anego[アネゴ]

原作:林真理子 「anego
P:櫨山裕子・内山雅博
主題歌:北出菜奈 KISS or KISS

第1回
「合コンの掟」
脚本:中園ミホ
演出:吉野洋 

ドラマの中で篠原涼子が酒を呑むたびにハラハラするのは、いつぞやの「溺れる人」のアルコール依存症の役が頭の中にまだ強く残っているからだろうか?(^^;

商社の経営戦略部、勤続10年のベテランOL・奈央子(篠原涼子)が、新しい自分を見つけることもできず、その場から連れ去ってくれる人もいず・・・生きていく姿を描くドラマ。
所謂「お局」って感じじゃなく、その面倒見の良さから後輩たちにも頼りにされ、上司には派遣社員への注意を頼まれたり、会社でキャリアを積んで生きていく女ってーのも大変なんだよ!って感じでしたわね。
私が会社勤めをしていた頃は、今ほど派遣社員や契約社員というのがメジャーではなかったんだけど、今の派遣社員ってあんなに態度デカいんですか?
っつーか、早乙女さん(山口紗弥加)が特別なんだろうか?(^^;
やる事やって態度がデカいなら、まだ許せるんだけど、社内でチャットして婚約者がいる宮本(田中実)に弄ばれた真名美(市川実和子)が会社を辞めるかどうか賭けようとしてるんだよ?
「働けよ!」って感じなんですけど・・・。(ーー;)
そんな宮本に入社当時「やり逃げ」されたという、しっかり者の博美(戸田菜穂)がいい感じだった。

奈央子の後輩だった絵里子(ともさかりえ)の旦那さんが、奈央子を電車の中で酔っ払いから助けてくれた沢木(加藤雅也)だったりするし、何だかこの夫婦うまくいってないような空気が漂ってるし、あっちこっち人間関係が面白くなりそう。
ひと昔前なら、30代ベテランOLなんてお局様として会社でえらそうにしてるイメージがあったんだけど、奈央子みたいに慕われて、面倒見て、時には文句言われて・・・って女性を見てると、同じ女性としてすごく愛すべき存在に思えてくる。
本当は自分が泣きたい時もあるのに、いつも周りの面倒ばかり見てて泣く暇もない。
そんな彼女が桜の下で泣いてるシーンは良かった。
新人の黒沢(赤西仁)に「今日からアネゴと呼ばせてください」と言われた奈央子。
ますます頼りにされちゃいそうだよね。(^。^;)
うん、これは楽しく見ていけそうだわ。

第2回
「アネゴの正義」
脚本:中園ミホ
演出:吉野洋

あれ・・・2話で急につまんなくなっちゃったんですけど・・・。( ;^^)ヘ..

奈央子(篠原涼子)がアネゴとして、人の相談ばかり受けているってーのがクローズアップされすぎて、それほど慕われる人間なんだってところがいまひとつ描かれていないような・・・。
黒沢(赤西仁)に上司の弁当の手配を事細かにアドバイスするよりは、もっと仕事の上での「デキる女」な部分も見せて欲しいものだわ。
だって、この会社・・・あまり社員が働いてる感じがしないんですけど。(^^;

秘書課の香苗(竹内聡子)が副社長と不倫してたとか、医者と結婚する事になったら副社長に嫌がらせされたとか、相談されても困るっちゅーねん!
ただ、ちょっと気になったのは博美(戸田菜穂)と阪口(升毅)の雰囲気よ〜。
この二人も不倫してんの?(^。^;)
っつーか、もしも私がこの会社で奈央子たちの後輩もしくは派遣社員的立場だったら・・・、何か相談するなら博美にするよ。(笑)
奈央子よりしっかりしてそうだもん!(爆)

副社長の件で、沢木(加藤雅也)が紹介してくれたフリーライターが、会社の不祥事を記事にしてしまい大変なことに・・・。
それにしても沢木の「ただ働きするような男じゃないとわかってた」発言はどうよ?
そんな男、紹介すんなっつーの!

とりあえずEDロールの文字スピードが、速過ぎます!(^。^;)
あれじゃあ、読めませんわ。
ドラマファンにとっては、EDも大切なので何卒読める速さで流して下され〜。m(_ _)m

第3回
「年下の男」
脚本:中園ミホ
演出:南雲聖一

そりゃ、10歳も年下の会社の男にキスされたら、翌日からどうしていいやら困るわなぁ。(・・;)
奈央子(篠原涼子)がそうやって黒沢(赤西仁)への対応に困るあたりは良かった。
だけど、どうしても私には奈央子が「anego」と呼ばれるような存在には思えないんだよね。
私の中での「anego」的タイプは、どちらかというと博美(戸田菜穂)なのよ〜。
奈央子は何でも話は聞いてくれるけど、頼りがいがあるってタイプには思えないんだよなぁ。

今回も仕事の大事な連絡を早乙女さん(山口紗弥加)が怠ったと思われて、実は絵里子(ともさかりえ)が差し入れに持ってきたチーズケーキの箱の下に、大事なメモがくっついてたというエピがあったけど、奈央子も最初は早乙女さんが伝達を忘れたと思い込んでた感じだったでしょ?
なのに、結局メモはあったんだって事が発覚したら、呑みに誘ってんじゃん!
もちろん立ち飲み屋で謝ったよ・・・だけど、何だか順番が違うんじゃない?って思っちゃったわけよ〜。
うーん、どうも奈央子を「anego」として認めたくないらしい。>自分

それにしても絵里子って存在は、ちょっと厄介よね。(・・;)
沢木(加藤雅也)が言うように、他人との距離をうまく取る事が出来ないんだろうけど、何気に言った「会社に復帰する?」なんて言葉を簡単に鵜呑みにして会社にやって来るのや、「諦めた方がいい」と言われて、あっさり諦めるのも付き合ってる方が疲れそう。(^^;
おまけに絵里子が持ってきたチーズケーキの箱の裏にメモがくっついてしまった事も、「ドジですよね・・・ごめんなさい(⌒^⌒)bうふっ」って・・・。バキッ!!☆/(x_x)

お見合いを決意した奈央子が、誰が見てもつりあわない黒沢とのたった一度のデートを決行したというのは本音なんだろうか?
お見合い写真を見て「なんてインパクトのない顔」と奈央子に評価されたお相手の男性(神保悟志)・・・。(苦笑)
顔のインパクトはなくても、東大出のエリート官僚ってことでインパクト大じゃなかった?(笑)

第4回
「結婚の法則」
脚本:中園ミホ
演出:南雲聖一

あまりにもつまらなくて、途中思いっきり寝ちゃったよ。(^^;

っつーか、この会社・・・マジで仕事しないとヤバイし・・・。(苦笑)
奈央子(篠原涼子)のお見合い話で、課の皆さんが始終盛り上がってるようじゃマズイし・・・。(大汗)
黒沢(赤西仁)も新人研修を抜け出して酒呑んで、地元の漁師とケンカしてるようじゃどうしようもないし・・・。
っつーか、漁師に文句言われてキレた時の顔・・・「ごくせん」の生徒の時の顔だし。
どうしても奈央子が「anego」と呼ぶにはふさわしくないんだよなぁ。
立ち飲み屋で酔いつぶれるまで飲んで、街中で座り込んでるなんて「anego」と呼ぶ価値なし!だわさ。

今クール、所謂「負け犬」を題材にしたドラマとして、この作品と「曲がり角の彼女」があるんだけど、ここまで見てきた感じだと「曲がり角」の千春(稲森いずみ)の方が「anego」っぽい雰囲気があるんだよなぁ。
ストーリーがどうだとかより、奈央子を「anego」と呼ぶのは妥当かどうかが気になって仕方がない。

斉藤(神保悟志)とのお見合いで、奈央子が心の中でいろんな項目に「マル」「バツ」をつけているのは面白かったんだけどね。
「ここまでの集計」なんて、頭の中で考えながら相手が結婚相手としてふさわしいかを吟味してるあたりが、お見合い経験のない私には「お見合いってこんなもんかしら?」と、ちょっと興味深かった。(笑)

奈央子が気付くと、ベッドの中で横には黒沢が・・・。
で、突然かかってきた電話は女の声で、昨晩の奈央子の様子を観察していたかのような内容。
予告の雰囲気からして、斉藤さんの女か?(^^;
うーん、どんどん私の中で下降線を辿っていく、このドラマ。期待していただけに、辛いなぁ。

第5回
「プロポーズ」
脚本:中園ミホ
演出:佐久間紀佳

一夜を共にした黒沢(赤西仁)に「夕べの事は気にしなくていいから」と声をかける奈央子(篠原涼子)。
それに対して「助かります!」ってどうよ?>黒沢君

奈央子に電話をしてきた女性は、斉藤(神保悟志)の元カノ・加世(板谷由夏)だったのね。
「どうか斉藤さんを幸せにしてあげて下さい」なんて奈央子に頼んで変な元カノだな・・・と思ったら、この方バツイチで子供がいるって言うじゃない?
斉藤さんとは真面目に付き合っていたものの、エリート官僚のご家族がバツイチで子持ちの加世との結婚に賛成するわけもなく・・・。
そういう事情があったのはわかったけど、これじゃあ「この縁談にしがみつく」とまで思っていた奈央子が可哀想だわ。

プロポーズした後にホテルに奈央子を誘い、彼女がバスルームにいる間に加世へ電話する斉藤さん。
いくらなんでもこのタイミングで加世に電話しなくても・・・。(^^;

阪口(升毅)と博美(戸田菜穂)の不倫も、なかなかすっぱり切れなく・・・。
別れようとしたのに、2年も禁煙してたタバコを吸い出されちゃ〜「自分のせいかな?」と博美が思うのも理解できるけど。

・・・で、このドラマが面白いか?と言われれば、じぇんじぇん面白くない!(^^ゞ
絵里子(ともさかりえ)や沢木(加藤雅也)が、もっと絡んでくれなきゃ意味ないし・・・。
年下の黒沢君とo(^^o) (o^^o) (o^^)o キャアキャア♪みたいな話は、もういいわ!
特に職場のパソコンでの私用メール・・・見てるだけで不愉快なんですけど・・・。
奈央子がやってる仕事だって、阪口が出張だと嘘をついていた事を誤魔化す手伝いぐらいしかしてないじゃん!
それで来週は総合職を勧められるのか?世の中、そんなに甘くはないってば!

第6回
「甘い生活」
脚本:中園ミホ
演出:吉野洋

サブタイトル・・・「甘い生活」。
何でこのサブタイトルなのか・・・。

お見合いがまとまらなかった事を知って、阪口(升毅)が奈央子(篠原涼子)に総合職の試験を受ける事を勧めてくる。
うーん・・・だから奈央子がそれほど出来る社員だというのが、じぇんじぇん伝わって来ないんだよ!
だから、いきなり総合職とか言われても、ピンと来ないわけ。(^。^;)
奈央子に総合職を勧めるあたりが、「甘い」と思うんだけど・・・。

そんな奈央子の家に転がり込んできた黒沢(赤西仁)に、試験へ向けて家庭教師をしてもらう。
っつーか、試験前・・・ひとつ屋根の下に若い男だよ!(じゅる)
勉強なんか手につくか!ってーの!(笑)
そんな状況でも筆記試験にパスし、あとは面接・・・という奈央子に絵里子(ともさかりえ)から娘がいなくなったという電話が入る。
・・・迷惑だし・・・。(ーー;)
結局、絵里子を放っておけず、面接をすっぽかして彼女のもとへ向う奈央子。
・・・お人よしにもほどがある。
子供も子供だ!ホテルからパパのビルが見えたから行っちゃっただと?ハァ?

絵里子が何故自分を頼ってくるのかも忘れている奈央子・・・以前、会社で苛められている絵里子に優しい声をかけ「こんな私で良かったら、いつでも相談にのるから」と言ったっていうじゃない?
でも、その事を奈央子は人から聞かされるまで、しっかり忘れてましたから・・・。残念!
「anego」というのはみんなから頼りにされる女性を指すのかと思っていたら、このドラマではみんなに振り回される人を「anego」と呼ぶようですわ。(^^;ゞ
社内で頻繁にメールのやり取りしてる奈央子と黒沢も「仕事せーよ!」だけど、早乙女さん(山口紗弥加)と立花(山口馬木也)なんてチャットだよ!チャット!
はぁ・・・・マジで仕事せーよ!・・・だわ。(ーー;)

第7回
「傷心」
脚本:中園ミホ
演出:吉野洋

「仕事しろ!「仕事しろ!」という巷の声が届いたのか、今日はいきなり「決算日」を持ってきて職場らしさをアピールしたかったらしい・・・が、これじゃ空振りだな。(^^;
「決算日なのに早乙女さん(山口紗弥加)が休んじゃって・・・」みたいな台詞を出しただけで、どうって事なく大変な決算日は片付いちゃってるし・・・。
仕事終わりにお疲れさんと、弁当とビールを持ち込み仕事場で飲み食い・・・。
あれだけPCが並んでるのに、みんなでビールとは危機管理意識はゼロだな・・・この会社。

と、まぁ要らぬところが気になるのは、ハマれなくなった証拠。(^^;ゞ

今回は奈央子(篠原涼子)の誕生日を境に、黒沢(赤西仁)と沢木(加藤雅也)のポジションが大きく入れ替わった感じだった。
奈央子に誕生日を聞かされてなかった黒沢は、まさにその誕生日当日に奈央子が勇気を出して自分からしたプロポーズに、「考える時間を下さい。5年ぐらい・・・。」と逃げたと取られてもおかしくない返答をしてしまう。
一方の沢木は絵里子(ともさかりえ)がカレンダーに書き込んでいたのを見て、奈央子の誕生日を知りプレゼントを届ける。
そこでお茶に誘われ、もう一度ケーキと花を持って現れるってわけだ。
っつーか、知り合いの旦那さんを「お茶でもどうぞ」と部屋にあげる時点で、奈央子の配慮のなさが伺えるってもんだわさ。
少しは絵里子の事を思い出すような素振りが欲しかった。仮にその時点で沢木に何の感情も抱いてないとしても、30過ぎの女は相手の奥さんに気を使うぐらいのことしてほしいな。
そしてまた、沢木が持ってきたケーキ・・・でかっ!
サイズの読めない男って嫌だわ。_・)ぷっ
で、黒沢にやんわりとプロポーズを断られた後、タイミングよく沢木が「京都へ行きましょう」と奈央子を誘うわけよ。
傷心の奈央子は、あっさり京都へ行っちゃうわけよ。

っつーか、全部浅いよね・・・このドラマ。(^^;
仕事面も恋愛面も夫婦の問題も・・・すべて浅くて薄い。
ただ絵里子が可哀想だ。夫にも慕ってる奈央子にも裏切られて・・・。
そう思ってしまうのは、私も一応「妻」の立場だからなんだろうか・・・。(^^;ゞ

第8回
「運命の男」
脚本:中園ミホ
演出:佐藤東弥

京都に行って沢木(加藤雅也)のキャラが変わってないかい?(^。^;)
おみくじで「凶」ばかり引くからと、他のが出るまで奈央子(篠原涼子)と神社を回り続けるなんて、今までの沢木さんじゃないよ〜。
んで、奈央子も奈央子!
沢木と京都に行った時点で、絵里子(ともさかりえ)の事は裏切ってるだろうに、「不倫はダメ!」と一人ホテルの部屋で呟くあたりがわからん!
奈央子の言う「不倫」とは、体の結合がなければOKなのか?
っつーか、結局キスとかしちゃってるし、一夜を共にしてるし・・・。

ついこの間、黒沢(赤西仁)にプロポーズして撃沈したばかりなのに、もう他の男に心奪われちゃって、結局誰でもいいんかい!
でも、決して黒沢が良いとも思わないのだが・・・。(^^;
とにかく、全体的につまんない!(それを言っちゃ〜お終いよ)
面白かったのは、エレベーターが開いたら、そこに立ってた清掃員のもたいまさこ!(笑)

沢木と奈央子が怪しいと感じた、絵里子の「妻のカン」はさすがだった!
でも、最初の方で絵里子が奈央子に沢木の監視を頼むという部分があったので、そこをもっと見せてくれたらよかったのにな・・・。
沢木との事に気付いてないふりをして、奈央子に沢木の監視をさせ報告を受ける絵里子を見たかった。
まぁ、こういう展開に持ってくるんだったら、今までの部分をもっと整理して、もっと早い段階で沢木と奈央子の不倫を持ち出せばよかったのに・・・。
それもこれも、このドラマが絵里子の壊れっぷり以外に興味をそそられる部分がなくなってしまったからなんだけどね。(^^;ゞ

「謝っても許してあげませんよ。私は奈央子さんみたいにいい人じゃありませんから。」や、沢木の目の前で離婚届を燃やし「残念な結果だったけど離婚はしません・・・絶対に。」と言う絵里子が怖くて、ある意味o(^ー^)oワクワクしちまった!(笑)
そして、奈央子を中傷するメールが、会社全体にばら撒かれる。
ありがちな展開だけど、そういう方面の知識がなさそうな絵里子が、どうやって会社中のアドレスに同じメールを送信したんだろうか・・・。
え?そういう細かいところは気にしないの?そっか、そっか・・・。(^^ゞ

第9回
「罪と罰」
脚本:中園ミホ
演出:佐久間紀佳

冒頭での奈央子(篠原涼子)の語り、「人の不倫みて我が不倫なおせ」は名言だな。(苦笑)
絵里子(ともさかりえ)のFAX&メール攻撃に、何故か会社の女子社員は一致団結し、「負けないで」とか「気にしないで」とか言って奈央子を守ろうとする。
絵里子の方がおかしい・・・という結論に達してるようだが、そう言い切っていいのだろうか?
確かに絵里子の行動は行き過ぎてる部分もあるけど、そうさせた原因は奈央子にもあるわけで・・・。
何だかこの会社の体質、本気で好きになれないんだが・・・。(^。^;)

で、沢木(加藤雅也)が4年前にも沙知子(大塚寧々)という女性と不倫していた事がわかり、奈央子は一気にトーンダウン。
運命の人だと思っていたのに、4年前に自分と似ている女性と不倫していたというのがショックらしい。
自分と似ている女性と過去に同じような恋愛をし、自分にも言ったように「二人で頑張ろう」と励ましていたという事で、単なる好みなのか本当に運命の人なのか迷いが生じる奈央子。
そこは切り離して考えるべきなんじゃないかと私は思うんだけど・・・。
好みは好み、運命は運命・・・好みの人と運命で出会うならいいじゃん!なんてな。(笑)

沢木への気持ちが下降気味になったところで、モンゴル行きを打診された黒沢(赤西仁)から奈央子へのプロポーズ!
「考える時間を下さい」「どのぐらい?」「5分ぐらい」というやり取りは、くすっと笑えてよかった。
よかったんだけど〜ぉ・・・、何だかやっぱりanego奈央子に共感できないんだよな。( ;^^)ヘ..
沢木と黒沢の間で揺れるというよりは、「こっちがダメでもあっちがあるさ」的な印象を受けてしまうんだよね。(^^ゞ
相手が沢木にしても黒沢にしても、奈央子の中で「好き」という気持ちがどの程度あるのか疑問なんですわ。
「どうしてもこの人が好き」というのが感じられない。
だから、「この女、誰でもいいんじゃねーの?」という目で見てしまう。( ・_・)ジッ

しかし、ラストはビックリですな。
株主総会の日に、会社のビルの屋上に絵里子がいるなんて・・・。
どんな結末が待ってるんでしょうか?

最終回
「一歩、前へ」
脚本:中園ミホ
演出:吉野洋

いいのだろうか・・・こんな最終回で。(^。^;)
最初から最後まで、ずーっとつまんなかった。しかも延長・・・ただダレただけ。
そして、あまりのつまらなさに見終わって鳥肌が立った。(こんな事、初めてだよ)

まず、飛び降りようとした絵里子(ともさかりえ)を止めた奈央子(篠原涼子)の、「飛び降りる時は私も一緒だからね」という台詞に「けっ!」と思ってしまった。
あまりにも、うそ臭い・・・。

絵里子の自殺騒ぎでマスコミも騒ぎ立て、責任を感じた奈央子が退職願を提出。
それを知った女子社員たちが、奈央子のために署名活動。
だ・か・ら〜〜〜、仕事をしろっつってんだろーがよ!(怒)
300人以上の署名が集まったらしいけど、結局奈央子は黒沢(赤西仁)との結婚もせず、会社も去ることを決意。
その去り際、またまた女子社員がわんさか集まって奈央子に感謝の気持ちを伝えるんだけど、もうなんちゅーかさぶくてさぶくて・・・。
っつーか、誰か仕事はしてるのか?
奈央子のために花道作ってる場合じゃねーだろ!
っつーか、奈央子がそれほどの人物だったというのが、私にはさっぱりわからんのだよ。
社員にも派遣にも、後輩にも上司にも頼りにされるほどの人物だという事が、もっときちんと描かれていたら、女子社員勢ぞろいも花道でのお見送りもそれなりに見る事が出来たのかもしれないけどさ。

黒沢はモンゴルへ、奈央子は新しい職場でも「アネキ」と呼ばれて頑張ってる。
「アネゴ」とか「アネキ」とか、いかにも慕われているような呼ばれ方だけど、結局「アネキ」と呼ばれている会社でも、「私エクセル苦手なんで・・・」と仕事押し付けられちゃってるじゃん!
結局、頼りがいがあるんじゃなくて、都合よく使われているだけなんじゃないの?>奈央子
それに新参者のくせに一番年長者だからと仕切ろうとしてるのは、はっきり言って鬱陶しい。
実年齢より社内でのキャリアだろ・・・。

月日が流れ、立花(山口馬木也)と加奈(山口紗弥加)の結婚式。
司会者がドタキャンしたとかで、またもや都合よく司会をやらされる奈央子。(^^;
最後に頼まれてスピーチするのだって、自分にとっての幸せとは・・・みたいな話しちゃってさ・・・ぜんぜん新郎新婦へ向けたスピーチじゃないよなぁ。(^^;
一応「羨ましいです」なんて言って持ち上げた形にはなってたけど・・・。

モンゴル語を習ってるところを見ると、いずれは黒沢を追ってモンゴルへ行くつもりなんでしょう。結末がそれでも構わないんだけど、そこへ行きつくまでの過程がね・・・あまりにも適当でがっかりした。

 

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