女系家族

原作:「女系家族〈上〉」「女系家族〈下〉」山崎豊子
P:森川真行・荒井光明
主題歌:今井美樹 ♪愛の詩

第1回
「激突!
愛人と三姉妹骨肉の
遺産相続争い!
目的は遺産より復讐」
脚本:清水曙美
演出:酒井聖博

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初回拡大版って、拡大するにもほどがあるってーの!(^^;
108分もかけて、ほんのプロローグだよ。
あー、疲れた。( ;^^)ヘ..

老舗の呉服問屋「矢島商事」の嘉蔵(森本レオ)と6年前から付き合ってきた文乃(米倉涼子)。
代々女系で婿養子が跡を継いできた矢島商事で、嘉蔵が亡くなり遺産相続問題が浮上。
長女だという事を主張したがる藤代(高島礼子)、婿養子をとったのを武器にして跡継ぎを譲らない千寿(瀬戸朝香)、お金に対する執着はないものの亡くなった父親に対する想いが一番強い雛子(香椎由宇)、そして一番末っ子の雛子について自分に都合の良い条件にしようとしている叔母の芳子(浅田美代子)。
そんな女系家族に愛人という立場の文乃がどう立ち向かうのか(本人は立ち向かってるつもりはないが)・・・。
まぁ、初回は本当に序章だったので、次からが見ものでしょう。

文乃あての遺言状があったのに、本宅へ出向き「お金を1円も頂かなくて結構です。」と言い切ったのは、間違いなく文乃の本心だろう。
なんせお金では買えないものが、文乃のお腹に宿ってるんだからね〜。
無事に産む事ができるのかしら?
予告ではいきなり帯を締め上げられてたし・・・。
ドロドロしそうだな・・・夏なのにイヤ〜な汗をかきそうなドラマだこと。(笑)

しかし瀬戸朝香はどんな役で出ても、喋り方が同じだよなぁ。
それでいいのだろうか?

第2回
「確執」
脚本:清水曙美
演出:酒井聖博

藤代(高島礼子)の総領娘ぶりもいいけど、私は何気に雛子(香椎由宇)に取り入って財産を狙っている叔母の芳子(浅田美代子)がキャラとしては面白いなぁ。
亡き嘉蔵(森本レオ)の子を文乃(米倉涼子)が宿している事について話し合ってる場面で、さらっと芳子が言い放った「とんだ生前贈与だこと」という台詞が、めちゃめちゃ笑えた。
いや、笑うところじゃないけど・・・。(^^;ゞ

矢島家が代々女系の血筋だからって、婿養子の嘉蔵が外の女に身ごもらせた子供がいては血筋が汚れるという感覚もすごいなぁ。(^-^;
っつーか、血筋はどうだか知らんけど、確実に人間としてそちらの方が汚れていると思うのですが・・・。(爆)

文乃が宿している子供が本当に嘉蔵の子供なら、10億ぐらい相続しても当然と聞いて焦る娘たち。
ならば先に金で決着をつけた方が・・・という芳三郎(高橋克典)の提案で、金額1000万と言われると、それでも「1000万も・・・」という藤代。
10億からみれば1000万なんて安いもんじゃん!
それすら口惜しいというのでしょうか?
ケチくさい総領娘ですな。(笑)
でも何かと藤代の相談にのってる芳三郎も、絶対にウラがある感じ。
やたらと文乃と繋がりを持とうとしているのは、総領娘の藤代につくべきか、嘉蔵の子供を宿した文乃につくべきかを計算してるのかしら?

んで、「お前もか!」なのが宇市(橋爪功)。
矢島家の骨董品の中でも10本の指に入るという高価な掛け軸が修理から文乃のところに戻って来て、「私が戻しておきましょう」と言ってパクりやがった!(笑)
推定3000万だそうな・・・。
「退職金代わり」と宇市は言ってたけど、この掛け軸・・・後々問題にならないのだろうか?(・・;)

文乃はお腹の子供を姉妹に狙われて大変ですなぁ。
新作着物の講習会に出れば、モデルになって帯をぐいぐい締められる。
母子手帳を出せと言われ、まだ作ってないと言えば、千寿(瀬戸朝香)の知り合いの医者に診てもらおうと三姉妹&芳子が着物姿で迫ってくる。
藤代が提示した1000万をあっさり受け取った方が身の為・・・と思ってしまうんだけど、それは文乃のプライドが許さないんですかね・・・。
っつーか、受け取ったら話は終わっちゃうんですけど。(^^;ゞ

原作も全く知らないままで見ているので、今後どんな風に話が展開するのか想像するだけでも面白いわ。
ただね・・・踊りのお師匠さん役に高橋克典というのが、ちょっとイメージ違うかな?と思ったりはする。
どっちかといえば、沢村一樹の方がお師匠さんっぽいかな?

第3回
「非情」
脚本:清水曙美
演出:竹村謙太郎

矢島家の三姉妹と叔母さんに病院へ強制連行された文乃(米倉涼子)。
本当に妊娠してるかどうか調べるってーのもどうかと思うけど、内診中に診察室へずかずか入ってくる無神経さも相当なもんだわ。(;´Д`)
文乃の妊娠は本当で、もうすぐ4ヶ月・・・。
文乃が帰った後で医者が言った「妊娠後期に妊娠中毒症にかかる恐れがある」という言葉で、藤代(高島礼子)は堕ろさせる方向で動くことに。
っつーか、人の腹の中で育ってる子を何だと思ってるんだか・・・。
「命」なんて感覚は微塵もないよね。(゚ー゚;Aアセアセ

不動産やら骨董品やら、それぞれが遺産の値踏みをしてるのも恐ろしい。
いかに損をしないか、いかに他の相続人より多い取り分を得るか、そんな事ばかり考えてるようじゃ亡くなった嘉蔵(森本レオ)も成仏できまい。(笑)
で、実際の相続人である三姉妹に、それぞれハイエナのごとくくっついてる人物がいて、それもなかなか面白い。
特に藤代から「若さん」と慕われていて、明らかに藤代の財産を狙ってる芳三郎(高橋克典)が、文乃にも取入ろうとしているのが興味深い。
どちらが特なのか、これまた値踏み状態なんだろうか?
心をがっちりつかんでいる藤代はキープ、まだまだ展開の読めない文乃も手放せないってとこかな・・・。

そして、宇市(橋爪功)がパクった掛け軸、やっぱり問題になったわね。(笑)
みんながあの軸を狙ってたんだ・・・。(゚ー゚;Aアセアセ
苦し紛れに会社の資金を作るために一時手放したんだとか、景気が回復したら買い戻すつもりだったから目録から消してないとか言ってたけど、この軸の行方はきっちり調べられちゃうんだろうな。
会社の細々した事を一番知ってるのが宇市だけに、一番厄介なのはこの男なのかも・・・。

またまた親族会議に呼ばれた文乃は、藤代から「矢島家のために堕ろして頂けませんか?」と、丁寧に堕胎をお願いされるわけですなぁ。( ´ー`)フゥー...
こうなったら、どこぞに身を隠してでも産まねば・・・。(笑)

第4回
「新事実」
脚本:清水曙美
演出:竹村謙太郎

赤ちゃんを堕ろす事を拒んだ文乃(米倉涼子)に苛立って、「死んでもいいって言ってんだから、死ねばいいのよ!」と藤代(高島礼子)。(((( ;゚д゚)))アワワワワ
怖いっすね〜。

怖いといえば、矢島家の財産を一番把握してて、尚且つ自分に都合の良いように隠している宇市(橋爪功)も怖いわ。
秋田の山林の事も、しっかり藤代につっこまれてたし・・・。
嘉蔵(森本レオ)が亡くなってがっくりしてボケてしまったなんて取り繕ってたけど、みんな疑いの眼差しだよ。(笑)
預金総額3億4500万にも納得いかない様子の相続人たち。
相当隠し事のありそうな宇市だけに、これからは暴こうとする側と暴かれまいとする側の攻防戦も楽しみ!
仕入先からのキックバックまであるっちゅーんだから、矢島屋って宇市の思うがままだった事がわかりますなぁ。

叔母の芳子(浅田美代子)は雛子(香椎由宇)にお見合いを勧めてたけど、それはお見合いを成功させてガッポリ、雛子を養女にし受け取る財産を手に入れて、またガッポリって手はずみたい。(笑)
いやぁ、どこまでも計算高い叔母さんですなぁ。(^▽^;)

