下北サンデーズ

原作:石田衣良 「下北サンデーズ
P:桑田潔・市川竜次
主題歌:藤井フミヤ ♪下北以上 原宿未満

第一回公演
「小劇場と書いて
『ビンボー』と読む!?」
脚本:河原雅彦
演出:堤幸彦

うーん、ちょっとまだよくわかんない感じ。

「渚のハイカラ人情」とか、またもやお習字ネタでちょっと笑っちゃったけど・・・。テヘヘッ(*゚ー゚)>

千葉大学進学のため、山梨から上京した里中ゆいか(上戸彩)は、大学の入学説明会で下北サンデーズという小劇団の妙なパフォーマンスを見てツボに入り、一人でゲラゲラ。(笑)
サンデーズのHPを確認し、彼らの公演を見に行ったゆいかは、ただ一人大泣きしてしまい、なんだかんだでサンデーズの新メンバーとして迎えられる。

ざっと、こんな初回でしたが、まだ上戸彩ちゃんがギザギザ前髪になってないし、次からの展開が楽しみって感じですかね?
もうちょっとセリフが面白いドラマかと思ってたんだけど、今のところそうでもない。

劇団のメンバーが、お金がなくてラーメンの替え玉(50円)のみを注文するのとか、パンの耳を主食にしているのとか、お金がなくて大変そうなんだけど、そこに何故か悲壮感がないのがいいわね〜。
いつもクールな役で失敗している佐田真由美が、今回は無理してハジけてる気がして・・・、でもちょっと面白い。(笑)

とりあえず、もうしばらく見てみないとね・・・。

第二回公演
「ビバリーシモキタ
高校白書」
脚本:河原雅彦
演出:堤幸彦

上戸彩は可愛い!
前髪が変でも可愛い!
服がダサくても可愛い!

ゆいか(上戸彩)がサンデーズに入り、劇団員としての生活が始まる。
まずは形から入るタイプのゆいか。(笑)
ジャージに切り過ぎた前髪・・・。

小劇場マニアの「牛乳おじさん(藤井フミヤ)」は可笑しいよね。
芝居を見た後、差し入れする牛乳の種類でおじさんの評価がわかるなんて・・・。
お子様向けは「フルーツ牛乳」、まあまあなら「コーヒー牛乳」、最高にいいのは普通の白い牛乳。
で、前回の公演でサンデーズに差し入れられたのは「フルーツ牛乳」。
お子ちゃま向けって事じゃん。(^▽^;)

「次の公演でコーヒー牛乳もらえなかったら、解散する・・・ぐらいのつもりでやってくれ!」とあくたがわ(佐々木蔵之介)。
コーヒー牛乳GETに向けて、みんな練習にも熱が入るわよね。
ゆいかも裏方ながら頑張ってるんだけど、本番はさんざん・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
舞台でコケる、刀とごぼうを間違えて渡す、客席に飛び込んで鼻血を出す。
私がゆいかだったら、もうサンデーズには残れないよ。
迷惑かけすぎ!

でも、牛乳おじさんにはゆいかのドジっぷりがウケたらしく、拍手まで頂く始末。
そして送られてきたのがコーヒー牛乳。
お!ちょっと進歩だね!>サンデーズ

しかし、サンデーズの芝居は見る人が見たらわかる作品なんだろうか?
私にはさっぱり理解できない内容なんですが・・・。テヘヘッ(*゚ー゚)>

あくたがわの元カノが亜希子(山口紗弥加)で、今は千恵美(佐田真由美)。
彼に名前を呼び捨てで呼ばれたら気をつけな!と言われていたゆいかを、あくたがわが「ゆいか」と呼んだ時は少しドキッとしたよ〜。
(千恵美との)共存は可能だとかあくたがわも何を言うか?って感じだね。

しかし、書きづらいドラマだなぁ。(;´Д`)

第三回公演
「仁義なき戦い〜
下北女優戦争」
脚本:三浦有為子
演出:丸毛典子

初めての公演で、黒子ながらも「鼻血の美少女」として脚光を浴びるゆいか(上戸彩)。
「『黒子』と書いて「ほくろ」と読むんですよー!」なんて挨拶までしちゃって、ゆいかばかりが目立っちゃったね。(^▽^;)

