Dr.コトー診療所 特別編

原作:山田貴敏
企画:杉尾敦弘
P:土屋健

主題歌:中島みゆき ♪「銀の龍の背に乗って」
挿入歌:柴咲コウ ♪「思い出だけではつらすぎる」

第1夜
脚本:吉田紀子
脚本協力:永田優子
演出:平井秀樹

ほぼ総集編なんだろうと思いつつ、見ずにはいられなかった特別編。

特別編で新たに用意された話は、あの三上(山崎樹範)が北海道の僻地に赴任してからの事。
住人約1000人の命を、自分ひとりで引き受けなきゃならない重圧。
住人たちの信用を得られず、自分からとけ込むことも出来ない毎日。
そんな中で悩んだ三上が志木那島のコトー先生(吉岡秀隆)に手紙を送ってきた事で、コトー先生自身が自分が島に赴任した頃の事を思い出す・・・といった感じで、あの剛洋(富岡涼)の船上オペへと繋がっていくのよ。
いやぁ、いろいろ思い出しましたわ・・・コトー先生と一緒に。(笑)
あの船の上でのオペで初回から盛り上げて、内さん(千石規子)のこと、妊娠中毒症のゆかり(桜井幸子)をヘリで搬送したこと、そして何と言ってもあきおじ(今福将雄)だよ!
本放送でも、このあきおじの回で号泣したんだけど、特別編でもまたまた泣いちゃいました。(涙)
と、いうよりも・・・すでに特別編でコトー先生が藁草履履いてた時点で(ToT)ウルウルしてたし・・・。σ(^_^;ワタシ?
島に来て、初めて救えなかった患者があきおじだったんだよね〜。

総集編だろうと思って見てたし、本放送もしっかり見てたから、このつなぎ方でもOKだったけど、突然この特別編を見た人がいるとするならば、ちょっとわかり辛いかもしれないなぁ・・・とは思った。
第2夜もこの調子なんだろうか?
三上医師が悩み、もがき、そして一歩進んでいくまでを、きちんと見られたらいいんだけど・・・。

第2夜
脚本:吉田紀子
脚本協力:永田優子
演出:平井秀樹

うーん、もうちょっと三上(山崎樹範)の話をじっくり見たかった。
やはり「総集編」の意味合いが強いのね。
三上がコトー先生(吉岡秀隆)に出した苦悩の手紙に返事が来て、そこには「大切なのは島の人々と向き合う事」という経験者ならではの言葉が・・・。
こうやって総集編で見てみれば、コトー先生だって最初から島民に受け入れられたわけでもなかったんだよね。
剛洋(富岡涼)の船上オペをやり遂げても、ヒーローになるどころか、「船の上で子供の腹を掻っ捌いた」として冷ややかな視線を浴びてたわけだし・・・。
三上もただ診療所で患者を待つだけではダメだと、気になってたおばあちゃんの家に雪の舞う中向かって、そこで苦しんでるおばあちゃんを見つけるわけよね。
診療所までおんぶして・・・それでおばあちゃんを助けるんだけど、こうやって一人ずつ打ち解けていく事が、僻地の医療の中では重要な事なんでしょう。
コトー先生みたいにのほほんとした明るさがないだけに、三上医師はもっと日常会話から頑張らなきゃいけないかもしれないけど(苦笑)、まず一人、そしてまた次の一人と、心を許してくれる患者さんが増えるといいよね。
それにはまず、三上が自分から心の扉を開かなきゃ・・・。

コトー先生を憎んでた記者の巽(津田寛治)の書いた記事も、その記事の載った週刊誌をお土産に買ってきた彩佳(柴咲コウ)も良かったね。
・・・って、彩佳さんは結局登場しなかったけどさ。(^^;

2夜連続だったわけですが、総集編で懐かしくは思ったけど、特別編と言うならばもっと今回独自のエピに存在感があれば嬉しかったな。

 

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