ごくせん

原作:森本梢子
P:加藤正俊
主題歌:D-51 ♪「NO MORE CRY
ごくせんサントラ


第1回
脚本:江頭美智留
演出:佐藤東弥

前作も好きだったけど、続編だし生徒達は新メンバーって事で多少不安はあったものの・・・いやぁ、これは満足できる初回でした。
一言・・・気持ちよかった!

白金学園が潰れて、どこにも採用されず「幼稚園の生徒さんたち」相手に熱いメッセージを送っていたヤンクミ(仲間由紀恵)。
ところが、とんだ手違いで猿渡(生瀬勝久)が勤める黒銀学園に赴任することに。
そして、この黒銀学園の3−Dが、とんでもない不良の集まるクラスだったというわけ。
例の赤いジャージに着がえたヤンクミが現れた時は嬉しかったなぁ。
また心配してた生生徒諸君も、なかなか面子が良いではないか!
3−Dの頭(カシラ)的存在の矢吹隼人(赤西仁)は、年末の深キョンとのSPドラマでその実力を発揮してるし期待してたんだけど、やっぱ彼はいい!
で、矢吹とケンカして以来、理事長の勧めで学校を欠席し続けている小田切竜(亀梨和也)。
あとは土屋光(速水もこみち)、武田啓太(小池徹平)、日向浩介(小出恵介)あたりがメインの生徒さんたちってわけか。
そして、今回のヤンクミが恋する相手は谷原章介!
逆にヤンクミに惚れちゃった馬場先生(東幹久)。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、キャスト的には問題なし!

前作を見ていた者としてはクマ(脇知弘)が出てるのが嬉しかったよ。
ラーメン屋、真面目にやってるしね。(涙)

初回は学校を休んでいる小田切を、つるんでいる良くないお仲間さんから抜けさせようとするヤンクミの奮闘ぶりが見せ場。
借りた30万を奴らに返せば抜けられるという小田切の言葉を信じて、道路工事のバイトまでしてお金を貯めたヤンクミ。
なのに、いざお金を持って行ってみると、小田切の言葉は嘘だったと判明。
だけど、クマからヤンクミがどんな思いで、どんな事をしてお金を作ったかを聞かされた小田切は「少し手をつけたけど、残りは必ず返す」と返金し、チンピラ仲間さんにも「抜けさせてください」と勇気あるところを見せたんだけど・・・。
そう簡単に抜けさせてくれるはずもなくボコボコにされて、そこへヤンクミ登場!(拍手)
「言っとくけど、あたしは可愛い教え子のためなら手加減しないよ!」と、相当数いたチンピラどもをバッタバッタとなぎ倒す。
う〜ん、しびれた!素直に「かっちょえ〜」と思った。
仲間ちゃんは「トリック」や「ごくせん」ではいい味出すのにね〜、今さらながら「東京湾景」って何だったんだろ?( ;^^)ヘ..
すでに武田はヤンクミの事を信頼し始めているみたいだし、徐々に生徒達がヤンクミと一丸になっていく様子が、またまた楽しみですな。

小田切が登校してきて、やっと揃った3−D。
だけど、登校早々小田切と矢吹はケンカを始めるし・・・。
小田切が矢吹を裏切ったという出来事も、これからどんな一件だったのかわかってくるのでしょう。

とにかくスカッとするドラマです。
「水戸黄門」にも「デカレンジャー」にも通じるものがありますね。(笑)
どんな例えやねん!(爆)

第2回
「人の強さは
力じゃ決まらない」
脚本:江頭美智留
演出:大谷太郎

うーん、毎度毎度ベタな話ながら、見事にハマっております。(^^;ゞ

黒銀の3Dと荒高が決闘するはずだったのに、何故か闘う前に竜(亀梨和也)が荒高に頭を下げに行ってしまった・・・というのが、竜と隼人(赤西仁)の確執の原因らしい。
そして、竜が頭を下げた理由を知っている武田(小池徹平)。
韓国ドラマを見ている影響か・・・竜が頭を下げた原因が実は隼人に隠された病気があって、決闘なんかしたら死んでしまうかもしれないからと考えたアホな私。(^^;
予想がハズれてよかったわ。(笑)