駅前劇場で芝居ができる事になり、サンデーズはやる気満々。
あくたがわ(佐々木蔵之介)も新作を引っさげて、駅前劇場に乗り込もうとするんだけど、その新作の設定が千恵美(佐田真由美)とゆいかのダブル主演に近い形。
そりゃ、千恵美さんもへそ曲げるわ〜。
入ったばかりで、黒子やってたような子・・・しかもドジやって客にウケてたような子だもん。
千恵美さんにしてみれば、「そんなの演技じゃない!」って感じでしょうよ。

初めて役をもらったものの、セリフのない難しい役どころに戸惑うばかりのゆいか。
言葉のキャッチボール?
気持ちが一番伝わる距離?
あくたがわにダメだしされても、どうしていいのかわからないゆいかに、八神(石垣佑磨)が本物のキャッチボールをしながら、芝居のヒントを教えてあげるのは良かった。
ゆいかみたいに「未熟」で「不器用」なタイプは、誰かがヒントやきっかけを与えてあげないと、うまく進めないからなぁ。

ゆいかの真っ直ぐな姿勢が、千恵美のパンドラの箱である過去のアイドル時代の思い出を突っついてしまったけど、それもゆいかがあまりにも真っ直ぐだから、「素敵」と褒めちぎる言葉に嘘がない事がわかるんだよなぁ。
千恵美もそんなゆいかの態度で、売れないアイドル時代という過去を乗り越えられたんじゃないかしら?
しかし千恵美のいたアイドルグループ、「ちくわっこくらぶ」ってネーミングはいただけませんなぁ。(^▽^;)

第四回公演
「世界はサンボを座長と
呼ぶのだぜ!」
脚本:三浦有為子
  河原雅彦
演出:丸毛典子

サンボ(竹山隆範)の母親(吉行和子)が舞台の初日を見に来る。
母親に何かと嘘をついていたサンボ。
座長だの、売れっ子作家だの手紙に嘘を並べまくって、母親からお金を送ってもらってたサンボ。
いかんなぁ・・・そういうことじゃ。

サンボの嘘に協力してやるサンデーズ。
ゆいか(上戸彩)はサンボの恋人役になり、サンボは座長を演じ、その他の面々もあくたがわ(佐々木蔵之介)のシナリオ通りに演じきる。
そんな事を初日の前日にやってんだよ・・・。(^▽^;)
舞台の幕が開く前から疲れてるし・・・。

しかし、ゆいかの料理の才能は、本人が言うように「未熟を通り越して無能」だったわ。
あそこまで下ごしらえしてもらってて、どうして全部を台無しにするのかしら?
それも、ある意味すごいよなぁ。(゚ー゚;Aアセアセ

あんなヘタな芝居、絶対に母親にはバレてるよなぁ・・・と思ったら、まんまそんな感じだった。
サンデーズの舞台を「人生で観た二番目に素敵なお芝居」と評価したサンボの母親の「人生で一番の芝居」は、サンボのためにサンデーズが演じた嘘の世界だった。
「息子はそんな器じゃない」
さすが母親、よくわかってるってわけね〜。
ゆいかがサンボのほっぺにキスした時は、ちょっと驚いちゃったよ。テヘヘッ(*゚ー゚)>
「ついていい嘘も在るという事で・・・」というシメだったわけですが、・・・とするとサンボへのキスも「ついていい嘘」なんでしょうか?

