Mの悲劇

P:伊佐野英樹・瀬戸口克陽
主題歌:SisterQ ♪「Night and Day
TBS系ドラマ日曜劇場「Mの悲劇オリジナルサウンドトラック


第1回
「なぜ僕を狙う、君は誰だ」
脚本:橋本裕志
演出:土井裕泰

石橋を叩いて渡る性格の衛(稲垣吾郎)は警備保障会社の社員。
島谷専務(伊武雅刀)の娘・有紀(岡本綾)との結婚話も進み、順調な毎日。
そんな時、商談へ向う衛は謎の女・美沙(長谷川京子)と乗り合わせた電車で、ひょんな事から痴漢に間違われ留置場に一泊。(^^;
落とした携帯電話を拾った美沙が連絡をしてきた事で、衛はどんどん美沙の罠にハマっていく。

正直、冒頭部分の吾郎ちゃんを見てたら「こりゃ、キツイかな?」という印象だったんだけど、電車の中での痴漢事件あたりから面白いと思って見ちゃったわよ。
実は吾郎ちゃんもハセキョーも苦手。(^^;ゞ
ハセキョーは何かのバラエティ番組で喋ってるのを見て、個人的にすごく合わない女だなぁ・・・と思っちゃって。(^^;ゞ
その「イヤな女」ってイメージが、今回の美沙役にはハマってたわよ。(^^;

携帯を返すという口実で呼び出され、食事に誘われ、席を立った隙にワインに薬を入れられ意識を失った衛。
有紀と結婚したら住むはずのマンションで、結婚前に別の女とお泊りしちゃって大慌てしてる衛。
これがね、ドロドロした恋愛っていうなら、まだ笑って見てられそうなんだけど、意外とそうじゃないみたいだから期待しちゃうわ。
美沙はマンションにピアスを忘れたといって、また呼び出す口実を作ってるし・・・。
衛が商談に迎えなかった理由は同僚の明(佐々木蔵之介)に言われて、同じ日に起きた電車の事故で車内に閉じ込められたという嘘をついたんだけど、これがバレるように仕向けたのも美沙なのかしら?
でも、意外と明も怪しいし、いかにも怪しそうな警備員の晃一(成宮寛貴)も何かワケアリな感じがするんだよね〜。
とにかく、美沙だけでなく怪しい人がたくさんいそうな雰囲気だけど、それは視聴者を惑わすための配置だったりするんだろうな。

美沙の過去も気になるよね~。
衛と電車で会った時が初めてではなかったらしいし、大切な人の1周忌で喪服を着てたらし石、彼女のアパートの表札には名字がふたつ並んでるし、怪しい男が美沙を付け回してるし・・・。
ずーっと衛の事を美沙がどこかで見ている様子が怖い。(^^;

ただなぁ・・・こういうのは急に驚くほどつまらなくなっちゃう事があるから、最後までこのテンションを維持できればいいんだけど。
とりあえず、ハセキョーの乳が結構デカくてビックリした!
さてさて、来週はどんな乳かな?(激しく違う!)

第2回
「もうひとりの婚約者」
脚本:橋本裕志
演出:土井裕泰

にゃんだか、美沙(長谷川京子)がどこまでも衛(稲垣吾郎)を追い詰めるのが恐ろしいにゃ〜。(^^;
今のところ、何故、衛がターゲットなのかも定かになってないから、その怖さは余計大きなものに感じてしまうのだと思うけど・・・。

衛が美沙を避けようとしても、必ず彼女は近付いてくる。
新しい契約が取れそうだと浮かれて有紀(岡本綾)の待つマンションへ戻っても、そこに何故か美沙がいる。
いやぁ、こういうのは怖いよなぁ。
なくしたピアスに関しても、街中で「そのピアスならうちのお店にもありますよ。」と声をかけてきた女性・瞳(吉岡美穂)が、美沙の知り合いだったり・・・。
うまくいきそうな契約はばら撒かれた怪文書のせいで、あっさりパーになってるし・・・。
衛の周囲で起こる出来事は、すべて美沙の計画したことってわけ?
美沙が用意したレールの上を歩かされているような衛。
そして、そのレールは一直線に美沙のもとへ繋がっているのね〜。
う〜ん、逃れられない罠ですな。

それにしても衛って石橋を叩いてわたるような性格だったんだよね?
しかも美沙なんて一番警戒しなきゃならない相手なのに、携帯使って有紀にメール送信されたり、銀行のキャッシュカードを財布から抜かれたり、気を許しすぎというか、気を抜きすぎというか・・・。(^^;
母親の容態が思わしくないという事で、衛の彼女のふりをして会ってあげるという美沙。
だけど、ほんのわずかな隙をついて、衛の携帯から有紀に「母の容態が悪化した。とにかく会いに来てほしい。」とメール。
病院に有紀を呼び出して、自分が衛の恋人として母親に会っているところを見せる計画は大成功。
しかも、衛から奪ったキャッシュカードの暗証番号も、衛の母が暗証番号は自分の誕生日にしてくれる優しい子だと口を滑らしたもんだから、もう思うツボ!
残高全額引き出されてるし・・・。
衛の母ちゃん、石橋はこれっぽっちも叩かず渡る性格らしい。(^^;

途中でちらっと挿入された、過去の出来事らしいシーンが気になる。
衛が「助けてください」と言っていたのと、亘(柏原収史)が怪我をしたらしくギターを振り回して自暴自棄になっていたようなシーンが繋がっているとすると、何となく美沙が衛を付けまわす理由が見えてくるような気もするんだけど・・・。
なんせ、今のところは美沙の理由のわからぬ恐ろしさが見どころですね。

第3回
「せつない復讐の理由」
脚本:橋本裕志
演出:石井康晴

あらら、1100万もの被害にあったのに、痴話げんかで片付けられちゃって・・・。(^^;
防犯ビデオに堂々と顔を映して、暗証番号も知ってる女が預金を引き出したとなると、そんな扱いなんでしょうか?
衛(稲垣吾郎)が美沙(長谷川京子)の携帯番号を警察に言ってみても、その番号の所有者は1年前に死んでいるとのこと。
1年前に死んだ所有者の電話との通話記録があるんだから、ちょっとぐらい調べてみたらどうやねん!>警察

今回、美沙が衛に復讐する理由が、ちらっとわかったけど・・・。
亘(柏原収史)がデビュー契約を目前に控えている日、たまたま通りかかった路上で暴行を受けているサラリーマンに遭遇。
これが衛だったわけね。
「助けてください」というサラリーマンの声で、乱暴している男を止めに入って亘は衛を助けたんだけど、一旦立ち去った男が刃物を持って帰って来て亘を刺したわけね。
その時、衛はすでに現場を離れていて、そういう事件があったことには気付いていない。
で、亘はその時の怪我が原因で夢を諦め、予告の雰囲気からすると入水自殺ってわけか。
あの時「助けて下さい」と言った衛、その言葉に応えて怪我をし、夢を諦め、ついには自殺までした亘。
衛に会わなければ、美沙と亘の幸せな日々は続いていた。
なのに、衛に会ってしまったために・・・という気持ちはわからなくはない。
しかし、一番問題なのはあの時「助けてください」と言った衛が、1年後何食わぬ顔して平然と暮らしていて、尚且つ「自分の身は自分で守るもの」なんて言っちゃってるところなんだろうなぁ。
島谷専務(伊武雅刀)が言ってた、「足を踏んだ人間は覚えてなくても、踏まれた人間は覚えている。」という言葉、すご〜く納得しちゃったよ。
美沙だけでなく下柳(成宮寛貴)もいろんな面で衛に恨みっぽいものがあるようで、やたらとワケあり顔で「あれ?忘れちゃったんですか?」と嫌味を言ってるのが気にかかる。
明(佐々木蔵之介)も、どこか信用ならない部分があるし、実はみんな衛を恨んでいるんじゃないの?と思ってしまう。(^^;ゞ

美沙が奪ったお金から、衛の母親・礼子(吉行和子)の手術代を払いに行ったのは、「僕のおふくろ殺す気か?」と衛に言われたのが引っかかったからなのかなぁ?
その時は「人殺しはあなたの方です。」と言ってたけど、さすがに衛の母親にまでは責任はないと思ってのことだったのかしら?
美沙の捜し出した衛が、「君と出会わなかったら僕は幸せだったんだ」と言っちゃったのは、聞いててこっちも「言うてしもーたー!」って感じだったよ。(^^;
美沙にしてみれば、「それはこっちの台詞だよ!」って感じでしょ?
だから残りのお金を燃やしてしまったのね。

用心深そうに見えて、かなり抜けてるというのが衛のキャラなのかな?と思ったけど、もしかするともっとタチが悪くて、知らないうちに周囲の人をどんどん傷付けているような人物なのかしら?
それで周囲の人が実はみんな衛を恨んでいたとしたら・・・怖いよね〜。(・・;)

でも3話にして、このワケのわからん復讐がどうでもよく感じてきちゃった。(^^;ゞ
これって最終的にはどういう方向へ行っちゃう話なんでしょうかね?(笑)

第4回
「彼の犯した罪の全貌」
脚本:橋本裕志
演出:石井康晴

やっと衛(稲垣吾郎)が自分と美沙(長谷川京子)、そして亘(柏原収二)との接点を思い出したわね。
それはそれでいいんだけどさ〜、何だかいろんな点が不自然じゃない?
例えば亘がトランクルームに預けていた荷物。
美沙と暮らすようになって、部屋に入りきらない荷物をトランクルームへ預けると日記に書いてあったけど、預けてあった荷物って大した量じゃないじゃん!
トランクルームのレンタル料を払う方が、もったいないような気がするんだけど・・・。

何より妙だったのは、衛が亘に助けてもらったのを思い出したあたり。
助けてもらった後、商談へ向わなきゃならなくて、破れた上着を買い換えるために洋服屋に入って上着を購入。
その際、店の店員に古い上着の処分を頼んだ衛。
なのに、その服屋に行ってみたら、当時の店員がいて「あの時の方ですよね?」と衛の事をしっかり覚えてて、尚且つ「捨ててくれ」と頼んでいた上着をクリーニングに出してとっておいてるんだよ。
処分してくれといった上着のポケットにあった亘の連絡先が書かれたメモまで、ご丁寧にとってある・・・。(^^;
どんな親切な店やねん!

衛を助けた後、チンピラに刺された亘はもみ合っているうちに逆にチンピラを刺してしまう。
衛を助けた事を話してもすでに立ち去っていた衛を見た目撃者もいなくて信じてもらえず、亘は裁判で有罪、デビューも白紙。
そして入水自殺。
衛が立ち去る前に言った「必ずお礼します」という言葉を信じていた美沙。
お礼をしに衛が連絡してくれれば、亘がチンピラから衛を救った事を証言してもらえたのにという美沙の想い。
うーん、美沙の立場になってみれば言ってる事を理解できないわけではないんだけど、やっぱ無理があるよなぁ。(^。^;)
「頑張って下さいよ。あなたが私の生きる理由なんですから。」という美沙の言葉。
こわ〜っ!生きてる間、ずーっと衛を追い回すつもりなんでしょか?(^^;
恋人を奪い、金を奪い・・・次は?と思うと恐ろしいなぁ。

第5回
「誘拐」
脚本:橋本裕志
演出:山室大輔

さすがに愛子(浅見れいな)を監禁したあたりで、美沙(長谷川京子)のやり方に嫌気がさしてきてしまった。
衛(稲垣吾郎)に「あなただけ家族がいるなんて許せない」と言ったのは、後半で出てくる亘(柏原収史)の美沙へのプロポーズ「俺の家族になってほしい」にかかってたわけね。
美沙は家族になるはずだった亘を失った。
だけど、その原因となった衛は何一つ失わずに生きている。
人を恨む感情なんてこんなものかもしれないな・・・と思いつつ、やはり愛子監禁は「そりゃ、いかんだろう」なわけで・・・。
晃一(成宮寛貴)や借金の取り立ての男を「手伝ってくれませんか?」だけで、手玉に取る事の出来る美沙。
うーん、それだけ妖しい魅力があるようにも思えず、ただ恐ろしい女にしか映ってないのが残念。

愛子を返して欲しければ自分の部屋を探して来いと言う美沙、衛は明(佐々木蔵之介)が晃一の手帳から美沙の住所が書かれたメモを奪ってくれて、それを頼りに愛子を取り戻すために出向いて行くんだけど・・・。
どうも、明の行動が妙だよね。
以前から怪しい雰囲気はあったけど、今回も衛を一人で美沙が待つ部屋へ向わせたりして、何かウラがありそうな感じ。
衛は美沙の思い通り・・・部屋に入ってきて、怒りのあまり美沙を押し倒して愛子の居場所を問い詰めるところを、晃一が隠したカメラで撮影されて、そのビデオを持って美沙は警察へ。
衛、あっさり連行。(^^;
これじゃ、警察が無能な気がするなぁ。
ビデオという証拠があったにしろ、美沙がATMでお金をおろした理由だって美沙が言い訳した事をそのまま鵜呑みにしちゃうし・・・。
被害届けはその住所には美沙が存在しないという事で取り下げられ衛も釈放されたけど、このへんも何だかなあ・・・な展開。
「家族に手を出すのはやめてくれ。僕には何をしてくれても構わないから」という衛に、「いいましたね?その言葉忘れないで下さいよ。」と美沙。
あー、恐ろしい。
まだやり足りないのかしら?
「あなたが苦しむ事だけが私の救いです。」って、そんな人生でいいのかしら?
人を恨むって怖いわよね〜。
呆然としたまま美沙の部屋を出た衛、うっかり階段を踏み外して転落。
さてさて、まだまだ美沙の復讐は終わらないようで、見ている側としては少々疲れてまいりました。(^^;ゞ
やっぱ、何となく後味の悪いドラマは毎週見てると疲れますな・・・。
特に「明日から仕事だ」「学校だ」という日曜の夜に見るドラマじゃないような気がする。(^^;

第6回
「追いつめられた二人」
脚本:橋本裕志
演出:土井裕泰

階段から落ちて気を失った衛(稲垣吾郎)を美沙(長谷川京子)が助けたのかと思ったら、ロープでベッドに縛り付けて監禁。(^^;
まったく、どこまでやるのやら・・・。
礼子(吉行和子)の手術が心配で病院へ行かせて欲しいと衛が頼んでも、「私も亘(柏原収史)も家族はいなかったんですよ。あなたも家族の事は忘れてください。」と、これまた勝手な言い分。
どんな理由があるにせよ、ここまで執拗に続く衛への復讐は見ていて気持ちが良いものではありません。
美沙の行動にはもうついていけないわ〜。
亘の誕生日、衛への復讐をプレゼントにするというのも、「あんた、ちょっとさ〜・・・いい加減にしなよ!」って感じじゃない?
だんだん眉間にシワ状態になっちゃったわ。(^^;ゞ

自分が抱えていた500万の借金を衛に背負わせ、退職願にサインさせ、最後は遺書を書けだと?
調子に乗ってんじゃねーよ!って感じですわね。
美沙が出て行った隙に、衛はなんと爪切りでロープを切ることに成功!(笑)
そして見事に美沙の部屋を逃げ出し、病院へ・・・。
あぁ、ホッとしたよ。
この時点ではまさか衛が自ら戻ってくるとは思ってなかったからね。(苦笑)

美沙が会社の受付で渡した衛の退職願は明(佐々木蔵之介)が回収。
島谷専務(伊武雅刀)に見せ、美沙の本名が「香田美沙」だと明が言うと、表情を変える専務。
ん?何か思い当たる事があったのか?
警備事故報告書なんて見てるし、そこに香田美沙の名前があるし・・・。
美沙の家族が事故で亡くなったりしてそうね。
っつーか、美沙はそのあたりの繋がりはわかってるんだろうか?

美沙も出て行った衛がまさか戻ってくるとは思ってなかったんだろうね。
っつーか、私も「何で戻ってんの?」と思っちゃったもん。(笑)
せっかく逃げられたのに、自分の方からのこのこ戻る事ないじゃんね〜。
でも「もう絶対に約束は破らない」という衛の言葉で、美沙もちょっと気持ちに変化が出たかしら?
衛を刺そうとしても刺せず、「もう解放してあげる」と衛を残して美沙の方が出て行ったよ。

晃一(成宮寛貴)と亘を刺したチンピラって面識あったの?
晃一の方はハッとした顔でチンピラ見てたよね〜。
何だかあちらこちら怪しくて、モヤモヤするわ〜。

第7回
「裏切り者が動き出す」
脚本:橋本裕志
演出:川嶋龍太郎

亘(柏原収史)の墓前で助けてもらったお礼を言い、今まで来る事が出来なかった事を詫びた衛(稲垣吾郎)。
これで一応決着がついたのか、美沙(長谷川京子)と衛はきれいさっぱり別れた。
・・・と、そんな簡単に終わるわけないじゃん!(笑)

1年前に衛を襲い亘を刺した薮本というチンピラの面倒を、美沙の借金の取り立てをしていた尾崎(大西滝次郎)がみる事になり、事件には裏があったと聞かされるわけね。
っつーかさぁ、薮本の面倒みるのが尾崎ってーのが、世間狭すぎだよね。( ;^^)ヘ..
薮本は何者かに頼まれて衛を襲った。
その頼まれた人物を仮出所した薮本がゆすろうとしている。
うーん、誰じゃ?
衛が薮本を尾行し、会っている男の顔を見たら下柳(成宮寛貴)だったけど、彼は違うんじゃないかしら?
下柳も何かしら薮本と関係はあるんだろうけど、やっぱ一番怪しいのは明(佐々木蔵之介)だよね。(^^;
島谷専務(伊武雅刀)に衛が会社に戻ってきたら支えてやってくれと頼まれた後に、専務に背中を向けた途端表情を変えるのとか、「オレ、めちゃめちゃ怪しいですから・・・」って言ってるような顔つきだったよ!(笑)
衛の周りで起こった数々の出来事の中で、美沙がひとつだけ認めていない怪文書についても、明が怪しそうなんだけど・・・。

そして専務が美沙が育った「ひかりの家」や亘のお墓に出没しているのもすごく気になるんだけど、相変わらずその真相ははっきりしないし・・・。(^^;ゞ

美沙の復讐が終わったから随分見やすくなったけど、そしたら急激にトーンダウンしちゃったような気もするのよね。(苦笑)
いろんな謎が紐解かれていって、「そっか、なるほど!」と納得できればいいんだけど、最後の最後まで「ハァ?」って事になりそうで不安だなぁ。

第8回
「驚くべき犯人の素顔」
脚本:橋本裕志
演出:石井康晴

キャンペーン@明(佐々木蔵之介)、怖すぎ〜ぃ!(^^;
薮本(渡辺卓)に衛(稲垣吾郎)を襲うように頼んだのは、明だってさ〜。
瞳(吉岡美穂)と話してたシーンでは、明は衛の事をずっと疎ましく思っていたような口ぶりだったし、親友のような素振りで実は憎んでいたのかと思うと恐ろしい。
明は何か怪しいとは思ってたけどさぁ、ここへきて蔵之介さんの芝居も結構わざとらしいんだもん!(爆)
衛が襲われた日は、新しいプロジェクトへ向けてのプレゼンが行われる日だったのね。
そこで衛を襲わせたという事は、明が衛の座るべき椅子を狙っていたからなんでしょ?
そして今、そのプロジェクトのリーダーとして抜擢された明。

晃一(成宮寛貴)は衛が襲われるところを見ていただけか・・・。
いかにも何か知ってそうな前ふりだったけど、やっぱ大したことなかったな。(苦笑)
高山(井澤健)も何か明のウラを知ってそうだったけど、怪文書をファックスするのを見てて原本をゴミ箱から回収してたぐらいなのね〜。

薮本が明に要求したのは300万だったけど、新聞にプロジェクトリーダーとして明が載っていたのを見て、一気に10倍の3000万を要求してきて・・・。
つけあがる薮本に明がキレてからが怖かった。(ーー;)
あの薮本をボコボコにしちゃったわけでしょ?
自分の手が傷つくほどに・・・。
そして、自分の部屋のバスタブの中に縛り上げた薮本を監禁。
風呂のふたにはガムテープ貼り付けて・・・。
明が怪しいとにらんだ衛が美沙(長谷川京子)を連れて明の部屋へ行って、風呂場から聞こえるうめき声に気付いて近寄っていくあたり・・・ドキドキしちゃったよ。
風呂のふためくったら、水がはったバスタブの中に薮本が半分沈んでるんじゃないかって・・・。
水がなくてよかった。(^。^;)ホッ!
でも、そんな薮本を見て愕然としている衛と美沙の背後には、明が・・・。(怖)
もうホラーだね。(苦笑)

今まであんなに衛を苦しめていた美沙が、急にいい子になっちゃって・・・。
その代わりに明が本性現したって感じでしょうか?
予告の雰囲気だと相当長い間、衛の事を邪魔だと思っていたみたいだし、過去に何があってそうなったのかは知りたいとは思うけど・・・。
これだけ人に恨まれる衛ってどうよ?って気にもなりますわなぁ。(^^;
今後のキャンペーンの壊れっぷりにも期待したいところですわ。(笑)

第9回
「迫り来る親友の狂気」
脚本:橋本裕志
演出:山室大輔

何だかもう・・・何でもありやなぁ。(^^;
明(佐々木蔵之介)祭りのために終盤はあるようなものか・・・。

しかし無理矢理、あっちこっち繋がりを持たせようとしてないかい?
瞳(吉岡美穂)が亘(柏原収史)のファンでライブに通ってたとか、それで亘の恋人の座に座っている美沙(長谷川京子)を密かに妬んでいたとか・・・。
「昔から私が好きになった男の人は美沙を好きになる」なんて、そんなん知ったことかよ!と思ってしまうのですが・・・。
どいつもこいつも、ちょっとした事で他人を恨みすぎ!

かつて衛(稲垣吾郎)の家に泥棒が入り、父親が借金したが返せず、当時仲良くしていた松本さんが保証人となっていて、借金を背負うはめになった。
明はその松本さんの息子。
で、明がいじめられていたきっかけが給食費を盗むところを見つかったから・・・。
その現場を見ていたのが衛・・・。
っつーか、衛ってば本当に記憶力ないよね。(^^;
そんな明の事を今まで思い出しもしなかったんでしょ?

一方で島谷(伊武雅刀)が美沙の借金を肩代わりした理由もわかったね。
美沙の両親がやっていたパン屋に、島谷が警備をしていた銀行に入った強盗が逃げ込んだ。
追って行った島谷にびびった犯人は、パン屋にあった灯油に火をつけ・・・それが原因で美沙の両親は亡くなった。
うーん、パン屋の店先に灯油が置いてあったんだろうか?(^^;
そんなパン屋、個人的にイヤなんですけど・・・。(^^;ゞ

とりあえず、明が怖い・・・怖すぎる。
キレると怖い人っているけど、まさにそんな感じだね。
衛が電話で明のお父さんが離婚後に起こした大きな事件について話をしている背後に、鉄パイプを持ったキャンペーン明の姿が近付く・・・。
先週も今週も、明が怖いという印象しかないぞ。(^。^;)
そして、何だかすっかり影の薄い美沙と衛。
全部、明に持っていかれたな。(-。-) ボソッ

最終回
「ぼくは君のそばに」
脚本:橋本裕志
演出:土井裕泰

やっぱり明(佐々木蔵之介)の父親が、美沙(長谷川京子)の両親のパン屋に忍び込んだ強盗犯だったか。
衛(稲垣吾郎)の父親の借金を抱え銀行強盗までしてしまった明の父。
そして逃げ込んだ美沙の両親のパン屋に火をつけ、美沙の両親を結果として殺してしまい、明もそこからどん底の人生を歩むようになった。
大人になって勤めていた会社が倒産した夜、飲み屋で偶然見かけたのが衛。
同僚と酒を酌み交わす衛が話していた内容は、「どんなに親しくても金の貸し借りはいけない。自分の身は自分で守らないとね。」というもの。
あぁ、ちょっとわかるなぁ・・・と思った。
明の気持ちがね・・・。
明にしてみれば、衛の父親の借金が原因で自分はこんな人生を歩んでいるのに、衛は楽しそうに同僚と酒を呑み、それも「自分の身は自分で守れ」なんて言ってるのを聞いたら、やっぱムカっとするだろうな。
「どの口が言うたんや!」と、衛の口をむぎゅーっとしたくなるわ。(笑)

薮本に衛を襲わせたのも、ちょっと入院でもしてもらってその間にプレゼンを成功させ、社内でのし上がろうとしたためだったのね。
だけど、そこに亘(柏原収史)が助けに入っちゃってややこしいことになっちゃったってわけか。
・・・・・・・・・・・・・・って、あんまり納得できる話でもないんだけど。(^^;ゞ

美沙が明を止めようと、自ら明の携帯に電話して出向いて行ったのも妙だった。
美沙がいる衛の家は警察がガードしていたはずなのに、簡単に抜け出して戻って明に会いに行ってるし・・・。
警察、意味ないじゃん!
で、美沙を追って衛も明が隠れている彼の父親の工場跡地へ・・・。
ここで最終的に明は灯油をまいて火をつけようとするわけよ。
自分も頭から灯油をかぶって・・・。
私もさぁ、灯油を頭からかぶった事はないんですが(^^;、普通あんなもんかぶったら目なんか開けていられないんじゃないかと思うわけよ。
痛そうじゃん!
なのに明ったら、目ぇガンガン見開いてるし・・・。
ありえねーーーー!
で、ライターで火をつけようとしたところに、晃一(成宮寛貴)が飛び込んでセーフ!
明、逮捕!みたいな・・・。

はぁ、じぇんじぇん面白くね〜。
有紀(岡本綾)が衛に言った「衛が強くなったのは美沙さんのおかげだね」って言葉も、何ら説得力ないし・・・。
衛は美沙を見守り、美沙は心の中で衛を想いながら「ひかりの家」で働いているって感じの終わり方だったけど、何じゃそりゃ?ですわ。
それに、ラストは何?
まるで薮本に襲われた時の衛のようなサラリーマンが、「助けてください!」と衛に訴えているところで終了!
どうよ?
それで、衛はどうしたってーのよ?
っつーか、わっかんねーよ!
っつーか、こういうドラマはやっぱ好きじゃない!(爆)

 

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO