医龍〜Team Medical Dragon

原作:乃木坂太郎 「医龍−Team Medical Dragon−
P:長部聡介・東康之
主題歌:AI 「Believe
TVサントラ:「医龍 Team Medical Dragon」オリジナルサウンドトラック

KARTE:01
「神の手を持つ男」
脚本:林宏司
演出:久保田哲史
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 あたしゃ、このドラマがめちゃめちゃ心配だったんだ。(余計なお世話)
だって、坂口憲二君が天才外科医なんて・・・。(^▽^;)
あの伝説のドラマ「愛するために愛されたい」みたいな事になりはしないかと、一人ビクビクしておりました。<(_ _)>

まず、ちょっと話が見えにくい。
世界最高レベルの救命医療チームを指揮していた天才外科医の龍太郎(坂口憲二)が、医師を離れて借金まみれの生活を送っていた・・・なんて、新聞のテレビ欄の番組紹介を読んで「あぁ、そういう事なの?」って思っちゃったもん。
確かに海辺の小屋みたいなところに「金返せ」と貼り紙されてたりしたんだけど、そんなところで呑気に酒呑んで女抱いてるしさぁ・・・。

そんな龍太郎に目をつけ、次期教授を狙う晶(稲森いずみ)が大学病院に来ないか?と誘うわけだが、ここで龍太郎が「大学病院に興味はねぇ!」と返した時、頭の中で次長課長の「お前に食わせるタン麺はねぇ!」が浮かんだのは私だけだろうか?(゚ー゚;Aアセアセ

興味深いのは、麻酔科医でありながら麻酔薬でラリってる荒瀬門次(阿部サダヲ)。
あんな麻酔科医のいる大学病院・・・イヤだ。(爆)
あとロン毛の外科医・木原(池田鉄洋)も・・・。(^▽^;)

「死なせてもいい患者なんていねーんだよ」と龍太郎が一度心停止した患者を蘇らせるのは良かったけど、海辺で倒れたミキ(水川あさみ)の胸に二つに折ったボールペンつきたてるのは、あまりに痛かったよ。

これからバチスタ手術のために最高のチームが作られていくんだろうし、その経緯には興味があるんだけど・・・。
一番は、坂口君がどれだけやれるかって事だろうなぁ。
脇は良いんだから、あとは主役の力量だろう。

KARTE:02
「神の手と悪魔の薬」
脚本:林宏司
演出:久保田哲史
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初回よりずっといい感じだった。
龍太郎(坂口憲二)率いるバチスタチームの一人目がミキ(水川あさみ)、そして今回二人目に選ばれたのが研修医・伊集院(小池徹平)だったんだけど、そんな伊集院と末期がんの文子(加藤治子)中心の話。

いやぁ、文子さんと五郎さん(井川比佐志)夫婦がしっくりハマってて、その佇まいだけで泣けちゃったよ。(´Д⊂グスン
末期がんでどうせ助からないからと、新型の抗がん剤のデータを集めるために投与され続けている文子。
もちろん本人や家族の承諾があってやってる事だけど、その薬に希望の光を感じているから承諾している事であって、副作用が強いわりに大した効果は得られないなんて知ったら即中止だわなぁ。
患者の苦しみより、がん細胞をどれだけ叩くことが出来たかだけを重視するデータ集め。
考えると怖くなりますなぁ。

「もうちょっと楽に死にたいわね〜。私が苦しむとあの人(五郎)がおろおろしちゃうの。可哀想なの・・・あの人が。」と夫を気遣う文子さん。
伊集院が文子にメールのやり方を教えていたから、最後はメールで泣かされちゃうんだろうという予測はついていたものの、それでも(TωT)ウルウルしちゃいましたわ。
転院し、短い間でも夫と楽しい時を過ごし、亡くなった文子さん。
その亡くなる日の朝に伊集院あてに送信されていたメール。
すべてひらがなで、句読点も濁点もないメールの文章に、文子さんの一生懸命さと伊集院への感謝の気持ちが現れていて・・・。
そこへ伊集院の号泣でしょ?
もう、泣かないわけないじゃん!って感じだったわよ。
だからこそ、その後の龍太郎の「一生懸命打ったんだ。覚えたてのメール。」という台詞が余計だった。
そんな事は台詞にして言われなくても、あのメールの画面映されれば伝わるんだよ!
あの台詞はない方が絶対に良かったと思う。
あぁ、惜しい!

龍太郎はまだ医局に染まっていない伊集院をバチスタチームの一員にすることを決めた。
伊集院も龍太郎みたいな人に鍛えられた方がいいよね〜♪
ミキと霧島(北村一輝)の間にも何かありそうだし、麻酔医の荒瀬(阿部サダヲ)が龍太郎の腕を認めたっぽいところも気になってきたわ。 

KARTE:03
「娘の心臓を守れ」
脚本:林宏司
演出:水田成英

心室中隔欠損症の娘・樹里(向井地美音)を内科的治療で治そうとしている藤吉(佐々木蔵之介)。
野口教授(岸部一徳)の前でデモンストレーションとして龍太郎(坂口憲二)にオペをさせようとする晶(稲森いずみ)。
で、樹里がその対象にされちゃうわけよ〜。

何だかさぁ、内科の烏丸教授(斉藤暁)と胸部心臓外科の野口教授の間で、患者のやり取りしてるようなところが嫌だったわ〜。
また、野口教授が龍太郎に樹里のことを「思う存分切りなさい」って言うのもね〜。
でも、岸部さん、こういう役がハマるのよ。(^▽^;)

外科を信用してない藤吉が、大事な娘の手術なんか任せられない気持ちはわかるわ。
ましてや、最近ふらっと現れて好き放題やってる龍太郎には任せたくないわなぁ。(苦笑)
藤吉に心臓病の病歴があるって事で、何かあるのかなぁって予測は出来てたんだけど、まさか彼自身がぶっ倒れてしまうとは驚いた。
外科に娘を渡さないために、他の病院に転院させようとした時、路上で急に倒れ心肺停止状態に・・・。
ついさっきまで龍太郎や伊集院(小池徹平)と同じ車に乗っていた事や、伊集院が他の病院に届けようとしていた何とかっていう徐細動器があったから良かったじゃん!
しかし、渋滞で救急車が来ない、もちろん医療器具はないという厳しい状況の中、めちゃめちゃ腕のいい外科医と徐細動器を持った研修医がそこにいるというラッキーアイテムが転がりまくりでしたわね。(笑)

救急車を待てず、持っていたナイフで藤吉の胸を切り、指を突っ込んで「VFだ!」と確認する龍太郎。
一般人にはこんな光景を凝視する勇気はないと思うのですが、取り囲む野次馬も樹里ちゃんもじーっと見てましたなぁ。(^▽^;)
私だったら、卒倒してます!⊂⌒~⊃。Д。)⊃

この事で藤吉は「娘のカルテを見せてやる!」と、龍太郎に樹里のオペを託そうとしたんだけど、龍太郎の出した結論は「手術は必要ない!」だった。
患者を生身の人間とも思わず、切り刻むだけが外科医だと思っていた藤吉は、これで龍太郎を信頼したってわけね。
自分から志願する形でバチスタチームの一員に。
一人ずつ揃っていくのはワクワクするわ〜。
見ただけでその人の体重を言い当てる、ラリってるわりに優秀な麻酔科医・荒瀬(阿部サダヲ)にも早くチームに入ってほしいわ。

龍太郎が切るはずだった難しいオペが必要な患者は、霧島(北村一輝)が横取りしたみたいね。
オペ中に音楽をかけるのは「振り奴」の司馬先生みたいだけど、司馬先生はレゲエ、霧島はクラシックってところが大きく違うわね。(^▽^;)

何気に晶とERの鬼頭教授(夏木マリ)の女の戦いも楽しいわ♪

KARTE:04
「教授が患者を殺す」
脚本:林宏司
演出:水田成英

録画に失敗しておりました。

帰省先では、毎日ドラマを見る暇もありませんでしたので、レビューは書けません。<(_ _)>

最近、このドラマ面白くなっていただけに残念だわ。 (((´・ω・`)カックン…

KARTE:05
「バチスタ手術開始」
脚本:林宏司
演出:久保田哲史

バチスタ手術の患者として、16歳の女子高生か55歳の主婦か・・・と言われたら、やっぱ16歳の方が体力もありそうだし、成功率高そうに思うよね。
晶(稲森いずみ)が選んだのも16歳の女子高生。
しかし、手術を急がなくてはならないのは55歳の主婦の方だった。

この主婦が実は以前看護師長として大学病院に勤めていた奈良橋(江波杏子)で、まだ新人だった晶も奈良橋に励まされ、鍛えられて成長してきたという過去があった。
晶は大学病院を変えたいという思いで、教授になることを決意し頑張ってきたってわけね。
その原点を知ってるのが奈良橋さんだったんだ。

患者となった奈良橋と会い、彼女の口から昔の自分を聞かされることで、晶の感情も揺り動かされていくあたりは、なかなか良かったなぁ。
最終的には奈良橋さんをバチスタ手術の患者に選んだし・・・。

バチスタのためにテストされる伊集院(小池徹平)にはドキドキしたよ。(^▽^;)
龍太郎(坂口憲二)にERで鍛えられてるおかげで、めきめき成長していたみたいで晶も驚くほど腕をあげてたのにはひと安心。
相変らずおどおどしてるけど、オペ中に気を利かせるまでになってたようで、見ているこっちも母心だよ〜。(笑)
あとは麻酔医の荒瀬(阿部サダヲ)がほしいところだけど、なかなかチーム入りしないのかな?
バチスタ手術も始まっちゃったし、ぎりぎりまで引っ張っていいところで登場となるのかしら?

晶が16歳の患者のことを「この子は待ちに待った患者なの」と言って、龍太郎に「医者が患者を待ってるんじゃない!患者が医者を待ってるんだ!」と言われる場面があったけど、大学病院って適応する患者を待ってたり探してたりするのかな?と思うと、ちょっと怖くなっちゃったわ。
鬼頭(夏木マリ)の「チームは掛け算。どれだけ大きな数字が並んでも、ゼロがひとつ入ればゼロ」って言葉も、妙な説得力があって怖かったよ。(^▽^;)

予告だと、オペが成功しても患者は助からないみたいな事を龍太郎が言ってませんでしたか?
えー!奈良橋さん、どうなるの?

KARTE:06
「バチスタ手術急転」
脚本:林宏司
演出:久保田哲史

決してお食事中の方は見ないで下さいってくらい、心臓がどっくんどっくん映りまくり。(^▽^;)

いよいよバチスタ手術が始まったってことで、見応えは充分!
しかも、トラブルてんこ盛りで、視聴者としてはハラハラドキドキのオペシーンでしたわ。

心臓を止めずに「オンビートで行くぞ!」とカッコいい龍太郎(坂口憲二)。
動いたままの心臓を手術するのは、止めてやるより100倍難しいと鬼頭(夏木マリ)が解説してくれてたけど、素人が考えても難しいのはわかりますわよ。
手術を観察しながら「どうして止めないの!加藤ちゃん!」と叫んでる野口教授(岸部一徳)には笑わせてもらったよ。(笑)

龍太郎のハイペースなオペについていけず、臨床工学士が腹痛を起こしたり、その間に人工心肺装置にトラブルが起きたり・・・。
ただでさえ難しいオペなのに、しっちゃかめっちゃかですわ。(゚ー゚;Aアセアセ
しかし、伊集院(小池徹平)急成長ですやん!
人工心肺も勉強していたおかげでトラブル回避出来たし、第二助手としての仕事もぬかりなくやってたし・・・。
伊集院、充分使えてるじゃん!

バチスタは成功したのに、心筋の動きの悪いところが見つかって、さらに処置が必要。
しかし、伊集院は手袋をはずして人工心肺装置を触っていたため、手洗いしないと患者に触れる事が出来ない。
急いでグラフト採取を行わなきゃ、奈良橋さん(江波杏子)の命が危ない!って時に、龍太郎は看護師のミキ(水川あさみ)にグラフト採取をさせようとするのよ。
医師法違反、看護師の出来る範囲を超えた行為、倫理委員会に責任を問われるのは必至、それどころかバチスタチーム全員が職を失うかもしれない。
それでも「やれ!」という龍太郎。
反対していた晶(稲森いずみ)たちも、龍太郎の命を諦めない姿勢に打たれ最終的にはミキのグラフト採取を認めてしまう。

グラフト採取なんてーのは、人の体にメスも入れるわけだし確かに看護師にそこまで・・・と思うような行為だけど、今やらなきゃ患者の命が危ないって時にやれる事をやらずに終わるのもどうかと思うし・・・。
かといって、やれるんだったら誰でも何でもやっちゃえ!だと、これまた問題だし・・・。
難しい問題ですね。

でも、ミキの腕が良かったから、奈良橋さんも助かったわけで・・・。
看護師長さんがミキの越権行為を叱った後で、「私個人としてはスッとした」と言ってくれた一言でかなり救われましたね〜。

バチスタが成功し、野口教授の事も何とか晶が治めてくれて、あとは新聞の一面を飾るだけ・・・だったのに、霧島(北村一輝)が一足早く成功しちゃってたとは・・・。
晶からいろいろ聞き出して、コレを狙ってたわけですかー!
うーん、やっぱ侮れない人物でしたなぁ。

侮れないといえば、荒瀬(阿部サダヲ)なんだけど、彼の過去って何なんでしょうね。
早くチーム入りしてほしいのになぁ。

KARTE:07
「絶対許せない男」
脚本:林宏司
演出:水田成英

荒瀬(阿部サダヲ)の過去が今回わかるーーーー!と思って、最初から意気込んで見ていたのになかなか出さないんだもん!o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!

今回はそれぞれのキャラの背景がメインだったから、いつものようにオペシーンで緊張の連続〜って感じはなかったけど、霧島(北村一輝)とミキ(水川あさみ)が異母兄妹だって事がわかったり、荒瀬が何故今のようになってしまったのかがじっくり描かれていた。

昔は霧島が龍太郎(坂口憲二)を評価していたというのにビックリ!
2人の関係は良かったはずなのに、あるオペで龍太郎と霧島の意見が分かれ、結局執刀医である龍太郎が主導権を握り、結果として患者は助かり・・・。
その一件で霧島は龍太郎にはかなわないと思い、龍太郎の偉大な力に怯えてしまうわけですなぁ。
だから、他の医者が誤診したのを龍太郎のせいにして、北日本の医局を追放されるように追い込んだ。
目の前から消えてほしかったんでしょうね。

ところが、NGOに行ってさらに大きくなった龍太郎を晶(稲森いずみ)がスカウトし、バチスタ手術まで行おうとしている。
霧島は、何としても龍太郎をつぶしたかったんでしょうね。
それにしても、霧島は誰と握手をしていたんだろう?
野口教授(岸部一徳)あたりが怪しいかな?
龍太郎の存在を面白く思ってない人物を手を組むだろうから、そうなるとやはり野口教授の線が濃厚かな・・・。

荒瀬は麻酔導入新薬・リコゼピンの論文に関わっていて、データを得るために何人もの患者の命をリコゼピンで奪ってしまったという過去があったのね。
それで金でしか動かない麻酔医になったと・・・。
そんな荒瀬を「最高の麻酔医なら最高の外科医と組みたくなる!試してみろよ!」と、バチスタチームに誘う龍太郎。
どうしよう・・・ちょっとカッコよく思えてきた。(何故に動揺?)

しかし阿部サダヲ、どこにいても引きつける力を持ってますね。
早くバチスタチームに入ってほしいわ!
すでに次のバチスタ手術の患者が待機しているけど、そう簡単に次へ・・・とは行かないんだろうな。(^▽^;)

KARTE:08
「奇跡を起こす医師」
脚本:林宏司
演出:久保田哲史

泣いちゃったよーーー!
実は荒瀬(阿部サダヲ)って影の主役だったんじゃないかってくらい、見せ場あったよなぁ。

人をたくさん死亡させて完成させた論文で、先生と呼ばれ金も手に入れられるようになった事を、ずっと荒瀬は悩んでいたのね。
そして、そういう荒瀬が唯一安らげるのが、香(奥菜恵)であり、彼女が勤めているバーだったってわけか・・・。
何故、荒瀬が浴びるほど高い酒を呑むのか・・・。
人をたくさん殺して作った論文で儲けた金を、使ってしまいたかったからなのね。
そんな荒瀬を見てきた香は、何も責めずただ見守って来たってわけだ。
酒以外口にしない荒瀬のために、だし巻き玉子を作ってあげる以外はそっとして・・・。(涙)

そんな香がコンビニでの発砲事件に巻き込まれ、瀕死の状態に・・・。
駆けつけても銃で撃たれた患者に接した事のない伊集院(小池徹平)は何もできず、遅れて現れた荒瀬の見事な処置が目立つ、目立つ。(^▽^;)

救急車の中で何か呟く香、背を向ける荒瀬、「最後の言葉かもしれないから聞いてやれ」という伊集院。
ここで荒瀬が「お前なら金のために人を殺した医者に看取ってもらいたいか?」と言ったのは、ぐっと来たよ〜。
心肺停止から30秒で龍太郎(坂口憲二)の待つ病院へ到着。
誰もが諦めていたのに、龍太郎だけはこれっぽっちも諦めてなかったのが良かった。
「心肺停止が30秒前だったら、脳がやられるまで4分30秒ある!」
くーーーーいいねぇ、坂口憲二がハマってきたなぁ・・・と思ったよ。
セリフ少な目なら、渋い役もいいじゃん!・・・って、それじゃいかんのか?(笑)

荒瀬が麻酔医としての力量を見せると、龍太郎は外科医として最高の技術を見せつける。
最高の麻酔医と最高の外科医がタッグを組んだオペシーン、さらに鬼頭(夏木マリ)もその腕を披露するってことで、なかなか見応えのあるシーンだったわ〜。
阿部サダヲに夏木マリ、そしてゲストながら存在感のある奥菜恵・・・。
脇にがっちり支えられて、坂口君も頑張ってたんじゃないのかなぁ。
今回、なかなか良かったと思うわ。

やっぱ霧島(北村一輝)と野口教授(岸部一徳)が繋がってたのね。
野口教授は教授選で晶(稲森いずみ)を推薦せず、外からの血を入れるという事で霧島を呼び寄せるらしい。
いよいよ明真の中に霧島が入ってくることになるのかな?
だとしたら・・・、そりゃ大変だ!(^▽^;)

KARTE:09
「バチスタ手術断念」
脚本:林宏司
演出:水田成英

最近の医龍、面白いんだよなぁ。

晶(稲森いずみ)が教授になる事も、明真に残る事も諦めて、このチームを守りたいと思う気持ちがよくわかるよ〜。
荒瀬(阿部サダヲ)も加わって、最強のバチスタチームになったもんなぁ。(しみじみ)
で、また伊集院(小池徹平)がオペ中に龍太郎(坂口憲二)の手技を、必死に盗もうとしているのが泣けるじゃない?
あんなブルブル震えてるだけの研修医だったのに、龍太郎にしごかれて成長したなぁ・・・って。(涙)

明真を去ることを決意してる晶を、龍太郎が「このチームにはお前が必要だ!」と引き止めるのも良かったよ〜。
テーブルの上でチームの面々が手を重ねて結束を誓うところは、一歩間違うとクサクサなんだけど、入り込んでるからボロボロ泣けちゃってさぁ・・・。ポリポリ (・・*)ゞ
加藤ちゃんもマジ泣き?って感じで泣いてるもんだから、余計に泣いちゃったよ。(;つД`) 

霧島(北村一輝)がやったバチスタ手術って、切らなくてもいい患者をあえて論文のために切っていたのね。
なんちゅーヤツじゃ!o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!
それでいて、本当にバチスタが必要な患者は見殺しにしてきたなんて・・・ヒドイ・・・。

そうやって霧島が北日本にいた時に見送った患者が、明真にやって来る。
カルテを見て愕然とするバチスタチームの面々。
完全内臓逆位・・・そして患者はなんと生後9ヶ月!
あまりにも難しい。
母親(中村綾)が「ほんの少しでも助かる可能性があるなら、手術してやって下さい」と涙ながらに龍太郎に訴えるところは、またしても泣けてしまったよ。
親として何かしてやりたいという気持ちがね〜、胸を打つよなぁ・・・。

鬼頭(夏木マリ)が晶を教授選に引っ張り出してくれて、霧島VS加藤ちゃんって事になりそうなんだけど、そんな中で霧島が無垢な伊集院に目をつけたのは・・・さすがお目が高い!(笑)
しかも、伊集院ったらスパイみたいにバチスタチームの内部事情を霧島に報告してるし・・・。
えー!
いくら染まってない純真無垢な伊集院でも、霧島に従ってはいけないことぐらいわかるよね〜?
っつーか、私は伊集院を最後まで信じてるぞ!
彼はきっと、「ここは僕が頑張らなきゃ!」と思って霧島になびいたフリをしてるだけだと信じたい。
だって今、霧島の懐に飛び込んでいけるのって、伊集院ぐらいしかいないもん!
あぁ、伊集院!お願いだー!汚れた水に染まらないでおくれ!(懇願)

そうそう、鬼頭が言ってた霧島の母親の事って何だろう?
気になるわ〜。

KARTE:10
「この命は必ず守る」
脚本:林宏司
演出:久保田哲史

隆君の寝顔が可愛すぎる♪
可愛いから、余計に「この子、何とかしてやってくれよ!」と思ってしまうわけで、もう気持ち的には隆君の親目線なのよ。
だから、転院させると告げられた時の母親(中村綾)の悔しさがすごくわかるわけ。
さんざん希望を持たせておいて、結局何もせずに転院って何だよ!みたいな・・・。
何が悔しいって、何もしてもらえない事が一番悔しいと思う。
何でもいいからやってよ!って心境だと思うもの。
ただ経過を観察しているだけの病院、手が出せない状態なのはわかってても、やっぱイライラしちゃうと思うわ。

転院の日が教授会の日。
「運ぼう」という龍太郎(坂口憲二)の声で動き出す藤吉(佐々木蔵之介)たち。
「捨てに行くんですね・・・隆を。」という母親の一言で泣いてしまったよ。。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン 
何とかしてやってくれよ〜!頼むよ〜!と何故かテレビの中の医者たちに懇願するあたくし。テヘヘッ(*゚ー゚)>

で、今、まさに病院を出て行こうというその時に時計が11時になったのを確認し、一気に行動開始するチームドラゴン!
隆君はすやすや寝ているのに、「急変しました!」と告げる藤吉にあたくしも( ゚Д゚)ポカーン!
「11時になったから急変したんです。」( ゚Д゚)ポカーン
急変したからオペが必要だけど、教授会で教授の許可を取れないからこのまま緊急オペに入ります・・・って、あーたたち全部計算してたってわけ?

くーーーー、何だよーーー、泣かせるなよーーー、お前ら、最高ーーー!(感極まる)

しかし、親の立場になってみれば、天国と地獄を行ったり来たりする感じで、心臓がもたんな!(^▽^;)

伊集院(小池徹平)が霧島(北村一輝)の前で眼鏡をはずし、いつものキュートなスマイルで「サージカルルーペつけなきゃいけないから、コンタクトにしなきゃ!」って言うところも可愛すぎる!
この日に備えてトレーニングをしてたのか?お前ら!
それでこそチームドラゴンだ!

龍太郎が「本番はこれからだ!行くぜ!チームドラゴン!」と気合を入れるところは、あまりにさぶいセリフで震えが来たのか、意外とカッコよくて震えが来たのか自分でもわからん!(爆)
チームの面々が手を重ねて、そして横一列のGメン歩き!(爆)
もう全体的にクサクサなんだけど、半分で「くっさ〜」と思いつつ半分ではしびれている自分がいるのよ。
何でもいいわい!面白いから!(爆)

オペの立ち位置など、いろんなポジションを逆にする事で、内臓逆位の隆君に対応するのはわかるけど、メスを持つ手まで左にするなんて普通に考えると出来っこない!
だけど、龍太郎なら出来そうな気がするところが、ドラマですなぁ。(笑)
いいのよ!面白いんだから!(爆)

これで隆君が助かってめでたし、めでたし・・・かと思いきや、まだ隆君の体にはオペが不可能な重大な病気が隠れてたんですと。
「バチスタは中止します」という晶(稲森いずみ)。

えーーー!どうなっちゃうの?なところで、ラス前終了!
いい感じに盛り上ったのはいいんですけど、来週はワールドカップのためにお休みって・・・そんな・・・。 Σ(゚Д゚)ガーン
このまま2週間待たされる視聴者の身にもなってくれよん!

LAST KARTE
「最後のカード!!
新バチスタ手術」
脚本:林宏司
演出:久保田哲史

「ここに闘っている患者がいる限り、俺たちは闘う!」
by朝田龍太郎(坂口憲二)

くーーーー、しびれますなぁ。

隆君、今日も寝顔がちゅてきでちゅ♪
あぁ、可愛い♪可愛すぎる♪
ひとしきり隆君の寝顔にメロったところで、お話に集中しなければ・・・。(^▽^;)

簡単なオペではない内臓逆位の隆君のバチスタ手術。
変性部位の特定が出来なかったら最後のカードを切ると龍太郎。
「最後のカードって何?」とイラつく鬼頭(夏木マリ)と、私も同じ気持ちでしたわ。テヘヘッ(*゚ー゚)>
早く教えてーーーー!

チームドラゴンが難しい隆君のオペを着実に進めていく様子をモニターで見ていた霧島(北村一輝)が、どんどん焦っていく様子もわかる気がした。
まさか、こんなに奴らがやるとは・・・でしょうな。
木原(池田鉄洋)に「人は人と関わるから孤独を感じるんだ」とこぼした霧島、この一言に彼のこれまでの人生が現れてましたね。
母親の死に直面し、二度と傷つきたくなくて自ら出した答えが誰とも関わらない人生だったのかもしれませんね。

そんな自分とは正反対に仲間を信頼して成り立っているチームドラゴンのオペ風景は霧島を追い詰めてしまったのかも・・・。

隆君のオペ中に運ばれてきた転落事故の急患が、まさか霧島だとは思わなかったよ〜。
龍太郎じゃなきゃ助けられない・・・でも、隆君のオペの真っ最中って事で、どうなっちゃうの?状態でしたが、やはりここは龍太郎が掛け持ちするしかなかったのね〜。
龍太郎が霧島のオペに行っていいかどうかを、伊集院(小池徹平)の判断にゆだねるあたりに、またチームを感じさせてくれて良かった。
晶(稲森いずみ)が弁形成をする間、伊集院に第一助手を努められるか?と・・・。
龍太郎の中では伊集院ならやれるという思いがあるんだけど、あえて伊集院の口から「できます!」と言わせるあたりがね〜、育ててるなぁって感じがするわけですよ。(涙)

霧島のオペに入った龍太郎に、すかさず鬼頭が助手につくのもよかった。
鬼頭先生、カッコいいんだよ〜。
もう、あっちもこっちも見応え充分!
あぁ、満腹、満腹!(笑)

霧島をすごいスピードで助け、隆君には心筋を二重に重ねて心臓を小さくするという新バチスタ方式を試み、無事助けた龍太郎。
確かにものすごいオペを成功させたんだろうけど、オペを終えたチームドラゴンの面々を病院のスタッフが花道作って拍手でお出迎え・・・ってーのは、さすがにやり過ぎじゃないかしら?(^▽^;)
まぁ、それだけやってもそれなりに見れちゃうところがすごいんだけど・・・。(笑)

晶は教授になり、野口教授(岸部一徳)は「君、トムヤンクンが好きだったね?」とタイ行きを打診される。
霧島がものすごい回復ぶりを見せて、あっという間にスーツ着て歩いてるのはビックリだったけど(゚ー゚;Aアセアセ、彼もチームを求めてアメリカへ行くらしいし、今後どんな医者に生まれ変わるのか興味深いどころですね。

そして、龍太郎はまた万人のための医師団に参加し、内戦の続く地域で医療活動をするらしい。
この終わり方なら、いくらでもSPや続編ができそうですね。

回想シーンを見てみると、このドラマの登場人物一人一人に魅力があって、それぞれのメインの回も充分見応えがあり、それが集結して大きなストーリーを成していた事がよくわかります。
初回こそ不安だらけでしたが(まだ言うか?)、どんどん盛り上がって今クールの中では一番続きが気になるドラマだったかもしれません。
キャスティングもよかったので、ぜひ近いうちにチームドラゴンと会える日をお待ちしております。<(_ _)>

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