Ns'あおい

原作:こしのりょう 「Ns'あおい
企画:金井卓也
P:小椋久雄・永井麗子
主題歌:コブクロ 「桜(通常盤)

オープニング曲:オオゼキタク 「Destination

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「私は絶対諦めない」
脚本:吉田智子
演出:土方政人

私、これも原作を知らないので、もっとドタバタしたものを想像してたんですが、意外と真面目路線なんですね。(^▽^;)
あおい(石原さとみ)は大手医療グループ・清天会の本院から「最終処分場」と呼ばれる桜川病院へ異動になった。
ある事件が原因で・・・。
内科病棟に配属されたあおいは、そこでクセのある医師や看護師たちと出会うわけ。
あおいの指導役を任された小峰(杉田かおる)は、何もしないでいいと冷たい態度。

だけど、あおいが本院の救命センターにいた事がわかってから、小峰の態度も少し変わったみたい。
小峰さんって、仕事のできない人は嫌いってタイプなのかも・・・。
いい加減そうだけどやる時はやる高木(柳葉敏郎)の事は信用してるし・・・。

最初はいい先生に見えた田所(西村雅彦)が、実はお金になる患者しか相手にしてないところが見えてきたり、患者よりMRさんとの付き合いを優先させたり・・・。
こういう先生も実際にいるんだろうなって考えちゃったよ。
しかし、手柄は全部自分のものにする的なところはいかんなぁ・・・。>田所先生

「ナースのお仕事」みたいにドタバタしてるわけでもなく、かといって「医療モノ」というほどの要素も今のところは感じられないんだけど、やたらとあおいが「後悔するよ」と言われている事や「この病院ヤバイから」の意味が気になる。
石原さとみちゃんが少し力が入りすぎてる感じで、見ていてちょっと疲れるんだけど(^▽^;)、真面目に女優してる杉田さんや、片平なぎささんの冷たい雰囲気は良かったような・・・。
まぁ、これはもうしばらく様子見ですな。

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「君の笑顔が病院を変える」
脚本:吉田智子
演出」土方政人

MRさんは入院しても大変だ・・・な回でした。(^▽^;)
検査入院、だけど田所(西村雅彦)のご機嫌をとることに神経を使うMRの野呂さん(村田雄浩)。
痔じゃないか?って事で内視鏡検査、もちろん担当するのは田所。
しかし、田所ってばろくに内視鏡使ったことないっていうじゃない?
怖いわよ〜、そんな人に検査されるの・・・。
でも、野呂さんは文句も言わず、乱暴に扱われる内視鏡の痛みにも耐え、麻酔も多めに使われてグッタリ。
うーん、こんな気を使った検査入院、余計に具合が悪くなりそうだわ。
しかも、どんなに気を使っても野呂さんの製薬会社は納入社リストから外されてるっちゅーのに・・・。

「医者はプライドで生きている」とか「ナースは使い捨てパンツ」という台詞が出てきたけど、何となく想像がつく言葉だったよね。
でも、使い捨てパンツだろうと役目は果たすんだ!って感じで、あおい(石原さとみ)は全力投球してましたなぁ。
初回ではちょっと熱すぎるあおいに疲れてしまったんだけど、2話ですでに慣れたのか、患者のために頑張っているあおいがちょっと心地よかったです。

野呂さん、田所の内視鏡検査で腸に穴をあけられてしまったそうな・・・。
そりゃ、イタイって!
それでも田所に気を使う野呂さんが、あまりにせつなくて・・・。
オペが必要なのに、穴あけた張本人はいないし、外科医は手が空いてない。
頼れるのは高木(柳葉敏郎)だけなのに、さすがに外科の分野ではどうしようもない。
そこで副院長(佐戸井けん太)なら・・・と頼み込んで、オペをしてもらうわけね。
この副院長、愛人らしき女性といるところをあおいに見られてたんですわ。(^▽^;)
あはは、何だかワケありな雰囲気だったけど、まさか副院長だったとはね。(笑)

あおいのひたむきな気持ちが、他の病院スタッフたちを動かしているのがいい感じだわ。
医者の許可なくレントゲン撮影をしたこと、田所が問題にしたのに、もみ消してくれたのは総師長(片平なぎさ)。
きっといい人に違いない!

来週はあおいが本院で何をしたのかがわかるみたい。
早く知りたいわ〜。

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「隠されていた秘密」
脚本:吉田智子
演出:都築淳一

雪の日に腹痛を訴えて病院へ運び込まれたホームレスの又蔵さん(モロ師岡)。
寒さをしのぐために病院へやって来たなんていわれてたのに、なんと腸閉塞の疑いが・・・。
この又蔵さん、田所(西村雅彦)の幼なじみだったとは驚き〜。
しかも、あの田所を「うんこタレのタレ坊」って呼んでるんだもん。(笑)
苦しいのに話し続ける又蔵さんを強引に転院させようとする田所。
自分の子供時代を知る人が鬱陶しくて仕方なかったのかと思ったら、診察して又蔵が「なんちゃらすい炎」だとわかってて、設備のある病院へ移したんだとさ。

何だ・・・イイ人じゃん!
しかも、あおい(石原さとみ)とも打ち解けたんじゃないの?って雰囲気で、もう田所に関しては心配しなくていいかも・・・と思ったら、何だよ!
翌日になったら、本院であおいがやったことがバラされてて、みんなの様子がよそよそしいし・・・。
あおいも田所の腕は認めてたし、その上でもう少し患者さんやナースの話に耳を傾けてくれれば・・・と言ってたのに、田所の気持ちはこれっぽっちも動かなかったって事なの?
番長で「おいなりさん」食べてたのは何だったんだ?
又蔵さんのところにも1週間後においなりさんを届けてくれって頼んでたのに、あれは何だったの?

あおいが本院で起こした事故って何なんだろう?
一歩間違えば殺人って言ってたよね?
バイク事故で軽傷の患者さんを他の病院に移す途中に急変、どうもそこであおいが取った行動が問題みたいなんだけど・・・。
ナースには認められていない医療行為をやっちゃったってことなのかなぁ?
とりあえず、そこらへんが気になるわ。

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「心に残る傷と勇気」
脚本:吉田智子
演出:土方政人

あおい(石原さとみ)が本院でやったことって、やっぱ医師の指示を無視してナースには認められていない医療行為をしたってわけか・・・。
民間の移送サービスだとサイレンが鳴らせないなんて知らなかったわ。
転院させる途中で患者が急変、道は渋滞でサイレンも鳴らせない民間の車、肺にたまった空気を抜かなくては患者が危ない。
この状況でただ見殺しにするなんて、あおいには出来なかった。
それで、自分の判断で勝手に患者の肺に針を刺して空気を抜いた。
うまくいったから患者は助かったけど、もしも動脈を傷つけたりして助けることが出来なかった場合は、きっと問題になっていただろう。
いつも難しい顔の総師長(片平なぎさ)だけど、気胸で亡くなるのと肋間動脈損傷で亡くなるのとは違うという言葉には、そうだよなぁ・・・と頷かされちゃったわ。
「総師長ならどうしますか?」というあおいの問いかけに、「見捨てるわ!」ときっぱり言い放つ総師長・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
それを言い切ってしまわれるのも悲しいんですけど・・・。

本院での過去がスタッフにも患者にも不安を与えるというのは本当だったね〜。
そんな中、血圧の高い患者さんがあおいの介助を嫌がって、一人で入浴しようとして倒れてしまう。
これがあおいのせいという事になって、謹慎処分を受けるんだけど・・・。
この患者さんが「いい年して、あんな若いナースに裸になって介助されるのがみじめだった」と言ってるのを聞いて、私もハッとしたよ〜。
最近、自分も介護というものが身近になってるんだけど、こちらは手助けしてるつもりでも、それでみじめに感じさせたりしてるのかなぁ・・・って。

小峰さん(杉田かおる)の過去もわかって良かった。
後輩のナースが痛みで苦しむ患者に勝手に筋肉注射の痛み止めを打って、それが神経に触れ麻痺が残った。
まだ中学生で甲子園を目指していた患者、そして自信を失くした後輩ナース。
小峰はその2人を救えなかったことを、ずっと背負っているのか・・・。
だから医師の指示を無視したあおいに、あれだけ冷たくしたのかと思うと、小峰の気持ちもわかるなぁ。
噂に流されず、本人の救命に話を聞きに行った高木(柳葉敏郎)も良かった。
アンビュランスサービスの男性が、あおいを見て救命士を目指しているというのも・・・。

話自体は悪くないと思うんだけど、時々石原さとみちゃんが重すぎる芝居をするのが・・・見ていてしんどいんですわ。(゚ー゚;Aアセアセ
深刻な場面だったりするのはわかるんだけど、こっちが力入っちゃうぐらいの重さなんだもん。
もうちょっと力を抜いてくれると、もっと見やすくなりそうなんだけどなぁ。

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「研修医の医療ミス」
脚本:吉田智子
演出:都築淳一

心臓の病気でペースメーカーを入れたサクラさん(佐々木すみ江)に、MRIの検査を受けさせた江藤(八嶋智人)。
ああやってカルテが各診療科ごとに管理されていて、総合病院なのに何の連携も取れてないというのは恐ろしいなぁと思ったよ。
江藤もMRIを受けさせるにあたって、金属をつけてないかという確認はしてたけど、ペースメーカーの事なんか聞いてなかったもんね〜。
っつーか、医者にありがちな事だけど、ああやって早口でガーーーっと質問されると、知識のない患者は理解できなくて、つい「はい」って返事しちゃうのよ〜。
「それはどういうことですか?」と聞くのも悪い気がするしさぁ。
もちろん、わからない事はちゃんと聞かなきゃダメなんだけど、サクラさんみたいなお年寄が一人で受診してたら、ああなってしまうのもわかるなぁ。

田所(西村雅彦)は、やはり悪い人なのか?
ペースメーカーが入っているかどうかを江藤は確認した、だから病院側の落ち度ではないと、あくまでもそこを強調してるんだもんね。
ペースメーカーが故障したと聞かされて、そのペースメーカーより江藤にもらった福引の商品の時計が壊れてないかと気にするサクラさんの温かさ、田所にはわからんだろうなぁ・・・。

大事なのは同じミスを繰り返さないことという高樹(柳場敏郎)。

話は悪くないんだけど、やっぱ石原さとみちゃんの重々しい演技に疲れてしまう。(゚ー゚;Aアセアセ
惜しい・・・って感じだな。

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「命を救うヒーロー」
脚本:吉田智子
演出:土方政人

ダメダメ研修医の江藤(八嶋智人)が初めて「担当医」として患者を受け持ったわけだけど、よりによって代議士さんとは・・・。(^▽^;)
心不全と聞かされて青ざめていた江藤だけど、実はマスコミから雲隠れするための言ってみれば偽装入院。
でも、過去5年の検査結果と比べると肝機能に不安が・・・、なのに酒を呑みたがる代議士の先生。

いつも誰かに頼って、一人きりじゃ何の判断もできない江藤が、医者としてちゃんとやっていくためには、「自分しかいない」という状況に身をおくしかなかっただろうなぁ。
そういう意味では良い機会だったんだけど、挿管しなきゃ危ないって時に江藤を説得してるのが何ともなぁ・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
江藤が子供の頃に傷ついた鳥のヒナを諦めずに救った話と、目の前の危険な状態に陥った患者のことを一緒にされてもさぁ・・・。>あおい(石原さとみ)
「先生なら必ず助けられます」って、小峰さん(杉田かおる)が「あおいママ」と呼ぶのもわかるわ〜。
江藤が無事に挿管できてよかったけど、あれで失敗でもしてたらと思うと怖いわ〜。

小峰さん、どうやら病気らしい。
私が小峰さんの立場なら、内部事情を知り尽くしたこの病院には入院したくないんですけど・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

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「強がりナースの夢」
脚本:吉田智子
演出:石川淳一

小峰(杉田かおる)が倒れた・・・原因は多発性子宮筋腫。
婦人科の医師は全摘する方針だけど、小峰の本音としては病巣だけを取って子宮はできるだけ残したい。
なぜなら、息子が弟を欲しがっているから・・・。

私も女だし、子供もいるし・・・考えちゃったよ。
もし、自分もシングルマザーだとして小峰と同じ状況になったら、どうしたいだろう?って。
考え方は人それぞれなんだけど、私なら全摘するかな・・・と思った。
息子にとって親は自分しかいないわけで、再発の危険性を考えて生活する日々よりも、できるだけ今後の生活に影響のない選択をするかなぁって。
弟作るにしても、なんちゅーか相手もいるわけで(^▽^;)、ある程度年齢もいってて、決まった相手もいない状態で、まだ見えない「弟」の存在をそこまで考えられないかも・・・。
それより、目の前にいる息子の母として元気でいることを選ぶなぁ。

入院患者の佐伯(矢柴俊博)が急性腎不全になって危ない時、自分も今は入院患者だというのに「こいつはあたしにとって家族なんだよ!」と側を離れなかった小峰。
やっぱ、杉田かおるってうまいんだよなぁ。
佐伯の好きなアニメキャラ、色、食べ物を知ってると話す小峰さんに(TωT)ウルウルしちゃったよ〜。
佐伯にプレゼントした腹巻がオレンジ色にさくらんぼのアップリケだったのも、彼の好みをちゃんと知っていたからなのか〜。
意外と優しくて涙がでちゃった。

高樹(柳葉敏郎)が田所(西村雅彦)に頭を下げたおかげで、田所が婦人科の先生に話をつけてくれて、小峰の希望通り病巣だけの切除で済んだけど、田所が高樹を受け入れたのは自分の下に彼をつけるためらしい。
田所って、いつも「いい人になったの?」と思わせるだけ思わせて、実は何も変わってないんだよなぁ。

回復しても病院は辞めるつもりだという小峰を、他のナースたちが教わりたいことがたくさんあると言って引き止めた。
そこまではまだ良かったんだけど、内科病棟に戻ってきた小峰をナースや患者たちが拍手で出迎えるところは、ちょっとやりすぎな感じがした。
まぁ、ドラマだから仕方ないけど・・・。(^▽^;)

今週はあおい(石原さとみ)がでしゃばるシーンが少なかったから、わりと見やすかった。
でも、あおいが主役である以上、それじゃいかんのだろうな・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

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「患者か娘か、命の選択」
脚本:吉田智子
演出:都築淳一

「小早川伸木の恋」の妙子もだけど、このドラマでの高樹(柳葉敏郎)の妻・美沙子(秋本奈緒美)もどうよ?
娘のミホ(森本更紗)の運動会も学芸会もすっぽかしてばかりだったって、それは仕方ないだろう・・・。
すっぽかしたくてすっぽかしたんじゃないし、子供がすねるならわかるけど、妻のあんたはわかってやれよ!って思っちゃうわ。
確かにミホが発作をおこした時に、高樹が他の患者を診ていて、娘を診てくれなかったのは妻としてはショックかもしれない。
だけど、そこは理解してやってほしいなぁ・・と思っちゃったよ。

この時、ミホを救ったのが田所(西村雅彦)で、それ以来、高樹は田所に頭が上がらないんだとか・・・。
その田所が副院長になり、高樹の担当患者でもう5年も寝たままの白井(藤井章満)が転院対象にされてしまう。

高樹との離婚もまだなのに、交際相手の男性の転勤でミホまで連れて北海道へ引越しを決める美沙子もどうかと思う。
引っ越す前に行われるバイオリンの発表会、あおい(石原さとみ)は何としてもミホと高樹を会わせようと、当直を江藤(八嶋智人)に代わらせてまで高樹を発表会に行かせるんだけど、腹膜炎を起こした患者が出て、結局は呼び戻す。
ミホに簡単に高樹を行かせることを約束したり、高樹を送り出したかと思えば呼び戻したり・・・。
かと思えば、次には「今から急げば飛行機に間に合います」と、また背中を押したり・・・。
はぁ・・・見ていて、うんざりしてしまう。

空港でミホがバイオリンを弾くのも感動はできなかったなぁ。
それより周りの迷惑考えろ!って感じ・・・あんたたち親子だけの空港じゃないんですから・・・。

美沙子が小峰(杉田かおる)経由で高樹に渡したミホが1年生のときの作文。
「お医者さんのお父さんが大好き」という作文で、むせび泣く高樹には今回唯一(TωT)ウルウルさせられたんだけど、やっぱ石原さとみの大げさな演技が好きになれん!
白井さんの奥さん(山下容莉枝)の態度がおかしかったので、そこらへんは気になるけど・・・。
なんぜ、主役が魅力的じゃないのは辛いなぁ。(^▽^;)

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「リストラ看護助手の勇気」
脚本:吉田智子
演出:土方政人

今週も、思いっきり力が入ってたあおい(石原さとみ)。
リストラされそうになってふてくされている北沢(小山慶一郎)を引っ叩くところまで、力入ってたし・・・。(^▽^;)
あれ、痛そうだったなぁ。

5年間目を覚まさない白井さん(藤井章満)の奥さん・瑞江(山下容莉枝)が、人工呼吸器を外してしまう。
人工呼吸器をつけた最初のうちは、たぶんこのままでもいいから生きていて欲しいと願ったりもしたんだろう。
だけど、さすがに5年もこのままだと、自分がしている事がいい事なのか、それとも夫を苦しめているだけなのか、わからなくなってしまうよね〜。
奥さんの疲れもたまるし、先も見えないし・・・。

人工呼吸器が外れている事に気づき駆けつけたあおいが、小峰(杉田かおる)に指示されて心臓マッサージをするところが、また力みすぎなんだよなぁ。(^▽^;)
顔が力んでるといえばいいのだろうか?
無駄な力が入ってて、それがどうも視聴者を疲れさせてしまってる。(と、毎週同じような事を書いている)

疲れきった瑞江も病室に泊まり、翌朝、付き添ってくれたあおいに「初めてセリを休む」と告げる。
5年間、一度も休まずセリに行って、夫の夢だった花屋を何とか守ってきたと話す瑞江を、あおいはセリに連れ出す。
結果的には、セリに行った事で瑞江も少し元気を取り戻したんだけど、ここでセリに連れ出すのは大きな賭けだよなぁ。
一歩間違えれば、また瑞江を追い込むわけで・・・。

白井さんの五感を刺激して、回復を促そうというあおいと北沢の提案が認められた。
ここで、再度北沢が田所(西村雅彦)にクビを言い渡されるんだけど、最後に白井さんのためにと置いていったもの。
いやぁ、ここに北沢の作った音楽が入ってて、それを聞いた白井さんが回復するなんて話じゃなくて良かったよ。(笑)
花のセリの声を録音したものだったとは・・・北沢も意外とやるじゃん!
セリの声に反応し、指を動かす白井さん。
ここで白井さんの指の動きに気づいたあおいの芝居も・・・、ものすごく力が入ってて疲れた。

怒ったり、泣いたり・・・そういうのを患者の前であまりに見せすぎるのも、何だかなぁ。

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「桜・前編〜2つの死」
脚本:吉田智子
演出:石川淳一

吾郎さん(平賀雅臣)が吐血、肝硬変の患者さんだったらしい。
これ以上の治療は患者の負担になると判断した高樹(柳葉敏郎)、しかし田所(西村雅彦)は江藤(八嶋智人)に出来る限りの延命治療を・・・という指示を出す。
ダメ研修医だった江藤が少し成長した姿が垣間見れて、「良かった」とホッとしたんだけど田所には頭が上がらなくて・・・。
でも、吾郎さんの外出許可を田所に逆らって出しちゃうとこなんか、「江藤よくやった!」と心の中で拍手しちゃったよ。
「桜の下で笑いながら死にたい。」という吾郎さんの願いを聞き、外へ出て花が咲いてなくても桜の樹がある場所に連れて行ってやりたいと思うあおい(石原さとみ)とそれに賛同するスタッフたち。
実際にはこんな事ないんだろうなぁ・・・とは思ったけど、ドラマとして見れば結構(TωT)ウルウルするシーンだった。
石原さとみちゃんが少し抑えた演技をしてくれたのも大きい!
満開の桜ではなかったけど、小さな花をつけた桜を見ることができて、また見せてくれた人たちの気持ちに感謝して、吾郎さんは旅立って行けたわけで・・・。

しかし、総師長(片平なぎさ)が高血圧だったとは・・・。(^▽^;)
そして、あおいの母の心臓マッサージをしていたのが、やはり総師長!
あおいの事は新病棟作りに必要な人材として呼び寄せていたんだそうな・・・。
救命から終末期医療まで・・・そんな新病棟の計画のため、必死に頑張ってきた総師長。
頭痛、左手足の麻痺で具合が悪くなり、どうやら脳出血。
いやぁ、さすが総師長!
脳出血の最中でも、冷静に自分の状態を把握してらっしゃる。(^▽^;)
そんな時に乗っていた車が脱輪・・・って、どんな運転しとんねん!
運転手は助けを呼びに行き、車の中に残されたのは呼吸停止の総師長とあおいだけ。
そして、また「挿管」しかない状況に・・・。
総師長を助けるためには、やるしかないんだろうなぁ。
ナースには許されていない処置だとしても、目の前で死にそうな人がいて自分しかいないという状況に立たされたら・・・ただ見ているだけでいるのも辛いと思う。
いやぁ、難しい問題ですな。
次が最終回ですか・・・。
総師長には助かって欲しいし、田所はぎゃふんと言わせたい。(笑)

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「桜・後編〜
君がいるからかんばれる」
脚本:吉田智子
演出:土方政人

総師長(片平なぎさ)を助けるためには、挿管するしかないという状況で、高樹(柳葉敏郎)はあおい(石原さとみ)に「やれ!」と指示する。
「私が責任を取ります。」の台詞は踊る大捜査線の室井管理官みたいだったし、倫理委員会も踊るの査問委員会みたいで、ギバちゃん的にちょっとかぶる。(^▽^;)

一応あおいが優秀なナースってことで、器具も揃ってない中での挿管があまりにもうまくいきすぎちゃって・・・。
あまり緊迫感が伝わってこなかったのが残念。

で、最終回でいきなり出てきたのが田所(西村雅彦)の母親の存在。
結局亡くなってしまうんだけど、「偉くなる事が親孝行だと思っていた」とあおいに語る田所には、ちょっとせつなくなりましたわ。

あおいを処分するなら自分も同罪だと退職願を出した高樹。
ここで田所が責任を取るのは自分だと言い出したのは良かった。
あおいと高樹は処分ナシで桜川病院に残る事になり、田所は山形に新しく出来る医療センターに移ることに・・・。
最後の最後で、やっとスタッフと心を通わせる事ができてよかったけど、なんとなくタラタラと終わっちゃった感じで、これといって残るものがなかったように感じる。
医療モノのドラマって、結構続編があったりするんだけど、これはもういいかな?(^▽^;)

 

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