離婚弁護士U〜ハンサムウーマン

P:長部聡介・古屋建自
主題歌:星村麻衣「EVERY
挿入歌:ケリ・ノーブル「夢がかなうまで(CCCD)

第1回
「対決!最強弁護士」
脚本:林宏司
演出:久保田哲史

帰って来た間宮貴子(天海祐希)ってわけで、楽しみにしておりました。
シリーズ2作目なので、初回といえども余計な説明は極力省いた感じで、あっさり今回の案件へ入ってくれて、前作からの流れで見ている者としては良かったかな?
主な新しいキャストは、貴子の事務所にはパラリーガルのつや子(戸田恵子)と、受付嬢の亜紀(片瀬那奈)、そして貴子のライバル弁護士として絵里(瀬戸朝香)。
私、戸田さんは好きなんだけどね・・・ちょっと、今回のつや子さんの役はうるさすぎる感じがしちゃったよ。(^。^;)
戸田さんらしい演技といえばそれまでなんだけど、どうも浮いてる。
どうせなら、戸田さんをライバルの弁護士役で使えばよかったのに・・・。(笑っちゃうような演技は抜きで)
片瀬那奈ちゃんは、相変わらず印象が薄いなぁ。(^^;
背も高いし可愛いのに、何故かインパクトが弱い。
瀬戸朝香ちゃんは悪くはなかったと思うんだけど、敏腕弁護士って雰囲気はあまりしなかったし・・・。
何気に新たなキャラで一番好きだったのは、貴子たちの行きつけの店になりそうな「鬼の涙」の店主・大庭(松重豊)。
貴子にひと目惚れして、頭の中で「♪君の瞳に恋してる」が鳴り出すあたりに笑ったよ。

今回の案件は麻美(内山理名)が青木(橋本さとし)を婚約不履行で訴えるというもの。
両者の意見が食い違う中、麻美の悔しい気持ちを晴らすために、婚約不履行ではなく不当な値段で宝石を売った詐欺の方で責めるあたりなどなかなか面白かった。
「法廷で勝てる事実と実際の事実は違う」という絵里の言葉を、そっくりそのまま貴子が言い返すのも気持ちよかったし、男前な貴子姐さんは健在だなぁ・・・って感じ。
でも、胸のときめきだと思っていたのが肋間神経痛だったり、相変わらずな部分もあって・・・。(笑)
きゅん♪とすると頭の中に「君の瞳に恋してる」が流れ出すという貴子。
雑誌の編集長・達也(宇梶剛士)に会った途端、「ミュージック入りましたね?」という台詞には笑わせてもらいました。

第2回
「壮絶慰謝料合戦」
脚本:林宏司
演出:久保田哲史

奥さんがいるとは知らずに武(古田新太)と付き合っていた美香(乙葉)が、武の妻・涼子(高橋ひとみ)に300万の慰謝料を請求される。
ここでも涼子の弁護士が絵里(瀬戸朝香)で、美香が貴子(天海祐希)に依頼して、この二人の弁護士が対決する形になっちゃってるし・・・。( ;^^)ヘ..
武が独身だと偽って美香と付き合っていた証拠を探して、美香が慰謝料を払う必要がなくなったかと思えば、今度は美香の左遷騒動。

自分の身を守るために、美香の勤務先の会社に手を回してまで彼女を左遷させる武のやり方は許せん!
なんちゅー男だ!
美香の他にも浮気してたらしいし、それで自分の身だけ守ろうなんて甘すぎますわ!
お天道様が・・・いやいや、間宮貴子様が許さなくてよ!

そんな武の迂闊な一言が、涼子の気持ちを変えてしまった。
武が美香に言った「たかが秘書」「男つかまえるまでの腰掛け」という言葉、元秘書だった涼子にはカチンと来るものがあったってわけね。
今度は美香が左遷されたことで800万、涼子は離婚の慰謝料として7000万を武に請求。
あわわ・・・女は怖いんですのよ〜、甘く見ちゃダメダメ!ってな終わり方で、好き放題やってた武に女二人が「あっかんベー」したような結末。
ふふふ、ちょっと気持ちよかったですね。(笑)

しかし、柳田(佐々木蔵之介)の辞表提出って?
絵里が貴子の椅子に座ってた意味って?
そして、大庭(松重豊)の刺身以外の料理はうまくなるのか?(笑)
まだまだ、いろんな事が気になりますが・・・。
今、私の地方では夕方に前作の再放送やってるのね。
どうも、その再放送の方がパート2よりも面白いんですが・・・。( ;^^)ヘ..

第3回
「離婚詐欺」
脚本:林宏司
演出:松山博昭

偽装離婚が偽装だったという、何ともややこしい話。
個人的には北山(葛山信吾)と千春(小池栄子)という元夫婦が、どうもしっくり来ないのが残念だったけど、まぁ別れた夫婦として見れば気にはならないのかも・・・。( ;^^)ヘ..

偽装離婚を取り消したいという千春の依頼と、それを受けた貴子(天海祐希)が三神(宇梶剛士)に依頼された「女は昔の男を忘れられるか?」というコラムを担当すること、そしてハンサムなラクダこと柳田(佐々木蔵之介)が妻とぎくしゃくしてることが、何気に絡んでいて興味深かった。
それにしても気になるのは、SPで登場した貴子の年下の彼氏・神谷佑介(佐藤隆太)の手紙。
つや子(戸田恵子)が、例によってお団子で手紙を汚してしまって、開封するのをためらっていた貴子が、手紙が汚れた事で踏ん切りがついて読まないままゴミ箱へ( -.-)ノ⌒-~ポイ。
これがこのまま終わるわけはないと思うので、きっと佑介はもう少し後に登場するのでは?と思うんだけど・・・。
貴子が気になっている三神、そして貴子を気にしている大庭(松重豊)という男性がいるところへ、さらに佑介が戻ってくれば面白くなりそう。o(^ー^)oワクワク

今回の案件は、北山が偽装結婚を偽装したことを証明するのが難しかったけど、最終的には千春が大切に持っていた誕生日の留守電のテープが決め手となって、北山の偽装を証明出来たわけね〜。
そのエピ自体はあまり興味をそそられなかったんだけど(^。^;)、絶対に貴子がこの案件で成功報酬を得る事が出来ないと読んでいた絵里(瀬戸朝香)に、「うちの事務所には3つしかやり方がないの。正しいやり方、間違ったやり方、そして私のやり方。従えないなら来なくていいから」と貴子が言い切るところは、スカッとした!
なんだかんだ言いつつ、最後には絵里も仲間になるんだろうな・・・とは思うけど、今しばらくは女同士の対立も楽しく見ていたい感じがする。

それにしても大庭の出るシーンは短いのに、毎回インパクトあるよなぁ。(笑)
柳田に向って「お客さん、ラクダって刺身に出来るんですかね?」は、凄みがあって可笑しかった。
間宮貴子法律事務所とは全く違う空間にいながら、ものすごく関わってる印象を与えるのがすごい!(爆)

第4回
「夫の土下座」
脚本:林宏司
演出:松山博昭

今日は何と言っても貴子(天海祐希)の啖呵がカッコよかった!
「土下座の狭山」と呼ばれていた営業の狭山さん(田山涼成)が、若い社員にバカにされてるのを聞いて、貴子と大介(玉山鉄二)が同時に立ち上がるあたりから、貴子が若手社員のテーブルに近付くあたりもワクワクした。
そして、「コンビニのルート開拓したのも狭山さんよ」「頭下げて闘ってるの」と、狭山がいかに頑張ってきたかを話した上で、「ワインよりジュースが似合うんじゃないの?僕ちゃんたち・・・。」でシメ!
うーん、ここは久々に貴子姐さんのしびれる様なお言葉だった。

で、絵里(瀬戸朝香)が貴子の事務所で働く事になったはいいけど、やっぱ絵里の仕事は好きにはなれないわね〜。
絵里についてる大介もやりにくそうだったけど、「迅速に」解決する事ばかり考えている絵里が、貴子の事務所で働くうちに変わっていってくれればいいんだけど・・・。

奥さん(萩尾みどり)に狭山さんが生活費を入れなくなったという話で、すでにリストラだろうと推測はできたものの、役員選挙とか給料がカットされたとか狭山さんの苦し紛れの嘘も悲哀を感じさせてドラマ的には良かったと思う。
仕事では自分のプライドなど捨てて頭を下げてきた狭山さんが、奥さんの前ではプライドが捨てきれずリストラされた事を言い出せなかった事が、やがては離婚問題だの退職金仮差押だのまで発展したんだけど、正直に話した後の奥さんの「私、パート増やすわ。何とかなるって!」という言葉を聞いたら、狭山さんが捨てられなかった男のプライドみたいなものが、よりせつなく感じたりもして・・・。

大庭(松重豊)が店の中に貼った、「魔よけのダーツ」らしいラクダの写真には笑ったね。
そのうち、この店のメニューに本気でラクダ料理が並びそうで怖いわ。(^^;

第5回
「涙の親権争い!」
脚本:林宏司
演出:久保田哲史

子供の親権問題かと思ったら、犬かよ!
いえいえ、犬だろうと家族の一員ですから当然飼い主夫妻の離婚で、そういう問題が発生してもおかしくないわけです。
ただ・・・犬の名前、達也かよ!(笑)
貴子(天海祐希)が惚れてる三神(宇梶剛士)と同じ名前ってことで、何かと犬の達也君に貴子が反応してるのが可笑しかったりして・・・。

でもでも、結局は犬の親権争いのようで、夫・健児(甲本雅裕)の浮気が発覚!
その証拠を持って、貴子が妻・和美(横山めぐみ)のために犬の達也を飼う権利と、それに付随する諸々の費用をもらえるように話をつけたという感じだった。
何だよ・・・浮気かよ・・・って感じ。
そんなの無しで犬の親権争いしてたら、やっぱ和美に勝ち目はなかったんだろうか?
狭い部屋に閉じ込めて、散歩もろくにさせずに、愛犬を糖尿病にさせてしまうような和美じゃ難しかったんだろうね。
和美自身も流産で子供が出来にくい体になり、そんな時に夫の浮気に気付き・・・優しくしてくれたのは犬の達也だけだったという事情があったりしたんだけど、いまひとつこの話はピンと来なかったなぁ。

それより気になるのは貴子が抱えている親権問題に、異常に反応した絵里(瀬戸朝香)よね。
まさか「犬」の親権争いだとは思わずに、必死に資料を集めたりしてたみたいだけど・・・。
この絵里の反応がどういう意味なのか気になるわ〜。
もしかすると彼女自身がかつて親権問題で争った経験があったりして・・・。
検事を辞めた理由もそれに関係してたりすると、興味深い部分が出てくるんだけどなぁ。

大庭さん(松重豊)はどんな時もいい味出してて面白いわ。
どんどん柳田(佐々木蔵之介)に対する間違ったイメージを抱いていく大庭さん。(笑)
おもらしすると思われてるなんて、柳田本人は思ってもいないところがまた笑えるんですわ。

第6回
「占いで離婚?!」
脚本:林宏司
演出:葉山浩樹

妻で作家の美晴(秋本奈緒美)に占いで離婚を切り出され、その占い師(浅利香津代)を訴えたいと貴子(天海祐希)の事務所を訪れた和夫(柳沢慎吾)。
この案件について調査するうち、占い師に勧められて美晴夫婦が4回も引っ越している事がわかる。
なんと!占い師を信じている信者数名で、マンションの売買を繰り返してたってーのは驚いた。
占い師と結びつきのある不動産屋が、仲介料で儲けて・・・。

思ったように小説が書けない美晴が、占い師を頼った気持ち。
そして、占い師の言う通りにしていれば、また小説が書けるようになるのでは?と期待を抱いてしまった気持ち。
何となくわかる気がする。
本当は小説が書きたいのに、来る仕事は雑誌の取材やテレビの仕事ばかり。
思うようにならない苛立ちが、占い、そして離婚を考えるまでにさせてしまったのかもね。

でも、小説なんて読まないと思っていた和夫が、ちゃんと妻の小説は冒頭の文章がすらすら言えるほどに読んでいたというのは、ちょっと良かったかも。
占い師の仕業かと思われた度重なるブレーカーが落ちる現象も、亜紀(片瀬那奈)が合コンに行くためにトイレでドライヤー使ってからだし・・・。(笑)

ま、なんつーか「1」ほどの面白さはない!
大庭(松重豊)が、「保っちゃん」と貴子に呼ばれているのは可笑しかった。
あの強面の保っちゃんにひるまない貴子姐さんも素敵だわ。(笑)

第7回
「絶対別れない女」
脚本:林宏司
演出:松山博昭

年の離れた北尾(清水紘治)と結婚の約束をした真理(中山忍)が、8年間別居中の北尾の妻・芙美子(江波杏子)が離婚に応じてくれず貴子(天海祐希)の事務所へ相談に・・・。
ところが、北尾が飛び降りたというニュースが入り・・・。
遺産が目当てだと堂々と言い離婚を拒む芙美子と、どうしても結婚したい真理。
江波さんの冷ややかな視線が、冷たい妻だと思わせてたけど、実は8年も別居していても夫への愛情はあったというのが最後にわかるわけやね〜。
話の運びも良かったけど、これは江波さんの力技的要素も大きいわけで(^^;、まんまとねじ伏せられた感じがしましたわ。
でも、それが心地よかったんだけどね。(^^;ゞ

