ドラマスペシャル

27歳の夏休み

原作:唯川恵 「あしたまでの距離」
P:橋本孝・植田博樹
主題歌:森山直太朗 ♪「高校3年生」

脚本:清水友佳子
演出:生野慈朗

あんまり期待せずに見たせいか、意外と面白かった。
特に女性独特の「心の声」みたいなのがね・・・くすっと笑える感じで楽しかった。

27歳という年齢も、いろんな意味であやふやな感じの年齢でよかったのでは・・・。
おばさんではないけど、世間的には若くもない。
結婚してるものもいれば、独身もいる。
仕事上でも微妙な年齢。
そんな27歳の英子(木村佳乃)は、出版社に入社したものの男性週刊誌に配属され、風俗関係の仕事ばかり。
英子の同級生、莉沙(瀬戸朝香)はファミレスの店長。
その二人と、さらに同級生のまどか(辺見えみり)、石坂(谷原章介)が久しぶりにプチ同窓会を開いたことから、話が転がっていくんだけど・・・。
英子も莉沙も、まどかの家のドアを開けるなり、まどかの髪の毛を見て「巻いてるし・・・」って心の中で呟いてるのが笑えた。
女ってこうなんだよね〜。(笑)
顔でニコニコしながらも、「ってゆーか、巻いてるし・・・けっ!」ぐらい思ってたりする。(怖)
久々に会った同級生の前でカッコつけたくて、英子は「辞書を作ってる」なんて言っちゃうし、莉沙もファミレスは自分のカフェを持つためのステップに過ぎないと大きく出ちゃうし・・・。
何でだろう・・・妙な見栄を張っちゃうんだよね。(^^ゞ

まどかは河野(照英)と結婚したばかりだし、てっきり英子と莉沙が石坂君を取り合う話かと思ったら、関係ないと思われたまどかが石坂を好きだったり・・・と、後半は思いもよらない方向へ・・・。
そして一番ビックリしたのは、石坂君が河野を好きだったって事だよ・・・。
ゲイっすか・・・。( ;^^)ヘ..
石坂君の一方通行な恋だったわけだけど、英子や莉沙にとっては結構凹むことだよね。
女二人で酔っ払ってるの・・・わかるなぁと思っちゃったわ。

谷原章介さんだし、男相手に告白してても美しく思えたけど、相手・・・照英だし・・・。(^^;
頭の中で谷原章介と照英がぐるぐる回ってしまって、妙な汗かいちゃったわ。(^^;ゞ

英子は児童書の翻訳事務所に転職、莉沙は念願のカフェを持つ。
だから何?って感じもするけど、振り返った時に記憶に残ってる通過点っていいな・・・と思わせるものがあった。
石坂君をめぐって恋の火花を密かにスパークさせてる英子と莉沙の本音も、心の声として聞かせてしまう事で軽く笑えるようになってたし、全体的にさっぱりした雰囲気が良かった。

 

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