光とともに・・・〜自閉症児を抱えて〜

原作:戸部けいこ 「光とともに…」既刊5巻セット
チーフP:梅原幹
P:櫨山 裕子・内山 雅博
主題歌:「万華鏡キラキラ」 RYTHEM

第1回
脚本:水橋文美江
演出:佐藤東弥

。・゚゚・(>_<)・゚゚・。
初回から(ToT)ウルウルさせて頂きました。
子供を持って、子供を通じての交際範囲が広がると、結構自閉症児をお持ちのお母さんと知り合ったりするものです。
実際、私の周りだって程度の差はあれ自閉症のお子さんをお持ちの方が、数人はいらっしゃいますもの。
でもね、そういうお母さんと私が知り合ったのは、すべてそのお母さんがすでに「自分の子供は自閉症」って事を認識されて随分経った後だったんだなぁ・・・と、今日あらためて気付いたりもしました。
自分の子が他の子供とちょっと違うような気がする・・・これはどんな親でもよその子と成長過程を比べては、不安になるものでしょう。
だけど、その不安が解消されるどころか、どんどん自分の中で大きくなり、やがて自閉症という診断が下っても、それを認めたくない感情があり・・・。
自分の子は自閉症なんかじゃない!と思いたくても、どんどん子供の行動が自閉症児のそれに当てはまっていく中での不安、焦り。
何かと言えば、「親のしつけがなってない」とののしられ、すべては母親の育て方が悪いという見方をされるなんて、耐えられる事じゃないよね。

光(齋藤隆成)が自閉症だと診断され、ずっと泣くばかりだった幸子(篠原涼子)の気持ちも痛いほどわかるし、何より涙が出たのはこの先どうすれば良いかわからなくなった幸子が以前光を助けてくれた里緒(小林聡美)を呼び出して「あなたなら何か言ってくれると思ったのに・・・」と言うと、里緒が「(光が自閉症になったのは)母親の育て方のせいじゃありません」と言ってくれたこと。
すべてを自分のせいだと感じていた幸子にとって、この一言は救いになっただろう。
その一言があったからこそ、幸子は光が何のために毎日毎日手当たり次第に物をひっくり返しているのか、ちゃんと見極めることができたものね。
光はただ部屋中の物をひっくり返してたんじゃない、新幹線の中でもらったキラキラ光るアルミホイルを探してたんだ・・・って。(涙)

我が子が何を思って、こんな行動をしているのかさっぱりわからない時、その根拠みたいなものがひとつでもわかったら、すごく嬉しいと思う。
偶然の出会いだったけど、里緒と知り合えたことが幸子にとっては本当に救い。
そして、幸子は光を里緒のいる小学校へ入学させる。

正直、昨日から篠原涼子を二日連続で見ることが、多少不安ではあったのですが、全く別物としてしっかりハマって見ることが出来そうです。(^。^;)ホッ!
サバサバした里緒先生も気持ちよくて好感が持てます。
これは間違いなく見続けるでしょう。

第2回
脚本:水橋文美江
演出:佐藤東弥

いろんな事にため息が出る。
入学式でカメラマンの胸についてた国旗が気になって、飛び掛ってしまった光(齋藤隆成)。
その光があさがお学級と1年1組、両方で授業を受けると知った他の父兄の迷惑そうな態度。
でもね、そうやって「面倒なことになった」という顔をしてる父兄を、決して非難できないんだなぁ・・・。
なぜなら、私もそんな立派な人間じゃないから。
たぶん、あの場にいたら自分も同じような態度を取ってるんじゃないかと・・・。

自閉症って障害について、やはり何の理解もしてなかったなぁとあらためて実感。
このドラマに描かれている自閉症がすべてではないでしょう。
だけど、里緒先生(小林聡美)の光への接し方、決して光のペースや領域を乱さないで、まずはよく観察し次のステップを考えるやり方を見てて、素直にすごいなぁって思った。
親だからしてあげられる事、親にしか出来ない事もある。
だけど、親だから出来ない事もあるんじゃないかな?
親だから感情的になって、必死になり過ぎてしまって、大切にしなきゃいけない距離を見誤ったり、焦るあまり何もかも急いでしまったり・・・。
そういう意味でも、里緒先生の存在は重要!
机の下にもぐってばかりの光に、ダンボールで「ひかるのへや」を作ってあげたりして、机の下から少し大きな空間の「ひかるのへや」へ。
そして、そこからあさがお学級の室内へ出てきてくれるように導くんだね。
確かに毎日、毎日、「今日もひかるのへやで過ごしました」と言われるだけの日々だったら、幸子(篠原涼子)のように不安になるだろう。
雅人(山口達也)のように学校へやって来て、強引にひかるのへやから連れ出そうとするかもしれない。
だけど何があってもすべてを否定せず、どーんと構えて自分なりのスタンスを変えない里緒先生には好感が持てる。
信頼したくなる!
でも、幸子が「私には先生しかいません。先生を信じます。」と言っても、「信じる相手は光君でしょ?光君を信じて待ちましょう。」ときっぱり言ってくれる。
いやぁ、実に気持ちの良い先生だわ。
どっしりと構えていながら、決して自信過剰じゃない。
小林聡美、いい女優だね。(涙)

光の自閉症にも、幸子の頑張りにも理解を示してないように見受けられた雅人だけど、過労で倒れたって事は、人知れず悩んでいたんだろうね。
それにしても、父親ならもうちょっといろんな面で理解してやって欲しかったけど、仕事も自閉症児を抱えて大変だって事でしばらく休むように言われたらしいし、ここでしっかり光や幸子と向き合って欲しいわね。

一度もママと呼ばれたことがなかった幸子が、光にママと呼ばれた。
それは「ママ」という言葉の意味を理解して言ったのかどうかわからないし、もう一度言ってくれるかどうかもわからない。
それでも幸子は「ママ」と呼ばれた喜びを感じずにはいられない。
辛いことがたくさんあっても、こういう喜びで一瞬だけでも幸せな気持ちになれたら・・・。
また、その先にたくさん辛いことがあるとしても、またいつか喜ぶことが出来るかもしれないという小さな希望になればいいね。

そして、フラフープが気になって、ふらふらと近付いて行って倉庫に閉じ込められちゃった光君。
ヾ(・・;)ォィォィ、鍵かけたの誰だよ〜。
中に人がいないか、確かめてから施錠しろ!と思ってしまいました。(^^;ゞ

それにしても、このドラマの井川遙っていいね〜。
彼女も自閉症児を抱えてるって事で、この先も幸子や光と接点がありそう。
しかも、ダンナ(大倉孝二)が暴力夫。
こっちの家族も気になります。

第3回
脚本:水橋文美江
演出:佐久間紀佳

フラフープを手にしてみたくて倉庫に入り、そのまま鍵をかけられてしまった光(齋藤隆成)。
閉じ込められた倉庫の中で、棚が倒れてきて光は怪我をしてしまう。
光が運ばれた病院の医者やナース・・・自閉症だと聞かされていたくせに、光の事をわがまま扱いだもんなぁ。
自閉症に関して医療従事者でもない人が無理解だったりするのは仕方がないと思うけど、医者やナースがあんな態度じゃ、里緒先生(小林聡美)みたいに一言言いたくなっちゃうよね。
そこへ駆けつけた雅人(山口達也)が、「自閉症ですいません」と医者に頭を下げるのも見ていて辛かった。
確かに普通より手がかかるし、なかなかスムーズに処置もさせなかっただろう光を考えると、「ご迷惑をかけてすいません」という気持ちにはなるだろう。
だけど、「自閉症ですいません」だと、ちょっと違っちゃうんだよなぁ。
それを聞いてた里緒先生が幸子(篠原涼子)に、「自閉症ですいません」と謝る必要はないと言ってくれて良かった。

光に対するほかの生徒の無関心ぶりには、ちょっとビックリだわ。
萌ちゃんの母親・薫(鈴木安樹)みたいに「関係ないから、そっとしておきなさい」とか言われてるのかしら?
光がいなくなったこと、倉庫に閉じ込められてたこと、そこで怪我をしたことを聞かされても、全く他人事って顔をしてるのが気になってしまった。
そんな生徒達の無関心な様子が少しでも変わればと、幸子は生徒たちに光の事を知ってもらおうと自分の言葉で話をするんだよね。
光が自閉症だと知った時、1週間泣き続けるだけだった母親がここまで変われるんだなぁ・・・と、ちょっと感動。
というか、強くならなきゃここまでやって来られなかったと思うけど、周囲の理解どころか夫でさえ理解や協力をしてくれなかった中で、ここまでよく頑張ったなぁって思っちゃうよ。
これが母親の底力なのかなぁ。
自分が産んだ命を何があっても守るという気持ちは、必ず母親の中にあるものだと思うし・・・。
光のお母さんとして、そして一人のお母さんとして子供達に語りかけた幸子の言葉は、子供達の心に少しは入っていけたのかもしれないね。
萌ちゃんも自分は倉庫に入る光を見ていたと告白したし・・・。

光の事を知ってもらうために里緒先生と幸子が作った光通信。
これで一気に理解が深まるとは思えないけど、まずは光に関心を示してもらって、そこから少しでも理解してもらえればいいよね。
同じ学校の父兄や、マンションの住人・・・いろんな人に光通信を配ってたけど、やっぱ気になるのは同じ自閉症児を持つめぐ美(井川遙)の反応。
彼女も幸子が里緒先生と出会ったように、いい出会いがあって小さな出口を見つけることが出来たらと思うよ。

怪我をした光の包帯を取り替えるために、自分なりに方法を探し、光と気持ちを通じ合わせようとする雅人の頑張り。
自分から「学校・・・行きます」と言った光。
そんな光に「ごめんね、光君。光君、おはよう。」と声をかけてくれた萌ちゃん。
どこもかしこも(ToT)ウルウルしちゃいました。
光という子供がどんな子供が知ること、それがコミュニケーションを取る上で一番大切なことなんだね。
貴子(高橋惠子)も何かと光のことが気になってるのに、なかなか向き合う勇気を持てずにいる。
でも、知ろうという気持ちがあれば、きっといつか真正面から向き合えるようになるでしょう。
何てったって、可愛い孫だもんね。

全体を通して思ったことは、光のペースに合わせることの難しさ。
何でもものすごいスピードで動く現代社会の中で、光が納得して行動できるまで待つという事が一番難しいのかもしれない。
ふと、そんな事を考えてしまいました。

第4回
脚本:水橋文美江
演出:佐藤東弥

いやぁ、今回も泣きました!。・゚゚・(>_<)・゚゚・。
だけど、光君(齋藤隆成)じゃなく、航君(関口航)で泣いちゃったんだよね。
光と1年1組の共同作業としてトマト栽培が提案されるんだけど、1年1組の生徒達は自閉症の光との共同作業に乗り気じゃない。
そんな中、光と一緒に作業をすると立候補したのが航君。
この時点で、屈託のない笑顔が素敵ないい子だなぁと思ったんだけど、本当にいい子だったよ。>航君
光が出来ることが徐々に増えつつあるといっても、やはり他の誰かと共同作業というのは難しそうだし、里緒先生(小林聡美)が必死に教えても、なかなか思い通りにならなくて、一緒に作業をする航君の方がどんどん元気がなくなってしまって・・・。
でも、そうやって一緒に出来ない事で悲しむ心があるというのが、航君の優しさなんだと思うなぁ。
難しいことだとわかっていても、畑までの道のりを白いテープで示したり、とにかく努力を惜しまない里緒先生の前向きな姿勢には好感が持てる。
航君も決して諦めずに頑張るのが、とっても素敵だったよ!
やはり光には光なりの時間があるようで、何度か失敗しても給食のトマトを見て「トマト・・・水、あげます」と思い立つんだよね。
そんな光なりの時間に航君の方が歩み寄る形で、二人が手を繋いで畑へ歩いていく姿で感動の涙。(・・,)グスン
そして、初めて水やりが出来たところで、また涙。
航君が里緒先生に「出来たよ。光君と一緒に出出来たよ。」と言うところで、感涙。
その後、「光君、頑張ってくれてありがとう」という、イカした航君に号泣!
だけど、だけど、そんな航君にみんなが「ありがとう」と声をかけるのを聞いていた光が「ありがとう」という言葉を口にした時は、あまりに驚いてしまって逆に涙が引っ込んだ。(^^ゞ
光にとっては、単なる物真似のような「ありがとう」だったのかもしれないけど、聞いた周囲の人々は感極まってしまうだろうなぁ。

里緒先生の「この世に意味のないことや無駄なことはない!」という台詞、私も日々思っていることなので、ちょっと嬉しくなりました。
めぐ美(井川遙)も信頼できる先生や、学校と巡り会えたらいいけどね。
薫(鈴木杏樹)が学校に対して光にみんながかかりっきりになる事を不満げに話していたけど、あれも真実だろうなぁと思う。
ただ、薫も厳しそうなご主人の顔色を伺うように萌(大城紀代)に接しているようで、彼女の中でのご主人のあり方がどんなものなのか?、ちょっと気になるところではありますね。

第5回
脚本:水橋文美江
演出:佐藤東弥

すごいね、光君(齋藤隆成)・・・航君(関口航)と手を繋いで帰ることが出来るようになって・・・。(涙)
そうやって光は徐々に出来る事が増えて来てるし、幸子(篠原涼子)も絵を描くのに色を2色使う事が出来たなんて喜んでたのに・・・。
めぐ美(井川遙)が琴美(小林愛里香)を連れて、あさがお学級へ体験入学。
比較的すぐに順応できるタイプの琴美、お絵かきが上手な琴美。
今まであさがお学級には光しかいなかったし、同じ自閉症という障害を持つ子供も他にはいなかった。
ところが琴美が来た事で、幸子は光と琴美を比べてしまうようになるんだよね。
これで琴美が自閉症でなかったら、きっと比較の対象にはならなかったと思うんだけど、光がなかなか出来ない事をすんなり出来たり、そんな琴美にみんながチヤホヤするのが幸子には初めての経験で、耐えられなかったのかもしれないね。
今回の最後で貴子(高橋惠子)も言ってたけど、幸子が光を他の子と比べるのって自閉症児を子育てしてる人に限ったことではないんだよね。
でも幸子は初めての子が光で、所謂「普通の子育て」というものがどういうものかわかってない。
実は自分がしているのも「普通の子育て」何だという事にさえ、気付いてないんだよなぁ。
貴子が「人と比べてしまうのは、一生懸命子育てしてるということ」と言ってくれたのは、じ〜んとしちゃったよ。
貴子も光を初めて預かってみて、その大変さと負けずに頑張っている幸子の気持ちを知ることができたんだろうね。

薫(鈴木杏樹)も少しずつだけど何かを感じ始めてるんだろう。
萌(大城紀代)に障害があったら・・・とご主人に尋ねるところなんて、返ってきた答えは「離婚する」だもんなぁ。(^^;
このご主人のどこが良くて結婚したんだか・・・と思ってしまうよ。(苦笑)
生まれた子に障害があったら「離婚」なのに、障害のない子が生まれても子育ては妻に丸投げ!
何のための結婚だったんだろうね・・・。
優秀な子供がいるというのが、ご主人のステイタスのひとつだったのかしら?

さてさて、順調に少しずつ成長を見せていた光が、ラストで迷子に?
我が子が迷子ってだけでも心配なのに、どこかでパニックを起こすのでは?と思うと、余計心配になっちゃうよね。

第6回
脚本:水橋文美江
演出:佐久間紀佳

光(齋藤隆成)が下校中にいなくなった。
光を捜すのに先生たちも手伝うんだけど、みんなが光のことだけを心配している中で里緒先生(小林聡美)は、まず「幸子さん(篠原涼子)は大丈夫?」と母親の気持ちを気遣ってるあたりがすごいと思った。
確かに一番参ってたのは幸子だったよね。
光を見失った事で自分を責めていたし、捜し回って疲れてるのもあったし・・・。
光はバスに乗ってしまった、それを堅太(ささの堅太)が放っておけず、通りがかった同級生の女の子の自転車を奪い取ってまで追いかけた。
いやぁ、もうそれだけで泣けちゃいましたよ〜。
光の事をそこまで心配してくれる友達がいたってことに・・・。
そして光がいなくなったと聞いて、マンションの管理人さん(甲本雅裕)や同級生のママたちが心配してやって来てくれるのも、本当にありがたいことだよ〜。

結局、堅太君が光を追いかけて、ずっとついて回ってくれたおかげで、学校へ連絡をとってもらえて居場所もわかった。
雅人(山口達也)が迎えに行って光がもうすぐ帰って来るという時、幸子が抱きしめたいのにパニックを起こす事を考えると抱きしめてはいけない・・・と、里緒先生に話していたのを聞いてせつなくなってしまった。
自分の子供なのにぎゅーっと抱きしめる事ができないなんて。
それで戻って来た光は、やはり幸子と目も合わせずにマンションへ入っていったし・・・。
こんなもんだとわかっていても、ちょっと辛いものがあるよね。
光が無事戻ってきたのは、もちろん嬉しい事なんだけどさ。

ところがこれだけでは終わらなかったのよ。
翌日、学校へは光が迷惑をかけたお店などから苦情の電話が・・・。(・・;)
頭を下げにいく幸子に、みんな「いいですよ」なんて優しくて、どうもうそ臭いなぁ・・・なんて思っていたら、淡路恵子さんの厳しい事。(また、こういう厳しい口調が似合う女優さんなんですわ)
「あなた、自閉症とか障害とか言い過ぎてない?」
自分にも自閉症児をもつ知り合いがいるけど、光のようなことはないと・・・。
本当にそういう知り合いがいたのかもしれないけど、自閉症にはいろんなケースがあって、人それぞれ症状は違う事を理解していたら、あんな言い方はしなかったでしょう。
だけど、ああいう厳しい事を言う人がいたおかげで、ドラマとしてはリアリティがあったように思うわ。
堅太君のお父さん(笹野高史)に謝りに言った時、「どうせ、うちの息子が連れまわして・・」と父親が息子を信用してないのが寂しかったけど、光君のおかげで堅太に優しい心があるとわかったと言う父親にも涙。
そして「うまく助けてあげられなくてごめんなさい。」と謝る堅太君に、また涙・・・。
ところで、この堅太君とお父さん、本物の親子でしたね。(笑)
確か「刑事★イチロー」でも共演してたんじゃなかったっけ?

今回、まさか「しぇ〜」で泣かされるとは思ってもみませんでした。(^^;ゞ
里緒先生が発見した、「しぇ〜」で笑う光。
それを聞いて、幸子も幸子の母親(金沢碧)も貴子(高橋惠子)も変な顔して「しぇ〜!」。(爆)
特に幸子の母親が貴子に「しぇ〜」を伝授(?)するあたりは、面白かった・・・と同時に光がどれだけ愛されているかがわかって(ToT)ウルウルした。

そして来週は里緒先生が異動?
光がいろんな事を出来るようになったのも里緒先生のおかげだというのに、その先生がいなくなったら光はどうなる?
というより、里緒先生は幸子にとっても心の拠りどころだったわけで、もしも本当に異動なんて事になったら、幸子が落ち込むだろうなぁ。

第7回
脚本:水橋文美江
演出:佐藤東弥

光(齋藤隆成)の反抗期?
いやぁ、高いところから醤油を撒き散らしたり、部屋中マヨネーズを絞り出したり・・・。
あれは冷静に叱るなんて出来ないわ。(^^;ゞ
片付ける事を思っただけでも涙が出そうだよ。(・・,)グスン
そんな今までとは違う光の行動に悩む中、里緒先生(小林聡美)に運動会への参加を勧められた幸子(篠原涼子)。
いくら「かけっこ」と「ねずみマーチ」だけといっても、団体行動が苦手な光が出来るのか?と不安になるよなぁ。
どうせ参加するのなら・・・と、必死になってしまう幸子の親としての感情も理解できるし、光を応援してくれるみんなのためと言いつつ、実はみんなに光の事を嫌われたくなくて頑張らせてしまっているのも責められない。
最初はあんなに理解も協力もなかった雅人(山口達也)が里緒先生に、「幸子が一生懸命になり過ぎないようにブレーキをかけてやって下さい。」と頼んでいたのに(ToT)ウルウルしちゃった。
運動会へ参加するという事で、光や幸子がどうなるかをちゃんと予想しての言葉だもんね。
幸子本人に言うよりも、里緒先生にさり気なくサポートをお願いするのがベストだと思ったんだろう・・・いやぁ、雅人、見直したぞ!(笑)

雅人の想像通り、幸子は「ねずみマーチ」を踊らせようと必死になってしまう。
それを見て「今回の運動会は見学にしましょう。」と言い出した里緒先生。
あはは・・・私も最初「見学」という言葉を聞いた時は、「里緒先生が運動会の話をもちかけたのに、見学かよ!」って思ってしまったけど、それは行き過ぎる幸子へのブレーキだったんだよね。(^^ゞ
幸子には見学だけど練習は続けると言い、見えないところで光が参加しやすい環境を整える。
親の力は偉大だけど、時として子供の負担になってしまいそうな時は距離を取らせる。
うーん、私にも里緒先生がついててくれたらなぁ・・・なんて思っちゃうわ。(苦笑)

そして1年1組での運動会にあたって、光のために出来る事は何か?という話し合い。
堅太(ささの堅太)の「上手く出来なくてもバカにしない」って発言で、あたしゃ〜泣いちまったよ。(涙)
堅太君、ぶっきらぼうだけど本当にいい奴だ!
こういう当たり前の事を大人は口に出来ないんじゃないかしら?
「バカにしない」なんて言う事自体が、もしかしたら「バカにしてる」のかなぁ?とか、妙な気を回してしまって・・・。
子供の素直な意見に心を打たれてしまいました。m(_ _)m
そして萌ちゃん(大城紀代)の「一緒に出来なくても光君の分まで頑張る。」って意見もよかったなぁ。
光のために出来る事を考えているんだけど、「こうしてあげたらいい」「あんな風にしてあげたらいい」という上から物を見るようなところがなくて、同じ目線で一緒に運動会に参加したいというピュアな気持ちが・・・はぁ、子供に教えられた気がしました。
子供たちの意見を聞いていると、見えないけど心の中でみんなが光と手を繋いでいる光景が広がるんだよね。
予告を見る限り、そんないい子ばかりでもなさそうだけど・・・。(^^;

そんないい子の萌ちゃん。
最後に薫(鈴木杏樹)に爆発しちゃったね。
「あさがお教室でねずみマーチ踊りたかったけど、塾があるから帰って来た。ママなんて嫌い!」
薫も幸子と打ち解けようとしてたんだけど、光が萌を突き飛ばすような事があったもんだから、また少し壁が出来ちゃって・・・。
でも、それは仕方ないと思う。
誰だって自分の子供は可愛いし、自分の子供が痛い目にあったら相手に対していい気はしないもの。
そういう事もわかっての、光通信番外編だったんだろうな。

さてさて、里緒先生が今年度限りで辞めるというのは決定のようですが、それを幸子が知った時、どうなってしまうのかが気がかり。
里緒先生が学校を去ることを知っているめぐ美(井川遙)が幸子に、「あんたもバリバリ頑張れよーーーー!」と声をかけたところでまた泣けた。
井川遙・・・侮れん!
理由は今は言えないけど、去っていく幸子の背中を見ていて声をかけずにはいられなかったというめぐ美の気持ちが伝わってきて・・・。(・・,)グスン
いろんな事があるけど、とりあえず我が子をきちんと抱きしめたいと・・・このドラマを見た後、毎回思う私でございます。m(_ _)m

第8回
脚本:水橋文美江
演出:佐久間紀佳

あぁ、今週も泣きました。(ToT)ウルウル

萌ちゃん(大城紀代)も薫(鈴木杏樹)にあんな真剣な顔で「運動会で一等賞とって!」って言われたら、プレッシャーだよね。(^^;
薫は小さく生まれた萌ちゃんがみんなに追いつけ、追い越せ・・・と願っていたらしいけど、体型は十分みんなに追いついてるんだし余計なプレッシャーかけちゃダメだよ〜と思ってしまうわ。
あの厳しいパパがわざわざ運動会に駆けつけて、一等賞をとる事を強要されたら、運動会なんてただ苦痛なだけじゃんね〜。

そして運動会当日。
光(齋藤隆成)がねずみマーチでみんなの輪に入っただけでも見ていて嬉しかったのに、音楽にあわせて体を揺らしたり、手をあげて振りつけっぽい動きをしたり・・・。(涙)
短い間ではあったけど、1年1組のみんなと一緒にちゃんとねずみマーチが踊れたじゃないのさ!
こういうのって親はたまらんだろうなぁ・・・。
親じゃなくても、光の事をわかって見ていたら、ホッと安心するとともに感動してしまうと思う。

そんな光の頑張りを見ていたから、運動会を見学していた萌ちゃんもかけっこに参加する気持ちになったんだよね。
光はこうやって誰かを勇気付けたりもしてるんだって事が嬉しい。
かけっこで転んでしまった萌ちゃんに、「頑張れ〜!」と声をかけたのは幸子(篠原涼子)。
それを見た薫は、真っ先に声をかけてあげられなかった自分が悔しかったと思う。
幸子が素直に頑張れって言えることが羨ましかったと思う。
起き上がってゴールまで走り切った萌ちゃんなのに、父親の「ビリか・・・しょうがないな。」って言葉は何なのさ!(`へ´)フンッ。
親だったら、我が子が目の前で転んだら一緒に痛みを感じるでしょう。
一緒に悔しさを感じるでしょう。
そして我が子が負けずに最後まで走ったら、力いっぱい拍手をして誉めてあげるでしょう。
そういう普通の親としての気持ちが、この父親には感じられない。
運動会に駆けつける気持ちがあるなら、一等賞じゃなくても我が子の頑張ってる姿を見てあげて欲しいものだわ。

そして光のかけっこ・・・。
まずはスタート位置につく前に、怪我をした萌ちゃんの膝が気になって「絆創膏・・・絆創膏・・・」ってこだわりが出ちゃうんだけど、それは絆創膏さえ貼ってもらえればOKだったようで・・・。
スタート位置についても、なかなか一歩が出ない光。
それを見た堅太君(ささの堅太)たちが先頭に立って、ゴールに1年1組のみんなが並んで光を迎え入れようとしているので、また泣けた。
しかも萌ちゃんが「光くーーーん」ってゴールから叫んでるし・・・。
最初の一歩が出て、ゆっくり歩いてゴールイン!
光のゴールを自分のことのように喜ぶ1年1組のみんなや、真っ先に拍手を送った薫に(ToT)ウルウル。
なかなかスタートしない光にざわついていた他の父兄たちも、ああやって子供達が光を迎える様子やゴールまでたどり着いた光を見たら、心からの拍手を送るでしょう。
何かと時間に追い立てられる日常の中で、ああやって誰かを待っていられる余裕ってあるべきだと思ったなぁ。

運動会が終わって薫が萌ちゃんに「頑張ったね、偉かったね。」と言って抱きしめたのが良かった。
薫もこういう母親になりたかったのに、夫の目があってついつい厳しく締め付けてしまってたんだよね。
あの父親も変わってくれたらいいんだけどなぁ・・・。
父親といえば、めぐ美(井川遙)の旦那・檜治(大倉孝二)にも光の運動会、見てもらいたかったなぁ。
きっと、子供に対する接し方にも影響があっただろうに・・・。


さてさて、里緒先生(小林聡美)が今年度でいなくなるのは決定のようですが、運動会がうまくいって幸子が「里緒先生に出会ってよかったね」と目の前で光に話しているのを聞いたら、里緒先生も後ろ髪引かれてしまうのではないかしら?

1年1組の女子で光の物真似をする子が出てきたり・・・。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、そう全員が理解を示すのは難しいだろうし、そういう部分も描いてくれたのは嬉しいかも。
そして矢吹校長(渡辺いっけい)が胸を押さえて倒れちゃったよ。(^。^;)
どうやら冗談ではないらしいけど、崩れていく校長を見て思わず「医局長ーーー!(@救命病棟24時)」と叫んだのは私だけではないでしょう?(笑)

最後に今週のツボ!
何てったって妙に色っぽい貴子(高橋惠子)のねずみマーチ。(笑)
中島みゆきの「時代」を歌うつもりが、口ずさんだのは「太陽がくれた季節」だった幸子ママ(金沢碧)。(爆)
そしてお見事!な桜先生(武田真治)の腕立て伏せ!
こういうシーンを上手に取り入れて、重くなりがちな内容をからっと描いているのがいいですな。

第9回
脚本:水橋文美江
演出:佐藤東弥

今回は桜先生(武田真治)に泣かされた〜。・゚゚・(>_<)・゚゚・。
光(齋藤隆成)の物真似をする女の子に、どうやって話をするのかと思っていたら、あさがお教室に連れて行って、ひとつひとつの物を指して「これは光君が〜するために、里緒先生(小林聡美)が作ったんだよ。」と優しく説明してあげて。
光の物真似をする時、里緒先生や幸子(篠原涼子)の気持ちを思い出して欲しいと、涙ながらに訴えるところ。
女の子に「泣くなよ!」と突っ込まれてたけど、あの涙は訴えるものがあったよね。
光の物真似をする事を、ただ「いけない」と言うだけでは子供は納得しない。
「いけない」と禁止することよりも、その物真似で傷つく人がいるという事をわかって欲しかったわけだ。
ちょっと気の弱い桜先生らしいアプローチだったけど、あの強気な女の子にはそれで良かったのかもしれない。
それ以来、「悲しむ人がいるから」と物真似をやめてくれたしね・・・。

先週の予告で、いかにも愛の告白ってな感じで見せた桜先生の「好きです」に、里緒先生が「私も好き」と答えるシーンは、うまい編集だったんだね〜。(笑)
まさか「ホットケーキ、好きですか?」という台詞があったとは、夢にも思わなかったよ。(^^;
でも、いくらホットケーキという前フリがあったにせよ、桜先生の事をちょっと見直した里緒先生に違いはないでしょう。
あの二人の関係は、ずっとこのままでいいのかも・・・。