北尾が肝臓ガンで余命半年だと知った芙美子は、日々精神的に弱っていく北尾を見ていた。
そして北尾の飛び降り・・・。
「私を苦しめ続けた人間の最期をこの目で見届けないと、私の40年にケリがつかない」と芙美子は言ってたけど、目の前で弱っていく夫を放っておけなかったんだと思うなぁ。

真理は真理でお腹に北尾の子供が宿っていて、戸籍の父親の欄を空欄にしたくなくて結婚してもらいたかった。
そう聞くと、何だか戸籍のためだけ?とも思ってしまうんだけど、きっと真理も北尾がいた「証」が欲しかったんだろうな。

離婚は諦めても、真理のために子供の認知だけはしてもらおうと食い下がった貴子。
認知には芙美子の承諾は必要ない。おまけに子供が胎児の段階でも、「退治認知」という方法がある。
それを説明しても頑なに拒む芙美子。

そこへ北尾のガンが破裂したとの連絡。
そこで芙美子が北尾に言ったのは、「子供が生まれないと認知も出来ないんだって!」という言葉。
驚く貴子・・・いやぁ、私も「この奥さん、どこまで冷たいねん!」と思っちゃったわよ。(^^;ゞ
でも、次の台詞で一気に涙。
「だから生まれるまで生きなさい!」(じ〜ん(;_;))
江波杏子さんだから、活きた役でもあったような・・・。

貴子にだけ語った、「私の前では死のうとしたのに、彼女(真理)の前では生きようとした。本当、勝手な男。」という言葉も、何かが吹っ切れたようで・・・。
「結婚して40年も経つと、憎しみと愛情はいいお友達なの。」は、まだ私なんかには理解できない言葉だったけど、憎い、憎いと思っていても最後には愛が勝ってしまうという事なのかしら。

しかし、ガンが破裂して心配していた北尾さんが、何とか持ち直したってーのが凄いわなぁ。
このまま余命宣告された半年を軽く乗り越えて生きてたら、芙美子も愛情より憎しみが勝ってしまうんじゃなかろうか・・・と思ったりして。(ブラック)

んで、私の大好きな保っちゃん(松重豊)が、今週もいいシワ・・・いえいえ・・・いい味出してましたね。(笑)
貴子が徹夜で今晩も眠れそうにないと言ったのを、てっきり柳田(佐々木蔵之介)と一緒にいるからだと思い込み、「何か眠れるお酒ある?」という貴子に「無念です」と言ってしまったたもっちゃン。
それを「何?それ?芋焼酎?」と、さらにトンチンカンな返答をする貴子で大笑い。
いいかも・・「芋焼酎・無念」。(爆)
ラベルには是非、保っちゃんのお顔をプリントして下さい。m(_ _)m

完全に柳田を敵対視している保っちゃんがとっても滑稽なんだけど、彼は彼で大真面目なところが余計に笑いを誘うんだよね。(笑)

そして、絵里(瀬戸朝香)はやはり子供がいたみたいね〜。
何気に絵里が気になってる大介(玉山鉄二)も気になるわ。

第8回
「鉄の女、号泣!!」
脚本:林宏司
演出:久保田哲史

絵里(瀬戸朝香)には別れた夫・高木(田辺誠一)との間に、和希(飯野芹菜)という女の子がいて、子供の親権をめぐって離婚後再びもめる元夫婦って感じだった。
私も一応母親なので、絵里が和希の欲しがるガチャガチャで、なかなか出ないというパンダを取ってやりたいという気持ちはよくわかる。

そのガチャガチャの事を知って、何気に貴子(天海祐希)たちも協力してるのが微笑ましかった。
しかし、自分に似た動物しか出ないがチャガチャってどうよ?(笑)
亜紀(片瀬那奈)はカエル、紀三郎さん(津川雅彦)はプレーリードッグ、貴子は柴犬、つや子(戸田恵子)はうり坊、そして柳田(佐々木蔵之介)は・・・ラクダ!(笑)
大介(玉山鉄二)がパンダが出るまで、いくつもいくつもガチャガチャをしてたのが可愛かったなぁ。
っつーか、相当絵里に惚れてるな・・・。>大介

高木に再婚を考えている女性がいて、その人に和希が馴染んでほしいから絵里とは会わせたくなかったという背景があって、親権の変更まで考えていたものの最終的には絵里が和希に会える権利を残して、親権の変更はなし・・・という結末。
和希が描いたという大人の女性と女の子が手を繋いでいる絵・・・てっきり大人の女性は絵里だと思ってたのに、実は再婚相手の女性だったというのは、さすがに絵里がかわいそうな気もしたけど・・・。
こんな一件があったからこそ、ようやく絵里が間宮貴子事務所の一員として馴染んだ感じがした。
しかし事務所の面々はわかるけど、保っちゃん(松重豊)までガチャガチャをやってたとは・・・。(笑)
あの保っちゃんが、眉間にシワを寄せてガチャガチャやってる姿を想像すると・・・笑わずにはいられない。_・)ぷっ

で、貴子の恋愛面ですが、突然三神(宇梶剛士)と一夜をともにしちゃったんですか?(^^;
そして、元カレの夏木(佐藤隆太)も帰って来たようで、にわかに貴子の恋愛面が騒がしくなっていくみたい。
こりゃ、保っちゃんもうかうかしてられませんな。(笑)

第9回
「え!?不倫弁護士」
脚本:林宏司
演出:葉山浩樹

エステの契約解除をめぐるトラブル・・・実際にこういうのあるんだろうな。( ;^^)ヘ..
エステは解約できても、一緒に契約した推奨商品70万の契約は別だとか、その推奨商品の契約書だけ日付がエステの契約の翌日になってるとか・・・。
最初から引っ掛ける気満々なのに、やっぱ引っかかる側はわかんないのかな〜。

エステ業者側を追い込む元になったのが、麻紀(星野真里)が恋人の俊哉(柏原収史)に契約当日送ったメール。
「帰りたいのに帰してもらえない」とか、推奨商品を買わされるハメになった事とか・・・。
これが証拠となって、無事に解決する事が出来たってわけか。
とりあえず、何かの時にはトイレに立ってメールだな。(違)
貴子(天海祐希)が「汚いものをキレイにするのに、そんなに時間かからなかったね」と言うところや、「美顔・・・してもらいたかったわ〜、店が潰れる前に!」という捨て台詞が、とっても気持ちよかったわ!
俊哉は麻紀にプロポーズしたし、ま〜るく収まった?と思ったら、収まってないのが貴子の周囲。
佑介(佐藤隆太)と三神(宇梶剛士)と貴子でどうなるかと思ったら、結局三神と貴子なんだ!
んで、またもや貴子が三神にタックルしたところは、思いっきり笑ったわよ。
翌日、事務所でニヤニヤしては頭の中に恋した時のテーマ「君の瞳に恋してる」が流れるあたりも、「恋するとこうなっちゃうよね」って感じで微笑ましく見る事が出来た。
これで万々歳かと思ったら、貴子宛に届いた内容証明。
差出人は三神の奥さん・・・。
えー?奥さんいるのに、貴子にも手を出しちゃったわけ?
そりゃ〜、いかんよ!

第10回
「セクハラした女」
脚本:林宏司
演出:松山博昭

三神(宇梶剛士)の妻・亜希子(長野里美)から訴えられた貴子(天海祐希)。
結婚していた事も知らなかったけど、三神に20歳の娘がいたというのも衝撃的だよね。(^-^;
絵里(瀬戸朝香)が貴子を守ると代理人になってくれたのはいいけど、当の本人がかなりの打撃を食らってるし・・・。
うーん、貴子も自分が窮地に追い込まれたら弱かったね。

逆セクハラで訴えられた美由紀(杉本彩)の依頼を引き受けても、全く仕事に身が入らない様子。
これじゃ依頼者にも失礼だし、一緒に案件を担当している柳田(佐々木蔵之介)にも悪いよね。
もちろん、貴子のために必死で頑張ってる絵里や大介(玉山鉄二)にも・・・。

しかし、何ですなぁ・・・セクハラという言葉が浸透して相当経つと思うんですが、殿方が女性にするセクハラって小さな事も許されないのに、逆セクハラって寛容なんですかね?(^-^;
若い男の子の尻を見て「可愛い」というのはセクハラではなく軽口の範囲なんだ?(ふーん)
若い男の子の筋肉には触ってみたくなって当然なんだ?
何だか腑に落ちないのは私だけ?( ;^^)ヘ..

