ウォーターボーイズ

原作:矢口史靖
P:船津浩一・柳川由起子

主題歌:福山雅治 ♪虹

第1回
脚本:橋本裕志
演出:佐藤祐市

進藤勘九郎って名前、宮藤官九郎に似てるよね?(笑)
ま、そんな事はおいといて・・・。
映画版「ウォーターボーイズ」を見た直後に、夏に連続ドラマで見せてくれ!と思った私の希望が叶えられました。
キャスティングも若手で気になる俳優さんが勢ぞろいって感じで楽しみ♪

その中でも信太@金八先生の辻本祐樹君が出るなんて・・・。('-'*)キャーキャー
めちゃめちゃ楽しみにしてたのに、あたしの信太の出番はちょろっと・・・。(・・,)グスン
少し大人になった信太を見れただけでも満足。
でも欲を言えば、もっと出番増やしてほすぃ〜♪

まぁ初回って人物紹介的な要素が多いから、とりたてて書くことが見当たらないんだけど、映画版の唯野高校の二年後って設定らしい。
すっかり唯野高校の文化祭で男子シンクロが行われるのが有名になり、今年も文化祭の出し物としてシンクロが・・・。
そのチームリーダーにくじ引きで選ばれたのが勘九郎(山田孝之)、そしてシンクロがやりたくて転校して来たお調子者の立松憲男ことタテノリ(森山未來)、生徒会長・昌俊(瑛太)、なぜか校内でサンドバッグを殴ってる剛(石垣佑磨)、ちょいデブな太(石井智也)など、キャラとしては十分でしょう。

教育委員会からのシンクロ自粛要請を受けて、今年のシンクロは中止に追い込まれる。
それを阻止しようと教育委員会にまで乗り込んだ勘九郎とタテノリ。
この二人、なかなか良いコンビになりそうね。
森山未來君はわりとクールな役が多かったけど、今回は珍しくハジケた役どころ。
でも、どうやらお金持ちのぼんぼんらしく、そこらへんの葛藤もこれから見られそうで期待しちゃうわ。
教育委員会に乗り込んだ事で責任を取って水泳部を退部した勘九郎。
そんな彼がもう一度シンクロをやってみようと思い立つまで・・・が初回の流れだった。
さぁ、次からがドラマは本番!
あたしの信太をもっと出しなさい!(笑)

第2回
脚本:橋本裕志
演出:佐藤祐市

水泳部でシンクロが出来なきゃ、シンクロ同好会でも作ればいい!
そんな勘九郎(山田孝之)の思いつきで、タテノリ(森山未來)と勘九郎は動き出した。
が、生徒会長の田中(瑛太)に新規登録には最低5名のメンバーと、顧問の教師が必要だと却下されてしまう。

勘九郎とタテノリに続いてシンクロ同好会に加入する、3番目のメンバーが高原さん(石垣佑磨)ってーのが凄いよね。
普段サンドバッグと格闘してる高原さんが、何故にシンクロ?(^^;
しかも女子大へシンクロ勉強会へ出かけ、女子の水着を着せられてる3人が可笑しい。(笑)
ここで発覚したのが高原さんがカナヅチだって事実!
泳げないのにシンクロかよ!
そして潜水のタイムを計ると言われ、プールに引きずり込まれた高原さん・・・見事にプールの底に沈んでるし・・・。(^。^;)
それをカメラ小僧の石塚(石井智也)が溺れてると判断し、救助のために飛び込むんだけど、あらら・・・この白ブタちゃん、泳ぎが達者だったのねん。
結局は、勘九郎・タテノリ・高原さん・白ブタちゃんの四人がシンクロ同好会のメンバーになるわけか。

しかしタテノリが頭良かったのにはビックリ!
勉強ができない勘九郎や石塚に勉強教えたり、そして教えられた方はしっかり追試に合格したり・・・と、爽やかな青臭さ(どんなんや?)を感じるわ。
水が怖かった高原さんが、「潜って10まで数えたぞ!」って勝ち誇ったように言うところとか、ビート板でちょっと泳げるようになったシーンとか、なんでもない事にちょっとした感動。
石塚君が自分の肉体に自信なかったくせに、勇気を持ってさらけ出し、プールへ飛び込む姿、高原さんに「泳ぎは俺に任せて!」と笑顔で微笑むあたりも良かった。

さて、あと一人・・・。
生徒会長の田中君は、大好きな花村さん(香椎由宇)に気に入られたくて、シンクロを始めるのかしら?
そして今週の「あたしの信太」・・バンドの練習をしてたシーンかしら?もっとアップでよろしく!って感じ。(どうやら不満だったらしい)

第3回
脚本:橋本裕志
演出:村上正典

学園祭の出演申請の締め切りが迫る中、最後のメンバーが決まらず焦る勘九郎(山田孝之)たち。
勘九郎が一緒にシンクロを始めようと思い立った仲間の安田(田中圭)を、何とか引き入れたいところだけど、彼は彼なりに悩んでいたのよね。
受験に失敗したら、親の自転車屋を継げと言われて、シンクロなんかやってる場合じゃないな・・・みたいな。
これを聞いて、家を飛び出すぐらいの気持ちじゃなきゃ、やりたい事は出来ない!と力説してたタテノリ(森山未來)。
それは、きっと彼も同じ思いで、家を出た人間だからなんだろうな。

最後のメンバーに田中君(瑛太)が決まるまでが、どんな運びなのか気になってたけど、規則を重んじる田中君らしく、実に律儀な参加の仕方で良かった。
学園祭の印刷代10万円がなくなって、まるで勘九郎たちが取ったかのように誤解されるんだけど、実は田中君の問題集の中に挟まってて・・・それを見つけた勘九郎たちったら、一言も田中君を責めないの。
きっと、そんなところに田中君は恩義を感じちゃったんだろうね。

桜木女子のプールで泳いでる勘九郎たちのところへ、学園祭の出演リストを持って現れ、その最後に「シンクロ同好会」って書いてあるのが良かったわ。
んで、勘九郎たちが感激してる間に、ちゃっかり水着に着替えて、自分が5人目のメンバーだ!って・・・。(笑)
無理のないストーリー運びで良かったです。

それと、今回感動したのは、勘九郎のお父さん(浅野和之)だよ。
勘九郎が防水機能のついたラジカセを買って欲しいとねだってて、それがシンクロに使うためだと知った父親。
当然、勘九郎は叱られると覚悟したのに、何も言わずラジカセを買ってきてくれて「頑張れよ!」って・・・。(涙)
ええ父ちゃんや・・・。
まだ母ちゃん(高橋ひとみ)は勘九郎が予備校に通ってると信じているみたいで、そこが哀れといえば哀れなんだけどね。(^。^;)

第4回
脚本:橋本裕志
演出:佐藤祐市

わっはっは(^O^)、大笑いしてしもーた!今日のウォーターボーイズ!
とりあえず、やっとシンクロらしいシーンが見られるようになってきたんだけど、練習してるシーンでさえ相当笑ったのに、シンクロ自主公演の演技で爆笑!
蹴り?(笑)、チョップ?(笑)、屁?(爆)、そして屁をまともに受けるタテノリ(森山未來)。
あーーー、おかしい!
演技は滅茶苦茶だけど、その滅茶苦茶加減が手抜きしてなくて良い!(爆)
さんざんシンクロシーンで笑った後、勘九郎(山田孝之)の母・美和子(高橋ひとみ)の怒った顔見て、こっちも現実に引き戻された感じ。(^^;
そうだよ、母ちゃんは勘九郎がシンクロやってるなんて知らなかったのに・・・。
「裏切られた」って怒ってる美和子の気持ちもわかるな〜。
予備校行ってると信じてたのに、しかも自分は教育委員会側の人間なのに、我が息子が反対されてるシンクロやってるなんてね〜。

そんな母親にシンクロの合宿に行くと伝える勘九郎の勇気も、想像すると大変なもんだ!
「どんな顔して教育委員会に行けばいいの?夏期講習のお金も払い込んだのに。それもみんな無駄にすんの?」って美和子の複雑な気持ちも痛いほどわかる!
母親の気持ち、そして勘九郎の気持ち、どっちも理解できるだけに辛いんだよなぁ。
そして、今週もオヤジったらいい味出してたね。(笑)
勘九郎がこっそり家を出て合宿に参加しようとするんだけど、そこで父・勘一(浅野和之)が「後悔しないように・・・。でも、母さんの気持ちも考えてやれ。」と勘九郎に声をかけるわけよ!
にっこり笑って「気をつけて行け」ってーのも、何だかじーんとしちゃったよ。
それで勘九郎は、もう一度ちゃんと母親に告げるために家の中へ。
食事の仕度をしてる美和子の背中を真っ直ぐに見て、合宿に行くと告げる勘九郎。
振り向きもせず「向こうについてからでいいから、連絡先ちゃんと知らせんのよ!」と美和子。
これだけでも良かったのに、勘九郎が合宿へ出て行った後、何気に勘一が「母さん、お茶でも入れようか?」と美和子に声をかけるシーンが良かった。
うーん、このオヤジ侮れん!(爆)

やっとシンクロ合宿へ出発・・・と思ったら、タテノリのお母さんが入院?
そして予告ではタテノリがシンクロやめるとか言い出した?
ヾ(・・;)ォィォィ、せっかく田中君(瑛太)が入って5人になったのに、ここでまたタテノリが抜けたら、人数足りないじゃん!(単に人数の問題ではありませんm(_ _)m)

しかし、高原さん(石垣佑磨)がピアノ教室の息子だったとは・・・。(^^;
謎の多い人ですな。(笑)

第5回
脚本:中谷まゆみ
演出:高橋伸之

今回のテンポっつーか、緩急の付け方は良かったなぁ。
合宿兼バイトで民宿に到着したシンクロメンバー。
だけど、タテノリ(森山未來)だけがいないのよね〜。
合宿どころかバイト、バイト、バイトって感じなんだけど、清正(八嶋智人)に言われて賞金10万円のダンスコンテストに出場する事になった勘九郎(山田孝之)たち。
出場資格が5人以上って事で、急いでタテノリを迎えに行く勘九郎。
急いで・・・たって、自転車で片道6時間だってよ。(^。^;)
それだけの時間と労力使って行ったのに、タテノリったらいつもの調子で軽く「俺、シンクロやめるわ」だって!
もちろん、タテノリの本心じゃないんだけどさ〜、勘九郎にしたら裏切られた気分よね。
いやぁ、タテノリの母親入院っていうのは嘘なんじゃないかと予想してたんだけど、マジで入院だったよ。(^^ゞ
しかも、タテノリママ(山本道子)って、「僕の生きる道」の中村先生@草g君のお母さんだった人じゃん!
条件反射で泣いてしまいそうで焦ったわ。(^。^;)

合宿に戻った勘九郎はタテノリがシンクロをやめると言った事、みんなに言えずにいたよね。
でも、田中君(瑛太)がタテノリが転校するらしいと知り、今度はみんなで6時間かけてタテノリを探しに行くんだけど・・・。
田中君ったら「どこまで不合理な連中なんだ!」と言いつつ、みんなと一緒に自転車こいでる姿がいい!
田舎道を必死で自転車こいでる姿、めちゃめちゃ目頭熱くなったなぁ。
悔しいけど今の自分には、こういう熱さってない!だから画面の中でバカバカしいほど熱くなってる男の子たちが、心底羨ましく思えるんだよね。
ママ(柄本明)にタテノリママ入院の話を聞いて、みんな揃って病院でタテノリを待ち伏せするあたりとか、妙に感動!
まだまだタテノリと父親(平泉成)の間には確執がありそうだけど、とりあえず色々あってもタテノリがシンクロチームへ戻って来てくれてよかったわ。

あと、今回は何といっても高原さん(石垣佑磨)でしょう。(笑)
焼きそばでさえ、あまりにぎこちない動きのために満足に焼けなかった高原さんが、必死に焼きそば焼く練習してたら、シンクロのスカーリングを身に付けていたというのは最高に面白かった!(爆)
怪しい磯村さん(竹中直人)の登場も笑った!
タテノリは転校もやめたし、シンクロ同好会にも戻ったし、最後のダンスシーンを早くシンクロで見せて欲しいわね。

第6回
脚本:橋本裕志
演出:村上正典

高原さん(石垣佑磨)って、凄い!
先週は焼きそばを焼く練習が実ってスカーリングを覚えてたし、今週はプールの床磨きとかえるが泳ぐのを見てのイメージトレーニングで、なんと平泳ぎをマスターだよ!

水泳部のキャプテン・大地(片山怜雄)と高原さんの勝負は、良かった!
大地はプール3往復で、高原さんは1往復というハンデがあったものの、やっとどうにかこうにか泳げるようになったばかりの高原さんが、勝てるわけないじゃんね〜。
でも、その無謀な勝負に真っ向から挑むのが青春って感じじゃん!
溺れる寸前みたいな高原さんの泳ぎ・・・でも、それを必死に応援してる勘九郎(山田孝之)たちを見て、今週も(ToT)ウルウル。
いいなぁ、こういう真っ直ぐな気持ち。
ゴール直前で泳ぐのをやめて立ってしまった大地・・・あれはわざとだったのか?それとも高原さんたちに見とれて、本当にゴールするのを忘れたのか、どっちなんだろう?

勘九郎が我慢できずにプールに飛び込んだ気持ちもわかるし、それに続いて飛び込んだタテノリ(森山未來)や石塚(石井智也)も良かった!
そして、最後に「不合理だ」と言いつつも飛び込んでいった田中君(瑛太)最高!
「高原さん、ここまで来たんだから頑張って100m泳ぎましょう!」って官九郎がね〜、何とも泣かせるのよ。(・・,)グスン
そしてゴールした瞬間、大喜びしてるシンクロ同好会のメンバー。
もはや高原さんが勝負に勝つかどうかは関係ない!100m泳ぎきる事ができるかどうかが、彼らには大切だったのね。
そして、負けた大地は、もちろんシンクロに誘われてたけど、反応はイマイチだったような・・・。(^。^;)
しかも、教育委員会ではシンクロ中止が決定したらしい。
そんな状態で、はたして部員は集まるのか?

何気に最初の方で、スカーリング出来るようになった高原さんが、( ̄ー ̄)ニヤリッと笑ってスカーリングしてるのには笑わせていただきました。m(_ _)m

第7回
脚本:中谷まゆみ
演出:佐藤祐市

もーーーー、良い!
こんなに、全ての物事に真っ直ぐ向き合えて、全力投球できて、熱くなる時期が自分にもあったんだろうか?と思ってしまう。
このドラマに出てくるシンクロ同好会のメンバーには、物事の優先順位なんて関係ない!
目の前にある全ての事がどれも大切で、どれも放っておけない!
「若い」だけ片付けてはいけない何かがあるような気がする。
こういう気持ち、ほんの少しだけでも持ち続けていきたいものですわ。(^^ゞ

小野川先生(菊池麻衣子)の婚約指輪のダイヤがなくなったと知って、必死に真っ暗なプールの中に潜って探すのとか、倒立ができない石塚(石井智也)を他のメンバーが一生懸命応援する姿とか、涙なしには見れないよね。
これまでにも泳げない高原さん(石垣佑磨)が泳げるようになった瞬間に、こっちも思わず泣いちゃったりしたんだけど、今回の石塚君の倒立が決まった瞬間も、気分は「母親」って感じで「よーーーし!」と拍手しちゃったよ。(^。^)
シンクロ同好会の動向を、視聴者が見守っているって感じじゃなかろうか?
なかなか上達しないメンバーにハラハラしつつ、毎回必死で頑張っている姿に心から応援を送り、最後の勇姿を見届けようと・・・。
それにしても、メンバーが5人から増えていかないのよね〜。
今回のゲリラ公演が成功して、メンバー増員となるのかと思ったけど、結局途中で小野川先生のダイヤを見つけて、公演打ち切りみたいな形になっちゃったし・・・。(^。^;)
ドラマ的には十分安定してるし、あとは後半の盛り上がりに期待ってとこかな?
特に最終回は・・・思いっきり笑わせて泣かせてもらいたい!
それが視聴者の明日への活力となるといいっすね〜♪

第8回
脚本:橋本裕志
演出:高橋伸之

恋愛・学業・シンクロと、いろんな要素が絡んでいた、今回のウォーターボーイズ。
教育委員会がダメなら、市長(山田明郷)に会って話を聞いてもらおうと、市長の出張先の海まで行ってしまう行動力!
思った事を行動に移せるひたむきさが羨ましい。

大幅に成績が下がった田中(瑛太)はシンクロの練習を休んで、予備校の夏期講習に参加する。
勘九郎(山田孝之)と田中が話してたけど、将来が大切か?それとも今しか出来ない事が大切か?というのは、大人になった今でもきっぱり答えられないわ。
田中君が最終的に決断したように、将来も今も自分の力で勝ち取る気持ちが大切だとは思うけど・・・。
それにしても、今回は田中君の口から「仲間」という言葉が聞けて、何だか嬉しかったな♪

ライフセーバーのデモンストレーションの手伝いをしている最中に、溺れた子供の存在に気付き救助した事で、市長と会う機会が持てたけど、そこで市長に「なぜ、そんなにシンクロがやりたいんだ?」と聞かれ、「一緒にやって来た仲間たちと、最高の時間を過ごしたいんです。」って答えた田中君。
その最高の時間ってやつを、私たちは最終回で見ることが出来るのかしら?

うーん、普通に良かったんだけど、何だか今回は物足りなさを感じた。
今回は海に出かけちゃってて、「ここぞ!」という場面で自転車で疾走する爽やかなシーンが見れなかったからかも・・・。

第9回
脚本:中谷まゆみ
演出:村上正典

人命救助で新聞にも載り、テレビにも出演したりで、すっかり有名人になったシンクロ同好会。
有名になれば賛同する者、やっかみ半分で迷惑そうにする者、両者が現れるのは当然だけど、どちらにしても野次馬が増えちゃったんだよね。
高校に押しかけた人が原因で、学園祭の門が倒れ、女子高生をかばったタテノリ(森山未來)が怪我したり、周囲で野次馬が捨てていくゴミに困惑する畑の人がいたり、その人に頭を下げているのが勘一(浅野和之)だったりで、勘九郎(山田孝之)はこれ以上シンクロを続けていいものか悩むのよ〜。
人に迷惑をかけてまで、自分たちがやりたい事を押し通すのが、はたしていい事なのか?
麻子(宮地真緒)が公演中止反対の署名を集めていた事や、勘一の「お前に迷惑かけられたとも思ってないし、謝ってもらう筋合いもない。父さんはただ自分に与えられた仕事を、責任持ってやってるだけだ!」という言葉で勘九郎は責任の取り方の方向性を考えるんだけど、それはすべての問題を解決して、シンクロ公演をやり遂げる事!
今まではこういう問題解決をすべて田中君(瑛太)に頼ってたのに、今回はメンバー全員が解決策をそれぞれ考えてきたりで、ますます深まる結束を感じたなぁ。
そして、何より感動したのが杉田先生(杉本哲太)の粋な計らい!
勘九郎が以前提出した水泳部の退部届けが受理されてないと言い出した時は、私も「それに何の意味が?」と思っちゃったけど、受理されていないって事は勘九郎はまだ水泳部員で、他の4人のメンバーも水泳部に入部させてやるって・・・。
つまり水泳部の中のシンクロ部門だから、学校のプールは堂々と使えばいい!って事なんだよね〜。
テレビに出たりした事で、安易に応援する人々が増えていく経緯は、正直言って「人の感情っていい加減なんだな」と、あんまり気分良く見られなかったんだけど、ずっと彼らを見ていた杉田先生が味方についてくれた事は嬉しかった。

でもでも・・・冒頭で発表されていた他校との合併問題が、最後に大きな意味を持ってくるとは・・・。
プールの位置に新校舎建設?
えーーーー、一難去ってまた一難?(^^;

第10回
脚本:橋本裕志
演出:村上正典

うーん、ちょっと急激にシンクロのメンバーが増加しちゃったな。(^^;
せめて、もう1話前からじわじわと増やしてくれたらよかったのに・・・。
確かに火がつく時って急激なのかもしれないけど、あっという間に「俺も!俺も!」と部員が集まるのは、話がうま過ぎ〜って感じがしちゃったよ。

しかし、メンバーの人数が変わる度に、シンクロのフォーメーションで悩んでる田中君(瑛太)が面白かったわ。
シンクロがやりたいと集まってきたメンバーに加えて、水泳部の部員も参加したりで、31人のメンバーが集まった。
そこで田中君が「32人だと2の乗数でいいんだけどな・・・」とさり気なく言った台詞で、きっと安田君(田中圭)が最後の一人として参加するだろうとは思ってたけど、実際最後に安田君が参加してくれた時は、じーんとしちゃった。
なんてったって勘九郎(山田孝之)とずっと一緒に水泳部で頑張ってたんだもんね。

教頭先生(布施明)の過去も、凄く気になってたんだけど、聞いてみたら「オーケストラ部」でクラリネットに没頭してたらしい。
そっか・・・そっか・・・うーん・・・。
これといって意外性がないのが残念。
あの教頭が昔はバンド組んでロックやってたぐらいだと、「へ〜え」って感じだったけどなぁ。
もうちょっとインパクトのある過去だったら、もっと納得できたような気がするけど、教頭も若かりし頃には何かに打ち込んでいたっていうのは良かったよね。
何かに必死に打ち込んだ経験があったからこそ、最後には勘九郎たちの希望を受け入れ、市長にシンクロ敢行との意思を伝えたんだと思う。
これで学園祭でのシンクロ公演は決まったわけだけど、今まで5人で練習してたのにズブの素人含めて、総勢32人にもなってしまったら、この先が心配だよね?(^^ゞ

さて、いよいよ最終回!
32人のシンクロシーンは見ものでしょう!
あと、演技プランにメガホンの噴水が取り入れられたのか・・・とか、内容にも興味あるよね。

最終回
脚本;橋本裕志
演出:佐藤祐市

この最後のシンクロシーンを見るために、今までずっと見てきたと言っても過言ではない!
しかし、決して最終回を見るために今まで我慢してきたわけでもない!
毎回、高校生の気持ちのいい熱さにヤラれながら、時には感動の涙を流し、今日の最終回を迎えたわけだ。

いやぁ・・・思ったより最後のシンクロシーン長かった。
あれは演じてる方はクタクタだろうな。(^^;
正直、演技がシンクロシーンが始まった最初のうちは、画に迫力が感じられず「あら?」って感じだったんだけど、やっぱここまでやったシンクロメンバーは凄いよ!
足技みたいなのはさすがに少なめだったけど、△→☆→◎、そして5つの円が大きなひとつの円へというフォーメーションの変化だけでも感動もんだった。
石塚君(石井智也)の「桃色ダンス♪」もノリノリで最高ーーー!
送られたチケットを一旦は送り返したタテノリ(森山未來)の父親(平泉成)も見に来てくれたし、高原さん(石垣佑磨)の昔のワル仲間もちゃんと見て拍手してたし・・・。
一番驚いたのはシンクロシーンが単なるシンクロシーンじゃなかったって事だな。
シンクロやりながら、その中にもドラマがあって、演技の途中で田中君(瑛太)が花村さん(香椎由宇)に告白したり、客席の花村さんが「ありがとう、田中君!」と大きく両手で丸を作って答えるとこなんかも良かったさぁ♪
メガホンの演出なんか素晴らしかったね♪
教頭先生(布施明)の思い出の曲をさり気なく使ってるのも、今回のシンクロに力を貸してくれた人たちへの感謝の気持ちを表してるようで・・・。
最後の前人未到の4段やぐらも、「すっげ〜!」と口を開けたままひたすら見入ってしまった!
キマった瞬間は、テレビの中の勘九郎ママ(高橋ひとみ)と一緒に泣いちゃったしね。(^^ゞ
勘九郎(山田孝之)が麻子(宮地真緒)にシンクロのチケットを渡したのも良かったんだけど、個人的にはそこで「一番見て欲しい人に渡しなさい!」と背中を押してくれたタテノリがよかったと思うなぁ。
もーー、「良かった」しか書けないよ。(^^ゞ

最後のシンクロシーンのことばっか書いてるけど、海パンが燃えちゃったのは笑ったなぁ。
いや、絶対に燃えるだろ!と思ってたら、案の定燃えちゃって・・・。
佐藤先輩(玉木宏)が「この日のために」とブーメランパンツを差し入れした暮れなかったら、どうなってたことか・・・。(^^;

こういう青春の1ページって、何年経っても大人になっても忘れない。
忘れられない思い出って、お金では買えない一番の財産かもしれないね。
気持ちのいいドラマだった!「青春」という時期をとっくの昔に駆け抜けた世代も、一緒に熱くなれたドラマだったと思う。

 

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