アットホーム・ダッド

P:安藤和久・東城祐司・伊達達哉
主題歌:「朝焼けの旅路」 Jackson Vibe
挿入歌:「愛しても愛し足りない」 Fayray

第1回
脚本:尾崎将也
演出:塚本連平

私は好きなタイプのドラマです!
すごく気楽に見られて、楽しくて・・・。
CMディレクターとしてバリバリ仕事をしていた和之(阿部寛)が、ある日突然職を失い、転職先も簡単には見つからず・・・。
そんな時、専業主婦の妻・美紀(篠原涼子)には「仕事をしないか?」という誘いがあって、結局和之が家事を引き受けることに・・・。
和之の隣の家には、主夫としては先輩の優介(宮迫博之)が住んでいて、この二人が何かと敵対心を持ってるのが面白い。
専業主夫を馬鹿にしていた和之が、結局は正直見下していた優介と同じ立場に立つことになって、これからどうなって行くかが楽しみなところ。
滑り出しはまずまず・・・ってとこですなぁ。

しかし町内会って本当にネタの宝庫なのね。(笑)
隣人・子供を通しての親の付き合い、町内会を牛耳ってるボス的存在に逆らえない住民。
本当にドラマになるのよ〜。(^。^;)
ボス的存在として登場したのがお上品な真理江(川島なお美)。
いやぁ、いい感じに嫌味で面白い。(笑)
いる!いる!こんな人!って感じで、笑っちゃいました。

今はお互いに相手の事を快くは思っていない和之と優介だけど、そのうちこの二人の間に「主夫仲間」としての友情とか芽生えたりするのでしょうか?
これは意外と家族持ちの男性が楽しめる内容かもしれませんね〜。
もちろん「主婦」にはウケると思いますが・・・。
ってなわけで、このドラマはこの先も期待しちゃいます♪

 第2回
脚本:尾崎将也
演出:塚本連平

全く家事の経験がない和之(阿部寛)が、ただ掃除機をかけてるだけで笑えるのは何故?
小包が届いても認印のありかがわからなかったり、全自動洗濯機なのに洗濯できない。
いやぁ、でも一切家の事をやって来なかったダンナなんて、こんなもんかもしれないわね〜。
しかし、いくらなんでも洗濯機の水が出ない原因をインターネットで調べるか?(笑)
お昼ごはんを作るのに、ネットでオムライスのレシピを手に入れるのはいいけど、「鶏肉100グラム」と書かれてたら、きっちり100グラム計ったりしてるし・・・。(^。^;)
そりゃ、何も終わらぬまま日が暮れますわよ。(^.^)ホホホ
ドラマだから笑って見てるけど、これが自分のダンナだったら間違いなくキレちゃうわ!
優介(宮迫博之)が手伝ってくれたから何とかなったけど、そうじゃなければ美紀(篠原涼子)が帰宅した時には、洗剤まみれの洗濯物、床に転がったままの掃除機、材料だけがやたらと並んだキッチンだったわけでしょ?
仕事の初日を終えて帰ってきたら、我が家が大変なことになってるなんて泣きたくなっちゃうと思うわ。
優介さまさまだよ〜♪
それにしても優介の主夫ぶりはハマってるよね。
家事をそつなくこなすだけでなく、ご近所とのお付き合いまでバッチリ!
こうやってちょっと引いた位置から主婦業を見てみると、結構面白いものね。(笑)
自分の家の中の事は慣れれば大したことじゃないけど、やっぱ大変なのはお付き合い。(^。^;)
特に岩崎さん(川島なお美)みたいな方がいらっしゃると、接し方にもコツがいりそうだし・・・。
しかし、岩崎さんのデザート作りやラッピング講習会って、お金取ってたのね。(^。^;)
そこに一番驚いたわよ〜。(爆)

優介に手伝ってもらいながら、夕飯の準備をする和之。
えびの背わたを取るのに必死になってる和之、それをじっと見つめる理絵(安藤咲良)の姿も良かった。
帰宅した美紀が夕飯の出来映えを見て、こっそり理絵に「お隣のだんなさん来たでしょ?」と問い詰めた時、「パパ一人で作ったんだもん!パパ頑張ったんだもん!」と言った理絵の小さな嘘は可愛かったね。
ちゃんとパパの頑張りを娘が見ていたってことに、目頭が熱くなってしまいました。(^^;ゞ

第3回
脚本:旺季志ずか
演出:二宮浩行

男とか女とかそういう分類じゃなく、外で働くものと家を守るものって感じで分かれちゃうんでしょうかね?
何だかそういう事をしみじみ考えてしまいました。
男性でも主夫として働くようになった優介(宮迫博之)や和之(阿部寛)は家族の事を一番に考えているけど、女性でも大黒柱となって外で働く笙子(中島知子)や美紀(篠原涼子)は、やはり仕事や仕事上の付き合いを最優先させるわけで・・・。

普通なら奥さんの立場に感情移入したり共感したりするところだけど、ここでは自分と同じ立場というと主夫の和之や優介なんだよね。
だから、せっかくの結婚記念日を妻が会社の部下を連れて来て台無しにされちゃった優介の気持ちが、痛いほどわかるのよ〜。(・・,)グスン
突然の来客までは許せても、思い出のワインを客に出されてしまったのはムッとするよなぁ。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、すごくわかるぞーーー!>優介

「今夜は早く帰る」と言ってた美紀が電話もなしに帰宅が遅れるのも、どうしても和之の立場で見てしまうからイライラしちゃうんだよね。
仕事だとわかってても、「こっちは待ってるのに」って思っちゃうし・・・。

でも、こうやってお互いの立場が逆転する事で、両方が普段思うことがわかるというのはいいことかもしれないね。
いつも相手はこう思ってたんだな・・・って事を理解できれば、思いやる気持ちが持てると思う。
面接に落ちちゃった和之を「あなたなら大丈夫よ」と優しく励ます美紀は、和之の気持ちを理解してるなぁ・・・と思ったし。
「旦那さん」とか「奥さん」とか「主夫」とか「主婦」とか、そういう事は関係なく生活を共にする家族としての思いやりや役割分担が必要なんだろうな・・・うん。

しかし、美紀が送ってくれた編集長(中村繁之)の車の中でキスしてた・・・かのように見えちゃったというアレはどう?(笑)
グローブボックスにある本を取るのに、あの体勢はないんじゃないかと思っちゃったわ。(^。^;)
その現場(?)を岩崎さん(川島なお美)が目撃するというのも、間が悪いったらないよね。(苦笑)
まぁ、あの手の奥様は必ずネタになりそうな現場を見てるもんだよね。(笑)

第4回
脚本:尾崎将也
演出:二宮浩行

幼稚園で使うバッグがお手製でなきゃいけないという決まり・・・結構あるんだよね。
でも、和之(阿部寛)が主夫だからって、何でもかんでもやらなきゃいけないわけじゃないんだし、外で働いてる美紀(篠原涼子)が頑張って夜なべして作ってあげてもいいんじゃないの?と思ってしまったわ。(^^;ゞ
確かに和之のお手製バッグは酷かった〜。(苦笑)
だけど、そのバッグを持たされた理絵(安藤咲良)に対して「不憫な子」と言ってしまう岩崎さん(川島なお美)もいけませんなぁ。
親がそういう事を言うと、子供はそのままを口にしてしまうからね。
それが原因で理絵が翼君を突き飛ばし、和之と家出中の美紀の母親・光江(藤田弓子)が幼稚園に呼び出されて駆けつけるんだけど、家に帰ってもトイレに立てこもっちゃって・・・。(^。^;)
立てこもる場所としてはトイレって最適かもなぁ・・・なんて妙な事を考えつつ見てしまったけど(^^;、美紀が外から鍵を開けて入ってみると、そこには和之お手製のバッグを握りしめたまま眠っている理絵がいて・・・というのは、ちょっと泣ける場面だったね。
子供ってどんなに腹が立ってても、泣いてても、疲れて寝ちゃうところが可愛いんだよなぁ。(^。^)

光江の家出の理由・・・ご主人にお手製の餃子が美味しくないと言われたことが原因だって。
話を聞くと、餃子があまり美味しくないという事を33年間言わなかったのに、突然言われた事にガックリきちゃったみたいだけど、何だか気持ちはわかるなぁと思っちゃった。
「何故、今になってそんな事言うの?」って感じなんだろうなぁ。
他の事もずっと我慢して来たのかも・・・と思うと、今までの33年間に疑問を感じてしまうのかもしれない。
とりあえず、家に戻ってくれてよかったけど・・・。(^^;ゞ

そして優介(宮迫博之)がネットでやっていたのは「株」だったのね。
笙子(中島知子)は出会い系を疑ってたから、実際は株で16万円も損したと聞いても、「大したことじゃない」と余裕だけど。
私が笙子の立場なら、16万の損は絶対に許せないわ!

今回は和之が都合の悪いものを、すべて冷蔵庫の上に置くのが笑えた。
背の高い人ならではで、その光景がコミカルで面白かったな♪

第5回
脚本:旺季しず香
演出・三宅喜重

笙子(中島知子)の妊娠が発覚。
普通なら喜ぶべきことなんだけど、杉尾家の場合、家計を支えているのが笙子だから複雑なんだよね。
産んだ後、優介(宮迫博之)が子育てするとしても、赤ちゃんが育つのは笙子のお腹の中だもん。
仕事もちょうど忙しくなるみたいで、悩む笙子。
妊娠を継続する事を諦めようと言い出した笙子に、「ごめん」としか言えない優介が悲しかった。
どんなに主夫として完璧な優介でも、妊娠だけは代わってあげられないんだよね。
落ち込んで公園で一人泣いてる優介に、声をかけられない和之(阿部寛)もせつなかった。
和之と優介の間にも、同じ主夫仲間としても絆みたいなものが出来て、どちらかが困ってると放っておけない雰囲気がいいんだよね〜。
0歳児保育のできる保育園を探そうとしても、両親共に働いてることが条件だったりするし、優介が主夫として家にいる事が一方ではネックになったりして・・・。

しかし子供って本当によく見てるもんだよね。
母の日参観で理絵(安藤咲良)がプレゼントのエプロンに、美紀(篠原涼子)だけでなく和之の顔も描いていたのにも(ToT)ウルウルしたけど、亮太君はエプロンに優介を描いてるのが・・・。(涙)
うちではエプロンはお父さんがするものだから・・・って、すべてを理解してる子供。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、それでいいと思う。
優介の「妻や子供に辛いことがあっても、うまいメシやふかふかの布団で幸せにしてやる」という言葉も泣けました。
そんな優介の事を素直に「カッコいい」と認める和之にも涙だったわ。
笙子も子供を産むことにしたし、良かった、良かった・・・。(^-^)//""パチパチ

しかし、美紀が初給料で和之に買って来たのが「万能包丁」ってーのはどうなんでしょうね?(^。^;)

第6回
脚本:尾崎将也
演出:塚本連平

幼稚園のお楽しみ会の劇。
こういうのって実はモメるんだよね〜。(^^;
私の場合は別に自分の子供が舞台に立ってれば、どんな役でも「かわい〜い♪」と思える手のかからない親なので(^.^)ホホホ、こんな事で園に文句を言ったことなんてないんだけどね。
その手の話は、た〜くさん聞きましたわよ。(苦笑)
シンデレラや王子が何人もキャスティングされるのだって、園側の苦肉の策だというのに、それに不満を言っちゃいけませんわ!>真理江さん(川島なお美)
しかも台本にまでクレームを・・・。
その事で冴子先生(滝沢沙織)が和之(阿部寛)に相談を持ちかけ、一緒にいた優介(宮迫博之)が乗り気で手直しを引き受けてしまうんだよね〜。
ところが、その情報が真理江に漏れ、お菓子作りの席でネチネチと主婦にやられる主夫二人。(笑)
いやぁ、しかし和之のシンデレラに関する知識の豊富さには驚いちゃったよ!(笑)
シメの言葉は「ファンタジーにリアリティを求めるのはナンセンス!」だって。(爆)
きっぱり言い切ったもんだから、さすがの真理江さんも文句言えなくなっちゃったね。

一方で美紀(篠原涼子)に正社員の話が持ち上がり、なかなか言い出せなかったり・・・。
その件で夫婦が言い合いした言葉のやり取りが、そのまんま劇の台詞になっていたりで、子供の劇を見ながら和之と美紀の心のやり取りがあるって雰囲気がなかなか良かった。
冴子先生との結婚を考えている健児(永井大)も、この劇から学んだ事があったようだし、訴えるものがあったんだろうね。
結局、和之は美紀が正社員になる事に納得したって事でいいのかな?
意外と和之の主夫ぶりも板についてきて、就職活動より主夫業を極める事に頑張ってそうな気がするんだけど。( ;^^)ヘ..

第7回
脚本:尾崎将也
演出:三宅喜重

和之(阿部寛)、主夫業にはかなり慣れてきたものの、やはり外で働きたい気持ちや、なかなかまとまらない就職への苛立ちがあったりして、つい主婦な真理江(川島なお美)たちの集まりで「主夫業なんて大したことない」ってな発言をしてしまうんだよね。
もろに「カチン!」と来た真理江さんの表情の恐ろしいこと・・・。( ;^^)ヘ..
そしてこういう人は執念深いので必ず仕返しをするんですが、和之はフリーマーケットがあるという事でたこ焼き屋をやらされてしまうんですなぁ。
たこ焼きの焼き方を美紀(篠原涼子)に教えて欲しいんだけど、美紀の正社員問題で何かと衝突していて、なかなか聞き出せないところもいじらしかったなぁ。
会場の隅っこ、テントもない場所に机だけがポツンと置かれていて「ここでお願いします。売上目標は2万円。」って真理江さんも怖い、怖い。(^^;
でも、ああいうボス的な人って意外と周囲に反感もたれていたりするから、いつかみんなが急にそっぽを向くんじゃないかと実は心配してるんだけどね。(^^;ゞ

美紀も自分の夫があんなにぽつんと寂しそうにたこ焼き焼いてるのを見たら、やっぱ手助けしちゃうよね〜。
それでこそ夫婦ってもんだよ!(゚ー゚)(。_。)ウンウン
和之も自分で「主夫の味 山村家のたこ焼き」なんて幟を作っちゃって、またまた少し吹っ切れたかな?
ただね〜、行列ができるたこ焼き屋さんになったのはいいけど、あのたこ焼きプレート2台だけじゃ客はさばけないでしょ?と思ってしまったわ。(^^;ゞ

今回は美紀と笙子(中島知子)、和之と優介(宮迫博之)という風に「外で働いて金を稼いでくる女性」と「家事をして家庭を守る男性」に別れて、お互いの愚痴をこぼしているのが面白かった。
主夫組は家でフリマの練習を兼ねて慎ましくたこ焼き焼いてるのに、外勤組は特上寿司の出前でしょ?(笑)
たこ焼きの方にいた子供たちが、ちゃっかりお寿司に流れちゃってるのとか、「そりゃ、そうだよね」って感じで笑えちゃった。

どんなに衝突しても、笙子が熱を出したと聞けば優介はとんで帰るし、和之は美紀の忘れ物の書類をFAXじゃなく会社まで届けるし、子供達も両親が仲良くしてるだけで幸せそうだし・・・。
男とか女とか、金を稼ぐとか家事をこなすとか、そういう事はどっちがどっちでもいいじゃないの!と思ってしまった。
お互いに思いやりの気持ちがあれば、何となく収まるべきところに収まってしまうのが夫婦であり家族なのかもしれませんね。

第8回
脚本:尾崎将也
演出:二宮浩行

今回は理絵ちゃん(安藤咲良)が突然お受験をしたいと言い出して・・なお話。
うーん、今思えばこのドラマの最初の方で家事に不慣れな和之(阿部寛)が、もたもたしながら頑張ってるのが面白かったので、いきなり温泉たまごなんて作られたらちょっと満足できないんだよなぁ。(^^;

すでに家事は完璧のご様子な和之は、最初、理絵のお受験に「必要ない!」って感じだったけど、だんだんやる気になっちゃって。
真理江(川島なお美)に刺激を受けて、ネットで情報収集したり・・・。
こうやって周囲のママたちに振り回されるのも、和之が主婦仲間とコミュニケーションをとってる証拠よね。(笑)
ネットで小学校受験の試験問題を見つけて、理絵にやらせてみると意外と簡単に答えちゃって・・・。
こういうのが親に誤解させちゃうんだよね。
「うちの子、天才かも!」って・・・。(爆)

必死にお受験対策頑張ったのに、模擬試験の面接で一番緊張してミスってたのは和之だし、まぁそういうところも笑えてよかった。
一方、笑えないのが真理江さんのご主人だよね〜。
やっと登場か?と思ったら結局現れなかったし、真理江さんも和之たちの前で「実は主人には女がいて別居状態なの。」と真相を話してるし・・・。
翼君(國部大志)が「ママ、僕がいるよ」と真理江に声をかけたのが可愛かった。
彼も子供なりにいろいろ感じて胸を痛めていただろうに、あんなに小さくてもママを守るのは自分だ!って思ってるところが泣かせるね〜。
真理江さんも正直に話せてよかったじゃん!と思ったら、最後にはもう立ち直って主婦仲間の皆さんに「主人は海外出張で(模擬試験に)現れなかったの〜。」なんて、大嘘ついてるし・・・。
やっぱ主婦仲間の中で生き抜くには、ああでなきゃ無理なのかね〜。(^。^;)
理絵ちゃんもお受験諦めてくれたようだし、とりあえずホッとしたけど、美紀(篠原涼子)はどんどん正社員として仕事を任されそうだし、和之が仕事に復帰するのは遠のくばかりのような気がするなぁ。

第9回
脚本:尾崎将也
    旺季志ずか
演出:塚本連平

理絵(安藤咲良)の誕生日が近づき、プレゼントに「おとぎハウス」が欲しいという理絵の言葉に安易に約束をしてしまう和之(阿部寛)。
おとぎハウスのお値段・・・29800円は高すぎです!(^^;
そのプレゼントを買うために和之は節約に励むようになるんだけど、うーん、親の立場としては子供の誕生日に29800円もする物を買い与えるというのが、まず理解できないんだよね。
いくら約束をしたとしても、値段を知った時点できちんと子供に話して理解させた上で、他のプレゼントをリクエストしてもらうとか考えるべきでしょう。

美紀(篠原涼子)もそのためにバイトして副収入を得たりするんだけど、ちょいとバイト入れれば3万というのが、和之の立場からすれば何とも複雑だよね。
渡し方も和之のプライドを思って小細工したがために、逆に和之を不快な気持ちにさせちゃったり・・・。
結局は3万受け取ったけど、理絵の誕生日は家計の中でやりくり出来る範囲で・・って事に落ち着き、バースデーケーキも真理江さん(川島なお美)に教えてもらって手作りしてるし・・・。
いやぁ、父親の手作りのケーキなんて嬉しいよ。
イチゴもたくさん乗ってるしね。(^_-)-☆パチッ
ただね〜、あれだけ「おとぎハウス」を楽しみにしていた理絵ちゃんだけに、いくらお部屋を飾りつけたといっても、あっさり「理絵、おとぎハウスいらないよ〜。だってこの部屋がおとぎハウスみたいなんだもん♪」と言ったのにも、ちょっと違和感。
今時の子供達・・・そんなに甘くはございませんわよ。(^.^)ホホホ
一度もらえると思った物に対する執着たるや・・・それはそれは大変なものでございます。m(_ _)m
ドラマとしては「理絵ちゃんがいい子でよかったね」と、ほのぼのムードでよかったんだけど、ちょっと出来すぎた話に感じてしまいました。(^^;ゞ

次は主夫のパートですか・・・。
和之も主夫道を極めちゃってますよね。(笑)

第10回
脚本:尾崎将也
演出:三宅喜重

今回は和之(阿部寛)、パートに出るの巻。
優介(宮迫博之)がスーパーのパートに出たことに触発されて、和之も同じスーパーで働くことにした。
主夫になって、まだ日が浅いのにパートまで・・・大丈夫か?(・・;)

しかしね〜、笙子(中島知子)と美紀(篠原涼子)の会話で、「働いてるからって主夫の仕事が減るわけじゃないんだから。そこはビシッと言わないと!」みたいな台詞があったけど、家で家事をやってる者の気持ちがわかってるはずの女性が、何でそういう事を言うかな?と思ってしまった。(^^;
最終的には美紀が「主夫が全部やる必要はない。家族が協力すればいいの。」と理解のある事を言ってたけど、そういう気持ちがあるなら最初からそう言ってやってくれよ・・・って感じ。
洗濯物が乾いてるって、わざわざ和之を呼ばなくても、それぐらいやってあげてもいいじゃん!(笑)
今時、結構家事に協力的なご主人も多いってーのに、結局は仕事を持った美紀がいばってるみたいで、ちょっと嫌だったなぁ。

大事なMOを家に忘れて行ったのだって、入稿を急ぐために休日出勤するような事態なのに、出勤前に持ち物調べて出かけなさいよって感じ。(^。^;)
理絵(安藤咲良)がその忘れ物を一人で美紀の会社へ届けようとして、まず和之のパート先へ・・・。
美紀がMOを忘れた事に気付いて慌てている時に、絶妙のタイミングで会社に現れる理絵・・・そして和之。
ありがたいね〜、家族って。

家事と仕事の両立は難しいと、専業主夫を選んだ和之。
しかし、そんな矢先にビッグニュース!
和之が最後に撮ったCMが何かの賞を受賞したらしい。
これで一気に再就職か?
スーパーでディスプレイの仕事を手伝ってる時の和之がイキイキしてただけに、そういう世界に戻してあげたいような気もするね。

第11回
脚本:尾崎将也
演出:塚本連平

和之(阿部寛)が賞をもらったら、いきなり周囲の見る目が変わってしまって・・・。
いやぁ、こんなもんだよね、世間というものは・・・。(^。^;)

今回のメインは理絵(安藤咲良)の発熱。
和之は今まで一人で病気の子供の看病をしたことがなかったのね。
なのに、そんな時に限って美紀(篠原涼子)も出張でいないなんて、和之の不安な気持ちわかるわ。
熱が0.1度上がっただけで、「うわ〜!」って思っちゃうものよね。
しかし、発熱の具合を折れ線グラフにつけてる几帳面さには驚いた!
優介(宮迫博之)はさすがに経験があるらしく、理絵の様子を見に来ても落ち着いた様子だったけどね。
それにしても子供の発熱の対処までネットで調べる時代なんだなぁ・・・と、あらためて思ったわ。
「生姜湯」とか「梅干の黒焼き」とか、子供が口にしたくなさそうなものばかり作ってる和之にも笑ったけど、本人は必死なんだよね・・・理絵を早く元気にさせてあげたくて。
んで、美紀との電話で理絵の発熱を知らせると、母親として何度も経験のある美紀はさっさと話を切り上げて仕事に戻りたがってるし・・・。
「俺だってさっき仕事の話断わったんだよ。自分だけ仕事してると思うな!」と言った和之の気持ちがよくわかるわ〜。
受賞した事で仕事の話が舞い込んで来たのに、発熱した理絵と仕事の話を迷うわけでもなく、あくまでも理絵を優先させた和之に感動した。
以前の仕事だけの男だったら、こんな選択できなかったでしょう。
大きな仕事を誰かに持っていかれるかもしれないのに、何の未練もなく理絵を選んだのが素敵だったわ。

仕事の話、また舞い込んで来るみたいだね〜。
最終回は拡大版ということで、和之の再就職はどうなるのか?美紀との共働きになるのか?ってところが気になるなぁ。
あと、優介が作り始めたHPも発展していくのか楽しみ。

最終回
脚本:尾崎将也
演出:塚本連平

和之(阿部寛)に来た再就職の話が上海を活動拠点とするもので、美紀(篠原涼子)に正社員の話も持ち上がってる時期だけに言い出しにくい。
そういう大事な事を近所の奥様方から聞かされた美紀の気持ちもよくわかるわ〜。
単身赴任って手はないのか?と言った編集長(中村繁之)や笙子(中島知子)の意見もごもっとも!なんだけど、美紀がわりとあっさり上海へ着いて行く決心をしてくれたのは、ちょっとホッとした。
理絵ちゃん(安藤咲良)も上海行きを受け入れて、えらく簡単に話がまとまったなぁ・・・と思っていたら、やはり理絵ちゃんは上海がどこなのか、いまひとつ理解していなかったのね。
無理もないけど・・・。

現実的に考えると、やはりあの場合単身赴任というのが一番考えられる手なのかもしれない。
だけど、ドラマとしては上海に行くにしても、行かないにしても家族3人が一緒にいるという前提のもとに、家族の進むべき道を考えているのが好感持てたなぁ。
仕事優先で生きていた和之が、一旦「主夫」という道を歩んだ事で、自分の中の優先順位が変わり、まず家族・・・そして仕事という風に変わっていったのは良かったかもね。
正社員になれると喜んでいた美紀のこと、亮太(吉川史樹)と一緒に江ノ島に行く事を楽しみにしていた理絵のこと・・・和之はそれを無視して上海に連れて行く事をためらったわけだね。
そして東京でいい仕事が見つかるまで、主夫を続けると決意。
優介(宮迫博之)も主夫仲間を失わずに済んで嬉しそうだったのが良かった。
冴子先生(滝沢沙織)にプロポーズした健児(永井大)も、家事は分担するって事で頑張ってるし・・・。
この調子でいくと、和之たちが住んでいるあの町は、いつか主夫だらけになるのではないか?と思ったりして・・・。(^。^;)

SPも決定だそうで・・・。(^-^)//""パチパチ
ただ、個人的にはこのドラマは前半の慣れない家事に翻弄される和之が面白かったので、今やてきぱきと何でもこなすようになってしまったあたりから、多少物足りなさを感じるようになりました。
SPはどんなお話になるのやら・・・その頃には優介は本当にネット上では「カリスマ主夫」と呼ばれる存在になってそう。(笑)
カウンターがどこまで伸びているかも楽しみだわ!

 

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