心ここにあらずな貴子に安心してた社長(武田真司)だったけど、貴子だっていつまでも凹んでるような女性じゃないですからね〜。
いつもの貴子に戻ってくれて嬉しかったですわ。
「私は私の依頼人のために全力を尽くします!」
いやぁ、その言葉を待ってたのよ〜。
和解を申し出た社長、それはまだ何か重大な事を隠しているから・・・。
徹底的に闘う事を宣言した貴子!かっちょい〜ぃ!
逆セクハラされた角田(鳥羽潤)もシアトルに転勤させられちゃったし、「不倫弁護士がセクハラ女を弁護」なんて記事も出ちゃったし・・・。

最終回の闘いぶりが見ものですね。

そして、保っちゃん(松重豊)は貴子の好きな「サトイモの煮っ転がし」「揚げ出し豆腐」「肉じゃが」をマスターし、勝手に決着をつける気でいるらしい。(笑)
最終回、柳田は無事でいられるのでしょうか?(苦笑)

最終回
「最後に笑う女」
脚本:林宏司
演出:久保田哲史

大我(武田真治)が角田(鳥羽潤)たち社員を使って、不正に株の名義を書き換えていたのを美由紀(杉本彩)が目撃したから、逆セクハラをでっちあげられて解雇されちゃったのか・・・。
しかし、大我が用意した20人の弁護団って、結局何だったの?
貴子(天海祐希)が一人も顔を知らないって事は、本当に大したことなかったのか・・・、それともハッタリだったのか・・・。
その後、この弁護団が活躍した様子もなかったね。(^^;
それにしても、大我は自分名義の株を売り払って難を逃れようとしたけど、これが裏目に出て大失敗!
インサイダー取引・・・こういう事にならないように、弁護士はアドバイスしてくれなかったのかしらね〜。( ;^^)ヘ..
シアトルに行かされていた角田を柳田(佐々木蔵之介)が呼び戻して来てて、何気に出すお土産が貴子曰く「似てないけどイチローなんです」人形。(笑)
この後、柳田が人形のようにずっと首を振ってるのとか、可笑しかったな。
貴子@天海姐さんの間髪入れない喋りっぷり・・・すごく好きだわ〜♪
で、調子に乗ってくると「これでもか!これでもか!」ってぐらい相手を打つよね。(笑)
大我の歯のホワイトニングの事まで最後に言って引き上げるあたり、なんちゅーか見てる側にしてみれば気持ちの良い嫌味でスカッとしたわ。
大我にしてみれば悔しくて、悔しくて・・・なんだろうけどね。

最終回は、お気に入りの保っちゃん(松重豊)が笑わせてくれて、とっても楽しかった。
大我の手先と思われる黒服3人組が貴子を襲おうとした時も、マトリックスばりのワイヤーアクションで登場!
そして、終始怖い顔。(笑)
「タイガー&ドラゴン」の銀次郎@塚本高史なら、間違いなく「ココ(眉間)の力抜いて!」って言ってるよね。(爆)
「所謂白馬の騎士です」や、ラストの打ち上げ場面での「所謂ケータリングです」って台詞も面白かったし、勝手に貴子の恋人だと思いこんでた柳田がフラれたと解釈して「兄弟!」と抱き合うあたりも、保っちゃんらしくて可笑しかった。

三神(宇梶剛士)と貴子の不倫話は、貴子が奥さんの前で「単なるビジネス上の付き合い」と言いきった事で一応決着。
あの夜、不貞行為なんてものはなかったし、三神が結婚している事も知らずに・・・だったんだけど、それでも自分の事で奥さんが傷ついているのを目の当たりにして、男前の貴子が平気でいられるわけがないものね。
「ビジネス以外に興味はありません」と自分に言い聞かせるように去って行った貴子姐さん・・・またまたカッコよかったです。
でも、個人的にどうも宇梶さんとの恋愛モードがしっくりこなくて・・・。(^。^;)
いや、宇梶さんは好きなんだけど、どうも濃すぎて(失礼)貴子の恋愛相手に向かなかったというか・・・、まぁ、単なる私の好みの問題かもしれないけど・・・。(^^;ゞ
これがもうちょっと違う方だったら、貴子が恋愛に終止符を打つところに、もっとせつなさがあってよかったんじゃないかと思ってみたりして・・・。

最後の案件は、事務所のスタッフも総動員だったし良かったんだけど、トータル的に見るとやはり「1」は超えられなかったかな?と思いました。

 

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO