしまうなんて、北条も脆いというか・・・それくらい哲の事が大好きだったのね。
考えようによっては、ちょっと怖いけど・・・。(^▽^;)

受験シーズン真っ只中のさくらんぼ幼稚園。
緑山にはさくらちゃん(小西結子)だけが合格で、大輝君(鏑木海智)と蓮君(谷端奏人)が不合格。
翠子(ともさかりえ)の「うちは慶明(って、こんな字?)が本命ですので、お気遣いなく・・・」って挨拶が妙に怖かったわ。
それに大輝君がちょっと咳をしただけで、「一緒に遊んじゃ駄目よ」って・・・そりゃ、お受験前の大事なお体かもしれないけど、これ見よがしに言われたらいい気はしないわよね〜。

緑山に落ちたことで、翠子のお受験への必死さは増すばかりなんだけど、肝心の北条が落ち込みっぱなしでしょ?
それで、ついにうわ言まで言ったとかで、あゆ(上戸彩)のところに思い当たることがないか訪ねに行く翠子。
そこで北条と翠子が言い合いになり、それを見ていた蓮君が泣き出してしまうという始末。
やっぱ、親のケンカが一番子供を傷つけるんだよね。
ないている蓮君を哲譲りの変顔で笑わせる佑樹(渋谷武尊)が可愛かったなぁ。

怒りが収まらない翠子は受験に蓮と二人で臨もうとした。
しかし、そこに北条をつれてきたのが哲なんだよね。
しつこい、うっとうしい・・・と言いつつ、やっぱり放っておけなかった哲。
そして最終的にはエールを送って応援しちゃってるし・・・。
ちょっとええ話でしたわ。

でもでも、蓮君ったら本命の小学校にも落ちちゃったみたい。
しかも大輝君は合格!
こうなると大輝君ママの倫子(片瀬那奈)が強気に出そうね。
お受験の結果次第で、それまでの母親のポジションも変わっちゃうのかしら?
恐ろしいわ〜。 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

第9話
「大逆転!!波乱のXマス会」
脚本:大石静
演出:石川淳一

哲(大泉洋)が手首を骨折し、全治2ヶ月。
その間、あゆ(上戸彩)が北条(東幹久)のクリニックで働くことに・・・。
あゆが働きに出るって事で、佑樹(渋谷武尊)の送り迎えは哲の仕事になっちゃうんだけど、パパさんが来ててもママ茶に誘われるって良いような悪いような・・・、まぁ哲にとっては迷惑なだけだよね。(^▽^;)

それにしても、子供のお受験の結果がママたちのポジションまで変えるとは不思議なことだわ〜。
倫子(片瀬那奈)が今や会長って感じの振る舞いだもんね〜。
翠子(ともさかりえ)は蓮(谷端奏人)の不合格がよほどショックだったのか、笑顔を失くしたままで会話もないし・・・。

そんな中でのクリスマス会。
倫子が翠子に「クリスマス会には出席して、会長の責務を果たしてください。」と厳しいお言葉。
どうしたらこんな強気に出られるんでしょうか?
今まで翠子に逆らえなかったストレスがたまってたんでしょうかね〜?
それにしても、あからさまだわ。
泣かせるのは蓮君ですよ。
あゆがクリスマスプレゼントは何がほしいの?と聞いた時、「プレゼントはいらない。お母様の笑顔をください。」って、泣かせるじゃないですかーーー!
翠子も、子供にこんな想いをさせちゃダメだよね。

そんな翠子が立ち直ったのはクリスマス会でしたね。
嫌味タラタラな倫子の態度にも耐え続けたものの、お受験に合格した子とそうでない子の遊びを分けるという倫子に異を唱えたあゆに賛同した翠子。
そして、親がいがみ合っていても関係なく仲良く遊んでいる子供たちを見て「もうやめましょう。言い争いは・・・。」と一言。
それでこそ会長だわ!
負けた者にしか見えないもの・・・、それを見た事で親である翠子がひとつ成長したみたいですね。

あゆと哲がさんざん考えていた、佑樹がクリスマスプレゼントにほしい物。
まさか「TETSU N.Y」のTシャツだったとは思いつかなかったわ!(^▽^;)
でも、3人でおそろいのTシャツを着て鏡の前に立っている姿は微笑ましかったですね。
それだけに、その後入ってきたニュースでの佑樹の実の母親・景子(紺野まひる)が飛行機事故で安否不明というのが気がかりだなぁ。

最終話
「涙の卒園式・・・愛しい子よ」
脚本:大石静
演出:佐藤祐市

予想もしなかった方へ話が流れていって、「へ〜、そうなっちゃったんだぁ」ってな最終回でした。

まず、佑樹(渋谷武尊)の母・景子(紺野まひる)が終盤でまた登場するなんて思ってなかったもんなぁ。
飛行機事故で病院に運ばれた景子は命を取り留めたが、そういう生死の境をさまよったことで、自分には佑樹しかいないって気持ちが強くなっちゃったんですかね?
ドバイで結婚生活を送ってると思ってたのも、どうやら違ったようで夫なんかいなかったらしいっすよ。
しかし、しかし〜、どうも景子の言い草には納得できないわけで、今更「佑樹は私の体の一部だった」とか「自分の分身」だとか言われても、わがままにしか聞こえないよ〜。
「体の一部」で「分身」の佑樹を手放したり、引き戻そうとしたり、随分身勝手な母親に思えてしまうんだけど、やっぱ子供にとってはそんな景子でも素敵なママなんでしょうかね?

でも、佑樹が小さいなりに景子とあゆ(上戸彩)に気を使って、最初の頃のように喋ることすらできなくなっているのは見ていて胸が痛みました。
あゆも佑樹とこれだけ仲良くなれたんだから、きっと辛かったと思う。
でも、何よりも佑樹がママを守りたいという気持ちを優先して、送り出してあげる・・・これも立派な愛情でしたよね。

卒園式のシーンは(TωT)ウルウルしちゃいました。
実際にわが子の卒園式でも大泣きした思い出があるので・・・。(´Д⊂グスン
佑樹が小さな涙をこぼしながら、一生懸命歌っている様子はやっぱりジーンとしちゃいますよね。

佑樹は景子のところへ行っちゃって、哲(大泉洋)とあゆは二人の生活に戻る。
そして5年後・・・、哲とあゆには子供ができていて、佑樹が久々に帰ってくる日というところで終わり。
離れていても佑樹とのいい関係は続いていて、それぞれが幸せそうなので良かったって感じかな?
しかし、母親のあんな身勝手が許されるのか?と、同じ母親ながらちょっとモヤモヤが残った最終回でした。

 

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