農家のヨメになりたい

原作:二ノ宮知子 GREEN―農家のヨメになりたい
P:平部隆明
主題歌:「うらうらら」 Every Little Thing

第1回
「野菜がライバル」
脚本:小松江里子
演出:新城毅彦

なかなか評判の良い「ウラ月9」。
とりあえず観てみようじゃないか・・・と、初回チェック!
都会の女の子が好きな人を追いかけて、田舎で農業に触れる。
この都会育ちの和子(深田恭子)は、偶然駅のホームでお年寄りに優しく接している誠(中村俊介)を見て好きになり、それからもう一度会いたいと同じ駅をうろつくも結局会えず・・・。
そんな誠と再会できたのが、何と合コン!
で、付き合うことになったものの、デートはたったの1回、しかも付き合って1ヶ月で別れを切り出されてしまうのね。
誠に理由を聞こうと職場を訪ねると、すでに退職した後で・・・納得できない和子は誠の田舎へ押しかけるというもの。
なかなか強引な女の子ですな〜。(^^;
深キョンはいつもの深キョンなんですが(笑)、なかなかこのドラマの和子という役にはハマっているように思えます。
スカートにブーツという姿で、一度畑の泥で汚れた事で諦めがついたのか、泥だらけになって農作業を手伝うところなんて、結構可愛い。
服が汚れては「キャーーーーー!」。
野菜についてる虫を発見しては「キャーーーーー!」。
いやぁ、わかる、わかる。(笑)
私も虫は苦手なんで、無農薬のお野菜なんか頂いて葉っぱについてる虫さんを見ては同じ状況に陥ってるよ。(^^;ゞ
くず野菜までキレイに洗ってる和子の事を、ちゃんと見ている誠の祖母・タマ(宮本信子)もいい感じ。
ただ小うるさいんじゃなくて、一生懸命野菜を育てているからこそ、口うるさくなってしまうという雰囲気がちゃんと出てる。

しかし、ハウスの窓をひとつ開け忘れただけで、一晩にして野菜が全滅してしまうなんて農業の厳しさを見た気がした。
生活がかかってるんだから、ちょっと手伝った時の小さな失敗じゃ済まされないよね。

和子は誠に何故自分と付き合ったのかを聞いていたけど、「断る方が面倒だったから」という返事はキツイ。(^。^;)
しかし、誠ってクールだよね〜。
幼なじみ(?)の希望(玉山鉄二)とも確執があるみたいだけど、それは誠が東京へ行ってしまったことと関係があるのかな?

一旦は東京へ戻った和子。
しかし、仕事にも身が入らず休暇を取って、再び誠の田舎へ・・・。
ドラマだし深キョンだから笑って見てられるけど・・・これが実際にあったら、ちょっと怖いかも。(^。^;)
ハウスの窓を開け忘れて失敗した後なのに、今度はせっかく出た大根の芽を抜いちゃって・・・。(苦笑)
ほんと迷惑なお客さんでしかないんだけど、タマや誠や田舎の人々に受け入れられる日が来るのかしら?

本家のフジ月9をリタイアしていることだし、こちらは継続して観てみようかな?と思います。

第2回
「落ち葉の秘密」
脚本:小松江里子
演出:新城毅彦

会社は有給休暇、そして両親には研修だと嘘をつき、誠(中村俊介)の畑を手伝いに行った和子(深田恭子)。
村では「押しかけ女房」なんて噂が広まって、みんなが興味津々な感じで和子を見てるんだけど、意外と本人は普通にしてるんだよね。(^^;
和子がこういうポーっとしたキャラだからいいのかも・・・。

最初から「東京者」というだけで和子に辛く当たってきた辰次さん(加藤武)。
そんな辰次に堆肥作りを教わりたい誠。
和子はただ誠と一緒にいたくて、辰次と誠が落ち葉拾いをしている山に入って行ったんだけど、辰次はすべてが気に入らない様子。
うーん、村に一人はいる頑固じじぃって感じですかね?(^^;
そんな辰次が足を滑らせて、1週間安静に・・・と言われるんだけど、和子が辰次に嫌がられてもどんどん世話をやく姿に、少しずつ辰次の気持ちも解れていくんだわ。
人との間に壁を作る様な人は確かにいるんだけど、辰次さんに対して和子がやったように、どんどん踏み込んでいくのがいいのかな?
まぁ相手によるのかもしれないけど、辰次さんのように人に対してガードするタイプの人は、一旦そのガードを外す事ができれば打ち解けてくれそうだしね。
腰を痛めた辰次に肩を貸して、トイレまで連れて行ったあたりから心を開かせる事ができたようだけど、私は尿瓶で辰次さんのトイレの手伝いをする和子というシーンが見られると思っていたので、肩を借りて立ち上がってる辰次さんにちょっとガッカリしちゃったよ。m(_ _)m

何を言われても大して気にしない和子の性格が、ここで良い方に動いたんだろう。
すでにタマ(宮本信子)と辰次の気持ちを開かせる事が出来た和子。
この調子なら誠だって振り向かせられるかも・・・。(*^。^*)

タマが勧めて和子は「和子農園」という小さなスペースで、自分の手で野菜作りをする事になった。
どんなに誠が「来るな!」と言っても、これで和子が村に通う理由ができちゃったってわけよね?
なかなか深キョンが可愛い♪
希望(玉山鉄二)のいちご農園で、おいしそうにイチゴを食べてる和子も子供みたいで可愛かったなぁ♪

第3回
「イチゴの涙」
脚本:小松江里子
演出:中山秀一

にゃははは〜♪
和子(深田恭子)見てたら、女の私でもでれでれでれ〜っととろけそうだよ。(笑)
ぶりぶりしてるのに、嫌味じゃない可愛さって何?

希望(玉山鉄二)のイチゴ園を手伝う事になって、希望が内緒で育てている幻のイチゴ「光のしずく」を食べさせてもらった時の「おいひぃ♪おいひぃ♪」って・・・。(笑)
「素」なんだか「狙い」なんだか知らないけど、可愛くてマイッタ!

その大切な光のしずくを育てているハウスに無断で入って、勝手にイチゴを取っては投げつけて遊ぶ男の子二人は酷かったよね〜。
あれがただのイチゴだったとしても、あんな事をやっちゃいかん!
希望が殴った気持ちもわかるわよ。
その上、あの母親も何だ?
「お金払ってんだから、食べようと投げようと勝手でしょ?」って、それでも親か?
っつーか、その前に大人か?
まぁ、こういう台詞があることもベタやなぁ・・・と思いつつ、本気でドラマの中の人物に怒ってしまったわ。(^^ゞ

希望は父親に信じてもらってないから、母親の病気の事も知らせてもらえなかったと長年思っていたみたいだけど、そこはやはり父親の優しさというか、息子に出来るだけ悲しい想いをさせたくなくて・・・という気遣いだったのよね。
すれ違っていた父と息子の気持ちを、和子と「光のしずく」が取り持ってくれたようで・・・。
そして、そんな父と子に触れる事で、和子自身も家族のありがたみを知ったり・・・。

うーん、こんなにいい子の和子を、何故に誠(中村俊介)はあそこまで冷たくあしらうんでしょうかね?
希望と一緒にいる和子を見て、密かにジェラシーを感じてるみたいだけど、それならもうちょっとそれらしく振舞ってくれてもいいんじゃないの?と思ってしまうわ。
最後、駅まで送って行った時も「希望とは気が合ってる」とか「結婚すればいい」とか「迷惑だ」とか、ヤキモチやいて本心とは反対の事を言ってたみたいだけど、それで涙見せちゃった和子が可哀想で・・・でも、可愛くて・・・。
涙目での「すいませんでした。もう来ません。」には、ぐっと来てしまった。
おかしい・・・私は女なのに、何で深キョンにメロってんだ?(^。^;)

タマ(宮本信子)はしっかり和子を嫁候補として扱ってるのがいいよね〜♪
お漬物がもうちょっと時間をおけばいい味になると言ってたのが、和子のことと重なって・・・。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、和子の事を応援したくなりました。

第4回
「野菜泥棒をつかまえろ」
脚本:小松江里子
演出:中山秀一

和子(深田恭子)、一ヶ月も誠(中村俊介)のところに行ってなかったんだ。
だけど、タマ(宮本信子)が畑で野菜泥棒と遭遇して転倒。
動けなくなったタマを気遣って、希望(玉山鉄二)が和子に連絡し久々のご対面〜♪
和子がいて、「何でいるの?」って感じの誠のリアクションには笑ったけど、誠も以前より和子の事を気にしてるみたいで、あらあら?って感じ。(笑)

しかし、野菜泥棒って実際にも問題になってるけど、本当に酷いよね。
和子も「和子農園」の野菜がタヌキか何かに荒らされた事で、愛情をかけて育てた野菜が踏みにじられる哀しみを知ったんだけど、本当に農家の方は愛情込めて野菜を育ててるんだよね。
生き物だから暑さ寒さでの調節も必要だし、水の管理なんかも・・・。
そうやって必死に育てられた畑やハウスの野菜を、やっと出荷できるところまで来たところで、根こそぎ持っていくなんてけしからん!

村の青年団で畑を見回る事になり、和子と希望がペアに・・・。
見回りに出発する和子と希望を、じっと見つめている誠がね〜。
素直になりなさい!って思っちゃうわ。
ハウスの中に隠れている間に、希望が和子に告白しちゃったりして、見回りなんだか愛の告白なんだかわからなくなってる時に、野菜泥棒が現れ・・・でも、見事に取り逃がし・・・。(^。^;)

誠の読みで、次は大柴さん(鈴木ヒロミツ)のしいたけ園を泥棒が狙っていると青年団がリベンジとばかりに張り込み。
読み通り泥棒が現れたんだけど、そのひとりと和子がバッタリ遭遇!
和子の悲鳴を聞いて、誠と希望が駆けつけるんだけど、誠の方が一足早いんだよね。
こういうところに運命を感じてしまうわ。
そして誠も和子に告白。
「俺にもやっとわかった。自分の気持ちが・・。初めて会った時から気になってた・・・和子のこと。」
誠さん、素直になるのが遅いです。(^^ゞポリポリ
それを聞いてしまった希望が、黙って立ち去る背中がせつなかったなぁ。

和子と誠の気持ちも通じ合って、畑は大変だけどとりあえず良かったね・・・と思ったら、タマが畑を手放す決意をしてるし・・・。
和子が研修だと嘘をついて誠の実家に来ていたことが父親・薫(ガッツ石松)にバレて、何と薫が誠の実家へやって来た。
和子とは駅ですれ違ってたけど、あの頑固そうな父親がやって来たら、ひと揉めありそうだわ。(^。^;)

えーーー、来週がもう最終回?
早いなぁ・・・。
あの可愛い深キョンも見納めかと思うと、ちょっと寂しいわ。

最終回
「畑からの贈り物」
脚本:小松江里子
演出:新城毅彦

タマ(宮本信子)が土地を手放す事を決めた。
父・薫(ガッツ石松)がやって来て、一度は東京へ連れ戻された和子(深田恭子)だけど、今度はちゃんと「あの畑で野菜を育てたい。」と言って誠(中村俊介)の村へ引き返す。
そんな娘の走り去る背中を、じっと見つめている薫が良かったね〜。

タマも農家の出身ではなく、農家のヨメとして生きていくと決めた時に、最初に耕した畑が今は荒れ放題。
その荒地を耕し、元の畑に戻しタマに見せようと一人黙々と草刈をする和子。
そんな姿を見て、和子の東京へ帰れと言っていた誠もやる気を出し、希望(玉山鉄二)たちも手伝いにやって来て、やがて村中の人々がこの畑を耕す事に手を貸すんだよね。
和子の懸命な姿に、みんな心を動かされたのね〜。
慣れない農作業で出来た手のマメ・・・かつてタマも同じ想いをして、畑を作った事がアルバムの写真からもわかったりして、なかなかじ〜んとしちゃったよ。

これだけやってもらって、タマの気持ちが動かないわけがない!
土地は売らない!と思い直してくれて良かった。(^。^;)ホッ!
そして、みんなで耕した広大な畑が和子農園に・・・。
「野菜を育てたい」という願いが叶ったってわけだね。

最後は緑の中で、誠が和子にしろつめ草の指輪を渡してハッピーエンド♪
あの指輪はまさにこのドラマらしくて、緑の風景の中でピュアな和子にぴったりだったわ。
結婚式も畑の中でやって欲しいぐらい。(笑)

都会で暮らす普通の女の子が、農家のヨメに・・・という内容だったけど、「農家って大変」って感じの作りじゃなく、あくまでも愛情を持って野菜を育てる事に喜びを見出していく事が伝わってきて良かったと思う。
もうちょっと見ていたかったぐらいだわ。

 

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO