海猿

++ドラマ版++ ++映画版++

原作:「海猿」佐藤秀峰
P:関口静夫・鈴木伸太郎・橋本芙美
主題歌:B'z ♪OCEAN

 EVOLUTION 1
「運命の幕開け」
脚本:福田靖
演出:羽住英一郎

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映画版の続編をドラマでやるという試み。
そのため、ドラマ開始前にテレビで映画版もオンエアするという配慮もされていたんだけど、その映画を見て私は「こりゃ、映画館で金払ってまでは観たくないなぁ」と思ったんだよね。(^^ゞ
しかし、ドラマ版には仲村トオルや時任三郎という私好みの俳優が出るではないか!
うーん、観なくてはなるまい!(笑)

映画の続きって事だし、ナンボその映画も放送したとは言ってもいきなり続きを描くわけにもいかず、冒頭から中盤までは映画の回想シーンも織り込みつつ、現在の大輔(伊藤英明)がどんな状況にいるかを見せていた。
ただ、ついこの間映画版の大輔を見た私としては、ちょっと仙崎大輔という人物のキャラが変わったようにも思えたのだけど・・・。(^。^;)
念願の潜水士となった大輔は、いまだに人命救助の機会が訪れない。
そんな大輔に横浜への異動の話が・・・。
横浜は恋人(だと大輔は思っている)の環菜(加藤あい)がいるところ。
こうやって、環菜との繋がりもうまい具合に登場するわけやね〜。

巡視船ながれに配属された大輔。
そこで私のお目当ての潜水士隊長・下川(時任三郎)や、大輔とバディを組む特殊救援隊(略して特救隊)の池澤(仲村トオル)の両氏が出てくるわけよ♪
トオルちゃんのたくましい上半身に見とれてしまいましたわん♪
ええ体〜♪
これだから夏の男くさいドラマはたまらんのよね〜♪(久々に野獣)

ま、映画版がそんなに面白いとも思わなかった私にとって、前半はただただ忍耐でございました。m(_ _)m
潜水士・・・潜ってナンボですもの。(笑)
で、やっと潜る場面がやってきましたわ。
エイジアントリップ号の沈没事故。
船の中に残されている要救助者を助けるため、大輔たち潜水士が潜って救助に向うわけですなぁ。
そこで、池澤と大輔が発見した二名の要救助者。
一度に二人救助する事が出来ないので、まず若い外国人を救助するんだけど、残される方の男性に池澤は「絶対に助ける」と断言はしないわけよ。
「さぁ、どうでしょう・・・全力は尽くします」ぐらいな言い方に、大輔はあきらかに不信感を覚えた様子。
そして、「僕が絶対に助けます」と言っちゃうんだけど、どうもこれが良くなかったらしい。
外国人を無事救助して、残された男性を救助に向った時にはもう男性は消えていた。
何でしょう・・・「必ず助ける」と言われたら、人は安心して気が抜けてしまうのでしょうか?
そのあたりが来週明らかになるって事で、うま〜く次週へ引っ張られちゃいましたな。(笑)

映画版で亡くなった工藤(伊藤敦史)が、今クールは曜日こそ違えど「電車男」に出てるんですが、こういうのってどうなんですかね?
映画版で工藤の死というのはひとつの見せ場だったわけで、そういう役をやった俳優さんが同じ局のドラマに同じクールに出演するという事が、個人的にはちょっとイヤです。(^^;ゞ

EVOLUTION 2
「潜水士浮上せず」
脚本:福田靖
演出:羽住英一郎

エイジアントリップ号の船長は船底から見つかった。
池澤(仲村トオル)の意図なと知らずに、「どうして若い外国人から助けたのか?」と言う大輔(伊藤英明)。
池澤が船長にわざと期待をさせないようにしたのは、緊張感を与える事で持ちこたえさせたかったから・・・。
新人の大輔と一緒にパニックを起こしている船長を救助するのは危険だという池澤の判断があったからなんだけど、それに気付いた時はすでに遅いわけ。
若い外国人を救助した後は握手を交わした二人だったのに、またこれで溝が出来てしまったわけで・・・、パートナーとうまくいかないのって辛いものよね〜。(^^;

そして、今度は中国の漂流船が座礁しスクリューを破損したという知らせが。
ぎくしゃくしたまま現場へ向わなくてはならない大輔に、下川(時任三郎)が「池澤に対して萎縮するな!お前は池澤のバディだ!」と声をかける。
対等だと言われても、池澤は特救隊だし先輩だし、エイジアントリップ号の件でも負い目があるし・・・萎縮しない方が難しいよなぁ。(^-^;
救助した5人の中国人は何もしゃべらない。
沈没する船。
そこで大輔がおかしいと思うわけよ!
大切な船が沈むのに、何も言わない5人を見て、船の中に何かあると・・・。
で、池澤と大輔が潜ってみると、南京錠のかかったドアの隙間から動く指発見!
密航者2名・・・。
要救助者を助けるために完全に浸水させ、意識を失った状態で運び出すと池澤。
息を3分も止めてなきゃならないなんて、やっぱ鍛えてなきゃ出来ない仕事ですなぁ。

計画通り意識を失った密航者を救助しようとしたものの、途中で意識が戻り激しくしがみつく要救助者。
ナンボ鍛えてても、ああやって水中で暴れられたら助ける側も消耗してしまうし危険よね。
救助した後、大輔がなかなか浮上しなかったのは、ちょっと焦ったわ。
まぁ、主役だしこんなところで消えるわけないんだけどさ。(^^;ゞ
先に救助した5人に怒りをあらわにする大輔の気持ちもよくわかった。
あのまま船が沈没したら、密航者2人は閉じ込められたまま死んでたんだもんね〜。

大輔と環菜(加藤あい)のすれ違いみたいなものも、このドラマにとって必要なんだろうけど、どうも私はその場面になるとテンション下がっちゃうんだよなぁ。

しかし、実際にこういうお仕事をなさってる方がいらっしゃるんですね〜。
家族も大変だろうなぁ。
来週はそのあたりも見られそうだし、池澤が何か病気を抱えてそうなのも気になるところ。
正直、大輔より下川や池澤狙いで楽しみたいと思っていたので、来週は期待通りの回になりそうかも・・・。(笑)

EVOLUTION  3
「置きざりの愛」
脚本:福田靖
演出:羽住英一郎

下川(時任三郎)と池澤(仲村トオル)がいいね〜♪
っつーか、主役は大輔(伊藤英明)だったっけ。テヘヘッ(*゚ー゚)>
正直言って、大輔と環菜(加藤あい)の場面は思いっきり休憩しちゃってるよ。(笑)
んで、下川とか池澤のプライベートには、めちゃめちゃ興味がある私。
今回はそんな私にとって主役な二人の家族が見えてきて、なかなか良かったです。

訓練中に大輔を試すため、わざと残圧を減らしぎりぎりの状態で浮上しようとする池澤。
案の定、予想外のことに大輔は焦り急激な浮上で池澤もろとも軽い減圧症になり入院。
減圧症とは血液中に窒素がたまることらしい。
そこでお見舞いに来ていた池澤の妻・尚子(芳本美代子)が、池澤を「まーくん」と呼ぶのを大輔が聞いちゃうのよ〜。(笑)
あの池澤が奥さんに「まーくん」って呼ばれてるのが可笑しいよなぁ。

で、ある休日。
下川は別れた妻(奥貫薫)との約束で、離れて暮らす娘と遊園地へ。
池澤は家で妊娠中の妻と過ごし、大輔は環菜とデート。
そこへ緊急出向命令!
環菜をおいていく大輔を見ても何も感じなかったけど、娘を送り届けることも出来ず駅のホームで別れて、乗り込んだ電車の中から心配そうに娘を見ている父・下川の表情がせつなくて・・・。
おいていかれた娘ももちろんかわいそうなんだけど、おいていかなきゃならなかった下川の胸のうちを思うとつらかったわ〜。
こうやってこの人は奥さんとも別れることになったんだろうなぁ。

妊娠中の奥さんと、せっかく作ってくれた手料理に口もつけずに出て行かなきゃならない池澤や、現場へ向かう夫の背中をベランダから見ているだけの尚子というのも、ちょっとせつないものがあった。

それにしても池澤は何なの?
目の異常?それとももっと別の深刻な病気?

うーん、やっぱ潜って助けてくれないと面白みが半減しちゃうなぁ。
来週は救助のシーンもありそうだし、ちょっと期待してもいいかな?(笑)

EVOLUTION 4
「海に消えた想いを探せ!」
脚本:福田靖
演出:小林義則

このドラマ、「潜ってナンボ」と言い続けてまいりましたが、ちょっと訂正。
「救助活動してナンボ」な感じですな。(^▽^;)

今回は沈没した船の船長の遺体捜索から、その船長の遺品である腕時計を捜すという流れ。
船長の息子・雅也(波岡一喜)の海保への不信感。
その雅也が働く店とは知らずに、そこで環菜(加藤あい)とデートしてしまった大輔(伊藤英明)。
「海の上でも環菜のことばかり考えてたよ〜♪」と甘える大輔を、うらめしそうに見ている雅也。
大輔のプライベートな時間ではあったけど、そんな事は遺族には関係ないもんなぁ。
父親を亡くした雅也にしてみれば、大輔の「海の上でも・・・」発言は許せなくて当然かも。

で、雅也が父親の腕時計を探すため毎日海へ潜っているのを知り、大輔も一緒に潜ったりするんだけど雅也の心は開かない。
そんな大輔を後押ししたのが下川(時任三郎)だったね。
訓練の内容を変更して、腕時計の捜索に充てるとは・・・。
っつーか、巡視艇出して腕時計一個を探すなんて、いくら訓練という名目でもやっていいのかしら?(^▽^;)
時計は結局見つからなかった。
でも、大輔をはじめとする海保の情熱は感じたようで、雅也の顔からとげとげしさが抜けたのは良かった。
が、父親の時計が見つからなかったことを諦めるけど、代わりに大輔の物を何か頂けませんか?っつーのはどうよ?(笑)
それって何だか違う気がしたんだけどなぁ。(^▽^;)

大輔は雅也に自分のダイバーズウォッチをあげるのよね。
で、環菜が大輔の誕生日プレゼントに・・・と買ってくれたのがダイバーズウォッチ!
この偶然は嬉しいかも・・・。
いつもは大輔と環菜のシーンが浮いてる気がして、あまり興味もなかったんだけど、今回のようにエピに絡んでくるのならいい感じだわ。
ただ、時計をもらった後の大輔の喜び方がな〜・・・。
「お母さん、産んでくれてありがとう」なんて言われても・・・。(´ヘ`;)
嬉しさのあまり、でんぐり返りをされても・・・。(´ヘ`;)
しみじみ喜んでくれてたら、それなりに感動もしたのに、妙なテンションで騒ぐから引いちゃったよ。(゚ー゚;Aアセアセ

来週は池澤(仲村トオル)の目のことが明るみに出るようですね。
池澤メインの話になるのかしら?(〃 ̄ー ̄〃) 
ちょっと楽しみ〜♪

EVOLUTION 5
「突然の別れ」
脚本:福田靖
演出:小林義則

別所(三宅弘城)が海保を辞めると言い出したり、池澤(仲村トオル)が潜水士をやめて陸上勤務に移ると言い出したり・・・。
「やめる」という点で同じように見えて、勝田(夏八木勲)が言うように「闘志を失った者と力の限界を感じた者」という違いがあったわけね。
んで、力の限界を知った者の方はなかなか諦めがつかないという勝田の言葉にも頷く部分が多かった。

・・・、しかし・・・。
どちらにもバディがいるわけで、そのあたりがうまく伝わると感動的だったエピのはずなのに、何だかイマイチ。
別所とバディを組んでた永島(坂本真)は当然やめてほしくない。
ところが別所は自分が無茶をすれば、永島も無理をしてしまうのをわかっていて、やめる決意をしていたってわけ。
そのへんも役者の演技がもうちょっとうまかったら結構泣けたんじゃないかと思うんだけど、心を揺さぶってはくれなかった。

で、潜水士をやめようとしていた池澤が大輔(伊藤英明)にケンカを売って、二人の懸垂対決。
これも何だかつまんなかった。
大輔が負けて、「池澤さんのバディになりたいんです」という台詞が出てきて・・・感動する場面かな?とは思ったけど、やっぱ心は揺さぶられなかったわ。

結局、別所さんはやめて、池澤は「あと半年、ながれで潜らせてもらえませんか?」と下川(時任三郎)に頼み、残ることに・・・。
さんざん「前半のクライマックス!」みたいなCMを流していたわりには、大したことなかったんじゃないのかなぁ?(^▽^;)

EVOLUTION 6
「不審船射撃」
脚本:福田靖
演出:羽住英一郎

相変わらず大輔(伊藤英明)と環菜(加藤あい)の恋愛とか、さらに絡む冬柴(鈴木一真)なんかにはさっぱり興味がないんだけど、終盤になっての不審船の話は良かったと思う。
潜水士だから潜るのが仕事みたいに思ってたけど、こういう場合には射撃の準備までしなきゃならないなんて・・・。
大輔もこれまでこういう任務には就いたことがなかったから、すごく戸惑ってる雰囲気が出てて、それがまたいい感じに緊張感でドキドキしちゃったわ。
不審船に近づいた時、相手がどこの国の船かもわからないから、いろんな国の言葉で呼びかけてるのが「なるほどなぁ」って感じだった。
それに空から追跡してる飛行機からの映像で、不審船にロケット砲を持ってる人物がいるって事まで解析できちゃうのもビックリよね。Σ(゚Д゚;エーッ! 
何だか妙にお勉強感覚で見ちゃったわよ。

人命救助が仕事だと思っていた大輔にとって、任務となれば威嚇射撃だけでは済まないところまでやらなくてはならないというのが耐えられないかもしれないね。
辛い仕事だなぁ。

で、池澤(仲村トオル)がこんな状態の中、尚子(芳本美代子)も大変なことに・・・。(^▽^;)
切迫早産の恐れがあり、入院。
環菜が付き添うんだけど、テレビから流れる不審船のニュースも気になって仕方ないわけよ。

下川(時任三郎)が矢吹(布施博)の復帰を待ってるなんてエピもありましたなぁ。
個人的に布施さんにはいまひとつ萌えないのですが(^▽^;)、男の友情を感じさせるようなエピで、もしかすると(TωT)ウルウルさせてくれる話かもしれませんな。

予告の雰囲気だと、威嚇射撃だけでは済まなかった様子。
池澤や大輔の反応が・・・ちょっと心配。

EVOLUTION 7
「人を殺した」
脚本:福田靖
演出:小林義則

不審船への威嚇射撃命令。
威嚇射撃に発砲してくる不審船。
そうすると次は威嚇ではなく、狙いを不審船に定めての射撃。
不審船は爆発、そして沈没。
人が乗っていたのを知っていて、撃たなくてはならなかった池澤(仲村トオル)と大輔(伊藤英明)。
任務を遂行するためとはいえ、人を殺した事の重み。
人を殺した手で、尚子(芳本美代子)のお腹に手を当てられない池澤の気持ちも、環菜(加藤あい)に別れを告げた大輔の気持ちも分かる気がした。
特に池澤の方かな・・・より理解できたのは・・・。

そんな男たちを今回は女性がしっかり支えてましたね。
傷ついた男たちを支えるのは、愛情なんですなぁ。
環菜の「何があっても大輔君を支えるから」という言葉も良かったけど、ここでもやっぱり尚子の方がぐっと来た。
「何があってもあなたはあなたよ。この子のパパなんだから。」と池澤の手を取り、自分のお腹に触らせる。
そこで見せた池澤の涙には泣けちゃったなぁ。
理由はどうであれ、人を殺したという重みにつぶされそうになっていた時、救ってくれた彼女や妻の存在。
そのあたりはまずまず良かった・・・。

だけど、冬柴さん(鈴木一真)と環菜のシーンとか、個人的にはいらないんだよなぁ。(^▽^;)
冬柴さんと大輔の間で環菜が揺れるのを見せたいんだろうけど、それにしては冬柴さんが魅力的に見えないし・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
吉岡(佐藤隆太)が潜水士になるための訓練を受けると決めたらしいけど、「絶対に戻ってくる」と誓った「ながれ」は廃船が決まっている。
このあたりもどうなっちゃうんだろう?

そして予告・・・。
あれは何?池澤さんは死んじゃうの?
えーーー、尚子のためにも生まれてくる我が子の為にも、そして私のためにも死なないでーーー!。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

EVOLUTION 8
「池澤、死す」
脚本:福田靖
演出:羽住英一郎

。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン 
このドラマにそれほど思い入れがあるわけでもないんだけど、池澤(仲村トオル)で泣きました。
だってさ〜、サブタイトルで思いっきり「池澤、死す」なんだもん。
「死」確定じゃないですかーーー!
最初っからそういう目で見ちゃうじゃないですかーーー!
そうなると、2週間の出動命令で尚子(芳本美代子)の出産予定日に立ち会えない事も、ながれの中で子供の名前を考えているところも、ぜーんぶ泣けてしまうわけよ。
尚子から陣痛が始まったという知らせを受けて、いつの間にか用意していたお守りのありかを伝えるところなんかも泣けちゃったなぁ。
ながれの中で記念撮影してるところも、「これが遺影になっちゃうのかしら」なんて思ったりして、全部そこにつなげてしまう自分が悲しい。

漂流者を救助したところから、ロシアの船・トリスターナ号が何者かに乗っ取られた事がわかり、ながれで近づいてみると船長に銃口を向けている人物の姿。
一瞬の隙をついて海へ飛び込んだ船長を大輔(伊藤英明)が救出。
初めて池澤が大輔を「よくやった」と誉めた矢先、一発の銃弾が池澤の首に命中。
池澤の血を浴びる大輔と、首をおさえて倒れていく池澤。
何度となく予告でもCMでも見たシーンだったのに、やっぱり泣いちゃったわよ。
防弾装備もしてたのに、首を撃たれるなんて・・・。
また、そんな中で尚子が女の子を産んだのも、また泣けちゃった。
尚子が出産を終えたシーンと、無事救助した大輔を池澤が誉めてる声が重なって、まるで池澤が尚子に「よくやった」と声をかけているようでもあり、だからこそ余計にその後の池澤が銃弾を受けるシーンが哀しくて・・・。

池澤が撃たれて苦しんでいる・・・そんな中でも要救助者がいれば救助に当たらなくてはならない潜水士たち。
でもね、今度ばかりは大輔の「嫌だ!」と従わない気持ちもわかったわ。
だって、船を奪った奴らが自分で船に火をつけ、人質を装って海に飛び込んだのに、何で池澤を撃った奴らを救助しなくちゃいけないんだ!だよね。
いくら命令でも人間の心は、そんなに簡単に割り切って考えることなんてできませんから。

池澤が生死の境をさまよいながら、生まれたての赤ちゃんを想像して手を伸ばすところも泣けて泣けて仕方なかった。
これから、また一人家族が増えて、楽しいことがたくさんあっただろうに・・・。
せめてひと目会いたかっただろうな・・・わが子に。
一度は力尽きようとした池澤の手を、「諦めるな!池澤さん!」と大輔ががっちりつかんだところも、大輔が池澤を絶対に死なせない!という気持ちが伝わってよかった。
その分、最後に池澤の手が大輔の手の中から滑り落ちた瞬間に、涙がドーーーーー!

あぁ、このドラマを池澤&下川(時任三郎)目当てで見ていた私としては、池澤殉職で楽しみ半減。
これから先、何を楽しみに見ていけばいいの?>池澤さん
やっと息が合ってきたバディを目の前で亡くして・・・、大輔がショックを受けるのも無理はない。
そうなると、大輔がどうやってこの壁を乗り越えるか?が見どころになって来ますね。

EVOLUTION 9
「失われた夏を求めて」
脚本:福田靖
演出:羽住英一郎

池澤(仲村トオル)が息絶えるシーンは、今週見ても涙が出ちゃったよ。(´Д⊂グスン
隊長として人質を装った加害者を救助しつつも、池澤が死んだ事を知ると「撃ったの、お前か?」と下川(時任三郎)が迫るtころは、これまたせつなくなった。
人間の感情は、こうも素直なものなんですね。
大人だからとか、人命救助が仕事だからとか、隊長だからとか・・・、そんな事は何も関係ない。
仲間の死、撃った者が目の前にいるという状況・・・冷静でいられるわけはありませんわ。

尚子(芳本美代子)に池澤殉職の知らせが届くところも泣けちゃったよ。
子供を産んで、喜びに包まれて、池澤が戻って来て喜ぶ顔を思い浮かべたりしていただろうに、そこに現れたのはスーツ姿のおエライさんたち。
いきなり殉職だなんて言われても、頭がついていかないよなぁ。
「つつしんでお悔やみ申し上げます」と頭を下げられても、理解できないって・・・。

「池澤さんから名前預かって来ました」と、尚子にメモを手渡す大輔(伊藤英明)。
いろんな名前が書いてある中で、印がつけてあったのは「真子」という名前。
「真樹」の「真」と「尚子」の「子」で真子・・・案外単純だと大輔。
池澤が必死に名前を考えていた姿を、ずっと見ていたんだもんね〜。
尚子が明るく努めているのが、また涙を誘うんですわ。
そこへ大輔の「すいませんでした。池澤さんを死なせてしまって・・・すいませんでした。」でしょ?
もう一気に泣いちゃいましたよ。

池澤の死、そして人命救助を拒んだこと・・・これが大輔自身を苦しめる。
自信をなくした大輔に呉で教官助手としての派遣命令が下る。
ここで吉岡(佐藤隆太)が頑張る姿や、下川のバディだった矢吹(布施博)の諦めない姿を見て、大輔がもう一度奮起するわけね。
そして、一番重要だったのは目の病気を知り、潜水士としての限界も感じていた池澤が、大輔がいたから辞めずに頑張っていたということ。
池澤は大輔を認めていたんだね。
それだけに池澤の死が悔やまれますなぁ。

やる気を失っていた大輔が、ようやく熱い気持ちを取り戻したようでよかった。
試験で20キロの重りを持ち上げられない吉岡に、「お前、潜水士になりたいんだろう?諦めるな!持ち上げて来い!」と声をかける大輔だけど、「諦めるな」という言葉は、大輔自身に言ってるようでもあり・・・。

池澤の死というエピで、ドラマ的には盛り上がってると思います。
ただ、主役でありながらどうも大輔の印象が薄いんですが・・・。(^▽^;)
それはそれでアリなんでしょうか?

EVOLUTION 10
「命にかえて」
脚本:福田靖
演出:小林義則

環菜(加藤あい)の部屋で裸にバスタオル姿の大輔(伊藤英明)が、環菜を訪ねて来た母親・歌子(朝加真由美)とご対面〜なのは笑ったな。
で、タオルがはらり・・・なのもお約束。(笑)

歌子の夫・つまり環菜の父親が海で死んだからといって、海で働く大輔との交際にあれだけ反対するのはどうかと思った。
確かに娘にまでそういう想いをさせたくないという気持ちはわかるけど・・・。
で、正直言うと・・・何故か大輔&環菜の話になると、自分の中のテンションが急激に下がってしまうのだ。(^▽^;)

下川(時任三郎)と娘の唯(一木有海)の面会を、自分が再婚するからこれっきりにしてほしいと言う里江子(奥貫薫)もどうかと思った。
新しいパパが出来るから・・・なんて理由で子供が納得するわけがない。

で、もう唯には会えないかも・・・と思っていた下川がボートの転覆事故で救助に向かうと、あと一人だけ見つかっていない要救助者が自分の娘。
冷静になれない気持ちもわかるわ。
そして、そんな下川や大輔の行動を見て、すぐに何かあると気付く勝田(夏八木勲)もすごいよなぁ。
救助のシーンになると緊迫感も出てくるので、ついつい見入ってしまうわ。
「冷静に行動できるか?」と訊く勝田に、「要救助者が誰であろうと、自分は任務を遂行するだけです!」と下川。
うーん、カッコいい♪
そう言いつつも、現場では隠しきれない父としての想いが表情に表れてて、身内が絡む難しさを感じてしまいました。
転覆したボートは発見したものの、水中からの救助は不可能。
特救隊に応援要請をするんだけど、その到着をただ待っていられないって感じで大輔が必死にボートの中に取り残された唯に声をかけてたよね。
しかし唯ちゃん・・・転覆したボートの中でもかろうじて顔が水につからない程度の状況で気を失ってるあたり、生命力はあるとお見受けしました。<(_ _)>
唯ちゃんは出来れば下川に助けてもらいたいなぁ。

特救隊という言葉で、また池澤(仲村トオル)を思い出してしまうのがせつなかった。。・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん

最終回
「この手を離さない」
脚本:福田靖
演出:小林義則

このドラマは、池澤(仲村トオル)の死がピークだったな。
ラス前で下川(時任三郎)の娘・唯(一木有海)が転覆したボートの中に取り残されたから、最終回は下川が盛り上げるのかと期待もあったんだけど・・・。
いざ最終回となってみれば、「特救隊待てません」→「我々で救助しよう」→「唯救助」→「下川意識不明」って感じで、「とっとと進んでしまった」感じ。
出来れば唯を救助するまでの部分を、もうちょっとじらして欲しかった。

で、このまま植物状態が続くかもしれないと医師に言われていた下川が、唯の呼びかけであっさり目を覚ますところも簡単に進んじゃった感じで薄っぺらに感じてしまった。
「今、指が動いた」と唯が言って、大輔(伊藤英明)も「隊長!」と必死に呼びかけるんだけど、その後の下川の目が開くあたりがなぁ・・・。(^▽^;)
「あぁ、よく寝た!」ぐらいな感じで、ぱっちり目覚めてんだもん!
そんなもんなのかなぁ?
でも、何だか違和感・・・って感じだった。

環菜(加藤あい)の母親(朝加真由美)に大輔が「僕は海では絶対に死にません。必ず生きて帰ります!」と言うところも、あれだけ反対していた母親が「よろしくお願いしますね」と受け入れるだけの要素があったのかなぁ?と思うし、一方では再婚するから唯とは今後会って欲しくないと言っていた里江子(奥貫薫)が今後も月に一度会うことを許したり・・・。
もちろん、下川が危険をおかしてまで唯を助けたんだから、そのぐらい当然といえば当然なんだけど、あっちもこっちもあっさりカタがついた気がして・・・どうも、いかん!(爆)

ながれの廃船式・・・遺影の池澤にはちょっと(TωT)ウルウルした。
ラストの環菜と大輔のキスシーンは、映像としては美しかったけど個人的には必要ない感じがしたんだけどなぁ。(^▽^;)

映画も作ってるから確かな結末を用意しなくてもいいし、適当に終わっちゃったのかしら?
うーん、あまり好みの最終回ではなかったわ。<(_ _)>

 

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