EDでは、いつの間にかフミヤが主題歌を歌ってましたが、赤茶毛先生(黒沢かずこ)が口ずさんでいるのもなかなか良かったです。
ゆいかのおじいちゃん(北村総一朗)を「座長」と呼んだ下馬(古田新太)も気になるわ〜。

第五回公演
「下北キャンディキャンディ!」
脚本:中津留章仁
  河原雅彦
演出:堤幸彦

あくたがわ(佐々木蔵之介)の作品が深夜番組でドラマ化されることになり、サンデーズからも数人出演ができそうという事で盛り上がる。
出演確実だったキャンディ(大島美幸)が選ばれず、そのショックからか舞台でもミス!
周りのメンバーはどんどん仕事が決まっていく中で、キャンディはオーディションを受けても落とされ、自分の才能のなさに悩み出す。

ゆいか(上戸彩)とキャンディが二人でやってた「肉練」は面白かった。
元素記号を体で表現したりして・・・。
「ぴっちりブルマーコンテスト」でも、自前のブルマーで登場し、「リラックスして」と言われれば、思いっきり体育の「やすめ」の姿勢をとるゆいか。(爆)
で、「適当に動いて」と言われたら、あの元素記号ダンスなんだもんなぁ。(笑)
そりゃ、ウケるわ・・・。

キャンディの退団宣言は、どんどん仕事が決まっていくメンバーを見て悔しかったからだったのね。
確かに芝居ばっかやって来て、何も持っていないキャンディにとっては、そのしがみついてきた芝居の道で才能を感じない事は辛かっただろう。
だからって何も首までつろうとしなくても・・・ねぇ・・・。(^▽^;)
あくたがわの「お前は不細工なんかじゃない!ブスカワだ!」というセリフは、ちょっと┐(´ー`)┌オイオイって感じだったけど・・・。

だんだん面白いんだか面白くないんだか、よくわからなくなってきちゃった。テヘヘッ(*゚ー゚)>
牛乳おじさん(藤井フミヤ)はあのラーメン屋バンドさんたちの仲間だったみたいね。
才能があるのに出て行っちゃった人らしい。
そこらへんの話も気になるんだけどなぁ・・・。

第六回公演
「ブルマなゆいかが
下北を回す!」
脚本:西氷貴文
    河原雅彦
演出:堤幸彦

うーん、やっぱりこのドラマの面白さがわからなくなってきた。(^▽^;)

小劇団というものに、もっと熟知していないと面白さがわからないのだろうか?

スズナリでの公演話、そして大手プロダクション・オフィスフォルテッシモからメンバーを全員所属させたいという話。
一気にサンデーズが大きくなるチャンスか?ってところなんだけど、フォルテッシモからの条件には脚本チェックとゆいか(上戸彩)については事務所に一任という項目があったりで、本当にそれでサンデーズとして存続していけるのか?という疑問も残るわけで・・・。

その話を聞きつけた富美男(北村総一朗)が、自分も過去に同じ体験をした立場から、サンデーズの前に出て行ったのは良かったんじゃないかしら?
「芝居も売れるようになったらお終い」
売れてダメになるぐらいなら、ここで止めておけ!
でも、ゆいかがサンデーズを愛する気持ちは強かった。
そしてサンデーズの面々が、自分の劇団を愛する気持ちも強かった。
富美男も認めるしかなかった・・・ってなとこかな?

ぴっちりブルマーコンテストでゆいかが準優勝ってーのは、今後も何か関係してくるんだろうか?
どうも、いまひとつわかりにくいドラマだにゃ〜。(^^ゞ

第七回公演
「僕ら薔薇薔薇・・・
という感じ?」
脚本:三浦有為子
  河原雅彦
演出:木村ひさし

芝居も売れるようになっちゃお終い・・・なんて言われていたのが、そのまま現実になってしまったようなサンデーズ。
スズナリでの公演を間近に控えていながら、脚本の書けないあくたがわ(佐々木蔵之介)。
劇団員も仕事のあるヤツ、ないヤツが出てきて、まとまりがなくなっていく。

そんなサンデーズを何とかしようとしたのが八神(石垣佑磨)とゆいか(上戸彩)。
サンデーズの旗揚げ公演の日を覚えていた八神が、ケーキを用意してサンデーズの誕生日だとお祝いしようとしたのに・・・。
それでもひとつになれないサンデーズ。

裕福な家に育った八神の胸のうちを聞くと、かなりせつないものがあった。
お金があるがゆえに、家ではいつも争いごとが・・・。
そんな時、サンデーズに出会い、そこが自分の家族だと感じてきた。
だから、いつも八神はニコニコしてたのかなぁ?
家にいるより居心地の良い場所だったんだろうね。
なのに、その心の家族が崩壊しちゃって、その上、自分がサンデーズに抱く気持ちを「ボンボンの甘え」と言われてしまってはね〜。
可哀想な気がしたわ。

ゆいかが「どうして夢が叶っている私たちの心がバラバラなんですか?」と言ったのには、ちょっとじ〜んとしたなぁ。
夢の階段を上るって難しい事なのね。(´Д⊂グスン

今週も面白さはあまり感じなかったものの、ストーリー的にはちゃんと流れがあってよかったと思う。
今日でリタイアも考えてたんだけど、ここまで見ちゃったんだし最終回まで頑張ってみるか・・・。(^▽^;)

第八回公演
「サルたちのシモキタザワ」
脚本:三浦有為子
   河原雅彦
演出:木村ひさし

八神(石垣佑磨)が飛び降り・・・、命に別状はないが意識が戻るかわからないし、戻ったとしても言語障害が残るかも・・・と脅されたわりには、赤茶毛先生(黒沢かずこ)の懸命な治療(?)で、すっかり元通りになっちゃったよ。(^▽^;)
それにしても、八神は本当の家族に恵まれてないね。
こんな怪我して、生死の境をさまよってても、心配して病院に駆けつける家族はいないんだもん。

サンデーズのメンバーはゆいか(上戸彩)の実家の旅館で、芝居に集中するための合宿。
あくたがわ(佐々木蔵之介)が書いた「進化しなかったサル」という新作はなかなか良かった。
あくたがわがちゃんと八神の役を用意していたのも、戻ってくるまでの代役をあくたがわが務めたのも泣ける展開だったし・・・。

観客として見ていた八神に、一番伝わったのも良かったんじゃないかなぁ?
たった一言「ただいま」と戻る事の難しさ、でも「ただいま」と言える場所がある事の喜び。
迎えてくれる人の温かさ。
八神が「ただいま戻りました」と泣くところは、ちょっと(TωT)ウルウルしちゃったよ。

牛乳おじさん(藤井フミヤ)から純白の下北ミルクも届いたし、いよいよ本多劇場の舞台を踏める事にもなったし・・・。
ただ、大物俳優(京本政樹)が相手役としてゆいかに目をつけたみたいで、そこらへんがちょっと気になる。

上戸彩ちゃん、サルの格好しても可愛いわ♪
っつーか、より可愛い感じだね。(笑)

最終公演
「さよならサンデーズ」
脚本:河原雅彦
演出:堤幸彦

最終回も、眠かったなぁ。(´д⊂)‥ハゥ 
っつーか、半分ぐらい寝たたよ。σ(゚∀゚ オレ!! 

連ドラのヒロインにゆいか(上戸彩)が抜擢され、そのクランクインが本多の舞台と重なるため、退団を命じられる。
ゆいかの役はアッコさん(山口紗弥加)が演じるって事になるんだけど、アッコさん極度の上がり症だったとは・・・。

アッコさんの解読不可能な文字を、見事に解読するあくたがわ(佐々木蔵之介)とか、撮影現場で「宣伝用のスチール撮ります」と言われて「スチールって鉄ですか?」というゆいかは面白かった。
でも、そういうちょこっとしたとこだけが面白くてもダメなんだよなぁ。(´ヘ`;)

そこからもなんだかんだあったみたいだけど、私はかなり船漕いでましたわ。テヘヘッ(*゚ー゚)>

未熟なゆいかがサンデーズと出会い、そこに家族以上の結びつきを感じるようになり、一度は出て行かざるを得なかったものの、最終的には自分の居場所へ戻ってくる。
「運命は変えられる。行き先は自分で決める。」
結局のところ、これが言いたかったんだろうな。
牛乳おじさん(藤井フミヤ)がバンドの仲間と和解したのも良かったじゃないの?
一人だけ引き抜かれたゆいかの気持ちが、同じように一人だけ引き抜かれた経験を持つ牛乳おじさんに理解してもらえたのも良かったのでは?

ま、ゆいかがサンデーズに戻る事が出来てよかった。
その程度の感想しかありませんわ。テヘヘッ(*゚ー゚)>

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