そして、何気に気になる芳三郎(高橋克典)。
今回は嘉蔵の写真を藤代に奪われた文乃に、自分の手持ちの嘉蔵の写真を渡して気を引くんですね。
で、愛人という立場で子供を身ごもった文乃に、実は自分も愛人の子で認知もされておらず、踊りの世界では歓迎されない立場だからこそ、あなたを応援したい・・・なーんてヌカすわけ!
どうよ?これって真実?
もしかして、もしかして・・・芳三郎も矢島家と関係あるって事はないのかしら?
だってさぁ、亡くなったのは嘉蔵(よしぞう)さんで、若さんは芳三郎(よしさぶろう)でしょ?
字は違うけど、ちょっと似てるし・・・。
んで、叔母さんは芳子(よしこ)さんでしょ?
なーんか繋がってる感じがしないでもないんだけど、考えすぎ?(^▽^;)
原作知らないから、いろいろ想像するのも楽しいんだけどね。ヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ
なんせ、芳三郎が文乃と藤代を量りにかけてるっぽいところが、ドラマ的にはいい感じです。

文乃の職場では、山下容莉枝さんがいい味出してますな。
文乃のお腹の子の父親が誰であるか気付き、真っ先にふれ回り・・・。(笑)
この件を理由にデパート側が全店舗から矢島屋の撤退もあり・・・と言ってくるわけだ。
矢島屋にとって、それは困るわけで・・・この危機を回避するために芳三郎は文乃を本店に異動させろとアドバイスするんだけど。
本家に文乃を呼び出した藤代姉さん・・・襖の開け方がとっても乱暴で素敵です♪
呼び出したくせに「あなた、一体何をたくらんでるの?」ってどうよ?
文乃にすれば「U゚Д゚U ハァ?」だわな。(爆)

第5回
「流産」
脚本:清水曙美
演出:伊藤寿浩

文乃(米倉涼子)が矢島家の本社に入れば、愛人ではないという何よりの証拠になると藤代(高島礼子)。
一方で千寿(瀬戸朝香)は「お腹の子供の始末をして下さい。」と文乃に迫る。
結局、始末するか本社へ入るかの二択。(^▽^;)
そりゃあ、何が何でも子供を産みたい文乃にとっては、「本社へ入る」を選ぶしかないわけで・・・。(笑)

しかし、財産だけでなく文乃の子供まで都合よく手に入れようとしている良吉(沢村一樹)にはビックリしちゃったわ。
本社に入った文乃に優しくして信用させて、いずれ生まれてくる子供を自分たちの養子にしようなんて、いつから考えてたのかしら?
いくら愛人の子供だとはいえ、嘉蔵(森本レオ)の血を引いた子供が生まれるんだし、自分たちのところには子供が出来ないんだからね〜。
でも、そんなために養子にしたとして、可愛がったり出来るんだろうか?(´ヘ`;)

そして四十九日の法要。
お墓参りをしたいというささやかな文乃の願いが聞き届けられたかと思えば、嘉蔵の墓の前で藤代がネチネチと嫌味を言い出すんだもんなぁ。
でもね、よくよく聞いてみるとまんざら間違ったことを言ってるわけでもないような気がしたのは私だけ?(^▽^;)
このお墓に眠っているのは嘉蔵だけでなく、嘉蔵の奥さんや代々女系家族を支えてきた先祖が一緒に眠ってるんだと・・・。
そんなお墓に愛人の文乃がお参りしたいなんて・・・って、藤代の言い分もわかるなぁと思っちゃったわ。

問題になっている秋田の「大したことない山林」・・・。
ぜーーーったいに「大したことない」わけない!(爆)
宇市(橋爪功)が例のお軸同様、「退職金代わり」に頂こうと計画してたみたいだけど、藤代のチェックが厳しいもんね。(笑)
でも、藤代以上に山林に興味を抱いてるのが若さんこと芳三郎(高橋克典)だし、この問題からも目が離せないわ。
その件で、若さんと二人っきりで山林を確認しに行けるとウキウキしてた藤代がちょっと可愛かったのに、千寿と雛子(香椎由宇)まで一緒に来ると言い出して・・・藤代ショックだろうね。Σ(´д`ノ)ノ 

しかし矢島家の新作着物の展示会なんて大事な日に、山林の確認に行っててよろしいんでしょうか?(^▽^;)
展示会より遺産なんですね。(笑)
でも、その程度にしか思われてない展示会に出品する大切な着物を取りに、会場からデパートを着物が乱れるほど走り回った文乃の立場は・・・。
あわや流産か・・・という危機で、側にいてくれたのが若さん。
うーん、こういう事で文乃のハートをがっちりつかもうとしてるんですかね?

いろんなものを「退職金代わり」に隠してそうな宇市さんが気になるところ。
実はまだまだ何か持ってるんじゃないかしら?(笑)

第6回
「修羅場」
脚本:清水曙美
演出:酒井聖博

いやぁ、宇市さん(橋爪功)がエロイ!(爆)
具合が悪くなって横になっている文乃(米倉涼子)に近づいた後の指先のアップ・・・エロすぎます。(゚ー゚;Aアセアセ
その形でどこを触ろうと・・・アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ 
とりあえず、指の形を変えて横になった文乃の体を触るか触らぬか程度のところを、さわ〜〜っと通り抜ける宇市の指先。
そして、文乃にチューでもするんじゃないか?ってぐらい接近した後、思い直してこの機会に・・・とばかりに嘉蔵(森本レオ)がこっそり文乃に託した物がないか家捜しするんですわ。
この男、かなりのクセ者ですな。
もう一歩ってところで文乃が家捜しする宇市を見つけてしまったんだけど、あれは大事な物が隠されてるタンスだったようで・・・。
文乃が一人でタンスの引き出しを見てた時は、封筒に入った「遺」の文字だけ見える書類らしきものがあったよね?
文乃だけに託された遺言なのか、遺産の分配が記された書類なのかわからないけど、なんせ文乃もしっかり何か持ってそうで面白くなって参りました。

藤代(高島礼子)は若さん(高橋克典)絡みで文乃に嫉妬の炎をメラメラと燃やしてるようだし、その嫉妬心を巧みに利用している若さんも上手って感じで目が離せませんわ。
何気に良吉さん(沢村一樹)もしたたかな感じがするし、女だけでなく男もねちっこくてドラマ的にはいい感じ。(笑)

しかし、今週はなんと言っても宇市さん!(爆)
文乃の家から持ち出してしまったピンクの布きれの匂いを嗅いだ後に、君江(伊佐山ひろ子)を抱き寄せ乳を揉む。エッチィー♪…(*ノ∀ノ)イヤン 
それってば、やっぱ、君江を抱きながら脳内変換で顔は文乃に・・・ってわけですよね?(^▽^;)
宇市のエロさばかりが気になってしまいました。<(_ _)>

第7回
「汚らわしい!」
脚本:清水曙美
演出:竹村謙太郎

嘉蔵(森本レオ)の遺品整理。
遺産の相続となれば必死な三姉妹が、遺品となると大して興味もないって感じなのがね〜。(^▽^;)
嘉蔵さんも哀れよね〜。(゚ー゚;Aアセアセ
でも、その遺品で文乃(米倉涼子)を釣るエサにしようと計画する千寿(瀬戸朝香)と良吉(沢村一樹)や、ちゃっかり文乃と嘉蔵の愛の巣の合鍵を持ち出す藤代(高島礼子)が怖い。
怖いといえば、雛子(香椎由宇)も・・・。
六郎(海東健)が矢島屋で買い物をした際に、文乃の事を気に入ったらしく、名刺までもらったと話したから雛子は面白くない。
大好きだった父親の愛人、そして今好きになりつつある六郎までも文乃に惹かれていると思うと雛子も文乃が憎くて仕方がない・・・って事になるんだろうけど、やっぱ怖いよ。(苦笑)

藤代も若さん(高橋克典)と文乃が接触するのが面白くないって感じだし、遺産問題だけでなく女の嫉妬まで見ものになってきてしまった。(´ヘ`;)
若さんと藤代、一泊で能代の山林を再確認しに行ってましたなぁ。
しかし、途中で藤代が足をくじいた場面での若さんの表情・・・見た?(^▽^;)
めちゃめちゃ「面倒な女やなぁ」って顔してたんですけど。(苦笑)
若さんにとって藤代はそれだけの女だって事が、よ〜くわかりましたわ。
でも、多額の寄付を期待している若さんとしては、藤代の遺産の取り分が減らないように、きちんとサポートしなきゃならないんだもんね〜。
それでいて、まだ文乃が何か大きな物を持ってるんじゃないか?と、そっちの道も捨てきれずにいるところがすごい。
神経細やかですなぁ・・・若さん。(爆)

宇市(橋爪功)も君江(伊佐山ひろ子)をパートとして矢島屋に送り込んだり、使えるものは何でも使うって感じだなぁ。
藤代が能代に連れて来た男性が若さんだというのも探偵に頼んでつきとめて、これで宇市の若さんチェックも厳しくなりそう。

最後には文乃が藤代にビンタされてましたなぁ。
いやぁ、手でよかった!(笑)
足を負傷している藤代だけに、杖で文乃を叩くんじゃないかとヒヤヒヤしましたわ。(^▽^;)
文乃はきっちり切り札を持ってるみたいだし、今後どういう手に出るのか楽しみ。

第8回
「裏取引」
脚本:清水曙美
演出:伊藤寿浩

早く文乃(米倉涼子)が大事に隠し持っている封筒の中身が知りたいよーーー!
あぁ、気になる、気になる!

宇市(橋爪功)が探偵(小市慢太郎)に芳三郎(高橋克典)のことを調べさせたから、ちょびっと若さんがわかってきましたね〜。
どうやら、女ったらしみたいです。(爆)
いやぁ、そのまんまですなぁ。(´▽`*)アハハ 
複数の女と付き合って、貢がせて・・・金の切れ目が縁の切れ目とばかりに ・⌒ヾ(*´_`)ポイするらしいですわ。(探偵情報)
しかも別れ方までキレイだそうで、なかなかの人物ですわね。
つまり若さんにとって、女は金以外の何者でもないわけですなぁ。
ってことはやっぱ、藤代(高島礼子)なんて若さんにとっては札束にしか見えてないわけね。

そして千寿(瀬戸浅香)にとっては、文乃のお腹の子を養子にすれば最大の武器になるし、芳子(浅田美代子)にとっては雛子(香椎由宇)を養子にする事が重要ってわけで、あっちもこっちも養子獲得を狙ってるのが面白い。
みーんな富を手に入れるためなら、女だろうと子供だろうとただの駒。
そんな人間ばかり揃ってるから、部外者から見れば滑稽で仕方ないんだけどね〜。(笑)

芳三郎に言われて先延ばしにするはずだった親族会も、藤代の力だけでは何ともならず・・・。
そこでみんなが一斉に欲しがったのが、例の山林。(^▽^;)
おまけに宇市の作成した財産目録が信用できないと藤代が言い出し、事態は「名誉毀損」か「背任横領」かという事にまで発展。
いやぁ、遺産があるって恐ろしいですわ。 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
藤代立ち会いのもとに、もう一度山林目録を見直すことになったわけだけど、ここで宇市がどういう策に出るのか興味津々。
恐ろしい総領娘の藤代姉さんは、何と文乃のマンションまで没収すると言い出しましたが、大切な思い出の場所を譲りたくはない文乃との間で、どうなっていくのか・・・。

矢島家の三姉妹だけでなく、良吉(沢村一樹)も芳三郎も芳子も・・・とにかくみんなクセ者な中で、雛子のお見合い相手の六郎さん(海東健)ってどうなんだろう?と、そんなところまで気になってしまう今日この頃。
文乃だって、やられっぱなしじゃないはずだし、どこであの封筒に隠された切り札(らしきもの)を使ってくるのかワクワクしちゃうなぁ。(笑)

第9回
「男たちの裏の顔」
脚本:清水曙美
演出:酒井聖博

サブタイトル通り、今回は「男たち」プッシュ!な回でした。
宇市(橋爪功)は「こうなったら一人一人と取引して片っ端から潰していってやろうじゃないか!」の言葉通り、藤代(高島礼子)&若さん(高橋克典)の場合は厄介そうな若さんを尾行し「オレは何でも知ってるで〜」って感じでつぶしにかかり、千寿(瀬戸朝香)と良吉(沢村一樹)は所得隠しをネタにつぶし、雛子(香椎由宇)&芳子(浅田美代子)に関しては芳子に養女の件を内緒にするからとつぶし・・・。
まぁ、お見事なこと!(笑)
っつーか、隠し事アリアリな矢島家の皆さんですから、ちょっとつつけば何でも出ちゃうんですね。
逆に宇市にとっては好都合だったりして・・・。(笑)
その分、宇市もいろいろ隠してるわけで、誰かがそっちをつついてくれないかなぁと期待してみたり。 m9っ( ̄ー ̄)ニヤリッ

若さんが急遽必要な3000万って何なんでしょうね。
藤代にお金を融通してほしいと頼む時も、さすが色男・・・ウマイなぁって思っちゃったわ。
いくら藤代でも3000万という大金を融通してくれと頼んだら、ちょっとおかしいと思うかも・・・と先読みして「相続のときだけ頼りにされて、カタがついたらお払い箱じゃ・・・。」とせつない顔。
女心をくすぐるとはこういう事なんですかね。(苦笑)
いやぁ、勉強になりました。<(_ _)>
若さんに頭まで下げられても、1000万の小切手しか渡さない藤代も大したもんですわ。
本当にそれが精一杯だったのかもしれないけど、今はこれ以上のお金は「ビタ一文渡せません」って、あまりにもきっぱり言うところがなぁ。(^▽^;)
若さんも一瞬渋い顔して作り笑顔になるところが、どっちもどっちかな?と思っちゃったわ。

良吉も宇市の裏帳簿を手に入れようとかおり(田丸麻紀)に手を出したのに、嗅覚の優れた千寿につきとめられて慌ててたよね。(笑)
あの慌てっぷりが妙にリアルで、ちょっと笑っちゃったよ。
で、やはり矢島屋の社長の椅子に座るためには、千寿の夫という立場が重要なわけで、あっさりかおりを裏切って「彼女に想われたところで迷惑なだけです」なんて、目の前でひどいことを・・・。
うーん、こうなってくるとかおりは重要になってくるのかしら?
実際に文乃(米倉涼子)をランチに誘って話をしたりしてるし、愛人という立場での文乃に共感するとすればこれまで孤独に闘って来た文乃の味方になるって事もアリ?

妊娠中毒症が進み、またまた倒れてしまった文乃。
運ばれた先が千寿のかかりつけの産院なんて、精神的に落ち着かないわよ!(´ヘ`;)
で、そこから連れ出してくれたのが若さん・・・だけど、今回はちょっと違ったよね。
山の中で腹を割って話そうと、いきなり例のお軸の事を聞いてくるし・・・。
文乃も若さんの実態がわかったようで、一人で歩き出しちゃったし・・・雨降ってくるし・・・妊娠中毒症だし・・・。
あぁ、どうなっちゃうんでしょ?(゚ー゚;Aアセアセ
あとはお腹の子の生命力頼みなんでしょうか?
っつーか、このドラマ・・・誰を応援する気にもなれない事に、あらためて気付いてしまいましたわ。(苦笑)

第10回
「大逆転!復讐の切り札」
脚本:清水曙美
演出:竹村謙太郎

若さん(高橋克典)から逃れて、雨の中、山道を歩き回りついに動けなくなった文乃(米倉涼子)。
そんな状態でも、運よく見つけてもらえるのがドラマだよなぁ。(^▽^;)
相当危険な状態で病院に運ばれた文乃だったけど、なんと二ヶ月も早く男の子を出産!
その頃、矢島家ではお月見かよ!
呑気でいいよなぁ。(笑)
矢島家の皆さんは、それぞれに宇市(橋爪功)に言いくるめられて、遺産相続について概ね納得してるわけで、もうケリがついたような気になってるもんなぁ。
甘い!甘い!
安心した頃が、一番危ないんですよ・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

文乃が男の子を出産したという連絡が宇市に入るんだけど、喜んでないし・・・。
宇市から藤代(高島礼子)に連絡が回るけど、やっぱり喜んでないし・・・。(当然)

で、文乃が言い出した親族会前日の本宅伺い。
みんな、「何のために?」と疑問だったみたいだけど、それは子供が認知された事を知らせるためだったのね。
嘉蔵(森本レオ)が亡くなる前に、文乃に認知のやり方を教えたそうな・・・。
それで「古いしきたりでがんじがらめになっている矢島の家を解放してやってくれ」と、自分が成し遂げられなかった大仕事を文乃に託したのか・・・。
これは、ある意味、嘉蔵の復讐。
文乃の復讐のようで、実は嘉蔵の復讐なんだろうなぁ。

ここへ来て、良吉(沢村一樹)に捨てられたかおり(田丸麻紀)がいい動きしたよね。(笑)
産後まもなくて動けない文乃に代わって、子供の出生届から認知の手続きまで・・・。
良吉との縁が切れた今、誰ともつながりのないかおりという存在は貴重だったなぁ。
もし、君枝(伊佐山ひろ子)を心底信用していたら、かなり危なかったかも。
この点においても、今回文乃が入院している病院へ駆けつけたかおりが宇市とベタベタで歩いてる君枝を発見したわけで・・・現場をかおりが目撃していなかったら・・・ちょっと怖いね。(゚ー゚;Aアセアセ
というわけで、今回はかおり様様ですな。(笑)

かおりが準備してくれた書類を持って、文乃は嘉蔵の気持ちを胸に矢島家へ。

何でもいいけど、あまり文乃が出産したというのが伝わって来なかったわ。
生まれてきた赤ちゃんも早産だったから、しばらく保育器の中・・・というのはわかってるけど、赤ちゃんより認知の書類が重要視されてるような印象を受けてしまった。
もちろん、その赤ちゃんを育てるために認知が必要なのと、嘉蔵の希望で文乃が動いているのもわかるんだけど・・・何だかなぁ。
赤ちゃん、産みっ放しな印象を受けてしまったのは私だけ?(^▽^;)

最終話
「崩れ落ちる家」
脚本:清水曙美
演出:酒井聖博

文乃(米倉涼子)が本宅へ持って来たのは、生まれた子・嘉夫が嘉蔵(森本レオ)の子だという確かな証拠。
認知届の写しと認知受理証。
胎児認知とか、「何じゃそりゃ?」な飛び道具がどんどん出てきましたわね。(笑)
で、最終兵器がもう一通の「遺言状」ですよ。
ほとんど前の遺言と相違ないかと思わせておいて、男子出産の場合は成人に達したら株式の半分を所有させるとか、千寿(瀬戸朝香)夫婦と一緒に矢島屋を共同経営させるとか・・・。
相続財産70億のうち、非嫡出子となる嘉夫が10億相当を持っていくだけでもブーブー言ってたのに、将来の株式半分とか経営の話とかまできっちり決められてたんじゃたまんないよなぁ。
しかも、宇市(橋爪功)の不正にもちゃんと気付いてたようで、きちんとした財産目録まで作ってあるし・・・。
藤代(高島礼子)には家を出ろ、雛子(香椎由宇)には養女は許さん・・・と、事細かに記された遺言状。
それぞれの悪巧みやら、思惑やらどんどんバレていって、そこで文乃が一人涼しい顔をしているのが怖かったわ。
結局、この日のために今まで耐えてきたんだなぁ。
相当したたかな女だ!(笑)

嘉蔵も結局は文乃とお腹の子を使って、矢島家に復讐したってわけ?
徹底的に女系家族をつぶすような遺言状を作って、死んだからこそ出来た復讐なのかしら?
生きているうちはどうにも出来なかったことだけど、遺言を残すという形でやっと自分の思い通りに矢島家を動かすことが出来た。
しかも、文乃を使って・・・。
うーん、どうなの?どうなの?

残された遺言を声をあげて藤代が読み上げ、泣き崩れる姿に千寿や雛子が寄り添う姿は、ある意味理想の姉妹だったりするんだろうけど・・・。
藤代も若さん(高橋克典)と別れ、千寿は良吉(沢村一樹)との愛を深め、雛子は普通の学生に・・・。
一瞬、嘉蔵がやった事はいい事だったのかな?と思ったりもしたけど、ラストは意味深だったよなぁ。(^▽^;)
最後の最後まで文乃が生まれてきた嘉夫を愛しそうにするシーンがなく、嘉夫ちゃんが可愛い笑顔を見せていても母親の喜びみたいなものを感じさせる部分がない。
えー、やっぱ文乃にとって嘉夫は切り札の一部でしかないんじゃないの?と思ったら、意味ありげな微笑だよ。(゚ー゚;Aアセアセ
ベビーカー押してるだけじゃ愛情なんて伝わらないよ!とツッコむ前に微笑だよ。(((( ;゚д゚)))アワワワワ
そして矢島家の表札のアップに重ねて、嘉蔵の笑い声だよ!
これは復讐なの?
お腹の子を必死で守ってきたのは、この日を迎えるため?
えーーー、最後の笑いさえなければ・・・って感じだったけど、あの笑いがあったからこそ面白かったのかもしれない。
千寿は「少しだけ彼女(文乃)の気持ちがわかった気がする」なんて言ってたけど、私は最後までわからなかったわ。(笑)
っつーか、最後まで見たからこそわからなくなっちゃったんだけどね。テヘヘッ(*゚ー゚)>

 

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