そして、幸子は里緒先生が辞める事をついに知ってしまった。
里緒先生も自分の口から言おうとしていたのに、光がホットケーキ作りのお手伝いをしてくれたと喜んでいる幸子を見て、話すきっかけを失ってしまったんだよね。
でも、こんな話はどこからか伝わるもので、裕子(金沢碧)や川見先生(市川実日子)を通じて幸子の耳にも入ってしまう。
里緒先生が辞めるのは、大学へ戻って障害児教育の勉強をするため・・・。
それは光のような障害を持つ子供のためだし、幸子のような母親のためでもあるでしょう。
だけど、幸子にとっては今、目の前から里緒先生がいなくなることはあまりに辛いんだよなぁ。
ひでぶー@里緒先生は今までやった事がなかったホットケーキ作りを練習し、幸子は光に出来たホットケーキを半分こする事を教え・・・。
お互いが光とその他の誰かのために頑張っているのが良かった。
いつも光のためだけじゃなく、そこに関わるだれかのために心を尽くす。
光から広がる輪、光から広がる幸せもあるってわけだ。
里緒先生がいなくなっても大丈夫だと強がっていた幸子が、先生と別れて歩き出した時に堪えきれずに泣き出してしまって・・・。
それを光がじーっと見てるのが、印象的だった。
わかっているのか、いないのか・・・。
道端に咲いている花を摘んでは、幸子の前に並べる・・・。
もしかしたら何の意味もない行動だったのかもしれない。
でも、幸子が光に「励まされている」と感じることで、また一歩進めるのかもしれない。

来週はいよいよ父親がクローズアップされてくるね。
檜治(大倉孝二)が雅人(山口達也)と出会って、変わってくれればいいんだけど・・・。
琴美(小林愛里香)に檜治を「父ちゃん」と呼ばせようと必死になってるめぐ美(井川遙)が、行き過ぎてしまわなければいいけどなぁ・・・と、ちょっと心配。

第10回
脚本:水橋文美江
演出:佐久間紀佳

光(齋藤隆成)が何かを上手に出来た時、満足そうな笑顔で右に左にと揺れているのが可愛いなぁ。
あれは自分の中での達成感なんだろうか?
それともちゃんとできたことで幸子(篠原涼子)に誉められる嬉しさなんだろうか?
あの満足そうな表情を見せられたら、親はたまらんと思うよ。(・・,)グスン

さて、お手伝いに興味を持ち、簡単な事だったら出来るようになった光。
そんな光に里緒先生(小林聡美)は、お手伝い1回につき10円あげてはどうか?とアドバイス。
そして貯まったお金で光に買い物をさせようと・・・。
しかも、幸子や里緒先生と一緒ではなく、川見先生(市川実日子)と一緒に買い物デビュー。
_(^^;)ツ アハハ・・・心配だ。

いざ、出かけるぞ!というところで、里緒先生が川見先生に言った事は良かったね〜。
(ToT)ウルウルしちゃったよ。
「お母さんの手を借りなくても、光君が生きていけるための小さな小さな一歩だと思って下さい。」
それまでは頼りなさそうな川見先生だったのが、里緒先生の言葉で急に表情が引き締まったもんね。
ただの付き添いだと思っていたかもしれなけど、これは光が第三者の手を借りて社会へ出て行くための第一歩。
その責任の重さを川見先生も理解したんだろう。

しかし、最初から「塩メロン味・・・100円です」って前フリしてあったから、まさか特売期間が終わって120円になってたとは思わなかったよ。(^。^;)
自分のお財布を持たずにいた川見先生が、里緒先生にヘルプの電話をしたんだけど、そこでお店のご主人が「いいよ、かわいそうな子だから・・」と20円おまけしてくれそうになった時、思わず電話をブチッと切って、「光君はかわいそうな子じゃありません」と言い切った川見先生に拍手!
お店のご主人も悪気があっての言葉ではないんだけど、光が世間ではそういう目で見られている事に直面した川見先生のきっぱりとした態度は好感が持てた。
マンションに戻った時、雨があがってるのも川見先生の気持が晴れた事を証明しているかのようで、なかなか良かったと思う。

今回は檜治(大倉孝二)も我が子の頑張りに涙してたね。
琴美(小林愛里香)が「父ちゃん」って口にするのかと、ちょっと注目してたんだけど、めぐ美(井川遙)がテープに吹き込んだ「父ちゃん、大好き」の声を再生して聞かせる事が、すなわち檜治を父親だと認めてる証だったのね。
琴美ちゃんがそこまで理解して再生ボタンを押したかは不明だけど、ボタンを押してにっこりしている琴美を見たら、両親はああやって泣きながら喜ぶに違いない。
こっちの家族も早く落ち着けばいいなぁ。

薫(鈴木杏樹)が光のために何かしようと頑張っている姿にも感動しちゃったよ。
光がこだわりを持っている靴・・・同じ靴を探すという事が大変で・・・。
それを偶然雅人(山口達也)と出会って知った薫も探すのを手伝ってくれて、一旦見つけたと思った靴も、実は星のマークの色が違っていたり・・・。
そんな小さな違いも理解することが出来ない光のために、それから何軒の靴屋を回ったのかは知らないけど、本当に同じ靴を再度届けに来たり・・・。

こうやっていろんな人の手を借りながら、光が社会に出て行ける日を夢みる幸子と里緒先生。
そして、里緒先生の後任に決まりそうな先生が森口瑤子さん。
最終回だけに登場なんですね〜。
優しい先生だといいけど、なんだかきっちりしてそうな先生で、ちょっと不安。
んで、学校でひでぶ〜を待ち伏せしていた男は誰?
やけに里緒先生と親しげだったし、桜先生(武田真治)が疑いのまなざしで見ているのもちょっとわかると思ったわ。

最終回はどんな結末になるんだろう?
矢吹校長(渡辺いっけい)の体調が気がかりなところだけど、まさか最終回で悲しい運命に・・・って事はないよね?
いや、ないと信じたい。

最終回
脚本:水橋文美江
演出:佐藤東弥

里緒先生(小林聡美)と親しげに話していた男性は、里緒先生の同級生の弟で障害児教育に興味のある森君(金子統昭)だった。
おひさまハウスという障害児支援施設(だったっけ?)でボランティアをしている森君。
里緒先生は幸子(篠原涼子)におひさまハウスに光(齋藤隆成)を預けてみては?と提案。
自分がいなくなった後のことも考えて・・・そして、幸子が光のことにかかりっきりになって余裕がなくなるような事がないようにという配慮。
しかし、森君の手馴れた子供の扱い・・・素晴らしかったわ。
我が家にも森君が欲しい。(爆)
光と打ち解けるのが早いだけじゃなく、ちゃんと光の才能にも気付いてるし・・・。
ジグソーパズルを裏返しで出来ること・・・。
いやぁ、本当に森君が欲しい。(爆)

奥田先生(森口瑤子)も嫌な人じゃなかったね。(^^;
里緒先生が綴った光の記録にも目を通そうとしてるし、光が描いたトマトの絵に一番先に気付いたのだって奥田先生だったし・・・。

そして里緒先生と別れる日までに、光の自立登下校を出来るようにと考える幸子。
道順を何度も教えたり、通り道の人々に協力してもらって目印をつけたり・・・。
その様子を以前登場した厳しいご婦人(淡路恵子)が、ずっと見ているのがね〜。
やっぱ淡路さんほどのお方が、あれだけで終わりではないだろうと思っていたら最終回にもお出ましだったわね。(^^;ゞ
一人で登下校が出来るようになって喜んだのも束の間、道順の目印が壊れていて立ち往生した光は道を外れてしまい・・・ご婦人のところで寄り道を。
連絡を受けた幸子と里緒先生が向って、きっと優しい言葉をかけるんだろうと思ってたわよ。
だって、あれだけ光と幸子の様子をご覧になってたわけだし・・・。
そしたら、どうよ?結構手厳しいじゃない?(^。^;)
だけど手厳しいだけじゃなく、「光君みたいな子がいて当たり前。そういう社会になるといいですね。」と一言。
このご婦人、きっちりした性格らしく冷たそうにも感じるけど、心根は優しい人なんだろうね。
でも、そういう気持ちがあるなら、もうちょっと優しい言葉をかけてやってくれよーーとも思ったりして。(^^;ゞ

里緒先生とのお別れの日、内緒で計画されたお別れ会。
子供達一人一人が語る、将来の夢。
光の番が来て、幸子が代わりに「僕は大人になったら明るく元気な働く大人になります!」と一言。
ここで川見先生(市川実日子)がずっと光に言わせたかった「里緒先生」という言葉を見事に光の口から発して、何だか感動しちゃったなぁ。
幸子に続いて光が言った「里緒先生、さようなら」という言葉には、私も(ToT)ウルウルしちゃいましたわよ。
里緒先生がいたから、幸子も頑張れたし光も成長した。
でも、里緒先生との別れが決して辛く悲しいだけの別れではなく、お互いに希望を持てるような別れ方だったのが良かった。
最後まで里緒先生は里緒先生らしくて、サバサバしたまま去って行ってくれたのも良かった。

ただ、矢吹校長(渡辺いっけい)の病気のエピはどうなんでしょうね〜。(^。^;)
あれは当初考えられていた話がどんどん変わっていっちゃって、こういう中途半端なままになったんだろうか?
「人間、踏ん張りどころがある」とか言って、病気を抱えながらも必死で学校のために耐えていたのは胸打たれたけど、はっきり言って校長の病気というのは余計なエピだったかもしれない。
んで、校長は結局病気療養のため休職って感じでいいのかしら?(^。^;)
ちょっと適当に終わらせちゃって、もったいなかったなぁ。

あと、里緒先生の後任でやって来た郡司先生(片桐はいり)ってどうよ?(笑)
小林聡美さんとは「すいか」繋がりだけど、奥田先生がやって来ると思い込んでいた私は郡司先生の出現に驚いちゃったよ!(^。^;)
しかも、里緒先生が今まで頑張って作り上げてきたものを、バリバリ剥がしているあたりがどうも・・・。
光が登校したとたんに「光く〜ん♪おはよう♪」なんて声かけてたけど、何だか二面性があるようでちょっと怖かったなぁ。(^^;
光も初めて会う郡司先生の声に耳を塞いでたけど、どうもすんなり慣れてくれそうにはないね。
最後の郡司先生の登場は笑えたけど、ドラマとしてはちょっと気がかりな部分を残して終わってしまった感じ。
これは続編狙いなんですかね?
郡司先生と光がどんな一日を過ごすのかも、相当気になりますわ。(笑)

今クール、一番ハマってたドラマが終わってしまったなぁ。
最終回、校長とか郡司先生とか、ちょっとどうよ?な部分もあったけど、全体的には満足でした。

 

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