マザー&ラヴァー


P:安藤和久・東城祐司・伊藤達哉・吉條英希
主題歌:アンジェリーナ ♪Sounds of Love〜しあわせについて〜

第1回
脚本:岡田惠和
演出:新城毅彦

う〜ん、坂口憲二君が出るドラマの度に言ってることだけど、私は坂口君自身は好きなんです。(^。^;)
だけど、役者としての彼には「う〜ん?」と首をひねるしかないんだよなぁ。
なんちゅーか・・・上手くならないよね?(/--)/

因みに私は岡田さんの脚本とも、相性が悪いときたもんだ!
正直、ちょーーーっと辛いかもしれない。
ただ、坂口君に伝説の作品「愛愛」のようなツッコミどころがあれば、話は別なんだけど・・・。
いや、あれは脚本にツッコミどころがあったのか・・・。(爆)

しかし、人力車の車夫姿の真吾(坂口憲二)は、カッコいいと思うわ。(*^。^*)
あんな姿の真吾と街で出会ったら、そりゃ瞳(篠原涼子)みたいにハートをずぎゅーんと撃ち抜かれても無理はないかと・・・。
それにしても、度々真吾にハートを射抜かれてる瞳のメロった顔が・・・ちょっとマヌケすぎませんか?(笑)

このドラマで、真吾という男は母親のマリア(松坂慶子)が一番大切だという、所謂マザコン男なわけですが、ドラマの中に出てくるマザコンって気持ち悪い男が多いじゃない?
でも、真吾の場合は本当にマリアの事が心配で、大切で、母親として愛してるって感じで、「気持ち悪い」という雰囲気ではなかった事は良かったと思う。
男はみんなマザコンだというのも、納得できる部分があるし・・・。
そういう母親を大事に思う男と付き合ったらどうなっていくのか?という興味はあるんだよね。
だけど、この初回・・・何となく皆さんがしっくりいってなかったように感じたのは私だけ?(^^;
マリアと真吾の親子も何となく違和感があるような・・・。

いろいろ考えず、気楽に観られそうな気はするけど、そういう作品ほどリタイアするのが早かったりするんだよね。(^^ゞ

第2回
脚本:岡田惠和
演出:新城毅彦

瞳(篠原涼子)の誕生日が母・マリア(松坂慶子)と一緒だからって、そんなにウキウキしなくても・・・。>真吾(坂口憲二)。
生まれ年や血液型まで同じというのが・・・。(^^;

そしてマリアと瞳の誕生日を一緒に祝おうとする真吾。
結婚している間柄ならともかく、まだ付き合いだしたばかりなのに恋人と母親の誕生日を一緒に祝うってーのは、お互い緊張しそうだし嫌かも。(^^;ゞ

マリアからも言われて、瞳と一緒に彼女の誕生日を過ごしていた真吾。
だけど、やっぱりマリアの事が気になって、レストランを飛び出し花屋で花を買って家へ急いじゃうんだよなぁ。(^^;
しかも、瞳にあげた花束より、マリアに渡す花束の方がはるかに大きいし・・・。(・・;)
いやぁ、こういうのって見てたら傷つくかも。(^^;ゞ

・・・で、花束を渡して誕生日おめでとうって一言言って、瞳のもとへ戻る真吾が、事故に遭っちゃうんだよね。
あわや韓国ドラマかと思ったわよ!(笑)
でも、怪我しながらも瞳の待つレストランへ戻って来る真吾。
瞳もね~、自分の誕生日なのに真吾は抜け出してしまうし、お食事の代金は自分で支払わなきゃならないし、「誰の誕生日だと思ってんのよ!」って心境だったんじゃないでしょか?
そんな男なのに、レストランの前で夜空に向って「ごめん!瞳!」って言ってるのを見たら、またまた瞳がきゅん♪としちゃったみたいで・・・。(*^。^*)
誕生日にキスぐらいはしろと言われていた真吾が、ふと時間を気にして「やっべ、時間がない」と瞳にキスしたところは、こっぱずかしいながらもちょっと良かった。(^^;ゞ

