テレビ朝日 日曜洋画劇場 特別企画 ドラマスペシャル
天使の梯子

原作:村山由佳 「天使の梯子
企画:梅澤道彦・五十嵐文郎
P:杉山登・三輪祐見子・遠田孝一
主題歌:Sunset Swish ♪君がいるから

脚本:福島治子
演出:新城毅彦

村山由佳原作「天使の卵(エンジェルス・エッグ)」が映画化され公開されたわけですが、それに合わせて続編の「天使の梯子」がドラマ化・・・って事でちょっと見てみました。
原作は「卵」は読んだけど「梯子」は読んでません。(^▽^;)

天使の卵から10年後の話なので、基本になる卵のストーリーがわかってないと厳しいかも。
映画の「天使の卵」の映像がそのまま挿入されて、それなりに説明らしきものにはなってるんですが、これを見ると「やっぱ、映画の宣伝なんだなぁ」って印象を受けてしまいます。
映画版の春妃(小西真奈美)と夏姫(沢尻エリカ)のキャスティングが良かっただけに、ドラマで夏姫を演じたミムラが弱く感じてしまった。
ドラマ版で唯一良かったのは映画版歩太(市原隼人)の10年後を演じた要潤!
一人頑張ってる感じでした。

話は村山由佳さんの原作だから、きゅん♪とせつなくなるところもあって良かったんだけど、ミムラに年上の女の魅力が見受けられないのと、夏姫の元教え子で8歳年下の慎一(渡部豪太)がいまひとつで・・・。
脇からぽっと顔を出す歩太(要潤)が力技で持っていこうとするんだけど、彼一人ではフォローできないよ・・・ってところでしょうか?

10年前、姉・春妃と自分の恋人だった歩太が付き合っているのを知った夏姫が、「一生恨んでやる」という言葉を二人に言い放った後に春妃が突発性の病気で死んだ。
そんな過去を引きずっている夏姫が、姉と同じように8歳年下の慎一に恋をし、慎一の彼女に「一生許さない」という言葉をぶつけられ、姉の気持ちを知る。
慎一から離れようとする夏姫。
しかし慎一に頼まれた歩太が「西の果て」の絵を描いた場所で夏姫に言う。
「ここにいるこいつ(慎一)の事を本気で好きになって、やっと受け入れられたんじゃないのか?」
春妃を許す事は自分を許す事なのかもしれない。

そんなこんなで、夏姫と慎一はこれからもずっと・・・って感じでしたが、慎一の彼女はあれで納得して別れる事ができたんですかね?(^▽^;)
それが気がかりでした・・・。(苦笑)

エンディングも思いっきり映画版の映像で誘ってるとしか思えませんでしたが(笑)、小西真奈美の春妃をみたいなぁ・・・と強く思ったわけでございます。
あぁ、完璧に罠にハマったかも・・・。(笑)

 

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