水曜プレミア

夜王


原作:「夜王」(作:倉科遼、画:井上紀良)
P:貴島誠一郎・加藤章一
ホスト監修:零士

脚本:高橋ナツコ
演出:酒井聖博

ずーっと待ってたのよ〜、このドラマのオンエア!
キタムラーズとしては、北村一輝のNo.1ホストぶりに期待してたんですもの♪

だけどね・・・だけどね・・・。
始まってみたら、何だか違うのよ。(^^;
私、ホストクラブには行ったことがございませんが、ホストを職業としている方にお会いした事はあるんですの。
で、やっぱり「ホストオーラ」みたいなものが、バンバン出てるんですのよ。
もちろん、これはドラマだから役者さんがホストを演じているわけで、本物じゃないのはわかりきってますが、2時間見終わった後に「・・・何か、違うんだよな(^^;」って感じだったわ。

ちょうどこのドラマを見る前に、本屋で「ホストとして成功する術」みたいな内容の本を、さらっと立ち読みしてきたところだったんだけど(どんな本、読んでんだか・・・)、その本には「真面目でコツコツタイプは所詮B級ホスト止まり」と書いてあったのよね。
本の内容がすべて正しいとは思ってないけど、このドラマの主人公である遼介(松岡昌宏)って、まさにその「B級止まり」な真面目でひたむきさを売りにしたタイプじゃん!
見た感じ「ホストオーラ」もないし、高いお金を払って「ひたむきさ」を買うほど女は甘くないんじゃないかと思ったりして・・・。

ストーリーは北海道から出てきて、東京で「てっぺん」を取ろうと誓った青年・遼介がホストの世界に足を踏み入れ、No.1ホストの聖也(北村一輝)の地位を脅かすほどに上りつめる様子を描いている。
有名デザイナーでホストクラブ「Romeo」の上客・麗美(かたせ梨乃)との出会いがあり、過去にホストに貢ぐだけ貢いで捨てられた経験を持ち、新人つぶしとして有名なキャバ嬢・愛理(真中瞳)の心を解きほぐした遼介。
先輩ホストの北斗(萩野崇)が波に乗ってきた遼介をハメるために、仕込みで送り込んだエリカ(大谷允保)に300万のツケをそのままにとんずらさせようとしても、〆日にはひたむきな遼介を騙すことに胸が痛んだエリカが店にやって来るし・・・。
300万の穴埋めするために、修(要潤)や潤(大倉孝二)ら良い先輩ホストがキャッチで女の子を連れて来て、全部遼介の指名にしちゃうし・・・。
愛理も友達連れて来るし、おでん屋のオヤジ(カンニング竹山)まで遼介を助けにやって来た。
なーんか、めっちゃ健全で冷めた!(笑)

No.1の聖也のナリがあまりにもいやらしげで(苦笑)、周りにいる他のホストさんたちが全部そこらへんにいる男の人みたいに見えたのも敗因だろう。
要君がこの中では若干いい味出してたけど、結構いやらしめの顔の萩野さんだって(ファンの方ごめんなさい)、北村一輝の横にいたら谷原章介か?と見間違うぐらい爽やか系に映ってたわよ。(爆)
んで、病気でもう長くないらしい麗美さんが、最後には遼介を指名して・・・。
「ひたむきさ」だけでホストのてっぺん取れるかよ!けっ!って感じだったわ。(^^;ゞ

もしかしたら、これって連ドラ化を狙ってるのかしら?と思わせる部分もあったけど、ホストクラブの話にしては夢がない感じ。
ホスト役の方々以上に、店にやってくる女性客に華がなかったなぁ。
かたせ梨乃さんは別として、真中瞳に大谷允保・・・。
うーん、弱い!
BGMとして使われている音楽も、選曲のセンスがない感じ。
うーん・・・残念!

 

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