うーん、最後まで見続けられるか不安だけど、とりあえず見られるところまでは頑張って見よう!っと。

第3回
「マザコン男、ふられる!」
脚本:岡田惠和
演出:塚本連平

ヾ(´▽`;)ゝウヘヘ・・・いくら母親が大切だと言っても、真吾(坂口憲二)みたいなのは考えものだなぁ。
真吾が熱を出し、瞳(篠原涼子)とマリア(松坂慶子)のどちらに連絡すべきかわからない恭介(金子貴俊)。
結局、両方に電話してるし・・・。(・・;)
そのせいで、マリアと瞳が鉢合わせ。マリアは真吾が熱を出したら、いつも作ってあげていた生姜入りのおじやを持参、一方の瞳は手当たり次第風邪に効きそうなものを買い込んでるし・・・。
でもね、マリアが瞳を気遣っておじやを隠したのは、気配りの出来るいいお母さんだなぁと思ったよ。
意地悪なお母さんだったら、これ見よがしに「ほらぁ、熱を出した時はいつもこれなのよね〜。」と出しちゃってるよ。(^。^;)
マリアが気遣って持ち帰ったおじやに、異常な執着を見せる真吾。
はいはい、あなたが言ってる「俺に恋人が出来たって、仮に結婚したって、母さんは母さんなんだから」というのは理解できますよ。
でもね〜、やっぱ真吾のように恋人に母親について2時間も語って聞かせたり、何につけてもすぐ母親の話題を出したり、おじやを追いかけてきたり(笑)・・・こういうのは現実問題として厳しいと思うのよね。(^^ゞ
瞳が「さようなら、お母さんと末永くお幸せに」とメモを残して去ってしまう気持ちもわかるわよ。

でもね〜、瞳もどうなわけ?(^^;
真吾の「好きだからかっこ悪いとこ、見られたくなかった。」なんて言葉だけで、またまたきゅん♪としちゃってるんだもん!
あ〜あ、ダメだこりゃ〜。( ;^^)ヘ..

第4回
「母の嫉妬」
脚本:岡田惠和
演出:三宅喜重

息子にとって母親は特別、そして母親にとって息子は特別なものらしい・・・とは、よく聞くが・・・。
私には息子はいないけど、いたらマリア(松坂慶子)みたいになるのかな?と、少し考えてみたりして。

真吾(坂口憲二)がUFOキャッチャーでとってくれた安っぽい腕時計。
安物だけど、初めてのプレゼントだと浮かれる瞳(篠原涼子)。
一方で、真吾が子供の頃にプレゼントしてくれた紙粘土細工をブローチにして持ってるマリア。
3人で会おうという話になって、マリアが浮かない顔になるのも何となく気持ちはわかるなぁ。
この前は偶然に会ったんだけど、今回は「会おう!」と事前に言われて準備して瞳に会うんだし、それは正式に真吾が彼女を連れてくるという形なわけで。(^^;
そこで例のブローチを胸につけることや、昔のアルバムを見せることは、瞳に「私はあなたが知らない真吾をたくさん知ってるの」と言ってるわけで・・・。
そんな事をした自分を「何やってるんだろう」と情けなく思うマリアにも、「こんなもんかもなぁ」と何故か共感。
あ〜あ、瞳の立場で物事を感じたかったなぁ。(^。^;)
どんなドラマでも親の立場に近くなってしまった事が、ちょっと寂しかったりする。(^^;ゞ

瞳もマリアも真吾にもらったプレゼントをなくして必死に探すわけだけど、マリアのブローチ探しには真吾が劇団のメンバーまで呼んで・・・うーん、やっぱこういうのはちょっと引いちゃうなぁ。
程よいところでおさまっていれば、母親思いの息子で通る話なんだけど、どうも息子が母を思う気持ちが強すぎて・・・。
不思議とマリアに嫌な気持ちはしないんだけど、真吾にはイライラしてしまうんだよなぁ。
でも、そんな息子に育てたのはマリアだったりするわけで(苦笑)、いやぁ、母と息子って複雑なのね〜。( ;^^)ヘ..

第5回
「涙のパーティー」
脚本:岡田惠和
演出:塚本連平

うーん、今週も大して面白くなかったなぁ。(^。^;)
マリア(松坂慶子)が友達が賞をとった記念のパーティーに行かないと言い出し、何とか連れ出したい真吾(坂口憲二)が母親の服を見立てるところ。
あんな真剣に母親の服を選ぶ息子ってどうよ?(^。^;)
いや、いいんだけどさ〜、息子に言われた通りに何着も着がえてみせる母親もいかがなものかと・・・。

昔の音楽仲間の集まりに顔を出そうとしないマリアを真吾が連れ出すんだけど、まあ、あんな息子がいたらちょっと鼻が高いだろうね。
バイトしなきゃ食べていけない役者の卵です・・・って言ったら、マリアの友人も引いたかもしれないけど。(苦笑)

そのパーティーを仕切ってるのが瞳(篠原涼子)で、真吾がマリアと一緒に出席しているのを見て驚き、厨房で粉はかぶるしクリームまみれになるしで、篠原涼子の頑張りには拍手を送りたいのだが・・・そこまで頑張った甲斐があるのかと言われれば、ちょっと・・。(^^;
瞳が「こんな事されたら、胸がきゅんとする」と麻衣子(矢沢心)に話す内容を、真吾がマリアにしてるのが笑えたけど、その内容もなかなか子供っぽくて途中で疲れてしまった。(^^;ゞ
瞳って仕事はできるけど、恋はダメ・・・ってキャラだから、それでいいんだけどね。

そろそろキツくなって参りました。m(_ _)m
岡田さんの脚本、ほんと相性悪いんだよなぁ。(^^ゞ

第6回
「秘密の合コン」
脚本:岡田惠和
演出:新城毅彦

誘われて仕方なく合コンに参加した瞳(篠原涼子)、その合コン会場にマリア(松坂慶子)がいて大慌てする様子が可笑しかった。(笑)
確かに言い訳したくなるよなぁ。
でも、真吾(坂口憲二)が何でも自分よりマリアの方に先に報告するのにムカつく・・・なんて言ってる瞳が、ちょっと可愛かったぞ〜♪
「2番はイヤ!あたしが1番じゃなきゃイヤなの!」
そうだよね〜(゚ー゚)(。_。)ウンウン、しかも自分が2番で1番は誰か?って時に、それが母親だったら・・・やっぱ「勝てない」と思っちゃうもん。
でも、呑み会の席で女の子がマザコン男をバカにしてるのを聞いて、酒の力も借りてたけど「母親を大切に出来ない男は、女を大切に出来ない!」と言い放つところなんて、すでに真吾がのり移ってるし・・・。( ;^^)ヘ..
しかも、瞳のこの台詞を聞いて上司のアザラシ(田山涼成)が、「きゅん♪」として胸を押さえているのに大笑い!
いやぁ、次からアザラシが瞳を見る目が変わってるんじゃないかしら?o(^ー^)oワクワク

んで、今回は真吾がドラマのオーディションを受けて、見事合格する話。
まぁ、オーディション風景からして上手いとは思えなかったんだけど(^^;、役ももらえて瞳に「役者として一人前になったらプロポーズするから待ってて」とプロポーズの予約もする事が出来て・・・。
オンエアを楽しみに待ってたら、しっかり真吾のシーンはカットされてて・・・。( ̄□ ̄;)!!
ま、そういうオチだろうな・・・と読めたけど、そこそこ面白かったかな?
来週はマリアに恋人らしき男性の出現で、真吾が焦るわけやね〜。
うーん、私が瞳の立ち場だったら、そういう事で不機嫌になる真吾ってーのに一番ムカつくかも。(^^ゞ

第7回
「母さんに恋人!?」
脚本:岡田惠和
演出:三宅喜重

いやぁ、すごい量のカニでしたな。(笑)
あんな大量にカニを送ってくれる友達・・・私も欲しいです。(爆)

さて、カニの話はおいといて・・・。(^^;ゞ
今回は1週間で1曲だけ弾けるようになりたいと、マリア(松坂慶子)のピアノ教室の門を叩いた重松(篠田三郎)という男性。
この重松の存在が真吾(坂口憲二)をイライラさせるわけだ!
っつーか、やっぱ真吾の苛立ちは普通じゃないような・・・。(ーー;)
母親に年齢的につり合いのの取れた男性が近付くのって、そんなに許せないもんかなぁ?(^^;
瞳(篠原涼子)がそんな真吾に「がっかりした!」とはっきり言ってくれてよかったよね?
「自分だけの母親じゃなくなるのが、嫌なだけじゃん!」(バッサリ!)
わかっててもヤキモチを妬かずにいられないんだろうけど、やっぱあの年でそこまであからさまに「イヤ」って顔をされたら、こっちがイヤかも。(^^;
「祝福してあげなさいよ!応援してあげないさいよ!」という瞳。
ごもっとも!なんだけどね〜、真吾には難しい事なんだろうなぁ。

重松に真吾がヤキモチを妬いてたと聞かされて、浮かれてるマリアはちょっと可愛かったかな?
紀子(上村香子)に真吾が小さかった頃、寝る時は髪の毛を掴んで離さなかったと離してるマリアの気持ちはちょっと理解できたかも・・・。
その当時の真吾を可愛いと思う気持ちが、マリアの中では今もそのまま持続してるんだよね。
もちろん、いくつになってもわが子は可愛いものだろうけど、さすがに大人の真吾を幼い子供みたいに扱っちゃ〜ダメよね。(苦笑)

さて・・・そろそろダレてきたんだけど、このドラマ、あとはどんなエピで引っ張るつもりなんだろう?(^^;

第8回
「母さん同居する!」
脚本:岡田惠和
演出:塚本連平

瞳(篠原涼子)の「きゅん♪」ときちゃった時の表情とか、マザコンの真吾(坂口憲二)なんか・・・と思いつつも絶対に嫌いになれないところとか、なかなかいいんだけどね。
やっぱ真吾のマザコンぶりは、ちょっと引きますな。(^。^;)
今回、恭介(金子貴俊)たちが真吾がマザコンになる、というか母親を好きな理由がわかる・・・みたいに語るシーンがあったけど、それにしても・・・って感じじゃございません?(^^ゞ

鉢植えの花を「私だと思って・・・」と部屋に置かせる瞳も今時どうよ?って感じだけど、その花をうっかりマリア(松坂慶子)が落として折ってしまって、それを悩む真吾もなぁ。(^^;
まぁ、可愛いといえば可愛いけどさ。(苦笑)
可愛いといえば、真吾が古着屋でプレゼントしたシャツが似合っちゃうマリアも可愛かったわ。
それに水道が壊れたから真吾の部屋に厄介になってるのに、水道が直っても「もう一日かかるんだって」と嘘をついて、居座っちゃうところもね。(^。^)
嘘をついた後に、ペロッと舌を出してるのもお茶目なお母さんだったわ。
確かに憎めない可愛らしい母親なんだけど、やーっぱ真吾は行きすぎだって!(笑)

ただ、マリアの「はいはい」という返事を、真吾が真似て言ってたのはちょっとよかった。
何だか親子っぽかったよね。(親子なんだけど)
微笑ましくて良いシーンだったと思います。
でも、全体的にはちょーっと厳しいかなぁ・・・。(と、毎週言ってるような)

第9回
「息子より犬」
脚本:岡田惠和
演出:今井和久

ごめんなさい・・・思いっきり流し見してしまいました。m(_ _)m

流し見ながら、とりあえずはマリア(松坂慶子)と瞳(篠原涼子)が張り合い・・・しかし、争うべき相手ではないんだという事にお互い気付くという話ですかね。(^^;ゞ
きっかけは、マリアと瞳が劇団にそれぞれ差し入れのちらし寿司を持ってきた事からなんだけど、そりゃ~主婦歴の長いマリアに料理で勝てるわけがないもんね~。
何とかリベンジ!と燃える瞳・・・それにしても、「誰でもできるちらし寿司」なんて本を持って買い物をしてるのが笑える!
何度も失敗しながら、成功するまでちらし寿司を作り続ける瞳だけど、ちらし寿司のどこにそんな苦戦したんだろう?(^^;
寿司酢を失敗するなら、まだわかるよ。
でも、途中で具のえびを食べて「まっず~」って言ってなかったかい?(^^;
どんなえびなんだよ!(爆)

一方で、今週も真吾(坂口憲二)のマザコンぶりには引き気味でしたわ。(^^;ゞ
だって、母親が老後寂しくないようにイヌを飼おうかな?って言うのが、そんなに気になることですかね?
「俺が母さんを寂しくなんかさせない!」って、ここは(ToT)ウルウルすればいいのでしょうか?( ;^^)ヘ..
確かに立派なご意見ではありますが、そういつまでも母親にべったりされても奥さんになる人は困るのではないでしょうかね?(^^ゞ

最後、真吾の誕生日をマリアと瞳がお互いに相手に譲ってあげようとする気持ちや、街中でバッタリ会って真吾のもとへ手を取り合って走るところは、実に微笑ましい雰囲気でしたが・・・。

やっぱ、流し見にちょうどいいドラマというか、真剣に1時間引きつけるだけの魅力はないんだよね。(^^ゞ
なのに、このドラマったら全12話・・・あは・・・あはは・・・。(^。^;)

第10回
「温泉卓球対決!」
脚本:岡田惠和
演出:新城毅彦

福引で温泉ペアご招待が当たり、芝居の稽古がある真吾(坂口憲二)を置いて、何故かマリア(松坂慶子)と瞳(篠原涼子)が二人っきりで温泉へ行く事に・・・。
瞳がマリアに裸の体を見られることは、男に見られることより恥ずかしいと言ってたけど、気持ちよ〜くわかりますわ。(^^;
彼のお母さんに品定めされてるような気がしちゃうもんね。(^^;ゞ
もちろん、マリアにはそんな気はないんだろうけど・・・。
温泉に行く前に、瞳とマリアがエステでバッタリ!というのも可笑しかったなぁ。(笑)
それにしても、まだ結婚もしてないうちに彼の母親と温泉なんて・・・瞳の立場だったら私は耐えられそうにない。
っつーか、温泉云々よりも真吾抜きの状態で、お母様と旅行というシチュエーションが信じられない。
中にはそういう人もいるだろうけど、稀なことだよね。(^^;
真吾は真吾で芝居の稽古に身が入らないし、結局温泉まで追いかけて行ってるし・・・。
結婚しても結局どちらもほっとけなくて、女二人の間を右往左往しちゃうんだろうな。
あぁ、目に見えるようだわ。(笑)

麻衣子(矢沢心)が心配した通り、瞳は手持ち無沙汰でついついお酒を呑んじゃって、その勢いでマリアに向って「真吾君を私にください。」と言っちゃって・・・。
それでマリアが卓球対決で勝ったら真吾をあげるなんて言い出し、卓球対決へ!
最後のポイントは最初から瞳に渡すつもりだったんだろうね。
今回の温泉旅行で、少しだけマリアと瞳の間の距離も縮まったかな?
予約済みのプロポーズというのに、反対意見だったマリア。
二人で一緒に成功してほしい・・・確かにそうかも。
だけど、どちらにしても真吾にはちゃんとした職に就いてもらわなくては、生活やっていけませんから・・・。(^^;
あの調子じゃ、芝居で成功するのは難しいっしょ!(笑)

第11回
「最後のクリスマス」
脚本:岡田惠和
演出:三宅喜重

今回の話は結構好きだったなぁ。
いろんな人が抱える、せつない想い。

真吾(坂口憲二)が瞳(篠原涼子)と結婚すれば、もう息子と二人きりのクリスマスを過ごす事はない。
そう思ったマリア(松坂慶子)は、「真吾と二人でクリスマスを過ごさせて!今年だけ、お願い!」と瞳に頭を下げて頼む。
未来の母親にここまでされて、「イヤです!」とは言えないよね〜。

瞳にOKをもらって、ウキウキしてクリスマスの準備をしているマリアさんは可愛かった♪
ほんと、息子は母親にとって恋人なんだね〜。(娘しかいないから、わかんないけど)
ただ、「最後のクリスマス」を連発するマリアだけど、瞳にとっては「初めてのクリスマス」なんだよね。(^。^;)
「今年だけ!」ってマリアの言葉も、瞳にとっては「私だって、今年だけは真吾君と過ごしたいのよ」ってなもんだっただろうに・・・。
初めてのクリスマスをマリアに譲って、瞳は自分の実家にプレゼントを届けに行くのに両親は沖縄行っちゃってるし・・・。(^^;
で、ちょっと寂しい気持ちの時に、空からは白い雪が降ってきて・・・無性に会いたくなるわけよ!真吾君に!
甲府からタクシーとばして真吾の実家に駆けつけたのに、家の中の灯は消えてて・・・。
またもやガッカリだよね。
まぁ、それだけ「がびーーーん!」と来る前フリがあったからこそ、真吾がマンションの前で待っていてくれた事が、余計に嬉しいわけで・・・。
マリアのところに戻らなきゃいけないと言いつつも、クリスマスだからと自分のために抜け出してきてくれた事が嬉しいわけで・・・。
真吾は実家へ戻っても、部屋の中は彼が飾りつけしてくれたツリーやイルミネーションがまぶしくて、白いマフラーが暖かそうで・・・。
これは「きゅん♪」どころか、「ずぎゅん!」だわなぁ。(笑)
わかる、わかる・・・。('-'*)フフ

マリアが瞳に悪いなぁと思いつつ、わがままをきいてもらうところ。
瞳がマリアに真吾を譲ってあげるところ。
そして、真吾が母親と恋人の両方に、優しさを見せるところ。
うん、今回は何だか気持ちが温かくなるような話だった。
真吾が子供の頃にマリアにあげた「ママのねがいをかなえるけん」を覚えていて、枕元に「母さんの願いを叶える券・21世紀編」が置かれていたのも、マリアには嬉しかっただろう。

これだけでも満足だったのに、瞳が実家の父親(小野武彦)へのプレゼントと真吾へのプレゼントを間違って置いてきてしまってて・・・。(笑)
父親の若いシャツはまだ見られたけど、真吾のおじさんくさいベストはさすがにどうしようもなかったね。(^^;
かなり笑わせてもらいました。m(_ _)m

・・・というところで、マリアの「今までみたいに、うちに帰ってくるのやめなさい。」という言葉。
真吾は、その言葉に対してどんな反応を見せるのか?
クリスマスに見せたような優しさがあれば、母親も恋人も大切にできそうなんだけどね。(^^ゞ

最終回
「母と恋人、最終決戦!!
マザコン男 運命の選択!?」
脚本:岡田惠和
演出:塚本連平

やっぱ、2時間やるほどのことはなかったかと思われ・・・。(^。^;)

瞳(篠原涼子)の妊娠、真吾(坂口憲二)が結婚を決意、マリア(松坂慶子)への報告・・・という風に進むんだけど・・・。
赤ちゃんが出来た事を報告して、真吾が少しでも困ったような顔したらどうしようと不安がってた瞳にとっては、大喜びしてくれた真吾のリアクションは心底嬉しかっただろうね。
マリアが受け入れてくれたのも良かったけど、何気に「赤ちゃん、真吾みたいに育てなさいね〜」はプレッシャーだよな。(^^;

劇団員が真吾と瞳の結婚生活を想像するシーンで、二人の子供として「アットホーム・ダッド」で篠原さんの娘役だった安藤咲良ちゃんが出てたり、麻衣(矢沢心)の彼氏役で要潤が出てたりしたのは面白かったんだけど・・・。
全体的にはやはり2時間もやる必要性は感じられず・・・。(^。^;)

そんな中、一番じ〜んと来たのは結婚式前日に真吾がマリアを人力車に乗せて走るシーンかな。
走りながら「母さん、長い間お世話になりました。俺は母さんの子でよかった。産んでくれてありがとう。これからも、ずーっと母さんの息子だからね!わかった?」と真吾が言って、涙ながらにマリアさんが「はいはい」と例の口調で答える。
何となく結婚式の前日に親に挨拶するのは花嫁って思いがちだけど、息子が母に挨拶するってーのも泣けるもんなのね。
マリアさんの「生まれてきてくれてありがとう〜」ってーのも、これまた泣けたよ。
さすがだ・・・松坂さん!

式当日、バージンロードを歩くのはマリアにエスコートされた真吾。
これも普通とは逆だけど、このドラマ的にはアリなんだよね。うん(^_^)

そして、公演も成功し、真吾がこれで演劇活動に終止符を打とうとしたその時、居酒屋で真吾たち劇団員の話を聞いていた男性(益岡徹)が現れ・・・なんと、この男性がテレビ局のプロデューサー安藤和久で・・・って、それはこのドラマのPの名前じゃないのさ!(爆)
その安藤Pが真吾をドラマの主役に大抜擢!
そのドラマのタイトル「グッバイ・マザー」・・・「さよなら母さん」じゃん!(笑)
結局、このドラマが最初で最後の主演だったらしいけど、何とか役者として生きていけることになった真吾。
瞳のお腹の赤ちゃんも生まれ、いろいろありつつも幸せな日々・・・って感じの終わり方。

正直言うと話がそんなに面白かったとは思えないんだけど、瞳と真吾のバカップルぶりは微笑ましくて好きだった。
マリアさんの独特の口調も最初は違和感あったんだけど、徐々に「この人はこういう話し方なんだ」と妙に納得できるまでになったし・・・。

「じ〜ん」と来る部分は結構イケてたから、その他の部分がもうちょっと良かったら・・・。
しかし、今になってみればマリアさんの役を最初岩下志麻さんだったというのが、想像できない。(^。^;)

 

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