7人の女弁護士

チーフP:五十嵐文郎
P:横地郁英・布施等・遠田孝一
主題歌:AAA 「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ(DVD付)

第1話
「人気女子アナ
空白の7分間!?
殺人生中継と盗撮の罠!!」
脚本:尾崎将也
演出:塚本連平

「7人の女弁護士事務所」っていう、事務所名がすごいよね。(笑)
その名の通り、「7人の女弁護士」が困っている女性の味方となって裁判で闘おうという事務所らしい。
その7人の中でメインなのが、新米弁護士の真紀(釈由美子)なわけだ。

雰囲気としては、どこか古めかしい感じがする。
OPも「何時代?」って感じだし、2時間ドラマっぽい雰囲気だし・・・。

初回はテレビ局での殺人事件、容疑者は真紀の大学の先輩・由紀江(国分佐智子)。
警察で厳しい取調べを受ける中、自分がやったと自供してしまった由紀江だったが、実際はやってないと言い出す。
アリバイのない由紀江が殺してないということを、どうやって証明するのか・・・。
弁護士ドラマだから法廷部分に注目したいところなんだけど、どちらかと言えば事件の真相は・・・という点が目立っちゃったかな?
もちろん、それもきちんと描くべきどころなんだけど、それをふまえて法廷部分がもっと充実してればよかったかなぁ・・・と。

冒頭から何かと出てくる矢島(東ちづる)が犯人かと思ってたんだけど、矢島と関係のあった辰巳(光石研)だったとは。
だから盗撮ビデオのエピがあったわけか・・・と最終的には納得したんだけど、全体的にはどこか古めかしくて安っぽい印象だった。

こういうオーソドックスなドラマって、意外と幅広い視聴者が取り込めるのかもしれないが、ウラが「渡る世間は鬼ばかり」となると、やっぱ厳しいかもなぁ。

真紀のキメ台詞「逃げる場所はありませんよ」は、そのポーズから「お逝きなさい」を思い出させるんだけど、どうせならそんな過去のドラマを感じさせないような新たなキメ台詞(ポーズ)を用意すればよかったのに・・・と、ちょっと残念。

殺人現場の隣の部屋でカメラの撮影テストが行われていたり、殺人後、犯人が逃げ込んだ部屋がニュースのお天気コーナーのバックに映ってたり、ちょっとデキすぎだよなぁ。

凛々しい妙子(原沙知絵)と、関西弁が可愛い千春(南野陽子)は良かった。
しかし、永井大君ってこんな演技だったかなぁ?(^▽^;)
どうしちゃったの?ってぐらいヘタだったんだけど・・・。

第2話
「銀座No.1ホステス
殺人事件」
脚本:尾崎将也
演出:塚本連平

法廷もの、弁護士ものとしてはどうかな?って感じだわ。(^▽^;)
「〜ミステリー」とか「〜サスペンス劇場」みたいな内容で、弁護士のドラマって感じがしないんだよね〜。

ホステスのエミ(嘉門洋子)が殺されて、同じ店のホステス・美月(酒井若菜)が自首し逮捕される。
誰かをかばって自首したっぽい美月。
そこへ黒服の竜也(西興一朗)が美月の弟だったという事が発覚し、美月が弟をかばって自首したのもわかったが、エミ殺害犯は竜也ではなく・・・。
エミの客・安田(団時朗)の秘書・佐藤(布川敏和)が、エミを殺した犯人まではまだ良かったんだけど、亡くなったエミの携帯から問題になったAという人物の番号に電話をすると、法廷内で佐藤の携帯が鳴り響くというのは、またまた出来すぎな印象だったわ。(´ヘ`;)

不利だと思われていた状況を、法廷でどーんとひっくり返すのが見所なはずなんだけど、事件の謎解きみたいな部分ばかり目立っちゃって、それなら刑事ドラマにしてくれないかい?って思っちゃうんだよなぁ。テヘヘッ(*゚ー゚)>
もちろん、大逆転を狙うために弁護士も調べてるんだから、それを描くのは悪くはないんだけど・・・。
どうも面白味に欠けるんだよね。
真紀(釈由美子)のキメ台詞も何だか浮いちゃってるし・・・。
もうひとひねり欲しいんだけどなぁ。

第3話
「ご近所トラブル殺人!
浮気妻と凶器のトリック」
脚本:尾崎将也
演出:今井和久

うーん・・・、面白くないなぁ。

ご近所に神経質な静江(渡辺典子)という奥さんがいて、隣人の真理子(中山忍)は何かと口やかましく言われていて・・・。
そんな中での静江殺害事件、近所の子供・咲子ちゃんが事件当時そっと静江の家のドアを閉めて出て行く真理子を見たと証言したこと、凶器の花瓶に残された真理子の指紋などから、起訴された真理子。

真理子が犯人ではない事を証明するために、彼女が事件のあった時間出会い系サイトで知り合った男性と会っていたことを表に出さなきゃならなかったり、そこには真理子と健一(井田國彦)夫婦の問題も絡んできたりして。
それが面白けりゃいいんだけど、ややこしくなるだけで面白いとは思えないんだよなぁ。

しかも、出会い系で知り合った男性のお腹に「へ」の字の手術跡があったとか、それが珍しい手術跡だからって、わりと簡単に該当者にたどり着くあたりが「出来すぎくん」だよ。(^▽^;)

肝心の法廷シーンもなんじゃらほい!だよなぁ。
犯行時刻に真理子は出会い系で知り合った寺島(櫻庭博道)とラブホテルにいた。
でも、咲子ちゃんは5時に真理子を見たと言う。
咲子ちゃんが5時だと思ったのは、単なる彼女の腹時計なんだよ。(^▽^;)
しかも、その日はおやつを食べていたから、もしかしたら6時だったかもしれないって証言させた後の検察官の「してやったり!」って顔。
この法廷、ちゃんちゃらおかしいんですけど・・・。(´ヘ`;)

凶器に使われた花瓶が、ご近所の塚田さんのお土産で近所の誰もが持ってるようなものだったから、犯人が真理子の家のものとすり替えたってーのも何だかなぁ・・・。
っつーか、ご近所の方のお土産の花瓶だったとしても、どの家にも飾ってあるという状況はあまりないと思うんだけど。(苦笑)

あ!犯人は静江の夫・信也(デビット伊東)でしたわ。
離婚話の末、殺しちゃったみたいです。
何だかぶちぶち言うだけのドラマになってしまいました。
そろそろリタイアかなぁ?

第4話
「マラソンの女王が殺人犯!?
監督とロッカー室の秘密」
脚本:田子明弘
演出:植田尚

世界選手権の代表に決まってから、ストーカーに付きまとわれるようになったマラソンランナーの明美(遊井亮子)が、そのストーカーを刺し殺した容疑で逮捕。
担当弁護士になった真紀(釈由美子)は、明美の正当防衛を立証しようとする。

最初から明美が犯人ではないだろうって感じはしてたけど、明美とライバル選手だった沙織(宮地真緒)が疑われたり、何となく怪しい監督の姫野(中村繁之)だったり、いろんな人が怪しく登場したわりには、一番怪しいマネージャーの翔子(菊池麻衣子)がすんなり真犯人だった。

監督と明美が婚約していたとか、明美が以前給水ポイントで沙織のボトルを倒してしまったとか、翔子も元マラソンの選手だったとか、わざと複雑に見せたような話だったなぁ。
だけど、何だかちぐはぐで、最終的には気象データだとか傘だとかが、いかにもポイント高い物証かのように出てきて、何だかさっぱり・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

うーん、やっぱ、このドラマは厳しい。
連休で留守の間も予約録画でバッチリ確保していたけど、これを機会にリタイアもいいだろう。(笑)

っつーことで、これにて・・・バイバイキーーーン!

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