竜が頭を下げた理由は、武田が決闘を前に怖気づき竜に相談したことからだったのね。
もうすぐ卒業なのに、決闘なんかして退学にでもなったら母親が悲しむと・・・。
それで友達を思って、竜は荒高に頭を下げてしまったというわけか。
そんな理由があったとは知らない隼人が、「何してくれんねん!」と怒って今に至るわけね〜。
隼人とヤンクミ(仲間由紀恵)のタイマンのシーンもなかなか良かった。
生徒相手に手は出せないとただ隼人の攻撃をかわすヤンクミが、ボディに一撃しただけで撃沈する隼人。
ケンカの強さなんかじゃなく、大切なものを守れる力さえあればいいと隼人に教えるヤンクミ。
まさに、これは龍一郎(宇津井健)が言ってたことですなぁ。
メンツじゃなく、仲間を思う気持ち。

教室で竜が頭を下げた理由を武田が語って、それを教室の外で聞いていた隼人が一人で荒高へ乗り込んだ。
いち早く駆けつけたのが竜!
どんな確執があっても、こういう時に一番に駆けつけてくれる竜の存在は嬉しいよなぁ。
そして、またまたカッコよかったヤンクミ!
「返してもらおうか・・・私の大事な教え子を。」
くーーーーー!しびれますなぁ。
鉄パイプ振り回すヤツには「高校生がこんな危ないもん持ってんじゃねーよ!」、バットを振り回すヤツには「バットは野球で使うもんだろうが!」ですよ。
くーーーー!かっちょえーーーーー!
荒高の生徒さん方があっさり退散なさったお気持ちも、よ〜くわかります!(笑)

隼人が竜に「ごめん」とぶっきらぼうに謝って、この二人の仲は復活かな?

ヤンクミの恋のお相手、バーバリー様(谷原章介)がお向かいの桃が丘女学園の教師だという事もわかったし、そっち方面もどう展開するのか楽しみだわ。

第3回
「お前らは私の
大事な生徒だ!!」
脚本:横田理恵
演出:佐藤東弥

3Dの生徒さん方が、すっかりヤンクミ(仲間由紀恵)になついているのが可愛い♪
窃盗の疑いでパクられた土屋(速水もこみち)たちを引き取りに行ったヤンクミ。
帰りにクマ(脇知弘)のラーメン屋で土屋たちにラーメン食べさせてやってると、隼人(赤西仁)からお礼のチャーシューがヤンクミの丼に・・・。
それを真似して、他のみんなもどんどんヤンクミにチャーシューをあげるから、いつの間にかヤンクミのラーメンが立派なチャーシューメンになっちゃってるよ。(笑)
いやぁ、こういうお礼の仕方は可愛くていいなぁ。

隼人と竜(亀梨和也)の名前を語って、悪事を重ねる奴らの存在。
実は1年先輩の黒銀をやめた工藤という男とその仲間の仕業だったのね。
隼人と竜を自分たちの仲間にスカウトしようという考えだったようだけど、彼らは簡単にその誘いを断って・・・。
怒った工藤たちに囲まれた隼人たち、「フォーメーションBで!」っていきなり逃げてたけど、「フォーメーションB」の「B」って「ばっくれる」の「B」だったんだろうか?(^^;
イマイチ「B」を理解できなかったらしい竜がつかまっちゃって、その竜を助けに行った隼人もろとも閉じ込められちゃって、やっと出てきたと思ったら宝石店を荒らした容疑者として、またもやパクられるハメに。( ̄□ ̄;)!!
現場に竜の学生証が落ちてたからなんだけど、もちろんそれは工藤たちがやったこと。
黒銀の3Dというだけで問題児扱いされて、いつも疑われて来た隼人たち。
今回はそうやって人を決め付けた見方をする鬼島刑事(高杉亘)もポイントだったね。

工藤の事を通報し、隼人たちを引き取った後のヤンクミの鬼島への一言がカッコよかったよ。
「刑事さん、何か忘れてやしませんか?二人に謝って下さい。」だよ!(くーーー)
「こいつらの前でちゃんと謝って下さい。」と頭を下げたヤンクミ。
鬼島が怖い顔して近付いてきて、ゆっくり頭を下げて「すまなかった」と・・・まぁ、納得はしてないんだろうけど渋々謝ったところなんかも、ベタだけど好き!(笑)

本当に「水戸黄門」なんだけど、気持ちいいドラマだよね。
今回はヤンクミがメガネと髪を結わいたゴムを外すタイミングが、ちょっと早かったなぁ。
悪い奴らの前で、ゆっくりと外してくれるのが一番キマってるような気がするんだけどね。(^^;ゞ
あと、隼人の名前を語った奴らに乱暴された他校の生徒さん方が、黒銀に押しかけてくるところ・・・みんなイキの良さそうな生徒さん方なのに、ちゃ〜んと門のところで「おーい!出て来い!」と騒いでるのが可笑しかった。
乱暴者なのに一気に乱入せず校門のところで相手が出てくるのを待ってるのね。
何だか律儀だわ〜。(笑)

第4回
「自分の人生、
人と比べんな!!」
脚本:江頭美智留
演出:大谷太郎

やっぱ、ヤンクミ(仲間由紀恵)が結わいた髪をほどいて、メガネをはずして格闘するシーンがないと、ちょっと弱い感じがする。
弱いというか・・・個人的にそのシーンを待ってるんだな。(^^;ゞ
だからといって、毎回ヤンクミの立ち回りがあるだけのドラマになってもどうかと思うし、こういう回も挟まなきゃならないんだろう。

来年度から黒銀が共学になるという事で、学校見学会が行われる。
その見学会にやってきた女子中学生たちの引率でやってきたのが、土屋(速水もこみち)の中学時代の担任・石川(山崎一)。
頭ごなしに怒鳴りつけるのは、土屋が中学生の頃から変わってないらしい。
いやぁ、いるいる・・・そういう先生。
んで、石川に有望だと言われていた中学生・宮崎さん(秋本未莉)が塾をさぼって、本屋で万引きしようとしているのを偶然居合わせた土屋が止めて・・・それから行き場のない宮崎さんに付き合ってゲーセンへ。
そこでまた会うのが石川なのよ。
優秀な宮崎さんを土屋が連れまわしたと激怒し、土屋も宮崎さんを庇ってしまったため退学の危機に・・・。

ヤンクミが必死に宮崎さんに話を聞こうとするのはよかったね〜。
自分の生徒を信じて最後まで諦めない姿勢に、3Dのやんちゃな生徒達も心を打たれるんでしょう。

処分が決まる日、あの土屋が頭を下げて「俺、やめたくないです。」と言ったのはちょっと(ToT)ウルウルしちゃったよ。
ヤンクミに宮崎さんと同じようにお前にも可能性があると言われたこと、ヤンクミが自分のために必死に動いてくれたことが、土屋を素直な気持ちにさせたんだろう。
宮崎さんも来てくれて「土屋さんは悪くない。私のせいなんです。」と言ってくれて、万引きしようとした事、それを土屋が止めてくれたことを話してくれて、土屋の退学はナシに・・・。

関係ないけど、隼人(赤西仁)は今回ちょっと前髪をあげてたのかな?
印象が違って感じたんだけど・・・。
個人的には前髪が下りてて、ちょっと影がある方が好き♪
それから今週はクマ(脇知弘)の出番がなくて残念!
来週は武田(小池徹平)メインで、若槻千夏ちゃんがゲストみたいね。
ヤンクミの格闘シーンはあるのかしら?
雰囲気的に来週も無理?(^。^;)

第5回
「大事なのは、
心の強さだ!!」
脚本:松田裕子
演出:佐藤東弥

武田(小池徹平)がコーヒーショップでバイトする桃ヶ丘女学園の生徒・真希(若槻千夏)に恋をする話。
好きな女の子に自分からは声をかけられず、じっと視線を送ってる弱気な武田・・・めっちゃ可愛かったわん♪
アプローチするにも、いつも土屋(速水もこみち)頼み。(^^;
で、土屋に真希のタイプを聞いてもらったら、「好きなのは強い男、嫌いなのは弱い男」というお返事。
なかなか、きっぱりモノを言うタイプの女の子だね。>真希

そんな真希に親しげに接している大学生の客・奥寺(高杉瑞穂)。
二人がバイトの後に会おうとしているのを知って、武田が土屋と日向(小出恵介)に頼んだ作戦が古臭い!(笑)
奥寺とデートする真希の前に不良な二人組(当然、土屋と日向)が現れ因縁をつける、そこへ武田登場・・・二人組を撃退!
強い男が好きな真希は武田に惚れる・・・・・・・・・・・・・・・って、そんなウマイ話があるかーーー!(爆)

計画通りに行動を起こした武田たち・・・ところが、奥寺はボクシング部だったって事で、逆にやられちゃって。(^^;
もう、この話の運び方もベッタベタなんだけどね〜。(笑)
「こうなるよなぁ」と思ってる通りになっていくことに、ある種の快感をおぼえたりして。
ヤンクミ(仲間由紀恵)に「自分の力じゃ何もしてねーじゃねーか!」とか「正々堂々、相手に向って行けないヤツが、半端な想いで人を好きになってんじゃねーよ!」とか言われた武田。
きっと彼も自分で自分のそういうところがいやだったんじゃないかな?と思うんだけど、ヤンクミみたいな真っ直ぐな人に自分の一番気にしているところを指摘されて、心の持って行き場がなかったんだろうな。

奥寺が4股をかけていた事が判明。
自分が好きな真希が、こんな男に騙されている・・・武田としては許せないわけだ!
そして、奥寺と武田のタイマン対決!
いつもなら自分の生徒がやられてるとわかったら、割って入って助けるヤンクミだけど、今回はタイマンということもあったし、この闘いが武田自身のためでもあるとわかっていたから、あえて見守ったのよね。
う〜ん、男らしい。(笑)
何度も何度もパンチを食らう武田を辛そうに、でも厳しく見つめていて、奥寺が最後の一撃を放とうとした時は、その拳をがっちり掴んで止めたヤンクミ。
そしてすでにボロボロの武田には「よくがんばったな。立派だったぞ!」と・・・。(涙)
しか〜し、女ながらにヤンクミが奥寺のパンチを止めたのを、憧れの九篠先生(谷原章介)が見ていたのが気になるわ。(^^;
どちらかといえばいいイメージでとらえてくれたみたいだけど・・・。
武田の姿を見ていた真希ちゃんがハンカチを貸してくれたり、バレンタインデーにも「別に大した意味はないけど・・・お礼」とチョコをくれたりして、武田は悲しい結果に終わらず良かった。

そして何気に白鳥先生(乙葉)が、男に絡まれているところを助けてくれたてつ(金子賢)に「ホの字」なのも今後楽しみかも。(⌒^⌒)bうふっ

第6回
「親の気持ちを
もっと考えろ!!」
脚本:横田理恵
演出:渡部智明

本当に毎回、毎回、お約束の連発なんだけど、何故か飽きないんだなぁ。(笑)
「こうなるだろう」と予測した通りになる事を、どこかで期待している自分がいて、その通りに事が運んだ時に「よっしゃ!」と思ってしまうのよね。(^^ゞ

今回は日向(小出恵介)の話。
進路が決まらない3Dの生徒達の中で、一人就職先が決まってそうな日向。
夜のバイトをしていて、その店のオーナー・辰巳(小木茂光)に見込まれている事が純粋に嬉しそうな日向。
バイトのくせに羽振りもよくなっていく日向に、隼人(赤西仁)たちも怪訝な顔。

そんな中で、隼人と竜(亀梨和也)がヤンクミ(仲間由紀恵)の秘密を知ってしまったね〜。(^^;
大江戸一家を「旅回りの劇団」だと苦しい言い訳をするヤンクミには笑ったけど、隼人も竜もその秘密を知ったからって騒ぐような輩じゃないもんなぁ。
白鳥先生(乙葉)に知られたら、ちょっとヤバそうな気がするけど・・・。( ;^^)ヘ..
とりあえず、てつ(金子賢)とヤンクミが知り合いという事はバレたけど、近所のたこ焼き屋のお兄さんという事で通す事ができたみたいでホッとしたよ。

日向がバイトしていたのは違法賭博をやっている店で、その事に気付いてしまった日向は直ちに店を辞めようとして袋叩きに・・・。
日向との接し方を見失っていた母・治代(手塚理美)が、体を張って息子を守ろうとしたのはベタながらじ〜んとした。
こういうのも全部読めてるんだけど、型にはまっていく心地よさみたいなもんがあるんだよなぁ。
今回は辰巳たちに日向がやられて、久々にヤンクミの格闘シーンが見られた気がしたけど、なんせ相手の人数が少ないもんだからあっさり片付いちゃって・・・。(^。^;)
ちょっと残念。
いつものように髪を結わいたゴムをとって、メガネをはずして闘ってもらうと盛り上がるんだけどなぁ。
「私の大事な生徒、返してもらおうか」というヤンクミの台詞にはしびれるものがあったんだけどね。( ..)ヾ ポリポリ

息子を心配してやってきた母親に対して、「こんなとこに来てんじゃねー!かっこ悪いまねするんじゃねー!」と言う日向にヤンクミのビンタが飛んで、「一人ででっかくなったような顔してんじゃねー!」はキマった感じ。
すぐに母と息子の仲が改善されるとは思わないけど、少なくとも少し距離が縮まった感じでよかった。

あと、隼人の髪型が元通りになったのもよかった。(笑)

第7回
「自分の人生と
真剣に向き合え」
脚本:江頭美智留
演出:大谷太郎

最初の方で4月以降の仕事に悩むヤンクミ(仲間由紀恵)に隼人(赤西仁)が、「四代目、継げばいいじゃん!」と口走ったところは、一緒に「あわわわわ・・・」と慌てちゃったわよ。(^^;
ヤンクミが吹き矢の真似して隼人を攻撃してるのも笑えたし・・・。

で、今回はヤンクミと3Dのメインの5人組の強い絆を感じた回でございました。
土屋(速水もこみち)たちの就職の面接前夜、他校の生徒にケンカを売られて見事にノッてしまった5人組。
たまたまケンカしている土屋たちを、就職先の面接官が見ていて、翌日の面接ではその面接すら受けさせてもらえなかった。
そんな事があったにもかかわらず、「どうせ受けてたって落ちてたかも・・・。」とあっさりしちゃってる土屋たちを見て、ヤンクミはもっと真剣になれ!と一喝。

ただ怒鳴られただけじゃ、生徒の心は動かないんだろうけど、どうしても3Dそろって卒業させたいというヤンクミの強い気持ちや、何とか生徒達に面接だけでも受けさせてもらえるように、日々頭を下げて回っている姿を見れば、教師の真剣さは生徒にもちゃんと伝わるってわけだ。
卒業までケンカはしないと誓った隼人たち。
しかし、またしても土屋の面接前日に例の他校の生徒達が再びケンカを売ってくる。
どんなに殴られても手を出さない隼人たちには、ちょっと(ToT)ウルウルした。
たかが約束、されど約束・・・。
ヤンクミとの約束を守る事が、彼らの正義。
白鳥先生(乙葉)から連絡を受けて現場へ向ったヤンクミも、相手の生徒に殴られても手を出さない。
生徒が自分との約束を必死で守っているのに、自分が手を出すわけにはいかないというヤンクミらしい仁義の通し方。
暴れるヤンクミのファンとしては、髪を解き、メガネをはずしたヤンクミには暴れてもらいたかったんだけど、今回の場合はやっぱ耐えるヤンクミに感動するわけだよなぁ。
ボコボコにされた隼人たちの頭を一人一人撫でてやって、「お前ら、よ〜く頑張ったな」と声をかけるところで再び(ToT)ウルウル。
抵抗しないという強さを見た気がした。
傷だらけの顔で面接に行く事になった土屋が気の毒な気はしたけど・・・。( ;^^)ヘ..

そうそう、最初の方でバスの中でヤンクミが座ってる高校生にすごんで年配の女性に席を譲らせたというエピがあったけど、その女性が黒銀の理事・松原様(南田洋子)だったとは・・・。
すっかりヤンクミをお気に召した松原様が、4月から入学する孫はヤンクミのクラスにしてほしいと言い出して、4月からの就職先に悩む事もなくなって、めでたし、めでたし!

ヤンクミが暴れないのはちょっと物足りないけど、今回はストーリー上、仕方ないね。
ヤンクミと3Dの生徒達を見ていて、白鳥先生も少し仕事に対する情熱を取り戻してくれればいいんだけど・・・。
来週は卒業生なのにクマ(脇知宏)の話なの?
でも、何気にクマが一番感動させてくれちゃいそうで期待しちゃうなぁ。

第8回
「私はずっと
お前たちの先生だ」
脚本:松田裕子
演出:佐藤東弥

ええ話やったわ〜。(ToT)ウルウル
実はクマ(脇知宏)のエピが一番泣かせるんじゃなかろうかと思ってたんだけど、予想通り良かった!

隼人(赤西仁)の父ちゃん・博史(内藤剛志)、強烈な登場だったよね。(^^;
ガラ悪いし、職員室で大乱闘の親子喧嘩するし・・・。
でも、大暴れするようなお父さんでも、ちゃんと隼人のいいところはわかってたから、不思議と不安はなかったなぁ。
隼人が兄弟やダチを大切にする事は、ちゃんと認めていたものね。

そんな隼人とクマの共通点は、兄弟を大切にすることだったようで、自然と二人がわかりあえているのが嬉しかった。
クマの店が地上げにあっている事をただ一人知ってしまった隼人が、クマを守ろうとするところも泣けたよなぁ。
店への嫌がらせがあり、クマに手を貸そうとするヤンクミ(仲間由紀恵)を、「いつまでもセンコー面して口出してんじゃねーよ!」と遠ざけようとしたのは、ヤンクミを巻き込まないための気遣い。
それに気付かないヤンクミに、隼人がクマの想いを伝えるのも何だか良かったし・・・。

そんな中、地上げ屋の脅しに恐れたクマの母親が店の権利証を渡してしまって、それを知ったクマは一人で地上げ屋の事務所に乗り込もうとする。
クマ母から連絡を受けたヤンクミが駆けつけようとすると、隼人たちも行こうとして・・・。
先に行ってしまった隼人以外の生徒たちを、ヤンクミが制止して。
一人、ヤンクミたちと逆方向へ一目散に走っていった竜(亀梨和也)が行ったのは大江戸一家!
なんだぁ・・・竜ったら賢いじゃん!(^。^)
地上げ屋なんて普通の人じゃないし、ここは大江戸一家の皆様の力を借りなければ・・・と考えたのね。

事務所でボコボコにされているクマと隼人・・・そこへ事務所の扉を蹴破って現れたヤンクミ。
かーーーーーっちょえーーーーーーぇ!
今回はヤンクミの啖呵も、いつもよりドスがきいててキマってる気がしたわ。
「そいつらに手ぇ出すんじゃねーーーー!」
地上げ屋の皆さんを叩きのめし、店の権利証を返してもらったところで、背後からヤンクミを狙う木刀を持った男。
その男の手をしっかと握って止めたのが、何とじいちゃん(宇津井健)だよ!(涙)
ヤンクミのカッコよさは、じいちゃん譲りだったのね。
カッコよすぎだよ!>じいちゃん
「孫娘に御用の時は、この黒田龍一郎が伺いましょう」って、紳士的なのにすごみがある!
キマるべきところが、きっちりキマる心地よさ!
あぁ、スカッとした!

気を使ったクマに「いつだって私はお前の味方だ」とヤンクミ。
「卒業しても一生私の生徒だ」という言葉は、クマだけでなく隼人たち3Dの生徒たちにも力強い言葉だっただろうね。

隼人が博史と少し打ち解けたのも良かった。
たまには自分が作ると、隼人が作って置いておいたいびつなおにぎり。
それを食べながら涙する博史。

全体的なまとまりが良かったし、ヤンクミがきちんと暴れてくれてすっきりした!(笑)
やっぱ、ごくせんはこうでなくちゃね〜♪

第9回
「父と息子
涙の絆・・・」
脚本:横田理恵
演出:大谷太郎

ホワイトデーのお返しを九條先生(谷原章介)からもらえると思っていたのに、貸していた本を返してもらっただけで拍子抜けするヤンクミ(仲間由紀恵)とか、ヤンクミのためにハート型のたこ焼きを焼いたのに、大江戸一家の面々に食べられてしまうテツ(金子賢)なんかは面白かったなぁ。
そういうくすっと笑える場面が楽しいんだけど、今回出てきた竜(亀梨和也)の父・小田切(宅麻伸)の態度は腹が立ったなぁ。
自分の言う通りにしてれば、すべてうまくいく・・・みたいな傲慢なものの考え方とニコリともしないところがね〜。(ーー;)
「親には子供に対して一生の責任がある」という小田切の言う事は立派な感じがしたけど、結局竜を部屋に閉じ込めて学校へも行かせず、それで問題を起こす事がないようにしようってわけでしょ?
うーん、それは根本的に何か間違ってるでしょ?
小田切の言いなりになってる竜の母親も頼りないなぁ・・・って思ったけど。

でも、その分竜と隼人(赤西仁)たちの絆が強調されたようで、良かったかも・・・。
閉じ込められている竜を助けに隼人たちが小田切邸に侵入したり、やってる事は誉められる事じゃないんだけど、竜という仲間を思う気持ちだけは伝わって来たよね。
隼人たちを退学させないために、竜は小田切の言う事を聞くと言うんだけど、そんな竜にヤンクミが自分の気持ちを父親にぶつけろ!と一喝。
竜が「学校へ行きたい。仲間と一緒に卒業したい。」と頭を下げ、隼人たちも一緒に小田切に頼み込む。
まぁ、龍一郎(宇津井健)が口を挟んだこともあったけど、何だか最後に小田切が「息子をよろしく」とヤンクミに頭を下げたのは、えらくあっさりし過ぎていたような・・・。
あれだけ頑固そうな小田切だったから、ちょっとビックリしちゃったわよ。

ってわけで、いよいよ来週は最終回!90分の拡大版!
感動の最終回となるかしら?
理事長(井上順)も気になる存在よね〜。
いつの間にか、ヤンクミが大江戸一家の孫娘だと知ってるみたいだし・・・。
最終回はヤンクミに思う存分暴れてもらわなくっちゃ!
最後はスキッと終わってほしいものね〜。

最終回
「胸張って卒業しろ!!
ヤンクミと3年D組、
涙の別れ」
脚本:江頭美智留
演出:佐藤東弥

やはり、また出てきましたなぁ・・・工藤(小林且弥)。
パクられてたくせに脱走までして出てきて、隼人(赤西仁)たちの卒業を阻止しようなんて、そんなパワーがあったら他で使え!って感じですわ。(ーー;)
大体さぁ、隼人たちを卒業させたくない理由が、自分が黒銀学園を退学になっているのに隼人たちだけ卒業できるのに納得がいかないみたいな事でしょ?
逆恨みじゃん!
今クールのドラマは、ワケのわからん事で人を恨むヤツが多いなぁ。(ーー;)
これも時代を反映してるってわけか・・・。

工藤が3Dの生徒達を次々とボコボコにしていく中で、話し合いに向った隼人たち。
ヤンクミ(仲間由紀恵)との約束を守るため、絶対に手を出さないのが健気だった。(涙)
お前ら・・・いつからそんな上等な生徒になったんだ。(・・,)グスン
結局、他の3Dも駆けつけて大乱闘・・・だったけど、3Dの面々は絶対に手を出さず耐えてたんだよね。
なかなか泣けるシーンだった。
そこへヤンクミ登場!
「人間ってーのはな、お天道様に胸張って生きてくもんなんだよ!」
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、やっぱヤンクミの啖呵はカッコいい!
スカッとするとはこの事だ!
猿渡教頭(生瀬勝久)が警察に通報し、工藤はあっさりと捕まった。

・・・と、ここまでの話の方が卒業式部分より感動的だった。(^^;ゞ

ヤンクミが大黒一家の孫娘である事に気付いている理事長が、何とかヤンクミを辞職に追い込みたくて、工藤の件で乱闘騒ぎを起こした生徒たちの新聞記事を理由に3D全員の退学を言い渡す。
当然、待った!をかけるのがヤンクミ。
生徒の代わりに自分がやめると言い出すわけね・・・。
理事長の思うツボ!
だけど生徒は生徒でヤンクミのクビを撤回しなければ、卒業式には出ないと言い出すし・・あぁ、麗しき師弟愛。(笑)
そして、麗しきベタベタな展開。(爆)
「アイツ(ヤンクミ)は俺たちをはじめてまともに扱ってくれたセンコーなんだよ!」
そんな生徒達の気持ちをヤンクミに伝えに行く猿渡。
何気にいいヤツじゃん!>猿渡

そしてヤンクミは3Dに自分のクビをかけられるほどの教え子を持てた事が嬉しいと告げ、胸を張って卒業式に出ろと説得。
そこからは、あの3Dがぞろぞろと卒業式に出て行き、「3年間ありがとうございました」などと優等生チックな台詞を言ってみたり、教え子の姿を見届けて去ろうとするヤンクミに猿渡が挨拶をする機会を作ったり・・・。
ん?ここまで来て気付いたんだけど、最終回って猿渡祭り?(笑)
何だかおいしいところを全部持って行ってる気がするんだけど・・・。( ;^^)ヘ..

卒業式を無事終えた3Dとヤンクミが、毎回のエンディングよろしく駆け出して、そして最後はそれぞれに歩き出す。
私はここで終わっておいた方がよかったんだけどなぁ・・・。
その後のやんばる学院に赴任するヤンクミと猿渡のツーショット部分は、ちょっと余計だった気がする。
全体的にみると、さすがにパート2にもなれば何か「2」なりの話を考えてないと辛かったんじゃなかろうか?
結局「1」と同じような事を繰り返して、中盤はちょっと飽きられてしまったかな?とも思う。
でも、この「水戸黄門」的な展開で気分爽快になれた事には間違いない!
ただ、いくら好評だったといってもパート3はいらないかな・・・。(^^;ゞ

 

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