ER11

第1回
「不本意な別れ」
"One For The Road"
脚本:ジョー・サックス
演出:クリストファー・
  チュラック 

いつもERの新しいシーズンが始まると、前シーズンのおさらいをしないといけないんだよなぁ。(^▽^;)
「そうそう、そこで終わったんだった!」と思い出して繋げるという作業が必要なんですわ。

しかし、今回は冒頭部分を見て、すぐに「そう!それそれ!」と思い出すことが出来ましたよ。
だって、プラット(メキー・ファイファー)が運転し、ジン・メイ(ミン・ナ)とエルジンが同乗している車に銃弾が撃ち込まれるところだったんだもん!
こんな強烈なシーン、忘れられないってば!

車のままシカゴ川へ転落、ジン・メイは脚に銃弾を受け肋骨まで折れているらしい。
後部座席にいたエルジンは頚椎骨折のようで、体が動かせない。
どんどん沈んでいく車、ドアは開かない、脱出不可能。
エルジンが言ってたけど、こういう時は車の中と外の水圧が同じになるまで待たなきゃいけないのよね。
私も何かで学んだぞ〜。
でも、実際に自分がこういう状況におかれたら、絶対に慌てふためいてパニックになっちゃうだろうなぁと思ったよ。
じっと車の中に水が満ちてくるのを待つなんて、頭でわかっててもなかなか実行できなさそうだわ。

何とか助かったかと思ったけど、救出が遅れたエルジンは結局ダメだったのね。
プラットが落ち込むんじゃないかと心配だよ。
アビー(モーラ・ティアニー)はインターンとしての日々が始まりました。
ナース終了とともに、プラットたちが運び込まれた事もあって前倒しでインターン開始って感じだったけど、ナースの目線を持ったドクターになってくれれば・・・と、ちょっと期待しちゃうわ。
それにしてもニーラ(パーミンダ・ナーグラ)は大丈夫なんだろうか?
レジデンシー教習を放り投げるという事は、もう医者になる道を諦めるという事なんだろうか?

コバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)とサマンサ(リンダ・カーデリーニ)は、ダラダラしちゃってちょっとイヤだなぁ。テヘヘッ(*゚ー゚)>
仕事を放り出してサマンサを追いかけるコバッチュに、あまり魅力も感じないし・・・。

カーター(ノア・ワイリー)とケムも微妙な感じじゃないですか?(゚ー゚;Aアセアセ
赤ちゃんを亡くした事で、カーターは必死にケムを支えようとしてるんだけど、ケムの方がカーターから離れたいって雰囲気だよね。
一緒にいるといろいろ思い出しちゃうから・・・なんだろうか?
うーん、カーターの辛い顔ばかり見せられるのは、こちらも辛いんだよなぁ。(´Д⊂グスン

ケリー(ローラ・イネス)はヘンリーの養育権をもらえたようで、とりあえずはホッとした感じ。
でも、結局はロペス家の手助けなしでは子育てもできないわけで、仕事と育児のバランスがうまく取れればいいけど・・・。

やっぱ、ERもここまで来ると、ちょっとダラけて来ちゃったかな?
主要メンバーがかなり地味になっちゃってるもんなぁ。(^▽^;)

第2回
「傷ついた者」
"Damaged"
脚本:デビッド・ゼーベル
演出:ポール・マクレーン

ドクター・アビー(モーラ・ティアニー)をケリー(ローラ・イネス)は信頼してるからこそ、鍛えたいんでしょうね。
容赦なく、どんどん患者を受け持たせるんですわ。(^▽^;)
看護師から医者になったアビーだからこそ、看護師の気持ちもわかってなきゃいけないんだけど、やはり手一杯の状態では彼らにキツく言っちゃったりして・・・。
それが原因で看護師たち全員を敵に回しちゃうのよね。
どちらの気持ちもわかるけど・・・。(苦笑)

そんなアビーをニーラ(パーミンダ・ナーグラ)まで頼りにしてるのがね〜。
「自分で道を選びたい」というニーラの気持ちを、最終的には両親も受け入れてくれたみたいだけど、このままじゃカウンティで仕事もさせてもらえないだろうし、ミシガンの研修にどうやって決着をつけるのか気になるわ〜。

今回はダメージガールというとんでもないキーワードが出てきましたね。
女の子が男のストレスのはけ口にされる・・・というか、殴ったり暴行したり、とにかく何でもアリの対象とされることを「ダメージガール」というらしい。
もちろん、そこにお金のやり取りがあるんでしょうが、連れ去られた子供たちがこんな商売の道具にされてるなんて、ほんと心が痛みますわ。
マルタと名乗っていた本名テソロちゃん・・・アビーに全身の状態を調べてもらえてよかったわ。
あのまま腕だけ治して帰ってたら、彼女はまた誰かに痛めつけられてしまったんだものね。
メキシコの両親のもとへ返してやりたいアビーは、児童保護局に頼めば半年以上も里親をたらい回しにされると知って、病院内で何の仕事もないニーラを使ってテソロちゃんを逃がしたのよ。
自分のお金とカードをニーラに渡して・・・。
駅で切符を買って見送るだけのつもりだったニーラ、テソロの不安げな表情で彼女と一緒に列車に乗ってしまうのね。
ということは、メキシコまで行っちゃうのかしら?(^▽^;)

ダメージガールのテソロだけでなく、今回は戦地で傷ついた青年や公園でキスしただけで撃たれたゲイの男の子たち、ケムに去られて傷ついているカーター(ノア・ワイリー)と、いろんなダメージを受けている人たちがいました。

アビーは重患を担当し、処置に迷った時、つい看護師たちに意見を求めてしまったけど、ヘレエに「決めるのはあなたよ」と言われてしまう。
看護師と医者の決定的な違いを、あらためて認識したことでしょう。
結局、その重患は助けられなかったけど、最後にヘレエが「できる事は全部立派にやり遂げた」と言ってくれたことで、アビーもまた一歩先へ進めるのではないかしら?

今回の演出はロマノだったポール・マクレーンでしたね。
ロマノ先生は亡くなっても、ポール・マクレーンは演出家として関わってるのが、ERファンとしてはちょっと嬉しかったりしますわ。

第3回
「カーターに頼もう」
"Try Carter"
脚本:R・スコット・ゲミル
演出:ジョナサン・カプラン

今回はハワードが気になったわ。
患者の処置をするのに、何度も何度も同じことをチェックするチェック魔のハワード。
ミスのないように何度もチェックするというのは大切な事だろうと思うけど、ERみたいなところであんなにチェックばかりしてもたついてたら、そりゃ助かる人も助からないわよ。(´ヘ`;)
アビー(モーラ・ティアニー)が心配しているように、何かの強迫観念にとらわれてるような感じがするわね。
あんな状態じゃ、ハワードには何も任せられなくなっちゃうんじゃ・・・?

HIVポジティブの人が亡くなって、その人の肝臓を同じくHIVポジティブの人が欲しがるというエピ。
法律上認められていないHIVポジティブからの臓器移植を、カーター(ノア・ワイリー)はやっちゃおうとするんだよね。
エリザベス(アレックス・キングストン)に頼んで・・・。
たまたま、自分の知らない間にドゥベンコとかいう外科医が配属されてて、ケリー(ローラ・イネス)に抗議したものの受け入れられなかったエリザベスは、半ばケリーへのあてつけもあって、この臓器移植のチームを立ち上げようとしちゃうみたい。
これ・・・当然問題になるよね?(^▽^;)
っつーか、予告ではしっかり問題になってそうだったし・・・。
あぁ、これでまた一人ERから去っていくのだろうか?(´Д⊂グスン

久々に現れたスーザン(シェリー・ストリングフィールド)は、体もすっきりしてキレイになってたように思う。
赤ん坊のコスモちゃんを抱いて現れたスーザン、膀胱が破裂する前に何とかしたくてコスモちゃんを預ける相手を探してたのね。
で、結局預かったのがカーター。
赤ちゃんを亡くしたカーターが、スーザンの子供を抱いているシーンで、ちょっとせつなくなりました。
本当なら彼も自分の子を抱っこしてただろうに・・・と思うと。

ニーラ(パーミンダ・ナーグラ)の職探しは難しそうだった。
医者を目指して頑張ってきただけに、それ以外にやれるもの・・・と言われると何もなくて。
結局、コンビニのレジで妙な格好して立たされてるし・・・。
へこむわなぁ・・・。

アビーと合わないレイ(シェーン・ウェスト)だけど、それだけにこの二人に今後何かありそうな雰囲気が漂ってました。

第4回
「恐れ」
"Fear"
脚本:ディー・ジョンソン
演出:レスリー・リンカ・
グラッター

そんな事じゃないかと思ってたんだけど、実際に自分の読みが当たったとわかった時は、ドラマだとわかっていてもショックだった。

夫が自分と子供たちを襲いに来て、あまりの恐怖に3階の窓から娘二人を飛ばせた母親。
最初は誰もがなんてかわいそうな話・・・と思っただろう。
でも、ご主人は1年前に亡くなっていて、現れるはずもなかったんだよね。
すべてこの母親の妄想。
そして、母親の行動を見ていた長男。
父親なんか来てないのに、目の前で母親が取り乱し、窓から妹たちに飛び降りるよう叫んでいる姿を見ながら、たった9歳の長男にはどうする事もできなくて・・・。
あぁ、何だかやりきれない話でしたわ。

スーザン(シェリー・ストリングフィールド)が管理職で復帰。
チャックに主夫になってもらって、スーザンが外で働くというスタイルをとるみたいだけど、その方があってる気がしますわ。(^▽^;)

コンビニでやる気なさそうにバイトしてたニーラ(パーミンダ・ナーグラ)も、やめてしまったハワードの代わりにERに戻ってくるみたいで・・・。
それはそれでいいんだけど、ハワードって本当にやめちゃったのかしら?
あのまま辞めたところで、解決する問題じゃないと思うんだけどなぁ。

そして、エリザベス(アレックス・キングストン)がERを去ってしまいましたね。
HIVポジティブの患者同士の移植を行った事が問題になり、ケリー(ローラ・イネス)が何とかクビを繋いでくれたものの、エリザベスはこのままカウンティにい続けようとは思わなかった。
HIVポジティブ同士の臓器移植を認める法案が可決される前にやってしまった事を責められるけど、エリザベス的には命を救ったと思ってるのよね。
これに関してはエリザベスの言う事もわかるし、ケリーの言い分も理解できるなぁって感じだった。
また一人、メインキャラがいなくなってしまいました。 (((´・ω・`)カックン…
ほんと、寂しいですね。

第5回
「インターンの苦悩」
"An Intern's Guide
 To The Galaxy"
脚本:リサ・ツヮーリング
演出:アーサー・アルバート

レイ(シェーン・ウエスト)、チョコレートをナースに配ってご機嫌を取ったり、そういうところは抜け目ないみたい。
彼の場合、何でも要領よくこなして、時間をかけずに仕事を終わらせたいタイプみたいだけど、そうそううまくはいかないよなぁ・・・って感じのエピでしたね。

レイと逆のタイプとして、診療に完璧を求めるニーラ(パーミンダ・ナーグラ)と、一人の患者に時間をかけたいアビー(モーラ・ティアニー)が比較対象っぽく描かれていたのは良かったかも。
それにしても、ドゥベンコは鬱陶しいわね。(^▽^;)
患者の処置をしている最中に、あーだこーだと講義のような話をされても・・・。
それは別の場所でやってくれ!って感じですわ。
おまけに、アビーが髪の毛を触るたび「それは自信のなさの表れ」だとか、いちいちうるさいんだよ!
すごくマイペースな人だよね。>ドゥベンコ

アビーが担当したコンドームが破れていたからHIVに感染したかもと思いつめ、自殺未遂を図った患者さん。
カクテル治療の薬をその患者さんに出すために、アビーは自分が不注意で注射針を刺したと嘘をつき、エイズ検査を受けて治療薬を受け取る。
これを、その患者さんに与えるんだけど、そこまでするのはどうなんだろうなぁ?
バレたら問題になるだろうに・・・。

レイの要領よく仕事する姿勢には、早くも暗雲が・・・。
ご主人を亡くした奥さんに充分な説明もせず、臓器移植を待つ患者に臓器提供をする手はずを整えようとした。
カーター(ノア・ワイリー)が、この一件にはすごく怒ってましたね。
無理もない。
要領よくこなすことだけを考えていたら、まともに患者や遺族の話なんて聞いてられないもの。

しかし、どうも今シーズンはハマれないER。(^▽^;)
ここらでガツンと来るエピがこないかしら・・・。

第6回
「末路」
"Time of Death"
脚本:デビッド・ゼーベル
演出:クリストファー・
チュラック

いつもの「ER」なら、複数の患者が同時に処置されていく様子を緊迫感のある映像で見せてくれるんだけど、今回はいつもの雰囲気とは違って一人の患者が死に行くまでをじっくりと描いていたように思います。

アルコール依存症の男性患者、カウンティの待合室と空港を混同してしまったいるぐらい、不安定だったようです。
この男性、すでに体がボロボロで、もう長くはないようなんだけど、コバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)やアビー(モーラ・ティアニー)たちが必死に処置に当たるのよ。

でもね、この患者さんのエピ、本当に考えさせられる点がたくさんあったわ。
患者は蚊帳の外で、ドクターたちが次々とやって来て、矢継ぎ早に次の処置について専門用語を羅列していく様子。
もちろん、患者の命を救おう、少しでも長く生きられるようにしてあげようと思っているからこそ、いろんな方法を考えてくれてるわけですが、これが患者にしてみれば「それって何?」「どういう方法なの?」「一体、何のこと?」って感じでちんぷんかんぷんなんだよなぁ。
男性患者が「おい、待て!」と止めた気持ち、よくわかるなぁと思って見てました。

あと、日本的な表現をするならば「三途の川を渡る」ってな描写が良かったわ。
死ぬ間際の状態っていうのかなぁ?
半分は現世にいて、半分はあの世に足を踏み入れてるような状態を、うま〜く表現してたと思います。

こうやって一人の患者をじっくりと追うのは珍しいけど、私は結構好きな回でした。
プラット(メキー・ファイファー)がこの患者さんの最期を看取ったのも、彼の今後に影響してくるのかしら?
12時4分に死亡宣告された男性患者。
そして、予定の時間に間に合わず12時4分に到着したピザの宅配。
亡くなった患者のトランクの上にピザが乗っているのは妙な感じだったけど、いろいろ考えさせられました。

第7回
「白人で髪は黒」
"White Guy,Dark Hair"
脚本:リディア・ウッドウォード
演出:ネルソン・マコーミック

レイプされた60歳の女性が運び込まれた。
あらゆるところを殴られ、瀕死状態。
犯人はどうやら今までにもレイプを繰り返しているらしい。
警察に証言をさせたくて、サム(リンダ・カーデリーニ)はリスクを伴うがささやく程度には話せるように、バルーンをしぼませてしまう。
結果、彼女は死に至ってしまうんだけど、そこまでして聞き出せた犯人像は「白人で髪は黒」ということだけ。
サムはレイプされた彼女のためを思い、そしてこれからも同じ犯人に苦しめられる女性が現れないようにとの思いで、犯人の顔を見たという女性に証言させようとしたんだけど、たったそれだけしか聞き出せなかった上に亡くなってしまったなんて・・・。
私がサムでも悔やむし、これから悩んでしまうと思う。

この女性が亡くなったことをスーザン(シェリー・ストリングフィールド)は疑問に思ってたみたいだけど、コバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)が「バルーンが破れたんだろう」と誤魔化してたよね。
検死したらバルーンが破れてないってわかるというサムの目の前で、「バルーンは破れてたんだ」と空気を注入するコバッチュ。
確かにこの女性はいずれは亡くなる運命だったかもしれないし、サムも同じ女性としてレイプ犯を捕まえるために彼女の証言を役立てたかったんだろうけど、亡くなった後にこんな小細工までしていいのだろうか?
コバッチュにしてみればサムを守りたいんだろうけど・・・。
最近のコバッチュは、どうも好きになれないわ。(^▽^;)

赤ちゃんを産んだ韓国人の女の子の話も衝撃的だった。
今、まさに自分が産んだ赤ちゃんを「産んでいない」と言い切る彼女。
いつも発育遅滞のお兄ちゃんと一緒にいると聞いた時は、赤ちゃんのお父さんはお兄ちゃん?と思って焦ったけど、実は向かいの家の男の子と関係を持って出来た赤ちゃんだったとはね〜。
厳格な両親に男の子との付き合いを知られないため、発育遅滞のお兄ちゃんに「妹とずっと一緒にいる」と嘘をつかせていたとは・・・。
でも、お兄ちゃんとの子じゃなくて良かったよ。

カーター(ノア・ワイリー)はソーシャルワーカーのウェンデルといい感じになりそうですが、そうなるとケムは?いいの?カーター君・・・と、こっちが焦ってしまいます。(゚ー゚;Aアセアセ

うるさいガールスカウトの模擬訓練を追い返したスーザン。
久々に彼女らしい一面を見た感じがして、拍手するスタッフたちと一緒に(^-^)//""ぱちぱちしちゃったわ。(笑)

第8回
「疑惑の銃弾」
"A Shot in The Dark"
脚本:ジョー・サックス
演出:ジョナサン・カプラン

コンビニ強盗で撃たれた警官が運び込まれ、彼の子供が手術するかどうかを決められるかどうかという事がポイントに・・・。

一方で、「自分で決めたい」と言いながらも、まだ幼いから両親の意見が尊重される虫垂炎の患者の女の子がいたりして、成熟未成年である警官の息子・アーロがどういう決断を下すかが興味深かった。
レイ(シェーン・ウェスト)がアーロに父親の状態を詳しく説明して、アーロを励ました上で手術するという決断を下すに至ったまでは良かったんだけど、そこで安心しちゃったのはよくなかったよなぁ。

レイを頼りにして決めたのに、父親が手術室に運ばれるのを見届けるでもなく、演奏があるからと、さっさと帰ってしまって・・・。
結局、母親に説得されてオペはしないという風に、意見を変えてしまったんだから。

これを知ったニーラ(パーミンダ・ナーグラ)が、レイを探して「何故放り出して帰った?」と怒りをぶつけるところは、ニーラと一緒になってレイにつめ寄りたかったよ。
確かに勤務時間以外は、それぞれのスタッフの自由な時間ではあるだろう。
でも、気になる患者、不安定な家族がいたら、やっぱ助けてやってほしいんだよね。

カーター(ノア・ワイリー)とウェンデルはいい感じ。
しかし、プラット(メキー・ファイファー)とジン・メイ(ミン・ナ)は、何となくぎくしゃくしてるよね。
ジン・メイが父親の事で悩み、そして疲れているのがよくわかる。
カリウムのビンを盗んでいたけど、それって何に使うんだろう?
追い詰められて、医者の道を踏み外したりするんだろうか?

第9回
「その夜のことだった」
"Twas The Night"
脚本:ジュリー・エベール
演出:ジュリー・エベール

クリスマスの夜ってことで、愛する人がいる人たちはソワソワ。
そんな日に、仕事を代わってほしいと言いに来たジン・メイ(ミン・ナ)。
コバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)にもスーザン(シェリー・ストリングフィールド)にも断られ、「じゃあ、辞める!」といきなり口頭で辞職を宣言。

でもね、何だかせつない話でしたよ。
ジン・メイは家で父親の介護をずーっとしてきたわけでしょ?
いくら医者でも病院勤めをしながら、家でも24時間看護の必要な父親を可能な限り自分で看るというのは過酷だわ。
しかも、愛する父親が暴れて安楽死させてくれと事あるごとに頼むわけですよ。
これってね〜、辛いと思う。
娘としても辛いし、医者としても辛いし・・・。
ジン・メイがボロボロになっていくのも仕方なかったんだろうな。

最後の最後でプラット(メキー・ファイファー)が側にいてくれたけど、もっと彼女の支えになっていてくれたら・・・と思うと残念で仕方ない。
もちろん、プライドの高いジン・メイだから簡単にはプラットを近づけなかっただろうけど・・・。

安楽死が親への敬意だと主張するジン・メイ。
中国人としてそう主張されたら、やはりプラットもそれ以上言えないだろうし。

カーター(ノア・ワイリー)がウェンデルといい雰囲気のところへ、ケムから電話がかかってくるのはちょっと焦ったわ。(^▽^;)
っつーか、やっぱクリスマスには電話してくるんだ?>ケム
個人的にはケムよりウェンデルの方が好きだけどなぁ・・・。(笑)

モリスは見ているだけで腹が立つので、もうどこかへ追放して下さい。<(_ _)>
クリスマスだからって、職場に彼女を連れ込んで、その彼女に泥酔している患者の医療用ホチキスをやらせる神経がわからん!ヽ(`Д´)ノプンプン
っつーか、あのモリスと付き合う彼女の神経もわからん!

アビー(モーラ・ティアニー)とニーラ(パーミンダ・ナーグラ)がいいコンビになってるのは嬉しい♪
外科のドゥベンコ先生は、実はアビーを認めてるってこと?
あれは恋愛感情だったりするの?(^▽^;)

第10回
「重症患者」
"Skin"
脚本:ディー・ジョンソン
演出:スティーブン・クラッグ

いやぁ、今回のアビー(モーラ・ティアニー)みたいな目に遭ったら、生きた心地がしませんわよ。
イライラしているスーザン(シェリー・ストリングフィールド)に小言を言われたアビーは、カチンと来て病院の外で交通事故の患者を待つんだけど、そこへ黒い車が猛スピードで現れて「助けてくれ」とアビーを呼ぶ。
彼女が車を覗きに行くと、そのまま連れ込まれて発進!
車内には銃を持った黒人たち、そして車の後ろには横たわる重症患者。

銃を突きつけられて「助けろ!」って言われても、手が震えるっちゅーねん!
何の設備もないし、薬や包帯すらない。
それなのに揺れる車内でどうせ〜ぇっちゅーのよね〜。

アビーはあの状況で、よくあれだけの処置をしたと思う。
銃で撃たれてお腹から腸まで出ているCJという男性が、あれで助かるとは思えないもの。

ただ、CJが息を引き取ってからの方がさらに怖かったかも・・・。
殺されるんじゃないかって恐怖で心臓バクバクだよなぁ。
あの黒人二人がアビーを病院の外まで送り届けてくれたのは、彼らなりの精一杯の誠意なんだろう。
最後まで必死に心臓マッサージをして、誰よりも諦めなかったのはアビーだったものね。
無事に戻ってこれて良かったけど、これはしばらく引きずるだろうなぁ。

技術的なことは優秀なのに、患者とうまく向き合えないニーラ(パーミンダ・ナーグラ)をサポートしようとしているコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)。
レイ(シェーン・ウェスト)は患者のウケが良くないし、プラット(メキー・ファイファー)もいまひとつ・・・。
うーん、スーザンが頭を抱えてイライラするのもわかるなぁ。
とりあえず、モリスは解雇でいいんじゃない?(^▽^;)

第11回
「心を通わせる方法」
"Only Connect"
脚本:ヨーリン・チャン
演出:ジョナサン・カプラン

ニーラ(パーミンダ・ナーグラ)って、コバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)の事を好きになっちゃったの?(^▽^;)
患者と接するのが上手ではないニーラに、コバッチュが彼女をやんわりと指導。
傷つきやすいニーラを、ソフトに、ソフトに・・・。
そうやって指導されるうちに、ニーラったら「好き」って気持ちを抱いてしまったのかしら?
いやぁ、ちょっとわかるけど・・・。
ニーラみたいに真面目一本で大人になったような人物は、そういう事もアリだよね?

でも、私ったらアホだから、予告を見るまでニーラが好きになったのってレイ(シェーン・ウェスト)かと勘違いしてたのよ。テヘヘッ(*゚ー゚)>
アビー(モーラ・ティアニー)に「同僚を好きになった事ある?」と聞いてる時、私の脳裏に浮かんだのはこの先ニーラがルームシェアをする相手のレイだったのよ。(爆)
えーーー!と一人で焦ってたら、予告を見て・・・コバッチュか・・・と。(*゚ー゚)
あぁ、勘違い。(/ω\)ハズカシーィ

アビーは職場に復帰したものの、あの事件の後遺症があるようで・・・。
黒人の人が怒る顔や、縫合が必要な傷を見ちゃうと仕事にならないみたい。
辛いだろうな・・・アビー。
そんなアビーの前に現れたインターンの彼は、今後アビーと恋愛関係に進んでいくのかしら?
ちょっと気になる存在ですね。

ケンカしていたコバッチュとサム(リンダ・カーデリーニ)が駅のホームで仲直りのキスをするところは、キレイだったなぁ♪
うっとりしちゃったよ。

第12回
「新薬」
"The Providers"
脚本:デビッド・ゼーベル
演出:
クリストファー・チュラック

考えさせられるエピだった。
腎移植の後、痙攣抑制剤の新薬を3ヶ月使った少女・ケイティー。
高価な新薬で娘の命が救えると信じた父親は、昼夜を問わず働き新薬の効果を信じて使い続けた。
ところが、その新薬のせいで、娘がまた腎移植が必要な状態になったとは・・・。

その新薬に問題があると思ってネットで情報収集しようとしたカーター(ノア・ワイリー)は、ケリー(ローラ・イネス)に咎められる。
この時のケリーとカーターの言い合い、迫力あったなぁ。
確かにケリーが主張するように新薬があるから助かる患者も増えるのかもしれない。
でも、その新薬が試される期間って絶対にあるわけで・・・。
そうやってデータを取ることで、改善すべき点は改善され、より良い薬になっていくのかもしれないけど、それを試される立場の人って・・・とか考えちゃったなぁ。

ケイティーのお父さん、すごく娘を愛してたのね。
自分の腎臓をすでにひとつ移植していたのに、残ったもう片方も娘にやってくれなんて・・・。
倫理的にOKが出せないというカーター。
でも、この父親にとって倫理なんてどうでもよかったんだろうなぁ。
ただ、娘が助かる事だけを願っていたんだと思う。
たとえ、自分の命が消えようとも・・・。

銃を手にした時、きっとそうなるような気はしてたんだけど、銃口を口に加えて・・・「私の腎臓を使え」と、あっという間に引き金を引くお父さん。
自分の腎臓をどうしても娘にあげたかったんだなぁ・・・と思うと、何だかせつなくて・・・。
いくらドナーが誰かを隠していても、父親がいない事に娘はいつか気付くだろうし、その時ケイティーはどう思うんだろうとか、いろいろ考えちゃったよ。(´Д⊂グスン

そんな深刻な患者と家族がメインだった今回、脇のエピは笑わせるような患者が多かったね〜。
カーセックス中に事故に遭い、繋がったまま運ばれてきた男女。(^▽^;)
恋人と別れて、寂しさのあまり一人でやり過ぎて、そのあたりが損傷しちゃった男性。

コバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)にお熱のニーラ(パーミンダ・ナーグラ)、それを見て嫉妬するサム(リンダ・カーデリーニ)。
医学生に恋心を抱かれるアビー(モーラ・ティアニー)。
相変わらず狭い世界で恋愛模様もぎっしり詰まってますな。(笑)

第13回
「弱い者」
"Middleman"
脚本:リサ・ツヮーリング
演出:
アーネスト・ディッカーソン

いろんな「弱い者」がいたなぁ。
弱い者というよりは、英語のサブタイトル「Middleman」がぴったりかも・・・。
中間管理職だったり、誰かと誰かの間に板ばさみになる立場だったり、そういうところがよく出ていた。
中間管理職の悲哀みたいのって、日本独特のものかと思ったりしてたんだけど、そうじゃないんだね〜。

外科医のドゥベンコとERのコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)の対立、その間に挟まれたプラット(メキー・ファイファー)。
患者は会社で中間管理職の男性。
この患者、ものすごくおしゃべりなんだけど(笑)、目の前で自分の治療を巡って外科医とERスタッフが言い合いしてる中、自分を保っていられるのは立派だわ。
コバッチュが慎重に検査をしようとするのを、ドゥベンコは必要ないと切り捨てようとして・・・。
最終的にはコバッチュの検査のおかげで、横隔膜損傷が見つけられて患者は助かったわけですが、ここでドゥベンコもグダグダ言わないから、まだ許せるのかも・・・。

自分がついたコバッチュの方が正しかったもんで、ご機嫌なプラット。
しかし、彼が次に見たものは、自分がソーシャルワーカーのウェンデルの意見を無視して帰してしまったトーマスという男の子の瀕死状態。
彼の胸についた傷について、ウェンデルはもっときちんと調査したかったのに、トーマスが言う事を鵜呑みにして帰したら・・・。
ウェンデルがトーマスを救えなかった自分を責める気持ち、ウェンデルの意見を聞きもしなかった自分を責めるプラット。
ドゥベンコVSコバッチュという構図の中で弱い者だったプラットが、別の構図の中ではソーシャルワーカーに強い態度を取れる医師の立場なんだよね。
もっとウェンデルの話を聞いていれば・・・と悔やんでも遅いけど、あんな子供が退院して数時間でひどい状態で運び込まれるなんて、辛いよね。

ただ、私はトーマスのお兄ちゃんって人が何かやったんじゃないかと疑ってたんだけど、お兄ちゃんはトーマスをやった奴らを知っていただけだったのか・・・。
6年生4人で一人の命が消えるほどの乱暴をしたとは・・・恐ろしい話ですわ。

医学生のジェイクはアビー(モーラ・ティアニー)にまっしぐらですね♪
アビーはあくまでも先生と生徒の立場を壊さないようにしようと頑張ってたけど、ジェイクの想いが勝っちゃったみたい・・・。
しかし、何ですなぁ・・・昔ほど誰かと誰かがくっついてもo(^o^)o ワクワクしませんな・・・。(^▽^;)

第14回
「これが私」
"Just As I Am"
脚本:
リディア・ウッドウォード
演出:リチャード・ソープ

冒頭でケリー(ローラ・イネス)が女性の部屋を訪ねて、「このまま別れるのはイヤ」とか言ってるのを見て、てっきりケリーの新しいパートナーかと思ってしまった私。(^▽^;)

なんと、ケリーが私立探偵を雇ってまで探していた母親が、患者のふりをして向こうから会いに来たとは驚いたよ〜。
シャロン・ウィリアムスと名乗って現れた女性は、本当はヘレン・キングスリーという名前でケリーの生みの親だった。
しかし、ケリーのお母さんにしては若いんじゃ?(^▽^;)なんて思ってたら、どうやら思いっきり若くして生んだらしい。
ケリーの実の父親にあたる人が15歳だったらしいし、ヘレンも同い年ぐらいだったんですかね?
一枚だけ残ってたという実の父の写真には、その15歳の父親の横でお腹が大きいヘレンが写ってたけど、どう見てもお子ちゃまだもんなぁ。
15歳の父親では育てられないって事で、ケリーは大事に育ててくれる人に預けられたらしい。

足が不自由なのも、先天性の股関節形成異常で生まれつきの欠損症だとはっきりわかりましたね。
「私の置き土産?」と聞くヘレンの気持ちも辛かったけど、本当につらいのはそこから先の事でした。

ケリーが息子のヘンリーの写真を見せて、自分には子供がいると告げると、当然「父親」の話になるわけよね。
最初はパートナーがロペスという女性とは言わずに、亡くなったとだけ告げるんだけど、ついに勇気を出して自分がゲイであることを告げると、ヘレンは明らかにショックを受けた様子。
まぁ・・・突然我が子にこんな事を告白されて、「あぁ、そうなの」と受け入れられる方が少ないだろうけど、ケリーにしてみれば実の母にはありのままの自分を受け入れて欲しかったんでしょう。
信仰を支えに生きてきた母親に「神に反する事だ」とか「一緒に祈ろう」だとか言われた事で、実の母親でさえ自分を受け入れてくれないと思っちゃったのかなぁ・・・。>ケリー

病院でイチャつくアビー(モーラ・ティアニー)とジェイクに苛立ったり、日勤のサム(リンダ・カーデリーニ)とお茶したくて1時間も早く出勤するコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)を見て寂しそうにしてたケリーを見て、ちょっとせつない気持ちになってしまったわ。
そのままの自分をドーンと受け止めてくれる人がいてくれれば、ケリーも幸せだろうに・・・。

最終的にはケリーの方から「受け入れない愛ならいらない」と言ってしまうわけで、願っていた母親との再会がこんな風に終わってしまったのは残念だなぁ。
新しいパートナーと巡り会うことができればいいんだろうけど・・・。

第15回
「群衆のなかの孤独」
"Alone In A Crowd"
脚本:ディー・ジョンソン
演出:ジョナサン・カプラン

今回は脳卒中で倒れERに運び込まれてきたエリーという女性がメイン。

意識はちゃんとあって、自分の中では何も変わらず正常に機能しているはずなのに、自分の声はコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)やアビー(モーラ・ティアニー)、サム(リンダ・カーデリーニ
)には届かない。
いやぁ、今回のERを見て考えさせられる事がたくさんあったわよ。

今回のエリーさんのように卒中で言葉が発せない患者さんだとしても、医者や看護士がちゃんと目を見て話しかける事の大切さ。
特にエリーさんと同じ母親の立場のサムが、何一つ言葉を発する事が出来ないエリーさんの考えてる事を察知して、「お子さんはファミリールームにいます」なんて声をかけてあげるの・・・見てるだけで嬉しかったわ。
あの忙しいERで、これだけ患者さんに心配りができるのって理想よね。

エリーのご主人がコバッチュにカテーテルを入れて血栓を吸い出す手技があると説明を受けてる時の、エリーの「同意して・・・お願い」という心の声もぐっと来た。
また、その想いがご主人に伝わったのが嬉しかったよ〜。

カテーテルの手技の最中も、「見慣れた顔が安心でしょ?」とコバッチュが何をするわけでもないのに、そこにいてくれるという優しさ。
エリーさん、無事に血栓を取り除いて言葉も発する事が出来るようになって・・・本当に良かったよ。
患者の心の声を聞き逃さないお医者さんやナース・・・どのぐらいいるんだろう?

ニーラ(パーミンダ・ナーグラ)が担当した、キッチンカウンターから飛び降りて手首を怪我した男の子のエピは辛かった。
弟を病院で診てもらうために、兄は7ドルでそこらへんの男に父親のふりをしてもらったってわけか。
決して治安が良いとは言えない地域に住む3兄弟を心配したニーラか訪ねると、奥の部屋ではすでに死亡した母親がベッドに横たわっていた。
母親が死んだ後、幼い子供たちだけで生活してたんだな・・・。
父親役をしてもらうために払った7ドルって、彼らにしてみれば大金だったんじゃないんだろうか?

カーター(ノア・ワイリー)がウェンデルと付き合ってるのは、どうなんだろう?と思ってきたわけですが、ウェンデルと一緒にベッドにいるところへケムから電話が来るという最悪の事態が起こってしまいましたね。(^▽^;)
個人的にはケムよりウェンデルの方が好きなんですが、やはりどっちつかずなカーターの態度はよろしくありませんなぁ。

そしてモリス!
もう、あんたはカウンティを辞めておしまい!(#゚Д゚) プンスコ!
腕もなければ、人間性においても???だらけだ。
何がチーフレジデントですか?
あなたには無理!無理!
っつーか、立候補ってやる気満々なの?
やる気だけで務まる職場ではありませんから・・・。

第16回
「こちらとあちら」
"Here And There"
脚本:デビッド・ゼーベル
演出:
クリストファー・チュラック

(〃▽〃)キャー♪ガラント(シャリフ・アトキンス)だわ!
久々に見たガラントは戦地の過酷な状況の中で、毎日必死に患者を救っていた。
どこにいてもガラントはガラントなのね〜。

今回はニーラ(パーミンダ・ナーグラ)とガラントが、全く環境の違う中にいながら同じような日々に追われ、同じような事を感じ、それでも必死に目の前の患者と向き合ってる様子が見られて、離れていても二人が通じ合ってるような気がして嬉しかった。
ガラントとニーラが文通していたのも、あの二人らしくて良かったわ。

ただ、プラット(メキー・ファイファー)が真面目すぎるニーラに、病院での事が人生のすべてじゃないと言って男性とのデートをけしかけたりした事で、レイ(シェーン・ウエスト)の友人と関係を持ってしまいそうになった時は焦ったわ。
ガラントは必死で患者の心臓マッサージをしてる時に、ニーラはそんな事でいいの?と・・・。
そんな事、誰が文句をつける事でもないんだけど、ニーラには「ちょっと・・・待って・・・」と言いたかったわよ。
真面目なニーラだけあって、寸前で思い止まってくれたけど・・・。
寂しさだけで、そういう事をしちゃ〜いけませんよね。

ガラントは患者の少女の付き添いでヘリに同乗、どうやらカウンティにやって来るらしい。
ニーラ、本当に思い止まっててよかったね。(^▽^;)
あのまま関係持ってたら、絶対に後悔したと思う。
しかし、プラットは自分の何気ない一言がニーラを動かしてたなんて、思いもしないんだろうなぁ。(^▽^;)

第17回
「つかの間の再会」
"Back In The World"
脚本:デビッド・ゼーベル
    リサ・ツヮーリング
演出:ジョナサン・カプラン

ガラント(シャリフ・アトキンス)がシカゴに来ているのに、自分に会いに来ない事に苛立つニーラ(パーミンダ・ナーグラ)。
こういうのって万国共通の女心だよなぁ。
でも、思いもしないところでガラントが歩いてくるのを見たら、「会いたい」って気持ちだけがどんどん走っちゃうのよね。
ガラントに駆け寄って抱きつくニーラを見てたら、彼女が本当に心を許したのはガラントだけだったんだろうなぁ・・・と思えちゃって。

ただ、せっかくの再会にしては時間が短すぎたわ〜。
その短い時間に二人は関係を持ったけど・・・。(゚ー゚*)
っつーか、自然な流れだよね・・・ああなるのは。
ここでお互いの気持ちを確かめ合えたら、これから先、どれだけの間かわからない離れてる時間を繋ぐことができそうだもん。

二人がもう一度離れ離れになるシーンが、「ここはER」って感じでせつなかった。
本当ならガラントをきちんとした形で見送りたかったであろうニーラ。
しかし、目の前に大動脈瘤破裂の患者が・・・、しかも自分が担当していた患者がそんな状態に陥っていては離れるわけにはいかない。
ハグして別れを惜しんで、お互いの気持ちを伝え合って、それで納得して送り出したかっただろうに、何の言葉も交わせず見つめ合うだけでさよならしなくてはならない二人が辛かったよ〜。

ガラントがプラット(メキー・ファイファー)に託したニーラ宛の手紙。
自分に何かあるまで開けずに持ってろ・・・というからには、もしもの事があった場合の最後の言葉が書いてあるんだろうなぁ。
ニーラもガラントが「キレイだ」と誉めてくれたアンクレットをガラントの荷物に忍ばせていたのね。
まるで「いつも私を感じていてね」というメッセージのようでもあり・・・、ガラントにとってはお守りになりますな。

サム(リンダ・カーデリーニ)の元夫スティーブが逮捕状が出ている事を隠して、アレックスを連れて行こうとしたけど、そこはコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)がしっかりガード!
でも、アレックスはそれが不満だったみたいで、コバッチュは恨まれそう。
こちらもなかなかうまくいかないのね。(^▽^;)

第18回
「治療拒否」
"Refusal Of Care"
脚本:ジョー・サックス
演出:グロリア・ムジオ

息子の国外退去に抗議してハンストを41日も続けていた女性が運ばれてくる。
ところが彼女は治療を拒否。
自分が死にかけることで、息子を救えるんじゃないかと思ってるのね。
まさに「命懸け」なんだけど、彼女を見守る医師たちは複雑よね。
今、処置すれば助けられる患者なのに、本人の治療拒否では手が出せない。
ニーラ(パーミンダ・ナーグラ)が勝手にアチバン打っちゃった気持ちはわかるわ。
スーザン(シェリー・ストリングフィールド)には処置室を出て行くように言われちゃったけど、最終的にはスーザンもただ死ぬのを見守るって事は出来なかったもんね〜。
しかし、会いに来た息子もなんじゃろか?
母親が勝手にやってる事で、俺が頼んだんじゃねー!ってな雰囲気でしたね。(怒)
「くたばればいい!」とまで言ってたし、あんな息子のために瀕死の状態になるまでハンストしてたのかと思うと、こっちが泣けてくるよ。(´Д⊂グスン
スーザンは「息子さん、最後にママを死なせないでと言ったわ」と言って、彼女に生きる希望を持たせたけど、息子に災いがない事を祈って41日ぶりに食べ物を口にし、泣いてる彼女を見ていたらせつない気持ちになっちゃったよ。

もうひとつの治療拒否は乳がんの患者さん。
ガンにナイフを入れたら暴れ出して、ガンが広がり死ぬ・・・と思い込んでいるので、手術も針を刺しての検査すら出来ない。
誰がどう説得してもダメ。
そんな患者に乳がんの体験者を会わせたプラット(メキー・ファイファー)。
そうだね、それが一番いい方法だと思う。
「私もこうだったけど、今はこんなに元気よ。」という体験談が、一番患者の心を動かすだろうし、同じ病気の体験者が元気にしている姿は勇気を与えるだろうし・・・。
プラット、よく思いついたね!

目玉が飛び出した男性患者のシーンは怖かったよ〜。
思い出したくもないわ〜。(゚ー゚;Aアセアセ
しかも道具がないからペーパークリップで目玉を戻すなんて・・・あぁ、想像しただけでも全身の力が抜けるよ〜。(((( ;゚д゚)))アワワワワ

カーター(ノア・ワイリー)はウェンデルとはもう戻れなさそう。
だからって、ケムに戻ろうってーのは、どうも許せないんですけど・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

第19回
「10年前の悪夢」
"Ruby Redux"
脚本:
リディア・ウッドウォード
リサ・ツヮーリング
演出:ポール・マクレーン

10年前のカーター(ノア・ワイリー)を知る患者・ルバドーさん。
奥さんが亡くなった事にカーターが関係していたらしく、ものすごくカーターに不信感を抱いている感じなんだけど・・・。
残念ながら、その10年前のエピが思い出せん!(´ヘ`;)
これをばっちり覚えていたら、もっとハマれたんだろうなぁ・・・。

医学生だったカーターは、偉い先生と患者の間で八方美人な態度を取り、結局はルバドーさんの奥さんを病院から追い出した・・・そして奥さんが亡くなった・・・みたいな話らしい。
その当時のカーターと、今のアビー(モーラ・ティアニー)がちょうどかぶってる感じよね?
担当してるのはルバドーさん本人だし、アンスポーたちお偉いさんはオペをしたがってるけど、アビーは患者の体力を考え、他の選択肢を説明するべきだと言い切ってるし・・・。
勇気のいることなんだろうな・・・上の先生に反論するって事は・・・。

チーフレジデンシーミーティングのモリス・・・もう偉くなったみたいな態度だったよね。(´ヘ`;)
スーザン(シェリー・ストリングフィールド)は終身在職権がほしくて必死にアピールしてるけど、予告の雰囲気だとカーターに終身在職権が与えられるらしい。
「あなたはいらないじゃない?」みたいな事をスーザンが言ってたけど、言いたくもなるよなぁ・・・。
だってカーター、お金持ちだもん!(^▽^;)

サムが妊娠検査薬購入!
ってことは、コバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)の子ですか?
でも、ぜんぜん喜んでないっぽいのが気になる・・・。
アレックスがいるから、子供はいらないと思ってたのかなぁ・・・?

第20回
「終身在職権」
"You Are Here"
脚本:カレン・メイサー
    ディー・ジョンソン
演出:アーネスト・ディッカーソン

サム(リンダ・カーデリーニ)がバスルームに隠しておいた妊娠テスト薬を見つけてしまったコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)。
そこからお互いの間に溝が・・・。(^▽^;)
普通に「え?これって・・・まさか・・・。」「あぁ、調べてみたけどネガティブだったわ。」という会話になればいいんだけど、コバッチュもテスト薬を見たくせにその場で言い出せないし、サムも見られたと気付いたはずなのに知らん振りだし・・・。
いまひとつお互いに踏み込めずにいるところが、見ているこっちも「大丈夫かい?」って思っちゃうんですけど・・・。
この妙な遠慮がなくならなきゃ、うまくいかないだろうなぁ。

で、モリスですよ〜。(゚ー゚;Aアセアセ
何で彼がチーフレジデント?
本人はめちゃめちゃ喜んで、スーザン(シェリー・ストリングフィールド)の話も聞かずに有頂天だけど、周りは誰も信用してないどころか、モリスの指示に従おうなんて思ってないみたいなんですけど・・・。
これまた大丈夫?(´ヘ`;)

カーター(ノア・ワイリー)が終身在職権を取って、スーザンはダメだったという結果も何だかなぁ・・・。
ケリー(ローラ・イネス)はスーザンがダメだった理由を、研究費集めが出来てないとか厳しく言ってたけど、そういう話をされちゃうと結局カーターが持ってる資金目当てなんじゃん!と思うし、そういう理由でスーザンが蹴られたとしたら可哀想だし・・・。
最初はカーターの終身在職権取得におめでとうと言っていたスーザンが、カーターの「君が何故?信じられない。」と言った話しぶりにキレたのもわかるよ〜。
お金で負けたと思ってるだろうし、本当に悔しかったと思うし・・・。
でも、家でチャックがスーザンを慰めてくれていたから良かったわ。
受け止めてくれる家族がいた事が救いだよね。
もちろん、その家族のために終身在職権が欲しかったんだろうけどさ。

一方のカーターはケムに終身在職権を取った事を報告してたけど、来週の予告ではあんまりハッピーそうではなかったし・・・。

レイ(シェーン・ウェスト)が担当したユージンという黒人の男の子の話は、ちょっと辛かった。
薬物依存で有名な患者かと思ったら、家に帰るとママの男にヤラれるから帰りたくないという理由があったなんて・・・。
いつもならバンド活動最優先のレイが、ユージンの話を聞いて入院手続きをしてやったのは、ちょっと彼を見直す事が出来て良かったわ。
スーザンには叱られてたけど、そこで「あの患者はレイプされてるんだ」と言わなかったのは、同じ男として患者のプライドを考えてのことなのかな?
なんせ、ちょっとレイを好きになれたエピでした。

第21回
「愛の決意」
"Carter Est Amoureux"
脚本:ジョン・ウエルズ
演出:クリストファー・チュラック

ケムを見るたびに思うんだけど・・・、私は彼女が好きではないらしい。(笑)
何でカーター(ノア・ワイリー)が、あれだけケムを追いかけるのかわからないのよ。
まぁ、ウェンデルと付き合いかけたりもしたから、一途ってわけではないんだろうけど、ケムのお母さんが入院したと聞いてパリまですっ飛んでいくほどの気持ちがわからん!

すっ飛んでいったおかげで、ケムの側に男がいるのを目撃してしまうわけだけど・・・。(^▽^;)
ケム曰く「古い友人」らしいけど、カーターにとっては複雑よね〜。
相手の男もカーターをちょっと意識してるっぽかったし、何だか嫌〜な感じだったわ。
だからって、カーターもアフリカに戻ろう!ってどうなのよ?
せっかく終身在職権GETしたのに、カウンティを捨ててアフリカへ行くって言うのかい?
それじゃあ、スーザン(シェリー・ストリングフィールド)の立場は・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

サム(リンダ・カーデリーニ)とコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)の仲違いは、カウンセリングを受けるまでになってしまった。
一度怒り出したら止まらないサムと、それでも冷静を保とうと努力しているコバッチュ。
そのコバッチュの冷静さに、また腹を立てるサム。
よくある男と女のケンカだなぁ。(笑)
だけど、笑えないぐらい事態は深刻よね。(´ヘ`;)
どっちの味方にもなれないのが複雑だわ〜。

モリスは本当に目障りなので、早くいなくなってほしい。<(_ _)>
今までの憎まれ役、嫌われ役は、それでもどこか憎めないところがあったりしたんだけど、モリスは例外!
とにかくイヤーーーー!
張り切ると余計にイヤーーーー!(爆)

最終回
「自分への手紙」
"The Show Must Go On"
脚本:デビッド・ゼーベル
演出:ジョン・ウエルズ

いやぁ・・・ついにカーター(ノア・ワイリー)までがカウンティを去ってしまったのね。(´Д⊂グスン
これから先、「ER」を見続けようという気持ちになるのだろうか?σ(゚∀゚ オレ!! 

忙しい職場だというのは承知の上ですが、カーターの最後もきちんとしたお見送りって感じではなかったですね〜。
これが日本のドラマなら、スタッフ勢揃いでお見送り・・・なんて事になって、それはそれで興ざめだったりもするのでしょうが、お別れパーティーの最後の言葉をトイレで練習しているうちに、そこに集まっていたわずかなスタッフたちも病院に呼び戻されて、カーターがポツンとしているのは、ちょっと寂しかったです。

何でそうなってしまったかというと、レイ(シェーン・ウエスト)が参加してたパーティーでの事故があったから。
いかにも・・・って感じの古い木造の建物だったし、そこにわんさか人がいるわけで、危ないなぁ・・・って雰囲気は漂ってたけど。
目の前で床が抜けて人が落下していく様子は、言葉になりませんでした。
また、勝手にレイについてきたモリスが、ここでも役立たずなんだわ。(´ヘ`;)
酒呑んで (;´Д`)ゲロゲロ状態で、事故が起こった後も猫の手ほどの手助けも出来ず、レイが一人で必死に処置してたもんなぁ。
でも、レイにしてみれば契約更新で悩んでた時だし、あれだけの患者を目の前にして、たった一人でも逃げずに対処したって事は、自信に繋がると思うんだけどなぁ。

スタッフドクターが誰もいないカウンティに、重症患者4人を運びたいと連絡するレイ。
それを聞いたアビー(モーラ・ティアニー)は、最初は一人だけと渋るんだけど、最終的には全員の受け入れにOKを出す。
で、お別れパーティーに出席しているコバッチュ(ゴラン・ヴィシュニック)を呼び戻そうとするんだけど、宴たけなわで呼び出しに気付かないんだわ。
38週で産気づいた妊婦、帝王切開が必要?なんて時に、産科も手一杯でアビーしかいなかったり・・・もうてんてこまい。
やっと駆けつけたコバッチュ・・・、でもアビーやニーラ(パーミンダ・ナーグラ)が立派に処置してたんだよね。
こういうところで、成長が見れたりするわけだ。

カーターがロッカーで見つけた自分への手紙。
マーク(アンソニー・エドワーズ)に学んだ者は、みんな書かされたという自分宛の手紙には、当時のカーターのひたむきな気持ちがあった。
「頑張りぬいてスタッフになりたい」
カーターもそういう想いを胸に頑張ってきたんだと思うと、話を聞いてたアビー、レイ、ニーラの胸を打つものがあっただろうな。
頑張るんだよ!みんな!(涙)

最後にマーク、ベントン、キャロルの声がカーターを送り出したところで、感極まってしまった。
「君がリードしろ」とマークに言われて、ここまでやって来た日々。
マークの想いをカーターはカウンティに残していくことが出来たのかもしれないね。
レイは契約更新を決めたみたいだし、アビーとニーラを含めた3人で自分宛の手紙を書こうとしてたし・・・。

ただね、最後の最後にモリスなんかに「君がリードしろ」という大切な言葉をかけちゃダメだよ!>カーター
モリスもわけがわからず「は?」と言ってたけど、それで逆に救われたかも・・・。
本気でリードしようなんて思われたらたまらないよ。(゚ー゚;Aアセアセ

そうそう、アレックスが出て行ったことでサム(リンダ・カーデリーニ)はコバッチュを頼ってたね。
アレックスがヒッチハイクで見知らぬ男の車に乗って行ってたのが気になるわ。
そしてプラット(メキー・ファイファー)が会いに行った男性は誰?

しかし、本当に次のシーズンから大丈夫なんだろか?(^▽^;)
スーザン(シェリー・ストリングフィールド)みたいに復帰するメンバーいないかなぁ・・・。

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