月曜ミステリー劇場 サスペンス特別企画
長く孤独な誘拐

原作:貫井徳郎 「長く孤独な誘拐」
P:越智貞夫

脚本:久松真一
監督:長谷川康

上川隆也さんが出ているってだけで、しっかり見てしまいました。(*^。^*)

子供を誘拐された森脇(上川隆也)に要求されたのは、身代金ではなく子供を誘拐する事!
森脇と妻・和代(羽田美智子)が、我が子を助けたいがために羽村家の裕貴也(田中碧海)という子供を、犯人の指示の通り誘拐し羽村家から身代金8000万を要求する。
完璧なシナリオを準備し、パソコン・複数の携帯電話などを使って、森脇を誘拐犯に仕立て上げる犯人の狙いは何か?

内容的には、森脇に誘拐された裕貴也君が親から離れて見知らぬ森脇夫妻と一緒にいる間、あまりにもおとなしかったことや、建設中止になったマンションをアジトにするのはいいけど、そこに毎日車で出入りして目立たないのか?とか、それなりに突っ込みどころはあったけど、すべて「上川隆也」で帳消し!(*^。^*)
ミラー越しに映った顔も、緊張でぶるぶる震える手も、漁師姿も、スーツ姿も、作業服にヘルメットというのも、ぜーーーーんぶ良かったわ♪
内容云々よりも、正直言って2時間もほとんど上川隆也なドラマを見られて幸せ♥

誘拐した裕貴也がゲームボーイを欲しがる下りは、森脇は自分の息子・耕平(鎌田拓充)に買ってやらなかったことを後悔しているだろうなぁ・・・と思ったり、裕貴也が熱を出して必死に看病する和代は、きっと耕平を思いながら他人の子供を看病してるんだろうなぁ・・と思ったり、ミステリーながら子供を思う親の気持ちをそこかしこに感じた作品ではありました。

しかし結末は、あまり納得がいかなかったかな?
森脇がいた住宅会社が手抜き工事をしていて、その事を指摘した森脇を社会的に抹殺することと、羽村家の財産を手に入れることを目的として、常務の沢入(清水章吾)が起こした事件だったとは・・・。
大体、沢入が裕貴也の叔父さんだったというのも、ちょっとこじつけっぽいし・・・。
羽村夫婦は以前にも子供を誘拐され、しかも殺害されていて、その後養子にもらった裕貴也は羽村(光石研)には愛されなかったが、妻・真佐子(森下涼子)と羽村の父親には愛された。
羽村の父親が全財産を裕貴也に残そうとした事を不服とした羽村とその姉(岡まゆみ)が沢入と結託し、この誘拐事件を起こしたってわけでしょ?
誘拐されていた耕平も、森脇がアジトとして使っていたマンションの中にいたわけで、そこらへんはちょっと雑な感じがしたけど・・・。(ーー;)
ま、上川隆也ですべてOKか!(結局そうなる!)
「内容が良かった」とは言えないけど、「上川隆也は良かった」と言っておきましょう。(苦笑)
最後に結局、羽村のじいちゃんの財産はどうなったんでしょうか?
それが気になる・・・。(^^;

 

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO